JPS6328916B2 - - Google Patents

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JPS6328916B2
JPS6328916B2 JP54128083A JP12808379A JPS6328916B2 JP S6328916 B2 JPS6328916 B2 JP S6328916B2 JP 54128083 A JP54128083 A JP 54128083A JP 12808379 A JP12808379 A JP 12808379A JP S6328916 B2 JPS6328916 B2 JP S6328916B2
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JP
Japan
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dichlorophenyl
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ylmethyl
triazole
halo
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Application number
JP54128083A
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English (en)
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JPS5569579A (en
Inventor
Jan Heeres
Leo Backx
Adolf Hubele
Robert Nyfeler
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Janssen Pharmaceutica NV
Original Assignee
Janssen Pharmaceutica NV
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Filing date
Publication date
Application filed by Janssen Pharmaceutica NV filed Critical Janssen Pharmaceutica NV
Publication of JPS5569579A publication Critical patent/JPS5569579A/ja
Publication of JPS6328916B2 publication Critical patent/JPS6328916B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D317/00Heterocyclic compounds containing five-membered rings having two oxygen atoms as the only ring hetero atoms
    • C07D317/08Heterocyclic compounds containing five-membered rings having two oxygen atoms as the only ring hetero atoms having the hetero atoms in positions 1 and 3
    • C07D317/10Heterocyclic compounds containing five-membered rings having two oxygen atoms as the only ring hetero atoms having the hetero atoms in positions 1 and 3 not condensed with other rings
    • C07D317/14Heterocyclic compounds containing five-membered rings having two oxygen atoms as the only ring hetero atoms having the hetero atoms in positions 1 and 3 not condensed with other rings with substituted hydrocarbon radicals attached to ring carbon atoms
    • C07D317/16Radicals substituted by halogen atoms or nitro radicals
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01NPRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
    • A01N43/00Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds
    • A01N43/64Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds having rings with three nitrogen atoms as the only ring hetero atoms
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P31/00Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
    • A61P31/04Antibacterial agents

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
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  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
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  • Oncology (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Communicable Diseases (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Agronomy & Crop Science (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Plant Pathology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Dentistry (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は新規の抗菌性トリアゾール誘導体に関
するものである。 オキシメチル基やチオメチル基を含む種々異な
る置換基をジオキソラン部分の4位に有する多く
の1−(2−アリール−1,3−ジオキソラン−
2−イルメチル)−1H−イミダゾール類が下記の
文献に記載されている。 米国特許第3936470号 米国特許第4101666号 米国特許第4101665号 米国特許第4101664号および ベルギー特許第837831号。 本発明の化合物は、従来の化合物の1H−イミ
