JPS63297815A - ラジアル磁気軸受の制御装置 - Google Patents

ラジアル磁気軸受の制御装置

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JPS63297815A
JPS63297815A JP62134380A JP13438087A JPS63297815A JP S63297815 A JPS63297815 A JP S63297815A JP 62134380 A JP62134380 A JP 62134380A JP 13438087 A JP13438087 A JP 13438087A JP S63297815 A JPS63297815 A JP S63297815A
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output signal
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damping force
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Yasukazu Fujimoto
靖一 藤本
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、ラジアル磁気軸受の制御装置に関する。
従来の技術とその問題点 磁気軸受で非接触状態に支持された回転体(ロータ)を
高速で回転させる磁気軸受装置においては、運転速度を
回転体の危険速度以上に設定する場合があり、この場合
、従来のPID制御による制御装置では、危険速度を通
過するときに問題が生じる。危険速度通過の難易度は、
回転体の残留バランスおよび磁気軸受の剛性に依存する
。残留アンバランスについては、回転体のバランスを良
くしても、弾性体である回転体が危険速度付近で大きく
撓むため、改善は難しい。このため、磁気軸受の剛性と
くに減衰力を大きくすることが考えられるが、周波数特
性を広帯域化すると、制御系の飽和という問題が生じ、
制御系に必要な電力が増大する この発明の目的は、上記の問題を解決し、制御系の飽和
を最小限に抑え、かつ危険速度通過に必要な高減衰力が
得られるラジアル磁気軸受の制御装置を提供することに
ある。
問題点を解決するための手段 この発明によるラジアル磁気軸受の制御装置は、 回転体の半径方向の位置を検出する位置センサーの出力
信号にもとづいてラジアル磁気軸受を制御する装置であ
って、 回転体の回転数に同期したふれ回り成分の振幅と位相を
検出し、回転体の回転数前後の狭い帯域でのみふれ回り
成分より位相の進んだ制御信号を発生する高減衰力発生
回路を備えていることを特徴とするものである。
作     用 振動している物体に振動に対して位相の進んだ制御力を
与えることにより減衰が得られることおよび位相の進み
が90°のときに減衰力が最大となることは、知られて
いる。
回転体の回転数に同期した周波数成分で高減衰力を発生
させることにより、危険速度でのふれ回りを小さくして
、危険速度通過を容易にすることができる。また、回転
数前後の狭い帯域でのみ高減衰力を発生させるので、従
来のように周波数特性を広帯域化する場合のような制御
系の飽和の問題は生じない。
実  施  例 以下、図面を参照して、この発明の詳細な説明する。な
お、以下の説明において、回転体(図示路)の回転軸と
直角な固定座標系の2つの座標軸をX軸およびy軸とし
、回転体とともに回転する回転軸と直角な回転座標系の
2つの座標軸をX軸およびy軸とする。
制御装置(10)は、X軸用位置センサー(IIX)、
X軸用位置センサー(fly)および回転速度センサー
(12)の出力信号にもとづいてX軸用ラジアル磁気軸
受(13x)およびX軸用ラジアル磁気軸受(13y)
を制御するものであり、第1図に示すように、X軸周P
ID制御回路(14x) 、Y軸周PID制御回路(1
4y) 、高減衰力発生回路(15)、X軸周加算器(
18x)およびy軸用加算器(18y)より構成されて
いる。X軸用位置センサー(11x)は、回転体のX軸
方向の位置を検出してこれに比例する信号Sixを出力
するものであり、X軸用位置センサー(fly)は、回
