JPS6328756A - アンチスキツド制御装置 - Google Patents
アンチスキツド制御装置Info
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- JPS6328756A JPS6328756A JP17528186A JP17528186A JPS6328756A JP S6328756 A JPS6328756 A JP S6328756A JP 17528186 A JP17528186 A JP 17528186A JP 17528186 A JP17528186 A JP 17528186A JP S6328756 A JPS6328756 A JP S6328756A
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 28
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 58
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 14
- 239000011888 foil Substances 0.000 description 13
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 238000007493 shaping process Methods 0.000 description 2
- 230000000994 depressogenic effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000010720 hydraulic oil Substances 0.000 description 1
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- Regulating Braking Force (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
発明の目的
[産業上の利用分野]
本発明は車両のブレーキシステムに関し、詳しくはブレ
ーキ操作時に車輪がロックして車両の操縦性能が損われ
るのを防止するアンチスキッド制御装置に関する。
ーキ操作時に車輪がロックして車両の操縦性能が損われ
るのを防止するアンチスキッド制御装置に関する。
[従来の技術]
従来のアンチスキッド装置は、車輪の回転速度を検出す
る車輪回転速度検出セン1ノと、この車輪回転速度検出
センサにより検出された回転速度に基づいてスリップ状
態を検出するスリップ状態検出装置と、スリップ状態検
出装置によりスリップ状態が検出されたとき、ブレーキ
装置の車輪制動力を予め定めたぁり動力に制御して車輪
と路面との摩擦係数を検出する1♀環係数検出装置と、
この検出された摩擦係数に応じてブレーキ装Yの車輪I
11動力を制りIlするブレーキ1り御装置とを協えて
いた(参考文献、トヨタスープラ斬を車解説よ61年度
版61307)。
る車輪回転速度検出セン1ノと、この車輪回転速度検出
センサにより検出された回転速度に基づいてスリップ状
態を検出するスリップ状態検出装置と、スリップ状態検
出装置によりスリップ状態が検出されたとき、ブレーキ
装置の車輪制動力を予め定めたぁり動力に制御して車輪
と路面との摩擦係数を検出する1♀環係数検出装置と、
この検出された摩擦係数に応じてブレーキ装Yの車輪I
11動力を制りIlするブレーキ1り御装置とを協えて
いた(参考文献、トヨタスープラ斬を車解説よ61年度
版61307)。
このアンチスキッド制御装置では、例えば第6図に示ず
アンチスキッド制御ルーチンによってブレーキ油圧を制
御していた。上記アンチスキッド制御ルーチンでは、ま
ず、ブレーキ操作時に(ステップ400)、車輪速度が
車両速度に対して大きく落ら込んでいるか(車輪がロッ
ク状態に近づいているか)、すなわち車輪の加速度が所
定値−αを下回っているかを判断しくステップ410)
、下回っている場合には、−旦ブレーキ油圧を予め定め
た一定の圧力に制御している(ステップ420)。
アンチスキッド制御ルーチンによってブレーキ油圧を制
御していた。上記アンチスキッド制御ルーチンでは、ま
ず、ブレーキ操作時に(ステップ400)、車輪速度が
車両速度に対して大きく落ら込んでいるか(車輪がロッ
