JPS63298075A - プリント回路基板検査装置の変換治具 - Google Patents

プリント回路基板検査装置の変換治具

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JPS63298075A
JPS63298075A JP13176187A JP13176187A JPS63298075A JP S63298075 A JPS63298075 A JP S63298075A JP 13176187 A JP13176187 A JP 13176187A JP 13176187 A JP13176187 A JP 13176187A JP S63298075 A JPS63298075 A JP S63298075A
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insulating plate
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Toshihiro Toda
戸田 敏博
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RIKA DENSHI KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、プリント回路基板検査装置の変換治具に関し
、詳しくは、必ずしも全試験点がオングリッド状に配置
されていない、チップ部品を未実装のプリント回路基板
(ベアボード)の検査時に使用し、プリント回路基板検
査装置のテストヘッドと被検台用プリント回路基板との
間に介挿して被検査用プリント回路基板上の各試験点と
、これらと個々に対応するテストヘッドのオングリッド
状の各電極部とを導通せしめる変換治具に関する。
[従来の技術] プリント回路基板は、チップ部品が実装される面に、プ
リント回路基板上に設ける部品取付用穴(スルーホール
)や半田のパッド(フラットパッケージ型IC??の取
付に使う)の位置あるいはこれらを接続する回路パター
ンに不良がないかどうかを、プリント回路基板上のスル
ーホール及びパッドを試験点にとってプリント回路基板
検査装置を用いて検査している。
このプリント回路基板検査装置は、そのテストヘッドに
設けられる多数の電極部を被検査用プリント回路基板の
上記試験点に接触させ、これら試験点にテストヘッドの
電極部から電流を流し、その結果を検査装置本体の分析
検査部で分析して被検査用プリント回路基板の良否を判
定するものであり、検査装置のいわゆるユニバーサル形
式のテストヘッドには、多種のプリント回路基板を検査
できるように、プリント回路基板の技術分野において規
格化された2、54mm(+00 n1l)や1、27
mm(50n1l)のピッチで格rの交点上に多数の電
極部が設けられている。
なお、検査装置のテストヘッドの電極部には、通常、接
触−rがスプリング性をもつスプリングプローブが用い
られるが、近時、スプリング性のない固定端r群の先端
表面に異方性導電ゴムシートを配設した電極部が開発さ
れている。
ところで最近、゛1′−導体製造技術の著しい進歩やS
MT(表面実装技術)の進歩とともに、電r部品は小型
化され、またその端子間隔も小さくなる傾向にあり、こ
のため、電子部品が実装されるプリント回路基板のスル
ーホールやパッドのピッチも小さくなり、ユニバーサル
形式の検査装置のテストヘッドに設けられる電極部群の
基本格子(2,54mmピッチや1.27mmピッチ)
から外れるスルーホールやパッドが出現してきた。
なお、基本格子状に配置されたテストヘッドの各電極部
に対し、プリント回路基板上のスルーホールやパッド等
の試験点に位置的に対応する状態、すなわち、テストヘ
ッドと被検査用プリント回路基板とを密着させたときに
特定の試験点とこれに対応する特定の電極部とが接触す
る状態をオングリッドあるいはオングリッドの状態とい
い、両者が位置的に対応せずに接触不能な状態をオフグ
リッドの状態という。
したがって、上記の如(、スルーホールやパッドのピッ
チが細密化したプリント回路基板では、オフグリッドの
試験点とオングリッドの試験点とが混在することになり
(細分化の程度によりオングリッドとオフグリッドの試
験点の混在比率は異なり、オングリッド試験点が全くな
いこともありうる。)、オングリッド状に゛jn極部が
配置されているテストヘッドをそのまま使用しても検査
が不Ii丁能である。このため、テストヘッドと被検台