転体のy軸方向の位置を検出してこれに比例する信号s
tyを出力するものである。回転速度センサー(12)
は、回転体の回転数に比例する周波数たとえば回転数と
同じ周波数のパルス信号S2を出力するものである。X
軸周PID制御回路(14x)は、X軸用位置センサー
(llx)の出力信号Sixにもとづいて第1のX軸周
制御信号S3xを出力するものであり、y軸周PID制
御回路(14y)は、X軸用位置センサー(lly)の
出力信号Slyにもとづいて第1のy軸周制御信号S3
yを出力するものである。高減衰力発生回路(15)は
、X軸用位置センサー(IIX)の出力信号Sixおよ
び回転速度センサー(12)の出力信号S2にもとづき
、回転体の回転数に同期したふれ回り成分の振幅と位相
を検出して、回転体の回転数に一致する周波数でふれ回
り成分より位相の進んだ第2のX軸周制御信号S4xお
よびy軸周制御信号S4yを出力するものである。X軸
周加算器(16x)は第1および第2のX軸周制御信号
58xSS4Xを加算してX軸周制御信号S5yをX軸
用ラジアル磁気軸受(13x)の電力増幅器(17X)
に出力するものであり、y軸用加算器(lay)は第1
および第2のy軸周制御信号5aySs4yを加算して
y軸周制御信号S5yをX軸用ラジアル磁気軸受(13
y)の電力増幅器(17y)に出力するものである。な
お、位置センサー(IIX)(fly)、回転速度セン
サー (12)、PID制御回路(14x) (14y
)、加算器(1ex) (lay)、電力増幅器(17
x) (17y)およびラジアル磁気軸受<13x) 
(13y)は公知の任意の構成をとりうるちのであるか
ら、詳細な説明は省略する。
第2図に示すように、高減衰力発生回路(15)は、ふ
れ回り成分検出回路(18)と制御信号出力回路(19
)とから構成されている。
高減衰力発生回路(15)のふれ回り成分検出回路(1
8)は、増幅器(20)、X軸周PSD (位相検波器
) (21x) 、Y軸周PSD (位相検波器)(2
ty) 、x軸周LPF(tff−バスフィルタ) (
22x)、Y軸周LPF (ローパスフィルタ) (2
2y)、波形整形回路(z3)および位相制御回路(2
4)より構成されており、X軸用位置センサー(llx
)の出力信号Sixと回転速度センサー(12)の出力
信号S2にもとづいて回転体の回転数に同期したふれ回
り成分の振幅を検出する。
固定座標系における回転体のふれ回すリサージュ図形は
、第5図のようになる。同図において、ωは回転体の回
転角速度、tは時間、Rはふれ回りの振幅である。回転
座標系のX座標をふれ回りの方向に一致させると、第6
図に示すように、ふれ回りのX軸成分Xoはふれ回りの
振幅Rに、Y軸成分Yoは0になる。
ふれ回り成分検出回路(18)はこのような原理にもと
づいてふれ回りの振幅Rを求めるものである。すなわち
、X軸周P S D (21x)とX軸周L P F 
(22x)は、X軸周位置センサー(llx)の出力信
号Slxを増幅した信号(X軸位置信号)S6と後述す
る位相制御回路(24)からのX軸周参照信号S7xに
もとづいて、ふれ回りのX軸成分Xoに比例する信号S
8xを出力する。Y軸周p S D (21y)とY軸
周L P F (22y)は、X軸位置信号S6と後述
する位相制御回路(24)からのY軸周参照信号S7y
にもとづいて、ふれ回りのY軸成分Yoに比例する信号
S8yを出力する。
波形整形回路(23)は、回転速度センサー(12)の
出力信号S2を方形波に整形した信号(回転速度信号)
S9を位相制御回路(24)に出力する。
位相制御回路(24)は、Y軸周L P F (22y
)の出力信号S8yと回転速度信号S9にもとづいて、
ふれ回りのY軸成分Yoが0になるように、X軸周参照
信号S7xおよびY軸周参照信号S7yを制御する。
PSDは、第7図に示すように、入力信号Esをこれと
同じ周波数の方形波である参照信号Erでスイッチング
を行なうものであり、その出力信号Eoは入力信号Es
と参照信号Erを乗算したものとなる。そして、PSD
の出力信号EoからLPFにより交流成分を除去すると
、参照信号Erに同期した信号成分のみを検出すること
ができる。第7図(a)は入力信号ESと参照信号E「
の位相差が0の場合であり、出力信号EoをLPFに通
