JPS63297154A - 車両用変速機のパ−キング装置 - Google Patents

車両用変速機のパ−キング装置

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JPS63297154A
JPS63297154A JP12994187A JP12994187A JPS63297154A JP S63297154 A JPS63297154 A JP S63297154A JP 12994187 A JP12994187 A JP 12994187A JP 12994187 A JP12994187 A JP 12994187A JP S63297154 A JPS63297154 A JP S63297154A
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JP
Japan
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parking
brake
lever
gear
shift
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Application number
JP12994187A
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English (en)
Inventor
Shigeo Takahashi
高橋 繁雄
Yutaka Taga
豊 多賀
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Toyota Motor Corp
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、車両用変速機9例えばトルクコンバータ、フ
ルードカップリング、あるいは電磁クラッチと組合せて
用いられる変速機のパーキング装置に関する。
(従来の技術) 従来のパーキング装置として、変速機の出力軸に回転方
向に固定されたパーキングギアと、変速機の固定部材(
ケーシング等)に一端を支持されて回動しパーキングギ
アと係合するパーキングポールと、運転席のシフトレバ
に連動し該パーキングポールを前記パーキングギアに係
合させる操作機構を備えてなるパーキング装置がある(
例えば、米国特許第3729075号、実開昭81−2
4351号)。
(発明により解決すべき問題点) 変速機の大きさは一般にこれに接続されるエンジン(エ
ンジントルク)の大小により決定される。
今、ある車両重量を有する車両に搭載されているエンジ
ンをより車両重量が大のものに搭載し同一の変速機を組
合わせて使用する場合、車両停止時、特に坂路でパーキ
ング操作を作動させるとき、車両重量増加分、パーキン
グ装置への負荷が増大する。
上記問題を解決するために、パーキングギア。
パーキングポール等の装置構成部品の強度を上げようと
すると、装置の大型化2重量化を招く結果となる。
よって1本発明は上記課題を解決する新規なパーキング
装置を提供することを目的とする。
(発明による問題点の解決手段) すなわち1本発明は以下に述べる車両用変速機のパーキ
ング装置を提供する。
(1)変速機の出力軸と一体回転するパーキングギアと
、前記変速機の固定部材に支持されたパーキングポール
と、該パーキングポールを前記パーキングギアに係脱さ
せる操作手段と、車両を制動するため車輪の回転を停止
させるブレーキと、該ブレーキを作動させるための作動
手段と、該作動手段と前記操作手段の少くとも一つに連
動しブレーキが作用された状態のとき前詰パーキングポ
ールのパーキングギアへの係合操作を許容する連動手段
を有する車両用変速機のパーキング装置。
(好適な実施の態様) 連動手段はブレーキ作動手段に連結されてパーキング操
作手段のギア係合操作を許容・阻止するものである上記
(1)記載のパーキング装置。
パーキング操作手段とブレーキ作動手段とを連動手段を
介して連結してなる上記(1)記載のパーキング装置。
連動手段は、パーキング操作手段の作動に連動するスイ
