JPS63287542A - マイクロカプセルの製造方法 - Google Patents

マイクロカプセルの製造方法

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JPS63287542A
JPS63287542A JP62122339A JP12233987A JPS63287542A JP S63287542 A JPS63287542 A JP S63287542A JP 62122339 A JP62122339 A JP 62122339A JP 12233987 A JP12233987 A JP 12233987A JP S63287542 A JPS63287542 A JP S63287542A
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    • B01J13/00Colloid chemistry, e.g. the production of colloidal materials or their solutions, not otherwise provided for; Making microcapsules or microballoons
    • B01J13/02Making microcapsules or microballoons
    • B01J13/06Making microcapsules or microballoons by phase separation
    • B01J13/14Polymerisation; cross-linking
    • B01J13/18In situ polymerisation with all reactants being present in the same phase
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
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    • B41M5/00Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
    • B41M5/124Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein using pressure to make a masked colour visible, e.g. to make a coloured support visible, to create an opaque or transparent pattern, or to form colour by uniting colour-forming components
    • B41M5/165Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein using pressure to make a masked colour visible, e.g. to make a coloured support visible, to create an opaque or transparent pattern, or to form colour by uniting colour-forming components characterised by the use of microcapsules; Special solvents for incorporating the ingredients

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (A>産業上の利用分野 本発明は、マイクロカプセルの製造方法に関するもので
ある。ざらに詳しくは、1n−situ法で得られるア
ミノアルデヒド縮重合物を壁膜材料とするマイクロカプ
セルの製造方法に関する。
(B)従来技術 マイクロカプセルは、11Ir1〜数百蝉までの大きざ
の微粒子として液体、固体、気体を内包し、そのまわり