ダゾール基が1H−1,2,4−トリアゾール基
と置き換わつている点で上記のものとは本質的に
異なつている。 ベルギー特許第863437号および第863382号明細
書には、1,3−ジオキソラン部分の4位にアリ
ールオキシメチル基を有する1−(2−アリール
−1,3−ジオキソラン−2−イルメチル)−1H
−1,2,4−トリアゾールが記載されており、
ここでアリール基は脂肪族または脂環式のアミノ
基によりまたは窒素含有の複素芳香族環によりさ
らに置換されている。 本発明の化合物は、該1,3−ジオキソラン部
分の4位に結合されたR4−オキシメチルもしく
はR4−チオメチル置換基の性質により前記のも
のとは本質的に異なつている。 本発明は式() を有する新規の1H−1,2,4−トリアゾール
誘導体ならびにその植物薬理学上許容しうる酸付
加塩、金属塩錯体および立体化学異性型に関する
ものであり、上記式(1)において、 R1は水素またはハロであり、 R2はハロであり、 R3は水素であり、 nは0または1の整数であり、 Xは0およびSよりなる群から選択される一員
であり、 R4はアルキル;ハロ低級アルキル;低級アル
ケニル;フエニル低級アルケニル;低級アルキニ
ル;ハロ低級アルキニル;低級アルキルオキシ低
級アルキル;随意2箇迄のハロ、低級アルキルオ
キシまたは低級アルキルで置換されてもよいフエ
ニル;ビフエニル;フエノキシフエニル;フエニ
ル部分が随意低級アルキルオキシ、低級アルキル
または2箇までのハロで置換されてもよいフエニ
ル低級アルキルであり、ただしnが0であるとき
R4はアルキル以外のものである。 本発明の範囲内にある好適化合物は、nが1で
ありかつR4がアルキル、低級アルキルオキシ−
低級アルキル、低級アルケニル、2−プロピニ
ル、3−ハロ−2−プロピニル、フエニル、フエ
ニル低級アルキルおよびフエニル低級アルケニル
よりなる群から選択された一員であるものであ
り、ここで前記フエニル及びフエニル低級アルキ
ルのフエニル部分は、それぞれ独立して低級アル
キル、低級アルキルオキシおよび2箇迄のハロよ
りなる群より選ばれた置換基を有する。 上記および前記定義に使用した「ハロ」という
用語はフルオロ、クロロ、ブロモおよびイオドに
対する総称であり、そのまま使用された或いは他
の置換基の一部となる「アルキル」はたとえばエ
チル、ブチル、ヘキシル、オクチル、デシル、ド
デシル、2−メチルプロピル、3−エチルペンチ
ル、3−メチルブチルなどのような1〜12個の炭
素原子を有する直鎖および分枝鎖の炭化水素基を
包含することを意味し、そのまま使用された或い
は他の置換基の一部となる「低級アルキル」は2
〜6個の炭素原子を有する直鎖および分枝鎖のア
ルケニル基を包含することを意味し、ここで好ま
しくはたとえば2−プロピニル、2−ブテニル、
3−メチル−2−ブテニルなどのように飽和がβ
−位に存在し、また、γ、δまたはε−位にも存
在することができる。 式()の化合物は、式() 〔式中、Meは水素、好ましくは金属原子、特に
好ましくはアルカリ金属原子である〕 の1H−1,2,4−トリアゾールと、式() 〔式中、R1、R2、R3、R4、nおよびXは上記の
意味を有し、Wはたとえばハロ、特にクロロ、ブ
ロモもしくはイオドのような反応性エステル残基
またはたとえばメチルスルホニルオキシ、4−メ
チルフエニルスルホニルオキシなどのようなスル
ホニルオキシ基を示す〕 の反応性エステルとの反応により製造することが
できる。 化合物()と化合物()との反応は好まし
くはたとえばN,N−ジメチルホルムアミド、
N,N−ジメチルアセタミド、ジメチルスルホキ
シド、アセトニトリル、ベンゾニトリルなどのよ
うな比較的有極性かつ反応不活性の有機溶媒中で
行なわれる。この種の溶媒は、他の反応不活性の
溶媒、たとえばベンゼン、メチルベンゼン、ジメ
チルベンゼン、ヘキサン、石油エーテル、クロル
ベンゼン、ニトロベンゼンなどのような脂肪族ま
たは芳香族炭化水素と組合せて使用することがで
きる。Wがクロロまたはブロモを示す場合は、反
応をたとえば沃化ナトリウムまたは沃化カリウム
のようなアルカリ金属沃化物の存在下で行なつて
反応速度を高めるのが有利である。約30〜約220
℃、好ましくは約80〜約170℃の高められた温度
が適しており、反応は還流下に行なうのが便利で
ある。 Meが水素を示す場合、反応は塩基の存在下に
行なわれる。使用しうる適当な塩基はアルカリ金
属の酸化物、水酸化物、炭酸塩および重炭酸塩な
らびにたとえばN,N−ジエチルエタンアミン、
ピリジンなどの第三級アミンを包含する。1H−
1,2,4−トリアゾールは塩基性であるため、
これを過剰に加えて反応を促進させることができ
る。 これらおよび以下の製造において、反応生成物
はたとえば抽出、研和、結晶化、クロマトグラフ
イーなどの当分野で一般的に知られた方法により
媒体から単離し、必要に応じて精製することがで
きる。 式()の化合物を製造する別の方法は、式
()〔式中、R1、R2およびR3は上記の意味を有
する〕の適当なアロイルメチル−1H−1,2,
4−トリアゾールを式()〔式中、X、nおよ
びR4は上記に定義した通りである〕の適当なジ
オールによりアセタール化することによるもので
ある。 このアセタール化反応は、たとえば2−ブロモ
メチル−2,4−ジフエニル−1,3−ジオキソ
ランの製造に関し文献〔シンセシス、1974()、
23〕に記載された方法と同様な方法に従つて行な
うことができる。 反応を行なう好適方法においては、両反応体を
好ましくはたとえばエタノール、プロパノール、
ブタノール、ペンタノールなどの単純アルコール
の存在下かつたとえば4−メチルベンゼンスルホ
ン酸のような適当な強酸の存在下に適当な有機溶
媒中で共沸的に水除去しながら数時間還流させ
る。適する有機溶媒はたとえばベンゼン、メチル
ベンゼン、ジメチルベンゼンなどの芳香族炭化水
素およびたとえばn−ヘキサンのような飽和炭化
水素である。或いは、式()のアセタールは、
他の環式もしくは脂肪族のアセタールを所望のア
セタールに対応する1,2−ジオール()の過
剰量と反応させて前記環式もしくは脂肪族アセタ
ールから誘導することもできる。 nが0以外のものであり、式(−a)により
示される式()の化合物は、反応性エステルに
よりO−アルキル化およびびS−アルキル化を行
なう公知の条件により、式()〔式中、R1
R2、R3およびXは上記に定義した通りである〕
の適当な化合物を式()〔式中、R4は上記した
意味を有し、Wは上記したような反応性エステル
基である〕の適当な反応性エステルと反応させて
製造することもできる。 反応は、たとえばベンゼン、メチルベンゼン、
ジメチルベンゼンなどの他の反応性溶媒と適宜混
合したたとえばN,N−ジメチルホルムアミド、
N,N−ジメチルアセタミド、ヘキサメチル燐酸
トリアミド、ジメチルスルホキシド、4−メチル
−2−ペンタノンなどの適当な反応不活性の有機
溶媒中で一般に行なわれる。さらに、反応速度を
高めるためには反応混合物に対したとえばアルカ
リ金属水素化物または炭酸塩のような適当な塩基
を加えるのが有利である。或いは、先ず化合物
()をこれとたとえば水素化ナトリウム、水酸
化ナトリウムなどの金属塩基との反応により常法
で金属塩、好ましくはナトリウム塩に変化させ、
その後この金属を化合物()との反応に使用す
ることも有利であろう。反応速度を高めるには、
或る程度高められた温度が適しており、特に好ま
しくは反応は約80℃〜約130℃にて行なわれる。 R4がモノ−、ジ−およびトリハロ−アルキル
