JPS63287551A - ペレット,ビ−ズ状等の固形状脱臭,保鮮剤 - Google Patents

ペレット,ビ−ズ状等の固形状脱臭,保鮮剤

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JPS63287551A
JPS63287551A JP62121965A JP12196587A JPS63287551A JP S63287551 A JPS63287551 A JP S63287551A JP 62121965 A JP62121965 A JP 62121965A JP 12196587 A JP12196587 A JP 12196587A JP S63287551 A JPS63287551 A JP S63287551A
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JP
Japan
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powder
sodium bicarbonate
solid
synthetic resin
beads
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JP62121965A
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Hiroyuki Koike
博幸 小池
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KARUFUA CHEM KK
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KARUFUA CHEM KK
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  • Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)
  • Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)
  • Treating Waste Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はペレット、ビーズ状等の固形状形態の脱臭、保
鮮剤に係わり、更に詳しくは外観上は単なるペレット、
ビーズ状に観えるも、その個々の組織が高多孔質状であ
って、これを野菜、魚介等生鮮食料あるいは他の物に適
用して、脱臭したり鮮度を保持したりする時に、その脱
臭効率が極めて高い脱臭、保鮮剤に関する。
〔従来の技術〕
周知の通り、野菜1g魚等に対しては、それらの悪臭を
除去し、その結果として鮮度を保持したりする必要があ
り、従来からもこれらに適用する脱臭、保鮮製品が広く
研究され、且つ実用されている。
本出願人も、この研究に従事してきた者の1人であって
、通常の脱臭剤、鮮度保持剤の中でも硫酸第一鉄と重炭
酸ナトリウム粉末の混合粉末が脱臭能、鮮度保持性に格
別勝れていることを認識し、これを用いた脱臭、保鮮剤
の開発を進めてきた。より具体的に言えば本出願人は先
に、合成樹脂材料中に上記硫酸第一鉄粉末と!1!炭酸
ナトリウム粉末を混合し、必要な粒度調節をした後これ
らを加熱混練し1次いでインフレーション法等によりフ
ィルム状に成型した脱臭、保鮮機能を有する包装フィル
ムの発明を提供し且つ実用した。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来技術によれば、目的物を包装する用に供しなが
ら、併せて包装された目的物の臭気を除去したり、その
結果鮮度を長く保つ良い点を有するものであるが、次の
問題点があることも事実であった。その主なものは、重
炭酸ナトリウム自体が加熱混練の時に大量のガスを生ず
るので、フィルム状に成型する作業がむずかしいという
点である。この為に本出願人の研究によればフィルム状
に成型しやすいようにガス発生量を少なくする他の物質
を混入して成型する必要があった。所が、この欠点はフ
ィルム状にする場合の欠点であって必ずしも絶対的欠点
ではなく、次のようにすることによってこの欠点を利点
に発揮できることが判明した。
即ち1本発明の目的は、ペレット、ビーズ状等の形態を
成した固形状の脱臭、保鮮剤を提供するにあり、この時
これら固形片の組織を高多孔質構造とすることにより、
臭気の吸着の為の比表面積が極めて高く、それにより吸
着効率が極めて良く、その結果勝れた鮮度保持性能を有
する脱臭。
保鮮剤を提供するにある。要するに、本出願人が長い間
フィルム状にする研究に従事してきた間に、その欠点と
されていた重炭酸ナトリウムの多量のガス発生を良い点
に転換利用した脱臭、保鮮剤を提供せんとするものであ
る。
加えて固形片状とすることにより、粉末状の脱臭剤等と
比べて適用目的物によっては使い易く。
取扱い易い脱臭9g度保持剤を提供するにある。
〔問題点を解決する為の手段〕
上記目的を達成する為に本発明は次の技術的手段を有す
る。即ち本発明はペレット、ビーズ状等の固形状脱臭、
保鮮剤に於いて; この固形片は、合成樹脂材料中に硫酸第一鉄粉末と重炭
酸ナトリウム粉末の混合粉末を混合し、これらを加熱混
練した後成型したものであり、上記加熱混線時の重炭酸
ナトリウムの発泡作用により固形片組織を高多孔質構成
としたことを特徴とするペレット、ビーズ状等の固形状
脱臭、保鮮剤である。
上記に於ける合成樹脂としては、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル等任意なもの
を選ぶことができる。これらは適用目的物に最適なもの
を選択すればよい。
更に上記に於ける硫酸第一鉄は、FeSO4Φ1〜1.
5 H20、Fe5Oa @7H20(7)何れを用い
てもよい、且つ重炭酸ナトリウムNaHCO3は、重曹
1重炭酸ソーダ、酸性炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリ
ウムと称される全てを用いることができる。
加えて、上記固形片状に成型する前の合成樹脂材料自体
も予めペレット状、ビーズ状でもよく、パウダー状でも
よい、パウダー状の場合、均−質になり易い、場合によ
っては、重炭酸ナトリウムの分散性向上の為にゼオライ
ト等の不溶性鉱物性物質を微量添加してもよい。
続いて、上記に於ける硫酸第一鉄粉末と重炭酸ナトリウ
ム粉末の混合割合は、加熱混線時の発泡要求度を基準と
して1:9等用途に応じて任意に選べばよく、これらの
混合粉末と合成樹脂材料の混合割合は、合成樹脂材料1
に対して重量比でこれら混合粉末を0.7程度等任意に
選ぶことができる。
又、上記各々の粉末の粒度に関しては、各々微細である
ことが望ましく、例えば60ミクロン以下の粒径に調節
するとよい。
更に上記各粉末の混合及び前段階の乾燥に用いる機械は
