JPS63284665A - 文書作成装置 - Google Patents

文書作成装置

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JPS63284665A
JPS63284665A JP62120590A JP12059087A JPS63284665A JP S63284665 A JPS63284665 A JP S63284665A JP 62120590 A JP62120590 A JP 62120590A JP 12059087 A JP12059087 A JP 12059087A JP S63284665 A JPS63284665 A JP S63284665A
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JP
Japan
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area
editing
window
section
task
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Pending
Application number
JP62120590A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Tamura
等 田村
Shigeki Taniguchi
茂樹 谷口
Masaki Fujiwara
正樹 藤原
Masanori Kawase
川瀬 正紀
Kiyoshi Masuda
清 増田
Hiroyuki Tomioka
裕之 富岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はテキスト、グラフ、図形などのように異なった
種類のデータを混在させて文書を作成。
編集する文書作成装置に関する。
〔従来の技術〕
近年、ワードプロセッサなどの文書作成装置においては
、扱うデータの種類がこれまでのテキスト(文字)デー
タだけでなく図形、グラフ、表。
イメージといったように種類が多くなってきている。ま
た、これら複数のデータが混在する文書の作成2編集方
法としては、特開昭61.−18036号に記載のよう
に、作成文書の頁レイアウト」―で編集するデータの格
納されている領域を指定した後、その領域に対する詳細
情報を上記頁レイアウトとは画面士別のエリアに表示し
て編集するという方法がとられていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来技術は、利用者がある領域を編集中にさらに別
の領域を編集したり、また、ある領域を編集中にその領
域が存在する頁とは別の頁のレイアウトを参照したりす
るといった点については配慮されておらず、このため、
上記のような操作を必要とする場合には現在作成してい
る領域の編集を一旦終了するか、または、現在作成して
いる文書を印刷した後に、それを参照しながら領域の編
集を再開するといった手順を踏まねばならず、文書作成
効率が低下するという問題があった。複数のデータが混
在する文書の作成において、各種データの作成2編集及
びレイアウト表示上における領域の編集や表示部の切り
換えなどをそれぞれ終了させることなく他の編集操作に
切り換えることが可能な文書作成装置を提供することに
より文書の作成効率を向上させることができる。しかし
、文書ならびに領域の編集を行なう際、JIS第1水準
及び第2水準等の標準用意文字以外に各領域編集時に独
立の文字を用いる場合、各々の編集部で使用する文字情
報全てを常時記憶部に記憶するためには記憶部(メモリ
)の容量を膨大に必要とするという問題があった。
本発明の目的は、各編集部の前記文字情報をより少ない
メモリ容量で制御することにより安価な文書作成装置を
提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、文書中に記載する記載要素を領域毎に入力
する入力部と、入力された記載要素を記憶する記憶部と
、前記記憶手段に記憶された各種記載要素を表示する表
示部と、各領域内のデータを作成2編集する領域編集部
と、作成文書の頁レイアウトを前記表示部により表示し
該表示に従って領域の編集を行い、さらに作成、更新を
指示された領域に対する領域編集部を起動する文書編集
部と、前記各編集部の内容をそれぞれ個別の表示エリア
に表示するウィンドウ表示手段と、前記各編集部間で情
報の連絡を行う情報連絡手段と、前記各編集部による編
集を切り換える編集部切り換え手段とを備えた文書作成
装置において、前記つイントウごとに独立して使用可能
な文字情報及び格納位置の登録手段と該文字の表示手段
と編集部切り換え時に前記格納位置より該当ウィンドウ
の文字情報を回復する文字情報回復手段を前記表示部に
具備せしめることにより達成される。
〔作用〕
文字情報登録手段は、各ウィンドウごとに使用する文字
情報及び格納位置を記憶部に記憶し、該文字の表示手段
で登録した文字を表示する。また、文字情報回復手段は
、編集部(ウィンドウ)の切り換えの際、該当ウィンド
ウの前記格納位置より文字情報を記憶部に回復するため
各ウィンドウの文字情報全てを常時記憶部に記憶する必
要がなく、安価な文書作成装置を提供することができる
〔発明の実施例〕
以下、本発明を日本語ワードプロセッサに実施した例に
ついて図面により説明する。
第1図は本発明を適用した日本語ワードプロセッサの構
成を示すブロック図で、1は文字等の入力を行うキーボ
ードや操作対象や機能名等を指示するマウスなどによる
ポインティングデバイス等による入力部、2は文字9図
形等を表示するCRTディスプレイなどによる表示部で
ある。3はRAM31、固定ディスク装置32やフロッ
ピディスク装置33等による記憶部で、固定ディスク装
置32には後述する文書編集プログラムや領域編集プロ
グラム等が格納され必要なときに前記プログラムがRA
M31に読み込まれて実行される。
また、プロツピディスク装置33は前記プログラムを固
