JPS63294538A - カメラの露出・焦点調節装置 - Google Patents

カメラの露出・焦点調節装置

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Publication number
JPS63294538A
JPS63294538A JP13265287A JP13265287A JPS63294538A JP S63294538 A JPS63294538 A JP S63294538A JP 13265287 A JP13265287 A JP 13265287A JP 13265287 A JP13265287 A JP 13265287A JP S63294538 A JPS63294538 A JP S63294538A
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JP
Japan
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gear
cam
rotation
control member
rotates
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Pending
Application number
JP13265287A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Ito
猛 伊東
Hiroshi Akitake
秋竹 浩
Moriya Katagiri
護八 片桐
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS63294538A publication Critical patent/JPS63294538A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、カメラの露出・焦点調節装置、さらに詳しく
は、1つの駆動源からの駆動力により露出制御動作と焦
点調節動作とを行なわせるようにしたカメラの露出・焦
点調節装置に関する。
[従来の技術] 例えば、本出願人が先に提案した特開昭60−9340
9号公報の装置では、露出制御カムの一部に焦点調節機
構の係止部を設け、焦点調節機構の係止と回転駆動源の
停止とを同時に行なうことにより焦点調節を行ない、回
転駆動源の回転方向の切り換えによって焦点調節動作か
ら露出制御動作に移行させ、その後に露出制御カムの初
期位置へ復帰等を行なわせるようにしている。
[発明が解決しようとする問題点] しかし、露出制御カムの一部に焦点調節機構の係止部を
設けているため、焦点調節の分割段数に制約があり、多
段数の焦点検出機構の実現は困難である。また、焦点調
節後、回転駆動源の回転方向が切り換わり、露出制御カ
ムに至るまでの空走時間が焦点位置によって長くなり、
タイムラグが大きくなってしまう。
本発明は、このような問題点に鑑み、多段数の焦点調節
が可能で、焦点調節後の露出制御に至るまでの空走時間
が短くなるようなカメラの露出・焦点調節装置を提供す
ることを目的とする。
[問題点を解決するための手段および作用]本発明に係
わるカメラの露出・焦点調節装置は、第1図にその概念
を示すように、制御回路1の制御出力により駆動源2が
駆動されると、駆動源2の回転方向による駆動力がクラ
ッチ機構3により第1の制御部材4もしくは第2の制御
部材5に選択的に伝達され、駆動源2の一方向の回転に
よって第1の制御部材4が駆動されて撮影レンズの繰り
出し制御量が決定し、駆動源2の他方向の回転によって
第2の制御部材5が駆動されてシャッタの開放動作が行
なわれる。
[実 施 例] °第2図に本発明の第1実施例を示す。この露出・焦点
調節装置において、モータ11は図示しない制御回路か
らの制御信号により正、逆2両方向に回転自在で、その
駆動軸に設けられた出力ギア12の回転はギア13.1
4を介してギア15に伝達されるようになっている。ギ
ア13には白(反射面)と黒(非反射面)のパターンを
形成してなる反射板28が固定され、この反射板28に
対向して配置されたフォトリフレクタ27により、モー
タ11の回転に応じたパルスが検出されるようになって
いる。
ギア15以降は伝達系が二系統に分かれており、一方の
伝達系は、ギア16.17と、ギア17に形成された切
欠部17aに嵌合している一方向クラッチ18と、同ク
