JP2022526496A - 再構成デバイスおよび再構成方法 - Google Patents

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Abstract

本開示は、薬剤を再構成する再構成デバイスであって:- ベース(12)と、- ベース(12)に可動に配置されたキャリア(20)と、- キャリア(20)に可動に配置された、薬剤容器(50)のための取付台(30)とを含む、再構成デバイスに関する。【選択図】図3

Description

本開示は、液体薬剤を準備、すなわち再構成するように動作可能に構成される再構成デバイスに関する。本開示は、さらに、薬剤を再構成する方法に関する。
症状によっては、1つまたはそれ以上の異なる薬剤を使用する治療が必要となる。一部の薬物化合物は、最適な治療用量を送達するために、互いに特定の関係で送達される必要がある。2つの活性薬剤または「作用薬」を同時に送達する場合、いくつかの潜在的な問題がある。2つの活性作用薬は、薬物製剤の長期間の収納での有効期限中に互いに相互作用することがある。したがって、活性成分を別個に収納し、送達、たとえば注射、無針注射、ポンプまたは吸入の時点でそれらを組み合わせることが有利である。活性成分は、注射前または注射中に適切に混合しなければならない。
さらに、いくつかの薬剤の場合、タンパク質製剤の凍結乾燥は、安定化のための不可欠な手段であり、医薬開発にとってますます重要となってきている。凍結乾燥された医薬品の再構成、したがっていわゆる凍結乾燥ケーキ(lyo cake)の再構成は、適用可能な医薬品を得るのに非常に重要である。薬剤の再構成のため、液体溶媒または希釈剤が凍結乾燥製品と組み合わせられる。次いで、この組み合わせたものは、典型的には、薬物が再構成または均質化されそれぞれの薬剤容器の中身が患者への投与に適用可能になるまで、振とう、捻り、揺すりまたは攪拌などの特定の機械的な処理に掛けられる。この工程は、最終溶液の品質に影響を与えるにもかかわらず、これまで、機械的処理手順がオペレータの人的要因に大きく依存するので標準化されたプロトコルを開発することが課題となっている。
したがって、改善された再構成方法およびかなり明確で信頼性の高い安全な方法で薬剤を再構成するためのデバイスを提供することが望まれている。薬剤を再構成するのに必要な全体の時間は短縮されるべきであり、薬剤に影響を及ぼすあらゆる潜在的な劣化は回避または少なくとも最低限に抑えられるべきである。
一態様では、本開示は、薬剤を再構成するように動作可能および/または構成される再構成デバイスに関する。再構成デバイスは、ベースと、ベース上に可動に配置されたキャリアとを含む。再構成デバイスは、薬剤容器のための取付台をさらに含む。取付台は、キャリア上に可動に配置される。
再構成デバイスは、明確で再現性の高い、たとえば取付台への取り付けまたは固定のときの薬剤容器の動きである機械的処理を提供するように動作可能である。取付台、したがってそれに取り付け可能な薬剤容器は、ベースに対するキャリアの可動配置によって定められるような第1の運動度に関して、ベースに対して動くことができる。取付台および薬剤容器は、さらに、キャリア上における取付台の可動配置によって定められるような第2の運動度に関して動くことができる。可動キャリアによって定められるおよび可動取付台によって定められるような第1および第2の運動度はそれぞれ異なってもよく、または少なくとも部分的にオーバーラップしてもよい。
いずれにしろ、取付台はキャリアに対して動くことができ、キャリアはベースに対して動くことができるので、ベースに対する薬剤容器のかなり複雑であるが、明確で再現性の高い動きが提供され、これは薬剤容器内の薬剤の再構成に有益である。
具体的には、ベース上におけるキャリアの可動配置は、制限された駆動またはポジティブ駆動される機械的案内を含むことができる。これは、ベース上に可動に配置されるキャリアに有効である。
本再構成デバイスの場合、薬剤容器は、ベースに対して二重に(in a twofold manner)可動に配置可能である。キャリアに対する取付台の動きは、ベース上におけるキャリアの動きとオーバーラップすることができる。したがって、第1のタイプの動きは、第2のタイプの動きとオーバーラップまたは組み合わせることができ、ここで、薬剤容器の第1のタイプの動きは、ベース上におけるキャリアの可動配置によって定められ、薬剤容器の第2のタイプの動きは、キャリアに対する取付台の可動配置によって定められる。
さらなる一例によれば、キャリアは、ベースに回転可能に取り付けられる。キャリアは、第1の回転軸に関してベースに対して回転可能である。薬剤容器のための取付台は、キャリア上またはキャリアに、第1の回転軸から所定の径方向にオフセットして配置することができる。このように、取付台および/または薬剤容器は、キャリアがベースに対して回転されるとき、ベースに対して回転運動を受ける。この回転運動は、キャリアがベースに対して回転される間、キャリアに対する取付台の動きと一時的または恒久的にオーバーラップすることができる。
他の例では、取付台は、キャリアがベースに対して動かされるとき、キャリア上で静止している。この場合、いくつかの配置が考えられ、それに従って、取付台をキャリア上のいくつかまたは異なる位置に配置することができる。いくつかの例では、取付台は、キャリア上のいくつかの利用可能な位置のうちの少なくとも1つに固定可能とすることができる。このように、キャリア上における取付台の位置を、変更することができる。ベースに対するキャリアの回転または動きの間、取付台は、キャリアに対して静止状態を保つことができる。したがって、キャリア上における取付台の可動配置は、可動キャリア上における取付台の再構築可能(reconfigurable)な配置、位置決めおよび再構築可能な締結を可能にし、提供する。
キャリア上における取付台の可動配置の代わりに、またはそれに加えて、取付台は、単純に、キャリアに対して再構築可能および/または取り外し可能に固定可能であってもよい。この場合、取付台は、キャリアのある位置から取り外し可能とすることができ、キャリアの他の位置に取り付け可能とすることができる。キャリアが、たとえばベース上に回転可能に支持されるとき、キャリアの第1の回転軸に対する取付台の径方向距離を変更することができる。このように、キャリアがベースに対して回転される間に取付台に生じる遠心力、したがって薬剤容器に加えられる遠心力を変えることができる。
他の例によれば、取付台は、キャリアに回転可能に取り付けられ、第2の回転軸に関してキャリアに対して回転可能である。この場合、取付台自体はキャリア上において回転可能に支持される。第1および第2の回転軸は、互いに平行に延びることができる。第1および第2の回転軸は、互いに対して所定の角度で延びてもよい。いくつかの例では、第2の回転軸は、第1の回転軸の方向に対して実質的に垂直な角度で延びる。
再構成デバイスの場合、再構成デバイスを用いて実施可能な再構成手順の間、キャリアおよび取付台のうちの少なくとも一方がベースに対して動かされる。いくつかの例では、キャリアと取付台の両方が同時にベースに対して動かされる。この場合、キャリアは、ベースに対して動かされ、同時に取付台がキャリアに対して動かされる。このように、少なくとも2つの動きは、オーバーラップしてもよく、それによってベースに対する取付台の明確に組み合わさったかなり複雑な動きが引き起こされる。
他の例によれば、キャリアは、回転台を含む。回転台は、ベースに回転可能に取り付けられ、ベースに対して第1の回転軸に関して回転可能である。回転台は、第1の回転軸に関して回転可能に支持される回転テーブルまたは回転盤を含むことができる。
さらなる一例によれば、取付台は、回転台上に配置または位置する。取付台は、回転台に固定可能である。取付台は、回転台に少なくとも第1および第2の位置で固定可能であり、ここで、第1の位置は、第2の位置とは第1の回転軸からのある径方向距離分異なる。したがって、取付台は、回転台にいくつかの径方向位置で取り付け可能または配置可能かつ固定可能である。回転台上における取付台の第1の回転軸に対する径方向距離または径方向位置は変更することができる。
さらなる一例によれば、取付台は、キャリア上で長手方向に変位可能である。たとえば、キャリアがベース上において回転可能に支持される場合、取付台は、第1の回転軸に関して径方向に長手方向に変位可能である。このように、取付台とキャリアの第1の回転軸との間の径方向距離を変更することができる。薬剤容器、したがって中に入っている薬剤に適用可能な遠心力は、単にキャリア上における取付台の第1の回転軸に関する径方向位置を変更することによって、適切に変更することができる。
