JPS6328785Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6328785Y2 JPS6328785Y2 JP1982012031U JP1203182U JPS6328785Y2 JP S6328785 Y2 JPS6328785 Y2 JP S6328785Y2 JP 1982012031 U JP1982012031 U JP 1982012031U JP 1203182 U JP1203182 U JP 1203182U JP S6328785 Y2 JPS6328785 Y2 JP S6328785Y2
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- JP
- Japan
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- pool
- deck
- corner
- footrest
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- Prior art date
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- Expired
Links
- 230000009182 swimming Effects 0.000 claims description 7
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000001965 increasing effect Effects 0.000 description 2
- 206010048744 Fear of falling Diseases 0.000 description 1
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
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- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
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- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Steps, Ramps, And Handrails (AREA)
- Residential Or Office Buildings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本考案は、複数のパネルを組立接続して底壁及
び側壁を形成する組立式プールのコーナーに設け
てプール内への出入りのために利用される出入パ
ネル、所謂コーナー出入パネルに関する。
び側壁を形成する組立式プールのコーナーに設け
てプール内への出入りのために利用される出入パ
ネル、所謂コーナー出入パネルに関する。
〈従来の技術〉
従来、此種の出入パネルとして実開昭55−
149057号公報の第1図に開示されているものが存
在している。しかし乍ら、斯る出入り構造は単に
プールのコーナー内壁面をプール内に膨出させて
一体とするステツプ部を設けた構造であるため
に、水深が深くなる、即ちプールが大型になるに
つれて変わる水深に応じてステツプ部の段数をふ
やすと段数がふえた分、ステツプ部のプール内方
への突出量がふえる結果になつてプール内の遊泳
面積を狭くする不具合を有するばかりか、ステツ
プ部の足載せ面上において万が一足を滑らせた際
に滑落等の危険性を完全に排除するための安全対
策がなされていないものである。
149057号公報の第1図に開示されているものが存
在している。しかし乍ら、斯る出入り構造は単に
プールのコーナー内壁面をプール内に膨出させて
一体とするステツプ部を設けた構造であるため
に、水深が深くなる、即ちプールが大型になるに
つれて変わる水深に応じてステツプ部の段数をふ
やすと段数がふえた分、ステツプ部のプール内方
への突出量がふえる結果になつてプール内の遊泳
面積を狭くする不具合を有するばかりか、ステツ
プ部の足載せ面上において万が一足を滑らせた際
に滑落等の危険性を完全に排除するための安全対
策がなされていないものである。
そこで、この様な問題を解決するために案出さ
れた特開昭56−12467号公報に開示された出入り
構造が存在している。
れた特開昭56−12467号公報に開示された出入り
構造が存在している。
斯る構造はパネルの立上内壁面及びデツキ部面