を薄い皮膜で均一に覆ったものであり、具体的には、無
色、及び有色染料、医薬品、農薬、香料、飼料等のマイ
クロカプセルが工業的に製品化されている。
その中で最も一般的なものは、感圧複写紙への応用であ
る。すなわち、支持体の裏面に無色の電子供与性染料を
溶解した疎水性液体を含むマイクロカプセルを塗布した
上用紙と、別の支持体の表面に無色の電子受容性顕色剤
を塗布した下用紙の各々の塗布面が対向する様に重ね合
わせ、筆圧を加えるとマイクロカプセルが破壊されて内
包物が放出され、発色剤と顕色剤とが接触し、化学反応
により着色物質が下用紙の表面に形成され、これが複写
像として得られるものである。
この様にマイクロカプセルはある特性をもった物質の外
側に薄膜を形成させることで、その特性も同時に封じ込
めてしまうことが可能で、必要時に皮膜を破壊すれば内
包された物質を取出すことができるものである。
従来より知られているマイクロカプセルの製造方法とし
ては、 (1)ゼラチンとアニオン性保護コロイドとのイオンコ
ンプレックスを用いたコアセルベーション法。
(2)内相と外相の界面での皮膜形成反応を利用した界
面重合法。
(3)外相(水相)より油滴表面に、水不溶性樹脂皮膜
を形成する1n−situ法(特公昭60−21001
特開昭53−8488L同54−25277、同54−
49984、同55−47139、同56−51238
、同59−177129>が知られている。
上記カプセル化法においては、内包物の保護力に優れた
緻密な皮膜を有するマイクロカプセルが得られ、工業的
にも広く応用されているものであるが、製造面、品質面
において数々の問題点を有していることも事実でおる。
すなわち、コアセルベーション法においては、(1)反
応に係るpH,温度、時間、操作が複雑である。
(2)20%以上の濃度のマイクロカプセルスラリーを
得ることが困難であるため、感圧複写紙に用いる場合に
多量の水分を蒸発させねばならないので作業速度、エネ
ルギーコスト面で改良の余地が大きいこと。
(3)膜材料が天然物であるので品質面、及び価格面で
の変動が大きいこと。
(4)腐敗、凝集の傾向を有するため、長時間の保存に
耐えられない。
等の問題点を有している。
界面重合法については、コアセルベーション法における
問題点は、ある程度改良されている・ものの反応性の高
い皮膜基材を(比較的高温で)反応させるため、不安定
な物質、あるいは熱変性し易い物質のカプセル化には向
かない。
また、耐溶剤性、耐水性についても改良すべき点が残さ
れているものである。
+ n−s r tu法においては、各種アミン樹脂に
よるカプセル化が提案されており、現在工業的にも広く
応用されているものであるが、次の問題点を有すること
も事実である。
(1)疎水性液体を微小滴状に乳化する水溶性高分子物
質が比較的高粘度でおるため、得られたマイクロカプセ
ル分散液も必然的に高粘度となり、固形分50%以上の
良好な流動性を有するマイクロカプセルスラリーを得る
ことは事実上困難である。
(2) (1)に対し低粘度の水溶性高分子物質、若し
くは適当な溶媒で希釈し、低粘度化した水溶性高分子を
乳化剤として用いた場合には、疎水性液体の乳化安定性
が低下し疎水性液体同士の凝集あるいは凝−が生じる。
(3)物理的、化学的に高い皮膜強度、及び安定性を得
る為には、高温の反応条件、若しくは多量の膜材量を投
入する必要がある。この様な条件変動に敏感なカプセル
化法を採用すると、工業的製造においては特に、わずか
な条件設定の誤差や予期せざる条件変化により不良製品
が出来易いということにつながり、工業的適用範囲が狭
められてしまう。
(C)発明が解決しようとする問題点 本発明は、(B)項で示した従来より知られているマイ
クロカプセル化法における問題点を解決することを目的
としており、とりわけ、疎水性液体を芯物質として含む
1n−situ法によるマイクロカプセルの製造方法に
おいて、高固形分濃度、低粘度のマイクロカプセルスラ
リーが得られ、かつ少量の膜材使用量においても、より
強靭な皮膜を備え得るマイクロカプセルを提供すること
を目的としている。
(D)問題点を解決するための手段 本発明は、水溶性高分子物質を含む水性媒介中で、アミ
