JP2630880B2 - ディスク保持装置 - Google Patents
ディスク保持装置Info
- Publication number
- JP2630880B2 JP2630880B2 JP3316436A JP31643691A JP2630880B2 JP 2630880 B2 JP2630880 B2 JP 2630880B2 JP 3316436 A JP3316436 A JP 3316436A JP 31643691 A JP31643691 A JP 31643691A JP 2630880 B2 JP2630880 B2 JP 2630880B2
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- Japan
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- ball
- spring
- ball holder
- holder
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- Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ディスクをターンテー
ブル上に保持する為のディスク保持装置に関する。
ブル上に保持する為のディスク保持装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】光ピックアップを用いて光学的にディス
クに記録された信号の読み取りを行ったり、ディスクに
信号の書き込みを行ったりする光学ディスク装置が知ら
れている。この様な光学ディスク装置においては、通
常、ディスクを高速で回転させるので、ディスクをター
ンテーブル上に保持する為のディスク保持装置を必要と
する。
クに記録された信号の読み取りを行ったり、ディスクに
信号の書き込みを行ったりする光学ディスク装置が知ら
れている。この様な光学ディスク装置においては、通
常、ディスクを高速で回転させるので、ディスクをター
ンテーブル上に保持する為のディスク保持装置を必要と
する。
【０００３】光学ディスク装置の代表的なものとして
は、ＣＤプレーヤが良く知られているが、ＣＤプレーヤ
としては、身に付けてヘッドホンを用いて再生音を聴取
するヘッドホンステレオ型のポータブルＣＤプレーヤが
ある。この種のＣＤプレーヤにおいて、薄型化は最も重
要な要素の１つであり、その為にはディスク保持装置を
薄型化する必要がある。
は、ＣＤプレーヤが良く知られているが、ＣＤプレーヤ
としては、身に付けてヘッドホンを用いて再生音を聴取
するヘッドホンステレオ型のポータブルＣＤプレーヤが
ある。この種のＣＤプレーヤにおいて、薄型化は最も重
要な要素の１つであり、その為にはディスク保持装置を
薄型化する必要がある。
【０００４】ディスク保持装置の薄型化を達成する為
に、従来、例えば、特開平３−１５７８５９号公報に示
される如く、中心から外周方向に付勢力が印加された複
数のボールが一部突出された状態で収納されたボールホ
ルダをターンテーブル上に設け、該ボールホルダにディ
スクの中心孔を挿入することにより前記ボールによりデ
ィスクをターンテーブル上に保持する様に成したディス
ク保持装置が知られている。
に、従来、例えば、特開平３−１５７８５９号公報に示
される如く、中心から外周方向に付勢力が印加された複
数のボールが一部突出された状態で収納されたボールホ
ルダをターンテーブル上に設け、該ボールホルダにディ
スクの中心孔を挿入することにより前記ボールによりデ
ィスクをターンテーブル上に保持する様に成したディス
ク保持装置が知られている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述したタ
イプのディスク保持装置は、従来、手作業によりボール
を一個ずつボールホルダの所定位置に配置しなければな
らず、作業性に問題があった。
イプのディスク保持装置は、従来、手作業によりボール
を一個ずつボールホルダの所定位置に配置しなければな
らず、作業性に問題があった。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は前述の点に鑑み
て成されたもので、ボールホルダの外周壁面に形成さ
れ、ボールの一部が突出される窓部と、前記ボールに付
勢力を印加する為のボールより小径のスプリングと、前
記ボール及びスプリングを設置するべくボールホルダの