を開口させた凹部を設けた該凹部内にステツプ部
を多段状に形成し、デツキ部にU字状の手摺を起
立配備してステツプ部のプール内への突出量を抑
え、ステツプ部を介しての出入り時に手摺に手を
掛けて安全に出入りできる様にしたものである。
を開口させた凹部を設けた該凹部内にステツプ部
を多段状に形成し、デツキ部にU字状の手摺を起
立配備してステツプ部のプール内への突出量を抑
え、ステツプ部を介しての出入り時に手摺に手を
掛けて安全に出入りできる様にしたものである。
しかし乍ら、手摺はデツキ部上のみに起立配備
された一般的な取付構造であるため、プール内へ
の出入り、特に入る際に手摺に手を掛けデツキ部
上に足を掛け(載せ)た同一姿勢でステツプ部最
下段の足載せ面まで降りることができない。その
ため遊泳者は手摺に手を掛けデツキ部上に足を掛
けた後、体の向きを変え、即ちプールサイド側を
見る姿勢をとつて両手で体を支えながらステツプ
部最下段の足載せ面まで降りなければならず、そ
の出入り動作が大変面倒で力を要し遊泳者の疲労
を増大させてしまうといつた不具合があつた。ま
た、遊泳者が幼児や園児等の場合には頗る危険を
伴うものであつた。
された一般的な取付構造であるため、プール内へ
の出入り、特に入る際に手摺に手を掛けデツキ部
上に足を掛け(載せ)た同一姿勢でステツプ部最
下段の足載せ面まで降りることができない。その
ため遊泳者は手摺に手を掛けデツキ部上に足を掛
けた後、体の向きを変え、即ちプールサイド側を
見る姿勢をとつて両手で体を支えながらステツプ
部最下段の足載せ面まで降りなければならず、そ
の出入り動作が大変面倒で力を要し遊泳者の疲労
を増大させてしまうといつた不具合があつた。ま
た、遊泳者が幼児や園児等の場合には頗る危険を
伴うものであつた。
〈考案が解決しようとする問題点〉
本考案が解決しようとする問題点は、ステツプ
部のプール内への突出量を最小限に抑えてプール
の遊泳面積を最大限に広く利用し得る様にするこ
とは勿論、遊泳者の年齢層をとわずステツプ部各
段の足載せ面と握り杆部との高さ関係において無
理な姿勢をとることなく遊泳者は常に一定の高さ
関係で手を掛けて安全にプール内への出入りを行
なうことができる手摺を備え、且つ底壁への接続
位置合わせが簡便な組立式プール用の出入パネル
の提供にある。
部のプール内への突出量を最小限に抑えてプール
の遊泳面積を最大限に広く利用し得る様にするこ
とは勿論、遊泳者の年齢層をとわずステツプ部各
段の足載せ面と握り杆部との高さ関係において無
理な姿勢をとることなく遊泳者は常に一定の高さ
関係で手を掛けて安全にプール内への出入りを行
なうことができる手摺を備え、且つ底壁への接続
位置合わせが簡便な組立式プール用の出入パネル
の提供にある。
〈問題点を解決するための手段〉
上記問題を解決するために本考案が講じる技術
的手段は、パネル本体を、上面にコーナーデツキ
部を一体に有する平面アングル状に形成し、前記
デツキ部のプール内に面するコーナー部からデツ
キ部の前端縁よりプールの底壁に垂下する垂下壁
間にステツプ部を階段状に形成すると共に、この
ステツプ部最上段に足載せ面を前記デツキ部のコ
ーナー部を凹設して上方及びプール内に面して開
口を有する凹部として形成し、且つステツプ部最
下段の蹴込み面下端にプールの底壁のコーナー外
周縁に沿う水平床板を外方へ延設して構成し、パ
ネル本体の前記デツキ部からステツプ部最下段の
足載せ面に亘り左右一対の手摺を並列状に起立配
備してなり該手摺はステツプ部の足載せ面と蹴込
み面との個々の頂点を結ぶ延長線に対して平行で
且つ前記デツキ部からステツプ部最下段の足載せ
面に至る長さの握り杆部を有することである。
的手段は、パネル本体を、上面にコーナーデツキ
部を一体に有する平面アングル状に形成し、前記
デツキ部のプール内に面するコーナー部からデツ
キ部の前端縁よりプールの底壁に垂下する垂下壁
間にステツプ部を階段状に形成すると共に、この
ステツプ部最上段に足載せ面を前記デツキ部のコ
ーナー部を凹設して上方及びプール内に面して開
口を有する凹部として形成し、且つステツプ部最
下段の蹴込み面下端にプールの底壁のコーナー外
周縁に沿う水平床板を外方へ延設して構成し、パ
ネル本体の前記デツキ部からステツプ部最下段の
足載せ面に亘り左右一対の手摺を並列状に起立配
備してなり該手摺はステツプ部の足載せ面と蹴込
み面との個々の頂点を結ぶ延長線に対して平行で
且つ前記デツキ部からステツプ部最下段の足載せ
面に至る長さの握り杆部を有することである。
〈作用〉
而して、斯る技術的手段によつて本考案は、上
面にコーナーデツキ部を一体に有する平面アング
