JPS63298431A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JPS63298431A
JPS63298431A JP62131109A JP13110987A JPS63298431A JP S63298431 A JPS63298431 A JP S63298431A JP 62131109 A JP62131109 A JP 62131109A JP 13110987 A JP13110987 A JP 13110987A JP S63298431 A JPS63298431 A JP S63298431A
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啓一 中根
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一成 鈴木
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禎司 桑原
Hiroyuki Koreeda
浩行 是枝
Naomichi Nonaka
尚道 野中
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複数のデータを一台の表示装置に表示する多
重画面表示方式に係り、マウスと呼ばれる装置に代表さ
れる指示装置等に連動して、表示装置上に表示されるカ
ーソル形状の変更を行うカーソル変更方式に関する。
〔従来の技術〕
昨今、パーソナル・コンビエータを初めとするパーソナ
ル・ユースの機器においては、表示装置を基本とする対
話形処理が中心となってきている。
このような状況において、vI数のデータを一台の表示
装置に表示することは、ユーザの操作性および処理性を
向上させる上で重要な問題となりてきた。そこで、登場
してきたのが、マルチウィンドウ方式と呼ばれる多重画
面表示方式である。これは、表示画面内に、ウィンドウ
と呼ばれる領域を設け、そこにそれぞれ一つのデータを
割り当てて、表示するようにしたものである。このよう
な状況は、日経エレクトロニクス、1984年、1月5
0日号における1パーソナル・コンピュータ操作性向上
の決め手となるマルチウィンドウ化ソフト1と題する記
事に詳述されている。また、より具体的な多重画面表示
方式の一例が、バイト、2月、1983における「リサ
 コンピュータ システム」(BYTE、Feb 、 
1985における’ The I、iaaComput
er System ’ )に詳述されている。
また、このような対話形処理を行う機器においては、表
示画面上に表示されている多くの文字や図形などの中か
ら、特定の文字や図形などを、ユーザが容易に選択する
手段が必要となる。そこで、登場してきたのが、マウス
と呼ばれる装置に代表される指示装置等を用いた対象の
指定方法である。
これは、指示装置等と連動して、表示画面上を移動する
カーソルを、表示画面上の選択の対象となる文字や図形
など(以下、対象物と呼ぶ)と重さね合わすことにより
、対象物を指定する方法であ。
る。
さらに、最近の使用形態の複雑化、高度化に従い、ウィ
ンドウ内の任意の領域で、マウスカーソルの形状を変更
したいという要求が生じている。
カーソルの表示形状を変更することにより、ユーザにカ
ーソルの位置する領域の属性を、容易に認。
識させることができるという効果がある。ここでいう表
示画面上の領域の属性とは、例えば、その領域は編集中
の文吾を表示している部分であるとか、交合編集のため
のコマンドを表示している部分であるとかいうものであ
る。
このようなカーソルの変更の方式として、従来は、次の
ような方式を用いていた。
まず、ウィンドウを使用している。文吾の編集や印刷な
どを行うアプリケーション・プログラム(以下、APと
呼ぶ)は、機器全体を管理、制御し、表示やマルチウィ
ンドウを司るシステム・プログラムに対し、指示装置が
現在、示している表示画面上の座標値を要求する。次に
APは、その座標値が、カーソルの形状を変更したい領
域の内に入っているかを判定する。入っている場合は、
システム・プログラムに対し、カーソルの形状を変更す
るための要求を行う。この時、システム・プログラムは
、APからの要求に従って、カーソルの形状を変更して
表示する。このような処理をくり返すことKより、AP
は、必要な領域内でカーソルの形状を変更することが可