裏面に中心から各窓部にそれぞれ向って形成された設置
溝とを備え、該設置溝をボールの径より幅の広い幅広部
分とスプリングの径に応じた幅の幅狭部分とにより構成
するとともに、前記幅広部分の形成範囲を窓部が設けら
れた壁面からボール一個分としている。
て成されたもので、ボールホルダの外周壁面に形成さ
れ、ボールの一部が突出される窓部と、前記ボールに付
勢力を印加する為のボールより小径のスプリングと、前
記ボール及びスプリングを設置するべくボールホルダの
裏面に中心から各窓部にそれぞれ向って形成された設置
溝とを備え、該設置溝をボールの径より幅の広い幅広部
分とスプリングの径に応じた幅の幅狭部分とにより構成
するとともに、前記幅広部分の形成範囲を窓部が設けら
れた壁面からボール一個分としている。
【０００７】
【作用】本発明は、ボールホルダのボール及びスプリン
グを設置する為の設置溝に、ボールの径より幅の広い幅
広部分とボールより小径となるスプリングの径に応じた
幅の幅狭部分とを設けるとともに、前記幅広部分の形成
範囲を窓部が設けられた壁面からボール一個分とするこ
とでボールが多数入れられた入れ物の中にボールホルダ
を入れてボールをすくう様にすることによりボールホル
ダの所定位置にボールが一個ずつ自動的に配置される様
にしたものである。
グを設置する為の設置溝に、ボールの径より幅の広い幅
広部分とボールより小径となるスプリングの径に応じた
幅の幅狭部分とを設けるとともに、前記幅広部分の形成
範囲を窓部が設けられた壁面からボール一個分とするこ
とでボールが多数入れられた入れ物の中にボールホルダ
を入れてボールをすくう様にすることによりボールホル
ダの所定位置にボールが一個ずつ自動的に配置される様
にしたものである。
【０００８】
【実施例】図１は本発明の一実施例を示す平面図、図２
はその側面図である。
はその側面図である。
【０００９】図において、１はスピンドルモータ、２は
該スピンドルモータ１の回転軸１ａに篏着されていると
ともに、ディスクが載置されるターンテーブル本体、３
は該ターンテーブル本体２上に取付けられ、ディスクの
中心孔が挿入されるボールホルダである。
該スピンドルモータ１の回転軸１ａに篏着されていると
ともに、ディスクが載置されるターンテーブル本体、３
は該ターンテーブル本体２上に取付けられ、ディスクの
中心孔が挿入されるボールホルダである。
【００１０】ボールホルダ３には、外周壁面に中心から
１２０度の角度を持って３等分された間隔で３つの窓部
４が形成されており、スプリング５により中心から外周
方向に付勢力が印加された３個のボール６がそれぞれ前
記窓部４の間口の幅の関係から該窓部４から一部突出さ
れた状態で保持されている。
１２０度の角度を持って３等分された間隔で３つの窓部
４が形成されており、スプリング５により中心から外周
方向に付勢力が印加された３個のボール６がそれぞれ前
記窓部４の間口の幅の関係から該窓部４から一部突出さ
れた状態で保持されている。
【００１１】図３は、ボール６が配置された部分の中心
からの断面を示す断面図であり、図３に示す如く、スプ
リング５はボール６より径が小さく巻回されたものが使
用され、一端がボールホルダ３の中心部内壁に支持され
ているとともに、他端によりボール６を直接支持してい
る。その為、ボール６は、スプリング５により付勢力が
印加された状態で回転自在に支持されている。
からの断面を示す断面図であり、図３に示す如く、スプ
リング５はボール６より径が小さく巻回されたものが使
用され、一端がボールホルダ３の中心部内壁に支持され
ているとともに、他端によりボール６を直接支持してい
る。その為、ボール６は、スプリング５により付勢力が
印加された状態で回転自在に支持されている。
【００１２】したがって、ディスク７をターンテーブル
本体２にセットする際において、ディスク７の中心孔の
縁部分がボールホルダ３の各ボール６に当接されると、
前記ボール６が回転しながら中心方向に押圧されること
によりボールホルダ３にディスク７の中心孔を円滑に挿
入することが出来る。
本体２にセットする際において、ディスク７の中心孔の
縁部分がボールホルダ３の各ボール６に当接されると、
前記ボール６が回転しながら中心方向に押圧されること
によりボールホルダ３にディスク７の中心孔を円滑に挿
入することが出来る。
【００１３】一方、ディスク７をターンテーブル本体２
から外す際においても、ボール６の回転によりディスク
７をボールホルダ３から円滑に抜き取ることが出来る。
から外す際においても、ボール６の回転によりディスク
