JPS63292780A - 電源回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は電源回路に係り、特に１本の同軸ケーブルでビ
デオカメラとカメラコントＤ−）レユニット（ＣＣＵ）
とを接続し、ビデオカメラへの電力の供給及び信号の送
受をするシステムにおいてカメラへ電力を供給するため
の電源回路に関する。

従来の技術 テレビジョンカメラとカメラコントロールユニット（Ｃ
ＣＵ）を１本の同軸ケーブルで接続して、カメラコント
ロールユニットからテレビジョンカメラに電力を供給し
、テレビジョンカメラからカメラコントロールユニット
に映像信号を供給するシステムに用いられる電源回路と
しては、従来、第２図に示すような回路が用いられてい
た。

第２図において、定電流源１はコントロール部に設けら
れ、その出力定電流は同軸ケーブル２を通してインピー
ダンス変換回路の入力回路３と定電圧回路のシャントレ
ギュレータ４とよりなる電流−電圧変換回路１０を介し
てスイッチングレギュレータ１１に供給され、５Ｖ負荷
６ａ、１２Ｖ負荷６ｂ、２０Ｖ負荷６Ｃに分配される。

また、テレビジョンカメラ部で生成された映像信号は信
＠源７より直流阻止用コンデンサ８ａを介して同軸ケー
ブル２を通し、０００部へ伝送され、直流阻止用コンデ
ンサ８ｂを介して信号処理回路９に供給され、信号処理
されてモニタ等へ出力される。なお、この従来の回路で
はシャントレギュレータ４をアースに接続していた。

発明が解決しようとする問題点 しかるに、負荷で変動する電流成分（例えば５０〜６０
ｍＡ）はスイッチングレギュレータ１０を介してすべて
シャントレギュレータ４で吸収され、シャントレギュレ
ータ４に流れる電流（例えば７０〜８０ｍＡ　）は電源
回路全体の消費電流（例えば５００ｍＡ）の約１５％に
も達しこれがすべてアース（ＧＮＤ）に流され、発熱等
により電力のロスが大きい等の欠点があった。

本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、発熱及び電
力ロスを減少させることのできる電源回路を提供するこ
とを目的とする。

問題点を解決するための手段 本発明はシャントレギュレータに流れる電流をスイッチ
ングレギュレータの出力電圧で駆動される負荷に供給し
てなるものである。

作用 上記のような手段により、本発明はシャントレギュレー
タに流れる電流が負荷に供給されるため、スイッチング
レギュレータより負荷に供給されている。１流をシャン
トレギュレータより負荷に供給される電流分だけ少なく
できる。

実施例 第１図は本発明の一実施例のブロック図を示す。

第１図に示すように本実施例の電源回路の構成は第２図
に示す従来の電源回路の構成とほぼ同様であるが、本実
施例の回路では従来の回路でアースに接続されていたシ
ャントレギュレータ４の端子がスイッチングレギュレー
タ５と５■負荷６ａの接続点に接続されているところに
特徴を右する。

次°に、本実施例の回路の動作を説明する。定電流源１
からの電流は同軸ケーブル２を介して入力回路３に供給
される。インピーダンス変換回路である入力回路３では
コントロール部で信号と電源の分離をよくするため交流
インピーダンスが大きくなっているので、インピーダン
ス変換が行なわれる。

入力回路３を通過した電流は定電圧回路であるシャント
レギュレータ４及びスイッチングレギュレータ５に供給
される。入力回路３とシャントレギュレータ４とは電流
−電圧変換回路１０を構成し、スイッチングレギュレー
タ５に定電圧１２Ｖが印加されるよう動作する。

スイッチングレギュレータ５では供給された電流が５ｖ
負荷６ａ、１２Ｖ負荷６ｂ、２０Ｖ負荷６Ｃに夫々分配
される。

また、本実施例ではスイッチングレギュレータ５と５ｖ
負荷６ａとの接続点にシャントレギュレータ４が接続さ
れているので、５■負荷６ａにはスイッチングレギュレ
ータ５がらの電流とシャントレギュレータ４からのＮ流
が共に流れ込む。

つまり、負荷に流れ込む電流を１４とし、シャントレギ
ュレータ４から負荷に流れ込む電流を１２とすれば、ス
イッチングレギュレータ５から負荷に流れ込む電流は（
ｉ４−ｉ２）でよいことになる。

このため、従来の回路ではスイッチングレギュレータ５
より５Ｖ負荷６ａに流れ込んでいた電流はｉ４であるの
で、シャントレギュレータ４より５ｖ負荷６ａに流れる
電流１２分だけスイッチングレギュレータ５より５■負
荷６ａに流れ込む電流を減少させることができる。

また、本実施例の回路でシャントレギュレータ４をスイ
ッチングレギュレータ５と５ｖ負Ｑ　６　ａの接続点に
接続−したことによりできるループゲイン（５Ｖの定電
圧安定度を決める）は、スイッチングレギュレータ５の
１２Ｖから５Ｖの効率を０１シヤントレギユレータ４に
流れる電流を１２とすれば、（１−（５／１２）令（１
／ｎ））の比率ぐ低下するが、これは全体のゲインに比
べれば小さく、これによる問題はほとんどない。また解
決するにも１２を考慮してゲインをその介入ぎくすれば
よく、容易に解決できる。

上記のように本実施例では従来アースに流されていた電
流を５Ｖ負荷６ａに流すことによりスイッチングレギュ
レータ５から５Ｖ負荷６ａへの電流の流入を減少させる
ことができ、従来の回路での電力ロス２発熱を減少させ
ることができる。

なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、
シャントレギュレータの電流が流入される負荷としては
、スイッチングレギュレータ５の電圧から定電圧制御用
に必要な電圧を差し引いた電圧より低い電圧で駆動され
る負荷であればよい。

発明の効果 上述の如く、本発明によれば、シャントレギュレータに
流れる電流を負荷に供給することにより、従来シャント
レギュレータよりアースに流され発熱等でロスされてい
た電力を負荷で有効に活用できるため、発熱及び電力の
ロスを減少させることができる等の特長を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のブロック図、第２図は従来
の一例のブロック図である。 ３・・・入力回路、４・・・シャントレギュレータ、５
・・・スイッチングレギュレータ、６ａ・・・５■負荷
、１０・・・電流−電圧変換回路。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 定電流源より電流−電圧変換回路及びスイッチングレギ
   ュレータを通して負荷に電力を供給する回路で電流−電
   圧変換回路の定電圧回路としてシャントレギュレータを
   用いた電源回路において、上記スイッチングレギュレー
   タに印加される入力電圧から定電圧制御用に必要な電圧
   を差し引いた値以下の値の該スイッチングレギュレータ
   の出力電圧で駆動される負荷に、該シャントレギュレー
   タに流れる電流を供給することを特徴とする電源回路。