ラッチ18に同軸一体のラチェット19およびAFカム
部材20からなる自動焦点伝達系(以下、AF伝達系と
する)である。
このAF伝達系の一方向クラッチ18は、ギア17が反
時計方向(回転方向は第2図の上方側。
すなわち被写体側から見た方向とする、以下同様)に回
転するときこのギア17の切欠部17aに係合して回転
を伝達するが、ギア17が時計方向に回転するとき切欠
部17a内でスリップして回転を伝達しない。
他方の伝達系は、ギア15に形成された切欠部15aに
嵌合している一方向クラッチ21と、同クラッチ21に
同軸一体のギア22と、ギア23゜24およびAEカム
ギア25からなる自動露出伝達系(以下、AE伝達系と
する)である。AEカムギア25の下面には露光用開口
部の周囲にAEカム26が一体に形成されている。この
AE伝達系の一方向クラッチ21は、ギア15が反時計
方向に回転するときこのギア15の切欠部15aに係合
して回転を伝達するが、ギア15が時計方向に回転する
とき切欠部15a内でスリップして回転を伝達しない。
上記AF伝達系のラチェット19には係止爪29がばね
による付勢力を与えられて係合している。AFカム部材
20の側部には突出部20a。
20bが形成されていて、突出部20aはAFスイッチ
30に対向する初期位置で同スイッチ30をオン状態に
するものであり、突出部20bはAFカム部材20の回
転方向とは逆方向に付勢されているブレーキばね31に
よって係止されてAFカム部材20を初期位置で停止さ
せるものである。
AFカム部材20の下面には立体カム面20Cが形成さ
れている。この立体AFカム面20Cは、撮影レンズ(
図示されず)を保持したレンズ保持筒32に一体のシャ
ッタケース33上の植設ピン33aに対向している。こ
のレンズ保持筒32に一体のシャッタケース33は、そ
の案内溝33C133dに、地板40に取り付けられた
案内部祠40c、40dが係合し、光軸0に沿った方向
(以下、光軸方向とする)に移動自在であり、常時、ば
ね34により図中上方の被写体側に付勢されているので
、l記AFカム部材20が回転するとき、立体カム面2
0cにピン33aが摺接し、シャッタケース33はカム
面20cの形状にしたがって光軸方向に移動することに
なる。
シャッタケース33にはその下面側でバリオ型シャッタ
を形成する2枚の羽根35.36が取り付けられ、シャ
ッタケース33に植設された支持ビン37.38により
支持されている。シャッタケース33に穿設された長孔
33bには、その上方より羽根駆動レバー39の一端に
固設された駆動ピン39aが貫通し、同駆動ピン39a
は羽根35.36の駆動用長孔に嵌合している。この駆
動用長孔に嵌合した駆動ピン39aはさらに光軸方向に
延び、ズーム環50の内側に配置された規制アーム51
の規制面51aに係止されている。規制アーム51の基
端はシャッタケース33の図示されない位置に設けられ
たボスに回動自在に支持されている。この規制アーム5
1はばね52により一方向に付勢されてその先端51b
がズーム環50の内周のカム面50aに当接している。
したがって、回転方向には不動のシャッタケース33に
対してズーム環50を回転させるとき、規制アーム51
の先端51aがカム面50aを摺動するので、規制アー
ム51の規制面51aの位置がカム面50aの形状にし
たがって変位し、上記駆動ピン39aの開放側位置を規
制する。
地板40の図示しないボスにマグネット連動アーム41
が回動自在に取り付けられており、同アーム41の先端
に固設されたビン41aを中心として上記羽根駆動レバ
ー39が回動自在に配設されている。羽根駆動レバー3
9はばね42により常時反時計方向に付勢されている。
そして、この羽根駆動レバー39の他端にはビン39b
が固設され、同ピン39bは上記AEカム26のカム面
に当接しているので、上記AEカムギア25が回転する
とき、AEカム26のカム面の形状にしたがってビン3
9bの位置が変位して羽根駆動レバー39が回動し、こ
れにより駆動ピン39aの位置が変位する。
上記マグネット連動アーム41はばね43により反時計
方向に付勢されている。また、マグネット連動アーム4
1の先端にはマグネット44に吸着可能なアーマチュア
45がコイルばね46を介してねじ47により取り付け
られており、連動アーム41はアーマチュア45を介し
たマグネット44により、上記ばね43による付勢方向
とは逆の方向に吸着保持されるようになっている。
