JPS63289247A - 気化器の操作装置 - Google Patents
気化器の操作装置Info
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- JPS63289247A JPS63289247A JP12509887A JP12509887A JPS63289247A JP S63289247 A JPS63289247 A JP S63289247A JP 12509887 A JP12509887 A JP 12509887A JP 12509887 A JP12509887 A JP 12509887A JP S63289247 A JPS63289247 A JP S63289247A
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- throttle lever
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- 230000007423 decrease Effects 0.000 claims description 8
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Landscapes
- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
- Means For Warming Up And Starting Carburetors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(技術分野)
本発明は、背負式の薬剤敗粕機や刈払機のような背負式
携帯作業機に搭載されるエンジンに組み込まれる気化器
の操作装置に関する。
携帯作業機に搭載されるエンジンに組み込まれる気化器
の操作装置に関する。
(従来技術)
背負式携帯作業機にあっては、これをそのエンジンの始
動後に背負うと、背負い動作中の前記作業機の傾きのた
めにエンジンが停止することがある。また、エンジンの
停止を回避すべくエンジンを高回転に維持した状態で背
負うときは、背負式薬剤散布機の場合には送風量の増大
に伴なって無軌道な動きをする薬剤送出管を制止しての
背負い動作を強制され、背負式刈払機の場合には丸のこ
ぎりが回転を始めるためにこれを背負う際に危険が伴な
い、さらに、エンジンの振動が前記作業機を背負いにく
くする。これらの事情から、前記作業機のエンジンの始
動はこれを背負った状態て行なわれることが多い。
動後に背負うと、背負い動作中の前記作業機の傾きのた
めにエンジンが停止することがある。また、エンジンの
停止を回避すべくエンジンを高回転に維持した状態で背
負うときは、背負式薬剤散布機の場合には送風量の増大
に伴なって無軌道な動きをする薬剤送出管を制止しての
背負い動作を強制され、背負式刈払機の場合には丸のこ
ぎりが回転を始めるためにこれを背負う際に危険が伴な
い、さらに、エンジンの振動が前記作業機を背負いにく
くする。これらの事情から、前記作業機のエンジンの始
動はこれを背負った状態て行なわれることが多い。
ところで、寒冷時における前記作業機の使用にあたって
は、チョーク弁を操作してのエンジンの始動および暖機
運転が実行される。しかし、前記作業機では気化器が該
作業機の取扱者の後方に位置することとなるため、前記
チョーク弁を所定の開度に位置決めるべくこれを操作す
ることが困難であった。
は、チョーク弁を操作してのエンジンの始動および暖機
運転が実行される。しかし、前記作業機では気化器が該
作業機の取扱者の後方に位置することとなるため、前記
チョーク弁を所定の開度に位置決めるべくこれを操作す
ることが困難であった。
従来、前記チョーク弁の操作性の向上のために、気化器
のスロットル弁と同様に操作ワイヤを介してチョーク弁
を遠隔操作することが提案されている。これによれば、
チョークレバーは操作ワイヤを介して前記作業機に組み
込まれたブラケットに揺動可能に支持された操作桿に連
結されることから、該操作桿により前記チョーク弁を手
元で操作することができる。
のスロットル弁と同様に操作ワイヤを介してチョーク弁
を遠隔操作することが提案されている。これによれば、
チョークレバーは操作ワイヤを介して前記作業機に組み
込まれたブラケットに揺動可能に支持された操作桿に連
結されることから、該操作桿により前記チョーク弁を手
元で操作することができる。
しかし、エンジンの暖機運転に際しては、エンジンを最
適な回転数に設定すべく、チョーク弁のための前記操作
桿と、前記スロットル弁のための操作桿とを交互にまた
は同時に操作しなければならない。また、これらの操作
は一方の手で前記薬剤送出管や面記丸のこぎりの支持ア
ームを持フて行なわねばならない。このため、前記チョ
ーク弁およびスロットル弁の正確な位置決めを期し難く
、しかも前記チョーク弁およびスロットル弁の位置決め
に時間を要するという問題があった。
適な回転数に設定すべく、チョーク弁のための前記操作
桿と、前記スロットル弁のための操作桿とを交互にまた
は同時に操作しなければならない。また、これらの操作
は一方の手で前記薬剤送出管や面記丸のこぎりの支持ア
ームを持フて行なわねばならない。このため、前記チョ
ーク弁およびスロットル弁の正確な位置決めを期し難く
、しかも前記チョーク弁およびスロットル弁の位置決め
に時間を要するという問題があった。
nη記気気化器チョーク弁は前記スロットル弁とともに
気化器の本体に組み込まれる場合と、エアクリーナに組
み込まれる場合とがあり、いずれの場合も前記の問題が
ある。本発明はチョーク弁がエアクリーナに組み込まれ
ている後者の気化器に適用される。
気化器の本体に組み込まれる場合と、エアクリーナに組
み込まれる場合とがあり、いずれの場合も前記の問題が
ある。本発明はチョーク弁がエアクリーナに組み込まれ
ている後者の気化器に適用される。
(発明の目的)
本発明は、前記背負式携帯作業機に搭載されるエンジン
のための気化器のチョーク弁およびスロットル弁の開度
A整のための操作性をより向上させることを目的とする
。
のための気化器のチョーク弁およびスロットル弁の開度
A整のための操作性をより向上させることを目的とする
。
(発明の構成)
本発明は、気化器本体に回転可能に組み込まれかつ全開
閉度位置から全閉開度位置へ向けてばね力が付与された
スロットル弁およびスロットルレバーと、エアクリ〜す
に組み込まねかつ全閉開度位置から全開閉度位置へ向け
てばね力が付与されたチョーク弁およびチョークレバー
とを有する、背負式携帯作業機に搭載されるエンジンの
ための気化器の操作装置に関する。
閉度位置から全閉開度位置へ向けてばね力が付与された
スロットル弁およびスロットルレバーと、エアクリ〜す
に組み込まねかつ全閉開度位置から全開閉度位置へ向け
てばね力が付与されたチョーク弁およびチョークレバー
とを有する、背負式携帯作業機に搭載されるエンジンの
ための気化器の操作装置に関する。
本発明の操作装置は、基本的には、前記スロットルレバ
ーに一端部が連結された操作ワイヤと、該操作ワイヤを
介しての前記スロットルレバーの回転により漸増する前
記スロットル弁の開度が全開に至る前までの間に前記チ
ョーク弁の開度が漸 ′減するように前記チョークレバ
ーに前記スロットルレバーの回転力を伝達するための手
段とを備える。
ーに一端部が連結された操作ワイヤと、該操作ワイヤを
介しての前記スロットルレバーの回転により漸増する前
記スロットル弁の開度が全開に至る前までの間に前記チ
ョーク弁の開度が漸 ′減するように前記チョークレバ
