JPS63284786A - 遠赤外線放射加熱体の成形方法 - Google Patents

遠赤外線放射加熱体の成形方法

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JPS63284786A
JPS63284786A JP11992087A JP11992087A JPS63284786A JP S63284786 A JPS63284786 A JP S63284786A JP 11992087 A JP11992087 A JP 11992087A JP 11992087 A JP11992087 A JP 11992087A JP S63284786 A JPS63284786 A JP S63284786A
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JP
Japan
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heating element
far
main body
infrared radiation
far infrared
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JP11992087A
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Inventor
Kenji Igarashi
五十嵐 健兒
Kazuyoshi Konno
今野 和義
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は遠赤外線を被加熱物に照射させて加熱するのに
用いられる遠赤外線放射加熱体の成形方法に関する。
(従来の技術) 周知の如く、遠赤外線放射による加熱原理によれば被加
熱物の内部比均等に加熱できてその加熱効率の向上等様
々な利点が得られるのであるが、従来に於いてはこの遠
赤外線を工業的に発生させる手段としては、一般に第゛
8図の如くセラミックス板3aの背面側をヒータ4で加
熱して、該セラミックス3aの表面側から遠赤外線を放
射させる手段が採られていた。
しかるに、前記の如くヒータ4とセラミックス板3aと
の両者を離反させたのでは、その加熱効率が悪く、又セ
ラミックス板3aの表面温度の設定が困難となる等、実
用面で難点がある。
よって、従来では前記難点を解消する手段として、ヒー
タをセラミックス製の本体に対して一体的に設けた遠赤
外線放射加熱体が開発されており、具体的には第9図又
は第1O図の如き手段により製造されていた。
すなわち、第9図は粘土やケイ石等の一般的なセラミッ
クス原材料を焼成して本体3bを所定形状に形成せしめ
た後に、該本体3bの背面側にニクロム線等の線ヒータ
4を接着させる手段である。また、第1θ図はセラミッ
クス製の本体3bの焼成前に線ヒータ4を封入し、その
後該本体3bを焼成する手段である。
(発明が解決しようとする問題点) しかるに、前記第9図に示す手段では、本体3bの成形
作業の後に線ヒータ4を別途接着させる作業が非常に煩
雑なものとなって作業性が悪く、特に本体3bの全面を
均等に加熱させるには線ヒータ4を本体3bの背面側の
略全面に渡って均一に配設せねばならないために、その
線ヒータ取付作業は一層煩雑なものとなっていた。
また、前記第10図に示す手段に於いても線ヒータ4を
本体3b内に予め封入させる作業が煩雑となる難点を有
するばかりか、本体3bの焼成作業時に線ヒータ4が同
時に加熱されるために、該線ヒータが加熱損傷する事態
を来すという致命的な問題点をも有していた。
更に、前記従来の両手段に共通する問題点として、前記
従来の手段は何れもセラミックス原料を加熱焼成するた
めに、その作業には非常に大掛かりな高温加熱装置を必
要として、その設備コスト及び運転コストが嵩み、製造
コストが高価となる他、セラミックス製の本体は焼成に
よってその硬度が増大されて極めて硬質なものとなるた
めに、その後の使用用途に応じた加工作業が極めて困難
となる問題点を存していた。
更に、前記従来の手段では粘土等の一般のセラミックス
原材料を用いて本体3bを成形してなるために、該本体
3bからの遠赤外線放射量はヒータ発熱量に比較して差
はど多く得られず、遠赤外線放射量の効率面に於いても
