JPS58258A - 籾摺機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、籾摺部で摺出された摺出米を風選部によっ
て混合米と籾殻とに風選し、その風選した混合米を選別
部の選別筒により籾と仕上米と混合米とに選別し、籾は
前記籾摺部へ戻し、混合米は前記選別筒に戻し仕上米（
玄米）を取出すようにした籾摺機に関するもので、その
目的とするところは、選別筒により選別して取出す仕上
米中に混入する塵埃類を、風選部を利用して除去し得る
ようにすることにある。

図面に基づき実施例について具体的に説明すると、（１
）は籾摺機Ａの籾投入ホッパー、（２）は籾摺部で、第
１図の如く矢印方向に異なる回転速度で回転する一対の
脱秤ロール（イ）・（至）を、上面側に設けた供給口Ｃ
Ｄが前記籾投入ホッパー（１）の流出口ＱＱＩと通ずる
機筺（２２内に、左右に対向させて軸架し、供給ホッパ
ー（１１から供給される籾を前記一対の脱秤ロール（イ
）・（イ）により脱枠する通常のものであり、脱存ロー
ル翰・（２）の下方は、摺出される摺出米を風選する風
選部（３）に形成しである。風選部（３）は、唐箕ブロ
ワ−（７）の吸引口Ｇυと連通し、該ブロワ−００）の
作動により前記風選部（３）の底部に形成した枇受樋０
湯と混合米受樋Ｏｙの上方を選別風（吸引風）（矢印）
が流れることで、前記籾摺部（２）で脱存された摺出米
が、流穀板（３４）を介してそれの傾斜下降端より流下
する際に選別風により、籾殻が吸引口Ｃ３＋＋より吸引
され唐箕ブロワ−渕の排風筒Ｃ３Ｓ及びそれの先端に連
通させたダクト（至）を介して屋外へ排出されるととも
に、比較的軽い枇は前記枇受樋Ｃ３２１に、また、混合
米（玄米及び籾）は混合米受樋ＯＪにそれぞれ落下し、
籾殻・枇・混合米にそれぞれ風選されるようになること
従来公知のものと同様で、各受樋０２・４３３１には枇
取出口（図示していない）及び混合米取出口Ｏｎへ向け
て移送する移送用のスクリューラセン（至）−Ｃ３１を
装設しである。（４）は前記混合米受樋（至）の取出口
０″ｒＩに接続連通させた揚穀機で外筐（５）の−側（
第４図左側）に並設し、前記取出口Ｃ３ｎより繰出され
る混合米を揚穀塔（４０の内腔に装架したパケットコン
ベア（図示していない）により上方に設けた放出口（４
１）へ向けて送り上げるパケットコンベアタイプに作ら
れている。（６）は、選別部で、この実施例では、箱状
に形成した外筐（５）の内腔に、前端と後端を開放した
選別筒（７）・（８）（または選別胴）をそれの軸方向
に沿って上下に配位するとともに、入力プーリーσυ・
（８１）を外筐（５）外方に具備する回転軸σ（Ｉｔ−
（８Ｇにより回転自在に軸支しである。選別筒（力・（
８）の内腔壁面は、選別筒（７）・（８）の回転（第５
図矢印）により玄米を上方へ送り上げる凹座（図示して
いない）が形成されていて、それの内腔には、第５図の
如く玄米等を受けるよう上向きに開放した受樋（７２１
−１３と前記回転軸（７０）　−（８０）に形設した送
りラセンυり・關とよりなる移送コンベア０４１−―を
軸方向に沿って装設し、それにより、籾と混合米と仕上
米（玄米）とに選別を行なうようにするが、上位側の選
別筒（力は、籾粒を一緒に拾い上げても玄米の全てを受
樋ｆｆ２内に拾い上げるように凹座を形成して、選別筒
（力内に籾粒のみが残るようにすることで、それの後方
開放口（７９に籾粒のみが送り出され、受樋（７２１内
に混合米が落下するようにしである。また、下位側の選
別筒（８）は、該選別筒（８）内に玄米が残っても、受
樋部内に玄米のみを拾い上げるように形成して、これに
より、移送コンベア（８４）及び受樋りにより仕上米（
玄米）を取出し、選別筒（８）内に残る混合米を該選別
筒（８）の後方開放口Ｑ３ωから取り出す構造にしであ
る。そして、上位側の選別筒（力の前方開放口（７６）
Ｋは、外筐（５）の上方で一側に寄せて配設した搬送コ
ンベア（４渇の搬送方向終端部（４２ａ）と連通路（４
りを介している供給口（４４）を臨ませである。なお、
搬送コンベア（４２は、それの搬送方向始端側に設けた
受入口（４５１を前記揚穀機（４）の放出口（４１）の
下位に臨ませて連通し、揚穀機（４）によって送り上げ
られる混合米を供給口（４４Ｊへ向けて搬送作用する。