さらなる一例では、再構成デバイスは、キャリアに機械的に係合されベースに対してキャリアを動かすように構成された第1の駆動装置を含む。典型的には、第1の駆動装置は、電気駆動装置を含む。第1の駆動装置は、キャリアの動きを開始および停止するように電気的に動作可能である。場合により、第1の駆動装置は、制御するために、すなわちベースに対してキャリアが動く速度を変えるまたは変更するために電気的に動作可能である。具体的には、第1の駆動装置は、コントローラによって制御可能である。コントローラは、明確かつ再現性の高い方法で、第1の駆動装置を起動、停止および/または制御するようにプログラムすることができる。
さらなる一例によれば、再構成デバイスは、取付台に機械的に係合されベースに対して取付台を動かすように構成された第2の駆動装置を含む。第2の駆動装置は、取付台およびキャリアのうちの一方に配置される。第2の駆動装置は、典型的には電気駆動装置として実施される。第2の駆動装置は、典型的には、キャリアに対する取付台の動きおよびその速度を開始、停止および/または制御するように、たとえば上述のプログラム可能コントローラであるコントローラに接続されている。
第1の駆動装置および第2の駆動装置は、1つの同じコントローラによって並行して、交互にまたは同時に動作可能とすることができる。あるいは、第1の駆動装置と第2の駆動装置を別々に制御するために少なくとも2つの別個のコントローラを設けることができる。第1および第2の駆動装置は、キャリアおよび/またはベースに対する取付台の電子制御可能な動きを有効にするか、または提供する。このように、ベースに対する薬剤容器の明確な回転、捻り、振とう、揺すりまたは他の機械的な動きを実現することができる。実際、有利なことには、第1および第2の駆動装置のうちの少なくとも一方の電子制御は、薬剤容器の中に提供される薬剤にかなり自動化された高い信頼性および再現性の再構成プロセスをもたらす。
さらなる一例によれば、再構成デバイスは、キャリアに配置された支持部を含む。さらに、取付台および第2の駆動装置のうちの少なくとも一方は、支持部に配置される。具体的には、支持部をキャリア上で長手方向に変位可能とすることができる。支持部は、第2の回転軸を提供、および/または画成することができる。支持部は、互いに空間的に離れているキャリア上のいくつかの締結位置に取り外し可能に連結することができる。支持部は、取付台のための基部を形成する。キャリアに対する取付台の回転運動のための支承部を設けてもよい。
さらなる一例では、支持部は、キャリアに対して長手方向に変位可能である。さらに、支持部は、キャリア上のいくつかの位置状態のうちの1つにおいてキャリアに対してロック可能とすることができる。支持部およびキャリアのうちの少なくとも一方は、支持部をキャリアに対して任意の利用可能な位置状態でロックすることができる互いに対応する締結要素を含む。このように、キャリアが回転台として実施される場合、第1の回転軸に対する支持部、したがって取付台の径方向距離または径方向位置は、要求に応じて変更することができる。
他の例では、再構成デバイスは、ベースおよびキャリアに連結された第1のヒンジを含む。第1のヒンジは、第1のヒンジ軸を含む。キャリアは、ベースに対して第1のヒンジ軸に関して旋回可能である。第1のヒンジは、ベースに第1のヒンジ軸に関して旋回可能に連結された第1のヒンジアームを含むことができる。第1のヒンジアームは、キャリアのための支持を提供することができる。キャリアは、典型的には、第1のヒンジアームに機械的に連結される。具体的には、キャリアは、第1のヒンジアームに可動に配置される。換言すると、キャリアは、第1のヒンジおよび第1のヒンジアームを介してベースに機械的に連結される。第1のヒンジアームをベースに対して旋回させることによって、第1の回転軸の配向を変更することができる。
さらなる一例によれば、再構成デバイスは、取付台およびキャリアに連結された第2のヒンジを含む。第2のヒンジは、第2のヒンジ軸を含む。取付台は、第2のヒンジ軸に関してキャリアに対して旋回可能である。第2のヒンジ軸は、キャリアに対して旋回可能な第2のヒンジアームを含むことができる。いくつかの例では、第2のヒンジは、支持部に支持されるか、または組み込まれる。この場合、第2のヒンジアームは、取付台に連結することができ、一方で、第2のヒンジの、第1のヒンジアームのようなさらなるヒンジ構成要素は、支持部に連結されるか、または組み込まれる。第2のヒンジにより、第2の回転軸の配向を、キャリアの配向に対して変更することができる。
他の例によれば、第1のヒンジ軸は、第1の回転軸に関して非ゼロ角度に延びる。典型的には、第1のヒンジ軸および第1の回転軸は、ある明確な角度で延びる。第1のヒンジ軸および第1の回転軸は、約90°の角度で延びることができる。
第1の回転軸に関して、第1のヒンジ軸は、接線方向に延びることができる。このように、キャリアを第1のヒンジ軸に関して旋回させることによって、ベースに対して第1の回転軸の配向を変更することができる。
さらなる一例によれば、第2のヒンジ軸は、第2の回転軸に関して非ゼロ角度に延びる。さらにこの場合、第2のヒンジ軸は、第2の回転軸の延長部に対して約90°の角度で延びることができる。この場合、第2のヒンジ軸は、第2の回転軸に関して径方向または接線方向に延びることができる。いくつかの例では、第2の回転軸および第2のヒンジ軸は、取付台および支持部のうちの一方の上で、または内部で交差することができる。
第2の回転軸によって画成される旋回点またはピボット軸は、第2の回転軸と一致することができる。
これは、第1のヒンジ軸と第1の回転軸にも適用することができる。しかし、いくつかの実施形態では、第1のヒンジ軸は、第1の回転軸から所定の径方向距離に位置する。
再構成デバイスのいくつかの例および/またはいくつかの配置では、第1の回転軸および第2の回転軸は、互いに平行に延びる。再構成デバイスのいくつかの例および/またはいくつかの配置では、第1および第2のヒンジ軸は、互いに関して実質的に平行に延びる。
他の例によれば、再構成デバイスは、ベースに対するキャリアの動きを制御するように動作可能なコントローラを含む。加えて、または別法として、コントローラは、キャリアに対する取付台の動きを制御するように動作可能である。コントローラは、典型的には、第1および第2の駆動装置のうちの少なくとも一方に連結される。コントローラは、第1の駆動装置および第2の駆動装置のうちの少なくとも一方の予めプログラムされた起動および停止を行うように動作可能なマイクロコントローラを含むことができる。さらに、コントローラは、第1の駆動装置および第2の駆動装置のうちの少なくとも一方の速度を制御および/または変更するように動作可能とすることができる。
他の例によれば、再構成デバイスは、薬剤容器を取付台に取り外し可能に締結するクランピングデバイスを含む。クランピングデバイスは、薬剤容器に機械的に係合しその薬剤容器を取付台に締結する、少なくとも1つまたは2つの可動クランピング要素を含むことができる。クランピングデバイスは、3つの等距離に配置されたクランピング要素を含むことができ、そのうちの1つは、薬剤容器の管状形の幾何形状に関してたとえば径方向に動くことができる。典型的には、少なくとも可動クランピング要素は、薬剤容器をクランピングにより取付台に固定および/または締結するように薬剤容器に対してクランピング要素を付勢するように動作可能な戻しばねなどの戻し要素に動作可能に係合される。
第2の回転軸は、取付台を通って延びることができる。取付台は、円筒形幾何形状または第2の回転軸が対称軸の円筒形対称形を含むことができる。いくつかの例では、取付台のいくつかのクランピング要素は、管状形状の薬剤容器の外周に沿って等距離に配置される。
取付台および/またはそのいくつかの締結要素は、取付台上に少なくとも2つの異なる配向または配置で薬剤容器を締結するように構成される。典型的には、薬剤容器は、平坦形状の底部と、円筒形形状の側壁を含む。1つの配置では、薬剤容器は、薬剤容器の管状形状の側壁に係合する3つの締結要素により取付台に締結または固定される。第2の、したがって異なる配置では、締結要素のうちの1つは、薬剤容器の底部に係合され、その一方で、残りの、すなわち少なくとも2つのさらなる締結要素は、薬剤容器の側壁の直径方向に互いに反対側にあるセクションに機械的に係合される。取付台に少なくとも2つの異なる配向または配置で薬剤容器を配置することによって、ベースに対する薬剤容器のそれぞれ異なるかなり特定の機械的な動きを再構成スケジュールまたは再構成手順に従ってもたらすことができる。