ル状に形成したパネル本体のデツキ部コーナー部
にステツプ部最上段の足載せ面を凹設して底壁に
至るステツプ部を階段状に形成することで、該ス
テツプ部のプール内への突出量を最小限に抑え、
ステツプ部最下段の蹴込み面下端より一体に延設
した水平床板を、プール底壁のコーナー外周縁に
合わせて該コーナーに対する位置合わせを行ない
該プール底壁のコーナーにパネル本体を設置固定
する。
面にコーナーデツキ部を一体に有する平面アング
ル状に形成したパネル本体のデツキ部コーナー部
にステツプ部最上段の足載せ面を凹設して底壁に
至るステツプ部を階段状に形成することで、該ス
テツプ部のプール内への突出量を最小限に抑え、
ステツプ部最下段の蹴込み面下端より一体に延設
した水平床板を、プール底壁のコーナー外周縁に
合わせて該コーナーに対する位置合わせを行ない
該プール底壁のコーナーにパネル本体を設置固定
する。
そして、ステツプ部各段の足載せ面との高さ関
係が常に一定の高さ関係でデツキ部からステツプ
部最下段の足載せ面に至る長さの握り杆部を有す
る左右一対の手摺をデツキ部からステツプ部最下
段の足載せ面に亘り起立配備することで、デツキ
部上及びステツプ部各段の足載せ面上における遊
泳者の体と、手摺の握り杆部に対して掛けた手と
の高さ位置関係を常に一定の高さ関係とする。
係が常に一定の高さ関係でデツキ部からステツプ
部最下段の足載せ面に至る長さの握り杆部を有す
る左右一対の手摺をデツキ部からステツプ部最下
段の足載せ面に亘り起立配備することで、デツキ
部上及びステツプ部各段の足載せ面上における遊
泳者の体と、手摺の握り杆部に対して掛けた手と
の高さ位置関係を常に一定の高さ関係とする。
〈実施例〉
本考案の実施例を図面に基づいて説明すると、
図中1はパネル本体、2は手摺であり、パネル本
体1は上面にコーナーデツキ部3を一体に有する
平面アングル状にFRP等の合成樹脂にて形成さ
れ、プールAの底壁A1コーナーに設置固定され
るコーナーパネルで、デツキ部3のプールA内に
面するコーナー部からデツキ部3前端縁より底壁
A1に垂下する垂下壁4間にステツプ部5を階段
状に設ける。
図中1はパネル本体、2は手摺であり、パネル本
体1は上面にコーナーデツキ部3を一体に有する
平面アングル状にFRP等の合成樹脂にて形成さ
れ、プールAの底壁A1コーナーに設置固定され
るコーナーパネルで、デツキ部3のプールA内に
面するコーナー部からデツキ部3前端縁より底壁
A1に垂下する垂下壁4間にステツプ部5を階段
状に設ける。
ステツプ部5は、デツキ部3のコーナー部を凹
設して上方及びプールA内に面して人体の横幅よ
り幅広い開口を有する凹部として最上段の蹴込み
面503に連続させた最上段の足載せ面501を
該コーナー部に形成すると共に、この最上段足載
せ面501の前端縁より垂設させた蹴込み面50
4に連続させてデツキ部3の前端縁よりプールA
の底壁A1に垂下する垂下壁4,4間に亘つてプ
ールA内に膨出させた最下段の足載せ面502を
形成し、且つこの最下段足載せ面502の前端縁
よりプールAの底壁A1に蹴込み面505を垂設
させて階段状に連接形成する。
設して上方及びプールA内に面して人体の横幅よ
り幅広い開口を有する凹部として最上段の蹴込み
面503に連続させた最上段の足載せ面501を
該コーナー部に形成すると共に、この最上段足載
せ面501の前端縁より垂設させた蹴込み面50
4に連続させてデツキ部3の前端縁よりプールA
の底壁A1に垂下する垂下壁4,4間に亘つてプ
ールA内に膨出させた最下段の足載せ面502を
形成し、且つこの最下段足載せ面502の前端縁
よりプールAの底壁A1に蹴込み面505を垂設
させて階段状に連接形成する。
また、最下段足載せ面502の前端縁より垂下
せる蹴込み面505の下端には、最下段足載せ面
502をプールA内に向けて膨出させることによ
つてプールA底壁A1のコーナー外周縁に沿う水
平床板6を外方へ向けて延設形成し、この水平床
板6の先端縁を底壁パネル7の接合フランジ7a
にボルト、ナツト8,9にて締着接続する(第3
図)。
せる蹴込み面505の下端には、最下段足載せ面
502をプールA内に向けて膨出させることによ
つてプールA底壁A1のコーナー外周縁に沿う水
平床板6を外方へ向けて延設形成し、この水平床
板6の先端縁を底壁パネル7の接合フランジ7a
にボルト、ナツト8,9にて締着接続する(第3
図)。
而して、複数の底壁パネル7を締着接続して底
壁A1を組立形成した後、該底壁A1のコーナーに
おいて存在する底壁パネル7の接合フランジ7a
にパネル本体1の水平床板6の先端縁を合わせて
底壁A1コーナーに対するパネル本体1の位置合