ク状態に近づいているか)、すなわち車輪の加速度が所
定値−αを下回っているかを判断しくステップ410)
、下回っている場合には、−旦ブレーキ油圧を予め定め
た一定の圧力に制御している(ステップ420)。
この所定圧力とはアンチスキッド制御を必要とする路面
の摩擦係数μが低いとき、(以下、低μ路という)と高
いとき(以下、高μ路という)との中間レベルに相当す
る圧力B(第5図参照)である。その上で、この所定圧
力Bに制御されたブレーキ油圧による車輪速度の変化か
ら路面の摩擦係数μを算出している(ステップ430)
。これは、第5図に示すように低μ路における車輪加速
度(実線12>あるいは高μ路における車輪加速度(実
線1−12 >の変化の大小により算出することができ
る。この算出した摩擦係数μに応じて後jホする増圧・
保持・減圧の各モードによりブレーキ油圧を制御(第5
図に示す信号(1)〉し、油圧を適正な値に制vO(ス
テップ440)してぃた。
の摩擦係数μが低いとき、(以下、低μ路という)と高
いとき(以下、高μ路という)との中間レベルに相当す
る圧力B(第5図参照)である。その上で、この所定圧
力Bに制御されたブレーキ油圧による車輪速度の変化か
ら路面の摩擦係数μを算出している(ステップ430)
。これは、第5図に示すように低μ路における車輪加速
度(実線12>あるいは高μ路における車輪加速度(実
線1−12 >の変化の大小により算出することができ
る。この算出した摩擦係数μに応じて後jホする増圧・
保持・減圧の各モードによりブレーキ油圧を制御(第5
図に示す信号(1)〉し、油圧を適正な値に制vO(ス
テップ440)してぃた。
[発明が解決しようとする問題点]
しかしながら、こうした従来のアンチスキッド制御装置
には、以下の如き問題点があった。即ち、(1)アンチ
スキッド制御開始後(ステップ410)、摩擦係数μ算
出までの間は、摩擦係数μが中間レベルにある路面を想
定した所定のブレーキ油圧としている。従って、このと
き、低μ路ではブレーキ油圧の減圧が不足し、高μ路で
は減圧のしすぎとなる場合がおるという問題があった。
には、以下の如き問題点があった。即ち、(1)アンチ
スキッド制御開始後(ステップ410)、摩擦係数μ算
出までの間は、摩擦係数μが中間レベルにある路面を想
定した所定のブレーキ油圧としている。従って、このと
き、低μ路ではブレーキ油圧の減圧が不足し、高μ路で
は減圧のしすぎとなる場合がおるという問題があった。
(2)また、ブレーキ油圧を所定圧力として路面状態を
判断し、この判断に基づいてブレーキ油圧を補正してい
る。従って、補正時期が遅れる等してブレーキ油圧が必
要以上の増減を繰り返したりあるいはオーバシュートを
生じたりする場合(第5図に示す各点線の状態)がある
という問題があった。
判断し、この判断に基づいてブレーキ油圧を補正してい
る。従って、補正時期が遅れる等してブレーキ油圧が必
要以上の増減を繰り返したりあるいはオーバシュートを
生じたりする場合(第5図に示す各点線の状態)がある
という問題があった。
そこで本発明は上記の問題点を解決することを目的とし
、すみやかに路面状態を判断して好適なアンチスキッド
コントロールを行なうアンチスキッド制御装置を提供す
ることを目的としてなされた。
、すみやかに路面状態を判断して好適なアンチスキッド
コントロールを行なうアンチスキッド制御装置を提供す
ることを目的としてなされた。
発明の構成
[問題点を解決するための手段1
かかる目的を達成すべく、本発明は問題点を解決するた
めの手段として次の構成をとった。即ち、車輪M1の回
転速度を検出する車輪回転速度検出手段M2と、 ブレーキ装置M3の車輪制動力を検出する制動力検出手
段M4と、 該1す動力検出手段M4により検出された上記車輪制動
力と上記車輪回転速度検出手段M2により検出された上
記回転速度の変化とにより車輪M1と路面M5との摩擦
係数を検出する12擦係数検出手段M6と、 上記車輪回転速度検出手段M2により検出された上記回
転速度に基づいてスリップ状態を検出するスリップ状態
検出手段M7と、 上記スリップ状態検出手段M7によりスリップ状態が検
出されたとき、上記12擦係数検出手段M6により検出
された摩擦係数に応じて上記ブレーキ装置M3の車輪制
動力を制御するブレーキ制御手段M8と、 を備えたアンチスキッド制御)AIの構成がそれである
。
めの手段として次の構成をとった。即ち、車輪M1の回