した信号Epは正の値になる。第7図(b)は入力信号
Esと参照信号Erの位相差が90°の場合であり、出
力信号EoをLPFに通した信号Epは0になる。
第7図(e)は入力信号Esと参照信号Erの位相差が
180°の場合であり、出力信号EoをLPFに通した
信号Epは負の値になる。なお、第8図は、PSDの入
力信号Esと参照信号Erの位相差θとLPFの出力信
号Epとの関係を表わしたものである。
X軸位置信号S6はP S D (21x)(21y)
の入力信号Esとなり、参照信号S7x、S7yは参照
信号E「となる。X軸位置信号S6にはふれ回りの影響
が現われ、その周波数は回転速度信号S9の周波数に等
しい。また、参照信号37X%S7yの周波数も、後述
するように、回転速度信号S9の周波数と等しいため、
P S D (21X)(21y)の入力信号Esと参
照信号Erの周波数は等しい。一方、回転座標系のX軸
とY軸の位相差は90°である。したがって、・X軸周
P S D (21x)に対する参照信号S7xとY軸
周P S D (21y)に対する参照信号S7yの位
相差を90°にすれば、X軸周L P F (22x)
の出力信号S8xおよびY軸周L P F (22y)
の出力信号sgyがそれぞれふれ回りのX軸成分Xoお
よびY軸成分Yoを表わすことになる。また、Y軸周L
 P F (22y)の出力信号S8yすなわちふれ回
りのY軸成分YOがOになるように参照信号S7x、、
S7yの位相を調整すれば、X軸周L P F (22
K)の出力信号S8xがふれ回りの振幅Rを表わすこと
になる。
位相制御回路(24)はこのようなフィードバック制御
を行なうものであり、その1例が第3図に示されている
。また、その各部の信号が第4図に示されている。
位相制御回路(24)は、一定周波数のクロックパルス
信号CLKを発生する発振器(25)、Y軸周L P 
F (22y)の出力信号S8yが正であることを判別
する第1の比較器(26)、この信号S8yが負である
ことを判別する第2の比較器(27)、発振器(25)
のクロックパルス信号CLKと第1の比較器(26)の
出力信号S10を入力信号とする第1のAND回路(2
8)、発振器(25)のクロックパルス信号CLKと第
2の比較器(27)の出力信号Sllを入力信号とする
第2のAND回路(29)、第1のAND回路(28)
の出力信号をアップカウント端子(30u)の入力信号
とし第2のAND回路(29)の出力信号をダウンカウ
ント端子(30d)の入力信号とするアップダウンカウ
ンタ(30)、波形整形回路(23)からの回転速度信
号S9の立上りを検出するしてリセット信号R8Iを出
力するリセット回路(31)、回転速度信号S9の1パ
ルスをたとえば1024倍した角度信号SL2を出力す
るPLL逓倍回路(32)、リセット回路(31)のリ
セット信号R8Iによりリセットされて逓倍回路(32
)の角度信号SL2をカウントする第1の10ビツトカ
ウンタ(33)、第1のカウンタ(33)の出力信号S
13とアップダウンカウンタ(30)の出力信号SL4
を比較するデジタル比較器(34)、逓倍回路(32)
の角度信号S12とデジタル比較器(34)の出力信号
S15を入力信号とする第3のAND回路(35)、リ
セット回路(31)のリセット信号R81によりリセッ
トされて第3のAND回路(35)の出力信号をカウン
トする第2の10ビツトカウンタ(3B)、第2のカウ
ンタ(3B)の10ビツト目の出力信号QIOからX軸
周参照信号S7xを作るためのN07回路(37)およ
び第4のAND回路(48)ならびに第2のカウンタ(
3B)の9ビツト目の出力信号Q9と10ビツト目の出
力信号QlOからY軸周参照信号S7yを作るためのE
OR回路(38)より構成されている。
第8図の点Aで示すように、Y軸周L P F (22
y)の出力信号S8yすなわちYoが0の場合、2つの
比較器(26) (27)の出力信号SIQ、Sitは
L (Low)であり、クロックパルス信号CLKはア
ップダウンカウンタ(30)に入力しない。このため、
アップダウンカウンタ(30)の出力信号SL4は一定
である。一方、第1および第2のカウンタ(33)(1
B)は回転速度信号S9の立上り(第4図のto)と同