７をボールホルダ３から円滑に抜き取ることが出来る。
【００１４】ところで、ボールホルダ３の裏面を示す図
４の如く、ボールホルダ３の裏面にはスプリング５及び
ボール６を設置する為の設置溝８が中心から各窓部４に
それぞれ向って形成されている。前記設置溝８は、ボー
ル６の径より少許幅が広く、外周側に形成された幅広部
分８ａと、ボール６の径より幅が狭く、スブリングの径
に応じた幅の内周側の幅狭部分８ｂとから構成されてい
る。そして、前記幅広部分８ａは、窓部４が設けられた
壁面からボール６一個分の範囲に形成されている。その
為、ボールホルダ３にボール６をセットする場合は、ボ
ール６が多数入れられた入れ物（図示せず）の中にボー
ルホルダ３を入れてボール６をすくう様にすることによ
り前記ボールホルダ３の設置溝８の幅広部分８ａにボー
ル６が一個ずつ自動的に挿入される。
４の如く、ボールホルダ３の裏面にはスプリング５及び
ボール６を設置する為の設置溝８が中心から各窓部４に
それぞれ向って形成されている。前記設置溝８は、ボー
ル６の径より少許幅が広く、外周側に形成された幅広部
分８ａと、ボール６の径より幅が狭く、スブリングの径
に応じた幅の内周側の幅狭部分８ｂとから構成されてい
る。そして、前記幅広部分８ａは、窓部４が設けられた
壁面からボール６一個分の範囲に形成されている。その
為、ボールホルダ３にボール６をセットする場合は、ボ
ール６が多数入れられた入れ物（図示せず）の中にボー
ルホルダ３を入れてボール６をすくう様にすることによ
り前記ボールホルダ３の設置溝８の幅広部分８ａにボー
ル６が一個ずつ自動的に挿入される。
【００１５】尚、幅広部分８ａの形成範囲の壁面からボ
ール６一個分とは、図４の一点鎖線に示す如く、ボール
６を一個挿入出来る範囲を差すものであり、実施例の如
く、ボール６の径より短かいものも含む。
ール６一個分とは、図４の一点鎖線に示す如く、ボール
６を一個挿入出来る範囲を差すものであり、実施例の如
く、ボール６の径より短かいものも含む。
【００１６】ここで、幅広部分８ａは、溝の深さが幅狭
部分８ｂより深く成されている。その為、ボールホルダ
３を裏側にして置くと、前記幅広部分８ａに挿入された
ボール６は、図４の二点鎖線に示す位置に自然に転が
り、一部が窓部４から突出された状態に配置される。
部分８ｂより深く成されている。その為、ボールホルダ
３を裏側にして置くと、前記幅広部分８ａに挿入された
ボール６は、図４の二点鎖線に示す位置に自然に転が
り、一部が窓部４から突出された状態に配置される。
【００１７】この状態において、幅狭部分８ｂにスプリ
ング５を圧縮して挿入すると、該スプリング５の付勢力
によりボールホルダ３にスプリング５及びボール６が保
持された状態になる。
ング５を圧縮して挿入すると、該スプリング５の付勢力
によりボールホルダ３にスプリング５及びボール６が保
持された状態になる。
【００１８】スプリング５及びボール６が保持されたボ
ールホルダ３は、中心孔３ａをターンテーブル本体２の
中心軸２ａに挿入する様に該ターンテーブル本体２に取
付けられるが、前記ターンテーブル本体２には、ボール
ホルダ３の外周より少許小径の同心円状の取付溝９が穿
設されており、一方、ボールホルダ３には、外周壁の各
窓部４が形成される位置に対応して下方に前記取付溝９
に係合される取付片１０が突出されている。その為、前
記取付片１０を前記取付溝９に係合させることによりボ
ールホルダ３をターンテーブル本体２に取付けることが
出来る。
ールホルダ３は、中心孔３ａをターンテーブル本体２の
中心軸２ａに挿入する様に該ターンテーブル本体２に取
付けられるが、前記ターンテーブル本体２には、ボール
ホルダ３の外周より少許小径の同心円状の取付溝９が穿
設されており、一方、ボールホルダ３には、外周壁の各
窓部４が形成される位置に対応して下方に前記取付溝９
に係合される取付片１０が突出されている。その為、前
記取付片１０を前記取付溝９に係合させることによりボ
ールホルダ３をターンテーブル本体２に取付けることが
出来る。
【００１９】ところで、ボールホルダ３は、合成樹脂の
成型品により形成されるが、取付片１０が取付溝９と係
合されることにより高温度下でも前記取付片１０の変形
が規制され、ボール６の飛び出しを防止することが出来
る。
成型品により形成されるが、取付片１０が取付溝９と係
合されることにより高温度下でも前記取付片１０の変形
が規制され、ボール６の飛び出しを防止することが出来
る。