ーに前記スロットルレバーの回転力を伝達するための手
段とを備える。
本発明の操作装置は、また、前記気化器本体に前記スロ
ットル弁の回転軸線またはこれと平行な11ワb線の回
りに回転可能に支持された補助スロットルレバーと、該
補助スロットルレバーに一端部が連結された操作ワイヤ
と、前記操作ワイヤを介しておよびばね力に抗しての前
記補助スロットルレバーの回転により前記スロットル弁
の開度が漸増するように前記スロットルレバーに前記補
助スロットルレバーの回転力を伝達するだめの手段と、
前記スロットル弁の開度が全開に至る府までの間に前記
チョーク弁の開度が漸減するように前記チョークレバー
に前記補助スロットルレバーの回転力を伝達するための
手段とを備える。
ットル弁の回転軸線またはこれと平行な11ワb線の回
りに回転可能に支持された補助スロットルレバーと、該
補助スロットルレバーに一端部が連結された操作ワイヤ
と、前記操作ワイヤを介しておよびばね力に抗しての前
記補助スロットルレバーの回転により前記スロットル弁
の開度が漸増するように前記スロットルレバーに前記補
助スロットルレバーの回転力を伝達するだめの手段と、
前記スロットル弁の開度が全開に至る府までの間に前記
チョーク弁の開度が漸減するように前記チョークレバー
に前記補助スロットルレバーの回転力を伝達するための
手段とを備える。
(発明の作用および効果)
本発明によれば、前記操作ワイヤでの前記スロットルレ
バーの回転操作により、111記スロツトル弁および前
記チョーク弁の双方を動作させることができる。前記ス
ロットル弁およびチョーク弁は、前記スロットルレバー
の回転操作の間、開度がそれぞれ漸増および漸減するこ
とから、前記操作ワイヤによる前記スロットルレバーの
回転操作により、エンジンの始動にあたっての濃混合気
の供給が可能である。また、前記チョーク弁の開度が例
えば全閉となった後、前記スロットルレバーの回転力は
前記スロットル弁にのみ及び、前記チョーク弁には及ば
ない。このため、前記チョーク弁はこれに作用するばね
カにより全開閉度位置に戻される。したがって、前記操
作ワイヤによる前記スロットルレバーの回転操作により
前記スロットル弁の開度を調整しながらエンジンの通常
運転を行なうことができる。
バーの回転操作により、111記スロツトル弁および前
記チョーク弁の双方を動作させることができる。前記ス
ロットル弁およびチョーク弁は、前記スロットルレバー
の回転操作の間、開度がそれぞれ漸増および漸減するこ
とから、前記操作ワイヤによる前記スロットルレバーの
回転操作により、エンジンの始動にあたっての濃混合気
の供給が可能である。また、前記チョーク弁の開度が例
えば全閉となった後、前記スロットルレバーの回転力は
前記スロットル弁にのみ及び、前記チョーク弁には及ば
ない。このため、前記チョーク弁はこれに作用するばね
カにより全開閉度位置に戻される。したがって、前記操
作ワイヤによる前記スロットルレバーの回転操作により
前記スロットル弁の開度を調整しながらエンジンの通常
運転を行なうことができる。
また、さらに補助スロットルレバーとスロットルレバー
への回転力伝達手段が設けられた本発明によれば、操作
ワイヤの操作力は前記補助スロットルレバーにばね力に
抗しての回転を生じさせる。前記補助スロットルレバー
の回転力は、各伝達手段を介して、前記スロットルレバ
ーおよび前記チョークレバーのそれぞれに伝達される。
への回転力伝達手段が設けられた本発明によれば、操作
ワイヤの操作力は前記補助スロットルレバーにばね力に
抗しての回転を生じさせる。前記補助スロットルレバー
の回転力は、各伝達手段を介して、前記スロットルレバ
ーおよび前記チョークレバーのそれぞれに伝達される。
前記補助スロットルレバーの回転の間、前記スロットル
弁および前記チョーク弁の開度はそれぞれ漸増および漸
減し、前記チョーク弁は、前記スロットル弁が全開開度
位置に達する前に例えば全閉開度位置に達し、その授ば
ね力の作用により全開開度位置に戻る。前記補助スロッ
トルレバーには前記ばね力が作用しているために、前記
操作ワイヤを反対方向に戻すと前記補助スロットルレバ
ーは逆方向に回転する。また、これに追随して前記スロ
ットルレバーも逆方向に回転する。これにより、前記し
たと同様、前記操作レバーの操作により、前記スロット
ルレバーおよび前記チョークレバーをエンジンの始動、
暖機運転および通常運転に適する開度に容易に調整する
ことができる。
弁および前記チョーク弁の開度はそれぞれ漸増および漸
減し、前記チョーク弁は、前記スロットル弁が全開開度
位置に達する前に例えば全閉開度位置に達し、その授ば
ね力の作用により全開開度位置に戻る。前記補助スロッ
トルレバーには前記ばね力が作用しているために、前記
操作ワイヤを反対方向に戻すと前記補助スロットルレバ
ーは逆方向に回転する。また、これに追随して前記スロ
ットルレバーも逆方向に回転する。これにより、前記し
たと同様、前記操作レバーの操作により、前記スロット
ルレバーおよび前記チョークレバーをエンジンの始動、
暖機運転および通常運転に適する開度に容易に調整する
ことができる。
また、前記操作レバーが前記スロットルレバーに直接に
連結されていないことから、前記スロットル弁がアイド
リング開度位置から回転を始めるように前記スロットル
レバーを前記気化器本体に係止させることができる。こ
れは、スロットル弁をアイドリング開度位置に維持する
のに操作ワイヤの緊張力に依存する場合の該ワイヤの伸
びに伴なう1)η記開度位置の変化を回避するうえで有
利である。
連結されていないことから、前記スロットル弁がアイド
リング開度位置から回転を始めるように前記スロットル
レバーを前記気化器本体に係止させることができる。こ
れは、スロットル弁をアイドリング開度位置に維持する
のに操作ワイヤの緊張力に依存する場合の該ワイヤの伸
びに伴なう1)η記開度位置の変化を回避するうえで有
利である。
(発明の実施例)
本発明が特徴とするところは、図示の実hb 41+I
についての以下の説明により、さらに明らかとなろう。
についての以下の説明により、さらに明らかとなろう。
本発明は、第1図に示す背負式薬剤散布機1゜や背負式
刈払機(図示せず)のような背負式携帯作業機に搭載さ
れる例えば2サイクルエンジン12に組み込まれる気化
器14に適用される。
刈払機(図示せず)のような背負式携帯作業機に搭載さ
れる例えば2サイクルエンジン12に組み込まれる気化
器14に適用される。
背負式薬剤散布機10は、燃料チューブを介して気化器
14に接続された燃料タンク16、薬剤の貯溜タンク1
8、該タンクに接続された、エンジン12を駆動源とす
る送風ファン20等を備え、これらは、背負子22にこ
れと一体に据えられている。送風ファン20のハウジン
グにはブラケット19が固定され、該ブラケットには気
化器14を遠隔操作するための操作桿21と、貯溜タン
ク18に設けられた薬刑調■弁(図示せず)を遠隔操作
するための操作桿23とが揺動可能に取り付けられてい
る。
14に接続された燃料タンク16、薬剤の貯溜タンク1
8、該タンクに接続された、エンジン12を駆動源とす
る送風ファン20等を備え、これらは、背負子22にこ
れと一体に据えられている。送風ファン20のハウジン
グにはブラケット19が固定され、該ブラケットには気
化器14を遠隔操作するための操作桿21と、貯溜タン
ク18に設けられた薬刑調■弁(図示せず)を遠隔操作
するための操作桿23とが揺動可能に取り付けられてい
る。
エンジン12は、醜布機10を背負った状態で片手を後
方に回し、リコイルスタータ24を操作することにより
始動させることができる。前記薬剤は送風ファン20を
