JP2005336544A - 熱風炉の保温方法および保温装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】高炉の休風時において熱風炉を保温する場合の保温コストを低減できる熱風炉の保温方法および保温装置を提供する。
【解決手段】熱風炉1の燃焼室2から蓄熱室3内の蓄熱煉瓦積み10に高温燃焼ガスを供給しながら蓄熱室の保温を行う熱風炉の保温方法において、蓄熱室に設けられた蓄熱煉瓦に形成された上下貫通状の孔を閉塞して蓄熱煉瓦積みの内部側への伝熱を阻止するとともに燃焼室からの高温燃焼ガスを前記蓄熱煉瓦積みの外周側に流すことにより、温度の高い内部に余分な熱を供給することなく、温度の低い外周部に適量の熱を供給することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、高炉の休風時における熱風炉の保温方法および保温装置に関するものである。
従来、高炉を改修する際に、熱風炉を徐冷する方法(例えば特許文献1参照)や、熱風炉を保温したまま保持する方法がある。
しかし、熱風炉を冷却する方法は、降温(冷却)や昇温に数ヶ月の期間を要するため、高炉の改修期間が数ヶ月となった近年ではあまり使用されていない。
高炉の改修時には、熱風炉の蓄熱室に熱を供給して保温しながら高炉の改修をする方法をとる場合が多く、従来、この種の熱風炉の保温方法としては、熱風炉鉄皮からの放散熱および排ガス損失分を補償する小容量のバーナにより保温に要する熱を供給するとともに、蓄熱室下端部に冷気を吸引して煉瓦受け金物の強制冷却を行うようにしていた(例えば特許文献2参照)。
特公昭59−30768 特公平1−20205号公報
通常、蓄熱煉瓦積みの放熱は、その中心部から外周部に向かってなされるが、蓄熱煉瓦の熱伝導率が小さく、中心部の熱が外周側に伝わりにくくなっているため、休風時に熱風炉を放置すると、その蓄熱煉瓦積みの中心部の温度が高く、外周部の温度が低い状態となる。従来の保温方法では、蓄熱煉瓦積みの全体に熱を供給しており、これによって温度の高い蓄熱煉瓦積みの中心部に余分な熱が供給されてしまい、保温コストが高くなっていた。
そこで本発明は、保温コストを従来よりも低減できる熱風炉の保温方法を提供することを目的とする。
本発明の他の目的は、保温コストを従来よりも低減できる熱風炉の保温装置を提供することである。
本発明は、上記の目的を達成するために以下の技術的手段を講じた。
すなわち、熱風炉の燃焼室から蓄熱室内の蓄熱煉瓦積みに高温燃焼ガスを供給しながら蓄熱室の保温をする熱風炉の保温方法において、蓄熱室に設けられた蓄熱煉瓦に形成された上下貫通状の孔を閉塞して蓄熱煉瓦積みの内部側への蓄熱を阻止するとともに燃焼室からの高温燃焼ガスを前記蓄熱煉瓦積みの外周側に流すことを特徴とする。
蓄熱室の蓄熱煉瓦積みは、その内部側から外周側に向かって放熱するため、外周側の温度が内部側よりも低くなっている。したがって、上述のように、蓄熱煉瓦に設けられた孔を閉塞し、蓄熱煉瓦の内部側への熱の供給(伝熱)を阻止することによって、保温に要する熱を温度の低い前記外周側に供給することが可能になる。これによって、温度の高い蓄熱煉瓦積みの内部に余分な熱を供給することなく、外周の温度の低い蓄熱煉瓦積みに適量の熱を供給することができ、保温コストが低減できるのである。
また、前記孔は、蓄熱室の下部で蓄熱煉瓦積みを支持する煉瓦受け金物側から閉塞手段によって閉塞されることが望ましい。これによって、蓄熱煉瓦の孔を容易に閉塞できるからである。
また、燃焼室または蓄熱室上部に設けられた補助バーナによって高温燃焼ガスを蓄熱室に供給することが望ましい。これによって、大容量の主バーナによって余分な熱を供給することなく、補助バーナによって保温に要する熱のみを蓄熱室に供給することができる。
熱風炉の保温装置としては、燃焼室または蓄熱室上部に設けられていて蓄熱室の保温に要する高温燃焼ガスを供給するための補助バーナを備え、補助バーナによって蓄熱室に供給される高温ガスを蓄熱室の蓄熱煉瓦積みの外周側に流すために蓄熱煉瓦に形成された上下貫通状の孔を閉塞する閉塞手段を備えたことを特徴とする。
