JPS6329541Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6329541Y2
JPS6329541Y2 JP1980002338U JP233880U JPS6329541Y2 JP S6329541 Y2 JPS6329541 Y2 JP S6329541Y2 JP 1980002338 U JP1980002338 U JP 1980002338U JP 233880 U JP233880 U JP 233880U JP S6329541 Y2 JPS6329541 Y2 JP S6329541Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heater
heater body
sides
heating
protrusions
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1980002338U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56104914U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1980002338U priority Critical patent/JPS6329541Y2/ja
Publication of JPS56104914U publication Critical patent/JPS56104914U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6329541Y2 publication Critical patent/JPS6329541Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、一対の熱可塑性合成樹脂製の管等を
突合せ溶接するための突合せ融着機において突合
せ溶接される管の端部を加熱するためのヒータに
関する。
従来からのヒータは、そのヒータ本体の表裏両
面に加熱面を形成し、この加熱面に突合せ溶接さ
れるべき一対の熱可塑性合成樹脂製管の端部を圧
着して加熱し、この加熱の後、ヒータを取外して
両管の端部を突合せ溶接している。このヒータ
は、平板状体に形成されかつ電力によつて付勢さ
れる発熱体が埋設されかつ互いに平行な表裏両表
面が一対の加熱面となつているヒータ本体の上部
に、ヒータ本体の厚みよりも小さい外径を有する
断熱性材料から成る単一の棒状の把手が固着され
て構成している。把手は加熱面に平行な軸線を有
する。
このような先行技術では、ヒータを突合せ融着
機から取外した場合、水平な地面または床などに
置いておくとき、加熱面が水平な姿勢であると、
地面または床に接触してしまう。そのため加熱面
が凹んだりして損傷するおそれがある。加熱面
は、合成樹脂製管の端部の端面を全面にわたつて
平坦なままで均一に加熱することができるように
するために、鏡面化されている。このような加熱
面が、地面や床に接触して損傷すると、合成樹脂
製管の端面を平坦なままで均一に加熱することが
できなくなつてしまう。
本考案の目的は、ヒータの加熱面が地面または
床などに接触することがないようにして加熱面が
損傷することを防いだ突合せ融着機用ヒータを提
供することである。
本考案は、大略的に矩形の平板状体に形成さ
れ、電力によつて付勢される発熱体4が埋設さ
れ、互いに平行な表裏両表面が一対の加熱面2,
3になつているヒータ本体1と、 ヒータ本体1の側部に沿つて上下に延び、ヒー
タ本体1の表裏両方向に沿う端面12a,13
a;12b,13bが前記各加熱面2,3から突
出している板状の突出部12,13とを含み、 突出部12,13は、ヒータ本体1の両側部に
間隔を有し、突出部12,13の上端部と下端部
とは、ヒータ本体1の両側部の上端部と下端部と
に断熱材10,11をそれぞれ介して固着され、
さらに ヒータ本体1の上部に固着され、そのヒータ本
体1の前記両側部間にわたつて延び、ヒータ本体
1とほぼ同一の厚みを有する平板状の支持体6
と、 ヒータ本体1の前記両側部間のほぼ中央位置で
支持体6に固着され、前記加熱面2,3よりも前
記表裏両方向に突出する突片14,15と、 突片14,15の各遊端部に下端部が固着さ
れ、ヒータ本体1とは反対側にそれぞれ延びる脚
部17,18と、 脚部17,18の上端部を連結し、加熱面2,
3に直交する握部19と、 ヒータ本体1内に、ヒータ本体1の側方寄りの
位置に設けられて棒状に上下に延び、検出温度を
表示する表示部9が支持体6の上端部に臨む、そ
のような温度計8とを含み、 ヒータ本体1のほぼ中央部20の温度を検出す
る温度検出器5を、ヒータ本体1内に設け、この
温度検出器5によつて検出される予め定める温度
となるように、発熱体4を電力付勢することを特
徴とする突合せ融着機用ヒータである。
本考案に従えば、突出部12,13はその端面
12a,13a;12b,13bが加熱面2,3
から突出しているので、第9図に示されるよう
に、たとえば端面12b,13bを地面または床
