JPS63291635A - 混合撹拌方法 - Google Patents

混合撹拌方法

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JPS63291635A
JPS63291635A JP62124349A JP12434987A JPS63291635A JP S63291635 A JPS63291635 A JP S63291635A JP 62124349 A JP62124349 A JP 62124349A JP 12434987 A JP12434987 A JP 12434987A JP S63291635 A JPS63291635 A JP S63291635A
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revolution
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北濃 義弘
Eiji Takebayashi
竹林 永二
Mitsuo Ikeda
池田 満生
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SK Kaken Co Ltd
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Shikoku Kaken Industry Co Ltd
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  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、液状流動性物質の混合撹拌方法に係り、さら
に詳しくは容器中に被混合物、被撹拌物を入れ、この容
器を公転運動させながら自転運動させることにより、極
めて効率のよい混合撹拌が可能な方法に関するものであ
る。
なお、本発明でいう混合撹拌とは液状流動性物質中に溶
液、分散液、粉粒体の中から選ばれる少なくとも1種以
上の物質を混ぜ合わせること、単に液状流動性物質をか
き混ぜることを指し、その結果、熔解、分散、洗浄、加
熱、蒸発、反応等の作用が得られるものである。
(従来の技術) 従来容器内の流動製物質中に溶液、分散液、粉粒体等を
混合撹拌する方法としては次のようなものがある。
容器内に回転や上下動する翼などを入れて機械的に混合
撹拌する方法。容器を転倒、揺動し容器内液を流動させ
混合撹拌する方法。外部より磁性、高周波、超音波など
のエネルギーを作用させる方法、容器を軟質に作り容器
を変形させることにより容器内の液体を流動させる方法
。その他容器を軟質に作り、容器を変形させることによ
り、容器内の液体を流動させる方法等がある。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、従来法には以下のような欠点がある。
■翼等への付着がある。
■翼等からの距離が離れると撹拌力不足となる。
■高粘液では全体を均一に撹拌するために、大型や複雑
な翼になりがちである。
■密閉する場合、特別の機構が必要で、減圧や加圧性に
欠く。
■容器の形状、翼の大きさ、形状などにより大きく効果
が違ってくる。
■熱の発生を伴う。
■混合撹拌物の破損、変質の可能性がある。
(問題点を解決するための手段) 本発明者らは、上記の問題点を改善すべく鋭意検討を重
ね本発明を完成するにいたった。
すなわち、本発明は混合撹拌しようとする物質を容器の
中に入れ、その容器を公転運動させながら自転運動させ
ることを特徴とする混合撹拌方法である。
以下図面により本発明を説明する。
第1図は本発明混合方法の一実施例を示す。
駆動モーター1によって起こされた回転力はベルト2に
より公転軸3に伝えられる。公転の周期は混合撹拌する
材料により適宜決定されるが、混合撹拌材料がl0PS
〜5oopsの材料の場合30 r、p、m、〜120
 r、p、rn、が標準的な周期である公転部分の回転
により、ベルト5は本体固定枠9と一体に固定されたプ
ーリー4の外周を滑走することなく回転する。但しここ
でプーリー4は公転軸3とは連結していない。このため
ベルト5はプーリー4の外径分だけ進み、自転軸に固定
されたプーリー6に伝わり自転軸7を回転させる。
例えば、プーリー4および6の径を同一した場合、公転
周期と自転周期は同一となる。なお、第1図に示すよう
に、自転軸7は公転軸3に対し回転軌道の内側方向に傾
斜させると混合撹拌性がよくなる。この角度は、混合撹
拌材料の性状や回転周期により適宜決定される。
混合撹拌材料は、缶固定枠8により固定され、固定後駆
動モーター1を作動させることにより混合撹拌が行われ
る。
第1図においては、後述実施例のごとく5ガロン缶の中
に合成樹脂エマルシランペイントおよび黒色顔料ペース
トを入れ混合をする場合の方法を例示している。本発明
の混合撹拌方法は第1図に限定されるものではな(、利
用形態により適宜決定される。例えば、 ■駆動モーターを用いずに手動にする。
■自転軸の傾斜を可変とする。
0缶固定枠の形状を適宜変える。
■公転軸と自転軸の軸間距離を可変とする。
■缶固定用として枠を用いず固定装置を適宜設置する。
■缶固定形式とせず混合槽を設置する。
等々である。
(作用) 本発明は混合撹拌材料を公転させることにより発生する
遠心力を利用する混合撹拌方法である。
混合撹拌材料を入れた容器を公転回転させると回転の外
方向に遠心力が働く。しかしながら、公転のみでは遠心
力は一定方向にしか働かなく材料を混合撹拌することは
できない。公転と同時に容器を自転回転させると鎖中の
材料に働く遠心力の方向が移動し容器内の液体が回転運
動し混合撹拌されるという機構を有する新しい混合撹拌
方法である。
本発明の概念を第2図、第3図を用いて簡単に説明する
。第2図は、本発明の混合撹拌方法の概略を真上から見
た時の図であり、公転と同時に公転方向と逆方向に同一
周期で自転を行うと仮定した場合の図示である。ここで
、円は公転軌道を、矢印は遠心力の方向を表す。また、
正方形は混合撹拌容器を示しA、B、C,Dは公転軌道
