JPS63291595A - 生体試料中のグルコ−スの測定方法 - Google Patents
生体試料中のグルコ−スの測定方法Info
- Publication number
- JPS63291595A JPS63291595A JP12395587A JP12395587A JPS63291595A JP S63291595 A JPS63291595 A JP S63291595A JP 12395587 A JP12395587 A JP 12395587A JP 12395587 A JP12395587 A JP 12395587A JP S63291595 A JPS63291595 A JP S63291595A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glucose
- hydrogen peroxide
- urine
- catalyst
- amount
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- WQZGKKKJIJFFOK-GASJEMHNSA-N Glucose Natural products OC[C@H]1OC(O)[C@H](O)[C@@H](O)[C@@H]1O WQZGKKKJIJFFOK-GASJEMHNSA-N 0.000 title claims abstract description 56
- 239000008103 glucose Substances 0.000 title claims abstract description 56
- MHAJPDPJQMAIIY-UHFFFAOYSA-N Hydrogen peroxide Chemical compound OO MHAJPDPJQMAIIY-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 53
- 239000003054 catalyst Substances 0.000 claims abstract description 16
- 108010015776 Glucose oxidase Proteins 0.000 claims abstract description 10
- 239000004366 Glucose oxidase Substances 0.000 claims abstract description 10
- 229940116332 glucose oxidase Drugs 0.000 claims abstract description 10
- 235000019420 glucose oxidase Nutrition 0.000 claims abstract description 10
- 238000007254 oxidation reaction Methods 0.000 claims abstract description 8
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 38
- 239000000523 sample Substances 0.000 claims description 11
- 238000011088 calibration curve Methods 0.000 claims description 8
- 239000012472 biological sample Substances 0.000 claims description 5
- 229910052739 hydrogen Inorganic materials 0.000 claims description 3
- 239000001257 hydrogen Substances 0.000 claims description 3
- 230000001590 oxidative effect Effects 0.000 claims description 3
- 239000000126 substance Substances 0.000 claims description 3
- UFHFLCQGNIYNRP-UHFFFAOYSA-N Hydrogen Chemical compound [H][H] UFHFLCQGNIYNRP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 2
- 238000000053 physical method Methods 0.000 claims description 2
- GZCGUPFRVQAUEE-VANKVMQKSA-N aldehydo-L-glucose Chemical compound OC[C@H](O)[C@H](O)[C@@H](O)[C@H](O)C=O GZCGUPFRVQAUEE-VANKVMQKSA-N 0.000 claims 1
- 150000002431 hydrogen Chemical class 0.000 claims 1
- 238000005502 peroxidation Methods 0.000 claims 1
- 210000002700 urine Anatomy 0.000 abstract description 21
- KDLHZDBZIXYQEI-UHFFFAOYSA-N Palladium Chemical compound [Pd] KDLHZDBZIXYQEI-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 14
- BASFCYQUMIYNBI-UHFFFAOYSA-N platinum Chemical compound [Pt] BASFCYQUMIYNBI-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 11
- 229910052763 palladium Inorganic materials 0.000 abstract description 7
- AMWRITDGCCNYAT-UHFFFAOYSA-L hydroxy(oxo)manganese;manganese Chemical compound [Mn].O[Mn]=O.O[Mn]=O AMWRITDGCCNYAT-UHFFFAOYSA-L 0.000 abstract description 6