ノアルデヒド縮重合物を壁膜材料とするマイクロカプセ
ルの製造方法において、水溶性高分子物質の構成4分と
して(A)α−メチルスチレン、(B)スチレン、(C
)無水マイレン酸、(D>無水マイレン酸モノエステル
化物を用いることを特徴とするものであり、さらに好ま
しくは、(A)α−メチルスチレンが2〜50モル%、
(B)スチレンが5〜50モル%、(C)無水マイレン
酸が40〜50モル%、(D)無水マイレン酸エステル
化物が2〜20モル%なる範囲で構成されるものである
(D>無水マイレン酸エステル化物は、無水マイレン酸
とアルコールの縮合反応により得られるものであり、一
般的には、はとんどがモノエステル化物としての形態で
存在していることが、分析等により知られている。また
エステル残基としては、炭素数1〜10ケを有するアル
キル基又はアラルキル基が乳化適性、及びマイクロカプ
セル製造上の面から好ましく、例えば、メチル、エチル
プロピル、ブチル、オクチル、デシル、ベンジル基など
が挙げられるが、好ましくは、メチル基が挙げられる。
エステル化物の構成比率(モル%)は、2〜20%の範
囲が好ましく、これ以上であればマイクロカプセルの皮
膜強度が低下する原因となり好ましくない。
上記共重合体の製造法は、公知の各種の方法が用いられ
るが、好ましくは、各モノマー成分を適当な有機溶媒中
で共重合せしめた後、その有機溶媒を除去し、適当なp
Hの水溶液中に溶解させる方法が用いられる。
各構成モノマーの組成比率は、上記範囲の中で変動する
には特に問題ないが、いずれか一つでもこの範囲からは
ずれると、得られたマイクロカプセル製造過程、及び品
質にとって好ましくない現象が生じてくる。
具体的には(C)無水マイレン酸の構成比率が50%以
上になると、各構成4分の規則的な共重合反応が困難と
なるばかりか、生成したものを乳化剤水溶液として用い
ても乳化工程中に疎水性液体の分離、または巨大な疎水
性液体粒子が存在する様になる。また無水マイレン酸の
構成比率が40%以下では、共重合反応は比較的順調に
進行するが、生成物は、水に不溶性になったり激しい粘
度上昇が生じて、乳化工程に好ましくない現象をもたら
す。(B)のスチレンの比率がこの範囲より高ければ(
α−メチルスチレンが少なければ)本発明で述べる様な
強靭な皮膜は得られないし、逆にα−メチルスチレンの
比率が高くなると、水溶性高分子の粘度が高くなる傾向
を示し、乳化工程に支障をきたすか、不完全カプセルが
発生する結果となり好ましくない。
本発明で用いられる水溶性高分子のゲルパミエーション
クロマトグラフによる測定分子量はポリスチレン換痒で
100万以下が好ましく、B型粘度計による粘度は、1
0%pH4,0,25℃の水溶液で20〜2000cp
sの範囲であることが好ましい。
本発明におけるマイクロカプセルの製造方法は、基本的
に次の4つの過程より成る (1)水溶性高分子の調製過程 (2)芯物質の調製過程 (3)アミノアルデヒド初期縮合物の調製過程(4)ア
ミノアルデヒド樹脂の形成過程(1)の水溶性高分子の
調製過程において、水溶性高分子溶液の濃度は、その粘
度、乳化安定性により決定されるが、3〜15%の範囲
が好ましい。
水溶液のpHは通常7以下の酸性領域に設定されるが、
好ましくは6以下で用いられる。
pHを調製する為には、水酸化ナトリウム、水酸化カリ
ウム、アンモニア等の塩基、もしくは酢酸、塩酸、シュ
ウ酸等の酸が用いられる。
(2)の芯物質として具体的には、各種染料、医薬品、
農薬、液晶、香料、顔料等が溶解もしくは分散されて用
いられる。とりわけ感圧複写紙用マイクロカプセルとし
て用いる際には芯物質として有機系の無色染料が用いら
れるが、その溶媒としては、ジアリルアルカン、アルキ
ルナフタレン、ジベンジルベンゼン誘導体、アルキルベ
ンゼン、パラフィン、シクロパラフィン、塩素化パラフ
ィン、及び各種のエステル類、鉱物油、植物油等が挙げ
られる。
(3)のアミノアルデヒド樹脂としては、尿素−ホルマ
リン樹脂、メラミン−ホルマリン樹脂、ベンゾグアナミ
ン樹脂、ブチル化メラミン樹脂、ブチル化尿素樹脂が知
られているが、メラミン−ホルマリン樹脂が特に好まし