用プリントfell路基板の間に変換治具を介在して検
査jif能にしている。
第7図は従来の変換治具を示すものである。第7図にお
いて、+01は第1の絶縁プレート、!02は第2の絶
縁プレート、103は第3の絶縁プレートであり、これ
ら各絶縁プレートは間隔をおいて゛ト行に設けられ、特
に第2の絶縁プレートlO2と第3の絶縁プレート10
3との間隔が大きくとられている。
第1の絶縁プレート101は、被検査用プリント回路基
板と対面してこれに接触するものであり、そこにはプリ
ント回路基板の試験点の位置に対応して小径の孔+04
があけられている。また、第2の絶縁プレート+02に
も第1の絶縁プレート101の孔104の位置と対応さ
せて小径の孔105があけられている。
第3の絶縁プレート103は、検査装置のテストヘッド
と対面してこれに接触するものであり、そこにはテスト
ヘッドのオングリッド状に配置される電極部の位置に対
応して多数のソケット金具106が設けられている。
そして、107はピンであり、一端部を第3の絶縁プレ
ート10:3の所定のソケット金具!06に装着すると
ともに、第2の絶縁プレート!02及び第1の絶縁プレ
ート+01の各々所定の孔104.105に挿通して他
端部を第1の絶縁プレート101の表面により突出させ
ている。
なお、ピン+07の他端部側にはスプリング108が配
置されている。
図示のように、4本のピン+07のうち、両側の2本は
プリント回路基板のオングリッドの試験点と接触するも
のであり、中央の2本はオフグリッドの試験点と接触す
るものである。すなわち、プリント回路基板の試験点が
オングリッドにあるときは孔104.105とソケット
金具106の位置が一致するためピン+07は直伸状に
セットされ、試験点がオフグリッドにあるときは孔10
4.105とソケット金具106に位置ずれがあるため
ピン107は曲げられてセットされる。この装置に於て
、第2の絶縁プレート102を設ける意味は、ピン+0
7を第1の絶縁プレートlotと第2の絶縁プレート1
02の間で直伸させてピン+07の他端部先端を被検査
用プリント回路基板の試験点と直角に当接させ、正確に
接触できるようにするものであり、第2の絶縁プレート
102と第3の絶縁プレート+03と間隔を大きくとる
のは、ピン107の曲強度を考慮してのことである。
従来は、被検査用プリント回路基板にオフグリッドの試
験点が存在する場合には、上記のような変換治具をテス
トヘッドと被検査用プリント回路基板の間に入れて使用
することで、検査を可能にしていた。
[発明が解決しようとする問題点] 上記のように構成される従来の変換治具は、基本的に、
ピン107に曲げを加えることでオングリッドとオフグ
リッドの位置ずれした対応点の間を導通させるものであ
るが、ピン+07の曲強度の関係から、短い距離で急な
曲げができず、ピン107の長さをある程度人き(とっ
て漸次曲げなければならないため、変換治具の高さが相
当大きくなって全体の形状が大きくなり、また多数の長
いピン+07を使用し、また曲げたピン+07を支える
ための強度を持たせるために絶縁プレートを厚くするこ
と等から装置の重量が大きくなり、取扱上不便であり、
価格も高くなる欠点がある。
また、プリント回路基板の試験点のビッヂがさらに細密
化された場合には、ピン107自体の径も細くしなけれ
ばならず、加えてピン107の曲げを大きくとらなけれ
ばならないが、ピン107の径が細くなければ、その分
、曲強度も小さくなるため、ピン107の曲がりによる
復元性は著しく低下し寿命も短くなり、結局、従来の変
換治具ではプリント回路基板上の各試験点が微小ピッチ
化されると、ある限度量−Lはピン107方式では対応
できないという欠点がある。
本発明は、」二記のような従来装置の欠点を解決するも
のであり、高さ及び形状を小さくでき、重;iも軽…化
でき、比較的簡単な構造で安価に製作でき、またプリン
ト回路基板の微小ピッチの試験点にも対応して従来検査
不可能な回路基板を含め検査することができるプリント
回路基板検査装置の変換治具を提供することを目的とす
る。
[問題点を解決するための手段] 上記の[1的を達成するだめの構成を、実施例に対応す
る第3図及び第4図を用いて説明すると、本発明のプリ
ント回路基板検査装置の変換治具20は、必ずしも全数
がオングリッド状に配置されない被検査用プリント回路
基板IO上の試験点菖1の位置に対応して第1の絶縁プ
レート22に多数の孔23をあけ、これら孔23に一端