転速度を検出する車輪回転速度検出手段M2と、 ブレーキ装置M3の車輪制動力を検出する制動力検出手
段M4と、 該1す動力検出手段M4により検出された上記車輪制動
力と上記車輪回転速度検出手段M2により検出された上
記回転速度の変化とにより車輪M1と路面M5との摩擦
係数を検出する12擦係数検出手段M6と、 上記車輪回転速度検出手段M2により検出された上記回
転速度に基づいてスリップ状態を検出するスリップ状態
検出手段M7と、 上記スリップ状態検出手段M7によりスリップ状態が検
出されたとき、上記12擦係数検出手段M6により検出
された摩擦係数に応じて上記ブレーキ装置M3の車輪制
動力を制御するブレーキ制御手段M8と、 を備えたアンチスキッド制御)AIの構成がそれである
。
[作用]
上記構成を有する本発明のアンチスキッド制御装置は、
制動力検出手段M4により検出された車輪制動力と車輪
回転速度検出手段M2により検出された回転速度の変化
とから12擦係数検出手段M6により車輪M1と路面M
5との摩擦係数を検出すると共に、車輪回転速度検出手
段M2により検出された回転速度に塞づいてスリップ状
態検出手段M7によりスリップ状態が検出された時、ブ
レーキ制御手段M8によって、上記検出され摩擦係数μ
に応じてブレーキ装置M3による車輪M1の制動力を制
御する。
制動力検出手段M4により検出された車輪制動力と車輪
回転速度検出手段M2により検出された回転速度の変化
とから12擦係数検出手段M6により車輪M1と路面M
5との摩擦係数を検出すると共に、車輪回転速度検出手
段M2により検出された回転速度に塞づいてスリップ状
態検出手段M7によりスリップ状態が検出された時、ブ
レーキ制御手段M8によって、上記検出され摩擦係数μ
に応じてブレーキ装置M3による車輪M1の制動力を制
御する。
[実施例]
以下本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
第2図は本発明の一実施例であるアンチスキッド制御装
置の概略構成図である。この第2図はフロントエンジン
リアドライブ車の左前輪に関するブレーキ系統の構成の
みを示している。このアンチスキッド制御装置はブレー
キペダル1の踏み込み吊に応じてブレーキ油圧を発生す
るマスクシリンダ2、マスクシリンダ2の圧力室(図示
せず)に接続された供給管4、供給管4に接続され2箇
所の絞り6,8を有するブレーキ管10、ブレーキ管1
0に接続した3ポジシヨンバルブ12.3ポジシヨンバ
ルブ12の一方のポートに接続されたブレーキ管14、
ブレーキ管14と接続されブレーキ制動作用を行なうホ
イルシリンダ16、ブレーキ管14に取付けられたブレ
ーキ管14内の油圧を検出する油圧センサ18等を備え
ている。
置の概略構成図である。この第2図はフロントエンジン
リアドライブ車の左前輪に関するブレーキ系統の構成の
みを示している。このアンチスキッド制御装置はブレー
キペダル1の踏み込み吊に応じてブレーキ油圧を発生す
るマスクシリンダ2、マスクシリンダ2の圧力室(図示
せず)に接続された供給管4、供給管4に接続され2箇
所の絞り6,8を有するブレーキ管10、ブレーキ管1
0に接続した3ポジシヨンバルブ12.3ポジシヨンバ
ルブ12の一方のポートに接続されたブレーキ管14、
ブレーキ管14と接続されブレーキ制動作用を行なうホ
イルシリンダ16、ブレーキ管14に取付けられたブレ
ーキ管14内の油圧を検出する油圧センサ18等を備え
ている。
この油圧センサ18はピエゾ圧電素子を利用して、油圧
に応じてアナログ信号を出力する。また、ブレーキペダ
ル1には、ブレーキペダル1の踏み込みを検出するブレ
ーキスイッチ20が、一方図水しない車輪の回転軸には
、回転軸の回転を検出する車輪速度セン4ノ22が各々
設けられている。
に応じてアナログ信号を出力する。また、ブレーキペダ
ル1には、ブレーキペダル1の踏み込みを検出するブレ
ーキスイッチ20が、一方図水しない車輪の回転軸には
、回転軸の回転を検出する車輪速度セン4ノ22が各々
設けられている。
更に、上記2箇所の絞り6,8間には、ブレーキ油圧を
増圧するための油圧ポンプ24が枝管25、チェック弁
26を介して接続されており、枝管25に接続され油圧
ポンプ24から吐出された圧油を蓄えるダンパ27、油
圧ポンプ24及び上記3ポジシヨンバルブ12に絞り2
8を介して枝管30により接続されたリザーバタンク3
2も備えている。上記3ポジシヨンバルブ12は、片ソ
