JPS63286505A - 熱風炉の保温方法 - Google Patents

熱風炉の保温方法

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Publication number
JPS63286505A
JPS63286505A JP12180987A JP12180987A JPS63286505A JP S63286505 A JPS63286505 A JP S63286505A JP 12180987 A JP12180987 A JP 12180987A JP 12180987 A JP12180987 A JP 12180987A JP S63286505 A JPS63286505 A JP S63286505A
Authority
JP
Japan
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checker
hot blast
air
combustion
silica
Prior art date
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Pending
Application number
JP12180987A
Other languages
English (en)
Inventor
Zenji Yamazaki
善治 山崎
Akira Kiyohara
清原 晃
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Nisshin Co Ltd
Original Assignee
Nisshin Steel Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nisshin Steel Co Ltd filed Critical Nisshin Steel Co Ltd
Priority to JP12180987A priority Critical patent/JPS63286505A/ja
Publication of JPS63286505A publication Critical patent/JPS63286505A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Vertical, Hearth, Or Arc Furnaces (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は改修等によって高炉を一時的に休止した期間中
の珪石熱風炉の保温方法に関する。
従来技術 高炉改修等によって高炉を一時的に休止するときには通
常、珪石熱風炉も休止され、その際熱風炉に対しては、
高炉稼動時の再使用に備えて珪石煉瓦の損傷が生じにく
い温度レベルに休止期間中保温するか或いは冷却中に煉
瓦損傷が生じないように注意しながら常温まで徐冷する
方法が採用されるが、熱風炉の要部に使用されている珪
石煉瓦には石英が573℃、クリストバライトが220
〜270℃、トリジマイトが1)7〜163℃など各変
態域があり、昇温或いは降温時にこれらの変態域を通過
すると、煉瓦に急激な膨張や収縮が生じ、変態点の通過
を繰返せば煉瓦の損傷が避けられないものとされていた
、そこで従来は通常、熱風炉を石英の変態点である57
3℃以上、例えば600℃以上の高温度域に保温する方
法が採用されている。この方法は熱風炉が操業されてい
るときと同様、燃焼と送風を交互に繰返すことによりな
るもので、熱風炉の炉内の温度が所定温度に低下したと
きには、第4図の破線に示されるように、仮燃焼ファン
3から供給される空気と燃料ガスとを混合してバーナ5
で燃焼させ、燃焼した熱ガスを燃焼炉2から蓄熱炉1に
通して該蓄熱炉1を加熱させるようになっており、加熱
後、熱ガスはチェッカー受金物6及び煙道弁8を経て煙
突9より放出される。一方排ガス温度が350℃近くに
達すると、第4図の実線で示されるように、仮燃焼ファ
ン3より供給された冷風がチェッカー受金物6の支柱下
側部に設置した仮設管1)より上向きに吹出し、チェッ
カー受金物6を冷却する。その後蓄熱炉1、燃焼炉2及
び仮設排熱管12を経て高温の熱ガスとともに放出され
ている。
発明が解決しようとする問題点 上述する従来の保温方法では、 (1)蓄熱炉に使用される珪石の背面温度を600℃程
度以上に維持するには、蓄熱炉上部のドームの温度を1
)50℃程度に維持しなければならないため燃料ガスの
使用量が多くなる、 (2)燃焼時の排ガス温度が350℃近くになると、ダ
クタイル鋳鉄で形成されるチェッカー受金物の脆性防止
と、支柱7の座屈防止のため冷風による冷却を余儀なく
されるが、冷風がチェッカー受金物、蓄熱炉、仮設排熱
管を仙って排出され、チェッカー受金物以外の不必要な
部分が冷却されるばかりでなく大気には1000℃程度
の高温の熱ガスが放出される、 (3)冷風の吹出しは支柱間に配設される仮設管より行
われ、支柱を外部より冷却するようになっているが、冷
却効果が悪く、チェッカー受金物等の冷却効果を上げる
には多量の冷風を必要とし、保温のためのエネルギーの
損失が大となるばかりでなく燃焼ファンも大型のものが
必要となる、などの難点があった。
第一の発明は従来方法の上述する問題点のうち、(3)
の問題点を解消すること、すなわち少量の冷風により支
柱等の冷却効果を上げ、エネルギーの損失を少なくでき
るようにすることを目的とし、第二の発明は送風冷却を
チェッカー受金物等のみに対して行うことにより従来方
法の問題点を解消すること、すなわち炉内の珪石煉瓦や
チェッカー受金物等の損傷を生じさせることなく少量の
エネルギーで熱風炉を保温させることを目的とする。
問題点の解決手段 第一の発明はそのため管状の支柱内部に冷風を通すこと
により支柱等の冷却効果を上げ、少量の冷風で支柱等の
冷却を行えるようにしたものである。すなわち第一の発
