JPS63287849A - 画像形成方法 - Google Patents

画像形成方法

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Publication number
JPS63287849A
JPS63287849A JP12349887A JP12349887A JPS63287849A JP S63287849 A JPS63287849 A JP S63287849A JP 12349887 A JP12349887 A JP 12349887A JP 12349887 A JP12349887 A JP 12349887A JP S63287849 A JPS63287849 A JP S63287849A
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JP
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silver halide
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seconds
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Pending
Application number
JP12349887A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayuki Inayama
稲山 隆之
Yasuo Kuraki
康雄 椋木
Naoki Arai
直樹 新井
Kazuo Kagawa
香川 和雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C1/00Photosensitive materials
    • G03C1/76Photosensitive materials characterised by the base or auxiliary layers
    • G03C1/85Photosensitive materials characterised by the base or auxiliary layers characterised by antistatic additives or coatings
    • G03C1/853Inorganic compounds, e.g. metals

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は赤外域に分光増感されたレーザースキャナー用
ハロゲン化銀写真感光材料(以下写真感光材料と称す)
を用いて画像を形成する方法に関するものであり、特に
写真特性を損うことなく帯電防止性が改良されかつ短時
間(15秒以内)の高速現像処理をした画像形成方法に
関するものである。
(従来の技術) 写真感光材料の露光方法の一つに原図を走査し、その画
像信号に基づいてハロゲン化銀写真感光材料上に露光を
行い、原図の画像に対応するネガ画像もしくはポジ画像
を形成する所謂スキャナ一方式による画像形成方法が知
られている。スキャナ一方式による画像形成方法を実用
した記録装置は種々あり、これらのスキャナ一方式記録
装置の記録用光源の1つとして半導体レーザーが使用さ
れる。
半導体レーザーは小型で安価、しかも変調が容易であり
、長寿命である。また赤外域に発光するため、明るいセ
ーフライトが使用できるので、取扱い作業性が良くなる
という利点を有している。
この半導体レーザーに用いられる感材は赤外域に分光増
感された写真感光材料であり、それはある種のシアニン
色素をハロゲン化銀写真乳剤に添加することによって、
その感光波長域を長波長側に拡張させる分光増感技術に
よって得られる。赤外域の分光増感には、赤外光に対し
て吸収を有する増感色素が用いられる。
写真感光材料は一般に電気絶縁性を有する支持体および
写真層から成っているので写真感光材料の製造工程中な
らびに使用時に同種または異種物質の表面との間の接触
摩擦または剥離をうけることによって静電電荷が蓄積さ
れることが多い。この蓄積された静電電荷は多くの障害
を引起すが、重大な障害は現像処理前に蓄積された静電
電荷が放電することによって感光性乳剤層が感光し写真
フィルムを現像処理した際に点状スポット又は樹枝状や
羽毛状の線斑を生ずることである。またこれらの蓄積さ
れた静電電荷はフィルム表面へ塵埃が付着したり、撮影
やフィルム搬送機で搬送不良を生じたり、塗布が均一に
行なえないなどの第2次的な故障を誘起せしめる原因に
もなる。
半導体レーザーを用いるスキャナ一方式においては、高
速且つ正確なフィルム搬送が必須であり、静電気による
搬送不良を生じると正しい画像を得ることができなくな
り、誤った判断を与えて重大な問題を生じる。
同様の問題は迅速処理が行なわれる自動現像機のフィル
ム搬送時(特に、現像浴前)において生じる。
(発明が解決しようとする問題点) 最近になり半導体レーザーを用いたスキャナ一方式にお
いても、画像を更に早くみたいということが望まれ、そ
のため、従来よりも現像処理時間を短かくすること(従
来の20秒から15秒以下)が必要となった。現像時間
が15秒以下であるような迅速処理を行うためには、露
光・処理などの工程での搬送速度も対応してはやくする
必要があり、そのためさらにいっそうの帯電防止性が要
求されている。例えば、レーザースキャナ一工程と現像
処理工程が連続的に行なわれるシステムにおいては、こ
の点が特に必要となった。
しかし、これまで知られていた半導体レーザーを用いて
画像形成に使用される赤外増感されたハロゲン化銀写真
感光材料は迅速処理された場合にその帯電防止性と搬送
性は従来不十分であり問題であった。
従って、本発明の第1の目的は、低湿度においても、帯
電防止性にすぐれた赤外域に分光増感されたレーザース
キャナー用写真感光材料を現像・定着して画像形成する
方法を提供することにある。
本発明の第2の目的は、現像時間が15秒以内でも帯電
防止性がよくかつ搬送性の良好な赤外域に分光増感され
たレーザースキャナー用写真感光材料を現像・定着して
画像形成する方法を提供することにある。
本発明の第3の目的は、感材を長期保存しても感材同志
が接着することのないような帯電防止されたレーザース
キャナー用感光材料を現像・定着して画像形成する方法
を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明のこれらの目的は、支持体の一方の側に赤外分光
増感されたハロゲン化銀乳剤層を少なくとも一層有する
レーザースキャナー用ハロゲン化銀写真感光材料を現像
・定着して画像を形成する方法において、該ハロゲン化
銀写真感光材料の少なくとも1層に導電性金属酸化物を
含有しかつ現像時間が15秒以内で処理されることを特
徴とする画像形成方法によって達成された。