レノイド形の電磁切換弁が用いられ、2つのブレーキ管
10.14を連通ずる弁位置a、2つのブレーキ管10
.14及び枝管30を閉塞する弁位置し及びブレーキ管
14と枝管30とを連通ずる弁位置Cを有している。こ
の3ポジシヨンバルブ12は信号が入力されないときは
、ばね力により弁位置aに、駆動信号が入力されると弁
位置すに、また、他の駆動信号が入力されると弁位置C
に各々切換ねる。また、上記チェック弁26は枝管25
からブレーキ管10方向に連通可能な構成である。
増圧するための油圧ポンプ24が枝管25、チェック弁
26を介して接続されており、枝管25に接続され油圧
ポンプ24から吐出された圧油を蓄えるダンパ27、油
圧ポンプ24及び上記3ポジシヨンバルブ12に絞り2
8を介して枝管30により接続されたリザーバタンク3
2も備えている。上記3ポジシヨンバルブ12は、片ソ
レノイド形の電磁切換弁が用いられ、2つのブレーキ管
10.14を連通ずる弁位置a、2つのブレーキ管10
.14及び枝管30を閉塞する弁位置し及びブレーキ管
14と枝管30とを連通ずる弁位置Cを有している。こ
の3ポジシヨンバルブ12は信号が入力されないときは
、ばね力により弁位置aに、駆動信号が入力されると弁
位置すに、また、他の駆動信号が入力されると弁位置C
に各々切換ねる。また、上記チェック弁26は枝管25
からブレーキ管10方向に連通可能な構成である。
一方、供給管4に枝管34を介して接続された切換バル
ブ36、切換バルブ36の出力ボートをチェック弁38
を介してブレーキ管14と接続する枝管40、供給管4
と枝管40とをチェック弁42を介して接続する枝管4
4も設けている。上記切換バルブ36は片ソレノイド形
の切換弁で、ばね力により2つの枝管34.40を連通
ずる弁位置dと駆動信号により2つの枝管34.40の
連通を遮断する弁位置eを有している。また、チェック
弁3Bは切換バルブ36から枝管40方向に、チェック
弁42は枝管40から枝管44方向に連通可能な構成で
ある。上記構成により、通常のブレーキ操作時には切換
バルブ36に信号を入力せずに弁位置dとし、供給管4
.枝管34,40、チェック弁38.ブレーキ管14を
介してマスクシリンダ2とホイルシリンダ16とを連通
してマスクシリンダ2の圧油をホイルシリンダ16に供
給する。また、ブレーキの操作を緩めたときにはブレー
キ管14.枝管40.44.チェック弁42.供給管4
を介してホイルシリンダ16の圧油をマスクシリンダ2
に戻す。
ブ36、切換バルブ36の出力ボートをチェック弁38
を介してブレーキ管14と接続する枝管40、供給管4
と枝管40とをチェック弁42を介して接続する枝管4
4も設けている。上記切換バルブ36は片ソレノイド形
の切換弁で、ばね力により2つの枝管34.40を連通
ずる弁位置dと駆動信号により2つの枝管34.40の
連通を遮断する弁位置eを有している。また、チェック
弁3Bは切換バルブ36から枝管40方向に、チェック
弁42は枝管40から枝管44方向に連通可能な構成で
ある。上記構成により、通常のブレーキ操作時には切換
バルブ36に信号を入力せずに弁位置dとし、供給管4
.枝管34,40、チェック弁38.ブレーキ管14を
介してマスクシリンダ2とホイルシリンダ16とを連通
してマスクシリンダ2の圧油をホイルシリンダ16に供
給する。また、ブレーキの操作を緩めたときにはブレー
キ管14.枝管40.44.チェック弁42.供給管4
を介してホイルシリンダ16の圧油をマスクシリンダ2
に戻す。
上述した油圧センサ18.ブレーキスイッチ20、車輪
速度センυ22は電子制御回路100に接続されており
、この電子制御回路100は、これらのセンサ等の検出
信号に基づいて、上述した3ポジションバルブ12.油
圧ポンプ24.切換バルブ36を制御する。また、この
電子制御回路100はブレーキ制御手段、12擦係数検
出手段。
速度センυ22は電子制御回路100に接続されており
、この電子制御回路100は、これらのセンサ等の検出
信号に基づいて、上述した3ポジションバルブ12.油
圧ポンプ24.切換バルブ36を制御する。また、この
電子制御回路100はブレーキ制御手段、12擦係数検
出手段。
スリップ状態検出手段として働く。
第2図に示すように電子制御回路100は周知のCPU
101.ROM102.RAM103を論理演峰回路の
中心として構成され、外部と入出力を行なう入出力回路