能となる。このような方法は、Addiaon −We
aly Publishing Conpony In
c−発行の’ In5ide Maaintosh  
’に詳述されている。   ゛ 〔発明が解決しようとする問題点〕 ところで、前述のカーソル形状の変更方式では、次のよ
うな問題点が生じてくる。
まず、第一に、従来の方式では、APが、カーソル変更
のための処理をくり返さないとカーソル、形状の変更が
行なわれないという問題点が挙げられる。これは、AP
が、AP本来の計算や編集などの処理を行っている最中
には、カーソル形状の変更が行えないということである
。また、第二に、APごとに、カーソル形状変更の処理
のためのプログラムが必要となるため、APの肥大化に
よりメモリ容量の不足や、プログラム開発工数の増大な
どの問題がある。
本発明の目的は、上記の問題点に鑑み、多重画面表示方
式において、APがカーソルの座標を判定スる必要なく
、システム・プログラムにより自動的に、ウィンドウ内
の任意の領域において、カーソル形状の変更が可能とな
るカーソル変更方式を提供するものである。
〔問題点を解決するための手段〕 上記目的は、システム・プログラム内に、ウィンドウ内
の任意の位置に、任意のサイズで領域を設一定する手段
と、該領域内に表示するカーソルの形状を設定する手段
と、該カーソルの表示を有効あるいは無効と設定する手
段と、上記領域に対応して設定されたカーソル形状を領
域ごとに表示する手段とを設け、かつシステム・プログ
ラム内のウィンドウを管理するデータ内に、上記領域を
管理するデータと、上記領域に対応して設定されたカ−
ツル形状を表わすパターンデータな管理するデ。
−タと、カーソル表示の有効、無効を管理するデ。
−夕を備える構成とする。
〔作用〕
ウィンドウを使用しているAPが、ウィンドウ内の任意
の領域でマウスカーソル形状を変更しよ。
うとしたとき、前述の各手段やデータは、以下のように
作用する。
まず、APは、領域を設定する手段を用いて、ウィンド
ウ内に、カーソル形状を変更する領域を設定する。この
とき、該手段は、APの要求に従い、領域を管理するデ
ータを変更し、設定された領域を登録する。次に、AP
は、カーソル形状を設定する手段を用い、先に設定した
領域に対応するカーソル形状を設定する。このとき、該
手段は、APの要求に従い、カーソル形状を表わすパタ
ーンデータな管理するデータを変更し、設定されたカー
ソル形状を登録する。最後に、APは、カーソル表示の
有効、無効を設定する手段を用いて、該領域内でカーソ
ルを変更するよう、システムに要求する。このとき、該
手段は、カーソル表示の有効、無効を管理するデータを
変更し、設定された領域が有効であることを設定する。
また、APは、該領域内でカーソルを変更する必要がな
くなった場合、カーソル表示の有効、無効を設定する手
段を用いて、領域内でカーソルを変更しないように、シ
ステムに要求する。このとき、該手段は、カーソル表示
の有効、無効を管理するデータを変更し、設定された領
域が無効であることを設定する〇 一方、システム・プログラムは、カーソルを表示する手
段を用いて、領域に対応して設定されたカーソルを表示
画面に表示する。このとき、該手段では、カーソルの有
効、無効を管理するデータを参照し、設定された領域が
有効ならば、指示装置から得られる座標値が設定された
領域の内部を示しているかを判定する。そして、領域内
部を示している場合は、その領域と対応するカーソル形
状を表わすパターンデータな管理するデータを参照し、
そのパターンを表示画面に表示する。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図を用いて説明する。
第2図は、本発明に係る計算機システム、たとえば、ワ
ードプロセッサや、ノく−ソナルコンビエータなどのシ
ステムの構成例を示すものである。
システムは、主処理装置(CPU)20、主メモリ(M
M)21.表示処理装置(GP)22、表示メモリ(F
M)25、表示ディスプレイ制御装置(CRTC)24
、表示ディスプレイ(4)、磁気ディスク制御装置(D
C)25、磁気ディスク(DISK)2+5、キーボー
ド制御装置(KBC)27、キーボード(KB)28、
指示制御装置(PDC)29、マウス等の指示装置(P
D)5、プリンタ制御装置(PRC)30、プリンタ(
PR)51、および共通パス32などから構成される。
