JPS6265982A - セラミツクスの特殊乾燥方法 - Google Patents
セラミツクスの特殊乾燥方法Info
- Publication number
- JPS6265982A JPS6265982A JP60203061A JP20306185A JPS6265982A JP S6265982 A JPS6265982 A JP S6265982A JP 60203061 A JP60203061 A JP 60203061A JP 20306185 A JP20306185 A JP 20306185A JP S6265982 A JPS6265982 A JP S6265982A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drying
- ceramics
- molded body
- present
- molded
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Drying Of Solid Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
本発明は、セラミックスの鋳込み成形体を短時間で均一
に乾燥するための特殊な乾燥方法に関するものである。
に乾燥するための特殊な乾燥方法に関するものである。
［従来の技術］
セラミックスの成形方法の一つに、セラミックス原料と
バインダーを混合攪拌人した泥漿（スラリー）を吸水性
の型に流し込み、型に水分を吸収させてその表面にセラ
ミックスの着肉層を形成し、目的の成形体を得る方法が
ある。この成形法でつくられる成形体は、型に吸水させ
た後も多量の水分を含んでいるため、脱型後、その成形
体に含まれる水分を十分に除去するために別途乾燥工程
が必要である。そして、従来はこの乾燥方法として、そ
の成形体を乾燥器の中で加湿しながら加熱乾燥する方法
が主に採られている。
バインダーを混合攪拌人した泥漿（スラリー）を吸水性
の型に流し込み、型に水分を吸収させてその表面にセラ
ミックスの着肉層を形成し、目的の成形体を得る方法が
ある。この成形法でつくられる成形体は、型に吸水させ
た後も多量の水分を含んでいるため、脱型後、その成形
体に含まれる水分を十分に除去するために別途乾燥工程
が必要である。そして、従来はこの乾燥方法として、そ
の成形体を乾燥器の中で加湿しながら加熱乾燥する方法
が主に採られている。
［発明が解決しようとする問題点］
しかし、このような従来の乾燥方法では、その乾燥工程
を完了するまでに数日を要し能率が悪いばかりでなく、
乾燥中その表面側と内部とで水分量に不均一を生じて、
成形体に割れ、歪、変形等の不良を発生し易いことがあ
る。特に大物品や異形、厚肉品の場合は、水分量に不均
一を生じ、この成形法を利用したセラミックスの製造が
困難とされている。
を完了するまでに数日を要し能率が悪いばかりでなく、
乾燥中その表面側と内部とで水分量に不均一を生じて、
成形体に割れ、歪、変形等の不良を発生し易いことがあ
る。特に大物品や異形、厚肉品の場合は、水分量に不均
一を生じ、この成形法を利用したセラミックスの製造が
困難とされている。
本発明は、かかる事情に着目し、セラミックスの成形体
を短時間で不良を発生することなく均一に乾燥すること
ができる全く新しい乾燥方法を提供することを目的とし
ている。
を短時間で不良を発生することなく均一に乾燥すること
ができる全く新しい乾燥方法を提供することを目的とし
ている。
［問題点を解決するための手段］
本発明は、このような目的を実現するものとして、セラ
ミックスの鋳込み成形体をマイクロ波で加熱して乾燥す
る特殊な乾燥方法を提供するものである。
ミックスの鋳込み成形体をマイクロ波で加熱して乾燥す
る特殊な乾燥方法を提供するものである。
すなわち、本発明によると、スラリーを吸水性の型に鋳
込んだ後説型して得られるセラミックスの成形体をマイ
クロ波発生室内にセットし、ここにおいて必要に応じマ
イクロ波の入射時間を変更したり成形体を回転し乍ら、
成形体をマイクロ波加熱して乾燥させるようにしたもの
である。そして、この成形体のマイクロ波加熱は、好ま
しくは第１図に示すように、例えば１分毎に数秒間加熱
する間欠的な加熱を行なうものとしている。
込んだ後説型して得られるセラミックスの成形体をマイ
クロ波発生室内にセットし、ここにおいて必要に応じマ
イクロ波の入射時間を変更したり成形体を回転し乍ら、
成形体をマイクロ波加熱して乾燥させるようにしたもの
である。そして、この成形体のマイクロ波加熱は、好ま
しくは第１図に示すように、例えば１分毎に数秒間加熱
する間欠的な加熱を行なうものとしている。
［作用］
しかして、かかるマイクロ波加熱により成形体を乾燥さ
ぜるようにしたものであると、既知の乾燥方法の場合と
は逆に、その鋳込み成形体はマイクロ波を吸収する内部
の水分が加熱されて内部から表面側に水分の拡散が促進
されることになり、そのため成形体の各部は含有水分量
を均一に保ちながら成形体全体としては急速に乾燥が進
行するものとなる。そして、前述のように間欠的なマイ
クロ波加熱を行なうようにすれば、成形体の内部で水分
が沸騰し成形体に割れなどを発生する危険性も有効に回
避することができるものとなる。
ぜるようにしたものであると、既知の乾燥方法の場合と
は逆に、その鋳込み成形体はマイクロ波を吸収する内部
の水分が加熱されて内部から表面側に水分の拡散が促進
されることになり、そのため成形体の各部は含有水分量
を均一に保ちながら成形体全体としては急速に乾燥が進
行するものとなる。そして、前述のように間欠的なマイ