、ここでは出力回路104、CPU101からの信号を
DA変換するDA変換器105、割り込みコントローラ
106等をコモンバス107を介して相互に接続して構
成されている。また、油圧セン1す18からのレベル信
号とDA変換器105からの4E号とを比較する比較器
108、車輪速度センサ48からの信号波形を整形する
波形整形回路109も備えている。
101.ROM102.RAM103を論理演峰回路の
中心として構成され、外部と入出力を行なう入出力回路
、ここでは出力回路104、CPU101からの信号を
DA変換するDA変換器105、割り込みコントローラ
106等をコモンバス107を介して相互に接続して構
成されている。また、油圧セン1す18からのレベル信
号とDA変換器105からの4E号とを比較する比較器
108、車輪速度センサ48からの信号波形を整形する
波形整形回路109も備えている。
CPU101は、油圧レノ4ノ18.ブレーキスイツチ
20.車輪速度セン→ノ22からの信号を割り込みコン
トローラ106を介して入力する。
20.車輪速度セン→ノ22からの信号を割り込みコン
トローラ106を介して入力する。
またROM102には予め所定のブレーキ油圧及び所定
の車輪加速度のときの路面の摩擦係数μ(第4図参照)
等が書き込まれている。この路面の摩擦係数μはブレー
キ油圧が高く車輪の負の加速度が大きいと小さいという
関係にある。
の車輪加速度のときの路面の摩擦係数μ(第4図参照)
等が書き込まれている。この路面の摩擦係数μはブレー
キ油圧が高く車輪の負の加速度が大きいと小さいという
関係にある。
一方、これらの信号及びROM102.RAM103内
のデータに基づいてCPU101は出力回路104を介
して3ポジションバルブ12.油圧ポンプ24.切換バ
ルブ36に駆動信号を出力し、ホイルシリンダ16内の
圧力を制御している。
のデータに基づいてCPU101は出力回路104を介
して3ポジションバルブ12.油圧ポンプ24.切換バ
ルブ36に駆動信号を出力し、ホイルシリンダ16内の
圧力を制御している。
次に上述した制御回路100において行なわれる!2!
31!!’!について、第3図のフローチト一トに拠っ
て説明する。
31!!’!について、第3図のフローチト一トに拠っ
て説明する。
本アンチスキッド制御装置はキースイッチ(図示せず)
が投入されると第3図に示すアンチスキッド1り御ルー
チンを他の制御ルーチンと共に実行する。まず、ブレー
キペダル1が踏み込まれ、ブレーキスイッチ20がオン
されたことが割り込みコントローラ106を介して検出
されると(ステップ200)、油圧センサ18により検
出されたブレーキ油圧をDA変換器105を介して予め
設定されたブレーキ油圧Aと比較器108により比較し
、ブレーキ油圧A以上であるかを判断する(ステップ2
10)。このときのブレーキ油圧Aは本実施例では後述
する路面の摩擦係数μを締出することができる最小の油
圧である。
が投入されると第3図に示すアンチスキッド1り御ルー
チンを他の制御ルーチンと共に実行する。まず、ブレー
キペダル1が踏み込まれ、ブレーキスイッチ20がオン
されたことが割り込みコントローラ106を介して検出
されると(ステップ200)、油圧センサ18により検
出されたブレーキ油圧をDA変換器105を介して予め
設定されたブレーキ油圧Aと比較器108により比較し
、ブレーキ油圧A以上であるかを判断する(ステップ2
10)。このときのブレーキ油圧Aは本実施例では後述
する路面の摩擦係数μを締出することができる最小の油
圧である。
ブレーキ油圧が上記ブレーキ油圧A以上であると判断す
ると、割り込みコントローラ106を介して入力された
油圧センサ18のブレーキ油圧と車輪加速度とからRO
M102に記憶されたマツプを検索し、路面と車輪との
摩擦係数μ(第4図参照)を求める(ステップ220)
。上記車輪加速度は波形整形回路109及び割り込み=
lントローラ106を介して入力される車輪速度センサ
48の車輪回転速度の単位時間における変化から求めら
れる。
ると、割り込みコントローラ106を介して入力された
油圧センサ18のブレーキ油圧と車輪加速度とからRO
M102に記憶されたマツプを検索し、路面と車輪との
摩擦係数μ(第4図参照)を求める(ステップ220)
。上記車輪加速度は波形整形回路109及び割り込み=
lントローラ106を介して入力される車輪速度センサ
48の車輪回転速度の単位時間における変化から求めら