部25が上記試験点11と接触可能な第1の接触ピン2
4をその軸方向に移動ri(能にして挿通した第1の接
触手段21と、プリント回路基板検査装置1、■′のテ
ストヘッド2のオングリッド状に配置された多数の電極
部3の位置に対応して第2の絶縁プレート32に多数の
孔33をあけ、これら孔:33に上記第1の接触ピン2
4と個々に対応関係をもち一端部35が上記電極部3と
接触「i(能な第2の接触ピン34をその軸方向に移動
II7能にして挿通した第2の接触手段3Iと、上記第
1及び第2の接触ト段21.31の間に配設し、第:3
の絶縁プレート42の上記第1の接触ピン24との対応
位置に孔44をあけるとともにこれら孔44に一端部4
5が上記第1の接触ピン24の他端部26と接触可能な
導電性エラストマーからなる第1の導電部43を配設し
、さらに第4の絶縁プレート52の上記第2の接触ピン
34との対応位置にこれら第2の接触ピン34の他端部
36と接触可能なスルーホール55を設けるとともに対
応関係にある上記第1の導電部43と位置的不対応のも
のについてはスルーホール55より導電パターン56を
延設してこれらスルーホール55あるいは導電パターン
56からなる第2の導電部53を導電性エラストマーか
らなる第1の導電部43の他端部46と接触させた接続
手段41とからなることを特徴とする。
[作   用] 上記のように構成した本発明の変換治具をプリント回路
基板検査装置1.!′のテストヘッド2と被検査用プリ
ント回路基板lOとの間に所定の方向にセットしてこれ
らを互いに密着させると、第1の接触手段の多数の第1
の接触ピンが対応する被検査用プリント回路基板lOの
対応する試験点11と・端部で接触し、また第2の接触
手段の多数の第2の接触ピンが対応するプリント回路基
板検査装置の1.1′のテストヘッド2の電極部;3と
一端部で接触し、対応関係にある第1の接触ピン24と
第2の接触ピン34とは他端部26゜ご36で接続手段
41の第3の絶縁プレート42の第1の導電部43(導
電性エラストマー)の−・端部45及び第4の絶縁プレ
ート52の第2の導電部53(スルーホール55)に接
触し、これら第1の導電部43と第2の導電部53の位
置が一致する場合には、第1の導電部4:3(導電性エ
ラストマー)の他端部46と第2の導電部5:3(スル
ーホール)が直接に接触し、また不一致の場合には、第
1の導電部43の他端部46と第2の導電部53のスル
ーホール55から延設した導電パターン56とが接触す
ることにより、対応するプリント回路基板検査装置のテ
ストヘッド2の電極部3と、被検査用プリント回路基板
10の試験点1!との導通が変換治具を介してなされて
検査iiJ能になる。
そして、第1の接触ピン24及び第2の接触ピン34は
、軸方向に移動調整可能とされるため、さらに接続手段
41の第2の接触ピン34との接触部を導電性エラスト
マーとすることで、弾性をもつため、第1の接触ピン及
び第2の接触ピンの寸法誤差が吸収されて接触各部が確
実な接触となり、IF確な検査が可能になる。
[実 施 例] 以F、本発明の実施例を図面について説明する。
まず、第1図及び第2図は、プリント回路基板検査装置
について説明する図であり。これら図に基いて検査装置
と被検査用プリント基板と変換治具との関係を簡単に説
明する。
第1図は押上テーブルla上に位置決めして載置する被
検査用プリント回路基板10を、下向きに固定されたテ
ストヘッド2に向かって押付ける形式のプリント回路基
板検査装置である。テストヘッド2にはF向きにしてオ
ングリッド状に多数のスプリングプローブ(電極部3)
が配設されており、この各電極部3は配線6で図示しな
い検査装置1本体の分析検査部に接続されている。4は
押」−テーブル1aを駆動するシリンダー、5は押トチ
ープルla上で被検査用プリント回路基板10のドに敷
設する緩衝材であり、本発明に係る変換治具20は、ナ
ス1〜ヘツド2のF面に位置決めしてセットされる。
また、第2図で図示するプリント回路基板検査装置ドは
5上向きに固定されたテストヘッド21−に被検査用プ
リント回路基板IQをセットしてL方からブレスポード
7を押付ける形式のものである。8はテストヘッド2を
固定するテスターテーブル、3はテストヘッド2に」二
向きにしてオングリッド状に配設した多数のスプリング
プローブ(電極部)、6は各電極部3と図示しない測定
器とを接続する配線、4はブレスポード7を押下げるシ
リンダー、9はブレスポード7の表面に配設した緩衝材
であり、本発明に係る変換治具20は、テストヘッド2