また、上位側の選別筒（力の後方開放口（７５１を、前
記籾投入ホッパー（１）に連通して籾が繰出される籾流
出口に形成しである。同じように、下位側の選別筒（８
１の後方開放口（へ）を、前記風選部（３）に連通して
混合米流出口に形成するとともに、それの反対側となる
前方開放口端には、前記上位側の選別筒（７）内腔に設
けた移送コンベアσａの搬送方向終端部と誘導路σηを
介して連痛しである。（９）は仕上米（玄米）取出用の
揚穀機で、前記下位側の選別筒（８）の内腔に設けた移
送コンベア０１１４）の搬送方向終端部（８４ａ）と取
出し流下路（ト）を介して連通しである。

しかして、前記のように構成した籾摺機Ａにおいて、揚
穀機（４）によって選別部（６）に送り込まれた混合米
を上下の選別筒（７）・（８）により、籾摺部（２）へ
戻す籾と外部へ取出す仕上米と選別筒（刀に戻す混合米
とに選別する際に、選別筒（カ・（８）内に発生した塵
埃等は逃げ場がないために、核部（７）・（８）内に浮
遊し、それが仕上米中に混入する等問題があった。

そこで、この発明は、前記問題を解消するために、唐箕
ブロワ−（７）の吸引により風選部（３）に流す選別風
の取入口５のを、前記選別部（６）の仕上米を取出す選
別筒（８）の内腔に対し連通ずる手段を提起するもので
ある。選別風の取入口５０）は、この例では、上位側の
選別筒（力の後方開放口６句と対向する機壁（５ａ）に
窓孔状に開口して設けるとともに、それの前方開放口（
７６１と下位側の選別筒（８）の前方開放口（財）と本
を隔壁ｃｉｌ）と機壁（５ｂ）とによって形成さ　。

れる案内風路りを介して連通させることで、供給ホッパ
ー（１）の上方から、上位側の選別筒（７）→下位側の
選別筒（８）→風選部（３）→唐箕ブロワー（７）の順
に流れる選別風の風路が形成されるようにしであるが、
取入口６０１を、下位側の選別筒（８）の前方開放口（
８６）と対向する機壁（５ｂ）に設けるようにしてもよ
く、仕上米を取出す選別筒（８）の内腔に対して連通ず
るようになれば、取付位置・大きさは適宜実施してよい
。

以上、説明したように、この発明によれば、選別筒の内
腔を選別風が流れるようになるので、取出す仕上米中に
混入する塵埃等の除去が、風選部（３）に流れる選別風
を利用して行なわれて、塵埃を除去した仕上米が取出せ
るようになり、また、除去した塵埃を！５１！殻と一緒
に＼まとめて放出処理できるようになる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明を実施した籾摺機の切断側面図、第２
図は同上において搬送コンベアと上位側の選別筒との連
通状態を示した切断側面図、第３図は同上の平面図、第
４図は同上の正面図、第５図は選別筒の説明図である。 図面符号の説明 Ａ・・・籾摺機　　　　　　１・・・籾投入ホッパー２
・・・籾摺部　　　　　　３・・・風選部４・・・揚穀
機　　　　　　５・・・外筐６・・・選別部　　　　　
　　７・８・・・選別部の選別筒９・・・穀粒取出用の
揚穀機 （資）・・・選別風の取入口 特許出　願人　　井関農機株式会社 ｔｓ　４　図 第５ｍ！！ ０

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 籾を脱枠する籾摺部と、籾摺部で摺出された摺出米を混
   合米と籾殻とに風選する風選部と、風選された混合米を
   、回転する選別筒により籾と仕上米と混合米とに選別す
   る選別部とよりなる籾摺機においてメ唐箕ブロワ−の吸
   引により風選部に流す選別風の取入口を、前記選別部の
   、選別筒の内腔に対し連通したことを特徴とする籾摺機
   。