JPS63291673A - 穀粒選別機の穀粒樋支持装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野コ この発明は、内周面に多数の壷穴の構成されている回転
選別筒で、籾・玄米の混合粒等を選別する回転選別筒型
の穀粒選別機の改良に関するものである。

［従来技術］ 回転選別筒型の選別装置にあっては、被選別穀粒の粒形
の大小に応じて回転選別筒を交換したり、あるいは、回
転選別筒を清掃する際にも機体から取外す必要がある。

しかし、回転選別筒の周囲は防塵と危険防止のため、選
別ケースによって被覆されていると共に、回転選別筒の
内部には選別穀粒の回収用の穀粒受樋及び搬送装置が内
装支持されているために、回転選別筒の取外し・取り付
けが極めて困難である。この回転選別筒の取り付け・取
外しをする従来技術として、特開昭６０−２２２１８１
号公報がある。

［発明が解決しようとする間層点］ この従来技術は、選別ケースから回転選別筒を取外すに
あたり１回転選別筒及びこの回転選別筒に内装されてい
る穀粒受樋及び搬送手段も一緒に取外す構成であるため
、選別ケースから取外す部材の重量が重くなり、また１
回転選別筒内に穀粒受樋及び搬送手段が内装されている
ので１回転選別筒を清掃する際に、この穀粒受樋及び搬
送手段が邪魔になるという間層点があった。

そこで、この発明は、選別ケースから回転選別筒を取外
すにあたり、回転選別筒２選別穀粒を受ける穀粒受樋及
び選別ケースの相互間に特殊の工夫を施すことにより、
これらの構成部材を節約したものでありながら、回転選
別筒に内装されている穀粒受樋及び搬送手段を選別ケー
スに残したままの状態で、回転選別筒のみを取外すよう
にし、従来技術の欠点を解消しようとするものである。

［問題を解決するための手段］ 上述の技術的課顕を解決するこの発明の技術的手段は、
内周面に多数の壷穴の構成されている回転選別筒ｆ１を
選別ケース１０内に横軸回りに回転自在に支持し、該回
転選別筒１１内に位置していて回転選別筒１１で汲み上
げられた穀粒を受ける穀粒＠１６の一端部を選別ケース
１０における回°転選別筒１１の軸線に交叉する一方の
側壁３１に支持し、該穀粒樋１６の他端部を選別ケース
１０における回転選別筒１１の軸線に交叉する他方の開
閉側壁３２で着脱自在に支持するにあたり、この開閉側
壁３２を回転選別筒１１の外径よりも大きく構成すると
共に、その中心部には穀粒４ｉｉ１６の他端部側が嵌入
できる開口部３２ａｔ＆構成したことを特徴とする穀粒
選別機の穀粒樋支持装置の構成とする。

［発明の作用及び効果コ 回転選別筒１１の清掃作業等の際に回転選別筒１１を取
外す場合には、選別ケース１０から開閉側壁３２を取外
すと１回転選別筒１１に内装されている穀粒樋１６は選
別ケース１０の一側壁に片持ち状に支持された状態とな
り、次いで、回転選別筒１１を穀粒樋１６に沿って他側
方へ引き抜くことに、穀粒樋１６を機体に取付けたまま
の状態で、回転選別［１１だけを取外すことができる。

従って、回転選別筒１１の内部に位置している選別穀粒
を受ける穀粒樋を回転選別筒と一緒に取外す従来装置に
比較して、取外す部材の重量が軽量となって取外し作業
が容易となり、また、回転選別筒１１だけを取外すので
、回転選別筒１１の清掃作業の際に内部に邪魔になるも
のがなく、清掃作業を容易に行なうことができるもので
ある。

また、穀粒＠１６の一側部を支持するにあたり、回転選
別筒１１の外径よりも大きく構成されていて、その中心
部には穀粒機１６側の端部が嵌入することのできる開口
部３２ａが構成されている開閉側壁３２で、支持する構
成としているので、開閉側壁３２の開口部３２ａに穀粒
樋１６の一側部を嵌入すると、開閉側壁３２と穀粒１ｆ
ｉ１６との位置決めができて、取り付は取外しが容易と
なり、また、開閉側壁３２の中心部には開口部３２ａを
構成するので、たとえ穀粒樋１６の端部に軸受等の突出
部があっても、開閉側！Ｉ！３２の構成を簡素なものと
することができて、コストの低減を図ることができるも
のである。

［実施例］ 以下、図面に示すこの発明の実施例について説明する。

まず、実施例の構成について説明すると、１は脱ぷ部で
、との脱ぷ部１は、籾タンク２．一対の脱ぷロー／１７
３，３等で構成されている。４は、風選部で、前方の吸
引機５により発生する選別風によって脱ぶ部１からの摺
落米を風選して、籾殻を吸引機５から排塵筒６を経て機
外へ排出し、また、玄米および籾の混合米は下方の摺落
米受樋７へ落下し、摺落米受樋７に落下した混合米は、
混合米揚穀機８で混合米供給ホッパ９へ搬送されるよう
に構成されている。

