JPS63295032A - 金属製ドラム罐の高耐久化方法並びにその装置 - Google Patents
金属製ドラム罐の高耐久化方法並びにその装置Info
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- JPS63295032A JPS63295032A JP13034887A JP13034887A JPS63295032A JP S63295032 A JPS63295032 A JP S63295032A JP 13034887 A JP13034887 A JP 13034887A JP 13034887 A JP13034887 A JP 13034887A JP S63295032 A JPS63295032 A JP S63295032A
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本発明は天板、地板の両板と胴板との捲締部の最も内部
に近い部分を一体状に夫々密着させて捲線間隙や、度々
の再使用により捲線間隔が拡大したり、捲締部の先端の
突出隅部の損傷による捲線間隙の露出等により内容液が
漏出したり、再使用時折収容液内に間隙内に残存する前
回収容液が混入して不純化する等のおそれのない耐久性
の卓越した金属製ドラム罐を提供するものである。
に近い部分を一体状に夫々密着させて捲線間隙や、度々
の再使用により捲線間隔が拡大したり、捲締部の先端の
突出隅部の損傷による捲線間隙の露出等により内容液が
漏出したり、再使用時折収容液内に間隙内に残存する前
回収容液が混入して不純化する等のおそれのない耐久性
の卓越した金属製ドラム罐を提供するものである。
「従来の技術」
従来、金属製特に鋼製ドラム罐は多用されるところであ
るが、天板、地板の両板と胴板との捲線接着部に夫々間
隙が出来、罐内の収容液が漏出する欠点があり、該漏出
を防止するため、天板、地板の両板並びに胴板の最先端
ａ即ち捲線奥部にシームコンパラン）ｂを充填させ、バ
ッキング様の作用を果たせたものも存する次第である。
るが、天板、地板の両板と胴板との捲線接着部に夫々間
隙が出来、罐内の収容液が漏出する欠点があり、該漏出
を防止するため、天板、地板の両板並びに胴板の最先端
ａ即ち捲線奥部にシームコンパラン）ｂを充填させ、バ
ッキング様の作用を果たせたものも存する次第である。
然し近時該ドラム罐は石油製品、化学製品、食用製品、
薬用製品等極めて広範囲に多用され、且つ再三、再四繰
り返し使用され、その都度洗浄等により再生化され、平
均的に６〜８回使用が繰り返されるをり様となり、あら
ゆる製品の高品質化に伴い、ドラム罐にもより高精度、
より安全性が求められ、旧来の構造のものではこの時代
的要請に対応し難い状態となった次第である。
薬用製品等極めて広範囲に多用され、且つ再三、再四繰
り返し使用され、その都度洗浄等により再生化され、平
均的に６〜８回使用が繰り返されるをり様となり、あら
ゆる製品の高品質化に伴い、ドラム罐にもより高精度、
より安全性が求められ、旧来の構造のものではこの時代
的要請に対応し難い状態となった次第である。
「発明が解決しようとする問題点」
前記の如く、総ての捲締部にはシームコンパウンド等を
使用するものであるが、ドラム罐の再三使用を繰り返す
に従い、該シームコンパウンド部に老化が進み、本体た
る鋼板の寿命より溝かに速く不良化し、漏れ止めの作用
が低下し、再使用の段階で、漏出の危険が高くなる欠点
があり、又捲締部の先端隅部Ｃが荷扱時、他物と衝突し
易く、殊に核部も１．２■１程度の板厚に過ぎない等の
ため、僅かなショックにより容易に損傷亀裂等を生じ、
斯くして露出しな捲線間隙から内容液が漏出し、内容液
の性質によっては引火爆発の災害を発生する欠点もあっ
た。更に再三再四、罐を多用するにしたがい、捲締部が
弛緩し、間隙が増大し、この間隙中に浸透して残存する
内容液が洗浄によっても完全に除去されず、罐内クリー
ン度が確保できないため、再使用上次期内容液中に滲出
混入し、その純度を損すると云う障害となる等、種々の
欠点があり、而も国際ＵＮ基準が１９９０年から発効さ
れるに至って、ドラム罐を危険物容器として使用する場
合は、更に規制が強化され、前記のような欠点のあるも
のは使用殆ど不可能の状態となる有り様で、これらの欠
点を除去し良品化することが本発明の目的である。
使用するものであるが、ドラム罐の再三使用を繰り返す
に従い、該シームコンパウンド部に老化が進み、本体た
る鋼板の寿命より溝かに速く不良化し、漏れ止めの作用
が低下し、再使用の段階で、漏出の危険が高くなる欠点
があり、又捲締部の先端隅部Ｃが荷扱時、他物と衝突し
易く、殊に核部も１．２■１程度の板厚に過ぎない等の
ため、僅かなショックにより容易に損傷亀裂等を生じ、
斯くして露出しな捲線間隙から内容液が漏出し、内容液
の性質によっては引火爆発の災害を発生する欠点もあっ
た。更に再三再四、罐を多用するにしたがい、捲締部が
弛緩し、間隙が増大し、この間隙中に浸透して残存する
内容液が洗浄によっても完全に除去されず、罐内クリー
ン度が確保できないため、再使用上次期内容液中に滲出
混入し、その純度を損すると云う障害となる等、種々の
欠点があり、而も国際ＵＮ基準が１９９０年から発効さ
れるに至って、ドラム罐を危険物容器として使用する場
合は、更に規制が強化され、前記のような欠点のあるも
のは使用殆ど不可能の状態となる有り様で、これらの欠
点を除去し良品化することが本発明の目的である。
「問題点を解決するための手段」
前記目的を達成するために、本発明においては天板、地
板の両板と胴板との捲締部の再内端を一体状に密着させ
ることにより、間隙による内容液漏出や、前内容液の間
隙内への残存等のおそれを完全に防止するに至ったもの
である。
板の両板と胴板との捲締部の再内端を一体状に密着させ
ることにより、間隙による内容液漏出や、前内容液の間