定ディスク装置32に追加したり、作成した文書内容等
を記憶するために使用される。4はワイヤドツトプリン
タなどによる印刷部、5は前記各部の制御を行うための
マイクロプロセッサなどによる制御部で入力制御部51
.ウィンドウ管理部52.システム制御部53.印刷制
御部54゜表示制御部559編集部56.システム管理
部57、ファイル編集部58により構成される。本実施
例において文書の作成ならびに編集は編集部56にて行
い、編集部56は文書編集部561゜領域編集部562
の2つの部分から構成される。
第2図に表示部2に表示される画面を示す。画面21は
メニューエリア229編集エリア23゜アイコンエリア
24から構成さる。各編集部は、編集エリア23にそれ
ぞれ独自に矩形の枠25(以下ウィンドウと呼ぶ)内に
データを表示し、そのウィンドウ内において個別に文書
データの編集を行う。ウィンドウの種類としては、主な
作業を行うために用いられるマスクウィンドウ、補助的
な作業を行うために用いられるサブウィンドウ、利用者
に警告を与えるためのメツセージを表示する場合に使用
されるアラームウィンドウ等がある。
メニューエリア22には各編集部の機能分類名称26(
以下プルダウンメニュー名称と呼ぶ)が表示され、オペ
レータがマウスによりプルダウンメニュー名称26を指
示すると、ウィンドウが設定され(以下ではウィンドウ
のオープンと呼ぶ)、内部に詳細な機能項目一覧28が
表示される(以下ではプルダウンメニューと呼ぶ)。例
えば、第2図に示したように、メニューエリア22には
編集、印刷といったプルダウンメニュー名称26が表示
され、オペレータがマウスにより編集を指示するとプル
ダウンメニュー28がオープンし新規作成、更新等の機
能項目が表示される。この状態でオペレータがマウスに
より機能項目を指示すると指示された機能が実行される
ことになる。ウィンドウ25は、例えばウンイドウ名称
を表示するキャプションエリア251.データを表示す
るデータエリア252.オペレータがウィンドウのクロ
ーズ、移動、サイズ変更等の操作を指示するための制御
エリア253から構成される。アイコンエリア24には
、編集部等の各プログラムを表現する絵文字(以下アイ
コンと呼ぶ)27が表示され、オペレータの指定により
アイコンが選択されると対応するプログラムが起動され
る。
マウス31は第3図に示したように、例えば操作対象9
機能等を選択する実行ボタ23112選択した操作対象
を取り消すための取消ボタン312を備える。マウスカ
ーソル30はエペレータがマウス31を移動させる動作
に追従して画面21内を移動し、画面21内の操作対象
等を指示するために使用する。
以下、制御部5を構成する各部分について説明する。
システム管理部57は、入力制御部51から通知される
アイコンに対応した、例えばファイル編集部58.文書
編集部561などの、プログラムを起動しする。アイコ
ンとプログラムとの対応はアイコン管理テーブル571
により管理し、第4図に示すアイコン管理テーブル57
1にはアイコン番号と対応するプログラム番号が格納さ
れる。
プログラム番号は各プログラムに割当てられた識別番号
で、各プログラムは第5図に示すプログラム制御テーブ
ル572により管理される。プログラム制御テーブル5
72はプログラム制御ブロック573(以下PCBと略
記する)をプログラム番号順に配列したものである。P
CB573には、プログラムの開始番地情報5731.
スタックの番地情報5732.優先度情報5733.親
プログラム番号5734.データ種別5735.その他
のプログラム属性5736が格納される。親プログラム
番号5734は当該プログラムがどのプログラムから起
動されるかを示すものである。データ種別5735は当
該プログラムがどのような、例えばテキスト、図形とい
うような、データを扱うかを示すもので、データ番号が
格納される。また、データ番号に対応するデータ名称は
第6図に示すようにデータ名称定義テーブル(以下DN
DTと略記する)574に格納される。
ファイル編集部58は、記憶部3に格納されている文書
の一覧をウィンドウ内に表示し、指定された文書の編集
を行う。ここで、文書の編集とは、文書の更新指示、削
除、印刷などの総称である。
文書編集部561は、ファイル編集部58で作成、更新
を指示された文書の該当頁のレイアウトをウィンドウ内
に表示し、買上の領域の編集を行う。ここで、領域の編
集とは、領域内要素データの新規作成及び更新の指示さ
らに削除、移動、複写などの総称である。
領域編集部562は、文書編集部561において新規作
成、更新を指示された領域の内容をラインドウ内に表示
し、その領域内データの作成2編集を行う。領域編集部
562は、データの種別に応じて各種編集部がある。す
なわち、テキストデータ編集部、グラフデータ編集部2
同形データ編集部などである。
以上の編集部の内、文書作成開始後、実行可能な編集部
は常に画面上最上位のウィンドウの編集部とする。また
、ウィンドウを最上位にする、すなわち編集部を切り換
えるためには、表示されているウィンドウ上へマウスカ
ーソル30を移動させ、実行ボタン311を押下するこ
とにより行う。
この指示されたウィンドウの重なり順の変更はウィンド
ウ管理部52によって行う。
ウィンドウ管理部52は、ウィンドウの重なり順の変更
の他、各編集部からの要求に従って画面上にウィンドウ
をオープンしたリフローズしたりする。また、ウィンド
ウには優先順位が与えられており、オープン要求が競合
した場合、優先度の高いウィンドウが優先されてオープ
ンされるように制御する。優先順位はアラームウィンド
ウが最も高く、次いでサブウィンドウ、マスクウィンド
ウの順になっている。画面上にオープンされているウィ
ンドウは、第7図に示すウィンドウ管理テーブル521
によって管理される。ウィンドウ管理テーブル521は
ウィンドウ管理ブロック521(以下WCBと略記する
)をウィンドウ番号順に配列したものである。1NcB
522には以下に示す情報が格納される。
・ウィンドウの設定位置とサイズ情報5221画面21
の左上を原点とした場合のウィンドウ左上X座標、同y