１０は、選別ケースで、この選別ケース１０内には、内
周面に多数の壷穴を有する回転選別筒１１が横軸回りに
回転できるように、供給側端部（第１図で右側）および
排出側端部（第１図で左側）を駆動ローラ１２，１２で
回転自在に支持されている。この回転選別筒１１内には
、供給ラセン１３のある供給樋１４および仕上米ラセン
１５のある仕上米樋１６を横架している。そして、第４
図で示すようにこの供給機１４は、回転選別筒１１の下
方から上方へ回転する汲み上げ側に配置し、仕上米！１
６は回転選別筒１１の上方から下方へ回転する側に配置
して、供給樋１４には回転選別筒１１で低く汲み上げら
れた籾・玄米の混合米が落下するように構成している。

仕上米機１６の排出側端部は仕上米流下Ｗｉ２０．仕上
米流穀板２１を介して、仕上米受＠２２へ玄米が流下す
るように構成されていて、仕上米受樋２２へ流下した玄
米は、仕上米揚穀機２６を介して機外へ取出されるよう
に構成されている。

２３は、回転選別筒１１の排出側端部の下方に配置した
籾受樋で、この籾受ｌＩ２３に落下した籾は、機体−側
に配置された籾揚穀機２４で籾タンク２へ搬送されるも
のである。

選別ケース１０の排出側端部に対応する前側壁３１から
は、脱ぷ部１側に向けて供給ラセン１３および仕上米ラ
セン１５の軸端部を延出して、これらの軸端部にそれぞ
れプーリ２５（供給ラセン１３側のプーリーは図面省略
）を取り付けると共に、脱ぶ部１から選別ケース１０側
へ向けて延出されている動力取出軸側のプーリ３ｏと、
供給ラセン１３．仕上米ラセン１５の軸端部のプーリー
２５との間に、伝動ベルト（図面省略）を巻回して動力
伝達可能に構成している。

回転選別筒１１の仕上米＠１６の下方部位には、。

回転選別筒１１の供給側端部に供給された穀粒を、排出
側へ移送案内して穀粒の軸心方向への流れを整流する複
数の整流板２７，２７．・・・を配設している。

また、回転選別筒１１の排出側における下方位置に、還
元板２９を斜設し、回転選別筒１１の壷穴で汲み上げら
れながら供給＠１４に落下しない比較的玄米の多く混入
している穀粒をこの還元板２９で受けて、回転選別筒１
１の回転下手側、すなわち、流動している穀粒層の回転
下手側へ還元するように構成している。

回転選別筒１１を内装している選別ケース１０における
説ぶ部１側の排出側端部の前側壁３１には、仕上米４ｉ
１１６’および供給＠１４の一端部を固着すると共に、
仕上米ラセン１５および供給ラセン１３の軸端部を軸支
し、選別ケース１０における回転選別筒１１の供給側端
部に対応する部分には、開閉側壁３２を係止具３３によ
り着説自在に取付けている。また、供給樋１４の供給側
端部（第１図で、右側端部）および仕上米４１１６の移
送始端部（第１図で、゛右側端部）には、支持板３４を
取付け、この支持板３４は非円形に構成されていて、し
かも回転選別筒１１の内周側の円形状より小形に楕成す
ると共に、この支持板３４には供給ラセン１３および仕
上米ラセン１５の他端部も取付けている。３２は、開閉
側壁で、この開閉側壁３２の外周形状は、回転選別筒１
１の外径よりも大径に構成し、この開閉側壁３２の中央
部には前記支持板３４の嵌入できる開口部３２ａを楕成
し、この開閉側壁３２の開口部３２ａに支持板３４を嵌
合して、この開閉側壁３２を選別ケース１０における回
転選別筒１１の供給側部分に取付けることにより、選別
ケース１０における回転選別筒１１の排出側端部に位置
している前側壁３１および選別ケース１０における回転
選別筒１１の供給側端部に位置している開閉側壁３２で
、供給ラセン１３．供給［１４，仕上米ラセン１５およ
び仕上米４ｉ１１６を支架するものである。３５は、選
別ケース１０の上板で、選別ケース１ｏに対して開閉自
在に取付けられていて、上板３５および開閉側壁３２を
選別ケース１０から取外した状態では、回転選別筒１１
を仕上米樋１６に沿って後方へ移動させることにより、
回転選別筒１１を選別ケース１０から取外すことができ
る。