ッチ手段と、ブレーキ作動手段に連結されるアクチュエ
ータと、前記スイッチ手段により該アクチュエータを制
御する制御手段を有する上2(1)記載のパーキング装
置。
連動手段は、パーキング操作手段に連結される弁手段と
、該弁手段を介して圧力源とブレーキ作動手段とを連通
ずる通路を有し、パーキング操作手段に連動して該通路
の連通・遮断を行う上記(1)記載のパーキング装置。
本発明のパーキング装置は、ブレーキが作用された状態
のときのみパーキング装置のギア係合の作動を許容する
連動手段を有するものである。すなわち、車輪の回転を
停止(特に坂路において)してからパーキングシフト操
作を可能とする。
車輪の回転停止に作用するブレーキ手段とじては、駐車
ブレーキ、常用ブレーキ(フートブレーキ)、変速機ブ
レーキ等が考えられる。本願において、パーキング装置
は前記パーキングポールをパーキングギアに係合するタ
イプのものを称する。
ブレーキ作動手段とパーキング操作手段の少くとも一つ
に連動する連動手段の連動構成は、2通り考えられる。
一つは、上記作動手段と操作手段とを連動手段を介して
連結ないし連動させブレーキ作動手段の作動を直接かつ
同時に操作手段に伝達して操作手段の作動を行う、もの
である。
あるいは、この作動連結は操作手段を作動させてこれを
ブレーキ作動手段に伝達しブレーキ作動させるようにし
てもよい。
もう一つは、連動手段をパーキング操作手段の操作阻止
手段を兼ねて構成しブレーキ作動手段の作動に連動して
阻止を解除し操作手段の操作を可能とする操作手段に対
する間接かつ非同時の連動構成とする。ものである。
具体的には。
■パーキング操作と連動して前記各種ブレーキを個々に
作動させる。
あるいは駐車ブレーキ作動と連動して ■シフトレバのパーキングシフトを可能とする■パーキ
ング装置のギア係合手段を作動させる。
更にまた ■フートブレーキ作動と連動してシフトレバのパーキン
グシフトを可能とすると共にパーキング操作後フートブ
レーキの作動解除を制御する。
といったことが考えられる。− (実施例1) 以下1本発明を実施例の図面を基に説明する。
第1図に示すものは、駐車ブレーキ作動と連動してシフ
トレバのパーキングシフトを可能とするパーキング装置
である。
第2.3図は本実施例のパーキング装置のパーキング機
構を示し、第3図は回正面図、第2図は第3図n−n線
断面図を示す。
パーキングギア1は変速機の出力軸2にスプライン嵌合
3により回転方向に固定されている。
このパーキングギア1はラジアル方向に張出しているフ
ランジ部1aとその外周にギア1bを備えている。
ギア係合手段4はパーキングギア1の外周に配されてい
る。このギア係合手段4は、変速機のシフトレバ(図示
せず)の操作に連動して出力軸2方向に摺動するパーキ
ング操作ロッド5と、このパーキング操作ロッド5の外
周にはめ込まれこの外周上を摺動するスリーブ6と、こ
のスリーブ6の一端面と前記パーキング操作ロッド5の
ランド5aに嵌装されスリーブ6をランド5bに押圧す
るスプリング7と、一端をケーシング30の固定部材1
1に支持されてこれを中心としてパーキングギア1のラ
ジアル方向に回動しパーキングギア1との係脱を果たす
パーキングポール9とからなる。
スリーブ6はその一端に円錐面6a5:有する円筒カム
6bを形成している。このスリーブ6はロッド5に連動
して支持部材8上を摺動しロッド5はこのスリーブ6を
介して支持部材8に支持されている。
パーキングポール9の他の一端はパーキング時には円筒
カム6bによりラジアル内方向に押上げられて支持され
、非パーキング時にはスプリング12によりラジアル外
方向に押圧されてスリーブ6の外周上に支持される。
このパーキングポール9はラジアル方向に突出する爪部
9aを有し、この爪部9aはボール9のラジアル方向回
動によってパーキングギア1のギア1bとの係合・係合
解除を果たす。
パーキングギア1はギア係合手段4を介してケーシング
30に固定あるいは解放される。
第1図は本発明のパーキング装置の一実施例を示す全体
図である。
パーキングポール9をパーキングギア1に係脱させる操
