JPS63285138A - セメントクリンカ−および高炉スラグの粉砕助剤 - Google Patents

セメントクリンカ−および高炉スラグの粉砕助剤

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Publication number
JPS63285138A
JPS63285138A JP11958687A JP11958687A JPS63285138A JP S63285138 A JPS63285138 A JP S63285138A JP 11958687 A JP11958687 A JP 11958687A JP 11958687 A JP11958687 A JP 11958687A JP S63285138 A JPS63285138 A JP S63285138A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
grinding aid
grinding
blast furnace
amount
furnace slag
Prior art date
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Pending
Application number
JP11958687A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigekatsu Kobayashi
小林 茂勝
Hideo Nakajima
中島 英生
Makoto Takakura
高倉 誠
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Chemical Corp
Original Assignee
Nissan Chemical Corp
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Publication date
Application filed by Nissan Chemical Corp filed Critical Nissan Chemical Corp
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Publication of JPS63285138A publication Critical patent/JPS63285138A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 童栗よq程尻分艷 本発明は、ボルトランドセメントタリンカーと石膏との
混合物あるいは、ボルトランドセメントタリン力−と石
膏と高炉スラグとの混合物あるいは、高炉スラグ単独の
粉砕工程に使用して粉砕効果を向上させ、かつコンクリ
ートとしての強度を改善させる効果をももつ粉砕助剤に
関するものである。
ボルトランドセメントタリンカーは、石灰石、粘土など
を約1 、450°Cの高温にて焼成・焼結して急冷さ
せて得た粒径が数閣〜数1の塊状物である。
該クリンカーは、例えば直径2.4メートル長さ13メ
ートルの閉回路型チュウプミルにて、普通ポルトランド
セメントの場合、約3%の三水石膏の他に粉砕助剤が0
.02%前後添加され、ブレーン比表面積として約3.
100 cj/gとなるように粉砕される。
一方、高炉スラグは、銑鉄を製造する際に高炉より排出
され、その一部は、空中にて徐冷されるが、一部は、冷
水または冷風により急冷して急冷スラグとする。この急
冷スラグは、粉末X線回折にて結晶ピークを殆んどもた
ないアモルファスで、アルカリ刺戟により凝結・硬化す
る性質、いわゆる潜圧水硬性をもっているので、高炉セ
メント用として特に有用であり、高炉セメントの需要の
増加に伴い急冷スラグの生産量が増大してりる。
該急冷スラグは、粒径が数閣のもろい粒状物でポルトラ
ンドセメントクリンカ−と石膏と一緒に粉砕する方法あ
るいは、急冷スラグ単独を粉砕した後ポルトランドセメ
ントと石膏とを混合する方法により高炉セメントとする
。粉砕する時、やはり粉砕助剤が用いられる。
災米皇狡歪 従来、粉砕助剤としては数多く提案され、例えば、ブタ
ノールのような脂肪族アルコール、グリコールなどの多
価アルコール、リグニンスルフォン酸塩などの分散剤、
トリエタノールアミンなどのアミノアルコール、あるい
は上記の混合物などがあるが、ジエチレングリコールが
多用されている。
、nが”しようとする。 占 コンクリートにした時、高強度を得るために該セメント
クリンカ−混合物を適性な粉末度、粒度分布をもつセメ
ントになるまで微粉砕されるが、この時、微粉砕される
につれて微粒子相互の凝集いわゆるアグロメレーション
現象あるいはミル内壁やボールに微粒子が付着するいわ
ゆるコーティング現象があり、粉砕力を低下させるため
粉砕助剤が必要とされる。しかしながら、セメントの粉
末度を上げるなどの目的のため粉砕助剤を必要以上に使
用すると、経済的に不利となるばかりか、コンクリート
にした時の悪影響があるので粉砕助剤の使用量に厳しい
制限があり、使いにくいといった問題がある。
μ 占を”°するための 本発明者等は、上記の欠点を改良すべく鋭意検討を行な
った結果、スルフォン化アミノ樹脂をポルトランドセメ
ントクリンカ−および/または高炉スラグに対し0.1
%未満の量を粉砕助剤として使用すると極めて効果のあ
ることを見出した。本発明の粉砕助剤としてのスルフォ
ン化アミノ樹脂とは、メラミンを主成分とするアミノ基
含有物質をアミノ基1モルに対しフォルムアルデヒド0
.9〜1.1モルおよび亜硫酸塩0.3〜0.4モルを
水溶媒下にて例えば特公昭43−21659、特開昭5
7−100959に準じて合成され通常20〜45%の
不揮発分を示す水溶液として得られる。該水溶液は、コ
ンクリート分野での高性能減水剤として広く用いられて
いるので、従来の粉砕助剤とは異なり粉砕助剤として使
用する時、過剰に添加しても支障はない。
しかも、長期間品質安定の水溶液であり、ジエチレング
リコールと異なり危険物でもなく、毒性もなく取扱い上
の問題はない。また比較的安価であるので経済上も難点
はなく有利である。なお、該水溶液を公知の粉砕助剤と
混合・併用することもでき、また、粉末化して粉砕助剤
として使用することは勿論可能である。
本発明の粉砕助剤の添加量は、0.1%を越えると経済
的でなくなるので、好ましい添加量は0.005〜0.
04%である。
また、該粉砕助剤は、普通ポルトランドセメント、早強
ポルトランドセメント、中庸熱ポルトランドセメント、
耐硫酸塩セメント、フライアッシュセメント、高炉セメ
ントなど水和反応によって硬化する水硬性のセメントの
粉砕仕上工程に有効である。
該粉砕助剤の添加方法は、従来の粉砕助剤と同様に特に
限定されないが、粉砕前あるいは粉砕時に滴下法または
スプレー法で行なうとよい。
止−尻 スルフォン化アミノ樹脂の粉砕助剤としての効果は、該
樹脂がスルフォン基を持ったアニオン性高分子電解質で
あって、分散作用と滑性の大なることによると考えられ
る。
裏層A 実施例1 外寸法300φ、長さ300ミリメートルのステンレス
製ボールミルポット(玉付)に普通ポルトランドセメン
トクリンカ−1kg、二本石膏30gを入れ、表1に示
す量の本発明の粉砕助剤を入れてブレーン比表面積3,
100±100 cffl/gとなるように粉砕した。
得られたセメントをJIS R5201に準じ粉末度試
験、フロー試験および圧縮試験を行なった。得られた結
果を表1に示す。比較例としてジエチレングリコール(
ΩEG)および無添加の場合を示す。
実施例2 実施例1と同一の粉砕条件にて普通ボルトランドセメン
トタリン力−600g、高炉水砕スラグ400gおよぞ
二本石膏30g入れ、表2に示す量の本発明の粉砕助剤
を入れてブレーン比表面積4.000±100 cff
l/gとなるように粉砕を行なった。
得られた8種高炉セメントをJIS R5201に準じ
て測定して表2に示す。比較例としてDEC、トリエタ
ノールアミン(TEA)および無添加の場合を示す。
光1じ九展 本発明の粉砕助剤を使用すると、粉砕効率が向上し、ま
た、発塵性が抑制され、更に添加量に厳しい制限がなく
なり、かつ良質なコンクリートを得ることができしかも
経済的であるので工業的有用性大である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. スルフォン化アミノ樹脂からなるポルトランドセメント
    クリンカーおよび/または高炉スラグの粉砕助剤
JP11958687A 1987-05-15 1987-05-15 セメントクリンカ−および高炉スラグの粉砕助剤 Pending JPS63285138A (ja)

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ID=14765034

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