本発明に用いられる好ましい導電性金属酸化物としては
、Zn、Ti、Sn、AA、In、Si。
Mg、Ba、Mo、V、W、の中から選ばれる少なくと
も1種の結晶性金属酸化物、これらの金属複合酸化物の
微粒子、上記の金属酸化物及び/又は金属複合酸化物を
主体とする導電性物質で表面を被覆した繊維状チタン酸
カリウムを主成分とする繊維状導電物質が挙げられる。
これらは2種以上併用してもよい。
導電性金属酸化物としては、特開昭56−143431
、同57−65252、同59−6235などに記載さ
れているものを用いることができる。
導電性金属酸化物の例としてはZnO,TiO□、Sn
ug 、Al−2Os 、I nz Os 、S t 
02、MgOlBaOlMoot 、vg O5等、或
いはこれらの複合酸化物が好ましく、特にZnO1Ti
e、及びSnugが好ましい。異種原子を含む例として
は、例えばZnOに対してはA111n等の添加、Sn
O,に対してはSb、Nb、ハロゲン元素等の添加、又
Tie、に対してはNb、Ta等の添加が効果的である
。これら異種原子の添加量は0.01mo1%〜30m
o1%の範囲が好ましいが、0.1rno1%〜10m
o1%の範囲が特に好ましい。
これらの導電性物質の体積抵抗率は好ましくは107Ω
・国以下、特に105Ω・σ以下であることが好ましい
本発明に使用される導電性結晶性酸化物又はその複合酸
化物の微粒子の場合の粒子サイズは好ましくは0.01
〜0.7μ特に0.02〜0.5μであることが望まし
い。
又、これらの導電性微粒子の製造方法については、特開
昭56−143430号の明細書に詳細に記載されてい
る。
次に、本発明に用いられる繊維状導電性物質の場合につ
いて記述する。繊維状チタン酸カリウムを被覆するため
に使用する導電性物質としては、前述の微粒子の箇所で
示した如き金属酸化物が適用でき、その繊維状導電性物
質の体積抵抗率は107Ω・0以下が好ましく、特に1
05Ω・cm以下であることが好ましい。
導電性物質を被覆する基材としてチタン酸カリウムを使
用するが、これはKg O−n T i Oz  ・m
Hzo(式中nは8以下の正の実数、mは0又は4以下
の正の実数を意味する。)で表される周知の化合物であ
り、市販品として容易に入手できる。特に好ましいのは
KzO・6TiO2・mH!Oである。
本発明で使用される基材としての繊維状のチタン酸カリ
ウムの大きさは、繊維長が0.5〜30μm、直径は0
.01〜2μmであり、その繊維長と直径との比(アス
ペクト比)は3〜500である。好ましく用いられる繊
維状のチタン酸カリウムは、繊維長が1〜25μm、直
径が0.05〜1μmでありそのアスペクト比が5〜3
00を有するものである。
導電性物質が被覆された繊維状チタン酸カリウムは、前
記の繊維状チタン酸カリウムに前述の導電性物質を被覆
することによって得ることができる。例えば特開昭59
−6235号に記載されている方法を挙げることができ
る。
被覆された繊維状導電性チタン酸カリウムの大きさは、
被覆前の繊維状チタン酸カリウムと略同じであり、繊維
長1〜25μm、直径0.05〜1μmであり、そのア
スペクト比として5〜3゜Oを有するものである。被覆
される導電性物質の厚みは約1〜1100nの範囲が好
ましい。厚みが厚いとアスペクト比に影響し、逆に薄い
と充分な導電性が得られなくなる。
本発明の導電層には導電性高分子化合物を含有すること
ができる。これらの化合物は、例えばポリビニルベンゼ
ンスルホン酸塩類、ポリビニルベンジルトリメチルアン
モニウムクロリド、米国特許第4,108,802号、
同4. 118. 231号、同4,126,467号
、同4,137゜217号に記載の4級塩ポリマー類、
米国特許第4.070,189号、OL3283076
7号等に記載のポリマーラテックス等が好ましい。
導電性金属酸化物は、バインダー中に分散又は溶解させ
て用いられる。
本発明で使用するバインダーは、フィルム形成能を有す
るものであれば特に限定されるものではないが、例えば
ゼラチン、カゼイン等の蛋白質、カルボキシメチルセル
ロース、ヒドロキシエチルセルロース、アセチルセルロ
ース、ジアセチルセルロース、トリアセチルセルロース
等のセルロース化合物、デキストラン、寒天、アルギン
酸ソーダ、澱粉誘導体等のPi類、ポリビニルアルコー
ル、ポリ酢酸ビニル、ポリアクリル酸エステル、ポリメ
タクリル酸エステル、ポリスチレン、ポリアクリルアミ
ド、ポリ−N−ビニルピロリドン、ポリエステル、ポリ
塩化ビニル、ポリアクリル酸等の合成ポリマー等を挙げ
ることができる。
特に、ゼラチン(石灰処理ゼラチン、酸処理ゼラチン、
酵素分解ゼラチン、フタル化ゼラチン、アセチル化ゼラ
チン等)、アセチルセルロース、ジアセチルセルロース
、トリアセチルセルロース、ポリ酢酸ビニル、ポリビニ
ルアルコール、ポリアクリル酸ブチル、ポリアクリルア
ミド、デキストラン等が好ましい。
本発明の導電性金属酸化物をより効果的に使用して導電
層の抵抗を下げるために、導電層中における導電性物質
の体積含有率は高い方が好ましいが、層としての強度を
十分に持たせるために最低5%程度のバインダーが必要
であるので、導電性金属酸化物の体積含有率は5〜95
%の範囲が望ましい。
本発明の導電性金属酸化物の使用量は、写真感光材料−
平方メートル当り0.05〜20gが好ましく、特に0
.1〜10gが好ましい。これにより良好な帯電防止性
が得られる。
本発明の導電性金属酸化物を含有する導電層は、本発明
においては、写真感光材料の構成層として少なくとも一
層設ける。例えば、表面保護層、バック層、中間層、下
塗層などのいずれでもよいが、必要に応じて2層以上設
けることもできる。
本発明においては、上記導電性金属酸化物の他に、更に
含フツ素界面活性剤を併用することによって更に良好な
帯電防止性を得ることができる。
本発明に用いられる赤外域に分光増感されたハロゲン化
銀写真乳剤は、赤外域に吸収を有する増感色素をハロゲ
ン化銀粒子に添加して得ることができる。
まず、赤外光に対して吸収を有する増感色素について述
べる。
これらは例えばMees R″The Theory 
of thePhotographic Proces
s、第3版” (MacMillan社1966年発行
)のp、198〜p、201に記載されている。この場
合分光感度即ち、赤外域の光に対する感度は高感度であ
ることが望ましく、かつ乳剤の保存中にも感度の変化の
小さいことが望まれる。このために従来数多くの増感色
素が開発されてきた。これらは例えば米国特許第2,0
95.854号、同第2,095,856号、同第2,
955,939号、同第3. 482. 978号、同
第3,552,974号、同第3.573.921号、
同第3,582,344号、例えば米国特許第2,87
5,058号及び同第3゜695.888号に記載され
ているトリアジン誘導体、米国特許第3,457,07
8号に記載されているメルカプト化合物、米国特許第3