上の90°ごとにおける缶の位置を示す。また、容器の
缶壁の任意の点をEおよびFとする。公転軌道上を缶は
A−B−C−4D−Aの順に移動し、この時、点Eおよ
びFは公転1回の間に公転と逆方向に1回自転している
ことがわかる。また、遠心力の方向が、A、B、C,D
の各位置毎に変化していることがわかる。
このように本発明は、回転により発生する鎖中の材料に
働く遠心力の方向を自転によりさらに順次連続的に変化
させることにより容器内の材料に流動を与え混合撹拌す
る方法である。
つぎに、第3図は自転運動を行わない時の混合撹拌方法
の概略を真上から見た時の図である。図から明らかなよ
うに、A、B、C,Dの各位置における遠心力の方向は
常に点Fから点已に向き一定であることがわかる。この
場合、鎖中に流動が生じ難く充分な混合撹拌は得られな
い。
(実施例) 実施例 第1図に示す方法によってJIS  K  5663合
成樹脂エマルションペイント(四国化研工業株式会社製
、商品名AEPベース)の白色ベースを5ガロン缶のま
ま8に装着し、缶の蓋をあけ、このなかに黒色顔料ペー
スト(カーボンブラック分散ペースト、固形公約50%
)を50g添加した。
これを公転−自転軸間距離40cmに設定し、公転周期
100回/分、自転周期100回/分にて1分間運転し
た。
なお、自転軸は公転軸に対し30°内側に傾斜させであ
る。
運転終了後、缶を装置から取外し天板を切取り塗料の状
態を観察したところ、均一なグレーに着色されていた。
この塗料を別の容器に移し缶の上部、中央部、下部の3
箇所で塗料をサンプリングしこれらを一定条件にて塗膜
化し、東京電気製色差計にて色差を測定したところ色差
の最大値はΔE=0.05であった。なお、切取った天
板に塗料の付着は認められず、かつ、缶壁付近の塗料を
ゴムヘラにてぬぐってみたが缶壁付近まで均一に混合さ
れていた。
比較例1 実施例と同一の塗料に同一の顔料ペーストを添加し第1
図のベルト5を取外した以外は全〈実施例と同じ条件に
て混合を行った。
運転終了後、缶を装置から取外し天板を切取り、塗料の
状態を観察したが、混合不十分であった比較例2 実施例と同一の塗料に同一の顔料ペーストを添加し、ペ
イントアジター(特許第564277号)にて同一時間
混合を行った。しかしながら、全く混合されていないた
め合計10分間連続運転を行った。
運転終了後、実施例と同様にサンプリングし、色差を測
定したところ色差の最大値はΔE=1以上であった。な
お、切取った天板には塗料が付着しており、かつ、缶壁
付近の塗料をゴムヘラにてぬぐったでみたが缶壁付近は
均一に混合されておらず白色の塗料が特にコーナ一部分
に残っていた(発明の効果) 以上の如く′第1図の混合撹拌方法によって、以下の効
果が明らかになった。
(1)製品缶のなかで混合撹拌できるため、混合撹拌の
ために別容器に移す必要がな(、ロスが出ない(2)ハ
ンドミキサー等の撹拌機が不要であり、かつ、撹拌機に
よるロスが出ない。
(3)缶で混合撹拌する場合、缶を固定枠にはめ込むだ
けで固定でき、操作が容易である。
(4)軸間距離および回転周期を適宜設定すればオーブ
ン缶での操作が可能である。
(5)死角がなく均一に混合撹拌できる。
以上の効果より、本発明方法は、実施例に示した塗料の
調色のみならず、例えば、分離したペーストの再混合、
反応硬化型材料の混合、液状材料と粉粒体の混合等々幅
広い応用分野に利用できる有用な発明である。
【図面の簡単な説明】
1・・・・・・・・公転運動駆動モーター2・・・・・
・・・ベルト 3・・・・・・・・公転軸 4・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・プーリー5・・・・・
・・・ベルト 6・ ・ ・ ・ ・・・ ・プーリー7・・・・・・
・・自転軸 8・・・・・・・・缶固定枠 9・・・・・・・・本体固定枠 A、B、CSD・・公転軸上の90°ごとの缶の位置 ESF・・・・・・缶壁の任意の点 −以上− 特許出願人 四国化研工業株式会社 図面 第1図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)液状流動性物質中に溶液、分散液、粉粒体の中か
    ら選ばれる少なくとも1種以上の物質を混合撹拌する方
    法であって、混合撹拌しようとする物質を容器の中に入
    れ、その容器を自転運動させながら公転運動させること
    を特徴とする混合撹拌方法。
  2. (2)自転軸が公転軸方向に傾斜していることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の混合撹拌方法。
  3. (3)公転と自転の方向が逆方向であることを特徴とす
    る。特許請求の範囲第1項記載の混合撹拌方法。
JP62124349A 1987-05-21 1987-05-21 混合撹拌方法 Expired - Fee Related JPH0618623B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1293245A1 (de) * 2001-09-05 2003-03-19 Hauschild & Co. KG Mischvorrichtung zum Vermischen von flüssigen, fliessfähigen oder pulverförmigen Materialien
US7507015B2 (en) * 2006-02-14 2009-03-24 Shu-Lung Wang Mixer for dental molding powder
JP2022526496A (ja) * 2019-03-21 2022-05-25 サノフイ 再構成デバイスおよび再構成方法

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JPS5678622A (en) * 1979-11-30 1981-06-27 Toshiba Corp Stirrer of aerosol can

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