座標、右下X座標、同y座標を格納する。
・ウィンドウの重なり順情報5222 複数のウィンドウが画面上にオープンされている場合、
それらがどういう順番で重なっているかを示す情報が格
納される。
・ウィンドウ名称情報5223 ウィンドウ25のキャプションエリア251に表示する
ウィンドウ名称を格納する。
・タスク番号5224 当該ウィンドウを設定したタスクの番号が格納される。
各編集部は1つのタスクとして生成され、タスク番号は
編集部がタスクとして生成されるときに、以下に述べる
システム制御部53によって、与えられる。
・ウィンドウ表示イメージの格納位置情報5225各ウ
インドウに対し1つのウィンドウ表示バッファが用意さ
れ、そこにウィンドウの表示イメージデータが格納され
る。ウィンドウ表示イメージの格納位置5225には該
当するウィンドウ表示バッファの位置が格納される。こ
の情報はウィンドウの重なり順の変更時にウィンドウの
下に隠れた部分の表示イメージを回復するために使用さ
れる。
・メニューデータ格納位置情報5226メニユーエリア
22.プルダウンメニューエリア28に表示するメニュ
ーデータの格納番地を格納する。
・使用中フラグ情報5227 uc+3522が使用中かどうかを示す情報を格納する
・ウィンドウ種別情報5228 マスクウィンドウ、サブウィンドウ、アラームウィンド
ウの何れであるかを識別する情報を格納する。
・入力状態情報522g 当該ウィンドウが最上位にオープンされている時の文字
入力モード等を格納する。文字入力モードとしては書体
により明朝体モード、ゴシックモード等が有、文字サイ
ズにより全角モード、半角モード等がある。これらのモ
ード切り換えは、例えば、専用キーまたはメニューから
選択して行う。
・文字データ格納位置情報5230 当該ウインドウに登録されている文字データの格納番地
を格納する。
ウィンドウ管理部52は以上の情報に基づき、ウィンド
ウの重なり順の変更、オープン、クローズ等を行う。そ
して重なり順を変更する際、ウィンドウ管理部52はシ
ステム制御部53に対し、それまで編集中であった編集
部の中断ならびに指示されたウィンドウの編集部の再開
を上記のタスり番号5224によりシステム制御部53
に要求する。また、ウィンドウのオープン要求が競合し
た場合はウィンドウの優先順位により優先度の低い要求
を高い方のウィンドウがクローズされるまで待たせたり
する制御を行う。この待ちの制御は第7図に示すように
オープン待ち行列523に要求したタスクのTCBを接
続したり、外したりすることにより行う。更に、前記ウ
ィンドウの操作により最上位となったウィンドウに対応
するメニューの表示を上記メニューデータ格納位置52
26に従い表示するように入力制御部51に要求し、入
力状態情報5229に従い入力状態情報を回復するよう
入力制御部51に要求し、文字データ格納位置情報52
30に従い文字データを回復するよう表示制御部55に
要求する。
システム制御部53は、上記ウィンドウ管理部52から
の要求に基づき該当するタスクの中断。
再開等の制御を行う。また、システム制御部53は各編
集部からの要求に基づいて該当する編集部をタスクとし
て生成したり、各編集部からの起動要求に基づいて該当
する編集部に対応したタスクの起動及び編集部からの終
了要求に基づき、該当する編集部に対応したタスクの終
了処理を行う。
更に、システム制御部53は、タスク間での情報交換を
可能とするために、各編集部からの要求に基づいて該当
する編集部へメツセージを送信したり、該当する編集部
から送信されたメツセージを受信する処理を行う。各タ
スクは第8図に示すタスク制御テーブル531と呼ばれ
るテーブルで管理され、タスク制御テーブル531はタ
スク制御ブロック532(以下TCBと略記する)をタ
スク番号順に配列したものであり、1つのタスクに対し
て1つのTCB532が割当てられる。TCB532に
は、例えば、以下に示すようにタスクの開始、再開に必
要となる全ての情報が格納される。
・リンクフィールド5321 TCB532をリストに接続するときに使用される。
・タスクの優先度情報5322 タスク実行時の優先順位情報を格納する。
・プログラム番号5323 タスクを生成したプログラムの番号を格納する。
・タスクの状態情報5324 タスクが現在どのような状態にあるかを示す情報を格納
する。
・中断フラグ情報5325 タスクに中断要求があったことを示す情報が格納される
・タスクの開始、再開番地情報5326タスクの開始番
地、または中断した時点の番地を格納する。
・スタックの状態情報5327 タスクが中断した時点のスタックの位置を格納する。
・CPUの状態情報5328 タスクが中断した時点のレジスタの内容を全て保存する
ここで、タスクの状態としては、例えば、以下に示すも
のがある。
・N0NEXISTENT状態 プログラムがタスクとして存在しない状態を示す。この
とき、当該TCBに対応するタスク番号は未使用状態と
なる。
・DORMANT状態 プログラムはタスクとして存在しているが、実行が禁止
されている状態を示す。
・READY状態 タスクに対しCPUが割当てられるとプログラムを実行
できる状態を示す。タスクをCPUに割当てる部分をタ
スク・ディスパッチャと呼ぶ。
・RUNNING状態 タスクのプログラムが実行されている状態を示す。
・すAITING状態 ある事象が発生するまでタスクの実行が待たされ、中断
している状態を示す。例えば、メツセージが送信される
まで待たされるメツセージ受信待ち、また入出力が終了
するまで待たされる入出力終了待ちなどがある。
READY状態のタスクは、第9図に示すように、例え
ば対応するTCBが1つのリストに優先度順に接続され
て管理され、このリストをREADYキューと呼ぶ。R
EADYキューのへラダ533にも最も優先度の高いR
EADY状態のタスクに対応するTCBへのポインタが
格納され、該TCBのリンクフィールド5321には次
に優先度の高いタスクに対応するTCBへのポインタが
格納され、以下同様にTCBが優先度順にポインタによ
り接続されており、末尾のTCBのリンクフィールドに