に置いたとき、加熱面3は地面または床に接触せ
ず、したがつて損傷することはない。
突片14,15は、加熱面2,3よりもヒータ
本体1の表裏両方向に突出しているので、第8図
のように本体ヒータを地面または床に置いたと
き、加熱面3が地面または床に接触しない。
突片14,15はヒータ本体1の両側部間のほ
ぼ中央位置にあるので、第8図の状態においてヒ
ータ本体1の下端部または突出部12,13の下
端部は、地面または床上にあり、本体ヒータは、
安定な姿勢で静置されることができる。
ヒータ本体1の上部には、支持体6が固着さ
れ、この支持体6に突片14,15が固着されて
いるので、そのような突片14,15の取付けの
ために加熱面2,3の面積が減少することはな
く、合成樹脂製管の端面の加熱を支障なく行なう
ことができる。
第1図は本考案の一実施例の側方から見た断面
図、第2図は第1図示のヒータの正面から見た断
面図、第7図はこの実施例の全体の斜視図であ
る。これらの図面を参照して、ヒータ本体1は、
互いに平行な平面状の加熱面2,3を、そのヒー
タ本体1の表裏(第1図の左右)に有する。ヒー
タ本体1内には、複数の発熱体4が埋設される。
この発熱体4は、電力付勢によつて発熱して、加
熱面2,3の表面温度を、溶接されるべき管が融
着しうる程度に昇温する。ヒータ本体1の中央に
は温度検出器5が埋設されており、この温度検出
器5によつて加熱面2,3の表面が突合せ溶接に
適切な温度に保たれることになる。加熱面2,3
の表面にはテフロン(商品名)が被覆されてお
り、これによつて加熱面2,3に管の溶融された
部分が付着することが防がれる。ヒータ本体1の
上部および下部には、支持体6,7が固着されて
いる。支持体6によつて加熱体4および温度検出
器5が支持される。ヒータ本体1内には温度計8
が埋設される。この温度計8によつて検出された
温度は、表示部9において表示される。こうして
ヒータ本体1は、大略的に矩形の平板状体に形成
される。温度計8は、ヒータ本体1内に温度検出
器5から側方にずれた位置で、すなわちヒータ本
体1の側方寄りに設けられて、棒状の上下に延び
ている。この温度計8の表示部9は、検出温度を
表示するものであり、支持体6の上端部に臨む。
ヒータ本体1の両側部には、アスベストなどの
断熱材10,11を介して、突出部12,13が
固着される。突出部12,13は、ヒータ本体1
の両側部に間隔を有し、突出部12,13の上端
部と下端部とは、ヒータ本体1の両側部の上端部
と下端部とに、断熱材10,11をそれぞれ介し
て固着される。この突出部12,13は、金属製
板状体であり、ヒータ本体1の側部に沿つて上下
に延びる。この突出部12,13に関して、ヒー
タ本体1の表裏両方向に沿う端面12a,13
a;12b,13bが加熱面2,3から突出して
いる。このようにして突出部12,13の端面1
2a,13a;12b,13bは、後述の突合せ
融着機に装着したり取外したりする際において、
地面または床に第8図および第9図のように置か
れることによつて、加熱面2,3の表面が堅い物
体などに当つて損傷することを可及的に防いでい
る。この突出部12,13は断熱材10,11を
介してヒータ本体1に固着されているので、突出
部12,13が高温度になることが抑えられて安
全である。
支持体6には加熱面2,3に直交してヒータ本
体1の表裏両面にそれぞれ突片14,15が突出
して固着される。この突片14,15には、把手
16の脚部17,18の下端部が固着される。把
手16は大略的に逆U字状に形成されており、ヒ
ータ本体1の上方を跨架する。把手16の上部に
は木製の握部19が設けられる。この握部19の
軸線は加熱面2,3に直交する。
温度検出器5は、ヒータ本体1の中央部20の
温度を測定し、この中央部20の温度が予め定め
た温度となるように発熱体4が電力付勢される。
したがつてヒータ本体1の上部、したがつて支持
体6は中央部20に比べて低温度であり、そのた
め突片14,15および脚部17,18が金属な
どから成る場合においても、突片14,15およ
び脚部17,18の温度の上昇が抑えられる。そ
のため、本件ヒータの取扱いが安全になるととも
に、長時間にわたる連続使用が可能になる。
第3図は第1図の切断面線−から見た断面
図である。突片14,15には加熱面2,3に直
交して水平に延びる長孔21,22がそれぞれ形
成される。
第4図は第1図〜第3図で説明したヒータを用
いることができる突合せ融着機の平面図であり、
第5図はその突合せ融着機の正面図、第6図は第
5図の−線視断面図である。突合せ溶接され
るべき一対の熱可塑性合成樹脂製管の端部は、ク
ランプ部材23,24によつて固定される。クラ
ンプ部材23は基台25に固着されており、もう
一つのクランプ部材24はクランプ部材23に向
けて案内棒26に沿つて近接・離反変位可能であ
る。クランプ部材23,24は同一軸線を有す
る。クランプ部材24を変位するには、クランプ
部材24に枢支されたハンドル27を第5図の矢
符28のごとく軸29のまわりに変位して仮想線
30で示す位置にもたらす。ハンドル27は、図
面の簡略化のために、第4図および第6図では省
略される。このときハンドル27と一体的な軸2
