JPS6329612A - セントラルクリ−ナ− - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は電動送風機を内蔵した吸引装置と、空気の流れ
を伝達し、大部分は建築構造物内に配管されている通気
管と、この通気管端部に設けられている接続口と、この
接続口に接続されるホースおよび集塵装置等を有するい
わゆるセントラルクリーナーに関するものである。

従来の技術 従来の一般のセントラルクリーナーは、フィルターおよ
び電動送風機を内蔵した集塵装置と建築構造物の壁等に
設けた接続口を通気管で連結し、掃除作業を行なう場合
は、前記接続口に吸込ノズルを有するホースを接続して
いる。この種のセントラルクリーナーはすべての塵埃が
ホース等を介して通気管を流れ、前記集塵装置に至るも
のであるため、ときとして大きな塵埃が通気管に詰って
しまうということがあった。前記通気管は建築構造物の
床下などに配管されており、通気管に塵埃が詰った場合
、その除去は大変なものであった。

そこで最近は、前記接続口に至る以前の上流側の吸引通
路に集塵機能をもたせ、この部分で少なくとも、大きな
塵埃を捕集した後に通気管に空気を導びくものが考えら
れている（実公昭５ａ−１５９１０号公報）。

この構成を第４図において説明する。すなわち図におい
て、１は屋外に配置した吸引装置であり、この吸引装置
１の吸気側は通気管２の一端に連接されている。前記通
気管２の他端は建築構造物の壁３を貫通して壁面に開口
して接続口４を形成している。５は接続ホースであり、
一端は前記接続口４に着脱自在に取り付けられ、他端は
集塵装置６に着脱自在に取り付けられている。前記集塵
装置６は、少なくとも形状の大きい塵埃を捕獲するフィ
ルター７を着脱自在に内蔵するとともに、前記フィルタ
ー７に捕獲された塵埃を捕集する集塵室６ａと、移動用
車輪８を有している。

９は延長ホースであり、この延長ホース９の一端は前記
集塵装置６の吸引側に着脱自在に取り付けられている。

また前記延長ホース９の他端は延長管１０に接続され、
この延長管１０には吸込ノズル１１が着脱自在に取り付
けられている。

上記の構成について以下にその動作を説明する。

前記吸込ノズル１１の吸引した塵埃は、前記延長管１ｏ
を経て前記延長ホース９を通り、そして前記集塵装置６
に導入され、この集塵装置６内のフィルター７に少なく
とも形状の大きい塵埃が捕獲される。この形状の大きい
塵埃は前記集塵室６ａに収納される。前記フィルター７
に捕獲されなかった塵埃は前記接続ホース５を通り、さ
らに前記通気管２を通って前記吸引装置１に導びかれ捕
集される。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記従来の構成では、前記集塵装置６の移
動用車輪８の走行性が悪く、また前記集塵装置６は剛体
からなる筐体であり、掃除の際には１本のホースで掃除
するような使い勝手の良さは得られなかった。さらに前
記接続ホース５、集塵装置６、延長ホース９、延長管１
０および吸込ノズル１１を運搬移動する場合に、前記接
続ホース５等を円形状に巻こうとすると、前記集塵装置
６のために円形状に巻くことは極めて困難であり、さら
には前記集塵装置６等をいくつかのユニットに分離して
運搬するにしても、例えば前記接続ホース５、集塵装置
６、そして前記延長ホース９と延長管１０と吸込ノズル
１１と少なくとも３つのユニットに分けて運搬すること
が必要となり、たい・＼ん運搬のめんどうなものであっ
た。

また前記集塵装置６等を収納する際も、円形状に巻いて
収納できないことから収納スペースを大きくとる必要が
あった。

本発明は上記従来の問題点を解決するもので、運搬しや
すく収納の容易な使い勝手のよいセントラルクリーナー
を提供することを目的とするものである。

問題点を解決するための手段 この目的を達成するために本発明のセントラルクリーナ
ーは、塵埃を含む吸込空気中の塵埃を捕獲するフィルタ
ーと、可撓性材料で形成された集塵ケースを有する集塵
装置を備えた構成を有している。

作　　用 上記の構成において、集塵装置を可撓性材料で形成する
ことにより、ホースと前記集塵装置とをともに屈曲させ
円形状に巻くことが可能となり、前記集塵装置等の収納
あるいは運搬が非常に容易となる。また掃除をする際に
は、前記集塵装置が柔軟性を有することから、前記ホー
スと同様に屈曲し、１本のホースで操作するような使い
勝手の良さを実現できる。