い樹脂として挙げられる。
これら樹脂の初期縮合物は、適当な濃度、pH。
温度条件下で反応させる事により容易に得られるが、既
製の市販品を用いても構わない。
これらアミノアルデヒド初期縮合物とあるいは、それぞ
れの単体(アミノ化合物とホルマリン)、とを、芯物質
となる油溶性液体との比率(重母比)は一般に1=3〜
1:40の範囲で添加されるが、芯物質、膜材種、また
は用途によって異なってくる。尚、この(3)は、それ
ぞれの単体そのものを使用できる場合もあるので、必須
ではない。
(4)アミノアルデヒド樹脂の樹脂形成過程、すなわち
、反応過程は、一般には50〜90℃の温度範囲で行な
われ、通常1〜3時間で樹脂形成反応は終了する樹脂形
成時に反応を促進する触媒、及び反応終了後、過剰なホ
ルムアルデヒドの処理剤を用いることも何ら差し支えな
い。
本発明の方法により得られるマイクロカプセルスラリー
は高濃度で調製される上に、低粘度であり、さらに強靭
な皮膜を有するものである。とりわけノーカーボン紙用
マイクロカプセルとして用いる際には、コーティング作
業性が極めて良好であり、より高濃度かつ高速塗抹を可
能にするものであった。
(E)実施例 以下に本発明の実施例を示す。
なお、実施例中の部数は、全て重量部を示す。
実施例1 〔水溶性高分子の製造例〕 還流冷却器、温度計、窒素導入管、滴下ロート2本を付
した5Ilのコルベンに無水マイレン酸98g(1モル
)とメチルイソブチルケトン10gを仕込み窒素気流下
60℃に昇温し、同温度でメタノール6.4g(0,2
モル)を30分で滴下、ざらに1時間保温して無水マイ
レン酸のエステル化物を得た。
同コルベンにメチルイソブチルケトン50gを加えて1
05℃に昇温、同温度でスチレン529(0,5g>と
α−メチルスチレン59g(0,5モル)とターシャリ
−ブチルパーオキシベンゾエート0.229のメチルイ
ソブチルケトン509溶液を別々の滴下ロートより1時
間30分で滴下し、ざらに2時間保温した後、重合を完
結させるためにターシャリ−ブチルパーオキシ−2−エ
チルヘキサノエート2.2gのメチルイソブチルケトン
10g溶液を30分で滴下し1時間保温した。重合液を
100℃以下に冷却した後、水150gと48%苛性ソ
ーダ37.5g(0,45モル)を加えた後、常法によ
り水蒸気を吹き込み、メチルイソブチルケトンを除去し
た後、水を加え固形分濃度が8%となる様に調整し、水
溶性高分子を得た。性状は次の通りであった。
pH5,2B型粘度(25℃)  32cps〔マイク
ロカプセル化〕 マイクロカプセルの芯物質として、クリスタルバイオレ
ットラクトン(CVL)3部とベンゾイルロイコメチレ
ンブルー(BLMB)1部をハイゾールSAS  N−
296(日本石油化学製芳香族溶媒)96部に溶解した
溶液を用意した。
乳化剤水溶液として前記、製造例で得た水溶性高分子溶
液180部に上記疎水性液体220部を強攪拌下、徐々
に添加し、体積平均粒径が5ミクロンになるまで攪拌を
続は乳化液を得た。
別にメラミン11部、37%ホルムアルデヒド水溶液2
1.2部、水28.2部を混合し、水酸化ナトリウムを
加えてI)Hを9とし加熱することにより溶解させ、メ
ラミン−ホルムアルデヒド初期縮合物の水溶液を得、乳
化液中に添加し、70℃の温度下2時間攪拌を続は反応
を終了した。
マイクロカプセルの生成を確認後、室温まで冷却し苛性
ソーダ水溶液でlを9.0まで上げマイクロカプセル化
を全て終了した。
こうして得たマイクロカプセル液200部に小麦澱粉粒
子30部と10%ポリビニルアルコール水溶液100部
を加え、409/TIEの上質紙に乾燥塗布量が5 g
/rdとなる様に塗布しノーカーボン感圧記録紙上用紙
(CB)を得た。これを市販のノーカーボン感圧記録紙
下用紙(三菱NCR紙下川下用紙40.409/rdベ
ースの下用紙)と組み合わせ、タイプライタ−印字した
ところ発色性良好なノーカーボン紙が得られた。
実施例2 実施例1中の製造例において、スチレンの添加量を20
.8g(0,2モル)、α−メチルスチレンを94.4
g(0,8モル)またエステル化物調製時のメタノール