さらなる一例では、再構成デバイスは、薬剤容器を備える。薬剤容器は、取付台に締結される。薬剤容器は、取付台に少なくとも2つの利用可能な締結位置または締結配置のうちの1つで締結することができる。薬剤容器は、典型的には、凍結乾燥薬物または薬剤を備える。薬剤容器の内部空間は、蛍光物(fireflies)薬物、すなわち凍結乾燥ケーキによって少なくとも部分的に占められる。
薬剤容器は、さらに、希釈剤または溶媒を受けるように構成される。薬剤容器は、典型的には、封止キャップで封止される入口または出口のうちの少なくとも一方を含む。封止キャップは、薬剤容器内へ希釈剤および溶媒のうちの少なくとも1つの供給を可能にする穿孔可能なセプタムを含むことができる。穿孔可能なセプタムは、容器の外側部分に固定されるエラストマーの封止ディスクまたはゴムストッパを含むことができる。穿孔可能なセプタムは、たとえばアルミ製である圧着金属キャップによって容器の外側部分に固定することができる。薬剤容器は、プラスチックまたはガラスなどの実質的に不活性材料から作られたバレルを含むことができる。薬剤容器は、電磁放射の少なくとも1つのスペクトル範囲に対して透過性の側壁を含むことができる。薬剤容器は、透明であってもよい。薬剤容器は、ガラス材料から作ることができる。薬剤容器の透明な材料によって、薬剤容器に入っている薬剤、具体的には再構成薬剤の目視検査が可能になる。
他の態様では、本開示は、さらに、薬剤を再構成する方法に関する。方法は、薬剤容器を上述したような再構成デバイスの取付台に締結する工程を含む。薬剤容器は、再構成が必要な凍結乾燥薬剤で部分的に充填されるのが良い。典型的には、薬剤容器の少なくとも一部分は、凍結乾燥薬物または薬剤で占められる。
薬剤容器を取付台に締結する前または後に、薬剤の再構成に必要な溶媒または希釈剤を薬剤容器内に加える。
薬剤容器を取付台に締結した後、キャリアをベースに対して動かす、および/または取付台をキャリアに対して動かす。キャリアおよび取付台のうちの少なくとも一方の動きは、典型的には、コントローラ、ならびに、キャリアおよび取付台にそれぞれ機械的に係合された第1および第2の駆動装置のうちの少なくとも一方によって制御される。
典型的には、再構成する方法は、プログラム制御される。方法は、典型的には、予めプログラムされたコントローラによって実行される。コントローラは、所定の時間期間にわたってベースおよび/またはキャリアに対して薬剤容器を明確な方法で動かすように、第1および第2の駆動装置のうちの少なくとも一方を起動および/または停止するように動作可能である。
コントローラ、したがって方法は、明確な再構成プログラムを実行するように実施される。再構成プログラムは、再構成に特有な指示を含むことができ、それに従って、薬剤容器のための取付台は、第1の時間期間にわたって第1の速度でキャリアおよび/またはベースに対して動かされなければならない。プログラムは、その後、薬剤容器のための取付台が異なる方法で動かされなければならないことを定義することができる。その後の第2の時間期間中、第2の速度で第2のタイプの動きを受けることになり得る。方法のいくつかの工程の間、速度および動きのタイプは、明確な変化および/または変更を受ける。
再構成デバイスに関連して上述した任意の構成、動作のモードおよび利点は、薬剤を再構成する方法にも等しく適用でき、その逆もまた同様であることをさらに留意されたい。
「薬物」または「薬剤」という用語は、本明細書で用いられる場合、少なくとも1つの薬学的に活性な化合物を含む医薬製剤を意味し、
ここで、一実施形態では、薬学的に活性な化合物は、最大1500Daまでの分子量を有し、かつ/あるいはペプチド、タンパク質、多糖、ワクチン、DNA、RNA、酵素、抗体もしくはそのフラグメント、ホルモン、もしくはオリゴヌクレオチド、または上述した薬学的に活性な化合物の混合物であり、
ここで、さらなる実施形態では、薬学的に活性な化合物は、糖尿病もしくは糖尿病に伴う合併症、たとえば、糖尿病性網膜症、血栓塞栓障害、たとえば、深部静脈血栓塞栓症もしくは肺血栓塞栓症、急性冠症候群(ACS)、アンギナ、心筋梗塞、癌、黄斑変性、炎症、枯草熱、アテローム硬化症および/または関節リウマチの治療および/または予防に有用であり、
ここで、さらなる実施形態では、薬学的に活性な化合物は、糖尿病または糖尿病に伴う合併症、たとえば、糖尿病性網膜症の治療および/または予防のための少なくとも1つのペプチドを含み、
ここで、さらなる実施形態では、薬学的に活性な化合物は、少なくとも1つのヒトインスリンもしくはヒトインスリンアナログもしくは誘導体、グルカゴン様ペプチド(GLP-1)もしくはそのアナログもしくは誘導体、もしくはエキセンジン-3もしくはエキセンジン-4またはエキセンジン-3もしくはエキセンジン-4のアナログもしくは誘導体を含む。
インスリンアナログは、たとえば、Gly(A21)、Arg(B31)、Arg(B32)ヒトインスリン;Lys(B3)、Glu(B29)ヒトインスリン;Lys(B28)、Pro(B29)ヒトインスリン;Asp(B28)ヒトインスリン;位置B28のプロリンがAsp、Lys、Leu、ValまたはAlaに置き換えられたうえに位置B29のLysがProに置き換えられていてもよいヒトインスリン;Ala(B26)ヒトインスリン;Des(B28-B30)ヒトインスリン;Des(B27)ヒトインスリンおよびDes(B30)ヒトインスリンである。
インスリン誘導体は、たとえば、B29-N-ミリストイル-des(B30)ヒトインスリン;B29-N-パルミトイル-des(B30)ヒトインスリン;B29-N-ミリストイルヒトインスリン;B29-N-パルミトイルヒトインスリン;B28-N-ミリストイルLysB28ProB29ヒトインスリン;B28-N-パルミトイル-LysB28ProB29ヒトインスリン;B30-N-ミリストイル-ThrB29LysB30ヒトインスリン;B30-N-パルミトイル-ThrB29LysB30ヒトインスリン;B29-N-(N-パルミトイル-γ-グルタミル)-des(B30)ヒトインスリン;B29-N-(N-リトコリル-γ-グルタミル)-des(B30)ヒトインスリン;B29-N-(ω-カルボキシヘプタデカノイル)-des(B30)ヒトインスリンおよびB29-N-(ω-カルボキシヘプタデカノイル)ヒトインスリンである。
エキセンジン-4は、たとえば、H-His-Gly-Glu-Gly-Thr-Phe-Thr-Ser-Asp-Leu-Ser-Lys-Gln-Met-Glu-Glu-Glu-Ala-Val-Arg-Leu-Phe-Ile-Glu-Trp-Leu-Lys-Asn-Gly-Gly-Pro-Ser-Ser-Gly-Ala-Pro-Pro-Pro-Ser-NH2の配列のペプチドであるエキセンジン-4(1-39)を意味する。
エキセンジン-4誘導体は、たとえば、以下のリストの化合物:
H-(Lys)4-desPro36,desPro37エキセンジン-4(1-39)-NH2、
H-(Lys)5-desPro36,desPro37エキセンジン-4(1-39)-NH2、
desPro36エキセンジン-4(1-39)、
desPro36[Asp28]エキセンジン-4(1-39)、
desPro36[IsoAsp28]エキセンジン-4(1-39)、
desPro36[Met(O)14,Asp28]エキセンジン-4(1-39)、
desPro36[Met(O)14,IsoAsp28]エキセンジン-4(1-39)、
desPro36[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン-4(1-39)、
desPro36[Trp(O2)25,IsoAsp28]エキセンジン-4(1-39)、
desPro36[Met(O)14 Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン-4(1-39)、
desPro36[Met(O)14 Trp(O2)25,IsoAsp28]エキセンジン-4(1-39);もしくは
desPro36[Asp28]エキセンジン-4(1-39)、
desPro36[IsoAsp28]エキセンジン-4(1-39)、
desPro36[Met(O)14,Asp28]エキセンジン-4(1-39)、