明は、高炉改修等によって珪石熱風炉を一時的に休止す
る際、燃焼と送風を交互に行って熱風炉を保温する方法
において、チェッカー受金物6の支柱7下部に送風管1
5を連結し、燃料ガスの燃焼による保温中、チェッカー
受金物6が所定温度に達すると、送風管15により冷風
を支柱に通して上昇させ、チェッカー受金物6が所定温
度に降下すると、送風を中断し、燃料ガスを燃焼させて
珪石煉瓦を保温するようにしたものである。
第二の発明は、高炉改修等によって珪石熱風炉を一時的
に休止する際、燃焼と送風を交互に行なって熱風炉を保
温する方法において、チェッカー受金物6の支柱7下部
に送風管15を連結し、燃料ガスの燃焼による保温中、
チェッカー受金物6が所定温度に達すると、送風管15
より冷風を支柱内に吹込んでチェッカー受金物6より煙
道側に流出させ、チェッカー受金物6が所定温度に降下
すると、送風を中断し、燃料ガスを燃焼させて珪石煉瓦
を保温するようにしたものである。
第−及び第二の発明において、送風管は好ましくは仮燃
焼ファン3より分岐される。
次に本発明方法を実施するための熱風炉について、第1
〜3図を参照して説明する。
第1図に示す熱風炉は外燃式珪石熱風炉で、図中、1は
蓄熱が主目的の蓄熱炉、2は燃焼炉で、仮燃焼ファン3
から供給された空気と燃料ガスを混合してバーナ5で燃
焼させ、燃焼した熱ガスを燃焼炉2より蓄熱炉1に通し
、チェッカー受金物6、排出口10及び煙道弁8を経て
煙突9から放出されるようにしである。チェッカー受金
物6の各支柱7には第2.3図に示されるように、仮燃
焼ファン3から分岐された送風管15が枝状に連結され
、第1図の実線で示されるように、仮燃焼ファン3から
冷風が送風弁16を経て支柱内に送込まれ、金物等を冷
却したのち排出口lO1煙道弁8を経て煙突9より上記
と同一ルートで放出されるようになっている。
実施例 高炉改修等によって熱風炉を一時的に休止し、燃焼と送
風を交互に繰返す保温状態下において、燃焼時、チェッ
カー受金物6の温度が座屈限界温度の350℃近くに達
したとき(このときの炉内温度はドーム部で1)50℃
、蓄熱炉の珪石煉瓦背面で650℃程度である)、燃料
ガスの燃焼を停止し、答弁を締め込んで保温した。2時
間後、炉内の熱伝達によりチェッカー受金物6が350
℃以上に上昇したのを確認して送風弁16を開け、仮燃
焼ファン3から26本のチェッカー受支柱7内に500
0 Nm″/Hの冷風を6時間吹込んだ、その結果チェ
ッカー受金物の温度は200℃に低下した。このときの
ドーム部の温度は1050℃、珪石煉瓦の背面温度は6
00℃を示し、石英の変態点に至っていなかった。珪石
煉瓦の背面温度があまり低下しなかったのは冷却風がチ
ェッカー受金物等を冷却後第1図の実線で示されるよう
に、煙道側に流出し、上方−に移動して煉瓦を冷却しな
いためと炉内上部の熱が下方に移動したためと考えられ
る。
本実施例によれば、燃料ガスの使用量はドーム部及び珪
石煉瓦背面とも大巾な温度低下がなかったので熱風炉−
基当り9000 Nm’/H程度でよくなり、従来法に
よる場合15.000 Nm3/H必要としていたのと
比べ大巾な使用量減となった。しかも本実施例による場
合、従来法のように送風冷却時に高温の熱ガスを放散さ
せるための仮設排熱管が不要となり、既設鋼で十分対処
できるので、保温に伴う設備費を軽減させることができ
る。
なお・チェッカー受金物の冷却を徐々に行えば、それだ
け燃焼時間を減らすこと可能である・発明の効果 第一の発明によれば、冷却風を支柱内部に通すので、冷
却効果が向上し、少量の冷却風で支柱等を冷却すること
ができるので、チェッカー受金物等の冷却によって生ず
るエネルギーの損失を少なくすることができ、かつファ
ンも大型のものを必要しない。
第二の発明によれば、冷却風を支柱内部に通し、チェッ
カー受金物等を冷却したのち煙道側に流出させ、煉瓦の
冷却にまで至らないようにしたので、第一の発明と同じ
効果が得ちれるばかりでなく煉瓦は燃焼末期の温度に維
持され、そのため次回燃焼時の投入ガス量を大巾に減ら
すことができるとともに熱ガス放散塔などの設備が不要
となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法で使用される珪石熱風炉の概略図、
第2図は同熱風炉の要部の拡大断面図、第3図は送風管
の配管図、第4図は従来例の概略図である。 1・・蓄熱炉  2・・燃焼炉

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)高炉改修等によって珪石熱風炉を一時的に休止す
    る際、燃焼と送風を交互に行って熱風炉を保温する方法
    において、チェッカー受金物6の支柱7下部に送風管1
    5を連結し、燃料ガスの燃焼による保温中、チェッカー
    受金物6が所定温度に達すると、送風管15により冷風
    を支柱に通して上昇させ、チェッカー受金物6が所定温
    度に降下すると、送風を中断し、燃料ガスを燃焼させて
    珪石煉瓦を保温するようにした熱風炉の保温方法
  2. (2)高炉改修等によって珪石熱風炉を一時的に休止す
    る際、燃焼と送風を交互に行なって熱風炉を保温する方
    法において、チェッカー受金物6の支柱7下部に送風管
    15を連結し、燃料ガスの燃焼による保温中、チェッカ
    ー受金物6が所定温度に達すると、送風管15より冷風
    を支柱内に吹込んでチェッカー受金物6より煙道側に流
    出させ、チェッカー受金物6が所定温度に降下すると、
    送風を中断し、燃料ガスを燃焼させて珪石煉瓦を保温す
    るようにした熱風炉の保温方法
JP12180987A 1987-05-18 1987-05-18 熱風炉の保温方法 Pending JPS63286505A (ja)

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