作手段、すなわちコントロールレバ10は運転席のシフ
トレバに連結されてシフト操作に連動して支持軸10a
を中心として回動する。
このコントロールレバ10はその先端部にカム面10b
を形成している。
コントロールレバlOとパーキング操作ロッド5とはリ
ンケージ13を介して連結されロッド5はレバ10の回
動に連動して出力軸2方向に摺動する。
駐車ブレーキの作動と連動し″てシフトレバ(コントロ
ールレバ10)のパーキングシフトを可能とする連動手
段17はケーシングの固定部に設けられたシリンダ18
と、このシリンダ18内を摺動Fl能に配されているス
トッパ19と。
前記シリンダ内に嵌装されてストッパ19をシリンダ軸
方向(図面上方)に押圧するスプリング20と、駐車レ
バ22と連動手段17を作動連結するワイヤ(プッシュ
プルケーブル)23とからなる。
ストッパ19はその先端部にカム面19bを形成してな
る爪19aを有し、この爪19aはケーシングの固定部
に設けられた孔21に摺動可能に嵌合されて爪19aの
ラジアル方向の固定がされている。
孔21の内径はシリンダ18の内径よりも小さく構成さ
れて段部18aが形成され、ストッパ19はスプリング
20によりこの段部18aに押圧されている。
コントロールレバ10の回動は爪19aによって阻止あ
るいは解除され、連動手段17はレバ■0のパーキング
ギア係合への回動を爪19aにより阻止あるいは解除す
べく配置されている。
ストッパ19とワイヤ23とは連結部材24により連結
がされている。
(実施例1の作用) 駐車レバ22を図面矢印方向に引くとこれに連動してワ
イヤ25が引かれ駐車ブレーキ26が作動し出力軸2の
回転を止める。このときワイヤ23も同時に引かれ連結
部材24を介してストッパ19を作動させる。ストッパ
19はスプリング20の押圧力に抗して図面下方に引か
れ爪19aはコントロールレバ10の回動阻止を解除す
る。これによりレバlOは回動可能になりパーキング操
作ロッド5のギア係合ストロークを可能とする。すなわ
ち、パーキングシフト操作は可能状態にされる。
駐車レバ22を戻すと、駐車ブレーキ2Bが解除される
と共にストッパ19はスプリング20により押圧されて
図面」ニガに突出する。これによりパーキングシフト操
作は不可能状態にされる。
運転操作上、パーキング装置への負荷をかけないように
先にパーキングを解除してから駐車ブレーキを解除する
ことが望ましい(この場合、爪19aはまだ突出が抑え
られているからレバlOの回動は自由である)。
しかしながら、先にブレーキを解除してストッパ19を
突出させた場合でも、レバlOのカム面10bと爪19
aのカム面19bとの両カム面接触によるカム作用によ
りレバlOの回動にしたがってストッパ19はスプリン
グ20に抗して下方に押されレバ10のパーキングシフ
トからの戻りは容易にできる。
従って、先に駐車ブレーキの解除を行った場合でもパー
キングの解除は可能である。
(実施例2) 第4図に示すものは、駐車ブレーキ作動と連動してシフ
トレバのパーキングシフトを可能とするパーキング装置
の別の実施例である。
以下、同一符号は同一構成要素を表わすものとし1重複
する説明は省略する。
ワイヤ27は、駐車レバ22と変速機35の駐車ブレー
キ26とを連結している。
ワイヤ30は、シフトレバ29と変速機35のアウタレ
バ28とを連結している。
これらワイヤ27.30の中間部に連動手段31が配さ
れている。
この連動手段31は、固定部36に設けられた孔SGa
内を摺動可能に配されているロッド33.34とこの孔
36aに直交・連通して設けられた孔3(ib内を摺動
可能に配されているピン32よりなる。
ロッド33.34にはその軸方向に溝33a、 34a
が設けられている。これら溝33a、 34aはピン3
2が嵌合可能な大きさに形成され両端部には傾斜面33
b、 34bが設けられている。
これらロッド33.34の溝装置は、駐車ブレーキ作動
ストローク内でシフトレバ29のパーキングシフト操作
を阻止あるいは解除するよう配されている。
ピン32の両端部は丸く形成されている。
これらロッド33.34はそれぞれワイヤ30.27に