地板40にはAEスイッチ48が取付けられていて、同
スイッチ48はAEカムギア25の上面の周縁部に形成
された突起部25aの有無によってオンまたはオフする
ようになっている。
次に、上記第2図に示した実施例装置の動作について、
第3図に示すタイムチャートを参照して説明する。
まず、始めに制御回路゛からの制御信号によりモータ1
1が正転駆動される。すると、出力ギア12が時評方向
に回転するので、その駆動力はギア13゜14を介して
ギア15に伝達され、同ギア15は反時計方向に回転す
る。さらにギア16を介してギア17に伝達され、同ギ
ア17は反時計方向に回転する。ギア15.17が反時
計方向に回転するとき、モータ11の駆動力は、一方向
クラッチ21からAEカムギア25に至るAE伝達系に
は伝達されず、AF伝達系のみに伝達されて一方向クラ
ッチ18に一体のラチェット19およびAPカム部材2
0が反時計方向に回転する。
APカム部材20がある角度を回転すると、突出部20
aがAPスイッチ3oから離間して同スイッチ30をオ
フする。すると、これによりフォトリフレクタ27がギ
ア13の回転量をカウントし始める。また、APカム部
材2oが回転すると、その下端のAFカム面20cによ
って、レンズ保持′gJ32に一体のシャッタケース3
3が繰り込まれていく。AFカム部材20が回転してい
る間、ラチェット19が係止爪29により一段ずつ送ら
れて回転する。そして、図示しない別のAP検出装置よ
り得たAP情報に適当なシャッタケース33の繰り込み
量に相当するパルス数をフォトリフレクタ27がカウン
トすると、制御回路はモータ11に対してショートブレ
ーキをかけ、その後、モータ11を逆転させる。
モータ11が逆転駆動されると、出力ギア12が反時計
方向に回転するので、ギア15.17は時計方向に回転
する。したがって、この場合、一方向クラッチ21から
AEカムギア25までのAE伝達系にモータ11の駆動
力が伝達される状態となるが、AF伝達系の一方向クラ
ッチ18に駆動力は伝達されず、しかも、このクラッチ
18に一体のラチェット19が係止爪29によりこの方
向の回転が規制されていることもあるため、AFカム部
材20は回転せずに上記レンズ保持筒32と一体のシャ
ッタケース33の繰り込み位置を維持する。
モータ11の駆動力がAE伝達系に伝達されると、その
AEカムギア25は反時計方向に回転し、同カムギア2
5に一体のAEカム26も同方向に回転する。モータ1
1の逆転時のタイミングで、マグネット44がアーマチ
ュア45を吸着してマグネット連動アーム41を時計方
向に回動させ、同アーム41の先端部、すなわち羽根駆
動レバー39の回動中心部を光軸Oから遠い位置に保持
する。
その後、羽根駆動レバー39は、上記回転するAEカム
26のカム面の形状にしたがって回動する。AEカム2
6のカム面の形状については第4図から明らかなように
、初期状態で、羽根駆動レバー39のピン39bはAE
カム26の川明位置26aに対向しているが、羽根駆動
レバー39の回動中心部が上記連動アーム41を介して
マグネット44により保持されると、ピン39bが4−
記初明位置26aから退避する。この後、AEカム26
が反時計方向に回転すると、ピン39bは光軸0から最
も離れたカム面26bに当接した状態から次第に光軸O
寄りのカム面26cに当接する状態となるので、羽根駆
動レバー39は反時計方向に回動し始める。したがって
、駆動ビン39aがシャッタケース33の長孔33bを
光軸0から遠ざかる方向に移動し、これによって、羽根
35゜36が開き、露光が開始される。
AEスイッチ48は、始めはオンの状態になっているが
、露光の開始直前に突起部25aによってオフする。す
ると、これをトリガーとして制御回路でAE積分が開始
される。なお、第4図の状態は露光中の状態である。そ
して積分が終り、制御回路より露光終了の信号が出力さ
れると、マグネット44が連動アーム41の吸着保持を
解除するので、連動アーム41はばね43の付勢力によ
り反時計方向に回動し、羽根駆動レバー39の回動中心
部を変位させ、駆動ピン39aを一挙に光軸O寄りに移
動させる。これにより羽根35゜36が閉じる。
ここで、長時間露光を行なう場合には、羽根駆動レバー
39のピン39bが最も光軸0に近いカム面26dに位
置している状態で、AEカムギア25の回転を一時停止
させ、適当な露光秒時の経過後に再びAEカムギア25
を回転させるようにすればよい。