つぎに、実施例の作用について説明する。籾摺作業をす
る場合には、籾タンク２八原初を供給し、籾摺機の回転
各部を駆動する。すると、籾タンク２から説ぶロール３
，３へ供給された籾は、脱ぷ作用を受け、摺落米は下方
の風選部４で吸引機５からの選別風で選別されて、籾殻
は排塵ａ６から機外へ排出される。また、玄米および籾
の混合米は、摺落米受樋７に落下して、混合米揚穀機８
で混合米供給ホッパ９へ揚上され、混合米供給ホッパ９
から回転選別筒１１内の供給樋１４へ供給される。

供給樋１４に供給された混合米は、供給ラセン１３で回
転選別筒１１の内周面の供給側端部へ供給され、第４図
で時計方向へ回転している回転選別筒１１の壷穴で汲み
上げられ、高く汲み上げられた玄米は、仕上米樋１６に
落下し、低く汲み上げられた籾および一部の玄米の混合
米は、供給樋１４に落下して選別され、供給樋１４に落
下した未選別の混合米は、供給ラセン１３で回転選別筒
１１の供給側端部へ移送供給され、再選別されるもので
ある。また、仕上米樋１６に落下した仕上米は、仕上米
ラセン１５で仕上米流下筒２０へ搬送され、仕上米流穀
板２１を経て仕上米麦４ｆｆ＋２２へ落下する間に選別
風で選別され、仕上米揚穀機２６で機外へ取り出される
。

上述のようにして、籾摺選別作業が行なわれるのである
が、回転選別筒１１内を点検整備あるいは清掃するため
に２回転選別筒１１を取外す場合には、選別ケース１０
の上板３５および開閉側壁３２を取外し、ついで１回転
選別筒１１を第１図において仕上米＠１６に沿って右側
へ引出すことにより、供給ラセン１３．供給４ｉ［１１
１４及び仕上米ラセン１５．仕上米樋１６を選別ケース
１０に残したままの状態で、取外しすることができるも
のである。

また、点検整備作業が完了し、回転選別筒１１を取付け
る場合には、上板３５および開閉側板３２が取外されて
いる選別ケース１０に、第１図において仕上米樋１６に
沿った状態で、回転選別筒１１を左側に挿入して１回転
選別筒１１を駆動ローラ１２，１２上へ載置し、ついで
、支持板３４を開閉側壁３２の開口部３２ａに嵌入しな
がら選別ケース１０の供給側端部を閉鎖し、係止具３３
で開閉側壁３２を選別ケース１０に固定し、ついで、上
板３５を選別ケース１０に取付けることにより、回転選
別筒１１の取付は作業が完了する。

このように回転選別筒１１の取付は取外しにあたり、供
給ラセン１３．供給樋１４および仕上米ラセン１５．仕
上米樋１６の一端は、選別ケース１０の前側壁３１に取
付けられているままの状態で、仕上米機１６及び供給＠
１４の端部に取付けられている支持板３４を、開閉側壁
３２の開口部３２ａに嵌入したり、あるいは、離脱する
ことにより、選別ケース１０の一側壁を形成する開閉側
壁３２への取付は取外しができ、回転選別筒１１の取付
は取外しを簡単容易に行なうことができるものである。

なお、この実施例にあっては、供給樋１４および仕上米
樋１６の内部には、供給ラセン１３および仕上米ラセン
１５を配設し、強制移送装置を備えているが、この供給
樋１４および仕上米機１６は傾斜したものとし、穀粒の
自重で自然流下するタイプの供給樋および仕上米樋であ
ってもよい。

【図面の簡単な説明】

図面は、この発明の実施例を示すもので、第１図は、側
断面図、第２図は、背面図、第３図は、斜視図、第４図
は、切断背面図である。 符号の説明 １　脱ぶ部　　　　　　２　籾タンク ３　脱ぷロール　　　　４　風選部 ５　吸引機　　　　　　６　排塵筒 ７　摺落米受樋　　　　８　混合米搗ｆｉ機９　混合米
供給ホッパ １０　選別ケース　　　１１　回転選別筒１２　駆動ロ
ーラ　　　１３　供給ラセン１４　供給樋　　　　　１
５　仕上米ラセン１６　仕上米ａ（穀粒樋）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ［１］内周面に多数の壷穴の構成されている回転選別筒
   １１を選別ケース１０内に横軸回りに回転自在に支持し
   、該自転選別筒１１内に位置していて回転選別筒１１で
   汲み上げられた穀粒を受ける穀粒樋１６の一端部を選別
   ケース１０における回転選別筒１１の軸線に交叉する一
   方の側壁３１に支持し、該穀粒樋１６の他端部を選別ケ
   ース１０における回転選別筒１１の軸線に交叉する他方
   の開閉側壁３２で着脱自在に支持するにあたり、この開
   閉側壁３２を回転選別筒１１の外径よりも大きく構成す
   ると共に、その中心部には穀粒樋１６の他端部側が嵌入
   できる開口部３２ａを構成したことを特徴とする穀粒選
   別機の穀粒樋支持装置。