JPH06348130A - トナーカートリッジおよび、これを装填した複写機 - Google Patents

トナーカートリッジおよび、これを装填した複写機

Info

Publication number
JPH06348130A
JPH06348130A JP5163203A JP16320393A JPH06348130A JP H06348130 A JPH06348130 A JP H06348130A JP 5163203 A JP5163203 A JP 5163203A JP 16320393 A JP16320393 A JP 16320393A JP H06348130 A JPH06348130 A JP H06348130A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toner
toner cartridge
copying machine
stirring blade
rotary shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5163203A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiharu Morita
義治 森田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP5163203A priority Critical patent/JPH06348130A/ja
Publication of JPH06348130A publication Critical patent/JPH06348130A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 トナー搬送・補給用の攪拌羽根に付着残留す
るトナーを効率良く払い落とすことができるトナーカー
トリッジおよび、これを複写機本体に装填した複写機を
提供する。 【構成】 トナーカートリッジ1では、一端部を開放し
他端部を閉鎖した直管状の管体2内に、直径が管体2の
内径よりも小さい金属球3を収納し、この管体の複数本
を互いに適宜間隔をあけて、かつ攪拌羽根27回転用の
回転軸26に直交させて設ける。トナーカートリッジ1
を複写機本体の現像部に装填し、回転駆動機構を作動さ
せると、管体は回転軸26の回転によりこれを中心とし
て回転し、管体がほぼ鉛直状態になると金属球が自重に
より落下し、管体または回転軸に衝突する。この衝撃に
よる振動が攪拌羽根に伝わり、これに付着残留するトナ
ーが払い落とされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真画像形成用の
粉体トナーを補給するためのトナーカートリッジおよ
び、このトナーカートリッジを複写機本体の現像部に装
填した複写機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、トナーカートリッジ内の粉体トナ
ー(以下、トナーという)を複写機本体の現像部に補給
する際、トナーの使い残しをできるだけ少なくするため
に、図5に示す構造のトナーカートリッジが汎用されて
いる。
【0003】このトナーカートリッジ21は、一端部に
回転軸26駆動用の継手22を突設し、周壁23にトナ
ー排出口24をトナーカートリッジ21の軸線方向に開
口した紙製の円筒状容器25内にプラスチック製の回転
軸26を配設すると共に該回転軸にプラスチック製の攪
拌羽根27を設け、さらに、振り子重り28をプラスチ
ックフィルム29(商品名 マイラー:強化ポリエステ
ルフィルム)を介して回転軸26に吊設したものである
(例えば(株)リコー製のF11、N240、A7
等)。
【0004】このトナーカートリッジ21は複写機本体
の現像部に装填され、該現像部に設けられた回転駆動機
構(図示せず)に前記継手22を介して係合される。そ
して、トナーカートリッジ21内のトナーは、前記回転
駆動機構による攪拌羽根27の回転によってトナー排出
口24に向けて搬送されて現像部に補給され、攪拌羽根
27に付着残留するトナーは振り子重り28によって払
い落とされる。
【0005】このトナー払い落としに作用について具体
的に説明すると、振り子重り28は回転軸26の回転に
基づく遠心力により回転軸26を中心として振り回され
るものであり、図6に示すように攪拌羽根27が回転軸
26の直上に位置し、従って振り子重り28の直上に位
置するときには、振り子重り28は攪拌羽根27に衝突
しないためトナーTの払い落とし作用は生じないが、図
7のように攪拌羽根27が回転軸26の直下に位置する
ときには、振り子重り28が攪拌羽根27に衝突して払
い落とし作用が生じ、トナーカートリッジ21の底部に
落下したトナーTは、攪拌羽根27によりトナー排出口
24に向けて搬送される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように上記トナー
カートリッジ21では、攪拌羽根27に付着残留するト
ナーTが振り子重り28によって払い落とされる効果が
あるものの、この払い落としは、攪拌羽根27の1回転
に対して1回だけであるため、付着残留トナー量を十分
に低減することができない場合があった。
【0007】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
で、その目的は、トナー搬送用の攪拌羽根に付着残留す
るトナーの払い落とし作用に優れたトナーカートリッジ
を簡単な構成で提供することおよび、このトナーカート
リッジを複写機本体の現像部に装填してなる複写機を提
供することにあり、もって、トナーカートリッジのトナ
ー使用効率を向上させようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のトナー
カートリッジは、周壁にトナー排出口を開口した円筒状
容器内に回転軸を配設すると共に該回転軸に攪拌羽根を
設け、該攪拌羽根の回転によりトナーをトナー排出口に
向けて搬送可能としたトナーカートリッジにおいて、金
属球を収納した管体を前記回転軸に設け、該回転軸の回
転により前記金属球が自重で前記管体内を移動しうるよ
うにしたことを特徴とする。
【0009】請求項2に記載のトナーカートリッジは、
請求項1において、前記管体の両端部に金属製端板を設
け、前記金属球が前記金属製端板に衝突しうるようにし
たことを特徴とする。
【0010】請求項3に記載の複写機は、電子写真画像
形成用の現像部に回転駆動機構を設けた複写機本体と、
前記現像部に装填したトナーカートリッジとからなる複
写機において、請求項1または2に記載のトナーカート
リッジを前記複写機本体の現像部に装填し、前記トナー
カートリッジの回転軸を前記複写機本体の回転駆動機構
に係合したことを特徴とする。
【0011】
【作用】請求項1に記載のトナーカートリッジは複写機
本体の現像部に水平方向に装填して使用され、金属球を
収納した管体は回転軸の回転により、該回転軸を中心と