また、ズーム環50を回転させて焦点距離を変えると、
規制アーム51の先端51aがカム面50aを摺動し、
規制アーム51の規制面51Hに係止されている駆動ピ
ン39aが変位して上記駆動ピン39aの開放位置を規
制するので、焦点距離の変化に応じて、羽根35.36
の開放時の開口面積が変化する。なお、このようにシャ
ッタ羽根の開放位置を規制する構成は、マクロ撮影の可
能なカメラにおいても同様に適用することができる。
適当な秒時の露光が行なわれた後、AEカムギア25が
さらに回転してマグネット連動アーム41のチャージが
行なわれる。すなわち、露光終了後、AEカムギア25
がさらに回転し、AEカム26のカム面26eによって
羽根駆動レバー39のピン39bが光軸0から離れる方
向に押し動かされ、ピン39bがさらに光軸Oから最大
に離間したカム面26fに至ると、駆動ピン39aは羽
根35゜36を閉じてシャッタケース33に当て付いて
いるので、羽根駆動レバー39の回動中心であるマグネ
ット連動アーム41の先端に、ばね43の付勢力に抗し
た力が作用し、連動アーム41はアーマチュア45を介
してマグネット44に押し付けられてチャージ状態とな
る。
上記連動アーム41のチャージ後、AEスイッチ48が
オフからオンに切り換わり、その信号によってモータ1
1が停止し、AEカム26の川明位置26aに羽根駆動
レバー39のピン39bがリセットされる。その後、モ
ータ11が再びrE転してAFカム部材20に回転が伝
達され、そのAFカム面20cによってシャッタケース
33がリセット位置に向かう方向に繰り込まれる。そし
て、リセット位置の直前でAFスイッチ30がオフから
オンに切り換わり、その信号でモータ11にショートブ
レーキがかけられる。このとき、APスイッチ30の切
り換わり後にAFカム部材20の突出部20bとブレー
キばね31とが当て付いてAFカム部材20にブレーキ
が作用し、AFカム部材20は初期位置で停止する。
このように、AF伝達系とAE伝達系にそれぞれ一方向
クラッチ18.21を使用することにより、モータ11
の正、逆転時における焦点調節と露出制御間のタイムラ
グを小さくすることができる。
次に、第5図に示した本発明の第2実施例を説明する。
モータ(図示せず)の駆動軸に一体の出力ギア口2は遊
星ギアクラッチ63のギア64に噛み合っている。遊星
ギアクラッチ63は遊星ギア65がギア64と噛み合っ
た状態で軸間をアーム66により連結され、遊星ギア6
5がギア64の周囲を回転するものである。この遊星ギ
ア65と噛み合うようにしてAFカムギア67とAEカ
ムギア68とが設けられている。AFカムギア67は回
転により焦点調節を行なうためのAPカムを有するギア
であり、AEカムギア68は回転により露出制御を行な
うためのAEカムを有するギアである。なお、AFカム
ギア67に関しては、前記第1実施例のAFカム部材2
0に関して設けられたラチェット19.係止爪29.A
Fスイッチ30゜ブレーキばね31等が構成され、AE
カムギア68に関しては、前記第1実施例のAEカムギ
ア25に関して設けられたマグネット連動アーム41、
羽根駆動レバー39.規制アーム51等が構成されてい
るものとする。
今、第5図において、モータが正転し、出力ギア口2が
時計方向に回転すると、ギア64が反時計方向に回転す
るので、アーム66がギア64の軸を中心に反時計方向
に回動し、遊星ギア65はAFカムギア67に噛み合う
。噛み合い後は遊星ギア65はAFカムギア67を回転
させ、第1実施例と同様の焦点調節動作を行なわせる。
その後、モータが逆転すると、ギア64は時計方向に回
転するので、アーム66がギア64の軸を中心に時計方
向に回動し、遊星ギア65はAEカムギア68と噛み合
い、同カムギア68を回転させる。
そして、前記第1実施例と同様に露出制御動作を行なっ
た後、再びモータが正転し、モータの駆動力をAFカム
ギア67に伝達する。その後、第1実施例と同様の動作
を行なった後、初期位置で停止する。
この実施例では、遊星ギアクラッチ63を用いることに
よりモータの正、逆転時の駆動力で焦点調節と露出制御
とを行なうことができ、その間のタイムラグを小さくす
ることができる。
第6図に示した第3実施例においては、上記第2実施例
におけるAEカムギア68の代わりに、AE部分ギア7
0が用いられている。すなわち、遊星ギア65と噛み合
う位置にAE部分ギア70が設けられていて、同部分ギ