経て、該ファンに連なる薬剤送出管26から外部に放出
される。
方に回し、リコイルスタータ24を操作することにより
始動させることができる。前記薬剤は送風ファン20を
経て、該ファンに連なる薬剤送出管26から外部に放出
される。
気化器14はその本体28がエンジン12とエアクリー
ナ30とに接続されており、後述するように、気化器1
4の一部を成すスロットル弁32(第3b図参照)およ
びチョーク弁34(第2図参照)が気化器本体28およ
びエアクリーナ30にそれぞれ組み込まれている。
ナ30とに接続されており、後述するように、気化器1
4の一部を成すスロットル弁32(第3b図参照)およ
びチョーク弁34(第2図参照)が気化器本体28およ
びエアクリーナ30にそれぞれ組み込まれている。
第2図を参照しながら第3a図および第3b図に基いて
説明すると、図示の気化器14はロータリスロットル弁
、式気化器から成る。エンジン12の吸気口(図示せず
)およびエアクリーナ30のアウトレット30aに連通
される空気孔36を有する気化器本体28には該空気孔
の一部をなすベンチュリ36a(第3b図)に直交する
孔(図示せず)が設けられており、該孔にその軸線の回
りに回転可能にかつ該軸線方向に滑動可能に円柱形状の
スロットル弁32が配置されている。スロットル弁32
は、その軸線と直角な方向に伸びる、ベンチュリ36a
に整合可能の孔32a(第3b図参照)を有する。
説明すると、図示の気化器14はロータリスロットル弁
、式気化器から成る。エンジン12の吸気口(図示せず
)およびエアクリーナ30のアウトレット30aに連通
される空気孔36を有する気化器本体28には該空気孔
の一部をなすベンチュリ36a(第3b図)に直交する
孔(図示せず)が設けられており、該孔にその軸線の回
りに回転可能にかつ該軸線方向に滑動可能に円柱形状の
スロットル弁32が配置されている。スロットル弁32
は、その軸線と直角な方向に伸びる、ベンチュリ36a
に整合可能の孔32a(第3b図参照)を有する。
スロットル弁32から気化器本体28の上端を経てその
外部に伸びる弁軸38を取り巻くコイルスプリングから
成るばね部材(図示せず)が配置されている。このばね
部材はその両端がスロットル弁32および気化器本体2
8にそれぞれ固定されている。このばね部材により、ス
ロットル弁32はその孔32aがベンチュリ36aと整
合する位置である全開開度位置から孔32aがベンチュ
リ36aと非連通状態となる位置である全閉開度位置に
向けてすなわち第3a図でみて反時計方向にばね力を及
ぼされている。
外部に伸びる弁軸38を取り巻くコイルスプリングから
成るばね部材(図示せず)が配置されている。このばね
部材はその両端がスロットル弁32および気化器本体2
8にそれぞれ固定されている。このばね部材により、ス
ロットル弁32はその孔32aがベンチュリ36aと整
合する位置である全開開度位置から孔32aがベンチュ
リ36aと非連通状態となる位置である全閉開度位置に
向けてすなわち第3a図でみて反時計方向にばね力を及
ぼされている。
弁軸38にはスロットルレバー40が固定されている。
スロットルレバー40は気化器本体28の上面に形成さ
れた螺線状のカム而42に沿って1多動可能の棒状の従
動部材44を有する。スロットルレバー40に回転力を
与えるとき、スロットル弁32は回転しながらスロット
ルレバー40とともに前記孔の軸線に沿って上下動する
。
れた螺線状のカム而42に沿って1多動可能の棒状の従
動部材44を有する。スロットルレバー40に回転力を
与えるとき、スロットル弁32は回転しながらスロット
ルレバー40とともに前記孔の軸線に沿って上下動する
。
気化器本体28にねし止めされたエアクリーナ30は図
示の例では全体に円筒状を呈し、その内部にチョーク弁
34が配置されている。図示のチョーク弁34は基部3
4aと、該基部から伸びる軸部34bと、前記基部に連
なり、エアクリーナのアウトレット30bを覆うことが
できる大きさを有する板部34cとから成る。
示の例では全体に円筒状を呈し、その内部にチョーク弁
34が配置されている。図示のチョーク弁34は基部3
4aと、該基部から伸びる軸部34bと、前記基部に連
なり、エアクリーナのアウトレット30bを覆うことが
できる大きさを有する板部34cとから成る。
チョーク弁の軸部34bは、エアクリーナ30の端面の
中央に位置するアウトレット30aに平行な孔30bに
挿入されている。チョーク弁34はその軸部34bにね
じ込まれたねじ部材46を介して、エアクリーナ30に
前記孔の軸線の回りに回転可能に支持されている。
中央に位置するアウトレット30aに平行な孔30bに
挿入されている。チョーク弁34はその軸部34bにね
じ込まれたねじ部材46を介して、エアクリーナ30に
前記孔の軸線の回りに回転可能に支持されている。
チョークレバー50が気化器本体28とエアクリーナ3
0との間に配置されている。チョークレバー50は基部
とこれに連なるL形部とを有する。チョークレバー5o
は1、そのL形部の一方の部分50aが気化器本体28
に向けて伸びかつ他方の部分50bがエアクリーナの端
面に対向するように、その基部を貫通するねじ部材46
によりチョーク弁の軸部34bの先端部に固定され、チ
ョーク弁34とチョークレバー4oとは互いに角度を成
している。チョークレバーは前記他方の部分50bのみ
から成る板部材あるいは棒状部材で構成することができ
る。
0との間に配置されている。チョークレバー50は基部
とこれに連なるL形部とを有する。チョークレバー5o
は1、そのL形部の一方の部分50aが気化器本体28
に向けて伸びかつ他方の部分50bがエアクリーナの端
面に対向するように、その基部を貫通するねじ部材46
によりチョーク弁の軸部34bの先端部に固定され、チ
ョーク弁34とチョークレバー4oとは互いに角度を成
している。チョークレバーは前記他方の部分50bのみ
から成る板部材あるいは棒状部材で構成することができ
る。
コイルスプリングから成るばね部材52がチョーク弁の
軸部34bの回りを取り巻くように配置されかつその両
端部がエアクリーナ3oおよびチョーク弁の基部34a
にそれぞゎ固定されている。ばね部材52はチョーク弁
の板部34cがアウトレット30aを閉鎖する位置であ
る全閉開度位置からアウトレット30aを開放する位置
である全開開度位置へ向けて′ばねカを及ぼす。ばね力
を受けるチョーク′#34は、その板部340がエアク
リーナ30の内周面に係止している。
軸部34bの回りを取り巻くように配置されかつその両
端部がエアクリーナ3oおよびチョーク弁の基部34a
にそれぞゎ固定されている。ばね部材52はチョーク弁
の板部34cがアウトレット30aを閉鎖する位置であ
る全閉開度位置からアウトレット30aを開放する位置
である全開開度位置へ向けて′ばねカを及ぼす。ばね力
を受けるチョーク′#34は、その板部340がエアク
リーナ30の内周面に係止している。
第2図〜第5b図に示す本発明の気化器の操作装置は、
操作ワイヤ54と、スロットルレバー40の回転力をチ
ョークレバー50に伝達するための伝達手段56とを含
む。
操作ワイヤ54と、スロットルレバー40の回転力をチ
ョークレバー50に伝達するための伝達手段56とを含
む。
操作ワイヤ54は、気化器本体28に取り付けられたブ
ラケット58に螺合された通し孔付きボルト60を経て
伸び、その一端部がスイベル62を介してスロットルレ
バー40に取り付けられ、また、その他端部が操作桿2
1(第1図)に取り付けられている。
ラケット58に螺合された通し孔付きボルト60を経て
伸び、その一端部がスイベル62を介してスロットルレ