れる。
次に、路面の摩擦係数μが求められると、車輪速度が車
両速度に対して大きく落ち込んでいるか、Vなわち車輪
加速度が所定1ff−αを下回っているかを判断しくス
テップ230) 、下回っている場合には、車輪がスリ
ップしているとしてブレーキ油圧を路面の摩擦係数μに
応じて制御する(ステップ240)。尚、このブレーキ
油圧の制御の詳細については後述リーる。
両速度に対して大きく落ち込んでいるか、Vなわち車輪
加速度が所定1ff−αを下回っているかを判断しくス
テップ230) 、下回っている場合には、車輪がスリ
ップしているとしてブレーキ油圧を路面の摩擦係数μに
応じて制御する(ステップ240)。尚、このブレーキ
油圧の制御の詳細については後述リーる。
また、ブレーキスイッチがオンされていないとと判断(
ステップ200>若しくはブレーキ油圧が所定ブレーキ
油圧A以上でないと判断(ステップ210)あるいは車
輪加速度が所定値−α以下でないと判断(ステップ23
0)すると電子制御回路100は何の制御も行なわない
ので、3ポジシヨンバルブ12はばね力により回位Ja
に、また、切換バルブ36はばね力により弁位置dに保
たれ、マスクシリンダ2とホイルシリンダ16とは供給
管4.ブレーキ管10.14及び枝管34゜40により
連通される。これによりマスクシリンダ2の圧油がその
ままホイルシリンダ16に供給される。
ステップ200>若しくはブレーキ油圧が所定ブレーキ
油圧A以上でないと判断(ステップ210)あるいは車
輪加速度が所定値−α以下でないと判断(ステップ23
0)すると電子制御回路100は何の制御も行なわない
ので、3ポジシヨンバルブ12はばね力により回位Ja
に、また、切換バルブ36はばね力により弁位置dに保
たれ、マスクシリンダ2とホイルシリンダ16とは供給
管4.ブレーキ管10.14及び枝管34゜40により
連通される。これによりマスクシリンダ2の圧油がその
ままホイルシリンダ16に供給される。
上記路面の摩擦係数μに応じたブレーキ油圧の制御(ス
テップ240)は、車輪加速度に応じてブレーキ油圧を
減圧・保持・増圧の各々のモードに切換で行なう。この
各モードを実行する際には、切換バルブ36は弁位置3
6に切換えられている。
テップ240)は、車輪加速度に応じてブレーキ油圧を
減圧・保持・増圧の各々のモードに切換で行なう。この
各モードを実行する際には、切換バルブ36は弁位置3
6に切換えられている。
この減圧モードでは、3ポジシヨンバルブ12を弁位置
Cに切換え、ブレーキ管14と枝管30とを連通ずる。
Cに切換え、ブレーキ管14と枝管30とを連通ずる。
従って、ボイルシリンダ16内の圧油は絞り2Bを介し
て緩やかにりlアームタンク32に戻され、ホイルシリ
ンダ16内の油圧は序々に低下する。同時に電子制御回
路100により出力回路104を介して油1玉ポンプ2
4が駆動され、リザーバタンク32に溜った作動油を、
一部をダンパ27に蓄え、他をマスクシリンダ2に戻す
。このとき、切換バルブ36は弁位置Cに切換えられて
いるので、マスクシリンダ2内の圧油が切換バルブ36
を経由してホイルシリンダ16には流入しない。
て緩やかにりlアームタンク32に戻され、ホイルシリ
ンダ16内の油圧は序々に低下する。同時に電子制御回
路100により出力回路104を介して油1玉ポンプ2
4が駆動され、リザーバタンク32に溜った作動油を、
一部をダンパ27に蓄え、他をマスクシリンダ2に戻す
。このとき、切換バルブ36は弁位置Cに切換えられて
いるので、マスクシリンダ2内の圧油が切換バルブ36
を経由してホイルシリンダ16には流入しない。
次に、保持モードでは、3ポジシヨンバルブ12を弁位
置dに切換え、ブレーキ管14を閉塞し、また切換バル
ブ36を弁位置eとしてホイルシリンダ16内の圧力を
保持する。
置dに切換え、ブレーキ管14を閉塞し、また切換バル
ブ36を弁位置eとしてホイルシリンダ16内の圧力を
保持する。
一方、増圧モードでは3ポジシヨンバルブ12を弁位置
aに切換え、2つのブレーキ管10,14を連通する。
aに切換え、2つのブレーキ管10,14を連通する。
従って、マスクシリンダ2内の圧油を供給管4.ブレー
キ管10,14、絞り6゜8.3ポジシヨンバルブ12
を介してホイルシリンダ16に供給し、ホイルシリンダ
16内の圧力を増圧する。このとき、ダンパ27の油圧
が絞り6を通過した油圧より高い場合は、ダンパ27内