9に固着されたリンク31、およびこのリンク3
1と基台25とに枢支されたリンク32の働きに
よつて、クランプ部材24が変位する。クランプ
部材23,24は半割り状に形成されており、つ
まみ33,34の操作によつてそれぞれ開閉する
ことができる。
クランプ部材23,24の頂部には、案内用突
部35,36が上方に突出して形成される。この
案内用突部35,36は、クランプ部材23,2
4の半径方向に延びる。この案内用突部35,3
6の下端は、案内用突部35,36に直交する平
面に形成された頂部37,38となつている。
管の突合せ溶接に当つては、一対の管の端部
を、相互に軸線方向に離れている位置にあるクラ
ンプ部材23,24によつて把持し、それらの管
の端面を軸線に直角となるように固定する。その
後、案内用突部35,36に第1図〜第3図示の
ヒータの長孔21,22(第3図参照)をそれぞ
れ嵌合する。これによつてクランプ部材23,2
4の間にヒータ本体1を位置させる。この加熱面
2,3がクランプ部材23,24、したがつて突
合せ溶接されるべき管の軸線に直角のままで、ク
ランプ部材24がハンドル27の操作によつてク
ランプ部材23側に近接変位可能である。ヒータ
の加熱面2,3によつて、クランプ部材23,2
4によつて把持されている管の端部を加熱した
後、ヒータを突合せ融着機から取外して、管の両
端面を突合せ溶接する。
以上のように本考案によれば、突出部12,1
3と突片14,15との働きによつて、加熱面
2,3が地面または床などに接触するのを防ぐこ
とができる。そのため加熱面2,3は損傷するこ
とがなく、合成樹脂製管の端面を均一に加熱し、
高品質で突合せ融着を行なうことができるように
なる。
また本考案によれば、突出部12,13は、ヒ
ータ本体1の両側部に間隔を有して固定され、突
出部12,13の上端部と下端部とは、ヒータ本
体1の両側部の上端部と下端部とに、断熱材1
5,16をそれぞれ介して固着される。したがつ
てヒータ本体1の加熱面2,3に、溶融した合成
樹脂の一部分が付着してその加熱面2,3が汚損
しても、突出部12,13とヒータ本体1の両側
部との間には空間があるので、加熱面2,3に付
着している物質を容易に払拭することができる。
したがつて加熱面2,3の全面に亘り、清浄に保
つことができる。これによつて熱可塑性合成樹脂
製の管等の端面を高品質で溶融することができ
る。
しかも突出部12,13は、上述のようにヒー
タ本体1の両側部に間隔を有しているので、突出
部12,13の弾性変形または塑性変形が可能と
なり、突出部12,13に障害物があたつても、
ヒータ本体1に衝撃力が作用することが避けられ
る。したがつてヒータ本体1の損傷を防ぐことが
できる。
ヒータ本体1内には、発熱体4、温度検出器5
および温度計8などが設けられており、損傷し易
いものであるけれども、本考案によれば、衝撃力
を突出部12,13によつて緩衝し、損傷を防ぐ
ことが可能になる。これによつて現場などにおい
ても、長期間に亘り損傷することなく本件突合せ
融着機用ヒータを使用することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例のヒータの側方から
見た断面図、第2図はそのヒータの正面から見た
断面図、第3図は第1図の−線視断面図、第
4図は第1図〜第3図に関連して説明したヒータ
を使用することができる突合せ融着機の平面図、
第5図はその突合せ融着機の正面図、第6図は第
5図の−線視断面図、第7図は一実施例の全
体の斜視図、第8図および第9図は使用状態を示
す簡略化した断面図である。 1……ヒータ本体、2,3……加熱面、6……
支持体、12,13……突出部、12a,13
a;12b,13b……端面、14,15……突
片、17,18……脚部、19……握部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 大略的に矩形の平板状体に形成され、電力によ
    つて付勢される発熱体4が埋設され、互いに平行
    な表裏両表面が一対の加熱面2,3になつている
    ヒータ本体1と、 ヒータ本体1の側部に沿つて上下に延び、ヒー
    タ本体1の表裏両方向に沿う端面12a,13
    a;12b,13bが前記各加熱面2,3から突
    出している板状の突出部12,13とを含み、 突出部12,13は、ヒータ本体1の両側部に
    間隔を有し、突出部12,13の上端部と下端部
    とは、ヒータ本体1の両側部の上端部と下端部と
    に断熱材10,11をそれぞれ介して固着され、
    さらに ヒータ本体1の上部に固着され、そのヒータ本
    体1の前記両側部間にわたつて延び、ヒータ本体
    1とほぼ同一の厚みを有する平板状の支持体6
    と、 ヒータ本体1の前記両側部間のほぼ中央位置で
    支持体6に固着され、前記加熱面2,3よりも前
    記表裏両方向に突出する突片14,15と、 突片14,15の各遊端部に下端部が固着さ
    れ、ヒータ本体1とは反対側にそれぞれ延びる脚
    部17,18と、 脚部17,18の上端部を連結し、加熱面2,