ア70はばね71により常に反時計方向に付勢されてい
る。AE部分ギア70には腕部70aが形成され、同腕
部70aの先端が羽根駆動レバー72の一端に係合して
いる。羽根駆動レバー72はばね73により反時計方向
に付勢され、他端にはシャッタの羽根35゜36(第2
図参照)を駆動するための駆動ピン72aが植設されて
いる。
この第3実施例においては、モータが正転し、出力ギア
口2が時計方向に回転すると前記第2実施例と同様の作
動を行なう。その後、モータが逆転し、出力ギア口2が
反時計方向に回転すると、ギア64が時計方向に回転す
るので、アーム66がギア64の軸を中心に時計方向に
回動し、遊星ギア65はAE部分ギア70と噛み合い、
同部分ギア70をばね71の付勢力に抗して回動させる
すると、羽根駆動レバー72はばね73の付勢力により
AE部分ギア70に追従して回動するので、駆動ビン7
2aは図中下方向に移動する。これによりシャッタ羽根
は開口方向に作動し、露光が開始される。その後、適正
な露光量が得られる状態になると、モータが再び正転し
て遊星ギア65がAE部分ギア70から離間する。する
と、AE部分ギア70はばね71の付勢力により、また
羽根駆動レバー72のばね73による付勢力にも打ち勝
って反時計方向に回動し、羽根駆動レバー72を時計方
向に回動させて駆動ピン72aを図中上方向に移動させ
る。これによりシャッタ羽根が閉じる。遊星ギア65は
AEカムギア67に噛み合い、前記実施例と同様に作動
して初期位置で停止する。
この第3実施例では、シャッタの閉動作をマグネットを
使用せずに行なうことができるので、シャッタ駆動機構
をコンパクトでかつ安価なものにすることができる。
第7図は本発明の第4実施例である。
第7図において、モータ(図示せず)の駆動軸に設けら
れた出力ギア75はAEカムギア76に噛み合っている
。AEカムギア76の一方の面には略リング形状のAE
カム溝77が形成されていて、同AEカム溝77の内周
壁がカム面とされている。すなわち、AEカム溝77の
内周壁には、AEカムギア76の回転軸を中心とし略1
80°の範囲に亘って、シャッタ羽根を閉状態に保つた
めの同径のカム面77aが形成され、このカム面77a
に段部77bを介して引き続き、シャ、ツタ羽根を開閉
するためのカム面77cが略180°の範囲に亘って形
成されている。
AEカムギア76には第1のクラッチギア78が噛み合
っている。この第1のクラッチギア78と上記AEカム
ギア76との回転角の関係は、AEカムギア78が略1
80’回転するとき、クラッチギア78が1回転するも
のとなっている。第1のクラッチギア78は中央に第2
のクラッチギア79の一方向りラッチ部79aを嵌合さ
せてこれを保持する切欠部78aが形成されている。第
2のクラッチギア79はAFカムギア80に噛み合って
いる。
上記AEカム溝77には羽根駆動レバー81の一端のピ
ン81bが嵌合している。羽根駆動レバー81はマグネ
ット連動アーム82の先端に支持され、ばね83により
常に反時計方向の回動力を付与されている。羽根駆動レ
バー81の他端には、前記第1実施例と同様にシャッタ
の羽根35゜36(第2図参照)を駆動するための駆動
ビン81aが設けられている。マグネット連動アーム8
2は前記実施例と同様に地板等の不動部材に支持され、
マグネット85の吸着方向とは逆向きの反時計方向の回
動力がばね84により付与されている。
次に、この第4実施例装置の動作を第8図(A)〜(E
)に示す動作状態図を用いて説明する。この実施例装置
は、上記第7図に示した初期状態で、第1のクラッチギ
ア78の切欠部78aの凹部78aOに第2のクラッチ
ギア79の一方向りラッチ部79aの突部79aOが図
示のように係合している。この状態からモータの正転に
より出力ギア75を介してAEカムギア76が反時計方
向に回転すると、第1のクラッチギア78は時計方向に
回転する。第1のクラッチギア78が時計方向に回転す
るとき、その切欠部78aと第2のクラッチギア79の
一方向りラッチ部79aとは係合した状態を保つので、
第2のクラッチギア79も上記クラッチギア78と一体
的に時計方向に回転する(第8図(A)参照)。したが
って、AFカムギア80が反時計方向に回転し、図示し
ないシャ・ツタケースが繰り込まれていく。このとき、
羽根駆動レバー81のピン81bがAEカムギア76の
AEカム溝77の内周壁のカム面に当て付いているが、
このうちシャッタの羽根の閉状態を保つ同径のカム面?