はリストの最後尾であることを示す情報が格納される。
タスク・ディスパッチャはREADYキューに接続され
ているTCBのなかで最も優先順位の高いものに対応す
るタスクをCPUに割当て実行させる。
WAITING状態のタスクは、例えば対応するTCB
が各待ちの要因に従い要因毎に用意されたリストに接続
されて管理され、ある事象の発生により待ちが解除され
る時に該当リストからTCBが外されREADYキュー
533に接続されて、タスク・ディスパッチャによりタ
スクの中断位置から再開される。
メツセージは第10図に示すように、メツセージ制御テ
ーブル534によって管理され、メツセージ制御テーブ
ル534はメツセージ制御ブロック535(以下MCB
と略記する)を配列したものであり、1つのメツセージ
に対して1つのMCB535が割当てられる。MCB5
35には、例えば、当該MCB535が使用されている
かどうかを示すステータス5351、送信側タスク番号
5352゜受信側タスク番号5353.メツセージのサ
イズ5354、送信されたメツセージを一時的に保持す
るメツセージバッファ5355が格納される。
また、メツセージ受信要求時のパラメータによりメツセ
ージ受信要求が有ったときにまだ相手のタスクからメツ
セージが送信されていなければ受信を要求したタスクに
対応するTCB532をREADYキュー533から外
し第11図に示すメツセージ受信待ち行列536に接続
して当該タスクをメツセージが送信されるまでWAIT
ING状態にすることもできるし、受信を要求したタス
クを1IAITING状態とはせず単にメツセージが送
信されていない旨を当該タスクに渡すこともできる。
ここで、第12図を用いてシステム制御部53全体の処
理フローを示す。システム制御部53に対しタスクから
の処理要求が発生すると、まず当該タスクが要求を出し
た時点の実行環境をTCB532に退避する(ステップ
1001)。次に、要求機能(1003〜1008)を
識別して、各機能に対応する処理を起動する(ステップ
1002)。
各機能に対応する処理終了後、タスクが切り替わるかど
うかを例えばREADYキュー533の状態から判定し
くステップ1011)、切り替わればタスクディスパッ
チャ1013を起動する。切り替わらなければステップ
1001で退避した実行環境をTCB532から回復し
くステップ101.2)、要求を出したタスクを再開さ
せる。また、入出力装置からの入出力終了割込みが発生
すると、割込み発生時点の実行環境をTCB532に退
避する(ステップ1009)。次に、例えば入力された
文字コード等を入力要求タスクに渡し、入力タスクの待
ちを解除するというような入出力終了処理を行った後(
ステップ1010)、タスクディスパッチャ1013を
起動する。タスクディスパッチャ1013は第12j図
に示すように、READYキューにTCBが接続されて
いるかどうかを判定しくステップ1191)、接続され
ていなければ割込みが発生するまで無限ループする(ス
テップ1197)L、接続されていればREADYキュ
ーのへラダ533に格納されているポインタから最も優
先度の高いTCBを取得し、該TCBの中断フラグ情報
5325からタスクに中断要求があったかどうかを判定
する(ステップ1192)。
中断要求があればポインタを更新して当該TCBをRE
ADYキューから外しくステップ1193)再び119
1から処理を行い、中断要求がなければ当該TCBをA
CTIVE状態としくステップ1194)当該TCBか
ら実行環境を回復しくステップ1195)対応するタス
クを再開されせる(ステップ1196)システム制御部
53に対して要求される機能としては、例えば、タスク
の生成・削除処理(1003)、タスクの起動・終了処
理(1004) 、タスクの強制終了処理(1005)
、タスクの中断・再開処理(1006)、タスク間での
メツセージ送信・受信機能(1007)、入出力要求処
理(LQO8)が有り、入出力要求処理1008はタス
クからのキーボードや表示装置等に対する入出力要求を
受付け、要求したタスクを入出力が終了するまで1i1
AITING状態にしたり、入出力終了時にtlAIT
ING状態のタスクをREADY状態に遷移させたりす
る。その他の各処理フローを第12a図〜第12i図に
示す。尚、各フローの詳細については後述する。
入力制御部51は、キーボードから入力された文字コー
ドやマウスから入力された座標値をタスクに渡したり、
マウスにより指示された画面21内のエリアに従い指示
されたアイコンのシステム管理部57への通知、指示さ
れたメニューのタスクへの通知、ウィンドウ管理部52
に対する指示されたウィンドウの切り換要求指示等を行
う。
第13図に示すように、まずステップ1301にて入力
部1からの入力データを解析し、マウスからの入力か否
かを判定する。マウスからの入力でない場合はキーボー
ドからの入力であり、押下されたキーに対応する文字コ
ードを取得しくステップ1311)、入力要求タスクに
取得した文字コードを渡す(ステップ1312)。例え
ば、オペレータがキーボード上の「あ」の文字キーを押
下したならば、入力を要求したタスクに「あ」の文字コ
ードを渡す。ステップ1301にてマウスからの入力と
判定したならばオペレータが画面上のどの場所を指示し
たかを調べるために座標の割り出しを行い(ステップ1
302)、マウスカーソル30をマウス移動位置に表示
する(ステップ1303)。ステップ1302の結果オ
ペレータの指示が最上位でないウィンドウの内部であれ
ばウィンドウ切り換え指示と判定しくステップ1304
)、ウィンドウ管理部52に対しウィンドウの切り換え
を要求する(ステップ1316)。オペレータの指示が
アイコン領域24であれば(ステップ1305)、どの
アイコンが指示されたのかを判定しアイコン番号を取得
後(ステップ1313)、取得したアイコン番号をシス
テム管理部57に通知する(ステップ1314)。更に
、システム管理部57は通知されたアイコンに対応する
プログラムをアイコン管理テーブル571より割り出し