,458.318号に記載されているチオウレア化合物
、米国特許第3,615.632号に記載されているピ
リミジン誘導体などがあり、また米国特許第4.011
,083号にはアザインデン化合物を用いることにより
、減感量の赤外増感色素を使用して赤外増感を行うこと
が記載されている。
あるいは又、特開昭60−80841号記載のトリカル
ボシアニン色素及び/又は4−キノリン核含有ジカルボ
シアニン色素が好ましく用いられる。以下に代表的な赤
外増感色素を示すが勿論、本発明はこれらに限定される
ものではない。
Cz Hs      Cz Hsド 1 1ド C2H5C3H? Cz Hs                    
CHz C0OHI−CzHsド C,HSド C2H5I− これらの増感色素の添加量は、ハロゲン化銀1モル当り
5X10−’モル〜5X10−’モル、好ましくはlX
l0−bモル−lXl0−”モル、特に好ましくは2X
lO−6モル−5X10−’モルである。
次に本発明に用いられるハロゲン化銀粒子は、塩化銀、
臭化銀、沃臭化銀、塩臭化銀、塩沃化銀、塩沃臭化銀な
ど、塩素、臭素、沃素化物から成るハロゲン化銀であれ
ばいずれでもよいが、特に臭化銀、沃臭化銀、塩沃臭化
銀が好ましい。ハロゲン化銀中の沃化銀は0〜20モル
%が好ましく、0〜lO%がとくに好ましい。ハロゲン
化銀中の塩化銀は多くとも20モル%以下であることが
好ましく少なくとも10モル%以下であることが更に好
ましく5モル%以下であることがとくに好ましい。
又特に好ましく用いられるハロゲン化銀粒子は(100
)面/ (111)面比が1以上のハロゲン化銀粒子で
あり種々の方法で調製することができる。最も一般的な
方法は粒子形成中のpAg値を8,10以下の一定値に
保ち硝酸銀水溶液とアルカリハライド水溶液とを同時添
加する方法である(いわゆるコントロールダブルジェッ
ト法)、より好ましくはI)Ag値を7.80以下更に
好ましくはI)Ag値を7.60以下とするのがよい。
ハロゲン化銀粒子形成を核形成とその成長という2つの
タイプに分けた時、核形成時のpAg値の制限はなく、
そのI)Agは前述と同様である。
これらの乳剤は粗粒子でも微粒子でも、またはそれらの
混合粒子でもよいが、好ましくは平均粒径が(例えばプ
ロジエクテッドエリア法、数平均法による測定で約0.
04μから1.0μの粒子のものが好ましい。また、サ
イズ分布としては変動係数20%以内好ましくは15%
以内の単分散乳剤を用いることが好ましい。更に平均粒
子サイズの異なる単分散乳剤を併用(同一層もしくは異
なる層)することが好ましい。
粒子形状は好ましくは立方体がよいが前記好ましい面指
数条件を満すものであれば、じゃがいも状、球状、板状
、粒子径が粒子厚みの5倍以上の平板状など変則的な結
晶形を有するものでもよい。
本発明に用いられる感光材料にはハロゲン化銀乳剤層は
一層にかぎらず二層以上としてもよく、また粒子サイズ
、感度等の異なる2種以上の乳剤を混合もしくは別層に
用いてもよい。また乳剤層は支持体の片側に限らず両面
に設けてもよい。
これら感光性乳剤に実質的に非感光性乳剤(例えば内部
のかぶった微粒子乳剤)を混合して用いてもよい。勿論
、別々の層に塗り分けて用いてもよい。
更にハロゲン化銀粒子の結晶構造は内部迄一様なもので
あっても、また内部と外部が異質の層状構造をしたもの
や、英国特許第635.841号、米国特許第3,62
2,318号に記されているようないわゆるコンバージ
ョン型のものであってもよい。また潜像を主として表面
に形成する型のもの、粒子内部に形成する内部潜像型の
もの何れでもよい。
本発明の乳剤にはイリジウムイオンが好ましく用いられ
、イリジウムイオンの含有は、乳剤調製時に水溶性イリ
ジウム化合物(たとえばヘキサクロロイリジウム(II
I)酸塩、ヘキサクロロイリジウム(TV)酸塩)を水
溶液の形で添加することによって達成される。粒子形成
のためのハロゲン化銀と同じ水溶液の形で添加してもよ
いし、粒子形成前添加、粒子形成途中添加、粒子形成後
から化学増感までの添加のいづれかでもよいが、特に好
ましいのは粒子形成時の添加である。
このハロゲン化銀粒子の形成時には粒子の成長をコント
ロールするためにハロゲン化銀溶剤として例えば、アン
モニア、ロダンカリ、ロダンアンモン、チオエーテル化
合物、千オン化合物、アミン化合物などを用いることが
できる。
ハロゲン化銀乳剤以外にも粒子表面に吸着して晶癖を制
御する化合物例えば、シアニン系の増感色素やテトラザ
インデン系化合物、メルカプト化合物などを粒子形成時
に用いることが出来る。
ハロゲン化銀写真乳剤は、通常用いられている化学増感
法、例えば金増感、硫黄増感、還元増感、チオエーテル
化合物による増感などの各種化学増感法が適用される。
本発明に用いられる好ましい含弗素界面活性剤としては
、炭素数4以上のフルオロ−アルキル基、アルケニル基
、又はアリール基を有し、イオン性基としてアニオン基
(スルホン酸(塩)、硫酸(塩)、カルボン酸(塩)、
リン酸(塩))、カチオン基(アミン塩、アンモニウム
塩、芳香族アミン塩、スルホニウム塩、ホスホニウム塩
)、ベタイン基(カルボキシアミン塩、カルボキシアン
モニウム塩、スルホアミン塩、スルホアンモニウム塩、
ホスホアンモニウム塩)又はノニオン基(置換、無置換
のポリオキシアルキレン基、ポリグリセリル基またはソ
ルビタン残基)を有する界面活性剤が挙げられる。
これらの含弗素界面活性剤は特開昭49−10722号
、英国特許第1,330.356号、米国特許第4,3
35,201号、同4,347゜308号、英国特許第
1,417,915号、特開昭55−149938号、
同5B−196544号、英国特許第1,439.40
2号、などに記載されている。
これらの好ましい具体例を以下に記す。
CBFI?SO3に Cs F+、SO+ N (Cz Hs)4C? F 
+ s C00N a C8FI?CH2CH20303Na C3H? CI F、、SO□N−CHzCOOKC3H? Ce F+、SOz N(CHz CH20)?(−C
Hzh SO3Nal H7 Ce F+ySOz N−(CHz CHCHz 0)
r−3Os KCH Cq FuCOOCHz CHCH2303NaCH ■−11 C,、H2S ■ C,F、?SO□N(CHI CHCHz 0h(CH
z CHz 0)isOs KCH ■−12 Cs F IqCH2CHt OOCCHzCa Hq
 OOCCHSOs Na CH。
CH3 ■−16 ■−18 H2 C,、H,。
Cs F+tS02N(CHz CHt o)−r−r
、s Hn+m=11.5 3H7 ■ Cs F+7SCh N  (CHz CH20)TT
H■−23 tHs C8HI7SO2N(CHI  CH20)reCHI
 CH20)TT、S HCH3 Co F+tCHz CHi 0(CHz CH20’
hr、s H■−26 CHI    0H I−2703H。
CI FIffS02 N(CH2CH−CH2−0?