これによれば、補助バーナによって保温に要する熱を蓄熱煉瓦に供給し、閉塞手段によって蓄熱煉瓦の孔を閉塞することで、温度の低い蓄熱煉瓦積みの外周側に熱を供給できるので、温度の高い蓄熱煉瓦の内部側に余分な熱を供給することがなくなり、蓄熱室下部の出口温度の上昇が抑制され、煉瓦受け金物を冷却する必要もなくなり、これによって保温コストを低減することができる。
また、前記閉塞手段は、蓄熱室の下部で蓄熱煉瓦を支持する煉瓦受け金物側から孔を閉塞する閉塞板を備えていることを特徴とする。これによれば、閉塞板によって複数の孔を同時に閉塞することができる。
本発明によれば、熱風炉の保温コストを従来よりも低減できる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態を説明する。
図1は、燃焼室2と蓄熱室3とが独立して構成された外燃式の熱風炉1を例示している。この熱風炉1は、燃焼室2で発生した熱を蓄熱室3で蓄熱し、この熱を熱風として高炉(図示せず)に供給するものである。
前記燃焼室2の下部には、主バーナ4が設けられており、燃焼室2内に送り込まれた燃料ガスと燃焼用空気をこの主バーナ4で燃焼させて高温の燃焼ガスを発生させるようになっている。
燃焼室2と蓄熱室3とは、その上部同士が連結管5によって連通されており、燃焼室2で発生した燃焼ガスが、連結管5を通じて蓄熱室3に送られるようになっている。
蓄熱室3は、円筒状の鉄皮6および断熱煉瓦7によって形成され、この蓄熱室3内には、蓄熱煉瓦8が積層状に設けられている。以下、積層状に積まれた蓄熱煉瓦8の集合体を蓄熱煉瓦積み10という。
図4に示すように、蓄熱煉瓦8は、六角柱状の珪石煉瓦を用いており、この蓄熱煉瓦8の内部に上下貫通状の孔9が複数形成されている。この蓄熱煉瓦8が上下に積み上げられた状態では、各蓄熱煉瓦8の前記孔9が上下方向で連通した状態となっている。
図5に示すように、蓄熱煉瓦積み10の外周に積まれている蓄熱煉瓦8も珪石煉瓦で出来ており、内側の孔9のある蓄熱煉瓦8(珪石チェッカー煉瓦)と同程度収縮する。これによって、孔9が設けられた蓄熱煉瓦8が温度変化によって収縮してもその位置がずれず、応力がかからないようになっている。そのため、蓄熱煉瓦の背面温度を600℃以上に保つ必要がある。
蓄熱室3の下部には、蓄熱煉瓦積み10を支持する煉瓦受け金物11が設けられている。この煉瓦受け金物11は、格子状に形成された板状の煉瓦受け部材12と、この煉瓦受け部材12を支持する複数の支柱13を備えている。この支柱13は、煉瓦受け部材12に一体に設けられており、各支柱13は等間隔に配置されて煉瓦受け部材12を支持している。
熱風炉1に対する蓄熱は、まず、燃焼室2の下部に接続された熱風炉ガス管15、燃焼用空気管16から燃料ガス、燃焼用空気を燃焼室2に送り込み、これらを主バーナ4で燃焼させて高温の燃焼ガスを発生させる。
そして、この燃焼ガスを蓄熱室3に送り込んで上から下に流す。このとき、燃焼ガスは蓄熱煉瓦8の孔9を通過し、燃焼ガスの熱が蓄熱煉瓦8に伝わって蓄熱される。
蓄熱煉瓦8を通過した燃焼ガスは、蓄熱室3の下部に接続された配管17を経由して煙道管18から排気される。
高炉への熱風供給に際しては、送風機(図示せず)を用いて図1に示す冷風管19から蓄熱室3に送風し、この送風空気が蓄熱煉瓦8の熱と熱交換し、熱風となって燃焼室2側に送られ、燃焼室2からブラストミキサ20に送られる。
この熱風は、ブラストミキサ20に接続されている混合冷風管21から送られた冷却風との混合によって温度調整され、ブラストミキサ20に接続された熱風本管22を通じて高炉に供給される。
高炉を改修する際には、熱風炉1の蓄熱室3は、所定温度に保温された状態で維持される。この保温は、熱風炉1に設けられた保温装置24によって行われる。
保温装置24は、燃焼室2に設けられた補助バーナ25と、蓄熱煉瓦8の孔9を閉塞する閉塞手段26を備えている。補助バーナ25は主バーナ4よりも小容量で、保温に必要な熱を蓄熱室3に供給するためのものである。なお、この補助バーナ25は、蓄熱室(3)の上部に設けるようにしてもよい。前記閉塞手段26は、蓄熱室3下部の煉瓦受け金物11側から蓄熱煉瓦8の孔9を閉塞するようになっている。
図1乃至図3において、閉塞手段26は、蓄熱室3下部の煉瓦受け金物11側から前記孔9を閉塞する閉塞板27を有している。閉塞板27は、支柱13に取り付けられた支持部材28によって支持されている。支持部材28は支柱13に対して上下移動自在に取り付けられている。