バー40に取り付けられ、また、その他端部が操作桿2
1(第1図)に取り付けられている。
図示の伝達手段56は、スイベル62を介してスロット
ルレバー40にその回転軸線と平行な軸線の回りに回転
可能に支持された、チョークレバー50に係合可能のア
ーム部材64で構成されている。
ルレバー40にその回転軸線と平行な軸線の回りに回転
可能に支持された、チョークレバー50に係合可能のア
ーム部材64で構成されている。
スイベル62は、アーム部材64に形成された管状部分
、該管状部分を取り巻くコイルスプリングから成るばね
部材66、およびスロットルレバー40に設けられ弁軸
38と平行な@線を有する孔40aを順次に経て伸び、
その先端部に係止されたEリング68を介してスロット
ルレバー40に回転可能に取り付けられている。
、該管状部分を取り巻くコイルスプリングから成るばね
部材66、およびスロットルレバー40に設けられ弁軸
38と平行な@線を有する孔40aを順次に経て伸び、
その先端部に係止されたEリング68を介してスロット
ルレバー40に回転可能に取り付けられている。
ばね部材66はその両端部がスロットルレバー40およ
びアーム部材64にそれぞれ固定され、アーム部材64
に対し、第3a図でみて孔40aの軸線に関して反時計
方向、すなわちスロットルレバー40に及ぼされる前記
ばね力の作用方向と同じ方向にばね力を及ぼす。ばね部
材66のばね力を受けるアーム部材64は、スロットル
レバー40の一部を折り曲げて形成された折曲げ部から
成る係止部40bにその一側部64aで係止している(
第4a図)。
びアーム部材64にそれぞれ固定され、アーム部材64
に対し、第3a図でみて孔40aの軸線に関して反時計
方向、すなわちスロットルレバー40に及ぼされる前記
ばね力の作用方向と同じ方向にばね力を及ぼす。ばね部
材66のばね力を受けるアーム部材64は、スロットル
レバー40の一部を折り曲げて形成された折曲げ部から
成る係止部40bにその一側部64aで係止している(
第4a図)。
操作桿21の揺動操作による操作ワイヤ54の引張りに
より、スロットルレバー40をスロットル弁32に作用
する前記ばね力に抗して時計方向へ回転させることがで
きる。
より、スロットルレバー40をスロットル弁32に作用
する前記ばね力に抗して時計方向へ回転させることがで
きる。
スロットル弁32の開度が全閉である第4a図および第
4b図に示す位置からスロットルレバー40を11fr
記時計方向へ回転させると、その回転の間、アーム部材
64はスロットルレバーの係止部40aとの係止状態を
維持され、スロットルレバー40とともに該レバーの回
転軸線の回りに回転する。アーム部材64は、スロット
ルレバー40の11「記時計方向への回転に伴なうスロ
ットル弁32の開度が例えばアイドリンク開度に達した
ときから全開開度に至る前の適当な開度に達するまでの
間、チョークレバー50に係合する。さらに詳細には、
チョークレバーの他側部64bがチョークレバー50の
前記一方部分50aの外側に当接しかつこれを摺動する
。チョークレバーが一方部分50aを有しない前記板部
材または棒状部材のときは、アーム部材は、チョークレ
バーの側部に当接可能であるように、より長い先端部を
有するものが選択される。
4b図に示す位置からスロットルレバー40を11fr
記時計方向へ回転させると、その回転の間、アーム部材
64はスロットルレバーの係止部40aとの係止状態を
維持され、スロットルレバー40とともに該レバーの回
転軸線の回りに回転する。アーム部材64は、スロット
ルレバー40の11「記時計方向への回転に伴なうスロ
ットル弁32の開度が例えばアイドリンク開度に達した
ときから全開開度に至る前の適当な開度に達するまでの
間、チョークレバー50に係合する。さらに詳細には、
チョークレバーの他側部64bがチョークレバー50の
前記一方部分50aの外側に当接しかつこれを摺動する
。チョークレバーが一方部分50aを有しない前記板部
材または棒状部材のときは、アーム部材は、チョークレ
バーの側部に当接可能であるように、より長い先端部を
有するものが選択される。
この係合により、スロットルレバー40の回転力がアー
ム部材64からチョークレバー50に伝達されて該チョ
ークレバーにその軸線の回りの回転運動が生じ、チョー
ク弁32は図上において反時計方向に回転する。チョー
ク弁34の前記回転がその全開閉度位置から始まり、そ
の全閉開度位置で終わるように、チョークレバー50の
長さ寸法が定められ、また、チョークレバー50および
チョーク弁34相互の前記交差角度か定められている。
ム部材64からチョークレバー50に伝達されて該チョ
ークレバーにその軸線の回りの回転運動が生じ、チョー
ク弁32は図上において反時計方向に回転する。チョー
ク弁34の前記回転がその全開閉度位置から始まり、そ
の全閉開度位置で終わるように、チョークレバー50の
長さ寸法が定められ、また、チョークレバー50および
チョーク弁34相互の前記交差角度か定められている。
なお、アーム部材64とチョークレバー50との係合の
間のチョーク弁34の開度の変化は、図示の例に限らず
、前記寸法、角度等を変えることにより任意に設定する
ことかできる。例えば、アウトレット30aをわずかに
閉じた位置から全閉開度位置まであるいは全閉開度位置
に至るまえの開度位置までのごとくにである。
間のチョーク弁34の開度の変化は、図示の例に限らず
、前記寸法、角度等を変えることにより任意に設定する
ことかできる。例えば、アウトレット30aをわずかに
閉じた位置から全閉開度位置まであるいは全閉開度位置
に至るまえの開度位置までのごとくにである。
これらのことから、操作ワイヤ54の引張操作により、
該操作ワイヤをスロットル弁32およびチョーク弁34
の共通のそれとして、スロットル弁の開度を漸増する間
にチョーク弁34の開度を漸減することができる。した
がって、作業機10を背負った状態でのエンジン12の
始動および暖機運転のためのスロットル弁32およびチ
ョーク弁34の操作を容易に行なうことができ、また、
その操作性を向上させることができる。
該操作ワイヤをスロットル弁32およびチョーク弁34
の共通のそれとして、スロットル弁の開度を漸増する間
にチョーク弁34の開度を漸減することができる。した
がって、作業機10を背負った状態でのエンジン12の
始動および暖機運転のためのスロットル弁32およびチ
ョーク弁34の操作を容易に行なうことができ、また、
その操作性を向上させることができる。
第5a図に示す状態から操作ワイヤ54をさらに引張る
と、アーム部材64がスロットルレバー40の回転軸線
の回りにわずかに回転したのち、チョークレバー50と
の係合か解除される。この間、チョーク′#34はエア
クリーナのアウトレット30aの全閉を維持しつつわず
かに反時計方向に回転したのち、ばね部材52のばね力
により、エアクリーナ30の前記内周面に当接するまで
すなわち全開開度位置(第4a図および第4b図に示す
位置)まで時計方向に回転する。その後は、操作ワイヤ
54の引弓長および戻し操作によりスロットル弁32の
開度のみを調節することができ、これによりエンジンの
通常運転を行なうことができる。
と、アーム部材64がスロットルレバー40の回転軸線
の回りにわずかに回転したのち、チョークレバー50と
の係合か解除される。この間、チョーク′#34はエア
クリーナのアウトレット30aの全閉を維持しつつわず
かに反時計方向に回転したのち、ばね部材52のばね力
により、エアクリーナ30の前記内周面に当接するまで
すなわち全開開度位置(第4a図および第4b図に示す