して回転する。この場合、管体が回転軸の下方に位置す
るときには金属球が自重により落下して管体内の一端部
(回転軸と反対側の端部)に衝突して管体を振動させ
る。この振動は、回転軸を介して攪拌羽根に伝わり、該
攪拌羽根に付着残留するトナーを払い落とす。また、管
体が回転軸の上方に位置するときには金属球が自重によ
り落下して管体の他端部(回転軸側の端部)に衝突して
管体を振動させ、同様にしてトナーを払い落とす。この
ように、払い落とし作用は、攪拌羽根が半回転するごと
に1回生じる。
【0012】請求項2に記載のトナーカートリッジにお
いては、落下する金属球が管体の金属製端板に衝突す
る。このため管体に付与される振動(衝撃力)が請求項
1の場合に比べて大きくなり、攪拌羽根からのトナー払
い落とし作用が向上する。
【0013】請求項3に記載の複写機においては、トナ
ーカートリッジ内のトナーはトナー排出口を介して現像
部に補給される。この場合、トナーカートリッジとして
請求項1または2に記載のものを装填したため、トナー
払い落としが攪拌羽根1回転当たり2回行われるので、
トナーカートリッジのトナー使用効率が向上する。
【0014】
【実施例】次に、本発明を、図面に示す実施例により更
に詳細に説明する。 実施例1 このトナーカートリッジ1は、図1の概略縦断面図に示
すように、一端部を開放し他端部をプラスチック製の端
板4により閉鎖した、プラスチック製または金属製で直
管状の管体2内に、直径が管体2の内径よりも小さい金
属球3(例えば鉄球)を収納し、管体2を攪拌羽根27
回転用の回転軸26に、前記開放側の端部を介して回転
軸26に直交させて設けたものであり、他の部分の構成
は図6の従来例と同様である。
【0015】前記管体2の取り付け数は任意に設定され
るが、この実施例では合計3本を互いに適宜間隔をあけ
て設けてある。管体2としては、プラスチック管よりも
金属管のほうが好ましく、金属球3による振動(衝撃
力)を、より効率良く攪拌羽根27に伝達することがで
きる。
【0016】この実施例では管体2を回転軸26に、攪
拌羽根27と正反対側に、かつ回転軸26と直交させて
設けてあるが(図2において、管体2と攪拌羽根27の
なす角度は約180°)、管体2の取り付け態様はこれ
に限定されるものではなく、管体2と攪拌羽根27のな
す角度を例えば90°前後としてもよいし、管体2を多
少傾斜させて設けることもできる。
【0017】管体2の形態としては、収納した金属球3
が回転軸26の回転に伴って円滑に落下するものであれ
ばよいが、直管とするのが特に好ましく、金属球3の落
下速度が高まって、管体2の振動が増大する利点があ
る。また、管体2の内径および金属球3の直径も適宜に
設定することができる。
【0018】なお、回転軸26や攪拌羽根27では、軽
量化等のために素材としてプラスチックを用いるのが通
常であるが、所望により回転軸26を軽量金属による中
空体とすることもできるし、攪拌羽根27を薄肉の軽量
金属で形成することもでき、この場合には、管体2の振
動が、より効率良く回転軸26、攪拌羽根27に伝達さ
れる。
【0019】このトナーカートリッジ1は、複写機本体
の現像部に装填され、該現像部に設けられた回転駆動機
構(図示せず)に継手22を介して係合される。そし
て、トナーカートリッジ1内のトナーは攪拌羽根27の
回転によりトナー排出口24に向けて搬送され現像部に
補給されると共に、攪拌羽根27に付着残留するトナー
は、管体2内での金属球3の落下により払い落とされ
る。
【0020】すなわち、 図2に示すように管体2が回
転軸26の直下に位置すると、金属球3が自重で落下し
て管体2の端板4に衝突して管体2を振動させる。この
振動は、回転軸26を介して攪拌羽根27に伝わり、こ
れに付着残留するトナーTが払い落とされる。
【0021】また、図3に示すように管体2が回転軸2
6の直上に位置すると、同様にして金属球3が落下して
回転軸26に直接衝突し、該回転軸の振動が攪拌羽根2
7に伝わり、トナーTが払い落とされる。払い落とされ
たトナーTは、攪拌羽根27によりトナー排出口24に
向けて搬送され、複写機本体の現像部に補給される。
【0022】このように、このトナーカートリッジ1で
は攪拌羽根26が1回転するたびにトナーの払い落とし
が2回行われるので、トナーカートリッジ1内に残留す
るトナー量が減少し、従って図6の従来例に比べてトナ
ーの使用効率が向上する効果がある。
【0023】実施例2 図4に示すトナーカートリッジ11は、管体2の両端部
に金属製端板12,13を設け、該金属板により管体2
を閉鎖したもので、その他の構成は実施例1と同様であ
る。この管体2では、落下する金属球3が金属製端板1
2,13のいずれかに衝突するため回転軸26に対する
衝撃力が増大する。従って、攪拌羽根27の振動による
トナー払い落とし作用が向上する利点がある。
【0024】
【発明の効果】以上の説明で明らかように、請求項1に
記載のトナーカートリッジでは、金属球を収納した管体
を回転軸と一体に回転させて管体内で金属球を落下さ
せ、間接的に攪拌羽根を振動させることにより、攪拌羽
根に付着残留するトナーを払い落とすように構成したた
め、トナー払い落とし作用が攪拌羽根1回転当たり2回
生じるので、トナーカートリッジに残留するトナー量が
従来のものに比べて減少し、従ってトナーの使用効率が
向上する効果がある。請求項2に記載のトナーカートリ
ッジでは、落下する金属球が管体の金属製端板に衝突す
るため、請求項1に記載のトナーカートリッジよりも優
れたトナー払い落とし作用が得られるので、トナーの使
用効率が更に向上する効果がある。請求項3に記載の複
写機では、トナーカートリッジとして請求項1または2
に記載のものを装填したため、トナー払い落としが攪拌
羽根1回転当たり2回行われるので、従来の複写機に比
べてトナーカートリッジのトナー使用効率が向上する効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るトナーカートリッジの概
略縦断面図である。
【図2】図1実施例において、管体が攪拌羽根の直下に
位置する場合の作用説明断面図である。
【図3】図1実施例において、管体が攪拌羽根の直上に
位置する場合の作用説明断面図である。
【図4】別の実施例に係るトナーカートリッジの構成お
よび作用を示す概略横断面図であって、管体が攪拌羽根
の直下に位置する場合のものである。
【図5】従来例のトナーカートリッジの概略斜視図であ
って、周壁の殆どを切除して示したものである。
【図6】図5のトナーカートリッジにおいて、攪拌羽根
が振り子重りの直上に位置する場合の断面図である。
【図7】図5のトナーカートリッジにおける振り子重り
の作用説明断面図である。
【符号の説明】
1,11,21 トナーカートリッジ 2 管体 3 金属球 4 端板 12,13 金属製端板 22 継手 23 周壁 24 トナー排出口 25 円筒状容器 26 回転軸 27 攪拌羽根 28 振り子重り 29 プラスチックフィルム