連結されワイヤに連動する。
(実施例20作用) 図の状態では、ピン32がロッド34の外周により支持
されて突出しロッド33の溝33a内に嵌合している。
このためロッド33の矢印“P″方向の移動はピン32
により阻止される。すなわち、シフトレバ29のパーキ
ングシフト“P”操作を阻止している。
駐車レバ22を矢印方向に引きブレーキ26を作動させ
ると、ワイヤ27に連動してロッド34が図面左方へ移
動する。このとき、溝34aはピン32をこの溝内に収
容可能とする位置に移動する。
この状態でシフトレバ29を矢印“P”方向ヘシフトす
ると、ワイヤ30に連動してロッド33が左方へ移動し
、この移動は、溝33aの傾斜面33bとピン32の先
端部とのカム作用によりピン32を押下げながら移動し
このピン32は溝348内に収容される。この移動の過
程でアウタレバ28が引かれパーキング装置のギア係合
が行われる。
このパーキングギア係合状態で駐車ブレーキ2Bを先に
解除することはできない。ピン32が溝34a内に収容
されその突出はロッド33の外周により阻止されるため
ロッド34の右方向移動は不可能であるからである。
駐車ブレーキ26を解除するときは、先ずパーキング解
除を行ってロッド33を右方へ移動させピン32の突出
を可能にしてから駐車ブレーキの解除を行う。このとき
、ロッド34はピン32を押上げながら右方へ移動し駐
車ブレーキ2Bは解除される。
本構成においては、パーキング解除は常に駐車ブレーキ
解除に優先する。
(実施例3) 第5.6図に示すものは、駐車ブレーキ作動と連動して
シフトレバのパーキングシフトを可能とするパーキング
装置の別の実施例である。
シャフト41の一端に駐車ブレーキに連動する連動手段
40が設けられている。この連動手段40は。
シャフト41の段部41aに嵌合されているレバ42と
、このレバ42に固着されシャフト4Iの段部41bに
固定されているワッシャ43と、一端に回動可能にスト
ッパ4Bを支持してケース44に取付けられているブラ
ケット45とからなる。
レバ42はワッシャ43を介してシャフト4■と一体回
動する。
ワッシャ43は段部41aとワッシャ56との間でボル
ト55により軸方向の位置決めがされている。
ストッパ46はその一端に設けられた穴48aにピン4
9を嵌合させてブラケット45の一端に回動可能に支持
されている。このストッパ46はビン49上で皿バネ4
8と止めリング47との間でワッシャ50により位置決
めがされている。
このピン49にはバネ51が嵌装されてこのバネ51は
一端をブラケット45に当接させて他端はストッパ4G
を押圧しストッパ46の他端はブラケット45に設けら
れた爪45aに押圧当接されている。
この爪45aに当接するストッパ4Gの一端には爪4B
bが形成されこの爪4[ibにレバ42が当接している
ストッパ4Bの爪部にはワイヤ54が連結されこのワイ
ヤ54は図示しない駐車ブレーキレバへ連結されている
シャフト41の他端には図示しないコントロールレバが
固定されこのコントロールレバは運転席のシフトレバに
連結されている。このシフトレバのパーキングシフトに
連動してこのコントロールレバは回動しこれによりパー
キング機構のパーキングギア係合が行われる。
(実施例3の作用) 図の状態は、レバ42の反時計回の回動(パーキングギ
ア係合回動)をストッパ4Bの爪46bにより阻止して
いる。このため、レバ42と一体回動するシャフト41
の回動も阻止され、従ってこのシャフト41と一体のコ
ントロールレバの回動も阻止されている。すなわち、シ
フトレバのパーキングシフト操作は不可能状態にされて
いる。
駐車ブレーキレバを引きブレーキを作動させると、ワイ
ヤ54が図面上方へ引かれてストッパ46が時計回りに
回動しこれによりストッパの爪46bがレバ42からは
ずれてレバ42は回動自由になる。その結果、シフトレ
バのパーキングシフト操作は可能状態にされる。
(実施例4) 第7図に示すものは更に別の実施例である。
これは第4図におけるシフトレバ(29)とアウタレバ
(28)とをワイヤ61で連結し駐車ブレーキに連動す
る連動手段60をシフトレバの支持ブラケット(固定プ
