JPH0410023Y2 - - Google Patents

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JPH0410023Y2
JPH0410023Y2 JP12079087U JP12079087U JPH0410023Y2 JP H0410023 Y2 JPH0410023 Y2 JP H0410023Y2 JP 12079087 U JP12079087 U JP 12079087U JP 12079087 U JP12079087 U JP 12079087U JP H0410023 Y2 JPH0410023 Y2 JP H0410023Y2
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temperature sensor
heating
temperature
heating member
heat
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JP12079087U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は熱可塑性合成樹脂製パイプを融着接合
するときに使用される加熱工具に関し、詳細には
加熱部材が優れた温度調節機能を発揮し、しかも
携帯に便利なパイプ接合用加熱工具に関するもの
である。
[従来の技術] 例えば比較的中口径又は大口径のポリオレフイ
ン製パイプを受・挿接合するに当たつては、各管
端の受口内面と挿口外面の各表層部を加熱工具に
よつて適当な温度に加熱軟化し、受口に挿口を嵌
合することによつて加熱面同士を融着接合する。
第3図は上記加熱工具における加熱部材20の
断面説明図、第4図は上記加熱工具へのパイプ挿
入直前状態を示す斜視説明図である。加熱部材2
0には本体1の表側及び裏側に管端部4a,4b
を嵌挿する為の位置保持部1a,1bが突設さ
れ、受口管の管端4aを位置保持部1aの外周面
に嵌合させる様に挿入し、また挿口管の管端4b
を位置保持部1b内周面に嵌合させる様に挿入す
る。上記位置保持部1a,1bの表面はテフロン
樹脂等によつて表面処理されており、溶融した樹
脂が付着しない様に工夫されている。前記管端4
a,4bの内周面又は外周面に当接する部分には
発熱部2が設けられ、該発熱部2内に埋設された
電熱線2aに電流を流す(以下単に通電という)
ことにより、管端4a,4bの内表面又は外表面
を加熱軟化する(発熱部2の詳細な構造について
は実開昭60−12425号参照)。
また前記位置保持部1bにはバイメタル式温度
センサ3或は液体膨張式の温度センサ等が設けら
れ、該温度センサのいずれか及び温度制御器9に
より、発熱部2の温度を300℃前後の一定値に保
持する。
第5図はバイメタル式温度センサ3を使つた温
度制御機構を示す概略説明図である。高温になつ
てバイメタル3aが屈曲したときに接点3bが閉
じられ該接点3bを通過する電気信号に基づく前
記制御器9のリレー制御によつて電熱線2aへの
通電を停止し、逆に接点3bが開かれたときに通
電を再開する様に構成されている。前記本体1と
温度制御器9は第4図に示す如く別体に形成され
ており、両者は接続ターミナル8や接続コード1
5を介して電気的に接続され、さらに温度制御器
9には電源コード10が接続される。
なお配管長さに沿つて作業位置を次々と移動す
るに当たつては、断熱材を組み合わせて形成され
た保温箱を別途準備しておき、これに加熱部材2
0を収納し、移動中の温度降下を少しでも抑制し
て再加熱時の所要時間を少なくできる様に構成し
ている。
[考案が解決しようとする問題点] ところが温度制御器9は加熱部材20と別体に
構成されているために移動に際しては2度に分け
て運ばなくてはならず、これを1回で運ぼうとし
て無理に両手で持つたりすると落す危険があり、
或は地面上を引きずり歩くために振動を受けて故
障を起こし易いという問題があつた。
また前記したバイメタル式温度センサ3の電気
容量は小さいので、大電力消費タイプの中口径又
は大口径管用の温度センサとして使用するときに
は高価なリレー装置を必要とし、また温度調節の
精度においても優れたものとは言い難く、しばし
ば融着接合不良を招いていた。
そこで本考案者らは中口径又は大口径管の融着
接合においても優れた温度調節性能を発揮し、且
つ携帯に便利な加熱工具を提供することを目的と
して工夫を重ねた結果、本考案を完成し得るに至
つた。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成し得た本考案は、接合すべき1
対の合成樹脂製パイプの接合側管端部を対向状態
で位置決めする位置保持部に熱源及び熱電対型温
度センサを内蔵してなる管端加熱部材を有し、該
加熱部材を収納する保温箱と、前記熱電対型温度
センサの検知結果に基づいて前記熱源の発熱量を
調整する温度制御器を一体的に形成してなる点に
要旨を有するものである。
[作用及び実施例] 第1図は本考案の代表的な実施例を示す斜視説
明図である。加熱部材20の構造は第3,4図に
示したものと同様であるが、次の点に本考案の特