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周壁にトナー排出口を開口した円筒状容
    器内に回転軸を配設すると共に該回転軸に攪拌羽根を設
    け、該攪拌羽根の回転によりトナーをトナー排出口に向
    けて搬送可能としたトナーカートリッジにおいて、金属
    球を収納した管体を前記回転軸に設け、該回転軸の回転
    により前記金属球が自重で前記管体内を移動しうるよう
    にしたことを特徴とするトナーカートリッジ。
  2. 【請求項2】 前記管体の両端部に金属製端板を設け、
    前記金属球が前記金属製端板に衝突しうるようにしたこ
    とを特徴とする請求項1に記載のトナーカートリッジ。
  3. 【請求項3】 電子写真画像形成用の現像部に回転駆動
    機構を設けた複写機本体と、前記現像部に装填したトナ
    ーカートリッジとからなる複写機において、請求項1ま
    たは2に記載のトナーカートリッジを前記複写機本体の
    現像部に装填し、前記トナーカートリッジの回転軸を前
    記複写機本体の回転駆動機構に係合したことを特徴とす
    る複写機。
JP5163203A 1993-06-07 1993-06-07 トナーカートリッジおよび、これを装填した複写機 Pending JPH06348130A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5163203A JPH06348130A (ja) 1993-06-07 1993-06-07 トナーカートリッジおよび、これを装填した複写機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5163203A JPH06348130A (ja) 1993-06-07 1993-06-07 トナーカートリッジおよび、これを装填した複写機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06348130A true JPH06348130A (ja) 1994-12-22