desPro36[Met(O)14,IsoAsp28]エキセンジン-4(1-39)、
desPro36[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン-4(1-39)、
desPro36[Trp(O2)25,IsoAsp28]エキセンジン-4(1-39)、
desPro36[Met(O)14 Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン-4(1-39)、
desPro36[Met(O)14 Trp(O2)25,IsoAsp28]エキセンジン-4(1-39)、
(ここで、基-Lys6-NH2が、エキセンジン-4誘導体のC-末端に結合していてもよい);
もしくは、以下の配列のエキセンジン-4誘導体:
desPro36エキセンジン-4(1-39)-Lys6-NH2(AVE0010)、
H-(Lys)6-desPro36[Asp28]エキセンジン-4(1-39)-Lys6-NH2、
desAsp28Pro36,Pro37,Pro38エキセンジン-4(1-39)-NH2、
H-(Lys)6-desPro36,Pro38[Asp28]エキセンジン-4(1-39)-NH2、
H-Asn-(Glu)5desPro36,Pro37,Pro38[Asp28]エキセンジン-4(1-39)-NH2、
desPro36,Pro37,Pro38[Asp28]エキセンジン-4(1-39)-(Lys)6-NH2、
H-(Lys)6-desPro36,Pro37,Pro38[Asp28]エキセンジン-4(1-39)-(Lys)6-NH2、
H-Asn-(Glu)5-desPro36,Pro37,Pro38[Asp28]エキセンジン-4(1-39)-(Lys)6-NH2、
H-(Lys)6-desPro36[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン-4(1-39)-Lys6-NH2、
H-desAsp28Pro36,Pro37,Pro38[Trp(O2)25]エキセンジン-4(1-39)-NH2、
H-(Lys)6-desPro36,Pro37,Pro38[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン-4(1-39)-NH2、
H-Asn-(Glu)5-desPro36,Pro37,Pro38[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン-4(1-39)-NH2、
desPro36,Pro37,Pro38[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン-4(1-39)-(Lys)6-NH2、
H-(Lys)6-desPro36,Pro37,Pro38[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン-4(1-39)-(Lys)6-NH2、
H-Asn-(Glu)5-desPro36,Pro37,Pro38[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン-4(1-39)-(Lys)6-NH2、
H-(Lys)6-desPro36[Met(O)14,Asp28]エキセンジン-4(1-39)-Lys6-NH2、
desMet(O)14 Asp28 Pro36,Pro37,Pro38 エキセンジン-4(1-39)-NH2、
H-(Lys)6-desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Asp28]エキセンジン-4(1-39)-NH2、
H-Asn-(Glu)5-desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Asp28]エキセンジン-4(1-39)-NH2、
desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Asp28]エキセンジン-4(1-39)-(Lys)6-NH2、
H-(Lys)6-desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Asp28]エキセンジン-4(1-39)-(Lys)6-NH2、
H-Asn-(Glu)5 desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Asp28]エキセンジン-4(1-39)-(Lys)6-NH2、
H-Lys6-desPro36[Met(O)14,Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン-4(1-39)-Lys6-NH2、
H-desAsp28Pro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Trp(O2)25]エキセンジン-4(1-39)-NH2、
H-(Lys)6-desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Asp28]エキセンジン-4(1-39)-NH2、
H-Asn-(Glu)5-desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン-4(1-39)-NH2、
desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン-4(1-39)-(Lys)6-NH2、
H-(Lys)6-desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン-4(S1-39)-(Lys)6-NH2、
H-Asn-(Glu)5-desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン-4(1-39)-(Lys)6-NH2;
または前述のいずれか1つのエキセンジン-4誘導体の薬学的に許容可能な塩もしくは溶媒和物
から選択される。
ホルモンは、たとえば、Rote Liste、2008年版、50章に列挙されている脳下垂体ホルモンまたは視床下部ホルモンまたはレギュラトリー活性ペプチドおよびそれらのアンタゴニスト、たとえば、ゴナドトロピン(フォリトロピン、ルトロピン、コリオンゴナドトロピン、メノトロピン)、ソマトロピン(Somatropine)(ソマトロピン(Somatropin))、デスモプレシン、テルリプレシン、ゴナドレリン、トリプトレリン、リュープロレリン、ブセレリン、ナファレリン、ゴセレリンである。
多糖は、たとえば、グルコサミノグリカン、ヒアルロン酸、ヘパリン、低分子量ヘパリンもしくは超低分子量ヘパリンもしくはそれらの誘導体、もしくは硫酸化形たとえばポリ硫酸化形の上述した多糖、および/またはそれらの薬学的に許容可能な塩である。ポリ硫酸化低分子量ヘパリンの薬学的に許容可能な塩の例は、エノキサパリンナトリウムである。
抗体は、基本構造を共有するイムノグロブリンとしても公知の球状血漿タンパク質(約150kDa)である。これらは、アミノ酸残基に付加された糖鎖を有するので、糖タンパク質である。各抗体の基本的な機能単位はイムノグロブリン(Ig)単量体(Ig単位のみを含む)であり、分泌型抗体は、IgAなどの2つのIg単位を有する二量体、硬骨魚のIgMのような4つのIg単位を有する四量体、または哺乳動物のIgMのように5つのIg単位を有する五量体でもありうる。
Ig単量体は、4本のポリペプチド鎖;システイン残基間のジスルフィド結合によって結合した2本の同一の重鎖および2本の同一の軽鎖からなる「Y」字型の分子である。各重鎖は約440アミノ酸長であり、各軽鎖は約220アミノ酸長である。重鎖および軽鎖はそれぞれ、これらの折り畳み構造を安定化する鎖内ジスルフィド結合を含む。各鎖は、Igドメインと呼ばれる構造ドメインで構成される。これらのドメインは、70~110個のアミノ酸を含み、そのサイズおよび機能に従って異なるカテゴリー(たとえば、可変すなわちV、および定常すなわちC)に分類される。これらは、2つのβシートが、保存されたシステインと他の荷電アミノ酸との間の相互作用によって一緒に保持される「サンドイッチ」形状を作り出す特徴的なイムノグロブリン折り畳み構造を有する。
α、δ、ε、γ、およびμで表される5タイプの哺乳動物Ig重鎖が存在する。存在する重鎖のタイプにより抗体のアイソタイプが定義され、これらの鎖はそれぞれ、IgA、IgD、IgE、IgG、およびIgM抗体中に見出される。