第2図を用いて表示の方法を簡単に説明する。
CP U 20にて実行中のプログラムPにより、CR
T4に図形あるいは文字を表示する場合には、まず、表
示しようとする図形あるいは文字データ(これらは、一
般的には図形描画コマンド列や文字コード列である)を
プログラムPによって作成し、次いでGP22に実行要
求を出す。実行要求を受けたGP22は、該図形あるい
は文字データを取り出し、該データをCRTJ上の各表
示点に対応したドツト・データに展開し、FM23上の
表示位置に対応した箇所に該ドツト・データを格納。
する。一方、CRT4の表示制御装置CRTC’24は
、一定周期でFM25をスキャンし、その内容に従って
CRT4に表示を行っている。従って、F M 25に
格納された該ドツト・データは、CR。
T C24によって直ちKCRT 4上に表示されるこ
とになる。
また、指示装置の働きは、次のようになっている。まず
、PD3がオペレータにより動かされた場合、PD3は
状態の変化をPDC29に伝える。
P D C29では、伝えられた信号を変換し、移動量
などのデータをCPU20に通知する。また、P D 
C29は、PD3の状態に変化が生じなくても、一定周
期ごとに、CPU20にその時のPD3の状態を表わす
データを通知する。CPU20で−は、該データの通知
により、あらかじめ設定されていたプログラム■を、自
動的に実行する。プログラムIは、該データを、CRT
J上の位置座標に変換し、該位置にカーソルを表示する
ため、カーソルデータを作成し、G P 22に実行要
求を出す。以降は前述の処理と同様な処理が行なわれ、
カーソルがCRTJ上に表示される。
第3図は、本発明に係る多重画面表示方式の例を示した
ものである。アプリケージ曹ン・プログラム1(以下、
APと呼ぶ)は、表示ディスプレイ4上に、ウィンドウ
16を設定できる。該ウィンドウ16は、表示ディスプ
レイ4上に1複数枚、重ね合せて表示可能である。ただ
し、1つのAPが設定できるウィンドウは、1枚だけで
あり、常に、ウィンドウとAPは、一対一に対応してい
る。
このウィンドウ16の位置やサイズなどの情報は、ウィ
ンドウ制御ブロック50により管理され、表示されてい
る全てのウィンドウの数などは、ウィンドウ制御テーブ
ル40により管理されている。
また、指示装置5に、対応して表示されるカーソル17
は、常に、指示装置の動きに合せて、表示ディスプレイ
4上を移動する。
第1図(b)は、従来のカーソル制御方式でのカーソル
の変更法を説明した図である。ウィンドウを使用してい
るAPIが、ウィンドウ内のある領域内において、カー
ソル形状を変更しようとする場合は、次のよ5になる。
APlの使用しているウィンドウは、システム・プログ
ラム2内の管理データ13により管理されている。まず
、APlは、システム・プログラム2に対し、指示装置
3によって示される画面上の点の座標値を要求する。こ
のトキ、システム・プログラム2は、座標生成プログラ
ム14により、生成された座標値をAPIに返す。座標
生成プログラム14は、指示装置3からデータが与えら
れるごとに起動され、該データを座標値に変換する。次
に、APlは、与えられた座標値を、自分の内部にある
領域判定プログラム12を用いて、領域管理データ5の
示す領域の座標値と比較する。与えられた座標値が領域
内を示していた場合は、カーソル・パターン6に従って
、カーソルの表示を行うようシステム・プログラム2に
要求する。このとき、システム・プログラム2は、AP
Iの要求に従って、カー。
ツル変更プログラム10を用いて、表示するカーソルの
形状をパターンエリア15に設定する。これにより、表
示されるカーソルの形状は、変更される。実際のカーソ
ルの表示は、座標生成プログラム14によって起動され
るカーソル表示プログラム11 Kよって行なわれる。
カーソル表示プログラム11は、パターンエリア15に
設定されているカーソル形状を、画面に表示する。
このように、この方式では、処理量やデータ量共KAP
1の負担が大きい。
第1図(α)は、本発明に係るカーソル制御方式でのカ
ーソルの変更法を説明した図である。ウィンドウを使用
しているAPIが、ウィンドウ内の、ある領域内におい
て、カーソル形状を変更しようとする場合は、次のよう
になる。また、APlの使用しているウィンドウは、シ
ステム・プログラム2内の管理データ13により管理さ
れている。
まず、APIは、カーソルを変更したい領域の位、置や