ヘンシェルミキサー、あるいはタンブラ−ブレンド等種
々のものを用いることができる。加えて、ペレット状、
あるいはビーズ状の成型手段も任意のものを用いること
ができる。
〔作用〕
上記構成なので、ペレット状、ビーズ状の固形片組織そ
のものが高多孔空隙を有する。故に臭気の、この成型固
形片に対する通過度、接触度は極めて高く、吸着性能が
高い、その結果高効率で臭気ガスが除去され、鮮度保持
にも良い特性を発揮する。加えて、固形片状なので、脱
臭又は保鮮すべき目的の場所へ単に投入するだけでよく
、包装材によって包む必要等もないので取扱い易い。
〔実施例〕
次に本発明の実施例を詳細に説明する。
実施例1・・・・・・第1図参照 硫酸第一鉄粉末lの7水塩FeSO4・7H20をロー
タリーキルーンドライヤーで十分乾燥2した。他方重炭
酸ナトリウム粉末3NaHCO3を熱風循環式乾燥機で
十分乾燥4した。そして、上記硫酸第一鉄粉末と重炭酸
ナトリウム粉末を重量比でl:9の割合で混合5し、こ
れを一度に高温で乾燥せずに低温で乾燥した。
他方ローデンシティポリエチレン6(東洋曹達製ペトロ
七7180)を粒度200メツシユに調節し、このポリ
エチレン6に対して、重量比でポリエチレン6を 10
0として、上記混合粉末を70として加えてヘンシェル
ミキサーで混合7し、次いでベントタイプのエキストル
ーダ−で加熱混練8し、ペレット状に成型9した。この
結果、高多孔質のペレット片を得ることができた。
このペレット状の脱臭、鮮度保持剤をアンモニア脱臭能
及び硫化水素脱臭能の試験に供した結果、良好な結果が
得られた。且つ鮮度保持の持続性が認められた。
実施例2 上記実施例1に於ける硫酸第一鉄粉末と重炭酸ナトリウ
ム粉末に、更にゼオライト粉末を微量加えて、最終形態
としてはビーズ状に成型した。この結果高多孔質のビー
ズが得られた。
この場合も実施例1と同一の効能が認められた。上記ゼ
オライト粉末の添加は、硫酸第一鉄粉末と重炭酸ナトリ
ウム粉末の合成樹脂材料中での分散性を促進することが
認められた。
〔発明の効果〕
以上詳述した如く、この発明によれば、最終成型された
固型片状の脱臭剤9g度保持剤の組織が重炭酸ナトリウ
ムの発泡作用により高多孔質となる。この為、臭気の、
この固形片に対する通過度、接触度が高い比表面積なる
が故に高まる。その結果、臭気の表面に於ける濃縮度が
高まり、吸着性能が向上し、脱臭能が高まる。このこと
は又、鮮度保持に役立つものである。
加えて、単なる粉末状の場合には、その流動性なるが故
に種々の用途に即した形状にできるものの、所定の風圧
等がある所ではそれら脱臭剤全体を効果的に用いる為に
風圧に抗して一定の形に保持しなければならず、袋等の
外装を要するが、この発明によれば、予め所定の形を成
しているので外装等を要することなく風圧のある所でも
用いることができ取扱い易い、加えて、成型法によって
ビーズ状、ペレット状に形成するので用途先に即した任
意の形状に容易にすることができる。
更には全体の量に対する重炭酸ナトリウムの混入割合を
適宜選ぶことによって、吸着能力を目的物に対して最適
状態とすることができる等実用上各種の利点を有するも
のである。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本発明の固形状脱臭剤、鮮度保持剤の製法の
一例を示す図である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ペレット、ビーズ状等の固形状脱臭、保鮮剤に於
    いて; この固形片は、合成樹脂材料中に硫酸第一鉄粉末と重炭
    酸ナトリウム粉末の混合粉末を混合し、これらを加熱混
    練した後成型したものであり、上記加熱混練時の重炭酸
    ナトリウムの発泡作用により固形片組織を高多孔質構成
    としたことを特徴とするペレット、ビーズ状等の固形状
    脱臭、保鮮剤。
  2. (2)上記硫酸第一鉄粉末と重炭酸ナトリウム粉末を加
    える前の合成樹脂材料はペレット、ビーズ状等固形であ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のペレッ
    ト、ビーズ状等の固形状脱臭、保鮮剤。
  3. (3)上記硫酸第一鉄粉末と重炭酸ナトリウム粉末を加
    える前の合成樹脂材料はパウダー状であることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載のペレット、ビーズ状等
    の固形状脱臭、保鮮剤。
  4. (4)上記合成樹脂材料中に添加される硫酸第一鉄粉末
    と重炭酸ナトリウム粉末には、更にゼオライト等の不溶
    性鉱物性物質粉末が微量添加されていることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載のペレット、ビーズ状等の
    固形状脱臭、保鮮剤。
JP62121965A 1987-05-19 1987-05-19 ペレット,ビ−ズ状等の固形状脱臭,保鮮剤 Granted JPS63287551A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0888785A1 (en) * 1997-06-30 1999-01-07 Johnson & Johnson Medical Ltd. Odor reducing wound dressings
WO2006111686A2 (fr) * 2005-04-20 2006-10-26 Finercor Sa Gel pour la separation et/ou la purification de gaz et dispositifs associes

Cited By (4)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0888785A1 (en) * 1997-06-30 1999-01-07 Johnson & Johnson Medical Ltd. Odor reducing wound dressings
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FR2884734A1 (fr) * 2005-04-20 2006-10-27 Finercor Gel permettant la separation et/ou la purification des gaz
WO2006111686A3 (fr) * 2005-04-20 2006-11-30 Finercor Sa Gel pour la separation et/ou la purification de gaz et dispositifs associes

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