- 229910052697 platinum Inorganic materials 0.000 abstract description 5
- PXIPVTKHYLBLMZ-UHFFFAOYSA-N Sodium azide Chemical compound [Na+].[N-]=[N+]=[N-] PXIPVTKHYLBLMZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 4
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 abstract description 4
- 229910000428 cobalt oxide Inorganic materials 0.000 abstract description 3
- IVMYJDGYRUAWML-UHFFFAOYSA-N cobalt(ii) oxide Chemical compound [Co]=O IVMYJDGYRUAWML-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 3
- 230000003647 oxidation Effects 0.000 abstract description 3
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 abstract description 2
- 102000016938 Catalase Human genes 0.000 abstract 1
- 108010053835 Catalase Proteins 0.000 abstract 1
- 230000002401 inhibitory effect Effects 0.000 abstract 1
- WQZGKKKJIJFFOK-VFUOTHLCSA-N beta-D-glucose Chemical compound OC[C@H]1O[C@@H](O)[C@H](O)[C@@H](O)[C@@H]1O WQZGKKKJIJFFOK-VFUOTHLCSA-N 0.000 description 45
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 10
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000004448 titration Methods 0.000 description 4
- 230000001603 reducing effect Effects 0.000 description 3
- 239000000243 solution Substances 0.000 description 3
- 239000012086 standard solution Substances 0.000 description 3
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 206010012601 diabetes mellitus Diseases 0.000 description 2
- 239000000706 filtrate Substances 0.000 description 2
- 238000004020 luminiscence type Methods 0.000 description 2
- HWYHZTIRURJOHG-UHFFFAOYSA-N luminol Chemical compound O=C1NNC(=O)C2=C1C(N)=CC=C2 HWYHZTIRURJOHG-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- -1 potassium ferricyanide Chemical compound 0.000 description 2
- 238000011002 quantification Methods 0.000 description 2
- 229940123748 Catalase inhibitor Drugs 0.000 description 1
- 238000002835 absorbance Methods 0.000 description 1
- 239000008351 acetate buffer Substances 0.000 description 1
- 238000004458 analytical method Methods 0.000 description 1
- 239000007864 aqueous solution Substances 0.000 description 1
- 239000013060 biological fluid Substances 0.000 description 1
- 239000008280 blood Substances 0.000 description 1
- 210000004369 blood Anatomy 0.000 description 1
- 210000001124 body fluid Anatomy 0.000 description 1
- 239000010839 body fluid Substances 0.000 description 1
- 239000000872 buffer Substances 0.000 description 1
- 239000003153 chemical reaction reagent Substances 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 239000012895 dilution Substances 0.000 description 1
- 238000010790 dilution Methods 0.000 description 1