サイズなどの情報を設定するようシステム・プログラム
2に要求する。このとき、システム・プログラム2は、
領域設定プログラム7を用いて、APiから与えられた
該情報を、管理データ13内にある領域管理データ5に
設定する。次に、APlは、変更したいカーソル形状を
設定するようシステム・プログラム2に要求する。この
とき、システム・プログラム2は、カーソル設定プログ
ラム9を用いて、APIから与えられたカーソル形状を
、管理データ13内にある要求を出したAPlの使用す
るウィンドウに対応したカーソルパターン6VC設定す
る。最後に、APlは、設定した領域内でカーソルの変
更を行うようシステム・プログラム2に要求する。この
とき、システム・プログラム2は、カーソル切替プログ
ラム8を用いて、カーソル切替フラグ18を変更し、設
定した領域内では、設定したカーソルに切替えることを
設定する。
また、カーソルの表示は、次のように行なわわる。ます
、指示装置3から移動量などのデータが送(られてくる
ことにより、座標生成プログラム14が起動され、該デ
ータを座標値に変換する。
次に1座標生成プログラム14によって起動される領域
判定プログラム12が、カーソル切替フラグ18を参照
し、設定されたカーソルに切替えるかを判定する。切替
えるならば、座標生成プログラム11により生成された
座標値が、設定された領域の内部を示しているかを、領
域管理データ13を参照して、判定する。内部を示して
いる場合は、カーソル変更プログラム10を用いて、カ
ーソルパターン6を参照し、表示するカーソルの形状を
パターンエリア11に設定する。そして、最後に、カー
ソル表示プログラム11を用いて、パp−yエリア11
に設定されたカーソルを画面に表示するO このように、この方式では、APlの負担は、従来に比
べて小さい。
第4図は、本実施例に係るカーソル制御方式でのマルチ
ウィンドウの管理データを示したものである。管理デー
タは、ウィンドウ全体を管理するウィンドウ制御テーブ
ル(WCT)40. 個々のウィンドウを管理するウィ
ンドウ制御ブロック(WCB)50、カーソル変更する
領域を管理する領域管理ブロック(WAB)60などか
らなっている。以下、それぞれのデータについて詳しく
説明する。
WCT40内には、表示画面上に設定できるウィンドウ
の最大枚数を持つWRv41、表示画面上に現在設定さ
れているウィンドウの枚数を持つWOP42、表示画面
上で最前面に表示されているウィンドウのWCBsoの
アドレスを示すポインタTOP4s、未使用のWCB5
0のアドレスを示すポインタEMPW44がある。ウィ
ンドウが1枚も存在しない場合は、TOP4sK、ゼロ
が、未使用のWCB50が存在しない場合は、EMPT
54にゼロが設定される。
WCB50内には、表示画面上でそのウィンドウのすぐ
後に重なっているウィンドウのW CB’50のアドレ
スを示すポインタLにPs1、各ウィンドウを識別する
ためのウィンドウ番号を持つW。
N052、ウィンドウを使用しているプログラムの番号
を示すPGNOs3、ウィンドウ左上隅点の表示画面上
での座標のX成分値を持つWS TM01、同様にX成
分値を持つWSTY55、ウィンドウ右下隅点の表示画
面上での座標のX成分値を持つWEDX56、同様KY
X成分値持つWEDY 57、設定されたカーソルパタ
ーンが格納しであるカーソルパターンデータ(CPD)
70の先頭を示すアドレスを持つMCPP513、現在
表示されているカーソル形状の種類を示す値を持つMC
MD59、カーソルを変更する領域が有効か無効かを示
す値を持つMCCF310、そのウィンドウに対応する
WABのアドレスを示すポインタWABpsi1がある
。表示画面上でそのウィンドウのすぐ後に重なっている
ウィンドウが存在しない場合は、LにPslにはゼロが
設定される。また、未使用のWCB50では、LにP5
1は、他の未使用のWCB50のアドレスを示し、WN
Q52、PGNO55、WSTX54、WSTY55、
WEDX 56、WEDY57、 MCPP58、MC
MD59、およびMCCF310は、ゼロに設定される
。未使用のWCBがないときは、L N K P 61
にはゼロが設定される。
WAB60内には、カーソルを変更する領域の左上隅点
のウィンドウ内での座標のX成分値を持つASTX61
.同様にY成分を持つASTY62゜領域の右下隅点の
ウィンドウ内での座標のX成分値を持つAEDX65.