でなくまたモノ−、ジ−およびトリハロ−低級ア
ルキルオキシ−アルキルでもなく、このR4
R4′で表わされる式(−a−1)により示され
るような式(−a)の化合物は、化合物()
と化合物()とから出発する化合物()の製
造に関し上記したような反応性エステルによりO
−アルキル化およびS−アルキル化を行なう公知
の条件に従い、式()〔式中、R1、R2、R3およ
びWは上記した意味を有する〕の適当な反応性エ
ステルと、式()〔式中、Xは上記した通りで
ある〕の適当な化合物との反応により製造するこ
ともできる。 R4がアルキルであり、XがOであり式(−
a−2)により示されるような式()の化合物
は、またXがOであり式(−1)により示され
る化合物()と式()のアルコールとの縮合
反応によつて製造することもできる。 該縮合反応は、たとえばベンゼン、メチルベン
ゼン、ジメチルベンゼンなどの芳香族炭化水素、
たとえばn−ヘキサンのような飽和炭化水素の如
き適当な有機溶媒中でまたは当該アルカノール自
身の中で、たとえば4−メチルベンゼンスルホン
酸のような適当な強酸の存在下に共沸的に水除去
しながら反応体を還流させて行なうことができ
る。 R4が3−ハロ−2−プロピニルであり式(
−b)により示される式()の化合物は、対応
する2−プロピニル誘導体(−c)から出発
し、この誘導体(−c)の酸性水素を適当なハ
ロゲン原子、好ましくはクロル、ブロムまたはイ
オド、特に好ましくはブロムまたはイオドで交換
して製造することができる。 上記のハロゲン化反応は、たとえばメタノー
ル、エタノールなど低級アルカノールのような適
当な反応不活性溶媒中で、たとえば水酸化ナトリ
ウムなど金属水酸化物のような少なくとも1当量
のアルカリの存在下に反応体を撹拌して行なうこ
とができる。 適する塩形成性の酸は、それぞれ植物により良
く耐えられるものすなわち生理学的に許容しうる
ものであり、たとえばハロゲン化水素酸(すなわ
ち塩化水素酸、臭化水素酸、沃化水素酸)、硫酸、
硝酸もしくはチオシアン酸、燐酸のような無機
酸;たとえば酢酸、プロピオン酸、ヒドロキシ酢
酸、2−ヒドロキシプロピオン酸、2−オキソプ
ロピオン酸、エタンジオン酸、プロパンジオン
酸、ブタンジオン酸、(Z)−2−ブテンジオン
酸、(E)−2−ブテンジオン酸、2−ヒドロキシブ
タンジオン酸、2,3−ジヒドロキシブタンジオ
ン酸、2−ヒドロキシ−1,2,3−プロパン−
トリカルボン酸、安息香酸、3−フエニル−2−
プロペン酸、α−ヒドロキシベンゼン酢酸、メタ
ンスルホン酸、エタンスルホン酸、ヒドロキシエ
タンスルホン酸、4−メチルベンゼンスルホン
酸、2−ヒドロキシ安息香酸、4−アミノ−2−
ヒドロキシ安息香酸、2−フエノキシ安息香酸、
2−アセトキシ安息香酸、2,4−ヘキサジエン
酸または1,5−ナフタリンカルボン酸のような
有機酸である。 式()の金属塩錯体は、式()のトリアゾ
ールと、たとえば銅、マンガン、亜鉛、鉄などの
遷移金属のハロゲン化水素塩、硝酸塩、硫酸塩、
燐酸塩、2,3−ジヒドロキシブタンジオン酸塩
などのような有機または無機金属塩との錯化反応
により得ることができ、前記遷移金属はそれらの
可能な原子価のそれぞれに存在することができ
る。 化学量論的に規定された金属塩錯体は、式
()の化合物を水混和性溶媒(たとえば温エタ
ノール、メタノール、1,4−ジオキサンまたは
N,N−ジメチルホルムアミド)の中に溶解さ
せ、これにたとえばCuSO4・5H2O、Mn
(NO32・4H2O、FeCl3・6H2Oなど所望の金属塩
の水溶液を加えて製造することができる。 上記の列挙は例示を意図するものであり、本発
明を制限するものではない。 上記の製造に使用する多くの中間体および出発
物質は公知化合物であり、他のものは類似化合物
を製造する公知方法に従つて製造することがで
き、またそのうち或るものは新規であり、したが
つてその製造については後記する。 式()のアリールアセタールおよび式()
のα,β−ジオールは米国特許第4101666号明細
書に記載されている。 式()のアロイルメチル置換された1,2,
4−トリアゾールは、1H−1,2,4−トリア
ゾール()と化合物()とから出発する化合
物()の製造に関し前記したものと同様な方法
で、式(XI)〔式中、R1、R2、R3およびWは上記
に定義した通りである〕の反応性エステルと式
()の1H−1,2,4−トリアゾールとの反応
により便利に製造される。 式(XI)の先駆体アリールケトンは一般に公知
であり、文献に記載されているような公知方法に
従つて製造することができる。たとえば臭化物
は、式(XII)の対応する1−アリール−2−ブロ
モ−エタノンを臭素で臭素化して容易に得られ
る。 式()の中間体およびその製造方法は、同族
のイミダゾール誘導体の製造に関しベルギー特許
第837831号明細書に記載された方法に従つて製造
することができる。 式(XII)の適当な1−アリール−2−ハロエタ
ノンを、シンセシス、1974()、23に記載され
たものと同様の方法に従つて1,2,3−プロパ
ントリオールとのアセタール化反応にかける。 反応を行なう好適方法においては、両反応体を
適当な有機溶媒中でたとえばエタノール、プロパ
ノール、ブタノールなどの単純アルコールとたと
えば4−メチルベンゼンスルホン酸のような適当
な強酸との存在下で共沸的に水除去しながら数時
間還流させる。適する有機溶媒はたとえばベンゼ
ン、メチルベンゼン、ジメチルベンゼンなどの芳
香族炭化水素およびたとえばn−ヘキサンのよう
な飽和炭化水素である。 かく得られたジオキソラン()を次いで塩
化ベンゾイルと反応させて式()のベンゾエ
ートを得、これを次いで1H−1,2,4−トリ
アゾール()と反応させる。この反応は、()
と()とから出発する()の製造について上
記に記載したものと同様な方法で行なわれる。X
がOであり式(−1)により示される式()
の所望の中間体は、アルカリ性媒体中で化合物
()を加水分解して便利に製造される。 上記の反応は次のように示すことができる。 化合物()のベンゾイル化とかく得られた
中間体()の加水分解とは必須でないことに
注目すべきである。事実、中間体(−1)は
()と()との反応により直接に極く簡単
に製造することができる。しかしながら、得られ
る中間体()および()のシス型および
トランス型の分離を容易ならしめるためには前記
ベンゾイル化を有利に挿入使用することができ
る。 XがSであり式(−2)により示される式
()の中間体は、アルコールを対応のチオール
に変化させる公知の方法に従い、化合物(−
1)から出発して便利に製造することができる
〔サウル・パタール(Saul Patal)編「ケミスト
リー・オブ・チオール・グループ」、ロンドン−
ニユーヨーク−シドニー−トロント、第4章参
照)。好適方法において、化合物(−2)は五
硫化燐での化合物(−1)の処理により便利に
得られる。 式()の中間体は、当分野で一般公知の方法
によりアルコール(−1)を対応する反応性エ
ステルに変化させて容易に製造することができ
る。たとえばメタンスルホネートおよび4−メチ
ルベンゼンスルホネートはアルコールとメタンス
ルホニルクロライドもしくは4−メチルベンゼン
スルホニルクロライドとの反応により便利に製造
され、ハロゲン化物はアルコールとたとえばスル
フリルクロライド、五塩化燐、五臭化燐、ホスホ
リルクロライドなどの適当なハロゲン化剤との反
応により製造することができる。反応性エステル
が沃化物である場合、これは好ましくは対応する
塩化物または臭化物からそのハロゲンを沃素で交