と被検森川プリント回路基板10の間に位置決めしてセ
ットされる。
なお、11?i述のように、テストヘッド2の電極部:
3には、コンタクトプローブの他に固定端子と異方導電
性ゴムシートとを組合せたものも使用される。
次に本発明の実施例に係る変換治具2oを図面に基づい
て説明する。
第3図は検査装置のテストヘッド2及び被検査用プリン
ト回路基板10と対応して示す変換治具20の断面図、
第4図は拡大断面図である。
この変換治具20は、基本的に、第1の接触手段2Iと
、第2の接触手段3■と、接続手段41とで構成される
第1の接触手段21は、薄手の第1の絶縁プレート22
に必ずしも全部がオングリッド状に配置されない、被検
査用プリント回路基板】0上の多数の試験点11の位置
に対応して多数の小径の孔23をあけ、これら孔23内
に軸方向に遊動可能にして小径で短い長さの第1の接触
ピン24を設けたものであり、第2の接触手段31は、
薄手の第2の絶縁プレート32に、テストヘッド2にオ
ングリッド状に配置される多数の電極部3の位置に対応
して多数の小径の孔33をあけ、この孔33内に+tq
b方向に遊動可能にして小径で短い長さの第2の接触ピ
ン34を設けたものである。
第1の絶縁プレート22及び第2の絶縁プレート332
はガラスエポキシ積層板やベークライト板界からなり、
また、第1の接触ピン24及び第2の接触ピン34は導
電性の良い金属材料からなり、あるいは接触抵抗を小さ
くするために表面に金メッキ等が施される。そして、第
1及び第2の接触ピン24.34は、孔23.33内で
軸方向に遊動できるように、その径が孔23.33の内
径より若干小さくされ、夫々長さが揃えられており、第
1及び第2の絶縁プレート22.32の孔2:3.33
からの抜けを防ぐとともに、その一端部25.35の第
1及び第2の絶縁プレート22.32表面からの突出長
さが一定するように、その他端部26.:36に鍔部2
7,37が形成され、孔23.33の縁部に係止できる
ようにされている。
なお、第1の接触ピン24には他端部26の接続手段4
1に設けられる第2の導電部53との接触性を高めるた
めに鍔部27より小径の接点部28が設けられ、また第
2の接触ピン34の他端部36も同様のことで小径とさ
れている。
なおまた第2の接触手段31に比べて第1の接触手段2
1の方が、部分的により高密度で接触ピンが配置される
ため、第1の接触ピン24は第2の接触ピン34に比べ
て自ら小径のものとなる。
また、接続手段41は、第1及び第2の接触手段21.
31の間に配設されるものであり、第3及び第4の絶縁
プレート42.52並びにこれら絶縁プレートに配設さ
れ対応関係にある多数の第1及び第2の接触ピン24.
34の個々を接続する多数の第1及び第2の導電部43
.53とで構成される。以下詳述すると、第3の絶縁プ
レート42は、薄手のガラスエポキシ積層板やベークラ
イト板等からなり、この絶縁プレート42には、第1の
接触ピン24の位置に対応して多数の小径の孔44があ
けられ、これらの孔44に導電性エラストマーが充填さ
れて多数の第1の導電部43が形成される。これらの第
1の導電部43の一端部45及び他端部46は、第3の
絶縁プレート42の表裏面より若E突出されており、一
端部4:3は対向する第1の接触ピン24の他端部26
と接触uJ能にされている。また第4の絶縁プレート5
2は、例えば、フレキシブルブ;ノント基板(F、P、
C)の製造に用いられているポリイミドフィルム(両面
鋼張り)、あるいは薄いがラスエポキシ積層板よりなり
、この第4の絶縁プレート52には、第2の接触ピン3
4との対応位置に第2の接触ピン34の他端部36と対
向してこれに接触可能に、多数のスルーホール54が1
没けられ、あるいは対応関係にある上記第1の導電部4
:3と位置的に不対応のものについては対応する第1の
導電部43の他端部46に対応する位置までスルーホー
ル54より導電パターン55が延設されて第2の導電部
5:3が形成される。すなわち、第2の導電;’1(S
53は、対応する第1及び第2の接触ピン24.34が
位置的に対応するオングリッド−オングリッドの関係に
あるときは、スルーホール54のみが設けられ、前記2
つのピンが位置的に対応しないオフグリッド−オングリ
ッドの関係にあるときは、スルーホール54に続いて導
電パターン55が設けられる。
したがって、第3及び第4の絶縁プレート42.52の
第1及び第2の導電部43.53は、これら絶縁プレー