位置)まで時計方向に回転する。その後は、操作ワイヤ
54の引弓長および戻し操作によりスロットル弁32の
開度のみを調節することができ、これによりエンジンの
通常運転を行なうことができる。
エンジンの通常運転において、スロットル弁32を前記
アイドリング開度位置に戻すべくスロットルレバー40
を反時計方向に回転させると、第3a図および第3b図
に示すように、アーム部材64はその一側部64aがチ
ョークレバー50の一方部分50aの内側に当接し、こ
れに時計方向への回転力を及ぼす。しかし、チョーク弁
34はエアクリーナ30の前記内周面に当接しているた
めにチョークレバー50が回転することはなく、アーム
部材64がばね部材66のばね力に抗して該アーム部材
自体の回転軸線の回りに時計方向へ回転する。回転位置
を維持することにより、エンジンをアイドリング回転状
態に維持することができる。
アイドリング開度位置に戻すべくスロットルレバー40
を反時計方向に回転させると、第3a図および第3b図
に示すように、アーム部材64はその一側部64aがチ
ョークレバー50の一方部分50aの内側に当接し、こ
れに時計方向への回転力を及ぼす。しかし、チョーク弁
34はエアクリーナ30の前記内周面に当接しているた
めにチョークレバー50が回転することはなく、アーム
部材64がばね部材66のばね力に抗して該アーム部材
自体の回転軸線の回りに時計方向へ回転する。回転位置
を維持することにより、エンジンをアイドリング回転状
態に維持することができる。
さらに、スロットルレバー40を反時計方向に回転させ
ると、スロットル弁32は全閉開度位置に戻り、また、
アーム部材64はさらに該アーム部材自体の回転軸線の
回りに回転してチョークレバー50との当接状態が解除
され、第4a図および第4b図に示す状態に戻る。した
かって、操作ワイヤ54の他端部が連結された操作界2
1の操作により、気候等の条件に応して、スロットル弁
32をアイドリング開度位置または全閉開度位置から回
転させて、適正なチョーク弁開度のもとで、エンジン1
2を始動させることができる。
ると、スロットル弁32は全閉開度位置に戻り、また、
アーム部材64はさらに該アーム部材自体の回転軸線の
回りに回転してチョークレバー50との当接状態が解除
され、第4a図および第4b図に示す状態に戻る。した
かって、操作ワイヤ54の他端部が連結された操作界2
1の操作により、気候等の条件に応して、スロットル弁
32をアイドリング開度位置または全閉開度位置から回
転させて、適正なチョーク弁開度のもとで、エンジン1
2を始動させることができる。
なお、スロットル弁32が全閉開度にある位置(第4a
図および第4b図)からのスロットルレバー40の反時
計方向への回転を阻止するために、この位置でスロット
ルレバー40が係止可能の係止部(図示せず)を例えば
ブラケット58に設けることができる。これは、作業機
10の不使用の間に、操作ワイヤ54へのばね力の負荷
とこれによって生じる操作ワイヤ54の伸びを防止する
うえで有利である。
図および第4b図)からのスロットルレバー40の反時
計方向への回転を阻止するために、この位置でスロット
ルレバー40が係止可能の係止部(図示せず)を例えば
ブラケット58に設けることができる。これは、作業機
10の不使用の間に、操作ワイヤ54へのばね力の負荷
とこれによって生じる操作ワイヤ54の伸びを防止する
うえで有利である。
次に、第6図、第7a、7b図、第8a、8b図および
第9a、9b図に示す操作装置は、さらに、補助スロッ
トルレバー69と、該補助スロットルレバーの回転力を
スロットルレバー40に伝達するための伝達手段70と
、補助スロットルレバー69の回転力をチョークレバー
50に伝達するための伝達手段71とを有し、操作ワイ
ヤ54はその一端部がスイベル62を介して補助スロッ
トルレバー69に連結され、また、その他端部が前記操
作界21に連結されている。チョーク弁34およびチョ
ークレバー50は、第2図に示すと同様にエアクリーナ
30に取り付けられている。
第9a、9b図に示す操作装置は、さらに、補助スロッ
トルレバー69と、該補助スロットルレバーの回転力を
スロットルレバー40に伝達するための伝達手段70と
、補助スロットルレバー69の回転力をチョークレバー
50に伝達するための伝達手段71とを有し、操作ワイ
ヤ54はその一端部がスイベル62を介して補助スロッ
トルレバー69に連結され、また、その他端部が前記操
作界21に連結されている。チョーク弁34およびチョ
ークレバー50は、第2図に示すと同様にエアクリーナ
30に取り付けられている。
補助スロットルレバー69は、該レバーに設けられた孔
69aを貫通して伸びるねじ部材72を介して、スロッ
トル弁32の弁軸38にその軸線の回りに回転可能に取
り付けられている。補助スロットルレバー69は、弁軸
38の軸線と平行な軸線の回りに回転可能であるように
、気化器本体28に取り付けることも可能である。
69aを貫通して伸びるねじ部材72を介して、スロッ
トル弁32の弁軸38にその軸線の回りに回転可能に取
り付けられている。補助スロットルレバー69は、弁軸
38の軸線と平行な軸線の回りに回転可能であるように
、気化器本体28に取り付けることも可能である。
補助スロットルレバー69は、ねじ部材72を取り巻き
かつ両端部が補助スロットルレバー69と弁Ith38
とに固定されたばね部材74により、第7a図でみて反
時計方向へのばね力を受ける。
かつ両端部が補助スロットルレバー69と弁Ith38
とに固定されたばね部材74により、第7a図でみて反
時計方向へのばね力を受ける。
したがって、操作界21により操作ワイヤ54に引張力
を与えるとき、補助スロットルレバー69はばね部材7
4のばね力に抗して弁軸38の軸線の回りに時計方向へ
回転し、また、操作ワイヤ54を戻すと反対方向に回転
する。
を与えるとき、補助スロットルレバー69はばね部材7
4のばね力に抗して弁軸38の軸線の回りに時計方向へ
回転し、また、操作ワイヤ54を戻すと反対方向に回転
する。
伝達手段70は、スロットルレバー40右よび補助スロ
ットルレバー69に設けられた相互に係止可能の一対の
係止部76.78から成り、両係止部は補助スロットル
レバー69が前記時計方向へ回転される間に係止する。
ットルレバー69に設けられた相互に係止可能の一対の
係止部76.78から成り、両係止部は補助スロットル
レバー69が前記時計方向へ回転される間に係止する。
これにより、スロットルレバー40が補助スロットルレ
バー69とともに弁軸38の軸線の回りに時計方向へ回
転する。スロットルレバー40の回転に伴なってスロッ
トル弁32の開度が漸増する。図示の係止部76.78
は、スロットルレバー40の周縁部に形成された切欠き
および補助スロットルレバー一部を折り曲げて形成され
た折曲げ部からそれぞれ成る。
バー69とともに弁軸38の軸線の回りに時計方向へ回
転する。スロットルレバー40の回転に伴なってスロッ
トル弁32の開度が漸増する。図示の係止部76.78
は、スロットルレバー40の周縁部に形成された切欠き
および補助スロットルレバー一部を折り曲げて形成され
た折曲げ部からそれぞれ成る。
スロットルレバー40の回転操作を伝達手段70を介し
て間接的に行なうようにした結果、スロットル弁32の
最小開度がアイドリンク開度となる位置でスロットルレ
バー40を気化器本体28に係止させることができる。
て間接的に行なうようにした結果、スロットル弁32の
最小開度がアイドリンク開度となる位置でスロットルレ
バー40を気化器本体28に係止させることができる。
図示の例では、操作ワイヤ54が通された通し孔付きボ