わせを行ないボルト、ナツト8,9にて締着接続
して底壁A1コーナーにパネル本体1を設置固定
する。
壁A1を組立形成した後、該底壁A1のコーナーに
おいて存在する底壁パネル7の接合フランジ7a
にパネル本体1の水平床板6の先端縁を合わせて
底壁A1コーナーに対するパネル本体1の位置合
わせを行ないボルト、ナツト8,9にて締着接続
して底壁A1コーナーにパネル本体1を設置固定
する。
この際、パネル本体1は平面アングル状に形成
されているから、それ自体自立性があり、別に支
持部材を用いて支える必要なく、ステツプ部5の
段数が何段であろうとも最上段の足載せ面501
はパネル本体1のデツキ部3コーナー部の無用な
空間を利用して設けられているから、プールA内
へのステツプ部5の突出量を最小限に抑えて遊泳
面積を最大限に広く利用し得る出入り構造とな
る。
されているから、それ自体自立性があり、別に支
持部材を用いて支える必要なく、ステツプ部5の
段数が何段であろうとも最上段の足載せ面501
はパネル本体1のデツキ部3コーナー部の無用な
空間を利用して設けられているから、プールA内
へのステツプ部5の突出量を最小限に抑えて遊泳
面積を最大限に広く利用し得る出入り構造とな
る。
そして、このパネル本体1を基準として底壁
A1の周囲各辺上に複数の中間パネル10を締着
接続して設置固定すると共に、その中間パネル1
0上にデツキパネル11を順次載置固定して側壁
A2を囲繞形成する。
A1の周囲各辺上に複数の中間パネル10を締着
接続して設置固定すると共に、その中間パネル1
0上にデツキパネル11を順次載置固定して側壁
A2を囲繞形成する。
尚、パネル本体1はコーナーデツキ部3と、ス
テツプ部5とを一体形成しているもコーナーデツ
キ部3を、コーナーデツキパネル、ステツプ部5
をステツプパネルとして夫々別途に成形し、現場
での組立てによつてパネル本体1を構成するよう
になしても何らさしつかえない。
テツプ部5とを一体形成しているもコーナーデツ
キ部3を、コーナーデツキパネル、ステツプ部5
をステツプパネルとして夫々別途に成形し、現場
での組立てによつてパネル本体1を構成するよう
になしても何らさしつかえない。
図中12はパネル本体1のデツキ部3前後端縁
及びデツキパネル11の前後端縁を除いてプール
A全周に亘つて凹設した排水用凹溝であり、13
はパネル本体1及び中間パネル10をプール外に
おいて水圧につて変形しない様に支え保持する補
強部材である。
及びデツキパネル11の前後端縁を除いてプール
A全周に亘つて凹設した排水用凹溝であり、13
はパネル本体1及び中間パネル10をプール外に
おいて水圧につて変形しない様に支え保持する補
強部材である。
手摺2は、傾斜する握り杆部201の傾斜下端
より垂直脚杆部202を折曲垂下させ、傾斜上端
より屈曲脚杆部203を折曲垂下させてその両脚
杆部202,203の下部に取付座204を夫々
固着してなる(第5図)。
より垂直脚杆部202を折曲垂下させ、傾斜上端
より屈曲脚杆部203を折曲垂下させてその両脚
杆部202,203の下部に取付座204を夫々
固着してなる(第5図)。
握り杆部201は、パネル本体1のステツプ部
5各段の足載せ面501,502と蹴込み面50
3,504,505との頂点を結ぶ延長線Lに対
して平行な関係をなす傾斜角度でデツキ部3の外
周縁からステツプ部5最下段の足載せ面502の
前端縁近傍に至る長さ即ちプールサイドからプー
ルA内へ、プールA内からプールサイドへの出入
り動作(昇降動作)に必要な長さに形成され(第
1図)プールA内への出入り時にデツキ部3上及
びステツプ部5各段の足載せ面501,502上
における遊泳者の体と、握り杆部201に掛けた
手との高さ位置関係が常に一定の高さ関係になる
様になつている。
5各段の足載せ面501,502と蹴込み面50
3,504,505との頂点を結ぶ延長線Lに対
して平行な関係をなす傾斜角度でデツキ部3の外
周縁からステツプ部5最下段の足載せ面502の
前端縁近傍に至る長さ即ちプールサイドからプー
ルA内へ、プールA内からプールサイドへの出入
り動作(昇降動作)に必要な長さに形成され(第
1図)プールA内への出入り時にデツキ部3上及
びステツプ部5各段の足載せ面501,502上
における遊泳者の体と、握り杆部201に掛けた
手との高さ位置関係が常に一定の高さ関係になる
様になつている。
そして、握り杆部201の傾斜上端より折曲垂
下された屈曲脚杆部203は握り杆部201の上
端より下方に折曲された折曲杆部203′の所望
位置より握り杆部201と平行する平行杆部20
3″を備えた屈曲形状をなし、プールサイドから
握り杆部201に手を掛けてデツキ部3上に足を