ト42.52が重ねて配設されることにより、第1の導
電部43の他端部46が第2の導電部53の導電パター
ン55と接触したり(才)・オン対応)、第1の導電部
43の他端部46が第2の導電部5:3のスルーホール
54と接触する(才)・オン対応)ことになる。
そして、これら接続手段4Iが第1及び第2の接触手段
21.31の間に位置決めして配設されることで、対応
関係にある第1の接触ピン24と第2の接触ピン34と
は第1及び第2の導電部43.53を介して接続される
なお、第1の導電部43の導電材として使われる導電性
エラストマーは1例えば、シリコンゴム等の基材中に繊
維状やビーズ状等の金、銀、ニッケル、カーボン等の金
属材を含ませたもので、弾力性をもつ導電材であり、適
宜な形状にすることができるため、上記のような第3の
絶縁プレート42の任意形状の孔44内に詰めて導電部
分を形成するのに都合がよく、また、金属製の第1の接
触ピン24との接触が安定する点でも都合がよい。
これら第1及び第2の接触手段2]、:31並びに接続
f段41は一つに組合されて変換治具20を構成するが
、第3図のように、第1ないし第4の絶縁プレート22
.:32.42.52を所定の間隔で1行に対面させ、
間に、第1及び第2の接触ピン24.34がその軸方向
に遊動1可能なように、鍔部27.37より厚い、絶縁
材からなるスペーサー60.61を介挿し、これらを仔
いに位置合せした状態でボルト、ナツトで締付固定した
り、接着剤で固着したりする。
第3図で図示する検査装置は第2図の形式に対応するも
のであり、ここで図示する押上テーブルl上の被検査用
プリント回路基板10に於て、左側の試験点11は、I
Cフラットパッケージ用のバッドであり、このパッドは
テストヘッド2の電極部3に対してオフグリッドの関係
にある。また、右側の試験点I■は、スルーホールであ
り、テストヘッド2の電極部3に対してオングリッドの
関係にある。
なお、第3図に示すガラスエポキシ樹脂等の絶縁材から
なるスペーサー60.61は、第1及び第2の絶縁プレ
ート22.32の内側に配置するものであるが、このス
ペーサーは、第1及び第2の絶縁プレーh22.32の
多数の孔23.33と巾なる位置で、これらの孔23.
33より若干径の大きな孔62.63を穿設し、第1及
び第2の絶縁プレート22.32の夫々の内面に貼設し
たものである。このスペーサーについては、必ずしも図
示するものに限定されず、要は対面する第1及び第3の
絶縁プレート22.4112びに第2及び第4の絶縁プ
レート32.52間に配設して所定の間隙を作ればよい
から、これら対応する絶縁プレート間の適所に部分的に
配設することもできる。ただ、第3図に図示するスペー
サー60゜61は第1及び第2、第3及び第4の絶縁プ
レー1−22.32,42.52の全面の間に介挿され
るので、これら絶縁プレートの間隔が全面にわたって−
・定に保持され好ましい。
次に、第5図及び第6図は、本発明に係る変換治具20
に付設することができる異方導電性弾性体シートを示す
ものであり、このシート70は、厚さ方向の同一対応点
間のみで導通可能な特性をもつもので、第:3図及び第
4図に図示する変換治具20の第1の絶縁プレート22
の外表面に配設する。この弾性体シート70は5゛4方
導電性ゴムシートとして、電r部品のコネクターに便用
されている公知のものであって1例えば、第5図に図示
するように、絶縁性ゴムシート71の而に対して実質的
に東向方向に多数本の導電性線条72がゴムシートの両
面に1“1通して配列されたものや、第6図に図示する
ように、絶縁性ゴムシート7:3の面に対して実質的に
垂直方向に複数本の導電性粒子74を連続して配列され
たであり、第6図のものは、所定の導通を得るにはゴム
シート両面の対応する位置で加圧しなければならない。
この弾性体シート70は、弔に被検査用プリント回路基
板10と変換治具20の間に敷いてもよい。
なお、本発明の変換治具は、第3図において、第1の接
触手段21をなくし、すなわち、接触手段31と接続手
段41のみにして、接続手段41の第1の導電部43の
一端部45を直接に試験点11に接触させるようにして
もよい。
ここで、本発明を具体化したものと第7図に示す従来の
変換治具とを比較すると1例えば、従来品の高さく厚さ
)が80−150 m / mであるのに対して本発明
品は大きくともIOm/m位になり、接触ピンの径や長
さとも本発明品の方が(特に長さにおいて)小さく、当
然に手頃も本発明品の方が軽晴化される。また、例えば