の圧油を枝管22.チェック弁20.ブレーキ管10等
を介してホイルシリンダ16に供給する。
キ管10,14、絞り6゜8.3ポジシヨンバルブ12
を介してホイルシリンダ16に供給し、ホイルシリンダ
16内の圧力を増圧する。このとき、ダンパ27の油圧
が絞り6を通過した油圧より高い場合は、ダンパ27内
の圧油を枝管22.チェック弁20.ブレーキ管10等
を介してホイルシリンダ16に供給する。
上)ホしたごとく本実施例のアンチスキッドR1御装置
は、ブレーキ操作時に、例えば、第5図に示すごとく、
低μ路のときのブレーキ油圧の変化を示す実線L1のよ
うに変化するブレーキ油圧を検出する。このブレーキ油
圧が所定のブレーキ曲斤へとなったときの低μ路の車輪
加速度G1 (実線12 >を検出し、この検出結果か
ら路面の摩擦係数μを算出する。また、仙の1!!家係
数μを有する路面においても、上記と同様に、ブレーキ
油圧(実線ト11)及び車輪加速度G2(実線1−12
>を検出し、その路面における摩擦係数μを算出する
。
は、ブレーキ操作時に、例えば、第5図に示すごとく、
低μ路のときのブレーキ油圧の変化を示す実線L1のよ
うに変化するブレーキ油圧を検出する。このブレーキ油
圧が所定のブレーキ曲斤へとなったときの低μ路の車輪
加速度G1 (実線12 >を検出し、この検出結果か
ら路面の摩擦係数μを算出する。また、仙の1!!家係
数μを有する路面においても、上記と同様に、ブレーキ
油圧(実線ト11)及び車輪加速度G2(実線1−12
>を検出し、その路面における摩擦係数μを算出する
。
更に、車輪加速度が所定値−α以下になると切換バルブ
36を弁位置eにしてブレーキ油圧の制御を開始し、第
5図に示す信号(2)のどとく3ポジシヨンバルブ12
を制御して減圧・保持・増圧の各−し−ドを選択・実行
する。
36を弁位置eにしてブレーキ油圧の制御を開始し、第
5図に示す信号(2)のどとく3ポジシヨンバルブ12
を制御して減圧・保持・増圧の各−し−ドを選択・実行
する。
このように本実施例のアンチスキッド制御装置によると
、ブレーキ油圧の制御を開始する前に路面の摩擦係数μ
を検出し、アンチスキッド制御を最適に実行する。よっ
て、制動距離を短縮することができると共に、ブレーキ
操作時の操縦性・安定性の向上を図ることができる。
、ブレーキ油圧の制御を開始する前に路面の摩擦係数μ
を検出し、アンチスキッド制御を最適に実行する。よっ
て、制動距離を短縮することができると共に、ブレーキ
操作時の操縦性・安定性の向上を図ることができる。
尚、本実施例においては、左前輪に油圧セン1ノ18を
設けた場合について説明したが、左前輪に限らず右前輪
にも油圧センサ18を設けて同様に摩擦係数μを算出し
、それぞれの値から、平均値を求めてもよい。更に、後
輪に油圧セン1ノを設け、摩擦係数μの算出の際にエン
ジンブレーキを考慮して摩擦係数μを求めてもよい。
設けた場合について説明したが、左前輪に限らず右前輪
にも油圧センサ18を設けて同様に摩擦係数μを算出し
、それぞれの値から、平均値を求めてもよい。更に、後
輪に油圧セン1ノを設け、摩擦係数μの算出の際にエン
ジンブレーキを考慮して摩擦係数μを求めてもよい。
以上本発明の実施例について説明したが、本発明はこの
ような実施例に同等限定されるものではなく、本発明の
要旨を逸脱しない範囲において種々なる態様で実施し1
りることは勿論ある。
ような実施例に同等限定されるものではなく、本発明の
要旨を逸脱しない範囲において種々なる態様で実施し1
りることは勿論ある。
発明の効果
以−ト詳述したように本発明のアンチスキッド制御装置
によると、アンチスキッド制御開始前に路面の摩擦係数
μを検出し、アンチスキッド制御を最適に実行すること
ができるという優れた効果を奏する。これにより、制動
距離を短縮することができると共に、ブレーキ操作時の
操縦性・安定性の向上を図ることもできる。
によると、アンチスキッド制御開始前に路面の摩擦係数
μを検出し、アンチスキッド制御を最適に実行すること
ができるという優れた効果を奏する。これにより、制動
距離を短縮することができると共に、ブレーキ操作時の
操縦性・安定性の向上を図ることもできる。
第1図は本発明の基本的構成を例示するブロック図、第
2図は本発明の一実施例としてのアンチスキッド装置の
概略構成図、第3図は本実施例の制御回路において行な
われる制御ルーチンの一例を示すフIコーチヤード、第
4図は車輪加速度、ブレーキ油圧及び路面の摩擦係数の