換して製造される。 式()から明白なように、本発明の化合物は
その構造中に少なくとも2個の不整炭素原子を有
し、すなわちこれらはジオキソラン核の2位と4
位とに存在し、したがつて本化合物は異なる立体
異性型として存在することができる。式()の
立体異性型およびその医薬上許容しうる酸付加塩
も本発明の範囲内に入れることを意図する。 ケミカルアブストラクト76、インデツクスガイ
ド、第部、第85頁(1972)に記載された規則に
従いそれぞれシス型およびトランス型と称される
が、式()のジアステレオマーラセミ体は常法
により別々に得ることができる。この目的で有利
に使用しうる適当な方法はたとえば選択的結晶化
およびクロマトグラフ分離、たとえばカラムクロ
マトグラフイーを包含する。多くの化合物につ
き、立体化学形状が実験的に決定された。その他
残余の場合は、立体化学型を呼称する際慣用的に
了承されているように、最初単離されたものを
「A」としそして第二のものを「B」とし、実際
の立体化学形状をさらに言及することはない。 立体化学形状は中間体()、()および
()において既に定まつているので、この段階
でまたはそれより早い段階においてさえシス型お
よびトランス型を分離することも可能であり、そ
の後これから化合物()の対応する型を上記し
た方法で誘導することができる。この種中間体の
シス型およびトランス型の分離は、化合物()
のシス型およびトランス型の分離に関し上記した
ような慣用方法により行なうことができる。 シスおよびトランスのジアステレオマーラセミ
体は、当業者に知られた方法を用いてさらにそれ
らの光学異性体すなわちシス(+)、シス(−)、
トランス(+)およびトランス(−)に分解する
ことができる。 式()の化合物は単独でまたは適当な担体お
よび/もしくは添加剤と混合して使用することが
できる。適する担体および添加剤は固体または液
体であり、配合技術において一般的に知られ、た
とえば天然および再生の鉱物物質、溶剤、分散
剤、湿潤剤、粘着剤、増粘剤、結合剤または肥料
を包含する。 市販製剤における活性成分の濃度は約0.1〜約
90%の範囲で変化することができる。 これらを使用するため、式()の化合物を下
記の組成物形態に配合することができる(適する
活性成分濃度を括弧内に示す)。 固体組成物:粉剤(10%まで)、顆粒、被覆顆粒、
含浸顆粒、均質顆粒、ペレツト(1〜80%)。 液体組成物: (a) 水分散性濃厚物:水和剤またはペースト(市
販形態において25〜90%、既製溶液において
0.01〜15%)、乳液−および溶液−濃厚物(10
〜50%、既製溶液において0.01〜15%)、 (b) 溶液(0.1〜20%)、エアロゾル。 所望ならば活性スペクトルを拡大するため、式
()の化合物は他の適当な殺虫剤、たとえば殺
カビ剤、殺菌剤、殺昆虫剤、殺ダニ剤、除草剤、
植物成長調節剤などと組合せることができる。 この種の組成物も本発明の範囲内に入れること
を意図するものである。 特に、式()の化合物は極めて有利な抗微生
物スペクトルを有し、望ましくない副作用を起こ
すことなく作物の保護に対して有用となる。本発
明の範囲内に入る作物の例は次のものである:殻
類、とうもろこし、稲、野菜、甜菜、大豆、落花
生、果樹、観賞植物、ぶどうの木、ホツプ、うり
科植物(小きゆうり、きゆうり、メロン)、なす
科植物たとえば馬鈴薯、タバコおよびトマトなら
びにバナナ、ココアおよびゴム。 式()の化合物を使用してこれらもしくは関
連作物の植物またはこの種植物の部分(たとえば
果実、花、葉、茎、塊茎、根)における菌繁殖を
減少させまたは破滅させることができ、これによ
りこれら植物の新たに成長する部分も菌攻撃に対
して保護される。本発明の化合物は次の部類に属
する植物病原菌に対して活性である。アスコミセ
テス(Ascomycetes)〔たとえばエリシフアセー
(Erysiphaceae)、フザリウム(Fusarium)、ヘ
ルミントスポリウム(Helminthosporium)〕、た
とえば特に銹菌のようなバシジオミセテス
(Basidiomycetes)〔たとえばプチニア
(Puccinia)〕、不完全菌(Fungi imperfecti)〔た
とえばモニリアレス(Moniliales)など、セルコ
スポラ(Cercospora)およびボツリチス
(Botrytis)〕およびフイコミセテス
(Phycomycetes)の部類に属するオオミセテス
(Oomycetes)たとえばフイトフトラ
(Phytophthora)およびプラスモパラ
(Plasmopara)。さらに本化合物は種子(たとえ
ば果実、塊茎、殻粒)を処理するための種子被覆
としてまたさし木に対し使用して菌感染から保護
すると共に、土壤中に存在する菌に対して保護す
ることができる。 式()の化合物を微生物に対して使用するこ
とも本発明の範囲内に入れることを意図する。 本発明による好適な植物殺菌剤は、R1が水素
またはハロでありこの置換基がオルト位置に存在
し、R2がパラ位置のハロでありかつR3が水素で
あるような式()の化合物ならびにそれらの塩
および金属塩錯体である。これらのうち特に好適
な化合物はハロがクロロを示すものである。 以下、実施例により本発明を例示するが、本発
明はこれらにより制限されるものではない。特記
しない限り、部数は重量による。 A 化合物製造例 実施例 1 メチルベンゼン170部中に溶解させた3−メト
キシ−1,2−プロパンジオール53部および
(2,4−ジクロロフエニル)エタノン75部に4
−メチルベンゼンスルホン酸2部を加え、水分離
器を使用して全体を8時間還流させた。かく得ら
れたメチルベンゼン溶液を水洗し、脱水し、減圧
濃縮した。残留物を減圧蒸留して、圧力4mmにお
ける沸点111〜115℃の2−(2,4−ジクロロフ
エニル)−2−メチル−4−メトキシメチル)−
1,3−ジオキソラン100部を得た。 テトラクロロメタン480部中の2−(2,4−ジ
クロロフエニル)−2−メチル−4−(メトキシメ
チル)−1,3−ジオキソラン100部に対し、反応
が開始するまで数滴の臭素を45℃で添加した。次
いで臭素19.6部を滴加し、全体を20℃にて2時間
撹拌した。淡黄色の溶液を炭酸水素ナトリウム溶
液で洗浄し、脱水し、濃縮した。高減圧蒸留によ
り、圧力0.01mmにて沸点129〜132℃の純粋な2−
(2,4−ジクロロフエニル)−2−(ブロモメチ
ル)−4−(メトキシメチル)−1,3−ジオキソ
ラン65部を得た。 粉末水酸化カリウム(純度85%)13部と1H−
1,2,4−トリアゾール15部とジメチルスルホ
キシド165部との混合物を80℃にて1時間加熱し
た。2−(2,4−ジクロロフエニル)−2−(ブ
ロモメチル)−4−(メトキシメチル)−1,3−
ジオキソラン58部を加え、全体を150℃にて12時
間加熱した。反応混合物を水1000部上に注ぎ入
れ、生成物を1,1′−オキシビスエタンで抽出
し、抽出物を脱水し、過して濃縮した。残留物
を高減圧下で蒸留して、圧力0.01mmにおける沸点
161〜168℃の純粋な1−〔2−(2,4−ジクロロ
フエニル)−4−(メトキシメチル)−1,3−ジ
オキソラン−2−イルメチル〕−1H−1,2,4
−トリアゾールを得た。生成物は静置すると結晶
化して融点64〜74℃を有する固体を与えた。 実施例 2 水酸化カリウム(純度85%)4.0部と1H−1,
2,4−トリアゾール4.1部とメタノール80部と
の混合物を1時間環流させ、メタノールを蒸発さ
せた。残渣をN,N−ジメチルホルムアミド140
部中に溶解させ、4−(〔1,1′−ビフエニル〕−