徴が存在する。即ち接続コード15を介して加熱
部材20に接続される温度制御器9は本考案では
保温箱11と一体的に形成される。第1図の例で
は温度制御器9は後述する蓋部材14に一体的に
配設される。該温度制御器9には接続コード15
連結用のコネクタ13が設けられると共に、電源
コード10が接続される。尚該制御器9の背面側
には空間部10aが形成され、使用しない時には
電源コード10が収納できる様になつている。保
温箱11は断熱材を直方体状に組み合わせて上部
に開口部を形成し、該開口部を閉塞するために蝶
番を介して蓋部材14が開閉自在に設けられる。
なお蓋部材14にはフツク14aを取付け保温箱
11側に設けた係合部材(図示せず)と係止され
る様にし、加熱部材20を収納したときに前記開
口部が開かない様にする。また蓋部材14の頂部
外面に相当する部分には破線で示す様なハンドル
4bが設けられており、保温箱11全体が片手で
持ち運びできる様になつている。さらに保温箱1
1の側面の1つには別の空間部15aが形成さ
れ、不使用時に接続コード15を収納できるの
で、移動時に該接続コード15を引きずるといつ
たことはなくなつた。
一方加熱部材20に配設する温度センサとして
は熱電対式のものを採用している。第2図は熱電
対式温度センサ17を使用するときの温度調節機
構を示す概略説明図である。
即ち熱電対式温度センサ17におけるゼーベツ
ク効果による電流値を温度制御器9において判定
して発熱部2の温度を常時検知し、電熱線2aの
通電制御を行なつて発熱部2の加熱温度が常に一
定となる様に調整する。
該熱電対式温度センサ17を用いる際には、大
容量の電熱線2aの通電制御が行なえ、中口径又
は大口径管に適用する加熱部材20であつても短
時間内で加熱を完了することができる。さらに該
熱電対式温度センサ17は温度変化に対する感度
が高いので、加熱不全による融着接合の不良は従
来装置に比較して可及的に少なくなつた。
本考案の加熱工具は上記した実施例に限定され
ず、前・後記の主旨に沿つて適宜設計変更を加え
たものであつても構わない。
[考案の効果] 本考案の合成樹脂製パイプ接合用工具は小型に
まとめられているので携帯に便利であり、また加
熱部材の温度調節性能に優れているので融着接合
作業における不良の発生を抑制できるようになつ
た。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の代表的な実施例を示す斜視説
明図、第2図は本考案の温度調節機構を示す概略
説明図、第3図は加熱部材の断面説明図、第4図
は従来の加熱工具全体を示す斜視説明図、第5図
は従来の温度調節機構を示す概略説明図である。 1……本体部、2……発熱部、3……バイメタ
ル式温度センサ、4a……受口側の管端、4b…
…挿口側の管端、8……ターミナル、9……温度
制御器、10……電源コード、11……保温箱、
12……側壁、13……コネクタ、14……蓋部
材、15……接続コード、16……ハンドル、1
7……熱電対式温度センサ、18……絶縁基台、
20……加熱部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 接合すべき1対の合成樹脂製パイプの接合側管
    端部を対向状態で位置決めする位置保持部に熱源
    及び熱電対型温度センサを内蔵してなる管端加熱
    部材を有し、該加熱部材を収納する保温箱と、前
    記熱電対型温度センサの検知結果に基づいて前記
    熱源の発熱量を調整する温度制御器を一体的に形
    成してなることを特徴とする合成樹脂製パイプ接
    合用加熱工具。
JP12079087U 1987-08-05 1987-08-05 Expired JPH0410023Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12079087U JPH0410023Y2 (ja) 1987-08-05 1987-08-05

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JP12079087U JPH0410023Y2 (ja) 1987-08-05 1987-08-05

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6425117U JPS6425117U (ja) 1989-02-10
JPH0410023Y2 true JPH0410023Y2 (ja) 1992-03-12

Family

ID=31367216

Family Applications (1)

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JP12079087U Expired JPH0410023Y2 (ja) 1987-08-05 1987-08-05

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JPS6425117U (ja) 1989-02-10

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