JPS63286209A - 圧延機の初期圧下位置制御方法 - Google Patents

圧延機の初期圧下位置制御方法

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Publication number
JPS63286209A
JPS63286209A JP12002587A JP12002587A JPS63286209A JP S63286209 A JPS63286209 A JP S63286209A JP 12002587 A JP12002587 A JP 12002587A JP 12002587 A JP12002587 A JP 12002587A JP S63286209 A JPS63286209 A JP S63286209A
Authority
JP
Japan
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rolling
thickness
plate thickness
load
initial
Prior art date
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Pending
Application number
JP12002587A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiro Suzuki
鈴木 義博
Shigeru Echigo
滋 越後
Toshio Sakai
堺 俊夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Aluminum Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Aluminum Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Furukawa Aluminum Co Ltd filed Critical Furukawa Aluminum Co Ltd
Priority to JP12002587A priority Critical patent/JPS63286209A/ja
Publication of JPS63286209A publication Critical patent/JPS63286209A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、冷間圧延機の初期圧下位置を設定する方法に
関するものである。
(従来技術) 冷間圧延機の圧延開始時から目標の板厚を得るために設
定計算によってロールギャップを初期設定する方法が行
なわれている。この方法は、予め用意された圧延荷重予
測式、温度予測式、出側板厚予測式等の方法によって目
標板厚を得るためのロールギャップ設定値を計算して初
期設定することによって圧延開始時から目標とする板厚
を得る方法が一般的てあった。このように設定計算によ
ってロールギャップを初期設定するためには圧延材であ
る各合金の成分、温度、加工履歴等によって変化する変
形抵抗を計算する必要がある。しかし、この変形抵抗と
摩擦係数により計算される圧延荷重を精度よく予測する
ことは困難であった。また、このように圧延開始時から
目標の板厚を得るためには圧延材の先端を予めロールギ
ャップが初期設定された圧延ロールに噛み込ませるが、
特に薄板圧延では通板性の問題からロールギャップを充
分に大きくした状態で圧延材の先端を通し、その後停止
している圧延材を締込む形態を採用している。しかし、
この場合の接触弧長は圧延中のそれとは異なるために荷
重予測式を適用することができないので設定計算による
ロールギャップの初期設定により目標板厚を得ることが
できなかった。
(発明の目的) 本発明の目的は、複雑な設定計算をすることなく、圧延
材の先端から板厚を目標値に精度よく制御することがで
きる方法を提供することにある。
(発明の構成) 本発明に係る圧延機の初期圧下位置制御方法は、圧延材
がロールギャップ内で空通しされている状態で圧延ロー
ルを回転することなく圧下位置の初期設定を行なうが、
初期締込み作業中の板厚を圧延荷重信号を荷重補正係数
で補正した圧延荷重補正信号と圧下位置信号とから計算
によって求め、これが目標板厚になるように圧延ロール
の初期圧下位置を設定することを特徴としている。この
荷重補正係数は圧延ロールの回転の開始後接触弧長、圧
下力分布の変化、に伴なって荷重が変化するので接触弧
長と圧下力分布の変化に伴なって修正することが要求さ
れるこのようにして荷重補正係数を用いることによって
圧延ロールの停止中も含めて圧延開始時からゲージメー
タ自動板厚制御を適用することができるので圧延材の先
端のオフゲージ長が減少し、高い生産性で圧延作業する
ことができることになる。
(実施例) 本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明すると、第
1図は本発明に係る圧延機の初期圧下位置制御方法に用
いられる装置を系統的に示す。圧延材lOは巻戻機12
からガイドローラ14、入側板厚検出器16を経て圧延
機18の圧延ロール2OA、20Bを通り、出側板厚検
出器22.ガイドローラ24を経て巻取機26に巻取ら
れる。自動板厚制御装置28は入側板厚検出器16から
の入側板厚信号によってフィードフォワード自動板厚制
御するフィードフォワード自動板厚制御手段30と出側
板厚検出器22からの出側板厚信号によってモニター自
動板厚制御するモニター自動板厚制御手段32と圧延機
18の上側バックアップロール20°Aに設けられた荷
重検出器34からの荷重信号によってミル定数可変制御
するミル定数可変制御手段36とを含み、これらの制御
手段30,32.36は下側ノ、<ツクアップロール2
0゛Bに設けられた油圧圧下シリンダ38を制御する油
圧圧下制御装置40に切換接点42A乃至42Cを介し
て接続されている。圧延速度が30〜50m、p、m、
以上の通常の圧延作業中には切換接点42A乃至42C
が閉じられてこれらの制御手段30,32.36が油圧
圧下制御装置40に接続されフィードフォワード自動板
厚とモニター自動板厚制御とミル定数可変制御とが組合
わされた定常圧延が行なわれる。
本発明の方法は、圧延材lOがロールギャップ21内で
空通しされている状態で圧延ロール20.20’を回転
することなく圧下位置の初期設定を行なって圧延を開始
してから低速圧延(0〜50m、p、m、)までの間に
荷重補正係数材でゲージメータ自動板厚制御を行なうこ
とにある。更に詳細にのべると、ゲージメータ板厚演算
器54で次の(1)式に示すゲージメータ式により計算
されたゲージメータ板厚り。&lが目標板厚設定器56
の目標板厚h REFとなるように油圧圧下制御装置4