4−イルオキシメチル)−2−(ブロモメチル)−
2−(2,4−ジクロロフエニル)−1,3−ジオ
キソラン20.5部と沃化カリウム2部との存在下に
6時間還流させた。冷却後、混合物を水800部上
に注ぎ入れ、酢酸エチル180部で2回抽出した。
有機層を水100部で5回洗浄し、無水硫酸ナトリ
ウム上で脱水し、過して濃縮した。残渣を2−
プロパノールから結晶化させると、シス+トラン
ス−1−〔4−(〔1,1′−ビフエニル〕−4−イル
オキシメチル)−2−(2,4−ジクロロフエニ
ル)−1,3−ジオキソラン−2−イルメチル〕−
1H−1,2,4−トリアゾール10.2部が得られ
た。それぞれ融点150〜151℃および104〜105℃を
有するジアステレオマー異性体を、ジクロロメタ
ンを溶出剤とする中性酸化アルミニウム上のカラ
ムクロマトグラフイーにより分離した。 同じ手順に従い、当量の適当な出発物質を使用
して下記の表1、2、3および4に示す化合物を
製造した。
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】 実施例 3 1,2,3−プロパントリオール4.6部と4−
メチルベンゼンスルホン酸2部とブタノール40部
とメチルベンゼン225部との混合物を共沸蒸留し
て脱水させた。次いで1−〔2−(2,4−ジクロ
ロフエニル)−2,2−ジメトキシエチル〕−1H
−1,2,4−トリアゾール7部を加え、全体を
撹拌しそして水分離器を用いて3日間還流させ
た。反応混合物を冷却し、20%水酸化ナトリウム
溶液と共に撹拌し、水に注ぎ入れた。生成物を
2,2′−オキシビスプロパンで抽出し、抽出物を
水洗し、脱水し、過して濃縮した。残渣を4−
メチル−2−ペンタノンおよび2,2′−オキシビ
スプロパンから結晶化させた。生成物を別し、
乾燥して融点103.3℃の(A+B)−2−(2,4
−ジクロロフエニル)−2−(1H−1,2,4−
トリアゾール−1−イルメチル)−1,3−ジオ
キソラン−4−メタノール2.7部(54%)を得た。 実施例 4 イオドメタン2.2部とシス−2−(2,4−ジク
ロロフエニル)−2−(1H−1,2,4−トリア
ゾール−1−イルメチル)−1,3−ジオキソラ
ン−4−メタノール3.9部とN,N−ジメチルホ
ルムアミド90部との撹拌混合物に76%水素化ナト
リウム分散物0.5部を加え、全体を室温で3時間
撹拌した。反応混合物を水に注ぎ入れ、生成物を
2,2′−オキシビスプロパンで抽出した。抽出物
を水洗し、脱水し、過した後、液を硝酸で酸
性化させた。生成した硝酸塩を別し、4−メチ
ル−2−ペンタノンから結晶化させて、融点140
℃のシス−1−〔2−(2,4−ジクロロフエニ
ル)−4−(メトキシメチル)−1,3−ジオキソ
ラン−2−イルメチル〕−1H−1,2,4−トリ
アゾールモノ硝酸塩2.1部を得た(化合物83)。 実施例 5 実施例4の手順に従い、当量の適当な出発物質
を使用して次の化合物をも製造した。 シス−1−〔2−(2,4−ジクロロフエニル)
−4−(エトキシメチル)−1,3−ジオキソラン
−2−イルメチル〕−1H−1,2,4−トリアゾ
ールモノ硝酸塩、融点146.9℃(化合物84); シス−1−〔2−(2,4−ジクロロフエニル)
−4−(プロポキシメチル)−1,3−ジオキソラ
ン−2−イルメチル〕−1H−1,2,4−トリア
ゾールモノ硝酸塩、融点136℃(化合物85); シス−1−〔4−(ブトキシメチル)−2−(2,
4−ジクロロフエニル)−1,3−ジオキソラン
−2−イルメチル〕−1H−1,2,4−トリアゾ
ールモノ硝酸塩、融点128.6℃(化合物86); シス−1−〔2−(2,4−ジクロロフエニル)
−4−(ペントキシメチル)−1,3−ジオキソラ
ン−2−イルメチル〕−1H−1,2,4−トリア
ゾールモノ硝酸塩、融点110.3℃(化合物87); シス−1−〔2−(2,4−ジクロロフエニル)
−4−(ヘキシルオキシメチル)−1,3−ジオキ
ソラン−2−イルメチル〕−1H−1,2,4−ト
リアゾールモノ硝酸塩、融点103.8℃(化合物
88); シス−1−〔2−(2,4−ジクロロフエニル)
−4−(ヘプチルオキシメチル)−1,3−ジオキ
ソラン−2−イルメチル〕−1H−1,2,4−ト
リアゾールモノ硝酸塩、融点104.7℃(化合物
89); シス−1−〔2−(2,4−ジクロロフエニル)
−4−(2−プロペニルオキシメチル)−1,3−
ジオキソラン−2−イルメチル〕−1H−1,2,
4−トリアゾールモノ硝酸塩、融点173.3℃(化
合物90); シス−1−〔2−(2,4−ジクロロフエニル)
−4−(2−プロピニルオキシメチル)−1,3−
ジオキソラン−2−イルメチル〕−1H−1,2,
4−トリアゾールモノ硝酸塩、融点116.6℃(化
合物91); シス−1−〔2−(2,4−ジクロロフエニル)
−4−(2−プロピニルオキシメチル)−1,3−
ジオキソラン−2−イルメチル〕−1H−1,2,
4−トリアゾール、融点84.7℃(化合物92); シス−1−{4−〔(4−クロロフエニル)メト
キシメチル〕−2−(2,4−ジクロロフエニル)
−1,3−ジオキソラン−2−イルメチル}−1H
−1,2,4−トリアゾールモノ硝酸塩、融点
133℃(化合物93); シス−1−〔2−(2,4−ジクロロフエニル)
−4−(3−フエニル−2−プロペニルオキシメ
チル)−1,3−ジオキソラン−2−イルメチル〕
−1H−1,2,4−トリアゾールエタンジオエ
ート(1:1)、融点114.1℃(化合物94); シス−1−〔2−(2,4−ジクロロフエニル)
−4−(フエニルメトキシメチル)−1,3−ジオ
キソラン−2−イルメチル〕−1H−1,2,4−
トリアゾールモノ硝酸塩、融点100.8℃(化合物
95); シス−1−{2−(2,4−ジクロロフエニル)
−4−〔(2,4−ジクロロフエニル)メトキシメ
チル〕−1,3−ジオキソラン−2−イルメチル}
−1H−1,2,4−トリアゾールモノ硝酸塩、
融点135.9℃(化合物96);および シス−1−〔2−(2,4−ジクロロフエニル)
−4−{〔(4−メトキシフエニル)−メトキシ〕メ
チル}−1,3−ジオキソラン−2−イルメチル〕
−1H−1,2,4−トリアゾールモノ硝酸塩、
融点134.8℃(化合物97)。 実施例 6 メタノール56部中ナトリウム1.2部から出発し
て調製したナトリウムメトキシドの撹拌溶液に
1H−1,2,4−トリアゾール3.4部とN,N−
ジメチルホルムアミド135部とを加えた。メタノ
ールを、内部温度が135℃になるまで常圧で留去
した。A−2−(ブロモメチル)−4−(4−ブロ
モフエノキシメチル)−2−(2,4−ジクロロフ
エニル)−1,3−ジオキソラン15部を加えた後、
全体を撹拌し、一晩還流させた。反応混合物を室
温まで冷却させ、水に注ぎ入れた。沈殿した生成
物を別し、トリクロルメタン中に溶解させた。
この溶液を脱水し、過して濃縮した。残留物
を、溶出剤としてトリクロルメタンを用いるシリ
カゲル上でのカラムクロマトグラフイーにより精
製した。純粋画分を集め、溶出剤を蒸発させ、残
渣を2,2′−オキシビスプロパン中ですりつぶし
た。生成物を別し、乾燥して融点149.1℃のA
−1−〔4−(4−ブロモフエノキシメチル)−2
−(2,4−ジクロロフエニル)−1,3−ジオキ
ソラン−2−イルメチル〕−1H−1,2,4−ト
リアゾール10.8部(74%)を得た(化合物98)。 同様にして次の化合物を製造した。 (A+B)−1−〔2−(2,4−ジクロロフエ
ニル)−4−エテニル−1,3−ジオキソラン−
2−イルメチル〕−1H−1,2,4−トリアゾー