添加量を無水マイレン198g(1モル)に対し3.2
g(0,1モル)に変化させて添加した以外は、全て同
様にして水溶性高分子の調製を行なった。
得られた水溶性高分子の性状は、固形分濃度8゜0%、
B型粘度(25℃>65CpS、pl−(5,0であっ
た。
この水溶性高分子を乳化剤溶液として用い実施例1と同
様に、マイクロカプセル及びCBシートの作製を行なっ
た。
実施例3 実施例1中の製造例において、スチレンの添加量を62
.4g(0,6モル)、α−メチルスチレンを47.2
g(0,4モル)またエステル化物調製時のメタノール
添加量を無水マイレン酸98g(1モル)に対し9.6
g(0,3モル)に変化させて添加した以外は全て同様
にして、水溶性高分子の調製を行なった。
得られた水溶性高分子の性状は、固形分濃度8゜0%、
B型粘度(25℃)58CpS、 pH5,1であった
この水溶性高分子を乳化剤溶液として用い実施例1と同
様にマイクロカプセル及びCBシートの作製を行なった
比較例 水溶性高分子としてpH3,5に調整したエチレン−無
水マイレン酸2元共重合体(米国モンサント社製商品名
EMA−31>の8.0%水溶液180部に実施例1の
疎水性液体220部を添加し同様に乳化した。次にメラ
ミン14部と3.7%ホルムアルデヒド水溶液27部、
水133部をpl−19゜0で加熱溶解しメラミン−ホ
ルムアルデヒド初期縮合物を得、上記乳化液中に添加し
70℃の温度下2時間攪拌を続け、反応を終了した。
得られたマイクロカプセルスラリーを実施例1と同様に
処理してノーカーボン感圧複写紙上用紙(CB)を得た
前記実施例及び比較例で得られたマイクロカプセル及び
感圧複写紙上用紙を次の方法で評価し判断基準とした。
・固形分 105℃、3hr乾熱処理後のカプセルの固形分濃度 ・粘度 B型粘度計、25℃における50%濃度カプセルエマル
ジョンの粘度(比較例のみ45%)φブルースポット カプセルエマルジョンの固形分濃度が20%になる様に
水で希釈し、CFシートの顕色剤塗布面に直接塗布し乾
燥後、100CI7を当りの斑点の数を数える。カプセ
ル化の悪いものほど点数が多く実用的には5個以下が好
ましい。
・静圧発色汚れ CBシートとCFシートを塗布面が対向する様に重ね合
わせ、20Kl/cdの圧力で30秒間静圧を加えた後
のCFシート面の反射率を測定。値が大きいほどマイク
ロカプセル皮膜が丈夫であることを示す。
・耐熱性 CBシートとCFシートを塗布面が対向する様に重ね合
わせ、50g/尻の軽荷重を加え、140℃の雰囲気で
3時間放置した後のCFシート面の反射率を測定した。
値が大きいものほど耐熱性に優れ皮膜が丈夫であること
を示している。
前記静圧発色力れ、及び耐熱処理したCFシートの反射
率測定は日本重色工業(Il製カラーディファレンスメ
ーターND101DP型を用い、測定し、表示は、発色
部分の反射率/未処理部分く地肌部分)の反射率X10
0(%)で示した。
以上の測定方法に基づき評価した結果を表■に示す。
(以下余白) 表−■ (F)発明の効果 本発明は、実施例の結果からも明らかな様に、少量の膜
材量においても高強度のカプセルが低粘度、高固形分で
得られるものであった。
特に感圧複写紙用の製造に本発明の方法を適用した場合
には、粘度が低いのでコーティング適性が優れ、尚かつ
発色性、耐汚染性に優れた感圧複写紙が得られるという
効果が得られた。
ざらに、本発明で得られる予期(得なかった効果として
乳化時間の短縮、すなわち、疎水性液体を所望の大きざ
に揃えるに要する時間が従来から知られているものに比
べ著しく短縮化されることが判明した。
このことは効率的な生産を行なう上で非常に有用なこと
となり得る。
手続ネ甫正書 (自発) 昭和62年10月9日 1、事件の表示 昭和62年 特許願第122339号
2、発明の名称 マイクロカプセルの製造方法 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 住 所    東京都千代田区丸の内三丁目4番2号名
称   (598)三菱製紙株式会社5、補正の内容 明細書の下記事項を以下のように補正する。
別  紙 1.事件の表示 昭和62年 特許願第122339号