CH2CH20)7o−HCH 128C5H9 CIl FI?SO□N−(CHI CHz Ohwイ
CHz CHCHz h−HCH ■−29 本発明の含フツ素界面活性剤を添加する層は写真感光材
料の少なくとも1層であれば特に限定されす、例えば表
面保護層、乳剤層、中間層、下塗層、バック層などを挙
げることができる。その中でも好ましい添加場所として
は表面保護層であり、乳剤層側もしくはバック層側のど
ちらか一方でもよいが、両方の表面保護層に添加した場
合は更に好ましい。
表面保護層が2層以上から成る場合はそのいづれの層で
もよく、又表面保護層の上にさらにオーバーコートして
用いることもできる。
本発明の含フツ素界面活性剤の使用量は写真感光材料の
1平方メートルあたり0.0001〜1gであればよい
が、より好ましくは0.0002〜0.25g、特に好
ましいのは0.0003〜0.1gである。
又、本発明の含フツ素界面活性剤は、2種以上混合して
もよい。
次に本発明の含フツ素界面活性剤を含有する層あるいは
他の層に別の帯電防止剤を併用することもでき、こうす
ることによって更に好ましい帯電防止効果を得ることも
できる。
写真層のバインダーとしては前述のバインダーを用いる
ことができる。
本発明の写真構成層には本発明の含フツ素界面活性剤の
他に他の公知の界面活性剤を単独または混合して添加し
てもよい。それらは塗布助剤として用いられるものであ
るが、時としてその他の目的、例えば乳化分散、増感そ
の他の写真特性の改良、等のためにも適用される。
これらの界面活性剤はサポニン等の天然界面活性剤、高
級アルキルアミン類、第4級アンモニウム塩類(例えば
セチルトリメチルアンモニウムクロライド)、ピリジン
その他の複素環類(例えばドデシルピリジウムブロマイ
ド)、ホスホニウムまたはスルホニウム類等のカチオン
界面活性剤;カルボン酸(例えばラウリン酸カリウム、
オレイン酸アンモニウム)、スルホン酸(例えばドデシ
ルベンゼンスルホン酸Na塩、トリイソプロピルナフタ
レンスルホン酸Na塩、ジオクチルα−スルホコハク酸
Na塩など)、リン酸、硫酸エステル(例えばドデシル
サルフエー)Na塩、オレイルサルフェートに塩など)
、リン酸エステル(例えばノニルフェニルリン酸Na塩
、ポリオキシエチレンオレイルリン酸に塩など)等の酸
性基を含むアニオン界面活性剤、アミン酸類(例えばド
デシルジメチルアンモニオメチレンカルボキシレート)
、アミノスルホン酸類(例えばヘキシルジメチルアンモ
ニオブタンスルホナートなど)、アミノアルコールの硫
酸またはリン酸エステル類等の両性界面活性剤にわけら
れる。
又、本発明に於ては、滑性化組成物、例えば米国特許第
3,079,837号、同第3,080゜317号、同
第3,545,970号、同第3゜294.537号及
び日本公開特許昭52−129520号に示されるよう
な変性シリコーン等を写真構成層中に含むことができる
本発明に於いて用いられるハレーション防止染料及び/
又はイラジェーション防止染料としては、750nm以
上の長波長に実質的な吸収を有する染料が用いられる。
ここでハレーション防止染料は、中間層、下塗り層、ハ
レーション防止層、バック層、乳剤層などに、イラジェ
ーション防止染料は、乳剤層の他に中間層などに用いら
れる。またこれらの染料は好ましくは10−−1 g/
rd、より好ましくは10−3〜0.5g/rrrの添
加量で用いられる。例えば、米国特許第2,895,9
55号、同3,177.078号、同4,581゜32
5号、特開昭50−1.00116号に記載の染料や、
特願昭61−162987号に記載されているような染
料が好ましく用いられる。
本発明の写真感光材料は写真構成層中に米国特許第3,
411,911号、同3,411,912号、特公昭4
5−5331号等に記載のポリマーラテックス(例えば
ポリエチルアクリレート及びこれのメタクリル酸共重合
物、ポリスチレンなど)を含むことができる。
本発明の写真感光材料のハロゲン化銀乳剤層、表面保護
層などに用いられるカブリ防止剤、安定剤、硬膜剤、可
塑剤、潤滑剤、塗布助剤、マット剤、増白剤、染料等に
ついては特に制限はなく、例えばリサーチ・ディスクロ
ージャー誌(Research Disclosure
) 176巻22〜31頁(1978年12月)の記載
を参考にすることが出来る。
本発明に用いられる感光材料としては銀画像を与える感
光材料(例えば医療用感光材料、製版用感光材料など)
の他に色素画像を与える感光材料(例えばカラー印画紙
、カラー反転ペーパーなど)を挙げることができる。
本発明において露光時に用いられるレーザースキャナー
としては公知のものはいずれも用いることができる。レ
ーザー光としては赤外域に発光うるちのであれぽいずれ
も用いられるが、簡易性などの点で半導体レーザーが好
ましい。
次に本発明における現像時間が15秒以内で処理される
現像・定着・水洗・乾燥工程について記す。
本発明に使用する黒白現像液に用いる現像主薬には良好
な性能を得やすい点で、ジヒドロキシベンゼン類と1−
フェニル−3−ピラゾリドン類の組合せが最も好ましい
。勿論この他にp−アミノフェノール系現像主薬を含ん
でもよい。
本発明に用いるジヒドロキシベンゼン現像主薬としては
ハイドロキノン、クロロハイドロキノン、ブロムハイド
ロキノン、イソプロピルハイドロキノン、メチルハイド
ロキノン、2.3−ジクロロハイドロキノン、2.5−
ジクロロハイドロキノン、2,3−ジブロムハイドロキ
ノン、2.5−ジメチルハイドロキノンなどがあるが特
にハイドロキノンが好ましい。
本発明に用いる1−フェニル−3−ピラゾリドン又はそ
の誘導体の現像主薬としては1−フェニル−4,4−ジ
メチル−3−ピラゾリドン、1−フェニル−4−メチル
−4−ヒドロキシメチル−3−ピラゾリドン、l−フェ
ニル−4,4−ジヒドロキシメチル−3−ピラゾリドン
、などがある。
本発明に用いるp−アミノフェノール系現像主薬として
はN−メチル−p−アミノフェノール、p−アミノフェ
ノール、N−(β−ヒドロキシエチル>−p−アミノフ
ェノール、N−(4−ヒドロキシフェニル)グリシン、
2−メチル−p−アミノフェノール、p−ベンジルアミ
ノフェノール等があるが、なかでもN−メチル−p−ア
ミノフェノールが好ましい。
現像主薬は通常0.01モル/l〜1.2モル/Ilの
量で用いられるのが好ましい。