同様にX成分値を持つAE D Y 64がある。
次に、カーソルの制御について詳しく説明する。
第3図〜第10図は、本実施例に係るカーソルの制御に
関する処理手順を示したものである。ここには、命令解
析プログラム100、領域設定プログラム200、カー
ソル設定プログラム300、カーソル表示プログラム4
00、カーソル変更プログラム700、カーソル切替プ
ログラム600の処理手順を示す。
以下に、第4図および第3図・−第10図を用いて各処
理手順を説明する。
(I)命令解析 第3図に命令解析プログラム100の処理手順を示す。
この図では、カーソルの制御に係る部分のみ示しである
。命令解析プログラム100は、APからシステムに要
求が出されたときに実行され、パラメータとして要求を
発行したAPのプログラム番号と、APかられたされた
パラメータが与えられる。
ここでは、まず処理101において、要求を発行したA
Pのプログラム番号と、全てのWCB50内のP G 
N 053を比較し、該APの使用しているウィンドウ
に対応するWCBsoを特定する。また、プログラム番
号とは、プログラムの実行を制御するために、システム
が与えるプログラム個有の番号であり、実行中のプログ
ラムの番号は、システム・プログラムで管理されている
次に、処理102では、該要求が領域設定プログラム2
00に対しての要求であるかを判定し、そうならば領域
設定プログラム200を実行し、そうでなければ処理1
03を行う。処理103では、該要求が、カーソル設定
プログラム300に対しての要求であるかを判定し、そ
うならばカーソル設定プログラム300を実行し、そう
でなければ処理104を行う。処理104では、該要求
が、カーソル切替プログラム600に対しての要求であ
るかを判定し、そうならばカーソル切替プログラム60
0を実行する0 (II)領域設定 第6図に領域設定プログラム200の処理手順を示す。
領域設定プログラム200が実行されるときには、パラ
メータとして、対象となるウィンドウのWCB50の先
頭アドレス、カーソルを変更スる領域の左上隅点の表示
画面上での座標、および該領域のサイズが与えられる。
ここでは、まず、処理201 において、与えられた先
頭アドレスの示すWCB50内のWABPsltの内容
からWAB60を特定する。次に、処理202では、該
WAB60に、パラメータで与えられた領域の座標など
のデータを設定する。
(III)カーソル設定 第7図にカーソル設定プログラム300の処理手順を示
す。カーソル設定プログラム300が実行さ。
れるときには、パラメータとして対象となるウィンドウ
のWCB50の先頭アドレス、変更すべきカーソル形状
を表わすパターンデータを示す先頭アドレスが与えられ
る。ここでは、まず処理501において、パターンデー
タな格納するCPD70を主メモリ21上に確探し、そ
の先頭アドレスを得る。この確保の方法は、システム・
プログラムのメモリ確保の機能を用いたり、あらかじめ
CP D。
70を置く部分を定義し、テーブルなどで空き部分を管
理して使用する方法がある。
次に、処理302では、該先頭アドレスを、パラメータ
で与えられた先頭アドレスの示すWCB50内のMCP
P58に設定する。そして、処理503において、パラ
メータで与えられたパターンデータの先頭アドレスの示
す内容、すなわちパターンデータを、MM21上の格納
エリアを示す先頭アドレスから、転送する。
(IV)カーソル表示 第8図にカーソル表示プログラム400の処理手段を示
ス。カーソル表示プログラム400は、マウス等の指示
装置3からのデータがCP U 20に通知されること
により起動されるプログラム(該プログラムは、該デー
タを座標値に変換することを行う)から実行される。こ
の時、パラメータとしては、指示装置5の示す点の座標
値が与えられる。
ここでは、まず処理401において、WCT40内のT
 OP 43から、最前面のウィンドウのWCB50を
則り出す。そして、該WCB50内のWABP511よ
りWAB60を特定する。次に、処理402では、該W
CB50内のMCCFstoを参照し、カーソルを変更
する領域が有効となっているかを判定する。そして、有
効であれば、処理403を行い、そうでなければ、処理
411を行う。処理403では、パラメータで与えられ
た座標値が、前記WAB+50の表わす領域の内部にあ
るかを判定する。そして、内部にあるときは、処理40
4を行い、そうでないときは、処理408を行う。処理
404では、前記WCB50内のMCPP58を参照し
、現在、標準カ−ツルを表示しているかを判定する。本
実施例では、標準カーソルを表示している場合は、MC
MD 59 K値として0が、ユーザカーソルを表示し
ている場合は、値として1が設定されるものとする。ま
た、ここでいう標準カーソルとは、システムにより、あ
らかじめ定義されていた標準のカニツル形状のことであ
り、ユーザカーソルとは、APが設定したカーソル形状
のことである。処理404では、判定の結果に従って、
カーソルが標準の場合は、処理405を行い、そうでな
い場合は、処理411を行う。処理405では、前記W
CBso内のMCPP5Bから、CP D 70を示す
アドレスを得て、これをパラメータとしてカーソル変更
プログラム700を実行する。この実行が終了した後に
処理406が行なわれる。処理406では、前記WCB
 50内のMCMD 59を1に設定し、現在、ユーザ