レート63)に設けたものである。
ワイヤ61はその一端をシフトロッド62の先端部62
aに連結され他端を図示しない変速機のアウタレバへ連
結されている。
固定プレート63に固着されたピン64にストッパ65
が回動可能に支持されこのストッパ65はバネ68によ
り固定プレート63の爪[i3aに押圧されている。
ストッパG5の一端65aには連結部材G6の一端Bo
aが固定されこの連結部材6Gの他端66bはワイヤ6
7が連結されている。この連結部材66の両端BGa、
 6f3bはスプリング66cにより連結がされている
(実施例4の作用) 図の状態で、シフトロッド62のノブに設けられている
ブツシュボタン(第4図における29a)を押してピン
62aを点線位置まで押下げシフトロッド62を反時計
方向へ回動(“P″シフ8回動させようとしてもストッ
パ65にピン62aが当接してシフトロッドの回動は阻
止される。すなわち、シフトレバのパーキングシフト操
作は阻止される。
駐車ブレーキレバを引きブレーキを作動させると、これ
に連動してワイヤ67が図面下方へ引かれ連結部材66
を介してストッパ65は反時計方向へ回動される。この
結果、ストッパ65とピン82aとの当接がはずれ、シ
フトロッドB2の“P”シフト回動は可能状態なる。こ
のシフトロッド62の回動はワイヤ61を介してアウタ
レバへ連動されパーキング機構のギア係合が行われる。
以下、その他の実施例について簡潔に説明する。
第8図は、駐車ブレーキ作動と連動してパーキング装置
のギア係合手段を作動させるパーキング装置である。
駐車レバ82と駐車ブレーキ83とを連結するワイヤ8
1に連動手段80が連結されている。この連動手段80
に操作手段、すなわちリンケージ85を介してギア係合
手段84が連結されている。
駐車レバ82の作動はワイヤ81を介して駐車ブレーキ
83を作動させると同時に連動手段80をも連動させこ
の連動手段の作動はリンケージ85を介してギア係合手
段84を作動させこれによりパーキング機構のギア係合
が行われる。
パーキング機構のギア係合解除は駐車ブレーキ解除と同
時に行われる。
第9〜12図に示すものはパーキング操作に連動して前
記各種ブレーキを個々に作動させるパーキング装置であ
る。
第9図に示すものは、パーキング操作に連動して駐車ブ
レーキを作動させる例である。
同図において、連動手段90のアクチュエータ95と駐
車ブレーキ96とをワイヤ97により連結しパーキング
操作手段(コントロールレバ91)に連動して該連動手
段90を作動させこれを介して駐車ブレーキを作動させ
るものである。
コントロールレバ91の矢印方向の回動はギア係合手段
98を作動させると共にコントロールレバ91に連動し
て作動する連動手段90のマイクロスイッチ92をON
にする。これによりソレノイドバルブ94が開き負圧源
93からの負圧がアクチュエータ95に導入されて該ア
クチュエータ95を作動させこれによりワイヤ97を介
して駐車ブレーキ96が作動する。
第1O図に示すものは、パーキング操作に連動してフー
トブレーキを作動させる例である。
同図において、フートブレーキ 102とコントロール
レバ104との間に連動手段100が構成されている。
この連動手段100の一方はアクチュエータ 101を
介してフートブレーキ 102に連結されると共に他方
はマイクロスイッチ 103を介してコントロールレバ
 104に連動可能に構成されている。
コントロールレバ104の回動はギア係合手段105を
作動させると共にこれに連動するマイクロスイッチ 1
03を作動させる。マイクロスイッチ103のON信号
はタイマ 106をスタートさせると同時にソレノイド
バルブ107を開いて負圧源108からの負圧をアクチ
ュエータ 101に導入させこれを作動させる。これに
よりフートブレーキ 102が作動しソレノイドバルブ
117(矢印方向に移動した状態)を介して四輪109
の固定が行われる。
フートブレーキ102の作動はマイクロスイッチ118
をONにしこのON信号はアンドゲート Illの一方
に入力して他方のマイクロスイッチ 103によるON
信号と共にON出力してソレノイドバルブ117を図示