本発明に用いる亜硫酸塩の保恒剤としてば亜硫酸ナトリ
ウム、亜硫酸カリウム、亜硫酸リチウム、亜硫酸アンモ
ニウム、重亜硫酸ナトリウム、メタ重亜硫酸カリウム、
ホルムアルデヒド重亜硫酸ナトリウムなどがある。亜硫
酸塩は0.2モル/7!以上特に0.4モル/1以上が
好ましい。また、上限は2.5モル/Ilまでとするの
が好ましい。
本発明に用いる現像液のpHは9から13までの範囲の
ものが好ましい。更に好ましくはpH10から12まで
の範囲である。
pHの設定のために用いるアルカリ剤には水酸化ナトリ
ウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム
、第三リン酸ナトリウム、第三リン酸カリウムの如きp
H調節剤を含む。特願昭61−28708号(ホウ酸塩
)、特開昭60−93433号(例えば、サッカロース
、アセトオキシム、5−スルホサルチル酸)、リン酸塩
、炭酸塩などの緩衝剤を用いてもよい。
上記成分以外に用いられる添加剤としては、臭化ナトリ
ウム、臭化カリウム、沃化カリウムの如き現像抑制剤:
エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチ
レングリコール、ジメチルホルムアミド、メチルセロソ
ルブ、ヘキシレングリコール、エタノール、メタノール
の如き有1m溶剤:1−フェニルー5−メルカプトテト
ラゾール、2−メルカプトヘンライミダゾール−5−ス
ルホン酸ナトリウム塩等のメルカプト系化合物、5−ニ
トロインダゾール等のインダゾール系化合物、5−メチ
ルベンツトリアゾール等のペンツトリアゾール系化合物
などのカブリ防止剤を含んでもよく、更に必要に応じて
色調剤、界面活性剤、消泡剤、硬水軟化剤、特開昭56
−106244号記載のアミノ化合物などを含んでもよ
い。
本発明においては現像液に銀汚れ防止剤、例えば特開昭
56−24347号に記載の化合物、を用いることがで
きる。
本発明の現像液には、特開昭56−106244号に記
載のアルカノールアミンなどのアミノ化合物を用いるこ
とができる。
この他り、F、A、メイソン著「フォトフグラフイック
・プロセシング・ケミストリー」、フォーカル・プレス
刊(1966年)の226〜229真、米国特許第2,
193,015号、同2゜592.364号、特開昭4
8−64933号などに記載のものを用いてもよい。
本発明において「現像時間」、「定着時間」とは各々、
処理する感光材料が自現機の現像タンク液に浸漬してか
ら次の定着液に浸漬するまでの時間、定着タンク液に浸
漬してから次の水洗タンク液(安定液)に浸漬するまで
の時間を言う。
また「水洗時間」とは、水洗タンク液に浸漬している時
間をいう。
また「乾燥時間」とは通常35℃〜100℃で好ましく
は40℃〜80℃の熱風が吹きつけられる乾燥ゾーンが
、自現機には設置されているが、その乾燥ゾーンに入っ
ている時間をいう。
現像温度及び時間は約り5℃〜約50℃で15秒以下で
あるが好ましくは30℃〜40℃で6秒〜15秒である
定着液はチオ硫酸塩、を含む水溶液であり、pH3,8
以上、好ましくは4.2〜5.5を有する。更に好まし
くはpH4,65〜5.5である。
定着剤としてはチオ硫酸ナトリウム、チオ硫酸アンモニ
ウムがあるが、チオ硫酸イオンとアンモニウムイオンと
を必須成分とするものであり、定着速度の点からチオ硫
酸アンモニウムが特に好ましい。定着剤の使用量は適宜
変えることができ、一般には約0.1〜約6モル/7!
である。
定着液には硬膜剤として作用する水溶性アルミニウム塩
を含んでもよく、それらには、例えば塩化アルミニウム
、硫酸アンモニウム、カリ明ばんなどがある。
定着液には、酒石酸、クエン酸、グルコン酸あるいはそ
れらの誘導体を単独で、あるいは2種以上、併用するこ
とができる。これらの化合物は定着液11につき0.0
05モル以上含むものが有効で、特に0.01モル/1
−0.03モル/lが特に有効である。
定着液には所望により保恒剤(例えば、亜硫酸塩、重亜
硫酸塩)、pH緩衝剤(例えば、酢酸、硼酸)、pH調
整剤(例えば、硫酸)、硬水軟化能のあるキレート剤や
特願昭60−218562号記載の化合物を含むことが
できる。
定着温度及び時間は約り0℃〜約50℃で6秒〜1分が
好ましいが30℃〜40℃で6秒〜30秒がより好まし
く、更に好ましくは30℃〜40℃で6秒〜15秒であ
る。
定着液濃縮液が本発明の方法で自動現像機械に、感光材
料が処理されるに従って、それを希釈する水と共に補充
される場合、定着液濃縮液は1剤で構成されることが好
ましい。
1剤として定着液親液が安定に存在しうるのはpH4,
5以上であり、より好ましくはpH4゜65以上である
。pH4,5未満では、特に定着液が実際に使われるま
での期間長年放置された場合にチオ硫酸塩が分解して最
終的には硫化してしまうためである。
本発明は現像液または定着液のいずれかが上記のような
希釈水を必要としない(すなわち原液のままで補充する
)いわゆる使用液であっても構わない。
各濃縮液の処理タンク液への供給量及び希釈水との混合
割合はそれぞれ濃縮液の組成に依存して種々変化させる
ことができるが、一般に濃縮液対希釈水は1対θ〜8の
割合で、これらの現像液、定着液各々の全量は感光材料
1Mに対して50m1から1500mj!であることが
好ましい。
本発明においては感光材料は現像、定着した後、水洗又
は安定化処理に施される。
水洗又は安定化処理は本分野で公知のあらゆる方法を適
用することができ、本分野で公知の種々の添加剤を含有
する水を水洗水又は安定化液として用いることもできる
。防黴手段を施した水を水洗水又は安定化液に使用する
ことにより、感光材料1d当たり31以下の補充量とい
う節水処理も可能となるのみならず、自現機設置の配管
が不要となり更にストック槽の削減が可能となる。即ち
現像液及び定着液用の調液希釈水及び水洗水又は安定化
液を共通の一層のストック槽から供給でき、自動現像機
の一層のハンパクト化が可能となる。
防黴手段を施した水を水洗水又は安定化液に併用すると
、水垢の発生等が有効に防止し得るため、感光材料1d
当たりO〜3p、好ましくはO〜11、の節水処理を行
うことができる。
ここで、補充量がOの場合とは、水洗槽中の水洗水が自
然蒸発等により減少した分だけ適宜補充する以外は全く
補充を行なわない、即ち実質的に無補充のいわゆる「た