ルト60を支持するブラケット58に支持されたストッ
プスクリュー82の先端部にスロットルレバー40の周
面か係止しており、これにより、スロットルレバー40
の前記反時計方向への回転運動が阻止されている。
ルト60を支持するブラケット58に支持されたストッ
プスクリュー82の先端部にスロットルレバー40の周
面か係止しており、これにより、スロットルレバー40
の前記反時計方向への回転運動が阻止されている。
補助スロットルレバー69は前記反時計方向に関してス
ロットルレバー40と無関係に回転可能であるが、図示
の例では、その回転を制限すべく、スロットルレバー4
0に、ばね部材74によって反時計方向へのばね力を受
ける補助スロットルレバー69が係止可能の係止部84
が設けられている。図示の係止部84はスロットルレバ
ー40の一部を折り曲げて形成された折曲げ部から成る
。第8a図に示すように、補助スロットルレバー40が
係止部84に係止するとき、後記アーム部材64はチョ
ークレバー50の一方部分50aの外側に位置する。
ロットルレバー40と無関係に回転可能であるが、図示
の例では、その回転を制限すべく、スロットルレバー4
0に、ばね部材74によって反時計方向へのばね力を受
ける補助スロットルレバー69が係止可能の係止部84
が設けられている。図示の係止部84はスロットルレバ
ー40の一部を折り曲げて形成された折曲げ部から成る
。第8a図に示すように、補助スロットルレバー40が
係止部84に係止するとき、後記アーム部材64はチョ
ークレバー50の一方部分50aの外側に位置する。
伝達手段71は、第2図に示すと同様、チョークレバー
50に係合可能のアーム部材64から成る。アーム部材
64は、補助スロットルレバー69に設けられた孔69
bを経て伸びるスイベル62を介して、補助スロットル
レバー69の回転軸線と平行な軸線の回りに回転可能に
取り付けられている。アーム部材64はばね部材66に
よるばね力を受ける。
50に係合可能のアーム部材64から成る。アーム部材
64は、補助スロットルレバー69に設けられた孔69
bを経て伸びるスイベル62を介して、補助スロットル
レバー69の回転軸線と平行な軸線の回りに回転可能に
取り付けられている。アーム部材64はばね部材66に
よるばね力を受ける。
補助スロットルレバー69は、また、ばね部材66のば
ね力により反時計方向への回転力を受けるアーム部材6
4が係止する係止部86を有する。図示の係止部86は
、補助スロットルレバー69の一部を折り曲げて形成さ
れた折曲げ部から成る。
ね力により反時計方向への回転力を受けるアーム部材6
4が係止する係止部86を有する。図示の係止部86は
、補助スロットルレバー69の一部を折り曲げて形成さ
れた折曲げ部から成る。
この操作装置によれば、操作ワイヤ54を介して、係止
部84と係止状態にある補助スロットルレバー69を時
計方向に回転させると、その間に、一対の係止部76.
78が係止してスロットルレバー40が共に回転し、ス
ロットル弁32はアイドリング開度からその開度が増大
する。補助スロットルレバー69とともにその回転軸線
の回りに回転されるアーム部材64は、前記一対の係止
部76.78が相互に係止する時点でチョーク弁50の
一方部分50aにその外側で係合する。
部84と係止状態にある補助スロットルレバー69を時
計方向に回転させると、その間に、一対の係止部76.
78が係止してスロットルレバー40が共に回転し、ス
ロットル弁32はアイドリング開度からその開度が増大
する。補助スロットルレバー69とともにその回転軸線
の回りに回転されるアーム部材64は、前記一対の係止
部76.78が相互に係止する時点でチョーク弁50の
一方部分50aにその外側で係合する。
アーム部材64とスロットルレバー50との保合は、第
2図に示す操作装置にあけると同様、スロットル弁32
が全開以前の適当な開度位置まで回転しかつチョーク弁
34が全開位置から全開位置に達するまで維持される。
2図に示す操作装置にあけると同様、スロットル弁32
が全開以前の適当な開度位置まで回転しかつチョーク弁
34が全開位置から全開位置に達するまで維持される。
引き続く補助スロットルレバー69の回転によりアーム
部材64とチョークレバー50との係合が解除され、チ
ョーク弁34は全開開度位置に戻る。その後は、操作稈
21および操作ワイヤ54による補助スロットルレバー
69の回転操作によりエンジンの通常運転を行なうこと
ができる。
部材64とチョークレバー50との係合が解除され、チ
ョーク弁34は全開開度位置に戻る。その後は、操作稈
21および操作ワイヤ54による補助スロットルレバー
69の回転操作によりエンジンの通常運転を行なうこと
ができる。
エンジンの通常運転中、第78.7b図に示すように、
スロットル弁32をアイドリング開度にもどすと、第2
図に示す操作装置におけると同様にアーム部材64の一
側部64aがチョークレバー50の一方部分50aの内
側に当接じかつアーム部材64は時計方向にわずかに回
転される。この状態を維持することにより、エンジンを
アイドリング回転状態に維持することができる。
スロットル弁32をアイドリング開度にもどすと、第2
図に示す操作装置におけると同様にアーム部材64の一
側部64aがチョークレバー50の一方部分50aの内
側に当接じかつアーム部材64は時計方向にわずかに回
転される。この状態を維持することにより、エンジンを
アイドリング回転状態に維持することができる。
アーム部材64をチョークレバー50の一方部分50a
の外側に位置させるためには、補助スロットルレバー6
9をさらに反時計方向に回転させればよい。
の外側に位置させるためには、補助スロットルレバー6
9をさらに反時計方向に回転させればよい。
第10図〜第13b図に、補助スロットルレバー69の
回転力をチョークレバーに伝達するための手段90を、
前記したと同様のアーム部材64と、可動部材92とで
構成した例を示す。
回転力をチョークレバーに伝達するための手段90を、
前記したと同様のアーム部材64と、可動部材92とで
構成した例を示す。
第10図から明らかなように、可動部材92は全体にコ
字形の形状を有する。可動部材92は、棒状の本体92
aに連なる両端部92b、92cを気化器本体28に向
けて配置され、かつ、エアクリーナ30の端面に設けら
れた横方向に伸びる溝93に摺動可能に受は入れられて
いる。
字形の形状を有する。可動部材92は、棒状の本体92
aに連なる両端部92b、92cを気化器本体28に向
けて配置され、かつ、エアクリーナ30の端面に設けら
れた横方向に伸びる溝93に摺動可能に受は入れられて
いる。
板片から成るチョークレバー94にはその両端部に丸孔
94aと、チョークレバー94の長手方向に伸びる長孔
94bとが設けられている。
94aと、チョークレバー94の長手方向に伸びる長孔
94bとが設けられている。
チョークレバー94は、エアクリーナの内部から外部に
向けて孔30bを伸びるチョーク弁340軸部30bに
、チョークレバーの孔94aを経て伸びる前記ねし部材
46を介して固定されている。チョークレバーの長孔9
4bには可動部材92の端部92bが挿通されている。
向けて孔30bを伸びるチョーク弁340軸部30bに
、チョークレバーの孔94aを経て伸びる前記ねし部材
46を介して固定されている。チョークレバーの長孔9
4bには可動部材92の端部92bが挿通されている。
また、前記したと同様に、チョーク弁34を全閉開度位
置から全開開度位置に向けてばね力を及ぼすばね部材5
2が配置されている。
置から全開開度位置に向けてばね力を及ぼすばね部材5