関係を示すグラフ、第5図は車輪加速度、ブレーキ油圧
、電子1制御回路からの信号を時間と共に示すグラフ、
第6図は従来の制御回路において行なわれた制御ルーチ
ンを示すフ[1−チA・−ト、である。 2・・・マスクシリンダ 16・・・ホイルシリンダ 18・・・油圧センサ 22・・・車輪速度セン裔す 100・・・電子制御回路
2図は本発明の一実施例としてのアンチスキッド装置の
概略構成図、第3図は本実施例の制御回路において行な
われる制御ルーチンの一例を示すフIコーチヤード、第
4図は車輪加速度、ブレーキ油圧及び路面の摩擦係数の
関係を示すグラフ、第5図は車輪加速度、ブレーキ油圧
、電子1制御回路からの信号を時間と共に示すグラフ、
第6図は従来の制御回路において行なわれた制御ルーチ
ンを示すフ[1−チA・−ト、である。 2・・・マスクシリンダ 16・・・ホイルシリンダ 18・・・油圧センサ 22・・・車輪速度セン裔す 100・・・電子制御回路
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 車輪の回転速度を検出する車輪回転速度検出手段と、 ブレーキ装置の車輪制動力を検出する制動力検出手段と
、 該制動力検出手段により検出された上記車輪制動力と上
記車輪回転速度検出手段により検出された上記回転速度
の変化とにより車輪と路面との摩擦係数を検出する12
擦係数検出手段と、 上記車輪回転速度検出手段により検出された上記回転速
度に基づいてスリップ状態を検出するスリップ状態検出
手段と、 上記スリップ状態検出手段によりスリップ状態が検出さ
れたとき、上記摩擦係数検出手段により検出された摩擦
係数に応じて上記ブレーキ装置の車輪制動力を制御する
ブレーキ制御手段と、を備えたアンチスキッド制御装置
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17528186A JPS6328756A (ja) | 1986-07-23 | 1986-07-23 | アンチスキツド制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17528186A JPS6328756A (ja) | 1986-07-23 | 1986-07-23 | アンチスキツド制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6328756A true JPS6328756A (ja) | 1988-02-06 |
Family
ID=15993384
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17528186A Pending JPS6328756A (ja) | 1986-07-23 | 1986-07-23 | アンチスキツド制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6328756A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01218958A (ja) * | 1988-02-29 | 1989-09-01 | Nissan Motor Co Ltd | アンチスキッド制御装置 |
US5082333A (en) * | 1989-05-23 | 1992-01-21 | Nippondenso Co., Ltd. | Anti-skid control system for use in motor vehicle |
-
1986
- 1986-07-23 JP JP17528186A patent/JPS6328756A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01218958A (ja) * | 1988-02-29 | 1989-09-01 | Nissan Motor Co Ltd | アンチスキッド制御装置 |
US5082333A (en) * | 1989-05-23 | 1992-01-21 | Nippondenso Co., Ltd. | Anti-skid control system for use in motor vehicle |
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