め水」処理方法を行なう場合をいう。
補充量を少なくする方法として、古くより多段向流方式
(例えば2段、3段など)が知られている。この多段向
流方式を本発明に適用すれば定着後の感光材料はだんだ
んと清浄な方向、つまり定着液で汚れていない処理液の
方に順次接触して処理されて行くので、更に効率の良い
水洗がなされる。これによれば、不安定なチオ硫酸塩等
が適度に除去され、変退色の可能性が一層小さくなって
、更に著しい安定化効果が得られる。水洗水も従来に比
べ、非常に少ない量ですむ。少量の水で水洗するときに
は特願昭60−172968号に記載のスクイズローラ
ー洗浄槽を設けることがより好ましい。
更に水洗又は安定化浴に防黴手段を施した水を処理に応
じて補充することによって生ずる水洗又は安定化浴から
のオーバーフロー液の一部又は全部は特開昭6o−23
s+33号に記載されているようにその前の処理工程で
ある定着能を有する  ゛処理液に利用することもでき
る。こうすることによって上記ストック水の節水ができ
、しかも廃液がより少なくなるためより好ましい。
防黴手段としては、特開昭60−263939号に記さ
れた紫外線照射法、同60−263940号に記された
磁場を用いる方法、同61−131632号に記された
イオン交換樹脂を用いて純水にする方法、特願昭60−
253807号、同60−295894号、同6I−6
3030号、同61−51396号に記載の防菌剤を用
いる方法を用いることができる。
更に、水洗浴には、R,T、Kreiman著J。
Image 、Tech 10.(6)242 (19
84)に記載されたイソチアゾ+)7県北合物、I?H
5E/lI?cII 1llrscLO5lIIi’l
E第205巻、Item  20526 (1981年
、5月号)に記載されたイソチアゾリン系化合物、同第
228巻、Item  22845 (1983年、4
月号)に記載されたイソチアゾリン系化合物、特願昭6
1−51396号に記載された化合物、などを防菌剤(
Microbiocide )として併用することもで
きる。
防黴手段を施して水ストック槽に保存された水は前記現
像液定着液などの処理液原液の希釈水としても水洗水と
しても共用されるのがスペースが小さくてすむ点で好ま
しい。しかし防黴手段を施した調液希釈水と水洗水(又
は安定化液)とを分けて別槽にそれぞれ保管することも
できるし、どちらか一方だけを水道から直接とってもよ
い。
別槽に分けて保管したときは、本発明の如き防黴手段を
施した上に、水洗水(又は安定浴)には種々の添加剤を
含有させることができる。
例えば、アルミニウムとのキレート安定度定数log 
K値が、10以上のキレート化合物を含有させてもよい
。これらは、定着液中に硬膜剤としてアルミニウム化合
物を含む場合水洗水中での自沈を防止するのに有効であ
る。
キレート剤の具体例としては、エチレンジアミン四酢酸
(log K= 16. 1.以下同じ)、シクロヘキ
サンジアミン四酢酸(17,6)、ジアミノプロパノー
ル四酢酸(13,8)、ジエチレントリアミン五酢酸(
18,4) 、)リエチレンテトラミン六酢酸(19,
7)等及びこれらのナトリウム塩、カリウム塩、アンモ
ニウム塩があり、その添加量は好ましくは0.01〜1
0g/j!、より好ましくは0.1〜5 g / II
 、である。
更に水洗水中には銀画像安定化剤の他に水滴むらを防止
する目的で、各種の界面活性剤を添加することができる
。界面活性剤としては、陽イオン型、陰イオン型、非イ
オン型および両イオン型のいずれを用いてもよい。界面
活性剤の具体例としてはたとえば工学図書(株)発行の
[界面活性剤ハンドブック」に記載されている化合物な
どがある。
上記安定化浴中には画像を安定化する目的で各種化合物
が添加される。例えば膜pl(を調整する(例えばpH
3〜8)ための各種の緩衝剤(例えばホウ酸塩、メタホ
ウ酸塩、ホウ砂、リン酸塩、炭酸塩、水酸化カリ、水酸
化ナトリウム、アンモニア水、モノカルボン酸、ジカル
ボン酸、ポリカルボン酸などを組み合わせて使用)やホ
ルマリンなどのアルデヒドを代表例として挙げることが
できる。その他、キレート剤、殺菌剤(チアゾール系、
イソチアゾール系、ハロゲン化フェノール、スルファニ
ルアミド、ベンゾトリアゾールなど)、界面活性剤、蛍
光増白剤、硬膜剤などの各種添加剤を使用してもよく、
同一もしくは異種の目的の化合物を2種以上併用しても
良い。
また、処理機の膜p H11整剤として塩化アンモニウ
ム、硝酸アンモニウム、硫酸アンモニウム、リン酸アン
モニウム、亜硫酸アンモニウム、チオロMfilアンモ
ニウム等の各種アンモニウム塩を添加するのが画像保存
性を良化するために好ましい。
上記の方法による水洗または安定浴温度及び時間はO℃
〜50℃で6秒〜1分が好ましいが15℃〜40℃で6
秒から30秒がより好ましく、更には15℃〜40℃で
6秒から15秒が好ましい。
本発明の方法によれば、現像、定着及び水洗された写真
材料は水洗水をしぼり切る、すなわちスクイズローラー
を経て乾燥される。乾燥は約り0℃〜約100℃で行な
われ、乾燥時間は周囲の状態によって適宜変えられるが
、通常は約5秒〜1分でよいが、より好ましくは40℃
〜80℃で約5秒〜30秒である。
本発明の方法によれば、現像、定着、水洗及び乾燥され
るまでのいわゆるDry to Dryの処理時間は3
分15秒以内、好ましくは100秒以内、更に最も好ま
しくは60秒以内で処理される。このような処理時間の
短縮化に加えて、現像液、定着液の一パーツ構成の補充
液により調液作業の簡易化、メンテナンスの簡易化が同
時に達成されうる。
ここでdry to dry”とは処理される感材の先
端が自現機のフィルム挿入部分に入った瞬間から、処理
されて、同先端が自現機から出てくる瞬間までの時間を
言う。
(実施例) 以下に実施例を挙げて本発明を例証するが本発明はこれ
に限定されるものではない。
実施例1 fll  単分散ハロゲン化銀乳剤の調製ゼラチンと臭
化カリウムと水が入った55℃に加゛温された容器に適
当量のアンモニアを入れた後、反応容器中のI)Ag値
を7.60に保ちつつ硝酸銀水溶液と銀に対するイリジ
ウムのモル比で10−7モルとなるようにヘキサクロロ
イリジウムl)酸塩を添加した臭化カリウム水溶液とを
ダブルジェット法により添加して平均粒子サイズが0.