掛け(載せ)た際に屈曲脚杆部203の下部及び
その下部に固着された取付座204に足が当らな
い様になつている。
下された屈曲脚杆部203は握り杆部201の上
端より下方に折曲された折曲杆部203′の所望
位置より握り杆部201と平行する平行杆部20
3″を備えた屈曲形状をなし、プールサイドから
握り杆部201に手を掛けてデツキ部3上に足を
掛け(載せ)た際に屈曲脚杆部203の下部及び
その下部に固着された取付座204に足が当らな
い様になつている。
而して、屈曲脚杆部203をパネル本体1のデ
ツキ部3上に、垂直脚杆部202をステツプ部5
最下段の足載せ面502上に夫々ボルト等の締着
具14を介して締着固定して左右一対の手摺2を
並列状に起立配備することで、両手摺2の握り杆
部201はステツプ部5各段の足載せ面501,
502と蹴込み面503,504,505との頂
点を結ぶ延長線Lに対して平行な関係をなし(第
3図)、遊泳者はデツキ部3上及びステツプ部5
各段の足載せ面501,502上においても常に
一定の出入り動作でもつてプールA内への出入り
を行なうことが出来る。
ツキ部3上に、垂直脚杆部202をステツプ部5
最下段の足載せ面502上に夫々ボルト等の締着
具14を介して締着固定して左右一対の手摺2を
並列状に起立配備することで、両手摺2の握り杆
部201はステツプ部5各段の足載せ面501,
502と蹴込み面503,504,505との頂
点を結ぶ延長線Lに対して平行な関係をなし(第
3図)、遊泳者はデツキ部3上及びステツプ部5
各段の足載せ面501,502上においても常に
一定の出入り動作でもつてプールA内への出入り
を行なうことが出来る。
〈考案の効果〉
本考案は叙上の如く構成したから下記の効果を
奏する。
奏する。
パネル本体のデツキ部コーナー部から階段状
に形成したステツプ部の足載せ面と蹴込み面と
の個々の頂点を結ぶ延長線に対して平行で且つ
前記デツキ部からステツプ部最下段の足載せ面
に至る長さの握り杆部を有する手摺を、パネル
本体のデツキ部からステツプ部最下段の足載せ
面に亘り並列状に起立配備してなるから、プー
ル内への出入り時にデツキ部上及びステツプ部
各段の足載せ面上における遊泳者と手摺の握り
杆部との高さ関係は常に一定した高さ関係とな
る。よつて、出入り途中で体の向きを変える等
の無理な姿勢をとることなく、力を要せずにプ
ール内への出入りができると共に、幼児や園児
等であつても滑落等の恐れなく安全に出入り出
来る。
に形成したステツプ部の足載せ面と蹴込み面と
の個々の頂点を結ぶ延長線に対して平行で且つ
前記デツキ部からステツプ部最下段の足載せ面
に至る長さの握り杆部を有する手摺を、パネル
本体のデツキ部からステツプ部最下段の足載せ
面に亘り並列状に起立配備してなるから、プー
ル内への出入り時にデツキ部上及びステツプ部
各段の足載せ面上における遊泳者と手摺の握り
杆部との高さ関係は常に一定した高さ関係とな
る。よつて、出入り途中で体の向きを変える等
の無理な姿勢をとることなく、力を要せずにプ
ール内への出入りができると共に、幼児や園児
等であつても滑落等の恐れなく安全に出入り出
来る。
ステツプ最下段の蹴込み面下端にプール底壁
のコーナー外周縁に沿う形状の水平床板を延設
形成してなるから、その水平床板を底壁コーナ
ーに合わせれば該底壁コーナーに対するパネル
本体の位置合わせが出来る。よつて、パネル本
体の取付作業の簡略化に寄与できると共に、水
平床板によつて底壁コーナー部分は二重底構造
となるから、プールのコーナー部分の耐久強度
をより一層向上させることが出来る。
のコーナー外周縁に沿う形状の水平床板を延設
形成してなるから、その水平床板を底壁コーナ
ーに合わせれば該底壁コーナーに対するパネル
本体の位置合わせが出来る。よつて、パネル本
体の取付作業の簡略化に寄与できると共に、水
平床板によつて底壁コーナー部分は二重底構造
となるから、プールのコーナー部分の耐久強度
をより一層向上させることが出来る。
コーナーデツキ部のコーナー部を凹設して上
方及びプール内に面して開口を有する凹部とし
た最上段の足載せ面を該コーナーに設けてステ
ツプ部をパネル本体に階段状に形成してなるか
ら、ステツプ部の段数が何段であろうとも最上
段の足載せ面はコーナーデツキ部のコーナー部
に存在してプール内に突出しない。よつて、ス
テツプ部のプール内への突出量を最小限に抑え
ることができるため、プール内の遊泳面積を最
大限に広く利用することが出来る。
方及びプール内に面して開口を有する凹部とし
た最上段の足載せ面を該コーナーに設けてステ
ツプ部をパネル本体に階段状に形成してなるか
ら、ステツプ部の段数が何段であろうとも最上