ルナイトレートヘミハイドレート、融点91.2℃
(化合物99)。 実施例 7 1H−1,2,4−トリアゾール6.3部と(シス
+トランス)−2−(ブロモメチル)−2−(4−ブ
ロモフエニル)−4−(2,4−ジクロロフエニ
ル)−1,3−ジオキソラン7.5部と炭酸ナトリウ
ム5部とN,N−ジメチルホルムアミド90部との
混合物を還流温度で48時間撹拌した。反応混合物
を冷却し、水に注ぎ入れた。生成物をベンゼンで
2回抽出し、抽出物を合して脱水し、過し、濃
縮した。残留物を、溶出剤としてトリクロルメタ
ンとメタノールとの混液(容量98:2)を使用す
るシリカゲル上でのカラムクロマトグラフイーに
より精製した。純粋画分を集め、溶出剤を蒸発さ
せた。残渣を4−メチル−2−ペンタノンおよび
2,2′−オキシビスプロパン中でエタンジオエー
トに変化させた。この塩を別し、4−メチル−
2−ペンタノンから結晶化させて、融点183.2℃
の(シス+トランス)−1−〔2−(4−ブロモフ
エニル)−4−(2,4−ジクロロフエニル)−1,
3−ジオキソラン−2−イルメチル〕−1H−1,
2,4−トリアゾールエタンジオエート(2:
3)4.5部(95%)を得た(化合物100)。 同様にして次の化合物を製造した。 (シス+トランス)−1−〔4−(4−クロロフ
エニルメチル)−2−(2,4−ジクロロフエニ
ル)−1,3−ジオキソラン−2−イルメチル〕−
1H−1,2,4−トリアゾールエタンジオエー
ト(2:3)、融点123.9℃(化合物101); (シス+トランス)−1−〔2−(2,4−ジク
ロロフエニル)−4−(4−メチルフエニルメチ
ル)−1,3−ジオキソラン−2−イルメチル〕−
1H−1,2,4−トリアゾールエタンジオエー
ト(2:3)、融点142.9℃(化合物102); (シス+トランス)−1−〔2−(2,4−ジク
ロロフエニル)−4−(2−フエニルエチル)−1,
3−ジオキソラン−2−イルメチル〕−1H−1,
2,4−トリアゾールエタンジオエート(2:
3)モノハイドレート、融点92.1℃(化合物
103)。 実施例 8 ナトリウム0.3部とメタノール56部とから出発
して調製したナトリウムメトキシドの撹拌溶液に
1H−1,2,4−トリアゾール8.9部とN,N−
ジメチルホルムアミド180部とを加えた。溶媒120
部を、撹拌しながら留去した。次いで、(A+B)
−4−(〔1,1′−ビフエニル〕−4−イルオキシ
メチル)−2−(ブロモメチル)−2−(2,4−ジ
クロロフエニル)−1,3−ジオキソラン21.3部
を加えた。還流下に6時間撹拌した後、反応混合
物を室温まで冷却させ、水に注ぎ入れ、そして生
成物を1,1′−オキシビスエタンで3回抽出し
た。抽出物を合し、2回水洗し、脱水し、過し
て濃縮した。残留物を、溶出剤としてトリクロル
メタンを使用するシリカゲル上でのカラムクロマ
トグラフイーにより精製した。第一画分(A=シ
ス異性体)を集め、溶出剤を蒸発させた。残渣を
アセトニトリルから結晶化させて、融点156.5℃
のシス−1−〔4−(〔1,1′−ビフエニル〕−4−
イルオキシメチル)−2−(2,4−ジクロロフエ
ニル)−1,3−ジオキソラン−2−イルメチル〕
−1H−1,2,4−トリアゾール6.5部(31%)
を得た(化合物38)。 第二画分(B=トランス異性体)を集め、溶出
剤を蒸発させた。残渣を1,1′−オキシビスブタ
ンから結晶化させて、融点110.4℃のトランス−
1−〔4−(〔1,1′−ビフエニル〕−4−イルオキ
シメチル)−2−(2,4−ジクロロフエニル)−
1,3−ジオキソラン−2−イルメチル〕−1H−
1,2,4−トリアゾール5.1部を得た(化合物
39)。 実施例 9 炭酸カリウム9部と1H−1,2,4−トリア
ゾール4.5部と2−(2−ブロモメチル)−2−
(2,4−ジクロロフエニル)−4−〔(1−メチル
エトキシ)メチル〕−1,3−ジオキソラン19.2
部と沃化ナトリウム0.2部とジメチルスルホキシ
ド100部とを含有する混合物を100℃で20時間にわ
たり混合した。冷却後、混合物を水600部に注ぎ
入れ、この水溶液を酢酸エチル200部で3回抽出
した。酢酸エチル層を合し、水200部で洗浄し、
脱水し、過して濃縮した。1−〔2−(2,4−
ジクロロフエニル)−4−〔(1−メチルエトキシ)
メチル〕−1,3−ジオキソラン−2−イルメチ
ル〕−1H−1,2,4−トリアゾールのジアステ
レオマー混合物を含有する残留油状物を、溶出剤
として酢酸エチルを使用するシリカゲル上でのカ
ラムクロマトグラフイーにより精製した。画分4
〜7を合し、酢酸エチルを蒸発させた後シス異性
体、n22 D=1.5383を得、また画分10〜17を合し、
蒸発させて融点50.5〜53.0℃のトランス異性体を
得た(それぞれ化合物104および105)。 実施例 10 4−ブロモベンゼンチオール3.8部とシス−〔2
−(2,4−ジクロロフエニル)−2−(1H−1,
2,4−トリアゾール−1−イルメチル)−1,
3−ジオキソラン−4−イルメチル〕メタンスル
ホネート8部と水酸化ナトリウム0.8部とメタノ
ール80部との混合物を先ず還流下に5時間撹拌
し、さらに室温で1晩撹拌した。反応混合物を水
に注ぎ入れ、生成物をジクロルメタルで3回抽出
し、これら抽出物を合し、水洗し、脱水し、過
して濃縮した。残留物を、溶出剤としてトリクロ
ルメタンとメタノールとの混液(容量98:2)を
使用するシリカゲル上でのカラムクロマトグラフ
イーにより精製した。純粋画分を集め、溶出剤を
蒸発させた。残渣を4−メチル−2−ペンタノン
中にてエタンジオエート塩に変化させた。この塩
を別し、2,2′−オキシビスプロパンとメタノ
ールとの混液から結晶化させて、融点130.1℃の
シス−1−〔4−(4−ブロモフエニルチオメチ
ル)−2−(2,4−ジクロロフエニル)−1,3
−ジオキソラン−2−イルメチル〕−1H−1,
2,4−トリアゾールエタンジオエート(1:
1)6.2部を得た(化合物106)。 同じ手順に従い、当量の適当な出発物質を使用
して次の化合物をも製造した。 シス−1−〔4−(4−クロロフエニルチオメチ
ル)−2−(2,4−ジクロロフエニル)−1,3
−ジオキソラン−2−イルメチル〕−1H−1,
2,4−トリアゾールエタンジオエート(1:
1)、融点138.2℃(化合物107); シス−1−〔4−(4−メトキシフエニルチオメ
チル)−2−(2,4−ジクロロフエニル)−1,
3−ジオキソラン−2−イルメチル〕−1H−1,
2,4−トリアゾール、融点96.4℃(化合物
108); シス−1−〔2−(2,4−ジクロロフエニル)
−4−(フエニルチオメチル)−1,3−ジオキソ
ラン−2−イルメチル〕−1H−1,2,4−トリ
アゾールエタンジオエート(1:1)、融点136.9
℃(化合物109); シス−1−〔4−(ブチルチオメチル)−2−
(2,4−ジクロロフエニル)−1,3−ジオキソ
ラン−2−イルメチル〕−1H−1,2,4−トリ
アゾールエタンジオエート(1:1)、融点135.1
℃(化合物110); シス−1−〔2−(2,4−ジクロロフエニル)
−4−(ヘプチルチオメチル)−1,3−ジオキソ
ラン−2−イルメチル〕−1H−1,2,4−トリ
アゾールエタンジオエート(1:1)、融点140.4
℃(化合物111)。 実施例 11 沃素3.3部とシス−1−〔2−(2,4−ジクロ
ロフエニル)−4−(2−プロピニルオキシメチ
ル)−1,3−ジオキソラン−2−イルメチル〕−
1H−1,2,4−トリアゾール4.4部とメタノー
ル70部との撹拌混合物に10%水酸化ナトリウム溶
液15部を室温にて加え、撹拌を室温で2時間続け