- HDFXRQJQZBPDLF-UHFFFAOYSA-L disodium hydrogen carbonate Chemical compound [Na+].[Na+].OC([O-])=O.OC([O-])=O HDFXRQJQZBPDLF-UHFFFAOYSA-L 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000006911 enzymatic reaction Methods 0.000 description 1
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 1
- 238000002795 fluorescence method Methods 0.000 description 1
- ICIWUVCWSCSTAQ-UHFFFAOYSA-M iodate Chemical compound [O-]I(=O)=O ICIWUVCWSCSTAQ-UHFFFAOYSA-M 0.000 description 1
- 238000001307 laser spectroscopy Methods 0.000 description 1
- 238000000691 measurement method Methods 0.000 description 1
- 239000002207 metabolite Substances 0.000 description 1
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
- 238000003969 polarography Methods 0.000 description 1
- 230000002829 reductive effect Effects 0.000 description 1
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
- Measuring Or Testing Involving Enzymes Or Micro-Organisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
A産業上の利用分野
本発明は、生体試料中例えば生体の体液中のグルコース
の測定方法に関するものである。
の測定方法に関するものである。
B発明の概要
尿を試料対象として、その中に含まれるグルコースを選
択的に酸化し、その際に生成する過酸化水素を定量する
ことにより、グルコース量を求める方法を用いてグルコ
ースの定量を行う場合、グルコースを酸化する前から既
に尿中に存在している過酸化水素によって測定の妨害を
受けるため、グルコースの低濃度領域においては正確な
測定を行うことができなかった。
択的に酸化し、その際に生成する過酸化水素を定量する
ことにより、グルコース量を求める方法を用いてグルコ
ースの定量を行う場合、グルコースを酸化する前から既
に尿中に存在している過酸化水素によって測定の妨害を
受けるため、グルコースの低濃度領域においては正確な
測定を行うことができなかった。
本発明は、グルコースの酸化前幻尿中に既に存在してい
る過酸化水素を、無機触媒を作用させることにより分解
除去し、グルコースの低濃度領域において正確な測定を
行うことを可能にしたものである。
る過酸化水素を、無機触媒を作用させることにより分解
除去し、グルコースの低濃度領域において正確な測定を
行うことを可能にしたものである。
C従来の技術
一般に、血液や尿等の体液中には微量のグルコースが含
まれている。生体が健康である場合には、かかるグルコ
ースは極微量しか存在しない。
まれている。生体が健康である場合には、かかるグルコ
ースは極微量しか存在しない。
しかし、例えば糖尿病にかかっている場合、該グルコー
スの量は著しく増加する。
スの量は著しく増加する。
従って、例えば尿中のグルコースの定量は、糖尿病の診
断や経過観察等において極めて有効な手段である。
断や経過観察等において極めて有効な手段である。
従来、例えば尿中のグルコースの定量法としては、グル
コースの還元力を利用した方法等が用いられていたが、
操作が煩雑であったり、あるいは特異性が低いために精
度が低いという問題があり、操作が簡便でかつ測定精度
が高いという条件を同時に充たす方法はなかった。
コースの還元力を利用した方法等が用いられていたが、
操作が煩雑であったり、あるいは特異性が低いために精
度が低いという問題があり、操作が簡便でかつ測定精度
が高いという条件を同時に充たす方法はなかった。
しかし最近では、反応により過酸化水素を発生させ、発
生した過酸化水素の量からグルコースの量を求める方法
が行われる。
生した過酸化水素の量からグルコースの量を求める方法
が行われる。
かかる方法は、グルコースオキシダーゼを触媒として試
料中のグルコースのみについて選択的に酸化を行い、そ
の反応時に生成する過酸化水素を化学発光法で定量し、
その過酸化水素量より、グルコースと過酸化水素との検
量線からグルコース量を求めるものである。
料中のグルコースのみについて選択的に酸化を行い、そ
の反応時に生成する過酸化水素を化学発光法で定量し、
その過酸化水素量より、グルコースと過酸化水素との検
量線からグルコース量を求めるものである。
かかる方法は、グルコースの酸化反応の際に、反応する
グルコースと等モルの過酸化水素が生成する。また、グ
ルコースオキシダーゼを使用するので、特異性が高い。
グルコースと等モルの過酸化水素が生成する。また、グ
ルコースオキシダーゼを使用するので、特異性が高い。
さらに、化学発光法を用いて過酸化水素の定量を行うの
で測定感度が高く、しかも操作が比較的簡単である。
で測定感度が高く、しかも操作が比較的簡単である。
従って、かかるグルコースの測定方法は、操作が簡便で
かつ測定精度が高いという条件を充たす有効なグルコー
スの定量方法の一つといえよう。
かつ測定精度が高いという条件を充たす有効なグルコー
スの定量方法の一つといえよう。
D発明が解決しようとする問題点
第1図は、上述の方法において、化学発光法による過酸
化水素量と発光強度の関係を示す図である。
化水素量と発光強度の関係を示す図である。
図において、O印の示すグラフは、上述の方法により尿
中の過酸化水素を測定したものである。
中の過酸化水素を測定したものである。
一方、・印の示すグラフは、純水にグルコースを加えた
標準溶液による検量線である。両者を比較した場合、グ
ルコース濃度が10−’ mol/1より低7農度の領