、当該プログラムをタスクとして生成し、生成したタス
クを起動するため、このタスク生成、起動をシステム制
御部53に要求する。また、最上位のウィンドウ内での
操作対象の指示の場合は(ステップ1306)、その指
示座標値を画面上での座標からウィンドウ内での相対座
標値に変換した後(ステップ1317)、当該座標値を
入力を要求したタスクへ渡す(ステップ1318)。オ
ペレータの指示がメニューエリア22であれば(ステッ
プ1307)、ウィンドウ管理部52に対しプルダウン
メニューのオープンを要求する(ステップ1.315)
。また、オペレータの指示がプルダウンメニューエリア
28であれば(ステップ1308)、どの機能項目が指
示されたのかを判定し、指示された機能項目番号とプル
ダウンメニュ一番号を入力を要求したタスクに渡す(ス
テップ1319)。
オペレータの指示がウィンドウ内の制御エリア253ま
たはキャプションエリア251であれば(ステップ13
09)、入力を要求したタスクにクローズ、スクロール
等のコードを渡す(ステップ1310)。その他のエリ
アが指示された場合はなにもしない。また、上記におい
て入力要求タスクにコードを渡す場合は、システム制御
部53は入力を要求したタスクをWAITING状態か
らREADY状態に遷移させる。
メニューは第14図に示すメニュー管理テーブル523
.プルダウンメニュー管理テーブル525により管理さ
れる。メニュー管理テーブル523には、プルダウンメ
ニュー数5231、それに続きメニュー管理ブロック5
24がプルダウンメニュ一番号順にプルダウンメニュー
数だけ格納される。メニュー管理ブロック524には、
プルダウンメニュー名称5241.機能項目の最大文字
数5242、機能項目数524.3 、プルダウンメニ
ュー管理テーブル525へのポインタ5244が格納さ
れる。また、プルダウンメニュー管理チープル525に
は機能項目名称5251、機能項目が有効であるかどう
かを示す有効/無効フラグ5252が機能項目番号順に
機能項目数分格納される。以上の情報を基に入力制御部
51は、ウィンドウ管理からの要求が有ればウィンドウ
のオープン時または切り換え時に最上位となるウィンド
ウのプルダウン名称をメニューエリア22に表示する。
また、プルダウン名称がマウスにより指示されれば対応
するプルダウンメニュー管理テーブル525から機能項
目名称を取得し、当該機能項目が有効であれば通常表示
、無効であれば半輝度表示でプルダウンメニューエリア
28に表示する。
印刷制御部54は、編集部56からの文書の印刷要求に
基づいて印刷部4を制御するためのものである。
表示制御部55は、編集部56及びウィンドウ管理部5
2からの表示要求によりウィンドウ管理ブロック522
の重なり順情報を基に最上位ウィンドウ内に展開できる
部分のみの表示データを表示部2へ表示するためのメモ
リにドツト単位で書き込むためのものである。また、表
示制御部55は、各ウィンドウごとにJIS第1水準及
び第2水準等の標準用意文字以外の編集部独自の文字デ
ータを登録する機能及び前記登録文字を表示する機能を
有する。前記文字データを登録する場合、編集部56は
、文字データ所在位置をパラメータとし表示制御部55
に対し登録を要求する。表示制御部55では要求元のW
CB522の文字データ格納位置情報5230に文字デ
ータ所在位置を記憶し、該当ウィンドウが最上位にある
場合は文字データ格納位置情報5230で示されるエリ
アの情報を表示制御部55内部ヲコ転送する。なお、文
字データの所在位置は固定ディスク装置32または登録
要求元のRAM31等の所在を示している。次に、文字
データの構成例を第34図により説明する。
文字データ551には以下に示す情報が格納される。
・登録文字数5511 登録する文字数を格納する。
・文字サイズ情報5512 登録する文字の文字サイズ(例えば、16X16ドツト
あるいは24X24ドツト等)を格納する。
・文字パターンデータ5513 文字パターンのドツトイメージ等の情報を格納する。
表示制御部55は、以上の情報のうち文字パターンデー
タ5513のみ、表示制御部55で使用するRAM31
に格納する。ここで、登録文字数5511ならびに文字
サイズ情報5512は格納する際の容量算出に用いる。
次に、登録した文字を表示する場合、例えば、JISコ
ード等で文字表示要求を行なう際、JISコートの連続
した未使用コード、A1 、 A2 、・・・・・に対
応して登録文字の1番目の文字、2番目の文字、 ・・
という具合に割り付けることで前記文字を表示すること
ができる。なお、ウィンドウ(編集部)独自の文字には
、例えば、第35図に示すようにテキスト編集時の桁位
置を表す文字ノ(ターン552などがある。
さらに、ウィンドウ(編集部)切り換え時の処理は後述
するが、登録時と同じ要領で文字パターンデータを回復
する。
本実施例の日本語ワードプロセッサにおける文書の作成
2編集は以下の如く行う。
まず、初期状態において、オペレータが文書の新規作成
もしくは既作成文書の編集を開始するには、それぞれに
対応するアイコンをマウスにより指示することにより行
う。
入力制御部51はこのオペレータからの指示に対して画
面指示座標よりどのアイコンが指示されたかを判定し、
アイコン番号をシステム管理部57に通知する。一方、
システム管理部は第18図のフローに示すように初期状
態においてアイコン表示後(ステップ1701)、メツ
セージの受信を要求しくステップ1702)、メツセー
ジを受信したならばそのメツセージの送信元を判定しく
ステップ1703)、上記入力制御部51からのメツセ
ージだった場合には次にアイコン管理テーブル571を
元に指定されたアイコンに対応するプログラム番号を取
得しくステップ1704)、該当する編集部をタスクと
して生成、起動する(ステップ1.705)。このタス
クの生成、起動は第12a、c図の処理フローに示すよ
うに、まず、システム管理部57がシステム制御部53
に対し、プログラム番号を元にタスクの生成要求を行う
とシステム制御部はこれに基づき未使用のタスク番号を
タスク管理テーブルから取得し、対応するTCBを作成