異なる重鎖はサイズおよび組成が異なり、αおよびγは約450個のアミノ酸を含み、δは約500個のアミノ酸を含み、μおよびεは約550個のアミノ酸を有する。各重鎖は、2つの領域、すなわち定常領域(C)と可変領域(V)とを有する。1つの種において、定常領域は、同じアイソタイプのすべての抗体で本質的に同一であるが、異なるアイソタイプの抗体では異なる。重鎖γ、αおよびδは、3つのタンデム型のIgドメインと、可撓性を加えるためのヒンジ領域とから構成される定常領域を有し、重鎖μおよびεは、4つのイムノグロブリンドメインから構成される定常領域を有する。重鎖の可変領域は、異なるB細胞によって産生された抗体では異なるが、単一B細胞またはB細胞クローンによって産生された抗体すべてについては同じである。各重鎖の可変領域は、約110アミノ酸長であり、単一のIgドメインから構成される。
哺乳動物では、λおよびκで表される2タイプのイムノグロブリン軽鎖が存在する。軽鎖は、2つの連続するドメイン、すなわち1つの定常ドメイン(CL)および1つの可変ドメイン(VL)を有する。軽鎖のおおよその長さは、211~217個のアミノ酸である。各抗体は、常に同一である2本の軽鎖を含み、哺乳動物の各抗体につき、軽鎖κまたはλの1つのタイプのみが存在する。
すべての抗体の一般的な構造は非常に類似しているが、所与の抗体の固有の特性は、上記で詳述したように、可変(V)領域によって決定される。より具体的には、各軽鎖(VL)について3つおよび重鎖(VH)について3つの可変ループが、抗原との結合、すなわちその抗原特異性に関与する。これらのループは、相補性決定領域(CDR)と呼ばれる。VHドメインおよびVLドメインの両方からのCDRが抗原結合部位に寄与するので、最終的な抗原特異性を決定するのは重鎖と軽鎖の組合せであり、どちらか単独ではない。
「抗体フラグメント」は、上記で定義した少なくとも1つの抗原結合フラグメントを含み、そのフラグメントが由来する完全抗体と本質的に同じ機能および特異性を示す。パパインによる限定的なタンパク質消化により、Igプロトタイプが3つのフラグメントに切断される。1つの完全なL鎖と約半分のH鎖とをそれぞれが含む2つの同一のアミノ末端フラグメントが、抗原結合フラグメント(Fab)である。サイズは同等であるが鎖間ジスルフィド結合を有する両方の重鎖の半分の位置でカルボキシル末端を含む第3のフラグメントは、結晶化可能なフラグメント(Fc)である。Fcは、炭水化物、相補結合部位、およびFcR部位を含む。限定的なペプシン消化により、Fab片とH-H鎖間ジスルフィド結合を含むヒンジ領域の両方を含む単一のF(ab’)2フラグメントが得られる。F(ab’)2は、抗原結合に対して二価である。F(ab’)2のジスルフィド結合を、Fab’を得るために切断することができる。さらに、重鎖および軽鎖の可変領域を融合して、単鎖可変フラグメント(scFv)を形成することができる。
薬学的に許容可能な塩は、たとえば、酸付加塩および塩基性塩である。酸付加塩は、たとえば、HClまたはHBr塩である。塩基性塩は、たとえば、アルカリもしくはアルカリ土類、たとえば、Na+、もしくはK+、もしくはCa2+から選択されるカチオン、またはアンモニウムイオンN+(R1)(R2)(R3)(R4)、(式中、R1~R4は互いに独立に:水素、場合により置換されたC1~C6アルキル基、場合により置換されたC2~C6アルケニル基、場合により置換されたC6~C10アリール基、または場合により置換されたC6~C10ヘテロアリール基を意味する)を有する塩である。薬学的に許容可能な塩のさらなる例は、「Remington’s Pharmaceutical Sciences」17版、Alfonso R.Gennaro(編)、Mark Publishing Company、Easton、Pa.、U.S.A.、1985およびEncyclopedia of Pharmaceutical Technologyに記載されている。
薬学的に許容可能な溶媒和物は、たとえば、水和物である。
さらに、当業者には、本発明の範囲から逸脱することなく本発明に様々な修正および変更を加えることができることが明らかであろう。さらに、添付の特許請求の範囲で使用されるあらゆる参照数字は、本発明の範囲の制限と解釈されるべきではないことに留意されたい。
以下において、図面を参照して、容器および注射デバイスのいくつかの例をより詳細に述べる。
再構成デバイスの一例の図である。 ハウジングが少なくとも部分的に取り除かれている、図1の再構成デバイスの他の斜視図である。 図1および図2の再構成デバイスの断面図である。 さらなる配置にある、図1の再構成デバイスの図である。 他の配置にある、図1の再構成デバイスの図である。 再構成デバイスの作動方法の流れ図である。 再構成デバイスの取付台のより詳細な図である。 図7による取付台の断面図である。 キャリアの一径方向位置にある取付台の他の斜視図である。 キャリアの他の径方向位置にある取付台のさらなる斜視図である。
図1~図5および図7~図10には、再構成デバイス10の一例のいくつかの配置が示されている。再構成デバイス10は、ベース12を含む。ベース12は、テーブルトップ、または建物内の床セクションなどのあらゆる他の種類の支持台に動かないように配置することができる。再構成デバイス10は、キャリア20をさらに含む。キャリア20は、ベース12に可動に配置される。ここで示す例では、キャリア20はベース12に回転可能に取り付けられる。キャリア20は、第1の回転軸14に関してベース12に対して回転する。それゆえ、キャリア20は、ベース12に対して第1の回転軸14に関して回転する回転台を含むことができる。
キャリア20には、薬剤容器50のための取付台30が可動に配置される。典型的には、薬剤容器50には、薬剤51が少なくとも部分的に充填される。薬剤51は、典型的には、凍結乾燥薬物または凍結乾燥医薬製品を含む。薬剤を再構成するために、希釈剤または溶媒を薬剤容器50内に提供することができる。希釈剤または溶媒は、薬剤容器50を取付台30に取り付ける、たとえば固定または締結する前または後に、薬剤容器50内の薬剤51に加えることができる。
図1および図9に示されるように、薬剤容器50を取付台30に取り外し可能に締結するために、取付台30は締結デバイスまたはクランピングデバイス34を備えることができる。
取付台30は、キャリア20に可動に配置される。図9と図10を比較して明らかなように、取付台30は、少なくとも2つの異なる位置でキャリア20に配置し、締結することができる。このため、取付台30は、支持部80を備える。支持部80は、キャリア20上のいくつかの位置状態でキャリア20に対してロック可能である。図10に示されるような配置では、支持部80は、第1の回転軸14の近くに適切に配置される。図9の配置では、支持部80、したがって薬剤容器50のための取付台30は、第1の回転軸14からある径方向距離に配置されており、この径方向距離は図9に示されるようなそれぞれの径方向距離より大きい。したがって、支持部80を用いて取付台30をキャリア20上でのいくつかの位置状態に配置し固定することができる。このように、回転可能キャリア20により、第1の回転軸14に関する取付台30の径方向位置の径方向距離は変更することができる。
キャリア20は、ベース12上に回転可能に支持される。図3に示されるように、キャリア20は、ベース12上に回転可能に支持される軸26に対して回転不能にロックされる。軸26は、駆動装置22とのトルク伝達係合にある。駆動装置22は、電気駆動装置として実施される。駆動装置22は、コントローラ90によって制御可能である。駆動装置22と軸26は、ベース12に締結されたギアボックス28を通して機械的に係合される。他の例では、軸26は、駆動装置22の駆動側または出力側に直接に回転可能に係合することができる。
いずれにしても、駆動装置22の起動によって、キャリア20は、ベース12に対して第1の回転軸14に関して回転運動を始めることができる。駆動装置22は、ベース12に取り付けられる。駆動装置22およびギアボックス28は、ベース12に旋回式に取り付けることができる。駆動装置22を起動させ、キャリア20が第1の回転軸14に関して回転すると、取付台30およびそれに取り付けられた薬剤容器50の振とうを模した動きが実現する。