2、発明の名称 マイクロカプセルの製造方法 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 ffi  (600) 2481 4、補正の対象 明細書の「特許請求の範囲」の欄及び 「発明の詳細な説明」の欄 (1)特許請求の範囲を別紙のとおり補正する。
(2)明細書第7頁第15〜16行の[(C)無水マイ
レン酸が40〜50モル%、」を「無水マイレン酸及び
無水マイレン酸エステル化物の総量が30〜50モル%
、」に補正する。
(3)同第9頁第3行の「無水マイレン酸」を「無水マ
イレン酸及び無水マイレン酸エステル化物の総量」に補
正する。
(4)同第9頁第8〜9行の 「また無水マイレン酸の構成比率が40%以下では、」
を 「また無水マイレン酸及び無水マイレン酸エステル化物
の総量の構成比率が30%以下では、」に補正する。
別   紙 2、特許請求の範囲 「1.水溶性高分子を含む水性媒体中で、アミノアルデ
ヒド縮重合物を壁膜材料とするマイクロカプセルの製造
方法において、前記水溶性高分子物質として(A)α−
メチルスチレン、(B)スチレン、(C)無水マイレン
酸、(D)無水マイレン酸エステル化物からなる共重合
体を用いることを特徴とするマイクロカプセルの製造方
法。
2、  (A)α−メチルスチレン、(B)スチレン、
(C)無水マイレン酸、(D)無水マイレン酸エステル
化物から成る共重合体のモノマー組成が(A) +(B
)+ (C)+ (D)=100モル%に対し、(A)
α−メチルスチレンが2〜50モル%、(B)スチレン
が5〜50モル%、(C)酸エステル化物が2〜20モ
ル%である特許請求の範囲第1項記載のマイクロカプセ
ルの製造方法。
3、壁膜材料のアミノアルデヒド縮重合物がメラミン−
ホルムアルデヒド縮合物である特許請求の範囲第1項記
載のマイクロカプセルの製造方法。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、水溶性高分子を含む水性媒体中で、アミノアルデヒ
    ド縮重合物を壁膜材料とするマイクロカプセルの製造方
    法において、前記水溶性高分子物質として(A)α−メ
    チルスチレン、(B)スチレン、(C)無水マイレン酸
    、(D)無水マイレン酸エステル化物からなる共重合体
    を用いることを特徴とするマイクロカプセルの製造方法
    。 2、(A)α−メチルスチレン、(B)スチレン、(C
    )無水マイレン酸、(D)無水マイレン酸エステル化物
    から成る共重合体のモノマー組成が(A)+(B)+(
    C)+(D)=100モル%に対し、(A)α−メチル
    スチレンが2〜50モル%、(B)スチレンが5〜50
    モル%、(C)無水マイレン酸が40〜50モル%、(
    D)無水マイレン酸エステル化物が2〜20モル%であ
    る特許請求の範囲第一項記載のマイクロカプセルの製造
    方法。 3、壁膜材料のアミノアルデヒド縮重合物がメラミン−
    ホルムアルデヒド縮合物である特許請求の範囲第一項記
    載のマイクロカプセルの製造方法。 4、(D)無水マイレン酸エステル化物のエステル残基
    がメチルエステル化物である特許請求の範囲第一項記載
    のマイクロカプセルの製造方法。
JP62122339A 1987-05-15 1987-05-18 マイクロカプセルの製造方法 Expired - Lifetime JPH064130B2 (ja)

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JP62122339A Expired - Lifetime JPH064130B2 (ja) 1987-05-15 1987-05-18 マイクロカプセルの製造方法

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JPH064130B2 (ja) 1994-01-19

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