7aをピン81bが等距離移動するので、羽根駆動レバ
ー81は回動しない。
そして、第8図(A)の状態に至ったとき、適当な焦点
調節位置が検出されると、モータはこの状態から逆転し
、AEカムギア76が時計方向に回転する。すると、第
1のクラッチギア78は反時計方向に回転し、第1のク
ラッチギア78の切欠部Leaの凹部78aOから第2
のクラッチギア79の一方向りラッチ部79aの突部7
9aOが抜けて互いの係合が解除された状態となるので
(第8図(B)参照)、第2のクラッチギア79および
AEカムギア80にはモータの駆動力が伝達されない状
態となり焦点調節位置が維持される。なお、第8図(A
) 、 (B)において一方向クラッチ79aの停止位
置は焦点調節位置に応じて異なっている。
そして、この状態では、前記第1実施例の場合と同様に
、ラチェットと係止爪によりAPカムギア80の逆回転
が防止される。
モータがこのまま逆転を続け、AEカムギア76が時計
方向に回転すると、ピン81bは上記段部77bを乗り
越えて(第8図(B)の状態)カム面?7cに至る。そ
して、AEカムギア76の時計方向の回転に伴い、ピン
81bがカム面?7cに沿ってAEカムギア76の中心
寄りに移動することにより、羽根駆動レバー81は反時
計方向に回動し、駆動ピン81aによりシャッタ羽根が
開かれ露光が開始される。そして、前記実施例と同様の
動作が行なわれ、露光終了後、AEカムギア76は常に
第8図(C)に示すようにピン81bがカム面?7cの
末端に至る同一位置まで回転する。第8図(B)の状態
から第8図(C)の状態に至るまで第1のクラッチギア
78は1回転している。
その後モータの正転によりAEカムギア76が反時計方
向に回転し第1のクラッチギア78が時計方向に回転す
るが、第1のクラッチギア78は第8図(D)に示すよ
うに、その切欠部78aと一方向りラッチ部79aとが
係合したときから第2のクラッチギア79と一体となっ
てAEカムギア76の回転に連動して回転する。そして
、AEカムギア76が初期位置に戻ると、第1.第2の
クラッチギア78.79も第8図(E)に示すように初
期位置に戻り、したがって、AFカムギア80も初期位
置に戻る。
このように1個の一方向クラッチを用いた場合でもモー
タの正、逆転によりそれぞれ焦点調節と露出制御ができ
、しかも機構を簡単かつ安価なものとすることができる
[発明の効果] 以上述べたように、本発明によれば、焦点調節段数が増
大して高精度の焦点調節が可能になるとともに、焦点調
節後の露出制御に至るまでの空走時間が短くなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の概念を示したブロック図、第2図は
、本発明の第1実施例を示す露出・焦点調節装置の分解
斜視図、 第3図は、上記第1実施例装置の動作を説明するための
タイムチャート、 第4図は、上記第1実施例装置の露出制御時における動
作状態の平面図、 第5図は、本発明の第2実施例を示す露出・焦点調節装
置の概略平面図、 第6図は、本発明の第3実朧例を示す露出・焦点調節装
置の概略平面図、 第7図は、本発明の第4実施例を示す露出・焦点調節装
置の概略平面図、 第8図(A)〜(E)は、上記第4実施例装置の各動作
過程を示した要部平面図である。 1・・・・・・・・・・・・制御回路 2・・・・・・・・・・・・駆動源 3・・・・・・・・・・・・クラッチ機構4・・・・・
・・・・・・・第1の制御部材5・・・・・・・・・・
・・第2の制御部材11・・・・・・・・・モータ(駆
動源)18.21・・・・・・一方向クラッチ(クラッ
チ機構)20・・・・・・・・・AFカム部材(第1の
制御部材)25.68.76・・・・・・AEカムギア
(第2の制御部材)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 両方向に回転自在な駆動源と、 この駆動源の一方向の回転によってのみ駆動され、その
    回転量が撮影レンズの繰り出しの制御量を決定する第1
    の制御部材と、 上記駆動源の他方向の回転によってのみ駆動され、シャ
    ッタの開放動作を行なう第2の制御部材と、 上記駆動源の回転方向により駆動力を上記第1の制御部
    材と上記第2の制御部材に選択的に伝達するクラッチ機
    構と、 上記駆動源を逆回転駆動するとともに少なくともその一
    方向では停止動作を行なわせることができる制御回路と
    、 を具備してなることを特徴とするカメラの露出・焦点調
    節装置。
JP13265287A 1987-05-27 1987-05-27 カメラの露出・焦点調節装置 Pending JPS63294538A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03280026A (ja) * 1990-03-29 1991-12-11 Olympus Optical Co Ltd 駆動装置

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