クロ波加熱を行なうようにすれば、成形体の内部で水分
が沸騰し成形体に割れなどを発生する危険性も有効に回
避することができるものとなる。
これ故、本発明に係る乾燥方法によると、乾燥工程にお
いて水分量の不均一によって割れ等の不良を発生する心
配がなく、また従来支障を来たした大物、異形、厚肉品
の場合も難なく乾燥できるものとなる。そして、その乾
燥に要する時間も、第２図にその一例を従来例と対比し
て示すように、今までの７日間の所要時間が僅か１部２
詩間にまで短縮される。
いて水分量の不均一によって割れ等の不良を発生する心
配がなく、また従来支障を来たした大物、異形、厚肉品
の場合も難なく乾燥できるものとなる。そして、その乾
燥に要する時間も、第２図にその一例を従来例と対比し
て示すように、今までの７日間の所要時間が僅か１部２
詩間にまで短縮される。
［実施例１
本発明の具体的な一実施例について説明する。
以下に、アルミナの鋳込み成形体を、マイクロ波加熱し
た場合と従来の加熱乾燥した場合の差異を対比して示す
、但し、下記（＋）〜（３）までの成形条件は共通して
採用される。
た場合と従来の加熱乾燥した場合の差異を対比して示す
、但し、下記（＋）〜（３）までの成形条件は共通して
採用される。
以下余白
（１）スラリー配合
アルミナ １００部
水 ３２．５部解膠剤
０．５部 （２）吸水型 石・屡型を使用 （３）成形体 形状寸法 φ５０Ｘ１００ （丸棒）脱型時の含
有水分量 約１５％（４）乾燥時間 従来法（加熱乾燥） １７０時間（７日間）未発明法（
マイクロ波加熱） １〜２時間なお、上記実施例のもの
に限らず本発明の乾燥方法は、鋳込み成形法によるセラ
ミックス成形体警こは、その成分組成や寸法形状等の条
件にかかわらず共通して適用できるものであることは言
う迄もない。
０．５部 （２）吸水型 石・屡型を使用 （３）成形体 形状寸法 φ５０Ｘ１００ （丸棒）脱型時の含
有水分量 約１５％（４）乾燥時間 従来法（加熱乾燥） １７０時間（７日間）未発明法（
マイクロ波加熱） １〜２時間なお、上記実施例のもの
に限らず本発明の乾燥方法は、鋳込み成形法によるセラ
ミックス成形体警こは、その成分組成や寸法形状等の条
件にかかわらず共通して適用できるものであることは言
う迄もない。
［発明の効果］
以上のように、本発明はセラミックスの鋳込み成形体を
マイクロ波で加熱し乾燥するようにしたものであるから
、乾燥ムラがなく、割れ、歪、変形等の不良を発生する
ことなしに短時間で効率よく乾燥工程を終了させること
ができ、しかも従来の方法では困難であった大物品等の
乾燥も無理なく行なえるという効果を奏する。
マイクロ波で加熱し乾燥するようにしたものであるから
、乾燥ムラがなく、割れ、歪、変形等の不良を発生する
ことなしに短時間で効率よく乾燥工程を終了させること
ができ、しかも従来の方法では困難であった大物品等の
乾燥も無理なく行なえるという効果を奏する。
第１図は本発明に係る乾燥方法の加熱プロフィールを示
す図であり、第２図は本発明による鋳込み成形体の乾燥
進行度合の一例を従来例と対比して示す図である。
す図であり、第２図は本発明による鋳込み成形体の乾燥
進行度合の一例を従来例と対比して示す図である。
Claims (1)
- セラミックスの鋳込み成形体をマイクロ波で加熱して
乾燥することを特徴とするセラミックスの特殊乾燥方法
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60203061A JPS6265982A (ja) | 1985-09-12 | 1985-09-12 | セラミツクスの特殊乾燥方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60203061A JPS6265982A (ja) | 1985-09-12 | 1985-09-12 | セラミツクスの特殊乾燥方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6265982A true JPS6265982A (ja) | 1987-03-25 |
Family
ID=16467688
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60203061A Pending JPS6265982A (ja) | 1985-09-12 | 1985-09-12 | セラミツクスの特殊乾燥方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6265982A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63236766A (ja) * | 1987-03-26 | 1988-10-03 | 松下電工株式会社 | セラミツクスの乾燥法 |
-
1985
- 1985-09-12 JP JP60203061A patent/JPS6265982A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63236766A (ja) * | 1987-03-26 | 1988-10-03 | 松下電工株式会社 | セラミツクスの乾燥法 |
| JPH0524876B2 (ja) * | 1987-03-26 | 1993-04-09 | Matsushita Electric Works Ltd |
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