、従来品が1.0〜1.5m/m迄の試験点の小ピツチ
に対応できるのに対して、本発明品が0.635m/m
位の微小ピッチまで可能(現時点での確認)である。
[発明の効果] 以上述べたように、本発明のプリント回路基板検査装置
の変換治具は、特許請求の範囲のように構成したので、
従来の変換治具に比べて高さを小さくして小型化でき、
軽:i【化もでき、より安価に製作できる。
また、微小ピッチの試験点にも対応することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はプリント回路基板検査装置の説明図、第2図は
他の形式のプリント回路基板検査装置の説明図、第3図
はプリント回路基板検査装置のテストヘッド及び検査用
プリント回路基板と対応して示す変換治具の部分断面図
、第4図は同じく部分拡大断面図、第5図及び第6図は
17さ方向の同一対応点間のみで導通可能な弾性材シー
トの説明的断面図、第7図は従来の変換治具の断面図で
ある。 1、I’〜 プリント回路基板検査装置2  〜 テス
トヘッド 3〜電極部 10  〜 被検査用プリント回路基板11 〜試験点 20 〜変換治具 2!  〜 第1の接触手段 22 〜 第1の絶縁プレート 23 〜孔 24 〜 第1の接触ピン 25 〜 第1の接触ピンの一端部 26 〜 第1の接触ピンの他端部 27 〜鍔 部 31 〜 第2の接触手段 32 〜 第2の絶縁プレート 3;3 〜孔 34 〜 第2の接触ピン :35 〜 第2の接触ピンの一端部 :36 〜 第2の接触ピンの他端部 :37 〜鍔 部 41 〜 接続手段 42 〜 第3の絶縁プレート 4コ3 〜 第1の導電部 44 〜孔 52 〜 第4の絶縁プレート 5コ3 〜 第2の導電部 55 〜 スルーホール 56 〜 導電パターン 特許出願人  理化電子玉業株式会社 第1図 第2図 第5図 第6図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 必ずしも全数がオングリッド状に配置されない被検査用
    プリント回路基板上の試験点の位置に対応して第1の絶
    縁プレートに多数の孔をあけ、これら孔に一端部が上記
    試験点と接触可能な第1の接触ピンをその軸方向に移動
    可能にして挿通した第1の接触手段と、プリント回路基
    板検査装置のテストヘッドのオングリッド状に配置され
    た多数の電極部の位置に対応して第2の絶縁プレートに
    多数の孔をあけ、これら孔に上記第1の接触ピンと個々
    に対応関係をもち一端部が上記電極部と接触可能な第2
    の接触ピンをその軸方向に移動可能にして挿通した第2
    の接触手段と、上記第1及び第2の接触手段の間に配設
    し、第3の絶縁プレートの上記第1の接触ピンとの対応
    位置に孔をあけるとともにこれら孔に一端部が上記第1
    の接触ピンの他端部と接触可能な導電性エラストマーか
    らなる第1の導電部を配設し、さらに第4の絶縁プレー
    トの上記第2の接触ピンとの対応位置にこれら第2の接
    触ピンの他端部と接触可能なスルーホールを設けるとと
    もに対応関係にある上記第1の導電部と位置的不対応の
    ものについてはスルーホールより導電パターンを延設し
    た第2の導電部を設け、これらスルーホールあるいはス
    ルーホールと導電パターンからなる第2の導電部を上記
    導電性エラストマーからなる第1の導電部の他端部と接
    触させた接続手段とからなることを特徴とするプリント
    回路基板検査装置の変換治具。
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61120072A (ja) * 1984-11-14 1986-06-07 リバ‐プリユーフテヒニク・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング プリント配線板検査装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS61120072A (ja) * 1984-11-14 1986-06-07 リバ‐プリユーフテヒニク・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング プリント配線板検査装置

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