    3に直交する握部19と、 ヒータ本体1内に、ヒータ本体1の側方寄りの
    位置に設けられて棒状に上下に延び、検出温度を
    表示する表示部9が支持体6の上端部に臨む、そ
    のような温度計8とを含み、 ヒータ本体1のほぼ中央部20の温度を検出す
    る温度検出器5を、ヒータ本体1内に設け、この
    温度検出器5によつて検出される予め定める温度
    となるように、発熱体4を電力付勢することを特
    徴とする突合せ融着機用ヒータ。
JP1980002338U 1980-01-11 1980-01-11 Expired JPS6329541Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980002338U JPS6329541Y2 (ja) 1980-01-11 1980-01-11

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980002338U JPS6329541Y2 (ja) 1980-01-11 1980-01-11

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56104914U JPS56104914U (ja) 1981-08-15
JPS6329541Y2 true JPS6329541Y2 (ja) 1988-08-09

Family

ID=29599180

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1980002338U Expired JPS6329541Y2 (ja) 1980-01-11 1980-01-11

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6329541Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS56104914U (ja) 1981-08-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9644774B2 (en) Welding joint and welding method for same, welding device, welding joint, resin pipe welding device and welding method
FR2489208B1 (fr) Manchon de soudage electrique en matiere thermoplastique pour la jonction de tuyaux en matiere thermoplastique
JPS6329541Y2 (ja)
CA1244512A (en) Heater for heating heat shrinkable tube
CA2104715C (en) Portable radiant heater for performing splices in waterstops
JPH10138346A (ja) フッ素樹脂製チューブの継手用抜け止めリングの溶着方法
ES2231491T3 (es) Dispositivo de sujeccion para soldadura por infrarrojos.
JPS60184829A (ja) 熱可塑性樹脂部材の熱輻射溶接方法
US3291963A (en) Radiant heat sealing means
US3660210A (en) Static autogenous sealing bar
JP4106287B2 (ja) 熱融着性管状体の接合方法
JPH058298A (ja) 熱可塑性樹脂の融着方法及び融着装置
JPS6358695B2 (ja)
JPH0211997A (ja) 熱可塑性合成樹脂製管の融着接合構造及び融着接合方法
JPH0335497Y2 (ja)
KR102539850B1 (ko) 열수송용 이중보온관 이음방법
JP2500888Y2 (ja) 合成樹脂管の電気融着式補修部材
JPH0413146Y2 (ja)
BRPI1000536A2 (pt) método para unir uma primeira superfìcie geralmente planar a uma segunda superfìcie geralmente planar, e, dispositivo de soldagem por indução
JPH0326530A (ja) 溶融フッ素系樹脂製チューブ
JPH07304101A (ja) 熱可塑性樹脂管材の突合せ溶接方法
JPH0410023Y2 (ja)
EP0662390A2 (en) Apparatus and method for welding thermoplastic resin members
JPS6110979Y2 (ja)
JPS56161116A (en) Welding method of thermoplastic resin members