期したリセット信号R8Iによりリセットされ、第1の
カウンタ(33)は角度信号S12をカウントする。第
1のカウンタ(33)の出力信号S13がアップダウン
カウンタ(30)の出力信号S14より小さい間はデジ
タル比較器(34)の出力信号S15はLであるが、第
1のカウンタ(33)の出力信号81Bがアップダウン
カウンタ(30)の出力信号S14以上になるとデジタ
ル比較器(34)の出力信号S15がH(Hlgh)に
なる(第4図のtl)。このため、第2のカウンタ(3
6)が角度信号S12のカウントを開始する。第2のカ
ウンタ(36)がカウントを開始してからT/2 (T
は回転速度信号S9の周期)経過すると10ビツト目の
出力信号QIOはLからHにかわり(第4図のt2)、
第4図のように変化する。この信号QIOを反転するN
07回路(37)の出力信号816は第4図のように変
化する。そして、この信号816とデジタル比較器(3
4)の出力信号S15とを第4のAND回路(48)に
入力することにより、第4図に示すように、回転速度信
号S9すなわちX軸位置信号S6と周波数の等しいX軸
周参照信号S7xが得られる。第2のカウンタ(3B)
の9ビツト目の出力信号Q9は、第4図のように変化す
る。そして、この信号Q9と10ビツト目の出力信号Q
IOをEOR回路(38)に人力することにより、X軸
周参照信号S7xと位相差が90″のY軸周参照信号S
7yが得られる。
第8図の点Bで示すようにYOが正になると、第1の比
較器(2B)の出力信号810がHになり、クロックパ
ルス信号CLkが第1のAND回路(28)を通ってア
ップダウンカウンタ(3o)のアップカウント端子(3
0u)に入力するため、アップダウンカウンタ(30)
の出力信号S14は、大きくなる。したがって、回転速
度信号s9が立上ってからX軸周参照信号S7xが立上
るまでの時間(tl−to)が長くなる。このことは、
回転速度信号S9に対する参照信号STx、S7yの位
相差が大きくなったことを意味し、Yoは点Bがら点A
すなわちOに近づく。逆に、第8図の点Cで示すようY
oが負になると、第2の比較器(27)の出力信号Sl
lがHになり、クロックパルス信号CLKが第2のAN
D回路(29)を通ってアップダウンカウンタ(30)
のダウンカウント端子(30d)に入力するため、アッ
プダウンカウンタ(3o)の出力信号S14は、小さく
なる。したがって、回転速度信号S9が立上ってからX
軸用参照信号S7xが立上るまでの時間(tl−to)
が短くなる。
このことは、回転速度信号S9に対する参照信号S7x
、S7yの位相差が小さくなったことを意味し、Yoは
点Cから点AすなわちOに近づく。
このように、位相制御回路(24)では、Yoが0にな
るようにX軸周参照信号S7xおよびY軸周参照信号S
7yが制御され、その結果、前述のように、X軸周L 
P F (22x)の出力信号S8xによって回転体の
ふれ回りの振幅Rが検出される。
高減衰発生回路(15)の制御信号出力回路(19)は
、回転体のふれ回り成分の位相ωtを検出して、回転体
の回転数に一致する周波数でふれ回り成分より所定角度
φだけ位相の進んだ第2のX軸周制御信号S4xおよび
y軸周制御信号S4yを出力するものであり、第2図に
示すように、X軸周参照信号S7xの立上りを検出して
リセット信号R82を出力するリセット回路(47)と
、このリセット信号R32によりリセットされて角度信
号SL2をカウントする第3の10ビツトカウンタ(3
9)を備えている。角度信号SL2は回転速度信号S9
の周期Tをたとえば1024分割したパルス信号であり
、回転速度信号S9の周期TはX軸位置信号S6および
X軸周参照信号S7xのそれと同じであるから、第3の
カウンタ(39)の出力信号S17は回転体のふれ回り
の位相ωtを表わすことになる。制御信号出力回路(1
9)には、FROMを用いた4個のテーブル(40a)
(40b) (40c) (40d)とこれらに対応す
る4個の乗算器型D/Aコンバータ(41a) (41
b) (41c) (41d)が設けられている。第1
のテーブル(40a)には、第3のカウンタ(39)の
出力信号S17すなわちωtのたとえば1024の値に
ついてCOSφ・e。
Sωtの値が記憶されている。同様に、第2のテーブル