図3において、蓄熱室3内には複数の閉塞板27が設けられている。閉塞板27は、蓄熱煉瓦積み10の平面視における中心位置(または蓄熱室3の平面視における中央位置)から所定の範囲にある孔9を閉塞するように配置されている。この閉塞板27には、耐熱温度が400℃以上の材質のものを用いるのがよく、例えば、金属板、耐火樹脂製の板等が用いられる。
保温装置24による熱風炉1の保温は、蓄熱煉瓦8の孔9を閉塞手段26によって閉塞し、補助バーナ25を用いて高温の燃焼ガスを発生させ、この高温燃焼ガスを燃焼室2から蓄熱室3に送り、保温に必要な熱を供給することによって行われる。
閉塞板27による孔9の閉塞は、蓄熱室3の下部に設けられた出入口29から閉塞板27を蓄熱室3内に入れて所定位置に配置し、支持部材28によって閉塞板27を所定の高さに固定し、煉瓦受け金物11の煉瓦受け部材12の格子孔を下側から遮蔽することによって行われる。
閉塞手段26によって蓄熱煉瓦積み10の中心位置から所定範囲の孔9を閉塞すると、燃焼室2から送られてきた高温燃焼ガスは、閉塞されている孔9を通過せず、図2、図4の矢印で示すように蓄熱煉瓦積み10の外周10a側を上から下に流れる。このように、燃焼ガスが蓄熱煉瓦積み10の外周10a側を流れることによって、蓄熱煉瓦8への熱の供給は、その外周10a側から内部側に向かってなされることになる。
ここで、「蓄熱煉瓦積み10の外周10a側を流れる」とは、閉塞手段26によって閉塞された範囲よりも外側に位置する蓄熱煉瓦8の孔9を高温燃焼ガスが流れることをいう。
蓄熱煉瓦積み10の温度は、その内部側(特に中心部)が高く、外周10a側の温度が内部側よりも低くなっている。したがって、上述のように保温に要する熱を蓄熱煉瓦積み10の外周10a側に供給するのが効果的である。
すなわち、閉塞手段26によって蓄熱煉瓦積み10の中心位置から所定の範囲の孔9を閉塞することで、蓄熱煉瓦積み10の内部側への伝熱が阻止されるとともに、保温を要する蓄熱煉瓦積み10の外周10a側へ熱を供給することができるのである。
したがって、温度が低い蓄熱煉瓦積み10の外周10a側から適量の熱を供給し、しかも温度の高い蓄熱煉瓦積み10の内部側に余分な熱を供給することがなく、これによって保温コストを低減することができる。
図6は、蓄熱室内を保温しない場合の蓄熱室3の半径方向の温度分布を示している。蓄熱煉瓦積み10の外周部は、鉄皮から外部への放熱によって温度が低下するが、蓄熱煉瓦8は熱伝導率が小さいので、蓄熱煉瓦積み10の内部側から外周側への伝熱量が小さい。したがって、この図6に示すように、蓄熱室3内では、蓄熱煉瓦積み10の外周側が内部側よりも温度が低い温度分布となっている。
この図6において、実線は、蓄熱煉瓦8の温度が800℃の位置での温度分布を示しており、点線は、約30時間後の温度分布を示している。
この図6に示すように、蓄熱室3では時間が経過しているので鉄皮6表面から約1500mmの範囲で温度が低下しており、この範囲を効果的に保温する必要がある。
一方、鉄皮6表面から約1500mm以上の内部側では、蓄熱煉瓦の温度がほとんど低下しておらず、この範囲には、極力熱を供給しなくてもよく、この範囲に位置する蓄熱煉瓦8の孔を閉塞手段26によって閉塞することで、余分な熱を供給しなくてもよくなるのである。
なお、例えば、蓄熱室3の内直径が約8m、伝熱面積70000m2の場合、熱風炉1の操業を止めると、蓄熱室3内の放熱量は、約90×103kcal/h(約21×103kJ/h)程度となり、放熱熱流束は平均で約760kcal/hm2(約181×103kJ/hm2)になる。
蓄熱煉瓦積み10が上記の大きさの場合、閉塞板27は、蓄熱煉瓦積み10の中心位置から半径約3.7mの範囲にある孔9を閉塞するのが望ましい。この場合、閉塞板27は、蓄熱煉瓦積み10の上下方向の投影面積の約86%の範囲にある孔9を閉塞することになる。
この状態では、約150×103kcal/h(約36×103kJ/h)の熱量の投入によって補助バーナ25による燃焼ガス温度を約350℃とし、これによる蓄熱室3の保温が可能である。