域において、O印のグラフは高レベルのまま値が低下せ
す、・印のグラフと大きく離れてしまっていることが分
かる。これは、グルコースオキシダーゼによってグルコ
ースを酸化する前に、尿中にAH化水素が既に存在して
いるためであり、この過酸化水素によってブランク値が
上昇したものと考えられる。
標準溶液による検量線である。両者を比較した場合、グ
ルコース濃度が10−’ mol/1より低7農度の領
域において、O印のグラフは高レベルのまま値が低下せ
す、・印のグラフと大きく離れてしまっていることが分
かる。これは、グルコースオキシダーゼによってグルコ
ースを酸化する前に、尿中にAH化水素が既に存在して
いるためであり、この過酸化水素によってブランク値が
上昇したものと考えられる。
従って、例えば尿等の試料を測定対象とする場合、上記
の方法によって該試料中の微量のグルコースを定量しよ
うとしても、10−’ mol/I以下の低濃度領域に
おいては正確な定量を行うことができないという問題点
があった 本発明はかかる問題点を解決するためになされたもので
、試料中のグルコース濃度が10−4mol/l以下の
低4度領域においても正確に定量することができる方法
を提供することを目的とするものである。
の方法によって該試料中の微量のグルコースを定量しよ
うとしても、10−’ mol/I以下の低濃度領域に
おいては正確な定量を行うことができないという問題点
があった 本発明はかかる問題点を解決するためになされたもので
、試料中のグルコース濃度が10−4mol/l以下の
低4度領域においても正確に定量することができる方法
を提供することを目的とするものである。
E問題点を解決するための手段
未発明に係る方法は、前記グルコースキシダーゼを触媒
とするグルコースの還択酸化を行う前に、無機触媒を添
加することにより、試料中に既に存在している過酸化水
素の分解を行うことにより、上記問題点を解決したもの
である。
とするグルコースの還択酸化を行う前に、無機触媒を添
加することにより、試料中に既に存在している過酸化水
素の分解を行うことにより、上記問題点を解決したもの
である。
F作用
本発明においては、試料に無機触媒を添加することによ
り、グルコースの酸化反応前から試料中に存在している
過酸化水素を分解することにより、検量線中のブランク
値のレベルを低下させることができるので、グルコース
の低濃度領域においても正確な測定を行うことが可能と
なる。
り、グルコースの酸化反応前から試料中に存在している
過酸化水素を分解することにより、検量線中のブランク
値のレベルを低下させることができるので、グルコース
の低濃度領域においても正確な測定を行うことが可能と
なる。
G実施例
尿を試料対象として、上記グルコースの定量方法を適用
する場合において、グルコース以外の代謝産物等による
測定妨害を除去するための種々の実験を行った。
する場合において、グルコース以外の代謝産物等による
測定妨害を除去するための種々の実験を行った。
すなわち、尿に、白金、パラジウム、酸化マンガン、酸
化コバルト等の無機触媒を作用させて尿中に存在する過
酸化水素を分解除去し、その後にカタラーゼ阻害剤とし
てアジ化ナトリウムを作用させた。
化コバルト等の無機触媒を作用させて尿中に存在する過
酸化水素を分解除去し、その後にカタラーゼ阻害剤とし
てアジ化ナトリウムを作用させた。
次に、グルコースオキシダーゼを触媒としてグルコース
のみについて選択的に酸化を行い、その反応時に生成す
る過酸化水素を、例えば過マンガン酸塩;滴定、ヨウ素
酸還元滴定等の化学的滴定方法によって、あるいは発光
法、吸光度法、蛍光法、レーザ比澗法等の光学的方法、
ポーラログラフイー等の物理的方法によって定量を行い
、その過酸化水素量より尿中のグルコースを定量した。
のみについて選択的に酸化を行い、その反応時に生成す
る過酸化水素を、例えば過マンガン酸塩;滴定、ヨウ素
酸還元滴定等の化学的滴定方法によって、あるいは発光
法、吸光度法、蛍光法、レーザ比澗法等の光学的方法、
ポーラログラフイー等の物理的方法によって定量を行い
、その過酸化水素量より尿中のグルコースを定量した。
その結果、一番高感度でありたのは化学発光法であった
。以下、化学的発光法による方法を例にとり、その具体
的実施例について説明する。
。以下、化学的発光法による方法を例にとり、その具体
的実施例について説明する。
(実施例1)
尿1mlに、触媒として°白金(白金黒 半井化学薬品
■製−級) 0.01gを、加えて攪拌した。その処理
した尿を濾過し、白金(白金黒)を除去した。
■製−級) 0.01gを、加えて攪拌した。その処理
した尿を濾過し、白金(白金黒)を除去した。
その濾液から0.2 mlを採取した。
次に、純水9.8 mlを加えて希釈した。
その希釈溶9i0.1mlを採取し、そこへ100 U
/mΩのグルコースオキシダーゼ溶液(■東洋紡製グル
コースオキシダーゼ−from 八spergillu
s niger−を0.01mol/l酢酸緩衝?(1
2(pH5,t)で調整) 0.01m1を加え、その
後2x 10−’mol/Iのルミノール溶液(東京化
成工業制0製特級ルミノールを0.2 mol/1炭酸
ナトリウム−炭酸水素ナトリウム緩衝液(pn9.8)
で調整) 0.5 ml (発光試薬)及び6X 10
−3mol/1 の−ツーエリシアン化カリウム水溶液
(MERCK製pro analysi フェリシアン
化カリウム)0.5 ml (触媒)を加えて化学発光
させ、化学発光量をルミノメータ(IIPD−8000
: @明電舎製)で測定し、その測定した過酸化水素量
でグルコースの検量線(β−D−グルコース標準液を同
様な操作で定量して作成した検量線)との比較対応から
グルコースの値を算出し、その値を尿中のグルコースの
量とした。
/mΩのグルコースオキシダーゼ溶液(■東洋紡製グル
コースオキシダーゼ−from 八spergillu
s niger−を0.01mol/l酢酸緩衝?(1
2(pH5,t)で調整) 0.01m1を加え、その
後2x 10−’mol/Iのルミノール溶液(東京化
成工業制0製特級ルミノールを0.2 mol/1炭酸
ナトリウム−炭酸水素ナトリウム緩衝液(pn9.8)
で調整) 0.5 ml (発光試薬)及び6X 10
−3mol/1 の−ツーエリシアン化カリウム水溶液
(MERCK製pro analysi フェリシアン