しくステップ1101)、タスクをDORMANT状態
にして(ステップ1102)要求元に取得したタスク番
号を返す(ステップ1.103)。次にシステム管理部
57は上記タスク番号にしたがってタスクの起動要求を
行うと、システム制御部53は指定されたタスク番号に
対応するTCBをREADY状態としくステップ112
1 ) READYキューに接続し、これにより該編集
部は実行可能な状態となる(ステップ1122)。
また、上述の通知については、システム制御部53を経
由するメツセージの送受信により行う。
例えば上述のように、入力制御部51からシステム管理
部57に対してメツセージを送信する場合には、まず、
入力制御部51はシステム管理部57に対するメツセー
ジの送信要求をシステム制御部53に対し行う(ステッ
プ1706)。これに従ってシステム制御部53は、第
12h図に示すように、システム管理部からの受信要求
がきているかどうかをメツセージ制御テーブルより判定
しくステップ1171)、受信要求がきていれば送信メ
ツセージを対応するMCBのメツセージバッファに転送
しくステップ11.74.)、受信待ちタスク、すなわ
ち、システム管理部のTCBをメツセージ待ち行列から
外しREADYキューに接続する(ステップ1175)
。また、受信要求がまだなければシステム制御部53は
未使用のMCBを取得しくステップ1172)、該MC
Bのメツセージバッファにメツセージを転送する(ステ
ップ1173)。
一方、システム管理部がメツセージの受信要求をシステ
ム制御部53に対し行った場合、第12i図に示すよう
に、システム制御部53はシステム管理部に対するメツ
セージがMCB中に有るかどうか判定しくステップ11
81)、有れば上記MCBよりメツセージを取り出して
要求元であるシステム管理部にメツセージを転送する(
ステップ1184.)。上記においてMCBにメツセー
ジが無ければ、当該マクロを発行したタスクが待ち有り
を指定して要求したかどうか判定しくステップ1182
)、待ち無しの場合は当該タスクに対しメツセージが無
かった旨を返して処理を終了する(ステップ1185)
。また、待ち有りの場合は、未使用MCBを取得後当該
タスクのTCBをREADYキューから外してメツセー
ジ受信待ち行列に接続し、ディスパッチャへ制御を移す
(ステップ1183.1186)。従ってメツセージ送
信要求によりメツセージがMCBに転送されると受信待
ちとなっているタスクがREADYキューに接続される
ため、該タスクが再開されて再びメツセージ受信処理か
ら実行されてMCBの内容(メツセージ)が該タスクに
受は取られることになる。
これによりオペレータからの指示が文書の新規作成であ
った場合には文書編集部が既作成文書の編集であった場
合には次にどの文書を編集するのか指示させるためにフ
ァイル編集部がシステム管理部によりそれぞれ起動され
る。
次に、ファイル編集部58の処理内容を第19図のフロ
ーに基づき説明する。ファイル編集部58では、まずウ
ィンドウをオープンしくステップ2001)、そのウィ
ンドウ内に記憶部3内に格納されている文書の一覧を表
示する(ステップ2002)。表示後、ファイル編集部
58は入力制御部51に対して入力を要求しくステップ
2003)、入力があればその内容を判定する(ステッ
プ2004)。オペレータからの入力が操作したい文書
の指示であった場合にはどの文書が指示されたかを判定
し、第20図に示す操作対象文書テーブル581に文書
名を登録する(ステップ2005)。
なお、操作対象文書テーブル581は、指定文書数58
11と指定文書名5812から構成される。
また、更新、印刷の指示だった場合は更新、印刷の指示
がされたことをシステム管理部57へ現在対象指定され
ている文書名ならびに文書に対応するデータ種別番号と
ともに通知しくステップ2006)、文書の複写、削除
等の編集指示の場合は対象指定されている文書の複写、
削除等の処理を行ない(ステップ2007)、スクロー
ル指示であった場合は文書一覧のスクロール表示を行な
い(ステップ2008)、終了指示の場合は、ウィンド
ウをクローズしくステップ2009)、システム管理部
57にファイル編集処理が終了したことを通知しくステ
ップ2010)、タスクの終了を要求する(ステップ2
011)。この終了要求に伴いシステム制御部53は、
第12d図に示ように、要求タスクのTCBをDORM
ANT状態としくステップ1131)、タスクが使用し
ていた資源を解放する(ステップ1132)。ここで資
源とはメモリやCPUを指す。
上述のウィンドウのオープン/クローズ処理については
前述のウィンドウ管理部52において処理されるがその
処理内容を第15.16図のフロ−に基づいて説明する
まずウィンドウオープンの場合、ウィンドウ管理部52
はウィンドウが既に存在するかどうか判定しくステップ
1.501)、存在する場合には最上位にあるウィンド
ウのWCBからウィンドウ種別を取得後(ステップ15
02)、タスクから指定されたウィンドウ種別と取得し
たウィンドウ種別を比較しくステップ1503)、最上
位にあるウィンドウの方が優先度が高ければ要求したタ
スクのTCBをオープン待ち行列53に接続してタスク
を待ち状態にする(ステップ1504)。また、第33
図に示すようなマーク524のブリンク表示を表示制御
に対し要求する(ステップ1505)。
これにより、オペレータに対してオープンを待っている
ウィンドウがあることを促す。一方、要求されたウィン
ドウの優先度の方が高ければ、タスクから指定された情
報に基づいて1ilcB522を生成する(ステップ1
506)。次に、ウィンドウが既に存在するかどうか判
定しくステップ1507’)、存在する場合には現在最
上位となっているウィンドウを使用しているタスクを一
旦中断させ(ステップ1508)、最上位ウィンドウの
表示イメージを表示バッファに退避する(ステップ15
09)。
更に、オープン要求された時点の入力状態情報を最上位
ウィンドウWCBの入力状態情報格納エリア5229に
退避する(ステップ1510)。そして、タスクから指