0に指令を出すことによって圧延材10の板厚を制御す
る。
bGM=so+sm+GMc−−−−(1)この(1)
式でSOはロールギャップ信号であり、この信号SOは
油圧圧下シリンダ38に設けられた油柱位置検出器46
からの信号によってロールギャップ演算器48で求めら
れ、Smは以下の方法によって求められてミル伸び量発
生器50から発生するミル伸び量であり、またGMCは
ゲージメータ定数と称される圧延ロール20A、20B
の熱膨張量等を補正する補正係数であってゲージメータ
定数設定器52によって設定される。ミル伸び量Smは
荷重−ミル伸び事変換器64によりて計算によって求め
られるが、この荷重−ミル伸び事変換器64は荷重検出
器34からの荷重に応じて荷重信号発生器58から発生
する荷重信号に後にのべる荷重補正係数設定器60から
の荷重補正係数CLDとスケールファクタ設定器62か
らの圧延材の板幅等の関数としてミル伸び量Smを計算
する。
第2図は荷重補正係数CLDを設定する状態を詳細に示
す。圧延ロール20A、20Bが停止している間に圧延
材を締込む場合には第3図(A)に示すように接触弧長
が第3図(B)に示す圧延中の接触弧長の2倍となり圧
下力分布も異なるために圧延荷重が圧延中に比べて大き
くなる。従って、荷重補正係数CLDを考慮しないでゲ
ージメータ自動板厚制御を適用すると、目標のロールギ
ャップよりも相当大きく締込むことになる。このため9
本発明では圧延ロール20A、20Bが未だ回転してい
ないで停止している圧延材を締込む場合には第1の荷重
補正係数CLDオ□な設定する第1の設定器部分66A
を切換接点68aを介して荷重補正係数設定器60に接
続してこの第1の荷重補正係数CLDsl。
T1を導入する。尚、この第1の荷重補正係数CLゎS
E□は圧延材の材質、圧下率等によって異なるので各圧
延条件毎にその最適値を予め記憶し、第1の設定器部分
66Aによって圧延条件に応じて自動的に設定される。
一方、上記の方法によって圧延材が圧下された後、圧延
ロール20A、20Bが回転し始めると、圧延荷重が減
少するので荷重補正係数C1゜もこれに合わせて徐々に
修正しなければならない。このため9本発明の方法では
圧延ロール20A、20Bが回転し始めた後第2の設定
器部分66Bを切換接点68bを介して荷重補正係数設
定器60に接続して第2の荷重補正係数CLDliET
!+を導入する。この第2の荷重補正係数CLO1ET
Iも圧延条件毎に予め記憶されてその圧延条件に合った
係数が設定される。尚、第2図において符号70は圧延
ロール20A、20Bが回転を開始した時の接触弧長、
圧下力分布の変化に合うように時定数が調整されたフィ
ルタである。
従って1本発明の上記方法によれば、圧延ロールの回転
の開始時に荷重が変化して生ずる板厚変動を最小限に抑
制することができ、ゲージメータ自動板厚制御に円滑に
移行することができる。尚9本発明は圧延荷重検出器を
備えていてロールギャップを検出することができるすべ
ての圧延機に適用することができる。
(発明の効果) 本発明によれば、上記のように、荷重補正係数を用いる
ことによって圧延ロールの停止中も含めて圧延開始時か
らゲージメータ自動板厚制御を適用することができるの
で圧延材の先端のオフゲージ長が減少し、高い生産性で
圧延作業することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図本発明に係る圧延機の初期圧下位置制御方法に用
いられる装置の概略系統図、第2図は荷重補正係数を設
定する系統を示す系統図。 第3図(A)(B)は圧延ロール停止中と回転開始後と
の圧延材料の状態をそれぞれ示す図である。 10−−−一一圧延材、20A、20B−−−−−圧延
ロール、3B−−−−一油圧圧下シリンダ、40−−一
一一油圧圧下制御装置、48−−−m−ロールギャップ
演算器、50−−−一一ミル伸び量発生器、52−−−
−−ゲージメータ定数設定器、54−−一−−ゲージメ
ータ板厚演算器、56−−−−−目標板厚設定器、5B
−−−−一荷重信号発生器、60−−−−−荷重補正係
数設定器、62−−−m−スケールファクタ設定器、6
4−−−−一荷重−ミル伸び事変換器、66A、66B
−−−−−第1と第2の設定器部分。 第1図 2C;A 、 20B   ” 02220′B072 ′丁 °” 46  区にイ42A □、“ 第2FIJ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)圧延材がロールギャップ内で空通されている状態
    で圧延ロールを回転することなく圧下位置の初期設定を
    行なう圧延機において、初期締込み作業中の板厚を圧延
    荷重信号を荷重補正係数で補正した圧延荷重補正信号と
    圧下位置信号とから計算によって求め、これが目標板厚
    となるように前記圧延ロールの初期圧下位置を設定する
    ことを特徴とする圧延機の初期圧下位置制御方法。
  2. (2)前記圧延荷重補正係数は圧延ロールの回転の開始
    後ゲージメータ自動板厚制御に移行するまでに接触弧長
    、圧下力分布の変化に伴なって修正される特許請求の範
    囲第1項に記載の圧延機の初期圧下位置制御方法。
JP12002587A 1987-05-19 1987-05-19 圧延機の初期圧下位置制御方法 Pending JPS63286209A (ja)

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JP12002587A JPS63286209A (ja) 1987-05-19 1987-05-19 圧延機の初期圧下位置制御方法

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JP12002587A JPS63286209A (ja) 1987-05-19 1987-05-19 圧延機の初期圧下位置制御方法

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JPS63286209A true JPS63286209A (ja) 1988-11-22

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100411272B1 (ko) * 1999-10-05 2003-12-18 주식회사 포스코 후판 압연기의 롤갭 자동 위치 결정장치 및 방법

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5169463A (en) * 1974-12-12 1976-06-16 Kobe Steel Ltd Atsuenroorukaidono seigyohoho

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