再構成デバイス10は、ハウジング5をさらに含むことができる。ハウジング5は、矩形または立方体の形状のものとすることができる。図1~図5に示されるようなハウジング5は、上面4と、2つの互いに対向して位置する側壁8と、上面4と対向する底面6と、前壁7と、後壁9を含む。後壁9は、前壁7に対向して位置する。
ハウジング5は、ベース12上に変位可能に、たとえば旋回式に取り付けることができる。第1のヒンジ60を設けることができ、それによってハウジング5全体がベース12に対して第1のヒンジ軸62に関して旋回することができる。ベース12は、典型的には、平坦形状のベースプレートを含む。ベース12の一端に第1のハンドル15を取り付ける、または付着させて設けることができる。さらなる、すなわち第2のハンドル15もベース12に取り付ける、または固定して設けることができる。2つのハンドル15は、ベース12の両端に配置することができる。ハンドル15とベース12を用いて、再構成デバイス10全体をある場所から他へと簡単に運ぶことができる。
再構成デバイス10をたとえばテーブルにしっかりと動かないように取り付けるため、ベース12またはそれぞれのベースプレートを貫通する少なくとも1つの締結具16を設けることができる。締結具16によって、ベース12は、たとえばテーブルである支持台に非可動に締結することができる。締結具16は、締付ねじを含むことができる。
ハウジング5は、ベース12に第1のヒンジ軸62に関して旋回式に取り付けられる。第1のヒンジ軸62は、ハウジング5の後壁9と底面6との角セクションに実質的に一致することができる。ベース12の上面には、ハウジング5の外側において後壁9から所定の距離のところに少なくとも1つの止め具18を設けることができる。少なくとも1つの止め具18は、ベース12から突出していてよい。少なくとも1つの止め具18は、第1のヒンジ軸62に対するハウジング5の旋回運動についての明確な停止をもたらす。ハウジング5が第1のヒンジ軸62に関して90°回転された図5に示されるような配置では、後壁9は、少なくとも1つの止め具18と当接する。ハウジング5が図5に示されるような配置まで倒される(flipped)または旋回されるときに後壁9の少なくとも二重の当接をもたらすように、ベース12上に少なくとも2つであるいくつかの止め具18を設けることができる。この場合、第1の回転軸14は、ベース12の平面に対して実質的に平行に延びる。
反対側の前壁7には、いくつかの制御要素96、98が設けられる。制御要素98によって、再構成デバイス10全体のオンとオフを切り替えることができる。制御要素96は、キャリア20および取付台30のうちの少なくとも一方の動きを開始および/または停止する働きをすることができる。たとえば、制御要素96のうちの1つは、キャリア20の回転動作を制御するように動作可能であり、他の制御要素96は、取付台30の回転運動を制御するように動作可能である。制御要素96ごとに、キャリア20または取付台30が動いているか否かを示す視覚インジケータ95を設けることができる。
さらに、ハウジング5および/またはヒンジ60の第1のヒンジアーム61の旋回運動を固定または妨げることができる締結具63が設けられる。締結具63は、第1のヒンジ60の旋回運動を固定または解放することができるカムレバー64を含むことができる。このように、さらに、図1に示されるような初期配置と図5に示されるような直立配置との間のハウジング5の傾斜位置をも取得および/または維持することが可能になる。ハウジング5は、ハウジング5および/またはヒンジアーム61のそのような傾いたまたは傾斜した配向で、ベース12に対して締結および/または固定することができる。
図1にさらに示されるように、キャリア20は、ハウジング5の上面に位置する回転テーブルを含む。キャリア20は、円形形状を含むことができる。これは、フレーム21によって径方向に囲繞され制限される。フレーム21およびキャリア20は、第1の回転軸14に関して実質的に同じ軸方向高さまたは厚さを有する。フレーム21は、上面4、したがって第1のヒンジアーム61に非可動に固定される。具体的には、第1のヒンジアーム61および後壁9は、一体形成することができる。非可動フレーム21は、可動キャリア20のための保護を提供する。フレーム21で囲むことによって、キャリア20の可動部材は、実質的に外からアクセスできなくなる。
図1および図5に示されるように、ハウジング5の上面4には、さらに、ハンドル23が設けられる。ハンドル23またはハンドルバーは、前壁7を越えて延びる。これは、フレーム21に取り付けるか、またはフレーム21と一体形成することができる。使用者は、ハンドル23を簡単に把持し、ハウジング5および/またはヒンジアーム61の旋回運動を誘起してたとえば再構成デバイス10を図1に示されるような配置から図5に示されるような配置に移動させることができ;その逆も同様である。
ベース12から離れた方に向くキャリア20の上面には、支持部80が、第1の回転軸14に関して径方向に変位可能に取り付けられる。支持部80をキャリア20上で少なくとも径方向に関して摺動可能に変位可能にする摺動機構82を設けることができる。このように、支持部80および取付台30の、第1の回転軸に関する径方向位置は、たとえば所定の再構成プロトコルによって望むように変更することができる。
支持部80は、少なくとも1つのスロット付きリンク81を通してキャリア20に可動に連結される。スロット付きリンク81は、少なくとも1つの細長い直線形状の溝83を含む。溝83は、キャリア20の上面に設けることができる。支持部80は、溝83内に摺動可能に案内される対応する形状のピンを含む。他の実施形態では、支持部80が細長い溝を備え、キャリア20が支持部80の溝に摺動可能に係合される対応する形状のピンを含む。
図7~図10に示されるように、支持部80は、溝83の延長部に沿って摺動可能に変位可能なある種の摺動キャリアを含む。図示の例では、キャリア20に対する支持部80の、第1の回転軸14に関して径方向の、したがって溝83の延長部に沿った動きを制限するのに2つの互いに平行な溝が設けられる。
さらに、キャリア20および支持部80のうちの少なくとも一方には締結具86が設けられる。締結具86を用いて、支持部80をキャリア20の任意の利用可能な位置状態において固定することができる。スロット付きリンク81によって、支持部80は、キャリア20の上面で溝83に沿って連続的および/または無段階に動くことができる。
図10にさらに示されるように、キャリア20には、溝83のうちの少なくとも1つに沿って延びる少なくとも1つの目盛84が設けられる。支持部80には、目盛84に直接隣接するようにして、目盛84上を指し示すまたは目盛84の方を指し示すインジケータ85が設けられる。目盛84は、スロット付きリンク81に沿った支持部80の位置の決定を可能にするいくつかの記号、数字、同様の標示を備えることができる。このようにして、キャリア20上での支持部80の位置は、正確に再現することができる。キャリア20上における支持部80の任意の利用可能な位置状態は、目盛84に対するインジケータ85の位置によって特徴付けることができる。
摺動機構82に加えて、またはその代わりに、取付台30もまた、キャリア20上で第2の回転軸24に関して回転可能に支持させてもよい。第2の回転軸24は、支持部80によって、または取付台30をキャリア20に締結もしくは固定する任意の他の支承構造によって画成することができる。図1~図3に示されるような配置では、第2の回転軸24は、第1の回転軸14に対して傾いてまたは傾斜して延びる。第2の回転軸24は、取付台30の対称軸、したがって、たとえば取付台30に締結可能な管状薬剤容器50の対称軸と実質的に一致することができる。取付台30は、第2の駆動装置32によって、キャリア20上、具体的には支持部80上で回転可能に支持される。このため、支持部80は、回転支承部31を含み、それによって取付台30は支持部80上、したがってキャリア20上で回転可能に支持される。