難点を有していた。
本発明は上記の如き従来の問題点に鑑みて発明されたも
ので、その目的とするところは、ヒータ(発熱体)と本
体との一体化作業を簡易にならしめると共に、大掛かり
な加熱装置等を別途用いる様な必要を無くして、簡易な
装置、成形工程により、成形後の加工作業性が良好で且
つ遠赤外線放射効率の高い遠赤外線放射加熱体を成形可
能ならしめる点にある。
(問題点を解決するための手段) 本発明はセラミックス原料に遠赤外線放射効果を高める
ものを用いて、これを焼成することなく面状の発熱体と
一体成形させることにより、上記従来の問題点を解決せ
んとするものである。
すなわち、本発明の構成の要旨は、成形用型1内に面状
発熱体2を配置させた後に、粉末状のセラミックス製遠
赤外線放射材料にセラミックス凝結用の凝結剤及び水を
混合せしめてペースト状とした混合材料3を前記成形用
型1内に流入せしめて自然硬化させることにより、遠赤
外線放射加熱体本体3゛を面状発熱体2と一体的に未焼
成で成形する点にある。
(作用) 従って、上記構成を特徴とする成形方法に於いては、本
体3゛と面状発熱体2との一体化は所定の混合材料3を
凝結硬化させて本体3゛を形成することにより同時に行
えることとなる。また、本体3′は所定の混合材料3が
凝結されて硬化成形されるために、焼成作業を行う必要
がなくなり、よって面状発熱体2が高温に晒されて損傷
する様な恐れがなくなると共に、本体3゛は焼成を行っ
たもの程は硬くならない。
更に、本体3°の原料として遠赤外線放射材料を用いて
なるために、該本体3”からの遠赤外線放射量は非常に
多いものとなる。
(実施例) 以下、本発明の実施例について説明する。
先ず、第1図の如く所定のキャビィティ形状に形成され
た成形用型1内に、例えば平面矩形状に形成きれた一定
厚みを有する面状発熱体2を配置せしめるのであるが、
該面状発熱体2はシリコン樹脂製のラバー内にカーボン
を封入せしめて電極(図示せず)を接続せしめたもので
あり、該電極に電力供給を行うことによりその全面が均
等に発熱すべく構成されたものである。
一方、遠赤外線放射発熱体の本体を構成する主原料とし
ては常温に於いても遠赤外線を放射すべくジルコン、ア
ルミナ、シリカ等が配合されたセラミックス製の遠赤外
線放射材料を用いるのであるが、該遠赤外線放射材料は
その外径が200μm程度の粉末状とされており、これ
にセラミックス凝結用の凝結剤及び適量の水を加えて、
これらを流動性のあるペースト状に混練する。尚、前記
凝結剤としては、リグニン、セルロース等の高分子物質
を主材とする基材にセメント材を混合させた粉末状のも
の(商品名:フジベトン、トーマスセラミソクス)等が
適用される。
次に、上記の如くしてペースト状とした混合材料3を第
2図の如く成形用型1内に流入せしめるのであるが、該
材料3はそのまま放置しておけばその後凝結剤の化学反
応作用により約80℃程度に発熱し、常温の雰囲気内に
於いて自然乾燥し、凝結硬化する。従って、前記混合材
料3は第3図の如く成形用型1に沿った所定形状に未焼
成で成形されて遠赤外線放射加熱体の本体3゛として形
成されると共に、面状発熱体2と一体的に接合されるこ
ととなるのである。また、前記本体3°はその硬化時に
於いてその含有成分のガラス物質が表面に押出されて光
沢のある装飾性に優れたものとなる。
更に、上記の如くして成形された遠赤外線放射発熱体は
、例えば乾燥炉の壁面材、オーブン加熱調理器の加熱体
、ホットプレートのプレート等としてそのまま利用でき
るのであるが、本体3゛は遠赤外線放射材料からなるた
めに、該本体3゛を加熱せしめた際の遠赤外線放射量は
極めて多く、また面状発熱体2による加熱は本体3′の
全面に渡って均等に行われるために、本体3゛の表面側
からは効率の良い遠赤外線放射が行え、被加熱物品の加
熱作業の効率を向上できることとなる。
尚、上記実施例に於いては、本体3゛の一側面側に面状
発熱体2を接合した形態のものを一例として説明したが
、本発明は例えば第4図の如く面状発熱体2を両側から
挟装すべくその両側面に本体3”、3゛を設けたり、或
いは第5図の如く本体3゛の内部に面状発熱体2を封入
せしめたり、更には第6図の如く本体3゛の特定部分に
のみ所定面積に形成された面状発熱体2を一個又は二個
以上適宜設ける様なことも自在である。
また、第7図は円筒状の面状発熱体2の外周部に円筒状