(40b)にはsinφ・s1nωtの値、第3のテー
ブル(40c)にはcosφ・slnωtの値、第4の
テーブル(40d)にはsinφ’eO8ωjの値が記
憶されている。そして、第3のカウンタ(39)の出力
信号S17にもとづき、各テーブル(40a) (40
b) (40c) (40d)内のデータがそれぞれラ
ッチ回路(42a) (42b) (42c) (42
d)を介して対応する乗算器型D/A:Iンバータ(4
1a) (41b) (41c) (41d)に送られ
る。4個のラッチ回路(42a) (42b) (42
c) (42d)は角度信号812と同期したラッチパ
ルスを発生するラッチパルス発生回路(43)により制
御される。また、ふれ回り成分発生回路(18)のX軸
周L P F (22X)の出力信号S8Xを増幅器(
44)で増幅した信号(ふれ回り振幅信号)818が4
個の乗算器(41a) (41b) (41c) (4
1d)に入力する。その結果、第1の乗算器(41a)
では、時々刻々変化するふれ回りの位相ωtに対して、
XO・COSφ・COSωtが演算されて出力される。
同様に、第2の乗算器(41b)ではXo 壷s1nφ
’S1nωt%第3の乗算器(41c)ではXoec。
Sφ・s1nωt、第4の乗算器(41d)ではX。
・sinφ・eO8ωtが演算されて出力される。
第1の乗算器(41a)の出力信号819と第2の乗算
器(41b)の出力信号S20は減算器(45)に入力
し、第3の乗算器(41c)の出力信号S21と第4の
乗算器(41d)の出力信号S22は加算器(4B)に
入力する。減算器(45)の出力54x(−Xo −c
SφlICO8ωt−XoIlslnφeslnωt)
は次の式(1)のように、加算器(4B)の出力54y
(−Xo ・cosφ・S1nωt+Xo sln φ
・COSωt)は次の式(2)のように書きかえられる
54x−Xo  壷eos  (ωt +φ)    
  −(1)S4y−Xo  Φsin  (ωt  
+φ)・(2)したがって、これらの出力信号S4x%
s4yは、回転体のふれ回りに対して角度φだけ位相が
進んだ信号になっている。そして、これらの信号S4x
、S4yが第1の制御信号S3x、S3yに加えられる
ため、回転体の回転数に同期した周波数成分で高減衰力
を発生させることができる。
発明の効果 この発明のラジアル磁気軸受の制御装置によれば、上述
のように、回転体の回転数に同期した周波数成分で高減
衰力を発生させることにより、危険速度でのふれ回りを
小さくして、危険速度通過を容易にすることができる。
また、回転数前後の狭い帯域でのみ高減衰力を発生させ
るので、制御系の飽和の問題は生じない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例を示すラジアル磁気軸受の制
御装置のブロック図、第2図は高減衰力発生回路のブロ
ック図、第3図は位相制御回路のブロック図、第4図は
第3図の位相制御回路の各部の信号を表わすタイムチャ
ート、第5図は固定座標系での回転体のふれ回りリサー
ジュ図形を表わすグラフ、第6図は回転座標系での回転
体のふれ回りを表わすグラフ、第7図はPSDの信号を
表わすタイムチャート、第8図は位相差とPSDおよび
LPFの出力との関係を表わすグツである。 (10)・・・制御装置、(Llx)(lly)−位置
センサー、(12)・・・回転速度センサー、(13x
) (13y)・・・ラジアル磁気軸受、(15)・・
・高減衰力発生回路。 以上 第4図 第8図 t/)$−0α −−ω    田

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 回転体の半径方向の位置を検出する位置センサーの出力
    信号にもとづいてラジアル磁気軸受を制御する装置であ
    って、 回転体の回転数に同期したふれ回り成分の振幅と位相を
    検出し、回転体の回転数前後の狭い帯域でのみふれ回り
    成分より位相の進んだ制御信号を発生する高減衰力発生
    回路を備えていることを特徴とするラジアル磁気軸受の
    制御装置。
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