段の足載せ面はコーナーデツキ部のコーナー部
に存在してプール内に突出しない。よつて、ス
テツプ部のプール内への突出量を最小限に抑え
ることができるため、プール内の遊泳面積を最
大限に広く利用することが出来る。
依つて、所期の目的を達成し得る。
図中は本考案の実施例を示し、第1図はプール
の底壁コーナーに設置固定した状態を示す平面
図、第2図は第1図の−線断面図、第3図は
第1図の−線断面図、第4図はパネル本体を
示す斜視図、第5図は手摺を示す斜視図である。 尚、図中、1:パネル本体、2:手摺、20
1:握り杆部、3:コーナーデツキ部、5:ステ
ツプ部、501,502:足載せ面、503,5
04,505:蹴込み面、L:延長線。
の底壁コーナーに設置固定した状態を示す平面
図、第2図は第1図の−線断面図、第3図は
第1図の−線断面図、第4図はパネル本体を
示す斜視図、第5図は手摺を示す斜視図である。 尚、図中、1:パネル本体、2:手摺、20
1:握り杆部、3:コーナーデツキ部、5:ステ
ツプ部、501,502:足載せ面、503,5
04,505:蹴込み面、L:延長線。
Claims (1)
- パネル本体を、上面にコーナーデツキ部を一体
に有する平面アングル状に形成し、前記デツキ部
のプール内に面するコーナー部からデツキ部の前
端縁よりプールの底壁に垂下する垂下壁間にステ
ツプ部を階段状に形成すると共に、このステツプ
部最上段の足載せ面を前記デツキ部のコーナー部
を凹設して上方及びプール内に面して開口を有す
る凹部として形成し、且つステツプ部最下段の蹴
込み面下端にプール底壁のコーナー外周縁に沿う
水平床板を外方へ延設して構成し、パネル本体の
前記デツキ部からステツプ部最下段の足載せ面に
亘り左右一対の手摺を並列状に起立配備してな
り、該手摺はステツプ部の足載せ面と蹴込み面と
の個々の頂点を結ぶ延長線に対して平行で且つ前
記デツキ部からステツプ部最下段の足載せ面に至
る長さの握り杆部を有することを特徴とする組立
式プール用出入パネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1203182U JPS58115668U (ja) | 1982-01-30 | 1982-01-30 | 組立式プール用出入パネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1203182U JPS58115668U (ja) | 1982-01-30 | 1982-01-30 | 組立式プール用出入パネル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58115668U JPS58115668U (ja) | 1983-08-06 |
JPS6328785Y2 true JPS6328785Y2 (ja) | 1988-08-02 |
Family
ID=30024619
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1203182U Granted JPS58115668U (ja) | 1982-01-30 | 1982-01-30 | 組立式プール用出入パネル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58115668U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5612467A (en) * | 1979-07-09 | 1981-02-06 | Yamaha Motor Co Ltd | Assembled pool |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6224684Y2 (ja) * | 1979-04-13 | 1987-06-24 |
-
1982
- 1982-01-30 JP JP1203182U patent/JPS58115668U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5612467A (en) * | 1979-07-09 | 1981-02-06 | Yamaha Motor Co Ltd | Assembled pool |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58115668U (ja) | 1983-08-06 |
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