実施例 以下に本発明の実施例について第１図〜第３図を参照し
ながら説明する。図において１２は屋外に設置した吸引
装置であり、この吸引装置１２は電動送風機１３を内蔵
するとともに、吸気口１４および排気口１５を備えてい
る。前記吸気口１４には通気管１６の一端が接続されて
おり、この通気管１６の他端は建築構造物の壁１７を貫
通して室内側に開口する接続０１８を形成している。前
記接続口１８には接続ホース１つの一端が着脱自在に連
接されており、この接続ホース１９の他端は集塵装置２
０の排気側接続部２１に着脱自在に連接されている。前
記集塵装置２０の吸気側接続部２２は、前記排気側接続
部２１に対向して設けられており、前記吸気側接続部２
２は延長ホース２３の一端に着脱自在に連接されている
。前記延長ホース２３の他端は延長管２４に着脱自在に
接続され、この延長管２４の他端は吸込ノズル２５に着
脱自在に接続されている。前記集塵装置２０は可撓性材
料（例えば塩化ビニル）で蛇腹状に形成された集塵ケー
ス２６を有し、接続ホース１９あるいは延長ホース２３
と同様に屈曲性を有している。前記集塵ケース２６と前
記排気側接続部２１は接着等により接合されている。前
記集塵ケース２６内には紙あるいは布等で形成された可
撓性のフィルター２７が収納されており、このフィルタ
ー２７は含塵気流中の塵埃を捕獲する機能を有している
。前記フィルター２７の口芯部２７ａは、前記吸気側接
続部２２のカバー２８に設けられた接続パイプ２９と、
前記集塵ケース２６の枠体■とで挾持され、前記接続パ
イプ２９は前記フィルター２７の口芯部２了ａに設けら
れた開口３１に着脱自在に嵌合している。また前記接続
ホース１９の長さは前記延長ホース２３より短く、前記
接続口１８と前記排気側接続部２１を前記接続ホース１
って接続したとき、前記排気側接続部２１がつり上がら
ない長さく最小長さ）を有している。

上記の構成について以下にその動作を説明する。

前記吸引装置１２の電動送風機１３が作動することによ
って、前記通気管１６等の内部は真空状態に近いものと
なり、前記吸込ノズル２５から塵埃を含んだ空気を吸い
込む。この塵埃を含んだ空気の流れ（含塵気流）は前記
延長管２４そして延長ホース２３内を通って前記集塵装
置２ｏ内に吸引される。前記含塵気流中の塵埃は前記フ
ィルター２７に捕獲される。塵埃を取り除かれた空気は
前記接続ホース１９そして通気管１６内を通って前記吸
引装置１２内に吸引され前記排気口１５から排出される
。

上記の構成により前記集塵装置２０の集塵ケース２６を
可撓性材料で蛇腹状に形成していることにより、第３図
に示すように容易に円形状に巻くことが可能となり、運
搬が容易になるとともに収納時の収納スペースも小さく
てすむことになる。

また前記接続ホース１９の長さを、前記延長ホース２３
より短くかつ前記接続口１８と集塵装置２０を接続ホー
ス１９で接続したときに、少なくとも集塵装置２０の排
気側接続部２１がつり上がらない長さとしたことで、前
記集塵装置２０を掃除の際に引き回す必要がなく、集塵
装置２ｏを用いないタイプのセントラルクリーナーと同
様の使い勝形成されており、屈曲可能なものであること
から、集塵装置２０が屈曲する際には、前記フィルター
２７も屈曲し、このフィルタ−２７内面に付着した塵埃
を効果的に除塵することができ、塵埃の付着による吸塵
力の低下を防止できるものである。

なお本実施例においては、前記フィルター２７は含塵気
流中の塵埃を全て捕集するものとしたが、このフィルタ
ー２７で形状の大きい塵埃を捕集し、それ以外の塵埃は
前記吸引装置１２にフィルターを有する集塵部を設けて
捕集する構成としてもよい。また前記延長ホース２３に
延長管２４を介して吸込ノズル２５を取り付ける構成と
したが、延長管２４を介さず、延長ホース２３と吸込ノ
ズル２５を接続する構成としてもよい。

発明の効果 上記の実施例の説明より明らかなように本発明によれば
、集塵装置の集塵ケースを可撓性材料で構成したことに
より （１）　　セントラルクリーナーの特徴であるホース１
本で掃除するような使い勝手の良さを塵埃を捕集するた
めの集塵装置をホースとホースの間に備えたものでも実
現できる。

（２）集塵装置および−＋のホースを容易に円形状に巻
くことが可能となり、運搬や収納が非常に容易になり、
使い勝手や収納性に優れたセントラルクリーナーを実現
できる。

（３）集塵装置が屈曲するのにともなって、フィルター
に付着した塵埃を除去することが可能となり、塵埃の付
着による吸塵力の低下を防止でき、長時間使用しても吸
塵力の低下の小さい優れた品質を実現できる。

という優れたセントラルクリーナーを提出できるもので
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のセントラルクリーナーの実旌例を示す
構成図、第２図は同実施例における集塵装置の断面図、
第３図は同実施例におけるボース等の運搬時の形状を示
す説明図、第４図は従来のセントラルクリーナーの構成
図である。 １２・・・・・・吸引装置、１６・・・・・・通気管、
１９．２３・・・・・・ホース（接続ホース、延長ホー
ス）、２０・・・・・・集塵装置、２４・・・・・・延
長管、２５・・・用吸込ノズル、２６・・・・・・集塵
ケース、２７・曲・フィルター。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第３
図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 少なくとも電動送風機を内蔵した吸引装置と、この吸引
   装置の吸気側と建築構造物の壁等に設けられた接続口を
   連結する通気管と、吸込ノズルから前記接続口に至りか
   つ少なくとも一部をホースで構成した吸引通路と、この
   ホースの途中に接続された集塵装置とを具備し、この集
   塵装置は可撓性材料で形成された集塵ケースと、塵埃捕
   集用のフィルターを備えたセントラルクリーナー。