カーソルが表示中であることを記憶する。そして、次に
処理411を行う。また、処理409では、前記WCB
50内のMCPP5Bを参照し、現在、ユーザカーソル
を表示しているかを判定する。そして、ユーザカーソル
ならば、処理409を行い、そうでなければ、処理41
1を行う。処理409では、システムに定禮されている
標準カーソルパターンを示。
すアドレスを得て、これをパラメータとしてカーソル変
更プログラム700を実行する。この実行が終了した後
に処理410が行なわれる。処理410では、前記WC
Bso内のM CM D 59を0に設定し、現在、標
準カーソルが表示中であることを記憶する。そして、次
に、処理411を行う。処理411では、カーソル変更
プログラム700によって設定されたパターンエリアの
内容を、画面上のパラメータで与えられた座標値の示す
位置に描画する。これにより画面上に1実際にカーソル
が表示される。
処理411を実行した後、全処理が終了する。
(V)カーソル変更 第9図に、カーソル変更プログラム700の処理手段を
示す。カーソル変更プログラムが実行されるときには、
パラメータとして、カーソルパターンを示すアドレスが
与えられる。ここでは、処理710により、゛パラメー
タで与えられたカーソルパーターンを、カーソル表示用
のパターンエリアに読み込むことが行なわれる。
(Vl)カーソル切替 第10図に、カーソル切替プログラム600の処理手段
を示す。カーソル切替プログラム600が実行されると
きKは、パラメータとして、対象となるウィンドウのW
CBsoの先頭アドレス、およびカーソル切替フラグが
セットされる。本実施例では、カーソル切替フラグとし
て、領域が有効のときは1が、前動のときは0が用いら
れるものとする。ここでは、処理610により、パラメ
ータで与えられたアドレスの示すWCB50内のMCC
F310に、パラメータで与えられたカーソル切替フラ
グを設定する。
以上、説明してきたように、本実施例では、多重画面表
示方式のシステムにおいて、ウィンドウを使用するAP
が、マウス等の指示装置から得られる座標を判定する必
要なく、システムに用意された簡単なコマンドを使用す
ることにより、ウィンドウ内の任意の領域で、カーソル
形状の変更な行うことが可能となる。
また、本実施例では、説明していないが、カーソルを変
更する領域をウィンドウ内にvII数設定したり、変更
するカーソル形状を複数設定することも可能である。
〔発明の効果〕
本発明によれば、多重画面表示方式のシステムにおいて
、ウィンドウを使用するAPが、マウス等の指示装置か
ら得られる座標を判定する必要なく、ウィンドウ内の任
意の領域において、カーソル形状の変更が可能となる。
また、これにより、APは、カーソル形状変更の処理を
行う必要がななくなるため、プログラムが簡単となり、
開発工程の短縮化やメモリ容量の減少が実現される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係るカーソル制御方式を説明した図
、第2図は、本発明に係る計算機システムの構成図、第
3図は、本発明に係る多重画面表示方式の例を説明した
図、第4図は、本実施例に係るカーソル制御方式でのウ
ィンドウの管理デー−夕を示した図、第3図から第10
図は、本実施例に係るカーソルの制御に関する処理手順
を示した。 図である。 1・・・アプリケーション・プログラム、2・・・シス
テム・プログラム、3・・・指示装置、4・・・表示デ
ィスプレイ、40・・・ウィンドウ制御テーブル、50
・・・ウィンドウ制御ブロック、60・・・領域管理ブ
ロック、100・・・命令解析プログラム、200・・
・領域設定プログラム、)00・・・カーソル設定プロ
グラム、400・・・カーソル表示プログラム、600
・・・カーソル切替プログラム。 f″− 代理人弁理士 小  川  勝 男1 第 1 図 (α) 名 I Z (b) 栴 2 図 第 3 回 嵩 + 図 第3図 命奄解所 (プロプラム4F号、APパラメータ)察 6 図 集 7 図 第 F3  図 第 q 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、表示装置と該表示装置上の点を指定することができ
    る指示装置を有する計算機システムにおいて、該指示装
    置の示す点と対応するカーソルの形状を変更させる領域
    を管理する第1の制御テーブルと、変更させるべきカー
    ソルの形状を管理する第2の制御テーブルと、カーソル
    を変更するかどうかを管理する第3の制御テーブルと、
    上記第1、第2ないし第3の制御テーブルを用いて、上
    記表示装置上にカーソルを変更させる領域を設定、変更
    する手段と、該領域に対応するカーソル形状を設定する
    手段と、該領域におけるカーソル形状の変更の有無を設
    定する手段と、該領域に対応して設定されたカーソル形
    状を表示する手段を設けたことを特徴とするカーソル制
    御方式。 2、上記第1および第2の制御テーブルを複数の表示デ
    ータを上記表示装置に重さね合せて表示するためのウィ
    ンドウを管理用データ内に設けたことを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載のカーソル制御方式。
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