【００２０】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明は、外周方向に
付勢力が印加された複数のボールが収納されたボールホ
ルダをターンテーブル上に設け、該ボールホルダにディ
スクの中心孔を挿入してディスクをターンテーブル上に
保持する様に成したディスク保持装置において、前記ボ
ールの取付作業を容易にすることが出来るという利点を
有する。
付勢力が印加された複数のボールが収納されたボールホ
ルダをターンテーブル上に設け、該ボールホルダにディ
スクの中心孔を挿入してディスクをターンテーブル上に
保持する様に成したディスク保持装置において、前記ボ
ールの取付作業を容易にすることが出来るという利点を
有する。
【図１】本発明の一実施例を示す平面図である。
【図２】図１の側面図である。
【図３】図１の中心からの断面図である。
【図４】図１のボールホルダ３の裏面を示す平面図であ
る。
る。
２ ターンテーブル本体 ３ ボールホルダ ４ 窓部 ５ スプリング ６ ボール ８ 設置溝 ８ａ 幅広部分 ８ｂ 幅狭部分
Claims (1)
- 【請求項１】 中心から外周方向に付勢力が印加された
複数のボールが収納されたボールホルダをターンテーブ
ル上に設け、該ボールホルダにディスクの中心孔を挿入
してディスクをターンテーブル上に保持する様に成した
ディスク保持装置であって、前記ボールホルダの外周壁
面に形成され、ボールの一部が突出される窓部と、前記
ボールに付勢力を印加する為のボールより小径のスプリ
ングと、前記ボール及びスプリングを設置するべくボー
ルホルダの裏面に中心から各窓部にそれぞれ向って形成
された設置溝とを備え、該設置溝をボールの径より幅の
広い幅広部分とボールの径より幅が狭く、スプリングの
径に応じた幅の幅狭部分とにより構成するとともに、前
記幅広部分の形成範囲を窓部が設けられた壁面からボー
ル一個分としたことを特徴とするディスク保持装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3316436A JP2630880B2 (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | ディスク保持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3316436A JP2630880B2 (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | ディスク保持装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05151675A JPH05151675A (ja) | 1993-06-18 |
| JP2630880B2 true JP2630880B2 (ja) | 1997-07-16 |
Family
ID=18077068
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3316436A Expired - Fee Related JP2630880B2 (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | ディスク保持装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2630880B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5862116A (en) * | 1994-02-23 | 1999-01-19 | Teac Corporation | Disc device |
| TW358198B (en) * | 1996-12-18 | 1999-05-11 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Dish holding device |
-
1991
- 1991-11-29 JP JP3316436A patent/JP2630880B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05151675A (ja) | 1993-06-18 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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