JPS63285581A - 球面表示素子 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 球体の球面を３分割した着色部のそれぞれに異なった色
を着色し、放射状に配設された電磁石を選択的に励磁す
ることで該球体を所定の角度に回動させることにより、
該着色部の所定箇所が前面より目視されるように形成し
たものである。

〔産業上の利用分野〕

本発明は球体に内設された永久磁石に対向した複数の電
磁石を選択的に励磁することで該球体を回動させるよう
に形成された球面表示素子に係り、特に、該球面の球面
に３色の異なった着色部が設けられるように形成された
球面表示素子に関する。

各種競技場などには、その競技における得点表示または
場内の案内表示等を行う大型の表示装置が設置されてい
る。

このような表示装置は複数の表示素子を配列することで
構成され、それぞれの表示素子が駆動されることでドツ
ト構成による表示データの表示が行われるように形成さ
れている。

また、このような表示素子としては球体を反転させるこ
とで駆動を行う球面表示素子が広く用いられ、一般的に
は、球体の球面の半分を例えば、白色と黒色の２つの色
に着色して黒地に白色の表示データを表示することが行
われている。

しかし、表示データの内容の多様化に伴い、特に、強調
したい表示データが生じた場合、このような白色の表示
データだけでは所定の表示データを強調させることはで
きない。

したがって、表示データとして白色以外に赤色または緑
色などの２色による表示が行われるとか望まれている。

〔従来の技術〕

従来は第３図の従来の説明図に示すように構成されてい
た。第３図の（ａ）は斜視図、（ｂ）は要部側面断面図
、（Ｃ）は要部平面図である。

第３図の（ａ）に示すように、パネル１１に所定ピッチ
で設けられた窓１１Ａにはそれぞれ球体１が係止される
ことで構成されていた。

このような球体１の係止は（ｂ）に示すように、球体１
に設けられた軸２がパネル１１の取付穴１１Ｂに回転可
能に挿入されることで行われている。

また、球体１に内設された永久磁石３に対応して電磁石
１０が備えられることで構成され、球体１ば電磁石１０
が励磁されることで永久磁石３が吸引または反発するこ
とにより、軸２を中心に回転を行う。この回転は軸２に
図示されていないストシバによって９０°の角度で停止
されるように形成されている。

そこで、（ｃ）に示すように、例えば、球体１の球面Ｌ
Ａの斜線で示したＡ部を黒色に着色し、反対面のＢ部を
白色に着色すると電磁石１０の極性がＮ極に励磁された
時は永久磁石３の極性のＳ極を吸引し、球体１は図示の
状態に保持される。しかし、電磁石１０の極性がＳ極に
励磁されると永久磁石３の極性のＳ極とは反発し、球体
１を矢印のように回転させ、永久磁石３の極性のＮ極を
吸引し、斜線の黒色のＡ部が図示と反対に位置される。

再度、電磁石１０の極性をＮ極に励磁すると球体１は矢
印のように回転し、元の状態に復帰する。

したがって、パネル１１の表面１１Ｃを黒色に着色する
と球面１ＡのＡ部またはＢ部が表面側Ｆに位置されるよ
うにそれぞれの球体１を電磁石１０の励磁によって回転
させることで表面側Ｆより見ることのできる白色のドツ
ト構成の客字などの表示を行うことができる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかし、このような構成では、球体１の球面には、例え
ば、白色と黒色の２色の異なった着色しか施されていな
いため、前述のような表示データの白色の所定箇所を赤
色によって表示することはできない。

したがって、必要に応じて、表示データの所定箇所を強
調するために、通常の表示データの表示の色と異なった
色によって表示することができない問題を有していた。

〔問題点を解決するための手段〕

第１図は本発明の原理説明図である。

第１図に示すように、永久磁石（３）が内設された球体
（１）と、該球体（１）を回転可能に支持する軸（２）
と、該永久磁石（３）に対して放射状に対向するように
配設される電極（６）を有する複数の電磁石（７）とを
備え、該電磁石（７）を選択的に励磁することにより該
球体（１）を所定の角度に回動させると共に、 該球体（１）の球面（１Ａ）には少なくとも３分割され
た着色部（４）が設けられ、該着色部（４）のそれぞれ
に異なった色の着色が施されるようにしたものである。