た。反応混合物を水に注ぎ入れ、生成物を1,
1′−オキシビスエタンで抽出した。抽出物を水洗
し、脱水し、過して濃縮した。残渣を4−メチ
ル−2−ペンタノンから結晶化させ、生成物を
別し、室温にて減圧乾燥して融点124.1℃のシス
−1−〔2−(2,4−ジクロロフエニル)−4−
(3−イオド−2−プロピニルオキシメチル)−
1,3−ジオキソラン−2−イルメチル〕−1H−
1,2,4−トリアゾール0.8部を得た(化合物
112)。 B 配合例 実施例 12 粉剤:次の物質を使用して(a)5%粉剤および(b)
2%粉剤を製造した。 (a) 活性物質 5部 タルク 95部 (b) 活性物質 2部 高分散珪酸 1部 タルク 97部 活性物質を担体と混合し、磨砕しそしてこの形
態で処理して使用粉剤とすることができる。 実施例 13 顆粒:次の物質を使用して5%顆粒を製造し
た。 活性物質 5部 エピクロルヒドリン 0.25部 セチルポリグリコールエーテル 0.25部 ポリエチレングリコール 3.25部 カオリン(粒径0.3〜0.8mm) 91部 活性物質をエピクロルヒドリンと混合し、混合
物を2−プロパノン6部中に溶解した。次いで、
ポリエチレングリコールとセチルポリグリコール
エーテルとを加えた。得られた溶液をカオリン上
に噴霧し、2−プロパノンを減圧蒸発させた。こ
の種の微顆粒は土壤菌を撲滅するため有利に使用
される。 実施例 14 水和剤:次の成分を使用してそれぞれ(a)70%、
(b)40%、(c)および(d)25%、ならびに(e)10%の水和
剤を製造した。 (a) 活性物質 70部 ジブチルナフチルスルホン酸ナトリウム 5部 ナフタリンスルホン酸/フエノールスルホン
酸/ホルムアルデヒド縮合物(3:2:1)
3部 カオリン 10部 シヤンペンチヨーク 12部 (b) 活性物質 40部 リグニンスルホン酸ナトリウム 5部 ジブチルナフタリンスルホン酸ナトリウム 1部 珪 酸 54部 (c) 活性物質 25部 リグニンスルホン酸カルシウム 4.5部 シヤンペンチヨーク/ヒドロキシエチルセルロ
ース混合物(1:1) 1.9部 ジブチルナフタリンスルホン酸ナトリウム
1.5部 珪 酸 19.5部 シヤンペンチヨーク 19.5部 カオリン 28.1部 (d) 活性物質 25部 イソオクチルフエノキシ−ポリエチレン−エタ
ノール 2.5部 シヤンペンチヨーク/ヒドロキシエチルセルロ
ース混合物(1:1) 1.7部 珪酸アルミニウムナトリウム 8.3部 珪藻土 16.5部 カオリン 46部 (e) 活性物質 10部 飽和脂肪アルコールサルフエートのナトリウム
塩混合物 3部 ナフタリンスルホン酸/ホルムアルデヒド縮合
物 5部 カオリン 82部 活性物質を適当なミキサー中で添加物と緊密混
合し、適当なミルおよびローラで磨砕した。優秀
な濡れ性と懸濁粉末とを有する水和剤が得られ
た。これら水和剤を水で希釈して所望濃度の懸濁
物を得ることができ、特に葉部施用に使用するこ
とができる。 実施例 15 乳化濃厚物:次の物質を使用して25%乳化濃厚
物を製造した。 活性物質 25部 エポキシ化植物油 2.5部 アルキルアリールスルホネート/脂肪アルコール
ポリグリコールエーテル混合物 10部 ジメチルホルムアミド 5部 ジメチルベンゼン 57.5部 このような濃厚物を水で希釈して所望濃度の乳
濁液を製造することができ、これは特に葉部施用
に適している。 C 生物学的例 実施例 16 落花生植物におけるセルコスポラ・アラキジコ
ラ(Cercospora arachidicola)に対する活性 高さ10〜15mmの落花生植物に、活性物質の水和
剤から調製した噴霧液(0.02%の活性物質を含
有)を噴霧した。約48時間後、処理植物に菌の分
生胞子の懸濁液を散布して感染させた。次いで、
感染植物を21℃かつ高相対湿度にて約72時間培養
し、次いで温室内に静置した。感染日から12日後
に、現出した斑点の数および大きさに基いて菌感
染を評価した。 実施例 17 ブドーにおけるプラスモパラ・ビチコラ
(Plasmopara viticola)に対する活性 4〜5枚の葉を有するブドーの苗木に、活性物
質の水和剤から調製した噴霧液(0.06%の活性物
質を含有)を噴霧した。約24時間後、処理植物に
菌の胞子嚢の懸濁液を感染させた。95〜100%相
対湿度かつ20℃にて6日間植物を培養した後、菌
攻撃を評価した。 実施例 18 大麦におけるエリシフエ・グラミニス
(Erysiphe graminis)に対する活性 残留保護作用 高さ約8cmの大麦植物に、活性物質の水和剤か
ら調製した噴霧液(0.02%の活性物質を含有)を
噴霧した。3〜4時間後、処理植物に菌の分生胞
子を散布した。次いで、感染した大麦植物を約22
℃の温室に入れ、感染日から10日後に菌攻撃を評
価した。 浸透作用 活性物質の水和剤から調製した噴霧液(0.006
%の活性物質を含有し、量は土壤容積に比例)を
高さ約8cmの大麦植物に、植物の外部が噴霧液と
接触しないように注意しながら投与した。48時間
後、処理植物に菌の分生胞子を散布した。感染し
た大麦植物を22℃の温室に静置し、10日後に菌感
染を評価した。 実施例 19 コーヒーの木におけるヘミレイア・バスタトリ
ツクス(Hemileia vastatrix)に対する活性 残留保護作用 高さ約15cmのコーヒーの木に、活性物質の水和
剤から調製した噴霧液(0.02%の活性物質を含
有)を噴霧した。24時間後、処理植物に銹菌の胞
子の懸濁液を感染させた。感染したコーヒーの木
を湿潤室に96時間静置し、次いで銹胞(rust−
pustule)が現われるまで22℃の温室に入れた。
銹胞の数の減少が試験物質の活性の尺度である。 実施例 20 リンゴ苗木におけるベチユリア・イナエクワリ
ス(Veturia inaequalis)に対する活性 残留保護作用 約5枚の発現葉を有するリンゴ苗木に、活性物
質の水和剤から調製した噴霧液(0.06%の活性物
質を含有)を噴霧した。24時間後、処理植物に菌
の分生胞子の懸濁液を感染させた。次いで、植物
を相対湿度90〜100%にて培養し、次いで20〜24
℃の温室に静置した。感染日から15日後、菌感染
を評価した。 実施例 21 小麦におけるプチニア・グラミニス(Puccinia
graminis)に対する活性 残留保護作用 播種してから6日後、小麦植物に、活性物質の
水和剤から調製した噴霧液(0.06%の活性物質を
含有)を噴霧した。24時間後、処理植物に菌の夏
胞子の懸濁液を感染させた。相対湿度95〜100%
かつ温度約20℃にて48時間培養した後、植物を約
22℃の温室に静置した。銹胞の発現を感染から12
日後に評価した。 浸透作用 播種してから5日後、小麦植物に活性物質の水
和剤から調製した噴霧液(0.006%の活性物質を
含有し、噴霧量は土壤容積に比例する)を噴霧し
た。48時間後、処理植物に菌の夏胞子の懸濁液を
感染させた。相対湿度95〜100%かつ温度20℃に
て48時間培養した後、処理植物を約22℃の温室に
静置した。感染日から12日後に、銹胞を評価し
た。 実施例 22 そら豆におけるボツリチス・シネレア
(Botrytis cinerea)に対する活性 高さ約10cmのそら豆植物に活性物質の水和剤か
ら調製した噴霧液(0.02%の活性物質を含有す
る)を噴霧した。48時間後、処理植物に菌の分生
胞子の懸濁液を感染させた。相対湿度95〜100%
かつ温度21℃にて2〜3日間感染植物を培養した
後、菌感染を評価した。 実施例 23 リンゴ苗木におけるポドスフオエラ・ロイコト
リカ(Podosphoera leucotricha)に対する活