2が配置されている。
可動部材92は、満93に沿って直線運動をするとき、
チョークレバー94を揺動させてチョーク弁34を回転
させる。第12a、12b図から明らかなように、可動
部材92は、チョーク弁34が全開開度位置にあるとき
に図上において溝93の右方に位置し、また、チョーク
弁34が全閉開度位置にあるときに溝93の左方に位置
する。
チョークレバー94を揺動させてチョーク弁34を回転
させる。第12a、12b図から明らかなように、可動
部材92は、チョーク弁34が全開開度位置にあるとき
に図上において溝93の右方に位置し、また、チョーク
弁34が全閉開度位置にあるときに溝93の左方に位置
する。
補助スロットルレバー69に支持された前記アーム部材
64は、第8a図に対応する第12a図に示す位置から
補助スロットルレバー69とともに該レバー回転軸線の
回りに回転される間、可動部材92の端部92cにその
内側で係合し、該可動部材を直線運動させる。この係合
が、スロットル弁32がアイドリング開度にあるときに
生じ、また、スロットル弁32が全開に至る而の適当な
開度となりかつチョーク弁34が全開開度位置に達した
ときに解除されるように、可動部材の長さ寸法、端部9
2cの長さ寸法等か、アーム部材64の先端部の長さ寸
法、形状等に対応して定められる。
64は、第8a図に対応する第12a図に示す位置から
補助スロットルレバー69とともに該レバー回転軸線の
回りに回転される間、可動部材92の端部92cにその
内側で係合し、該可動部材を直線運動させる。この係合
が、スロットル弁32がアイドリング開度にあるときに
生じ、また、スロットル弁32が全開に至る而の適当な
開度となりかつチョーク弁34が全開開度位置に達した
ときに解除されるように、可動部材の長さ寸法、端部9
2cの長さ寸法等か、アーム部材64の先端部の長さ寸
法、形状等に対応して定められる。
アーム部材64と可動部材92との係合が解除した後は
前記したと同様の操作によりエンジンの通常運転を行な
うことができる。通常運転中、スロットル弁32をアイ
ドリング開度位置に戻すべく補助スロットルレバー69
を反時計方向に回転させると、アーム部材64が可動部
材の端部92cにその外側で当接し、かつ、ばね部材6
6(第6図参照)のばね力に抗してわずかに回転する。
前記したと同様の操作によりエンジンの通常運転を行な
うことができる。通常運転中、スロットル弁32をアイ
ドリング開度位置に戻すべく補助スロットルレバー69
を反時計方向に回転させると、アーム部材64が可動部
材の端部92cにその外側で当接し、かつ、ばね部材6
6(第6図参照)のばね力に抗してわずかに回転する。
この回転位置を維持することにより、エンジンをアイド
リンク回転状態に維持することができる。補助スロット
ルレバー69をさらに戻すと、アーム部材64もまたさ
らに回転し、第12a図に示す位置に戻る。
リンク回転状態に維持することができる。補助スロット
ルレバー69をさらに戻すと、アーム部材64もまたさ
らに回転し、第12a図に示す位置に戻る。
なお、チョーク弁によるアウトレット30aの開閉を、
チョーク弁のアウトレット30aの軸線と直角な方向へ
の平行移動によって行なうことがある(図示せず)。こ
のときには、例えば、チョーク弁から伸びるチョークレ
バーがエアクリーナに設けられるスリットを経て該クリ
ーナの外部に突出される。この場合、前記アーム部材6
4と前記チョークレバーとを係合可能として、前記アー
ム部材64の円運動により前記チョークレバーを前記ス
リットに沿って移動させることができる。
チョーク弁のアウトレット30aの軸線と直角な方向へ
の平行移動によって行なうことがある(図示せず)。こ
のときには、例えば、チョーク弁から伸びるチョークレ
バーがエアクリーナに設けられるスリットを経て該クリ
ーナの外部に突出される。この場合、前記アーム部材6
4と前記チョークレバーとを係合可能として、前記アー
ム部材64の円運動により前記チョークレバーを前記ス
リットに沿って移動させることができる。
第1図は本発明が適用されるエンジンが搭載された背負
式薬剤散布機の立面図、第2図は本発明の操作装置の概
略的な分解斜視図、第3a図および第3b図、第4a図
および第4b図、および、第5a図および第5b図はス
ロットル弁がアイドリング開度位置、全閉開度位置およ
び全開前の開度位置にあるときのアーム部材およびチョ
ークレバーの対応位置を示す概略的な平面図および立面
図、第6図は本発明の他の操作装置の概略的な分解斜視
図、第7a図と第8a図および第7b図と第8b図、お
よび、第9a図および第9b図はスロットル弁がアイド
リング開度位置および全開前の開度位置にあるときのア
ーム部材およびチョークレバーの対応位置を示す概略的
な平面図および立面図、第10図は回転力伝達手段の一
部をなす可動部材と、チョークレバー、エアクリーナお
よびチョーク弁の分解斜視図、第11a図と第12a図
および第11b図と第12b図、および、第13a図お
よび第13b図は可動部材を含む回転力伝達手段が適用
された操作装置において、スロットル弁がアイドリング
開度位置および全開前の開度位置にあるときのアーム部
材、可動部材およびチョークレバーの対応位置を示す概
略的な平面図および立面図である。 10:背負式薬剤散布機、12;エンジン、14:気化
器、 21:操作界、28:気化器本体、 3
0:エアクリーナ、32:スロットル弁、34:チョー
ク弁、40:スロットルレバ°−1 50,94:チョークレバー、 52.66.74:ばね部材、 54:操作ワイヤ、 56.71.90:チョークレバーに対する回転力伝達
手段、 64:アーム部材(回転力伝達手段)、69:補助スロ
ットルレバー、 70:スロットルレバーに対する回転力伝達手段、7(
3,78:係止部(回転力伝達手段)、84.86:係
止部、92:可動部材。 代理人 弁理士 松 永 宣 行 第1図 第30図 第3b図 第40図 第4b図 第50図 5日 第5b図 第70図 第7b図 第80図 第8b図 ′″’++−−/ T 7 第90図 第9b図 第11a図 第11b図 ら4 第12a図 第12b図 只4
式薬剤散布機の立面図、第2図は本発明の操作装置の概
略的な分解斜視図、第3a図および第3b図、第4a図
および第4b図、および、第5a図および第5b図はス
ロットル弁がアイドリング開度位置、全閉開度位置およ
び全開前の開度位置にあるときのアーム部材およびチョ
ークレバーの対応位置を示す概略的な平面図および立面
図、第6図は本発明の他の操作装置の概略的な分解斜視
図、第7a図と第8a図および第7b図と第8b図、お
よび、第9a図および第9b図はスロットル弁がアイド
リング開度位置および全開前の開度位置にあるときのア
ーム部材およびチョークレバーの対応位置を示す概略的
な平面図および立面図、第10図は回転力伝達手段の一
部をなす可動部材と、チョークレバー、エアクリーナお
よびチョーク弁の分解斜視図、第11a図と第12a図
および第11b図と第12b図、および、第13a図お
よび第13b図は可動部材を含む回転力伝達手段が適用
された操作装置において、スロットル弁がアイドリング
開度位置および全開前の開度位置にあるときのアーム部
材、可動部材およびチョークレバーの対応位置を示す概
略的な平面図および立面図である。 10:背負式薬剤散布機、12;エンジン、14:気化
器、 21:操作界、28:気化器本体、 3
0:エアクリーナ、32:スロットル弁、34:チョー
ク弁、40:スロットルレバ°−1 50,94:チョークレバー、 52.66.74:ばね部材、 54:操作ワイヤ、 56.71.90:チョークレバーに対する回転力伝達