このように構成することによって前述の問題点は解決さ
れる。

〔作用〕

即ち、球体の球面には３分割された着色部を設けそれぞ
れの着色部に異なった色を着色すると共に、複数の電磁
石を設け、選択的に励磁することで球体の回転を所定の
角度に回動させるように形成したものである。

したがって、その回動によりそれぞれの着色部が表面側
より見ることができ、従来のような１色によるデータの
表示でなく、２色６４よるデータの表示を行うことがで
きる。

〔実施例〕

以下本発明を第２図を参考に詳細に説明する。

第２図は本発明による一実施例の説明図で、（ａ）は平
面断面図、　（ｂｌ）　（ｂ２）　（ｂ３）は動作説明
図である。

全図を通じて、同一符号は同一対象物を示す。

第２図の（ａ）に示すように、軸２に回転可能に係止さ
れた球体１の球面には３分割した着色部７Ａ〜７Ｃを設
けると共に、内設された永久磁石３に対して放射状に対
向する電磁石４八〜４Ｃを配設するように構成したもの
である。

そこで、電磁石４Ａ〜４Ｃのいづれかが励磁されること
で永久磁石３が吸引され、球体１が所定の角度に回動さ
せ、パネル１１の窓１１Ａより、着色部７Ａ〜７Ｃが見
えるようにしたものである。

このような球体１の回動は（ｂｌ）　（ｂ２）　（ｂ３
）に示すように行われる。

例えば、着色部７Ａを青色、着色部７Ｂを赤色、着色部
７Ｃを緑色にそれぞれ着色すると、先づ、（ｂｌ）に示
すよ・うに、電磁石４Ｂの一方の電極６をＮ極に励磁す
ることで永久磁石３のＳ極に対して吸引力Ｍが作用し、
窓１１Ａには着色部７Ａが位置され、青色が表面Ｆ側よ
り見ることができる。

次に、（ｂ２）に示すように、電磁石４Ａの一方の電極
６をＳ極に励磁することで永久磁石３のＳ極に対して反
発力Ｅが作用し、永久磁石３のＮ極に対して吸引力Ｍが
作用する。

そこで、球体が回動され、（ｂ３）に示すように窓１１
Ａには着色部７Ｂが位置され、赤色が表面Ｆ側より見る
ことができる。

更に、電磁石４Ｃの電極６をＳ極に励磁することで、同
様に球体１を回動させ、窓１１＾には着色部７Ｃを位置
させ、表面Ｆ側より緑色が見えるようにすることができ
る。

したがって、このように構成すると、前述の白と黒色の
２色の表示だけでなく、３色の表示を行うことができ、
例えば、表示データのを通常では緑色によって表示を行
い、特に、強調したい文字だけを赤色によって表示し、
注意が得られるように表示させることが行える。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明によれば、表示データの所
定の箇所だけを必要に応じて、通常の表示と異なった色
によって表示することができる。

したがって、表示データにアクセントを付加することが
でき、従来のような平凡な表示に比べ多彩な表示を行う
ことができ、実用的効果は大である。

【図面の簡単な説明】 第１図は本発明の原理説明図。 第２図は本発明による一実施例の説明図で、（ａ）は平
面断面図、　（ｂｌ）　（ｂ２）　（ｂ３）は動作説明
図。 第３図は従来の説明図で、（ａ）は斜視図、（ｂ）は要
部側面断面図、（Ｃ）は要部平面図を示す。 図において、 １は球体、　　　　　　２は軸。 ３は永久磁石、　　　　４は！磁石。 ６は電極、　　　　　　７は電磁石を示す。 ｑ、−と≦／ 」ぐ矛≦日月の沖、チ里言え５月図 第１図 ／Ｉバネ）し くＩｐ） イ芝釆の説明図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 永久磁石（３）が内設された球体（１）と、該球体（１
   ）を回転可能に支持する軸（２）と、該永久磁石（３）
   に対して放射状に対向するように配設される電極（６）
   を有する複数の電磁石（７）とを備え、該電磁石（７）
   を選択的に励磁することにより該球体（１）を所定の角
   度に回動させると共に、 該球体（１）の球面（１Ａ）には少なくとも３分割され
   た着色部（４）が設けられ、該着色部（４）のそれぞれ
   に異なった色の着色が施されて成ることを特徴とする球
   面表示素子。