 55μの単分散臭化銀乳剤粒子を調製した。この乳剤
粒子は、平均粒子サイズの±40%以内に全粒子数の9
8%が存在していた。この乳剤を脱塩処理後、pl(を
6.2、pAgを8.6に合わせてからチオ硫酸ナトリ
ウムと塩化金酸とにより金・硫黄増感を行ない所望の写
真性を得た。
この乳剤の(100)面/ (111)固化率をクベル
カムンク法で測定したところ98/2であつた。この乳
剤をAと命名した。
次にAから粒子形成前に添加するアンモニア量を減らす
だけの変更を行なって平均粒子サイズが0.35μ及び
0.23μの単分散乳剤B及びCを調製した。
(2)乳剤塗布液の調製 乳剤A333gと乳剤8333g及び乳剤0333gを
40℃に加温して乳剤を溶解後赤外域増感色素、構造A
のメタノール溶液(9X 10−’M/1.)を70c
c、強色増感剤4.4′−ビス〔4゜6−ジ(ナフチル
−2−オキシ)ピリミジン−2−イルアミノコスチルベ
ン−2,2′−ジスルホン酸ジナトリウム塩(4,4X
 10−”M/2)水溶液(4,4X 10−’M/ 
jり 90cc、構造式Bのメタノール溶液<2.8x
lO−”M/A)35cc、4−ヒドロキシ−6−メチ
ル−1,3,3a。
7−チトラザインデン水溶液、塗布助剤ドデシルベンゼ
ンスルフォン酸塩の水溶液、増粘剤ポリポタシウムーp
−スチレンスルフォネート化合物の水溶液を添加して乳
剤塗布液とした。
構造A 〕 ■ 構造式B ■ CHt CH= CHt (3)感材層の表面保護層用塗布液の調製40℃に加温
された1 0wt%ゼラチン水溶液に、ポリアクリルア
ミド水溶液(分子量4万)、増粘剤ポリスチレンスルフ
オン酸ソーダ水溶液、マット剤ポリメチルメタクリレー
ト微粒子(平均粒子サイズ3.0μm)、硬膜剤N、N
’−エチレンビス−(ビニルスルフォニルアセトアミド
)塗布助剤t−オクチルフエノキシエトキシェトキツ素
界面活性剤及びノニオン界面活性剤として、化合物例1
−2(3■/イ)、化合物例l−8(1■/ボ)、化合
物例1−9 (1■/d)、化合物例r−28(5■/
d)、ポリ (重合度10)オキシエチレンセチルエー
テル(30■#) 及びポリ (重合度7)グリセリル
p−オクチルフェニルエーテル(20■/n?)を添加
して塗布液とした。
(4)バック塗布液の調製 40℃に加温された1 0wt%のゼラチン水溶?61
 kgに増粘剤ポリスチレンスルフオン酸ソーダ水溶液
、構造式Cの染料水溶液(5X10−2モル/jり50
cc、硬膜剤N、N’−エチレンビス−(ビニルスルホ
ニルアセトアミド)水溶液、塗布助剤t−オクチルフェ
ノキシエトキシエトキシエタンスルフオン酸ナトリウム
水溶液とを加えて塗布液とした。
構造式C (CH2)4      (CH2)4So、8   
  5O3K (5)バック層の表面保護層用塗布液の調製40℃に加
温度された19wt%ゼラチン水溶液に増粘剤ポリスチ
レンスルフオン酸ソーダ水溶液、マット剤ポリメチルメ
タクリレート微粒子(平均粒子サイズ4.2μm)、塗
布助剤t〜オクチルフェノキシエトキシエトキシエタン
スルフォン酸ナナトリウム水溶液びp−ノニルフェノキ
シブチルスルホン酸ナトリウム塩水溶液、及び帯電防止
剤としてポリエチレン系界面活性剤水溶液(ポリ (重
合度12)オキシエチレン−ポリ (重合度3)ヒドロ
キシプロピルセチルエーテル)表1のごとく添加して塗
布液とした。
(5)導電性材料及び含フツ素界面活性剤は上記(3)
に記載したバック塗布液及びあるいは(4)に記載した
バック層の表面保護層用塗布液に第1表の如く含有させ
た試料1−1〜1−9を常法に従って塗布・乾燥するこ
とによって作製した。
(6)塗布試料の作成 前述のバック塗布液をバック層の表面保護層塗布液とと
もにポリエチレンテレフタレート支持体の一方の側にゼ
ラチン塗布量が4 g/rdとなるように塗布した。こ
れに続いて支持体の反対の側に(2)で述べた赤外増感
色素入りの乳剤塗布液とこれ用の表面保護層塗布液とを
塗布銀量が3.5gチックマーク、同様にステンレス部
分に対する機械搬送性テストを行なった。
(7)現像液及び定着液の組成は次の通りである。
〈現像液〉 水酸化ナトリウム          17g亜硫酸ナ
トリウム         60gジエチレントリアミ
ン五酢酸     2g炭酸カリ          
      5gホウ酸              
3gヒドロキノン            25gジエ
チレングリコール       12g4−ヒドロキシ
メチル−4−メチ ル−1−フェニル−3−ピラノ リドン            1.65g5−メチル
ベンゾトリアゾール   0.6g酢酸       
        1.8g臭化カリウム       
       2g水で11とする(p H10,35
に調整する)。
〈定着液〉 チオ硫酸アンモニウム       140g亜硫酸ナ
トリウム           15gエチレンジアミ
ン四酢酸・ニナ トリウム・三水塩         25mg水酸化ナ
トリウム           6g水で11とする(
酢酸でp H4,95に調整する)。
現像工程は以下の通りである。
処理温度、時間 現像   35°CX11.5秒 定着   35°CX12.5秒 水洗   20°CX7.5秒 乾燥    60°C Dry to  Dry処理時間     60秒(8
)  スタチックマークの評価 未露光の試料を25℃、lo%RHで2時間調湿した後
、同一空調条件の暗室中において、試料を、スタチック
マークがどのようになるかを調べるべくウレタンゴムロ
ーラーで摩擦した後、前述の方法で現像処理した。
そのスタチックマーク発生度の評価は以下の4段階に分