手段、 64:アーム部材(回転力伝達手段)、69:補助スロ
ットルレバー、 70:スロットルレバーに対する回転力伝達手段、7(
3,78:係止部(回転力伝達手段)、84.86:係
止部、92:可動部材。 代理人 弁理士 松 永 宣 行 第1図 第30図 第3b図 第40図 第4b図 第50図 5日 第5b図 第70図 第7b図 第80図 第8b図 ′″’++−−/ T 7 第90図 第9b図 第11a図 第11b図 ら4 第12a図 第12b図 只4
Claims (10)
- (1)気化器本体に回転可能に組み込まれかつ開度が減
少する方向へばね力が付与されたスロットル弁およびス
ロットルレバーと、エアクリーナに組み込まれかつ開度
が増加する方向へばね力が付与されたチョーク弁および
チョークレバーとを有する、背負式携帯作業機に搭載さ
れるエンジンのための気化器の操作装置であって、前記
スロットルレバーに連結された操作ワイヤと、該操作ワ
イヤを介しての前記スロットルレバーの前記ばね力に抗
しての回転により漸増する前記スロットル弁の開度が全
開に至る前までの間に前記チョーク弁の開度が漸減する
ように前記チョークレバーに前記スロットルレバーの回
転力を伝達するための手段とを含む、気化器の操作装置
。 - (2)前記伝達手段は、前記スロットル弁がアイドリン
グ開度位置に達したときに前記スロットルレバーの回転
力の伝達を開始する、特許請求の範囲第(1)項に記載
の気化器の操作装置。 - (3)前記チョークレバーへの回転力の伝達手段は、前
記スロットルレバーにその回転軸線と平行な軸線の回り
に回転可能に支持された、前記チョークレバーに係合可
能のアーム部材であって前記スロットルレバーに及ぼす
前記ばね力と同じ方向にばね力が及ぼされかつ該ばね力
により前記スロットルレバーに設けられた係止部に係止
されたアーム部材から成る、特許請求の範囲第(1)項
に記載の気化器の操作装置。 - (4)気化器本体に回転可能に組み込まれかつ開度が減
少する方向へばね力が付与されたスロットル弁およびス
ロットルレバーと、エアクリーナに組み込まれかつ開度
が増加する方向へばね力が付与されたチョーク弁および
チョークレバーとを有する、背負式携帯作業機に搭載さ
れるエンジンのための気化器の操作装置であって、前記
気化器本体に前記スロットル弁の回転軸線またはこれと
平行な軸線の回りに回転可能に支持された補助スロット
ルレバーと、該補助スロットルレバーに連結された一端
部を有する操作ワイヤと、前記操作ワイヤを介しての前
記補助スロットルレバーの前記ばね力に抗しての回転に
より前記スロットル弁の開度が漸増するように前記補助
スロットルレバーの回転力を前記スロットルレバーに伝
達するための手段と、前記スロットル弁の開度が全開に
至る前までの間に前記チョーク弁の開度が漸減するよう
に前記チョークレバーに前記補助スロットルレバーの回
転力を伝達するための手段とを含む、気化器の操作装置
。 - (5)前記スロットルレバーは、前記スロットル弁の最
小開度がアイドリング開度であるように、前記気化器本
体に設けられたストッパに係止している、特許請求の範
囲第(4)項に記載の気化器の操作装置。 - (6)前記スロットルレバーへの回転力の伝達手段は、
前記スロットルレバーおよび前記補助スロットルレバー
に設けられた相互に当接可能の一対の係止部から成る、
特許請求の範囲第(4)項に記載の気化器の操作装置。 - (7)前記一対の係止部は前記スロットルレバーの周縁
部に形成された切欠きと前記補助スロットルレバーの一
部を折り曲げて形成された折曲げ部とから成る、特許請
求の範囲第(6)項に記載の気化器の操作装置。 - (8)前記チョークレバーへの回転力の伝達手段は、前
記補助スロットルレバーにその回転軸線と平行な軸線の
回りに回転可能に支持された、前記チョークレバーに係
合可能のアーム部材であって前記スロットルレバーに及
ぼす前記ばね力と同じ方向にばね力が及ぼされかつ該ば
ね力により前記補助スロットルレバーに設けられた係止
部に係止されたアーム部材から成る、特許請求の範囲第
(4)項に記載の気化器の操作装置。 - (9)前記チョークレバーへの回転力の伝達手段は、前
記エアクリーナに直線運動可能に支持されかつその直線
運動が前記チョーク弁に開閉動作を生じさせるように前
記チョークレバーに係合された可動部材と、前記補助ス
ロットルレバーにその回転軸線と平行な軸線の回りに回
転可能に支持された、前記可動部材に係合可能のアーム
部材であって前記補助スロットルレバーに及ぼす前記ば
ね力と同じ方向にばね力が及ぼされかつ該ばね力により
前記補助スロットルレバーに設けられた係止部に係止さ
れたアーム部材から成る、特許請求の範囲第(4)項に
記載の気化器の操作装置。 - (10)前記操作ワイヤの他端部が、前記背負式作業機
に組み込まれたブラケットに枢着された操作桿に連結さ
れている、特許請求の範囲第(4)項に記載の気化器の
操作装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12509887A JPS63289247A (ja) | 1987-05-22 | 1987-05-22 | 気化器の操作装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12509887A JPS63289247A (ja) | 1987-05-22 | 1987-05-22 | 気化器の操作装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63289247A true JPS63289247A (ja) | 1988-11-25 |
Family
ID=14901805
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12509887A Pending JPS63289247A (ja) | 1987-05-22 | 1987-05-22 | 気化器の操作装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63289247A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0919716A3 (en) * | 1997-11-25 | 2000-04-19 | Fuji Robin Kabushiki Kaisha | Choke system for a small four stroke engine |
JP2010223232A (ja) * | 2009-03-21 | 2010-10-07 | Andreas Stihl Ag & Co Kg | 内燃エンジン用気化器 |
-
1987
- 1987-05-22 JP JP12509887A patent/JPS63289247A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0919716A3 (en) * | 1997-11-25 | 2000-04-19 | Fuji Robin Kabushiki Kaisha | Choke system for a small four stroke engine |
JP2010223232A (ja) * | 2009-03-21 | 2010-10-07 | Andreas Stihl Ag & Co Kg | 内燃エンジン用気化器 |
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