JPS63295194A - 万能チャック - Google Patents

万能チャック

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Publication number
JPS63295194A
JPS63295194A JP13238187A JP13238187A JPS63295194A JP S63295194 A JPS63295194 A JP S63295194A JP 13238187 A JP13238187 A JP 13238187A JP 13238187 A JP13238187 A JP 13238187A JP S63295194 A JPS63295194 A JP S63295194A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gripping
shape
gripping member
gripped
chuck
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13238187A
Other languages
English (en)
Inventor
福吉 弘和
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Home Electronics Ltd
NEC Corp
Original Assignee
NEC Home Electronics Ltd
Nippon Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Home Electronics Ltd, Nippon Electric Co Ltd filed Critical NEC Home Electronics Ltd
Priority to JP13238187A priority Critical patent/JPS63295194A/ja
Publication of JPS63295194A publication Critical patent/JPS63295194A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ この発明は、把持対象に合わせた把持形状の変更が容易
な万能チャックに関する。
[従来の技術] 工場の生産ラインの自動化とともに各種工業用ロボット
が盛んに導入されており、人間の手にもっとも近いロボ
ットハンドの開発も進行しつつある。
一般に、ロボットハンドの先端に装着される把持部材は
、把持対象の特質に合ったものを用いるのが理想とされ
ているが、製造ラインごとに専用チャックを取り揃えて
おくのは不経済であるため、通常は、把持形状の違いに
関係なく部品をチャックすることのできる汎用チャック
が用いられてきた。
第4図に示す従来の汎用チャックIは、あらゆる形状の
部品に最大公約数的な把持形状をもった把持部材を提供
するといった前提に立って開発されたものであり、ロボ
ットハンド2の先端に、開閉自在の2指3a、3bをも
っ把持部材3が組み付けてあり、把持対象となる部品4
の側面を、一対の指3a、3bでもって挟持することで
部品4を把持する構成とされている。
[発明が解決しようとする問題点] 上記従来の汎用チャックlは、把持対象を限定しないよ
うな配慮がとられてはいるものの、汎用タイプであるが
故に特殊な形状の部品4には向かない場合があり、また
部品4の搬送タイミングと把持タイミングの僅かなずれ
でもってチャックミスが発生したり、或は正確なチャッ
クを行うために、部品4の正確な位置決めが要求され、
例えば位置決め機構を導入した結果、製造コストが高く
ついてしまうことがあり、さらに側面からの抑圧を嫌う
部品4の場合、把持力の適切な設定を欠くと、部品4の
破損事故を招くことがある等の問題点があった。
[問題点を解決するための手段」 この発明は、上記問題点を解決したものであり、把持対
象の外形に合わせた相似変形が可能な把持部材と、この
把持部材に接しており、加熱により熔融し、把持部材の
変形を許容するとともに、非加熱時は凝固して把持部材
の変形を阻止し、把持形状を記憶する把持形状記憶体か
ら構成したことを特徴とするものである。
[作用] この発明は、把持対象の外形に合わせた相似変形が可能
な把持部材に、把持形状記憶体を接して設け、加熱によ
り把持形状記憶体を熔融することで、把持部材の変形を
把持形状として記憶させ、そのあと把持形状記憶体を加
熱解除して凝固させることで、把持部材を把持対象の把
持に必要な形状に固定する。
[実施例] 以下、この発明の実施例について、第1図ないし第3図
を参照して説明する。第1図は、この発明の万能チャッ
クの一実施例を示す斜視図、第2゜3図は、それぞれ第
1図に示した把持形状記憶体に対する把持形状の記憶工
程を説明するための縦断面図である。
第1図中、万能チャックIIは、把持対象の外形に合わ
せた相似変形が可能な把持部材12と、この把持部材I
2に接しており、加熱により熔融し、把持部材12の変
形を許容するとともに、非加熱時は凝固して把持部材1
2の変形を阻止し、把持形状を記憶する把持形状記憶体
I3から構成される。把持部材I2としては、異径段部
をもつ筒状体14の大径部14a内一杯に束ねて設けた
、個々に軸方向移動が可能な複数の線状体15が用いら
れ、線状体15の末端部と筒状体14の内壁の間に形成
された空間に、把持形状記憶体■3としてハンダが充填
しである。ハンダ内には加熱熔融に用いる電熱線16が
配設してあり、また把持対象の真空把持に必要な空気抜
き用の吸引管17がハンダ内に貫通配設しである。筒状
体14の小径部14bの外周にはねじが切ってあり、ロ
ボットハンド2等への着脱がねじ嵌合により行えるよう
にしである。
ここで、万能チャック11に把持対象の把持形状を記憶
させる場合、まず電熱線!6に通電し、把持形状記憶体
!3としてのハンダを熔融する。
その結果、ハンダの熔融とともにそれまで変形阻止され
ていた把持部材12が変形可能となる。従って、この状