けて行った。
A:スタチックマークの発生が全く認められずB:  
        〃  少し認められるC:     
     〃  かなり認められる D:   〃     〃  はぼ全面に認められる (9)  コンタクト写真性の評価は以下の方法で行っ
た。
試料フィルム4 cm X 4 cmを25℃、70%
相対湿度で3時間調湿し、試料の感光層側とバック層側
の面を重ね合わせて同一条件下で調湿した袋中に入れて
密封した。このようにして調整した試料の上に1 kg
の荷重を均一にかけ、25℃下、1週間経時した後、試
料を現像しその写真性のムラを以下の4段階で評価した
A:画像ムラの発生が全く認められないB:     
   少し認められる C:    〃    かなり認められるD:    
     はぼ全面に認められるOl  機械搬送性テ
ストの評価は以下の方法で行なった。
試料フィルム12aaX30cmを25℃、10%相対
湿度で3時間調湿し同温度、湿度下でウレタンゴムロー
ラー(直径3cm)の間を通した後、水平面に対し45
″の角度を有したステンレス板の上をバック層側をステ
ンレス面に向けて自然落下させた。この時の試料フィル
ムの平らなステンレス(130cmX90cm)への付
着状態を以下の4段階で評価した。
Aニステンレスへの付着は全くなくスムースに落下した
Bニステンレスへの付着が弱く認められ落下するのに少
し時間がかかった。
Cニステンレスへの付着が認められ落下するのにかなり
時間がかかった。
Dニステンレス上へ付着し落下しなかった。
第−表から明らかなように、本発明の試料l−2〜1−
9は、相対湿度10%の湿度条件下においても、スタチ
ックマークの発生が殆んど認められないすぐれた帯電防
止効果を有するだけでなく□   コンタクト写真性、
機械搬送性共に良好である。
これに対し、導電層のない試料1−1は帯電防止性、機
械搬送性が本発明に比べ著るしく劣る。
本実施例から明らかな如く、本発明によって帯電防止能
を大巾に改良した良好な写真感光材料を得ることが出来
た。
特許出願人 富士写真フィルム株式会社手続補正書 1、事件の表示    昭和t2年特願第12Jlfi
りを号2、発明の名称   画偉形成方法 3、補正をする者 事件との関係       特許出願人電話(406)
 2537 4、補正の対象  明細書の「発明の詳細な説明」の欄 5、補正の内容 明細書の「発明の詳細な説明」の項の記載を下記の通り
補正する。
l)第7頁l1行目の 「特開昭14−/弘J4!JOJを ロ特開昭74−/4L3ダ37」 と補正する。
、2)第32頁l1行目の 「アミン酸類」を 「アミノ酸類」 と補正する。
3)第32頁l1目の 「自動現偉機械に」を 「自動現偉機に」 と補正する。
り第32頁l1行目の 「定着液税源」を 「定着液」 一/  − と補正する。
j)第参〇頁lり行目の 「ハンパクト」を 「コンノξクト」 と補正する。
t)第4A/頁lり行目の 「特願昭1.0−/7λりtr号」を 「特願昭j/−/lJコア7号」 と補正する。
7)第参を頁70行目の [弘、参′−ビス〔≠、」を [ダ、ダ′−ビス〔2,」 と補正する。
り第4!を頁//行目の 「ピリミジン−2」を 「ピリミジンl」 と補正する。
タ)第ψデ頁構造人の 」 と補正する。
10)g弘り頁構造弐Bの 「 C)(2(Jl=CH2J と補正する。
//)第!1頁/J’行目の 「(5)導電性材料及び含フツ素界面活性剤は上記(3
)」を 「(6)導電性材料及び含フツ素界面活性剤は上記(4
)」 と補正する。
/J)第j/頁lデ行目の 「上記(4)」をV′ 「上記(5)」 と補正する。
/J)第52頁を別紙−7と補正する。
/4A)第13頁7行目の 「(pH10,31に調整する)」を rcpHio、IOに調整する)」 と補正する。
is)第37貞を別紙−2と補正する。
別紙−7 含有させた試料/−/〜l−タを常法に従って塗布・乾
燥することによって作製した。
(7)塗布試料の作成 前述のパック塗布液をパック層の表面保護層塗布液とと
もにポリエチレンテレフタレート支持体の一方の側にゼ
ラチン箪布量が3.117m2となるように塗布した。
これに続いて支持体の反対の側に(2)で述べた赤外増
感色素入シの乳剤塗布液とこれ用の表面保護層塗布液と
を塗布銀量が3゜017m2 となるように塗布した。
得られた試料フィルムを後述する方法で、それぞれコン
タクト写真性、およびレーザースキャナ一部分と自動現
偉機部分に使用されるウレタンローラーに対するスタチ
ックマーク、同様にステンレス部分に対する機械搬送性
テストを行なった。
現像液及び定着液の組成は次の通シである。
〈現像液〉 水酸化カリウム           77F亜硫酸ナ
トリウム          40pジエチレントリア
ミン五酢酸      λタ一≠− 炭酸カリ                 ryホウ
酸               3yヒドロキノン 
            2jタジエチレングリコール
        /2y一一

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 支持体の一方の側に赤外分光増感されたハロゲン化銀写
    真乳剤層を少なくとも一層有するレーザースキャナー用
    ハロゲン化銀写真感光材料を現像定着して画像を形成す
    る方法において、該ハロゲン化銀写真感光材料の少なく
    とも1層に導電性金属酸化物を含有しかつ現像時間が1
    5秒以内で処理されることを特徴とする画像形成方法。
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