隙内への残存等のおそれを完全に防止するに至ったもの
である。
「実施例並びに作用」
今、ここに本発明実施の一例を示した添付図面について
詳説する。
詳説する。
■は天板、２は地板、３は胴板、４は捲締部、５は捲締
部の最内端、６はシーム溶接部、７は出入口である。
部の最内端、６はシーム溶接部、７は出入口である。
本発明は以上のような構成で、捲締部４の最内端部を天
板ｌと胴ｖｉ３、並びに地板２と胴板３とが夫々シーム
爆接によって一体状に密着しているため、これにより捲
線間隙８とドラム罐内部９とは完全に絶縁され、該間隙
に内容液が浸入するおそれがないと共に仮りに該間隙が
再三使用により拡大したり、損傷して外面に露出するよ
うなことがあっても、核部より内容液が漏出したり、漏
出して引火爆発したりするおそれがな（、再三使用のた
め洗浄するに当たっても間隙内に前回の内容液が浸入し
ていないから、新内容液内に混入するおそれがない等あ
らゆる点より見て卓越した作用を発揮するものである。
板ｌと胴ｖｉ３、並びに地板２と胴板３とが夫々シーム
爆接によって一体状に密着しているため、これにより捲
線間隙８とドラム罐内部９とは完全に絶縁され、該間隙
に内容液が浸入するおそれがないと共に仮りに該間隙が
再三使用により拡大したり、損傷して外面に露出するよ
うなことがあっても、核部より内容液が漏出したり、漏
出して引火爆発したりするおそれがな（、再三使用のた
め洗浄するに当たっても間隙内に前回の内容液が浸入し
ていないから、新内容液内に混入するおそれがない等あ
らゆる点より見て卓越した作用を発揮するものである。
「効果」
本発明は前記のような構成並びに作用を有するから、ド
ラム罐の捲締部におけるあらゆる欠点を除去し、効果顕
著であると共に再三再四使用するも捲締部の老化損傷そ
の他による支障のおそれなく耐久性抜群にして効果誠に
大である。
ラム罐の捲締部におけるあらゆる欠点を除去し、効果顕
著であると共に再三再四使用するも捲締部の老化損傷そ
の他による支障のおそれなく耐久性抜群にして効果誠に
大である。
添付図面は本発明実施の一例を示すもので、第１図はそ
の要部断面図、第２図は従来品の要部断面図である。
の要部断面図、第２図は従来品の要部断面図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、天板、地板の両板と胴板との捲締部の夫々の最内端
部を一体状に密着させることを特徴とする金属製ドラム
罐の高耐久化方法。 ２、天板、地板の両板と胴板との捲締部の最内端部相互
を夫々シーム熔着してここに完全に一体化した密着部を
存せしめることを特徴とする金属ドラム罐の耐久化装置
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13034887A JPS63295032A (ja) | 1987-05-27 | 1987-05-27 | 金属製ドラム罐の高耐久化方法並びにその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13034887A JPS63295032A (ja) | 1987-05-27 | 1987-05-27 | 金属製ドラム罐の高耐久化方法並びにその装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63295032A true JPS63295032A (ja) | 1988-12-01 |
Family
ID=15032242
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13034887A Pending JPS63295032A (ja) | 1987-05-27 | 1987-05-27 | 金属製ドラム罐の高耐久化方法並びにその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63295032A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015030532A (ja) * | 2013-08-07 | 2015-02-16 | 日新製鋼株式会社 | 薬液用大型タンク |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61180625A (ja) * | 1985-02-05 | 1986-08-13 | Chuo Sangyo Kk | クローズドタイプドラム罐及びその製造方法 |
| JPS61245925A (ja) * | 1985-04-22 | 1986-11-01 | カ−ル フ−バ− フエアパツクングスヴエルケ ゲ−・エム・ベ−・ハ− ウント コ− | 容器の折畳縁部の製造方法 |
-
1987
- 1987-05-27 JP JP13034887A patent/JPS63295032A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61180625A (ja) * | 1985-02-05 | 1986-08-13 | Chuo Sangyo Kk | クローズドタイプドラム罐及びその製造方法 |
| JPS61245925A (ja) * | 1985-04-22 | 1986-11-01 | カ−ル フ−バ− フエアパツクングスヴエルケ ゲ−・エム・ベ−・ハ− ウント コ− | 容器の折畳縁部の製造方法 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015030532A (ja) * | 2013-08-07 | 2015-02-16 | 日新製鋼株式会社 | 薬液用大型タンク |
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