性 残留保護作用 約5枚の発現葉を有するリンゴ苗木に、活性物
質の水和剤から調製した噴霧液(0.06%の活性物
質を含有)を噴霧した。24時間後、処理植物に菌
の分生胞子の懸濁液を感染させ、感染した植物を
相対湿度70%かつ20℃の成育室に静置した。感染
日から12日後に菌感染を評価した。 上記試験において、評価は未処理感染比較植物
(100%感染)と比較した処理植物の感染%として
表わす。 式()の化合物は、上記した試験の1つもし
くはそれ以上において良好な殺菌活性を示した。 以下に挙げた物質は下記の菌による感染を20%
以下まで減少させることが判明した。 セルコスポラ・アラキジコラ(Cercospora
arachidicola):1、2、3、5、11、14、26、
37および40 プラスモパラ・ビチコラ(Plasmopara
viticola):5および11 エリシフエ・グラミニス(Erysiphe
graminis):1、2、3、5、11、14、26、37お
よび38 ヘミレイア・バスタトリツクス(Hemileia
vastatrix):1 ベンチユリア・イナエクワリス(Venturia
inaequalis):1、2、3、5、11、14および26 プチニア・グラミニス(Puccinia
graminis):1、2、3、5、11、14および26 ボツリチス・シネレア(Botrytis cinerea):
1および5 ポドスフアエラ・ロイコトリカ(Podosphaera
leucotricha):1、2、3、5、11、14、26およ
び37。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 式 [式中、R1は水素またはハロであり、 R2はハロであり、 R3は水素であり、 nは0または1の整数であり、 Xは0およびSよりなる群から選択される一員
    であり、 R4はアルキル;ハロ低級アルキル;低級アル
    ケニル;フエニル低級アルケニル;低級アルキニ
    ル;ハロ低級アルキニル;低級アルキルオキシ低
    級アルキル;随意2箇迄のハロ、低級アルキルオ
    キシまたは低級アルキルで置換されてもよいフエ
    ニル;ビフエニル;フエノキシフエニル;フエニ
    ル部分が随意低級アルキルオキシ、低級アルキル
    または2箇までのハロで置換されてもよいフエニ
    ル低級アルキルであり、ただしnが0であるとき
    R4はアルキル以外のものである] を有する1H−1,2,4−トリアゾール誘導体
    ならびにその植物薬理上許容しうる酸付加塩、金
    属塩錯体および立体化学異性型よりなる群から選
    択される化合物。 2 1−[2−(2,4−ジクロロフエニル)−4
    −(メトキシメチル)−1,3−ジオキソラン−2
    −イルメチル]−1H−1,2,4−トリアゾール
    ならびにその植物薬理上許容しうる酸付加塩、金
    属塩錯体および立体化学異性型よりなる群から選
    択される特許請求の範囲第1項記載の化合物。 3 1−[2−(2,4−ジクロロフエニル)−4
    −(エトキシメチル)−1,3−ジオキソラン−2
    −イルメチル]−1H−1,2,4−トリアゾール
    ならびにその植物薬理上許容しうる酸付加塩、金
    属塩錯体および立体化学異性型よりなる群から選
    択される特許請求の範囲第1項記載の化合物。 4 1−[2−(2,4−ジクロロフエニル)−4
    −(プロポキシメチル)−1,3−ジオキソラン−
    2−イルメチル]−1H−1,2,4−トリアゾー
    ルならびにその植物薬理上許容しうる酸付加塩、
    金属塩錯体および立体化学異性型よりなる群から
    選択される特許請求の範囲第1項記載の化合物。 5 1−[2−(2,4−ジクロロフエニル)−4
    −(2−プロペニルオキシメチル)−1,3−ジオ
    キソラン−2−イルメチル]−1H−1,2,4−
    トリアゾールならびにその植物薬理上許容しうる
    酸付加塩、金属塩錯体および立体化学異性型より
    なる群から選択される特許請求の範囲第1項記載
    の化合物。 6 1−[4−(ブトキシメチル)−2−(2,4−
    ジクロロフエニル)−1,3−ジオキソラン−2
    −イルメチル]−1H−1,2,4−トリアゾール
    ならびにその植物薬理上許容しうる酸付加塩、金
    属塩錯体および立体化学異性型よりなる群から選
    択される特許請求の範囲第1項記載の化合物。 7 1−{2−(2,4−ジクロロフエニル)−4
    −[(2−メトキシエトキシ)メチル]−1,3−
    ジオキソラン−2−イルメチル}−1H−1,2,
    4−トリアゾールならびにその植物薬理上許容し
    うる酸付加塩、金属塩錯体および立体化学異性型
    よりなる群から選択される特許請求の範囲第1項
    記載の化合物。 8 1−4−[(4−ブロモフエノキシ)メチル]
    −2−(2,4−ジクロロフエニル)−4−(フエ
    ノキシメチル)−1,3−ジオキソラン−2−イ
    ルメチル]−1H−1,2,4−トリアゾールなら
    びにその植物薬理上許容しうる酸付加塩、金属塩
    錯体および立体化学異性型よりなる群から選択さ
    れる特許請求の範囲第1項記載の化合物。 9 1−{4−[(4−ブロモフエノキシ)メチル]
    −2−(2,4−ジクロロフエニル)−1,3−ジ
    オキソラン−2−イルメチル}−1H−1,2,4
    −トリアゾールならびにその植物薬理上許容しう
    る酸付加塩、金属塩錯体および立体化学異性型よ
    りなる群から選択される特許請求の範囲第1項記
    載の化合物。 10 1−[4−([1,1′−ビフエニル]−4イル
    オキシメチル)−2−(2,4−ジクロロフエニ
    ル)−1,3−ジオキソラン−2−イルメチル]−
    1H−1,2,4−トリアゾールならびにその植
    物薬理上許容しうる酸付加塩、金属塩錯体および
    立体化学異性型よりなる群から選択される特許請
    求の範囲第1項記載の化合物。 11 不活性担体物質と、活性成分として式 [式中、R1は水素またはハロであり、 R2はハロであり、 R3は水素であり、 nは0または1の整数であり、 Xは0およびSよりなる群から選択される一員
    であり、 R4はアルキル;ハロ低級アルキル;低級アル
    ケニル;フエニル低級アルケニル;低級アルキニ
    ル;ハロ低級アルキニル;低級アルキルオキシ低
    級アルキル;随意2箇迄のハロ、低級アルキルオ
    キシまたは低級アルキルで置換されてもよいフエ
    ニル;ビフエニル;フエノキシフエニル;フエニ
    ル部分が随意低級アルキルオキシ、低級アルキル
    または2箇までのハロで置換されてもよいフエニ
    ル低級アルキルであり、ただしnが0のときR4
    はアルキル以外のものである] を有する1H−1,2,4−トリアゾール誘導体
    ならびにその植物薬理上許容しうる酸付加塩、金
    属塩錯体および立体化学異性型よりなる群から選
    択される化合物の有効量とからなる菌撲滅用の組
    成物。
JP12808379A 1978-10-06 1979-10-05 Novel antibiotic triazole derivative Granted JPS5569579A (en)

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