の本体3゛を外嵌させた状態に形成した例を示すもので
あるが、この様な形態のものであっても本発明の成形手
段により製作できるものであり、またこの加熱体を・ロ
ーラとして用いることにより遠赤外線放射による作用を
発揮させて食品、紙、樹脂等の様々な物体の加熱、乾燥
、或いは圧延等を行うことが可能である。
この様に、本発明に係る遠赤外線放射加熱体の具体的な
形態は問うものではなく、その本体部分の形状のみなら
ず面状発熱体の形状等も任意に変更自在であり、当然な
がら本発明の方法によって成形された遠赤外線放射加熱
体の具体的な使用用途は問うものではない。
また、本発明はその成形過程に於いて、遠赤外−線放射
材料、凝結剤、及び水辺外に他の物質を添加しても構わ
ず、顔料等の添加により適宜着色できるものである。
更に、本発明は凝結剤や遠赤外線放射材料の具体的な成
分、種類、粉末の大きさ、及びこれらの配合比率等は適
宜変更自在であり、また本発明に係る面状発熱体はその
発熱部位が面状に構成されておればよいもので、その具
体的な構成は任意に設計変更自在である。
(発明の効果) 畝上の様に、本発明は面状発熱体を予め配置させた成形
用型内に所定の混合材料を流入せしめて凝結剤により凝
結させて硬化成形させる手段なるために、本体と面状発
熱体との一体化は面状発熱体を損傷させる様な恐れを一
切有することなく本体の成形と同時に行われることとな
って、何ら従来の如く本体の成形工程とは別工程で発熱
体の取付接合作業を行う様な必要がなくなり、よって製
作作業の簡略化が図れて、その製作性を向上させること
ができるという格別な効果を有するに至った。
しかも、本発明は上記の如く所定の混合材料を凝結させ
て成形させるものであるために、従来の手段の如くその
成形作業には大掛かりな加熱装置を用いて煩雑な焼成作
業を行う必要がなく、本体の成形が簡易な設備によって
容易に行えて、その製作作業性を一層向上できる他、本
体が未焼成で成形されることによりその高硬度化が抑制
できて、その後の加工等の取り扱いに利便となる効果を
も有するに至った。
また、本発明は本体形成用の原料として遠赤外線放射材
料を用いてなるために、これによって成形された遠赤外
線放射加熱体は従来の単なるセラミックス製の本体を加
熱させていたものに比して格段多量の遠赤外線放射を行
うこととなり、加熱乾燥作業等に一層適したものが得ら
れるという大なる実益をも有するに至った。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本発明に係る成形手段の一実施例を
示す概略断面図。 第4図乃至第7図は遠赤外線放射加熱体の他の実施例を
示す概略断面図。 第8図乃至第10は従来例を示す説明図。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 成形用型1内に面状発熱体2を配置させた後に、粉末状
    のセラミックス製遠赤外線放射材料にセラミックス凝結
    用の凝結剤及び水を混合せしめてペースト状とした混合
    材料3を前記成形用型1内に流入せしめて自然硬化させ
    ることにより、遠赤外線放射加熱体本体3′を前記面状
    発熱体2と一体的に未焼成で成形することを特徴とする
    遠赤外線放射加熱体の成形方法。
JP11992087A 1987-05-15 1987-05-15 遠赤外線放射加熱体の成形方法 Pending JPS63284786A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009028586A3 (ja) * 2007-08-30 2009-05-22 Kuria Co Ltd 遠赤外線照射加熱手段を備えた乾燥装置及び加熱手段の製造方法並びに遠赤外線照射加熱手段により得られた被乾燥物及び被乾燥物の製造方法

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WO2009028586A3 (ja) * 2007-08-30 2009-05-22 Kuria Co Ltd 遠赤外線照射加熱手段を備えた乾燥装置及び加熱手段の製造方法並びに遠赤外線照射加熱手段により得られた被乾燥物及び被乾燥物の製造方法

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