化カリウム)0.5 ml (触媒)を加えて化学発光
させ、化学発光量をルミノメータ(IIPD−8000
: @明電舎製)で測定し、その測定した過酸化水素量
でグルコースの検量線(β−D−グルコース標準液を同
様な操作で定量して作成した検量線)との比較対応から
グルコースの値を算出し、その値を尿中のグルコースの
量とした。
(実施例2)
尿1mlに、触媒としてパラジウム(パラジウム黒半井
化学薬品■製−級) 0.01gを加え、攪拌した。そ
の処理した尿を濾過し、パラジウム(パラジウムN)を
除去した。その濾液から0.2 mlを採取した。
化学薬品■製−級) 0.01gを加え、攪拌した。そ
の処理した尿を濾過し、パラジウム(パラジウムN)を
除去した。その濾液から0.2 mlを採取した。
次に、そこへ純水9.8 mlを加えて希釈した。
以下(実施例1)と同様な操作で尿中のグルコースを定
量した。
量した。
第1図に上記実施例の工程図を示す。また、上記の方法
によって得られた検量線のうち、実施例1による結果を
第2図のΔ印で示す。図から分かるように、グルコース
濃度が10−’ mo171以下におけるブランク値は
低下し、かかる低濃度領域においても前記標準溶液のグ
ラフと良い一致が得られた。従って、本発明の方法によ
れば、グルコース濃度が10−’ mol/l以下の低
濃度領域においても精度よく測定を行うことが可能であ
ることがわかる。
によって得られた検量線のうち、実施例1による結果を
第2図のΔ印で示す。図から分かるように、グルコース
濃度が10−’ mo171以下におけるブランク値は
低下し、かかる低濃度領域においても前記標準溶液のグ
ラフと良い一致が得られた。従って、本発明の方法によ
れば、グルコース濃度が10−’ mol/l以下の低
濃度領域においても精度よく測定を行うことが可能であ
ることがわかる。
H発明の効果
■ 白金、パラジウム、酸化マンガン、酸化コバルト等
の無機触媒を作用させることにより、グルコースを酸化
する前に試料中に既に存在している過酸化水素による測
定妨害を防止することがてきる。
の無機触媒を作用させることにより、グルコースを酸化
する前に試料中に既に存在している過酸化水素による測
定妨害を防止することがてきる。
■ 現在用いられているソモジー法を代表とする、グル
コースの還元性を利用した測定法に対し、グルコースオ
キシダーゼの酵素反応を測定する特異性の高い方法を用
いることができるようになる。
コースの還元性を利用した測定法に対し、グルコースオ
キシダーゼの酵素反応を測定する特異性の高い方法を用
いることができるようになる。
■ ■■の方法を用いることにより、I+ 202を定
量するという高感度の測定系を利用することができる。
量するという高感度の測定系を利用することができる。
■ ■■の方法を用いて、検出系に化学発光法を使用す
ることにより、過酸化水素の定量を短時間に確実に行う
ことができ、かつ極めて簡単な高感度な手法となる。
ることにより、過酸化水素の定量を短時間に確実に行う
ことができ、かつ極めて簡単な高感度な手法となる。
■ 検出系に化学発光法を使用することにより、多検体
を短時間に測定することができる。
を短時間に測定することができる。
第1図は本発明の一実施例を示す工程図、第2図は化学
発光法による検量線図である。 代理人 弁理士 佐 藤 正 年 第1図
発光法による検量線図である。 代理人 弁理士 佐 藤 正 年 第1図
Claims (2)
- (1)生体試料中のグルコースについて、グルコースオ
キシダーゼの存在下において選択酸化を行い、前記グル
コースの酸化反応に伴って発生する過酸化水素を化学的
または物理的方法により定量を行い、グルコースと過酸
化水素との検量線に基づいてグルコースの量を求める生
体試料中のグルコースの測定方法において、 前記グルコースの選択酸化を行う前に、無機触媒を添加
することにより試料中に既に存在している過酸化水素の
分解除去を行うことを特徴とする生体試料中のグルコー
スの測定方法。 - (2)前記過酸化水素を定量する方法は、化学発光法で
あることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の生体
試料中のグルコースの測定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12395587A JPS63291595A (ja) | 1987-05-22 | 1987-05-22 | 生体試料中のグルコ−スの測定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12395587A JPS63291595A (ja) | 1987-05-22 | 1987-05-22 | 生体試料中のグルコ−スの測定方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63291595A true JPS63291595A (ja) | 1988-11-29 |
Family
ID=14873480
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12395587A Pending JPS63291595A (ja) | 1987-05-22 | 1987-05-22 | 生体試料中のグルコ−スの測定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63291595A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0329854A (ja) * | 1989-06-28 | 1991-02-07 | Meidensha Corp | 酵素免疫測定方法 |
WO2009076330A1 (en) * | 2007-12-10 | 2009-06-18 | Abbott Laboratories | Stabilizing compositions, methods and kits for chemiluminescent assays |
JP2014514033A (ja) * | 2011-03-15 | 2014-06-19 | センセオニクス,インコーポレーテッド | 酸化感受性材料の統合的な触媒による保護 |