第2の駆動装置32は、典型的には、電気駆動装置として実施される。これは、コントローラ90によって動作可能および/または制御可能である。第1の駆動装置22および第2の駆動装置32は、1つの同じコントローラ90によって制御可能であってよい。いくつかの例では、第1の駆動装置22は、第1のコントローラ90に連結することができる。第2の駆動装置32は、第1のコントローラ90とは別個の第2のコントローラに連結することができる。したがって、第1および第2の駆動装置22、32のそれぞれについての少なくとも2つの独立したコントローラを設けることができる。第2の駆動装置32とコントローラ90を電気接続することができる電線92は、中空軸26を通って延びる。中空軸26上またはその中には、回転不変(rotation-invariant)ケーブルブッシング94を設けることができる。電線またはケーブル接続に加えて、またはその代わりに、コントローラ90と駆動装置22、32のうちの少なくとも1つとの間に摺動接点を設けてもよい。摺動接点の場合、回転不変電気接続は、少なくともコントローラ90と第2の駆動装置32との間に設けることができる。摺動接点は、1つまたは複数の中空スリップリングによって設けることができる。コントローラ90は、コントローラ90とのデータの送受信を有効にするインターフェース91をさらに備えることができる。このように、コントローラ90は、所定の再構成プロトコルに従って予めプログラムすることができる。
第1および第2の回転軸14、24ならびに第1および第2の別個の駆動装置22、32によって、取付台30、したがって薬剤容器50の回転と円運動の組合せを提供することが可能になる。第2の駆動装置32および支持部80における取付台30のそれぞれの回転支承によって、薬剤容器50は、その対称軸周りに回転することができる。第1の駆動装置22によって、ある種の攪拌運動を実施することができる。取付台30およびキャリア20の回転方向は、互いに同じでもよく、または反対でもよい。キャリア20および取付台30の速度は、互いに同一または同様とすることができる。あるいは、所定または予めプログラムされた再構成スケジュールに応じて、ベース12に対する第1の回転軸14に関するキャリア20の角速度は、キャリア20に対する第2の回転軸24に関する取付台30の角速度とは異なる。
キャリア20および取付台30の回転運動の回転方向および/または角速度は、典型的にはそれらが第1および第2の駆動装置22、32によって誘起されるので、所定の再構成スケジュールまたは再構成プログラムに従ってコントローラ90によって個別に変更および制御することができる。
再構成プログラムの一例では、第1の時間間隔中、第1および第2の駆動装置22、32のうちの一方だけを活動状態にすることができる。その後、第2の工程として、両方の駆動装置22、32を起動し、第2の時間期間中、活動状態にすることができる。第2の時間期間中、またはその後に、取付台30およびキャリア20のうちの少なくとも一方の角速度が段階的または漸次的に変えられる。
さらに図9および図10に示されるように、第2の回転軸24は、第1の回転軸14に関して傾くか、または旋回することができる。したがって、取付台30は、第2のヒンジ70によってキャリア20に対して旋回することができる。図1および図8~図10に示されるような第2のヒンジ70は、第2のヒンジ軸72を含む。第2のヒンジ70は、支持部80上に旋回式に取り付けられる第2のヒンジアーム71を含む。第2のヒンジアーム71は、取付台30の回転支承部31のための支持を提供する。第2のヒンジアーム71は、任意の利用可能な傾いたまたは旋回した位置において支持部80に対して所定位置で固定可能またはロック可能である。
第2のヒンジ軸72は、キャリア20に対する取付台30の旋回または回転を可能にし、支持する。第2のヒンジ70によって、取付台30は、図1に示されるような直立配置から水平配向まで回転することができ、それによって、第2の回転軸24は、90°倒される。図10には、第2の回転軸24の中間配置または配向が示されている。この場合、第2の回転軸24は、第1の回転軸14に比べて約45°旋回されている。
キャリア20はベース12に対して連続的な回転運動を受けるので、このような傾きで、第2の回転軸24を第1の回転軸14に対して非平行に配置することによって、取付台30、したがって薬剤容器50のある種の振とう運動が模倣可能になる。このため、第2の駆動装置32は、動作不能としてよく、スイッチをオフにしてよい。第2のヒンジ70は、キャリア20に対する取付台30の任意の段階的な不連続の、または連続的したがって無段階の旋回または傾きを提供することができる。任意の利用可能な配向または位置において、第2のヒンジ70は、キャリア20に対する取付台30または薬剤容器50の傾いた配向を維持するように、固定、締結または不動化される。
典型的には、第2のヒンジ軸72は、キャリア20の平坦形状の上面に対して平行に延びる。第2のヒンジ軸72は、第2の回転軸24を横切るまたはそれと交差することができる。具体的には、第2のヒンジ軸72は、第2の回転軸24に対して垂直に延びることができる。
図4および図5に示されるようなさらなる一配置において、さらに、キャリア20は、ベース12に対して傾斜または旋回運動を受ける。そこに示されるように、キャリア20は、第1のヒンジ軸62を画成するヒンジ60によってベース12に対して旋回可能である。第1のヒンジ軸62は、さらに、平坦形状のキャリア20の面に対して平行に延びることができる。第1のヒンジ軸62は、典型的には、第1の回転軸14から径方向にオフセットされて位置する。第1のヒンジ軸62は、第1の回転軸14に関して接線方向に延びることができる。
さらに、図7~図9に示されるように、第2のヒンジアーム71は、ややU字形の輪郭または形状を含むことができる。第2のヒンジアーム71は、実質的に平坦形状のベース部分66と、ベース部分66の両側にある第1および第2のウイング67、68を含む。ウイング67、68は、ベース部分66に対して実質的に垂直にベース部分66から下方に突出している。第2のヒンジアーム71は、2つのウイング67、68によって支持部80に旋回式に取り付けられる。ウイング67、68はともに、図8に示されるように第2のヒンジ軸72と交差する。ウイング76のうちの少なくとも一方は、スロット付きリンク78を備える。スロット付きリンク78は、第2のヒンジ軸72からある径方向距離に位置する。
スロット付きリンク78は、中心軸が第2のヒンジ軸72と一致する半円形形状を含む。スロット付きリンク78は、典型的には、半円形溝73を含む。さらに、スロット付きリンク78、したがって溝73に延びる締結具76が設けられる。図8に示されるように、締結具76は、支持部80の支持要素88と係合可能である。2つのウイング67、68は、支持部80の上面から上方にそれぞれ突出している2つの互いに対向して位置する支持要素88に旋回式に取り付けられる。締結具76は、締付ねじ77を含むことができる。締付ねじ77は、キャリア80に対する第2のヒンジ軸72に関する取付台30の旋回運動または傾斜位置を固定および/または締結することができる蝶ねじを含むことができる。締結具76の解放によって、支持部80および/またはキャリア20に対する取付台30の配向を変更することができる。
さらに、図10に示されるように、ウイング68のうちの一方は、外面に目盛74を備える。目盛74は、半円形形状を含み、したがって角度目盛を表している。支持要素88上には、目盛74に隣接してインジケータ75が設けられる。インジケータ75は、たとえば尖った先端を含み、目盛74の方および/または目盛74上を指し示し、したがってヒンジ70の角度位置を示す。このように、支持部80に対する取付台30、したがって第2の回転軸24の任意の角度位置または傾斜配向を正確に再現することができる。ヒンジ70、したがって第2のヒンジアーム71は、支持部80に対して無段階および/または連続的に旋回することができる。
図4に示されるように、第1のヒンジ60は、ヒンジ軸62に関してベース12に対して旋回可能な第1のヒンジアーム61を含む。第1のヒンジアーム61は、第1のヒンジ60を通して、第1のヒンジ60によってベース12に連結される。
図8~図10には、取付台30の上から見た水平断面の取付台30の一例が示されている。取付台30は、クランピングデバイス34を含む。クランピングデバイス34は、取付台30または管状形状の薬剤容器50の外周に等距離に配置することができる3つの締結要素36を含む。取付台30は、たとえば薬剤容器50の管状形状のバレル52が位置することができる底部33を含む。典型的には、バレル52は、管状形状をしている。これは、図8~図10に示されるような管状側壁を含む。3つの締結要素36は、バレル52の外周に沿って円周方向に等距離に配置される。締結要素36のうちの少なくとも1つは、可動締結具38を備える。典型的には、可動締結具38は、第2の回転軸24に関して径方向に動くことができる。これは、取付台30内に摺動可能に取り付けることができる。締結具38は、使用者が簡単に直感的に扱うことができるようにするたとえば蝶ねじとして実施される締付ねじ40を含むことができる。つまみセクション40は、バレル52の管状形状に関して取付台30に対して径方向外方に動かすことができる。場合により、締結具38は、薬剤容器50のバレル52に係合するように締結具を径方向内方に付勢または後退させるように動作可能な戻しばねなどの戻し要素に機械的に連結される。