定された位置、サイズに従ってウィンドウを表示しくス
テップ1511)、また、生成したウィンドウ管理ブロ
ックの番号を要求元タスクに返す(ステップ1512)
一方、クローズの場合は、まず、指定されたウィンドウ
のイメージを消去しくステップ1521)、ウィンドウ
管理テーブルからクローズ対象となっているウィンドウ
により隠されていたウィンドウを割り出し、前述の表示
バッファより表−示イメージを取り出して消去ウィンド
ウの下位のウィンドウの表示イメージを回復しくステッ
プ1522)、消去ウィンドウのWCB522を未使用
状態とする(ステップ1523)。また、オープン待ち
のタスクがあるかどうかをオープン待ち行列から判定し
く37) (ステップ1524)、あれば最も優先度の高いタスク
をREADY状態としてタスクを実行可能とする(ステ
ップ1525)。更に、オープン待ちのタスクが無くな
ったかどうかを判定しくステップ1526)、無くなっ
た場合にはオープンを待っているウィンドウが有ること
を促すマークの消去を表示制御に対し要求する(ステッ
プ1527)。
該タスクが再開されると再びウィンドウのオープン要求
から実行され、ウィンドウがオープンされる。
なお、上述におけるタスクの中断処理については後述す
る。
以上の如く、オペレータからの要求が新規作成の場合は
システム管理部57は入力制御部51からの通知に基づ
き文書編集部561をタスクとして生成後(ステップ1
705)、新規作成モードで起動しくステップ1707
)、また、既作成文書の更新の場合はファイル編集部5
8からの通知によるデータ種別番号から該当するプログ
ラム番号をプログラム制御テーブル(第5図)から取得
しくステップ1708)、文書編集部をタスクとして生
成しくステップ1709)、該編集部に対する起動パラ
メータを送信しくステップ1.710)、文書編集部を
更新モードで起動する(ステップ1711 )。
また、システム管理部57は自ら生成、起動した編集部
からの終了通知を受は取るとタスクの削除を行う(ステ
ップ1712)。タスクの削除については前述の生成要
求同様にシステム制御部53にて処理され、システム制
御部53は、第12b図に示すように、指定されたタス
クに対応するTCBをN0NEXISTENT状態とす
ル(ステップ111.1)。すなわち、該TCBを未使
用状態とする。なお、システム管理部57は文書編集部
561を起動する際、文書編集部に対してメツセージに
より上記モード及び生成したタスク番号を起動パラメー
タとして送信する。また、更新モードの場合にはファイ
ル編集部58から通知された更新対象文書名を合わせて
送信する。
さて、起動された文書編集部561の処理を第21.2
2a−Q図のフローチャートに基づいて説明する。
文書編集部561は、まず、初期処理(ステップ300
1)は、その詳細を第22a図に示すように、起動パラ
メータをメツセージにて受信しくステップ3101.)
、パラメータの内容に基づいて新規作成か文書更新か起
動モードを判定する(ステップ3102)。そして新規
作成の場合は文書データの初期化を行い(ステップ31
03)、文書更新の場合は更新対象となるデータを該パ
ラメータにより指定された文書名に従って記憶部3から
呼び出す(ステップ3104−)。なお、文書データの
構成については後述する。そして、プログラム制御テー
ブル(第5図)より文書中で領域新規作成、更新が可能
な領域編集部の一覧を示すサポート領域編集部管理テー
ブル(以下S FMTを略す)を作成する。SFMTは
第27図に示すように、サポートしうる領域編集部のプ
ログラム番号5682とこの領域編集部にて作成しうる
データの種別番号5683とを対にして保持し、さく4
0) らに上記領域編集部数5681を持つ。また、これと同
時に現在、どういったデータに対する領域の作成が可能
かをオペレータに知らせるために、プルダウンメニュー
データ中に上記領域編集部に対するデータの名称をセッ
トする(ステップ3105)。
そして次に後述する領域の編集に際してどの領域が操作
対象となっているかを示す操作対象領域テーブル(第2
8図)の指定領域数を0クリアしくステップ3106)
、続いてプルダウンメニューデータの有効無効状態の初
期化を行う(ステップ3107)。なお、操作対象領域
テーブルは第28図に示すように現在操作の対象として
指定されている指定領域数5684、指定されている領
域の種別5685及び指定されている領域の番号568
6を保持する(領域の種別については後述する)。この
、プルダウンメニューデータ有効/無効の切り換えにつ
いては後述する。続いて文書編集部561は、ウィンド
ウをオープンしくステップ3108)、そのウィンドウ
内に編集文書の第1頁のレイアウトを第31a図のよう
に表示する(ステップ3109)。なお、ウィンドウの
オープンに際し、ウィンドウのサイズは上記表示用紙の
サイズに対応した大きさとし、また、ウィンドウのタイ
トルの一部には文書編集部561のタスク番号を付加す
る。
さて、上述のSFMT、及びメニューデータの作成(第
22a図のステップ3105)の処理についてさらに詳
細に説明する。
SFMTは第27図に示すように文書編集部にとって、
起動可能な領域編集部のプログラム番号5682及びデ
ータ種別番号5683の一覧を示すテーブルであり、後
述する領域の新規作成、更新、ならびにレイアウトの表
示において該当するプログラムが存在するか否か、また
、タスクとして生成する際のパラメータとして用いる。
その作成方法は、第22b図に示すようにまず、プログ
ラム番号P及び登録番号Eti−0クリアしくステップ
3111.3112) 、プログラム制御テーブル(第
5図)の先頭ブロックから順に親プログラム番号が文書
編集部自身のプログラム番号と一致するかどうか判定し
くステップ3114)、一致する場合は文書編集部が起
動しうる領域編集部に対するPCB573とみなして該
プログラム番号P、及び該PCB573中にセットされ
ているデータ種別番号Dp をSFMTに登録する(ス
テップ3115)。
また、該データ種別番号に対応するデータの名称(例え