US9963556B2 (en) | 2013-09-18 | 2018-05-08 | Senseonics, Incorporated | Critical point drying of hydrogels in analyte sensors |
-
1987
- 1987-05-22 JP JP12395587A patent/JPS63291595A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0329854A (ja) * | 1989-06-28 | 1991-02-07 | Meidensha Corp | 酵素免疫測定方法 |
WO2009076330A1 (en) * | 2007-12-10 | 2009-06-18 | Abbott Laboratories | Stabilizing compositions, methods and kits for chemiluminescent assays |
JP2014514033A (ja) * | 2011-03-15 | 2014-06-19 | センセオニクス,インコーポレーテッド | 酸化感受性材料の統合的な触媒による保護 |
US9681824B2 (en) | 2011-03-15 | 2017-06-20 | Senseonics, Incorporated | Integrated catalytic protection of oxidation sensitive materials |
US10674937B2 (en) | 2011-03-15 | 2020-06-09 | Senseonics, Incorporated | Integrated catalytic protection of oxidation sensitive materials |
US9963556B2 (en) | 2013-09-18 | 2018-05-08 | Senseonics, Incorporated | Critical point drying of hydrogels in analyte sensors |
US10435517B2 (en) | 2013-09-18 | 2019-10-08 | Senseonics, Incorporated | Critical point drying of hydrogels in analyte sensors |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Gan et al. | MnO2 nanosheets as the biomimetic oxidase for rapid and sensitive oxalate detection combining with bionic E-eye | |
JPS60200167A (ja) | 化学発光法による過酸化水素の定量法 | |
JP2014528086A (ja) | 生体液中の乳酸の測定 | |
Huang et al. | Enzyme-based color bar-style lateral flow strip for equipment-free and semi-quantitative determination of urinary oxalate | |
CN108896750A (zh) | 一种BSA-Au/Ag NCs/OPD/HRP比例型荧光传感器的制备方法和用途 | |
JPS63291595A (ja) | 生体試料中のグルコ−スの測定方法 | |
US3677903A (en) | Determination of uricase activity | |
WO2014174818A1 (ja) | 酸化物質定量方法および酸化物質定量装置 | |
US5055398A (en) | Process for measuring the concentration of a component in body fluid such as urine or blood | |
Milardović et al. | Determination of oxalate in urine, using an amperometric biosensor with oxalate oxidase immobilized on the surface of a chromium hexacyanoferrate-modified graphite electrode | |
JP4217815B2 (ja) | グルコースデヒドロゲナーゼによるグルコースの定量方法およびグルコース定量用試薬 | |
JPS63291596A (ja) | 生体試料中のグルコ−スの測定方法 | |
JPS63291597A (ja) | 生体試料中のグルコ−スの測定方法 | |
Maguire et al. | Evidence for interference by ascorbate in the measurement of cerebrospinal fluid glucose by a kinetic glucose oxidase/peroxidase procedure. | |
JPS63291598A (ja) | 生体試料中のグルコ−スの測定方法 | |
JPS63291600A (ja) | 生体試料中の尿酸の測定方法 | |
JPS63291599A (ja) | 生体試料中のグルコ−スの測定方法 | |
JPS6374500A (ja) | 体液中のしゆう酸塩を検出するための試験片 | |
JPS592700A (ja) | 総ポリアミンの測定方法 | |
JP3415873B2 (ja) | 1,5−アンヒドログルシトールの定量法 | |
JPS63282657A (ja) | 生体試料中の尿酸の測定方法 | |
JPH07119752B2 (ja) | レドックス反応検出用試薬組成物 | |
JPH06237794A (ja) | 1,5−アンヒドログルシトールの定量法 | |
Mousa et al. | Spectrophotometric determination of uric acid in urine and blood samples | |
Svehla | Catalytic methods in analytical chemistry |