状態に作動させる。このときにタイマ 106が切れて
ソレノイドバルブ107を閉じこれによりアクチュエー
タ 101によるフートブレーキ 102の作動は停止
される。以後、四輪109の固定はソレノイドバルブ1
17を介して徐々に固定解除が行われる。
第11図に示すものは、パーキング操作に連動して変速
機ブレーキを作動させるものである。
連動手段、すなわちシフトバルブ110が操作手段(コ
ントロールレバ119)と変速機の遊星歯車装置112
との間に構成されている。
このシフトバルブ110のスプール110aの一端はリ
ンケージ 113を介してコントロールレバ119に連
結されている。
シフトバルブ110のポート 1lob、  110c
はそれぞれ遊星歯車装置口2のB ブレーキ、B1ブレ
ーキ作用圧側に連通している。
コントロールレバ119の矢印方向回動はギア係合手段
114を作動させると共にリンケージ 113を介して
スプール110 aを図面左方へ移動させる。
この移動過程で先ずポート 110 bが開き油圧源1
15からの圧油がB2ブレーキ作用圧側に導入されてB
2ブレーキが作動する。これにより第1遊星歯車112
 aのキャリアが固定される。
次ニポート110cが開きB1ブレーキが作動する。こ
れにより第1a尺歯車112a、第2遊星歯車112c
のサンギアが固定される。
サンギアとキャリアの固定によりリングギアが固定され
これと一体の出力軸tteが固定される。
第12図に示すものはパーキング装置専用のブレーキを
特別に設けてパーキング操作に連動してこのブレーキを
作動させるものである。
フランジ 121が出力l111 122方向に張り出
してパーキングギア 120に一体的に取付けられてい
る。
変速機の固定部123に摺動可能に配されているピスト
ン124とフランジ121との間に摩擦係合要素125
が配されている。
固定部123にボルト 12Gで固定された支詩板12
7とピストン 124との間にはスプリング128が配
されピストン124を図面左方へ押圧する。
このブレーキと操作手段、すなわちコントロールレバ1
29との間に連動手段、すなわちシフトバルブ130が
構成されている。
シフトバルブ130のスプール130aはリンケージ 
tatを介してコントロールレバ 129に連結されポ
ート 130bはブレーキのピストン 124作用圧側
に連通している。
コントロールレバ129の矢印方向回動はギア係合手段
+32を作動させると共にリンケージ 131を介して
スプール130 aを図面右方へ移動させる。
これにより圧力源133からの圧油がポート 130b
からピストン 124作用圧側に導入されピストン12
4は摩擦係合要素125を押して右動する。これにより
摩擦係合要素の係合が行われブレーキが作動する。
m13図に示すものは、フートブレーキ作動と連動して
シフトレバのパーキングシフトを可能とすると共にパー
キング操作後フートブレーキの作動解除を制御する。も
のである。
フートブレーキ140と操作手段(コントロールレバ1
41)との間に連動手段142が構成されている。この
連動手段142は操作手段の操作阻止手段を兼ねるもの
である。
連動手段142は、支持軸144を中心に回動するL型
リンク 145と、このL型リンク 145に係止され
て固定部14Bに摺動可能に配されているロッド143
と、固定部146とL型リンク 145との間に配され
るスプリング147とからなる。
L型リンク 145の一端は油圧アクチュエータ148
及びソレノイドバルブ149を介してフートブレーキ1
40と連結している。
図の状態では、ロッド 143が突出してコントロール
レバ141のパーキングシフト回動を阻止している。
フートブレーキ 140を踏むと圧油がソレノイドバル
ブ149(図示状態)を通って四輪150へ送られこれ
により四輪の固定が行われる。
この圧油は同時にアクチュエータ 148を介してL型
リンク 145にも作用しこのリンク 145は矢印方
向に回動する。この回動に連動してロッド 143は押
下げられコントロールレバ 14[の回動は自由になる
コントロールレバ141のパーキングシフト回動はギア
