JPS63286872A - 画像形成装置の現像装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野） この発明は、複写機、レーザ記録装置等の静電写真シス
テムを使用した画像形成装置の現像装置に関する。

（従来の技術〕 第３図は従来の現像装置１を示す概念断面図で、特に図
示せぬ画像形成装置本体に対し５ｔ！ｊ脱自在に装着さ
れるカートリッジ式の現像装置を示している。

この現像装ｆｆｆ１は現像剤（トナー）２を収容する円
筒形のカートリッジ３と、このカートリッジ３の前方に
回動自在に配設され、図示せぬ感光体の周面に形成され
た静電潜像へ現像剤２を付着させ、この静？！潜像を可
視化させる現像ローラ４とから構成されている。一方、
前記カートリッジ３内には、該カートリッジ３内に収容
された現像剤２を撹拌し、かつこの現像剤２を前記現像
ローラ４側へ搬送する一本のアジテータ５が回動自在に
支承されている。このアジテータ５はクランク状に形成
された軸６と、この軸６のクランクビン部６ａに嵌挿し
回動自在に支承されたチューブ７とから構成されている
。そして、現像装置１が図示せぬ画像形成装置内に＠看
されると、該画像形成装置内に配設された図示せぬ駆動
源により前記アジテータ５は図面の時計方向へ回転し、
現像剤２を撹拌しつつ現像剤２を現像ローラ４側へ搬送
する。なお第３図で符号８は現像ローラ４の周面に吸着
された現像剤２を均一な層状に形成し、かつこの現像剤
２を帯電させるブレードである。

（発明が解決しようとする問題点〕 ところで、上述した従来の現像装置１によると、現像剤
２の収容量を増大させ、長期間の使用に耐える現像装置
を提供する°場合は、カートリッジ３の径を増大させ、
かつアジテータ５を構成する軸６のアーム部６ｂの長さ
Ｒを増大させることにより、ｙＡｅ装置ｆｆ１の高さＨ
を大きくせざるを得ない。

一方、画像形成装置では薄型でコンパクトな装置が望ま
れているが、上述した従当の現像＠置１によると現像装
置の高さＨが大きくなる結果、画像形成装置の高さも大
きくなり、このため薄型でコンパクトな画像形成１１ｊ
ｆｆｊｌｒ提供することが出来ない問題点があった。な
お、このような問題点を解決するためにはカートリッジ
を薄型でしかも前後長が長いものに変更すれば良いと考
えられるが、このようなカートリッジ内に従来の如く一
本のアジテータを配設したものでは、アジテータのアー
ム部の長さが短くなるので、カートリッジ内に収容され
た現像剤を十分撹拌し、かつこの現像剤を現像ローラ側
へ搬送させることが出来ない。

〔問題点を解決するための手段及び作用〕上述した問題
点を解・決するため、この発明では現像剤を収容するカ
ートリッジ内に、少なくとも互いに回転位相を異ならせ
た二つのアジテータを配設し、この複数のアジテータに
より、容量を確保しつつ薄型に形成されたカートリッジ
内の現像剤を効率良く撹拌し、かつこの現像剤を現像ロ
ーラへ搬送させるようにしている。

〔実施例〕

以下、この発明に係わる現像装置の一実施例を詳述する
。

第１図はこの発明に係わる現像装置１０の概念断面図で
、第３図と同一部分を同一符号で示す。

この現像装置１０は、薄型で、しかも前後方向の長さし
の長いカートリッジ１１を有しており、この内部には二
つのアジテータ１２．１３が互いに回転位相を異ならせ
て配設されている。このアジテータ１２．１３のうち、
クランク形状に形成された軸１４．１５のアーム部１４
ａ、１５ａの長さＲ１、Ｒ２は、それぞれ高さＨ′が低
く形成されたカートリッジ１１内で回動自在となる長さ
に設定されている。また、上述したアジテータ１２．１
３の各軸１４．１５は第２図の要部概念斜視図のように
、カートリッジ１１の側方に配設された歯車伝導装置１
６により回転位相を異ならせて同一回転方向（第１図に
示す時計方向）へ回転する。なお、上述した各軸１４．
１５相互の回転位相は第１図に示すように、一方の軸１
５のクランクピン部１５ｂが現像剤２の表面２ａを打つ
際に、他方の軸１４のクランクピン部１４ｂが現像剤２
から脱出しているように位相差ｅが９０°±４５′″に
設定されている。このように各軸１４．１５の回転位相
ｆｆｅを９０゛±４５°に設定し、一方の軸１５のクラ
ンクピン部１５ｂが現像剤２の表面２ａを打つ際に、他
方の軸１４のクランクピン部１４ｂが現像剤２から脱出
しているようにすると、各軸１４．１５のクランクピン
部１４ｂ１１５ｂが同時に現像剤２の表面２ａを打つこ
とがないので、各軸１４．１５を駆動する歯車伝導装置
１６の駆動トルクが小さくてすむこととなる。

なお、上述した歯車伝導装置１６は第２図に示すように
、画像形成装置本体内に配設された図示せぬモータによ
り回転する駆動ギヤ１７、このギヤ１７に歯合し一方の
７ジテータ１３を構成する軸１５を回転させる従動ギヤ
１８、他方のアジテータ１２を構成する軸１４を回転さ
せる従動ギヤ１９、及びこのギヤ１９と前記ギヤ１８に
それぞれ歯合するアイドルギｔ２０とにより構成されて
いる。なお、これらのギヤのうちギヤ１８．１９．２０
は前記カートリッジ１１の側壁（図示せず）に回動自在
に支承されている。

次に、上述した現像装置１０の作用を説明する。

カートリッジ１１はその高さＨ′が低く設定されている
が、その前後方向の長さＬは長く設定されているので、
その長さしを増大させることにより、薄型で、しかも従
来と同等かあるいはそれ以上の容量が確保されることと
なる。一方、このカートリッジ１１内には現像剤２が浅
くしかも表面積が広く収容されるが、このカートリッジ
１１内には複数、実施例では二つのアジテータ１２．１
３が配設されているので、このカートリッジ１１内に収
容された現像剤２は前記複数のアジテータ１２．１３に
より十分撹拌され、しかも円滑に現像ローラ４へ搬送さ
れることとなる。

（発明の効果） この発明では、現像装置のカートリッジ内に複数のアジ
テータを配設するようにしたので、薄型で長さの長いカ
ートリッジを使用しても、その内部に収容されたｙＡ像
剤を十分撹拌し、これを現像ローラへ搬送させることと
なり、これにより薄型に現像装置を構成して、画像形成
装置の外形を薄型に仕上げることができる。また、複数
のアジテータの回転位相を異ならせたため、アジテータ
の駆動トルクが小さく、このため駆動トルクの小さい小
形のモータを使用し画像形成装置をコンパクトに仕上げ
ることもできる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、このブて明に係わる現像装置の概念断面図、
第２図はアジテータを駆動する歯車伝３＃装置の概念斜
視図、第３図は従来の現像装置を示す概念断面図である
。 ２・・・現像剤、４・・・現像ローラ、１０・・・現像
装置、１１・・・カートリッジ、１２．１３・・・アジ
テータ。 第２図 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 現像剤を収容するカートリッジ内に、該現像剤を撹拌し
   、かつ該現像剤を現像ローラへ搬送するアジテータを、
   互いに回転位相を異ならせて少なくとも二個配置したこ
   とを特徴とする画像形成装置の現像装置。