Family

ID=15769246

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5163203A Pending JPH06348130A (ja) 1993-06-07 1993-06-07 トナーカートリッジおよび、これを装填した複写機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06348130A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010156949A (ja) * 2008-12-31 2010-07-15 Toshiba Corp トナーカートリッジ及び画像形成装置
DE102016113532A1 (de) * 2016-05-02 2017-11-02 General Plastic Industrial Co., Ltd. Tonerpatrone

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010156949A (ja) * 2008-12-31 2010-07-15 Toshiba Corp トナーカートリッジ及び画像形成装置
DE102016113532A1 (de) * 2016-05-02 2017-11-02 General Plastic Industrial Co., Ltd. Tonerpatrone

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3403571B2 (ja) トナー補給装置
JP3884974B2 (ja) トナー補給容器
JP4208645B2 (ja) 現像剤補給容器
JP4365969B2 (ja) 現像装置、プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置
JP3462860B2 (ja) 攪拌部材及びトナー供給容器
JPWO2008026605A1 (ja) トナーカートリッジ、トナーカートリッジ用アダプタ、トナーカートリッジ組立体および画像形成装置
JP2005077761A5 (ja)
US5270785A (en) Toner hopper
JP2002311698A (ja) 画像形成装置のトナーカートリッジ
JPH06348130A (ja) トナーカートリッジおよび、これを装填した複写機
JP2000155457A (ja) 画像記録装置
CN100458590C (zh) 显影剂收容容器及图像形成装置
JPH07253710A (ja) トナーホッパ及びこれを含む現像装置
JP2003057928A (ja) 粉体攪拌装置
JP6350484B2 (ja) 現像剤容器及び画像形成装置
JPH11119530A (ja) 現像装置
JPH0934233A (ja) トナーボトル
JP2002365895A (ja) 現像剤補給容器
JPH07271162A (ja) 画像形成装置
JP7129023B2 (ja) 粉体収納容器、粉体補給装置及び画像形成装置
JP2017083691A (ja) 現像剤容器及び画像形成装置
JP3420421B2 (ja) 現像剤/トナー供給・回収装置
JP2003015395A (ja) 画像形成装置
JP3793092B2 (ja) 現像剤補給容器及び現像剤補給装置
JPS63286872A (ja) 画像形成装置の現像装置