態で第2図に示したように、把持部材■2を把持対象と
なる部品18の真上に押し当てる。その結果、部品18
の外形に沿って把持部材12が相似変形するので、ハン
ダも把持形状に従って変形する。
こうして、第3図に示したごとく、ハンダが把持形状に
合わせて変形したら、そこで電熱線16への通電を解除
し、ハンダを凝固させる。ハンダが凝固すると、今度は
把持部材12は変形できなくなり、ちょうど部品18の
外形を記憶した状態に固定される。すなわち、この時点
で部品I8の外形とまったく同じ把持形状をもつ把持部
材12が完成するわけである。
把持対象となる部品18の外形に合致する把持形状をも
つ万能チャック11は、ロボットハンド2にねじ嵌合さ
れ、部品I8の搬送或は選別等に供されるわけであるが
、把持部材12は把持対象にぴったりと合致する上、吸
引管I7にて負圧をかけることで、確実にチャックする
ことができる。
従って、脆弱な部品18の場合も、上方への軽い負圧が
かかるだけで、側面には無理な力が加わらず、品質を損
なうことなく安全にチャックすることができる。
このように、万能チャック11は、把持対象である部品
18の外形に合わせた相似変形が可能な把持部材12に
、把持形状記憶体I3を接して設け、加熱により把持形
状記憶体13を熔融することで、把持部材I2の変形を
把持形状として記憶させ、そのあと把持形状記憶体I3
を加熱解除して凝固させることで、把持部材!2を把持
対象の把持に必要な形状に固定する構成としたから、把
持対象の外形よりも大きい底面積をもつ把持部材12を
用意し、加熱熔融と加熱解除による凝固といった一連の
熱処理を経ることで、いかなる形状の把持対象も簡単に
型取りすることができ、これにより一品一様の把持部材
夏2を低コストで製造することができ、しかも型取りは
把持対象に合わせて何回でも繰り返し可能であるから、
多品種少量生産に適した万能チャックを安価に提供する
ことができる。
なお、上記実施例では、把持形状記憶体13としてハン
ダを例にとったが、ハンダ以外の加熱熔融材を用いるこ
とも可能であり、また熱処理により一定の形状に復元す
る形状記憶合金などを用いてもよい。また、電熱線16
による内部加熱に代え、筒状体I4を外部から直接又は
間接に加熱する方法をとることも可能である。さらに、
真空吸引により部品I8をチャック状態に保つ構成とし
たが、磁気による吸着力を利用し、磁性をもつ部品18
をチャック状態に保つ構成とすることら可能である。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明は、把持対象の外形に合
わせた相似変形が可能な把持部材に、把持形状記憶体を
接して設け、加熱により把持形状記憶体を熔融すること
で、把持部材の変形を把持形状として記憶させ、そのあ
と把持形状記憶体を加熱解除して凝固させることで、把
持部材を把持対象の把持に必要な形状に固定する構成と
したから、把持対象の外形よりも大きい底面積をもつ把
持部材を用意し、加熱熔融と加熱解除による凝固といっ
た一連の熱処理を経ることで、いかなる形状の把持対象
も簡単に型取りすることができ、これにより一品一様の
把持部材を低コストで製造することができ、しかも型取
りは把持対象に合わせて何回でも繰り返し可能であるか
ら、多品種少量生産に適した万能チャック、を安価に提
供することができる等の優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の万能チャックの一実施例を示す斜
視図、第2.3図は、それぞれ第1図に示した把持形状
記憶体に対する把持形状の記憶工程を説明するための縦
断面図、第4図は、従来のチャックの一例を示す斜視図
である。 +1.、、万能チャック、12.、、把持部材。 13、、、把持形状記憶体、18.、、部品。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 把持対象の外形に合わせた相似変形が可能な把持部材と
    、この把持部材に接しており、加熱により熔融し、把持
    部材の変形を許容するとともに、非加熱時は凝固して把
    持部材の変形を阻止し、把持形状を記憶する把持形状記
    憶体からなる万能チャック。
JP13238187A 1987-05-28 1987-05-28 万能チャック Pending JPS63295194A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13238187A JPS63295194A (ja) 1987-05-28 1987-05-28 万能チャック

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13238187A JPS63295194A (ja) 1987-05-28 1987-05-28 万能チャック

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63295194A true JPS63295194A (ja) 1988-12-01

Family

ID=15080053

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13238187A Pending JPS63295194A (ja) 1987-05-28 1987-05-28 万能チャック

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63295194A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5403057A (en) * 1992-04-02 1995-04-04 Nippodenso Co., Ltd. Object holding apparatus

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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