係合手段151を作動させると共にマイクロスイッチ 
152をON作動させる。このON信号はソレノイドバ
ルブ149を矢印方向に移動させる。この結果、四輪1
50のブレーキ解除は徐々に行われる。
(効用) 本発明のパーキング装置は1以上述べた通り。
ブレーキが作用された状態のときパーキング装置のギア
係合作動を許容する。
これにより、特に坂路でのパーキング装置への負荷が軽
減されると共に車両降下時のギア係合による強い衝撃力
の付加も阻止できる。
この結果、パーキング装置の大型化9重量化を招くこと
なく該装置の寿命、信頼性等を大幅に改善することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のパーキング装置の一実施例を示す図、
第3図は本発明のパーキング装置のパーキング機構の正
面図、第2図は第3図■−■線断面図、第4〜13図は
本発明のパーキング装置の別の実施例を示す図、をそれ
ぞれ示す。 出願人  アイシン精機株式会社 トヨタ自動車株式会社 代理人   弁理士 加 藤 朝 道 (外1名) t。 第4図 ス5 第2図 第5図 第8図 96       ソ→ 第10図 第11図 第12図 第13図

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)変速機の出力軸と一体回転するパーキングギアと
    、前記変速機の固定部材に支持されたパーキングポール
    と、該パーキングポールを前記パーキングギアに係脱さ
    せる操作手段と、車両を制動するため車輪の回転を停止
    させるブレーキと、該ブレーキを作動させるための作動
    手段と、該作動手段と前記操作手段の少くとも一つに連
    動しブレーキが作用された状態のとき前記パーキングポ
    ールのパーキングギアへの係合操作を許容する連動手段
    を有する車両用変速機のパーキング装置。
  2. (2)連動手段はブレーキ作動手段に連結されてパーキ
    ング操作手段のギア係合操作を許容・阻止する特許請求
    の範囲第1項記載のパーキング装置。
  3. (3)パーキング操作手段とブレーキ作動手段とを連動
    手段を介して連結してなる特許請求の範囲第1項記載の
    パーキング装置。
  4. (4)連動手段は、パーキング操作手段の作動に連動す
    るスイッチ手段と、ブレーキ作動手段に連結されるアク
    チュエータと、前記スイッチ手段により該アクチュエー
    タを制御する制御手段を有する特許請求の範囲第1項記
    載のパーキング装置。
  5. (5)連動手段は、パーキング操作手段に連結される弁
    手段と、該弁手段を介して圧力源とブレーキ作動手段と
    を連通する通路を有し、パーキング操作手段に連動して
    該通路の連通・遮断を行う特許請求の範囲第1項記載の
    パーキング装置。
JP12994187A 1987-05-28 1987-05-28 車両用変速機のパ−キング装置 Pending JPS63297154A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004535987A (ja) * 2001-07-21 2004-12-02 ツェットエフ、フリードリッヒスハーフェン、アクチエンゲゼルシャフト 車両の後ずさりの回避
US8282530B2 (en) 2007-02-23 2012-10-09 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Shift control system and method

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JP2004535987A (ja) * 2001-07-21 2004-12-02 ツェットエフ、フリードリッヒスハーフェン、アクチエンゲゼルシャフト 車両の後ずさりの回避
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