各締結要素36は、それぞれの締結要素36から径方向内方に突出することができる当接体37を含む。当接体37は、たとえば合成または天然のゴム材料であるエラストマー材料などの弾性材料を含む、またはそれから作ることができる。このように、薬剤容器50のバレル52は、取付台30に薬剤容器50を締結するのに十分な摩擦力で取付台30に機械的に固定されロックされる。
図8~図10には、薬剤容器50を取付台30に締結し取り付けるための少なくとも2つの異なる配置のうちの1つだけが示されている。この場合、薬剤容器50の底部54は、取付台30の底部33に係合され、管状形状のバレル52の外面は、締結要素36に摩擦係合する。他の配置(図示せず)では、薬剤容器50の底部54は、締結要素36のうちの1つに径方向に当接し、バレル52の外面、具体的にはバレル側壁の外面は、他の2つの締結要素36に摩擦係合する。この場合、薬剤容器50は、図1~図10のいずれかに示されるような配置と比較すると90°倒される。
このように、たとえば第1の回転軸14がベース12の底面に対して実質的に平行に向くように第1のヒンジ60が図5に示されるように90°旋回された場合、ベースに対するキャリア20の回転は、薬剤容器50をひっくり返すまたは捻る動作を模擬することができる。この例ならびにすべての他の例では、キャリア20は、一方向、または交互に、したがって反転方向に連続的に旋回または回転することができる。
しかし、薬剤容器50のそのような配向はやはりまた、図1~図3のいずれかに示されるように取付台30に薬剤容器50が配置された状態で、第1のヒンジ60を90°回転させたとき、および第2のヒンジ70を90°回転させたときにも同様に得ることができる。その場合、第2の回転軸24は、キャリア20の平坦形状の面に対して実質的に平行に延びることができる。
図6には、薬剤を再構成する方法の流れ図が簡潔に示されている。工程100で、薬剤容器は、上述したように再構成デバイス10の取付台30に締結される。続く工程102で、キャリアがベースに対して動かされる。並行して、または同時に、工程104で、取付台30がキャリア20に対して動かされる。方法のいくつかの例では、キャリアおよび取付台は、それぞれの第1および第2の駆動装置22、32を起動させることによって動かされる。動きまたは回転の方向、ならびに動きまたは回転の速度および継続期間は、予めプログラムされた再構成工程または再構成シーケンスに従って再構成プロセスの間に変えられる。最終工程106で、たとえば所定の再構成プログラムによって定義された所定時間の間、キャリア20または取付台30がベース12および/またはキャリア20それぞれに対して動かされた後に、方法、したがってキャリア20および/または取付台30の動きは、工程106で停止する。
4 上面
5 ハウジング
6 底面
7 前壁
8 側壁
9 後壁
10 再構成デバイス
12 ベース
14 回転軸
15 ハンドル
16 締結具
18 止め具
20 キャリア
21 フレーム
22 駆動装置
23 ハンドル
24 回転軸
26 軸
28 ギアボックス
30 取付台
31 回転支承部
32 駆動装置
33 底部
34 クランピングデバイス
36 締結要素
37 当接体
38 締結具
40 締付ねじ
50 薬剤容器
51 薬剤
52 バレル
54 底部
60 ヒンジ
61 ヒンジアーム
62 ヒンジ軸
63 締結具
64 カムレバー
66 ベース部分
67 ウイング
68 ウイング
70 ヒンジ
71 ヒンジアーム
72 ヒンジ軸
73 溝
74 目盛
75 インジケータ
76 締結具
77 締付ねじ
78 スロット付きリンク
80 支持部
81 スロット付きリンク
82 摺動機構
83 溝
84 目盛
85 インジケータ
86 締結具
87 締付ねじ
88 支持要素
90 コントローラ
91 インターフェース
92 電線
94 ケーブルブッシング
95 インジケータ
96 制御要素
98 制御要素

Claims (18)

  1. 薬剤を再構成する再構成デバイスであって:
    ベース(12)と、
    該ベース(12)に可動に配置されたキャリア(20)と、
    該キャリア(20)に可動に配置された、薬剤容器(50)のための取付台(30)と
    を含む、前記再構成デバイス。
  2. キャリア(20)は、ベース(12)に回転可能に取り付けられ、第1の回転軸(14)に関してベース(12)に対して回転可能である、請求項1に記載の再構成デバイス。
  3. 取付台(30)は、キャリア(20)に回転可能に取り付けられ、第2の回転軸(24)に関してキャリア(20)に対して回転可能である、請求項1または2に記載の再構成デバイス。
  4. キャリア(20)は、回転台を含み、取付台(30)は、キャリア(20)のいくつかのまたは異なる位置に配置可能である、請求項1~3のいずれか1項に記載の再構成デバイス。
  5. 取付台(30)は、キャリア(20)上で長手方向に変位可能である、請求項1~4のいずれか1項に記載の再構成デバイス。
  6. キャリア(20)に機械的に係合されベース(12)に対してキャリアを動かすように構成された第1の駆動装置(22)をさらに含む、請求項1~5のいずれか1項に記載の再構成デバイス。
  7. 取付台(30)に機械的に係合されキャリア(20)に対して取付台(30)を動かすように構成された第2の駆動装置(32)をさらに含む、請求項1~6のいずれか1項に記載の再構成デバイス。
  8. キャリア(20)に配置された支持部(80)をさらに含み、取付台(30)および第2の駆動装置(32)のうちの少なくとも一方は、支持部(80)に配置される、請求項1~7のいずれか1項に記載の再構成デバイス。
  9. 支持部(80)は、キャリア(20)に対して長手方向に変位可能であり、キャリア(20)上のいくつかの位置状態においてキャリア(20)に対してロック可能である、請求項8に記載の再構成デバイス。
  10. 支持部(80)は、キャリア(20)上の互いに空間的に離れているいくつかの締結位置に取り外し可能に連結可能である、請求項8または9に記載の再構成デバイス。
  11. キャリア(20)上における支持部(80)の、第1の回転軸(14)に対する径方向距離または径方向位置は、変更可能である、請求項8~10のいずれか1項に記載の再構成デバイス。
  12. ベース(12)およびキャリア(20)に連結された第1のヒンジ(60)をさらに含み、ここで、該第1のヒンジ(60)は、第1のヒンジ軸(62)を含み、ここで、キャリア(20)は、ベース(12)に対して第1のヒンジ軸(62)に関して旋回可能である、請求項1~11のいずれか1項に記載の再構成デバイス。
  13. 取付台(30)およびキャリア(20)に連結された第2のヒンジ(70)をさらに含み、ここで、該第2のヒンジ(70)は、第2のヒンジ軸(72)を含み、取付台(30)は、キャリア(20)に対して第2のヒンジ軸(72)に関して旋回可能である、請求項1~12のいずれか1項に記載の再構成デバイス。
  14. 第1のヒンジ軸(62)は、第1の回転軸(14)に関して非ゼロ角度に延びる、請求項2および12に記載の再構成デバイス。
  15. 第2のヒンジ軸(72)は、第2の回転軸(24)に関して非ゼロ角度に延びる、請求項3および13に記載の再構成デバイス。
  16. ベース(12)に対するキャリア(20)の動きを制御するように動作可能、および/またはキャリア(20)に対する取付台(30)の動きを制御するように動作可能なコントローラ(90)をさらに含む、請求項1~15のいずれか1項に記載の再構成デバイス。
  17. 取付台(30)に締結された薬剤容器(50)をさらに含む、請求項1~16のいずれか1項に記載の再構成デバイス。
  18. 薬剤(51)を再構成する方法であって:
    薬剤容器(50)を請求項1~17のいずれか1項に記載の再構成デバイス(10)の取付台(30)に締結する工程、
    ベース(12)に対してキャリア(20)を動かす工程、および/または、
    キャリア(20)に対して取付台(30)を動かす工程
    を含む、前記方法。
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