上記の場合には、従来の保温方法では、約300×103kcal/h(約72×103kJ/h)の燃焼量が必要であり、本発明は従来の場合と比較して、保温に必要な燃焼量を半減でき、これによって保温コストの低減が可能である。
図7は、鉄皮6表面から約1000mmの位置から蓄熱煉瓦積み10の内部側を閉塞した場合の温度分布と、従来の保温方法によって蓄熱煉瓦積み10全体に熱を供給した場合の温度分布を示している。この図7に示すように、従来の保温方法と、本発明の保温方法とを比較すると、従来の保温方法では、鉄皮6表面から約1500mm以上の蓄熱煉瓦積み10内側部分の温度が上昇して800℃よりも高くなっており、この部分に余分な熱量が供給されていることになる。一方、本発明に係る保温方法では、閉塞手段26によって所定範囲の蓄熱煉瓦8の孔9を閉塞していて、蓄熱煉瓦積み10の内部側(中心部側)への伝熱が阻止されているため、従来技術のような余分な熱量の供給がなく、これによって保温コストを低減可能となっている。
なお、この図7では、鉄皮6表面から約1000mmから外側の範囲が蓄熱煉瓦積み10の外周10aになっているが、この外周10aの範囲は、蓄熱煉瓦積み10の大きさによって異なる。
本発明は上記の実施形態に限らず、種々の変形が可能である。
例えば、蓄熱煉瓦8の孔9を閉塞する閉塞手段26は、蓄熱室3の下部の煉瓦受け金物11側に設けられていたが、この閉塞手段26を蓄熱室3の上部や中途部に設けてもよい。ただし、この上部や中途部よりも低温の蓄熱室3の下部に閉塞手段26を設ける方が好ましい。
また、閉塞手段26は、閉塞板27に限らず、孔9に栓部材を嵌め込んで閉塞してもよい。この栓部材には耐火性樹脂や粘土等を用いるとよい。また、閉塞板27と栓部材を併用して蓄熱煉瓦8の孔9を閉塞してもよい。
蓄熱煉瓦8の種類は上記の実施形態のものに限らず、例えば、ハニカム形状等、高温燃焼ガスを上下に流すことができるものであればよい。
他の種々のものを用いることができる。
本発明は、熱風炉を操業せずに一定期間保温しておく場合に利用できる。
熱風炉の側面図である。 蓄熱室下部の拡大断面図である。 図1のA−A矢視線断面図である。 蓄熱煉瓦の斜視図である。 蓄熱室の内部を示す部分拡大図である。 蓄熱室を保温しない場合の蓄熱室内の温度分布図である。 従来の保温方法と、本発明の保温方法を使用した場合を比較する温度分布図である。
符号の説明
1 熱風炉
2 燃焼室
3 蓄熱室
8 蓄熱煉瓦
9 孔
10 蓄熱煉瓦積み
11 煉瓦受け金物
24 保温装置
25 補助バーナ
26 閉塞手段
27 閉塞板

Claims (5)

  1. 熱風炉(1)の燃焼室(2)から蓄熱室(3)内の蓄熱煉瓦積み(10)に高温燃焼ガスを供給しながら蓄熱室(3)の保温をする熱風炉(1)の保温方法において、
    蓄熱室(3)に設けられた蓄熱煉瓦(8)に形成された上下貫通状の孔(9)を閉塞して蓄熱煉瓦積み(10)の内部側への伝熱を阻止するとともに燃焼室(2)からの高温燃焼ガスを前記蓄熱煉瓦積み(10)の外周側に流すことを特徴とする熱風炉の保温方法。
  2. 前記孔(9)は、蓄熱室(3)の下部で蓄熱煉瓦積み(10)を支持する煉瓦受け金物(11)側から閉塞手段(26)によって閉塞されることを特徴とする請求項1に記載の熱風炉の保温方法。
  3. 燃焼室(2)または蓄熱室(3)上部に設けられた補助バーナ(25)によって高温燃焼ガスを蓄熱室(3)に供給することを特徴とする請求項1または2に記載の熱風炉の保温方法。
  4. 燃焼室(2)または蓄熱室(3)上部に設けられていて蓄熱室(3)の保温に要する高温燃焼ガスを供給するための補助バーナ(25)を備え、補助バーナ(25)によって蓄熱室(3)に供給される高温燃焼ガスを蓄熱室(3)の蓄熱煉瓦積み(10)の外周側に流すために蓄熱煉瓦(8)に形成された上下貫通状の孔(9)を閉塞する閉塞手段(26)を備えたことを特徴とする熱風炉の保温装置。
  5. 前記閉塞手段(26)は、蓄熱室(3)の下部で蓄熱煉瓦積み(10)を支持する煉瓦受け金物(11)側から孔(9)を閉塞する閉塞板(27)を備えていることを特徴とする請求項4に記載の熱風炉の保温装置。
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