ば、9図形″′、″グラフ”等)をDNDT(第6図)
より取得し、その名称を文書編集部自身の持つメニュー
データ(第23図)内の領域新規作成用プルダウンメニ
ューデータの名称として登録しくステップ3116)登
録番号Eをインクリメントする(ステップ3117)。
以上の処理をプログラム管理ブロック数分繰返しくステ
ップ3118.3113) 、最後に登録番号Eを領域
編集部数5681にセットする(ステップ3119)。
これにより現在システム内に実際に組み込まれている領
域編集部に関する名称のみをプルダウンメニューとして
表示することが可能となる。また、領域編集プログラム
を新たにシステムに追加する場合は、文書編集プログラ
ムを変更する必要がなくなり、該当領域編集プログラム
のみを追加すればよい。従って、利用者は既存のプログ
ラムを変更せずに自分の目的に応じて作成したい領域の
編集プログラムのみを追加することが可能である。
システムに文書編集プログラム、領域編集プログラム等
のプログラムを組み込む方法としては、例えば、フロッ
ピディスクに前記プログラムとプログラム番号、優先度
、データ種別等のPCBを作成するのに必要な情報を記
憶させ、フロッピディスク装置からフロッピディスクに
記憶されたプログラムを読み込み、固定ディスクに格納
し、更にPCBを作成するのに必要な情報をフロッピデ
ィスク装置から読み込み、取得したプログラム番号に対
応するプログラム制御テーブルのエリアにPCBを作成
することにより行う。
ここで文書データの構成について第24図を用いて説明
する。
文書データは第24図に示すように、車管理テ   ゛
−ブル5610.頁管理テーブル5620.頁書式テー
ブル5630.領域管理テーブル5640、さらに領域
内データ5660から構成され、また、各テーブルはそ
れぞれ複数のブロックから構成される。以下、各テーブ
ルについて説明する。
・章管理テーブル5610 文書全体がいくつの章から構成されているかを管理し、
各章毎に先頭/末尾の頁を示す頁ポインタ5611.5
612を有する。また、章管理テーブルは各章毎にヘッ
ダ、フッタ等を表示、印刷するための印刷情報5613
を保持する。
・頁管理テーブル5620 頁内に設定されている領域の内、先頭/末尾の領域を示
す領域ポインタ5623.5624及び各頁でどの書式
データを使用しているかを示す頁書式ポインタ5625
とを有する。また、各ブロックは、後方ポインタ562
1と前方ポインタ5622により頁昇順にリンクし、こ
の内先頭/末尾の頁に関しては前述の章管理テーブルよ
りポイントされる。なお、本文書データにおける頁は第
25図に示すような構成となっている(5671は頁を
示す)。この内、頁のサイズ、余白については次に述べ
る頁書式テーブルにて、また、基本領域5672.内部
領域5673については領域管理テーブルにてそれぞれ
管理される。
・頁書式テーブル5630 作成している文書のフォーマットとして、用紙の型(A
3.A4等)、用紙方向(縦長、横長)、上下左右余白
等を管理する。
・領域管理テーブル564゜ 領域管理テーブルは、文書内(頁内)に格納するデータ
、例えば、テキストデータ、図形データ。
グラフデータといった各種データを頁内のどの位置にど
のような大きさで格納するかを管理する。
そのため、領域管理テーブルは頁内での領域設定位置と
して頁から余白の部分を除いた左上を原点とする領域左
上X座標5643.同y座標5644 。
右下X座標564.5 、同y座標5646を持ち、さ
らに領域内のデータの種別を示すデータ種別5647、
領域自身の持ち属性を示す領域属性5648、領域内デ
ータ566oをポイントするデータポインタ565oを
有する。なお、領域内身の持つ属性としては透明である
か不透明であるか(不透明の場合、該領域にて覆われた
下の領域は見えなくなる)、また、領域枠の線種等があ
る。
また、本テーブルにおいては、同一頁内の領域がどのよ
うな順番で重なっているかを管理できるようにするため
後方ポインタ5641と前方ポインタ5642により相
互にリンクする。この領域のリンクは優先度の低い領域
から高い領域へ、すなわち、頁内において最も下にある
領域から最も上にある領域へとリンクさせる。また、こ
の内、先頭/末尾の領域に関してはそれぞれ前述の頁管
理テーブルからポイントされる。さらに、領域管理テー
ブルでは当該領域が編集中であるか否か、また、当該領
域データ種別に対応する領域編集部が現在システム中に
存在しないかどうかを示すステータス情報5649を有
する。
また、頁内に存在する領域は大別して以下の2つに分か
れる。
(i)内部領域5673 基本領域上に存在する領域で、位置と大きさはオペレー
タの操作により決定される。また、当該領域内にはテキ
スト、図形、グラフ、イメージといった各種データの内
の1つが格納されうる。また、本領域に対する編集は領
域新規作成、更新。
移動、複写、削除等すべての領域編集を可能とする。
(ii)基本領域5672 頁から上下左右の余白を除いた部分を指し、オペレータ
の操作により頁が生成されると本領域も1つ生成され、
頁内においては常に先頭の領域(最も下にある領域)と
なる。また、本領域内には文書中本文となるようなテキ
ストデータのみを格納し、さらに本領域に対する編集は
上述の領域に対する編集の内、領域新規作成、更新を可
能とし、本領域に対する移動、複写、削除等の編集操作
については頁の移動、複写、削除といった頁に対する編
集操作にて行う。
・領域内データ5660 領域内に格納されるデータで、テキスト、図形。
グラフ、イメージデータ等が格納される。
さて、第21図において、初期処理(ステップ3001
)後、文書編集部561は入力制御部51に対して入力
を要求する(ステップ3002)。
そして、オペレータからの入力結果を判定しくステップ
3003)、操作したい領域の指示であった場合にはそ
の頁番号、頁内指示位置と領域の設定位置からどの領域
が指示されたかを文書データから判定し、その領域番号
を操作対象領域テーブルに登録する(ステップ3004
)。この時の判定方法を第22c図のフローを用いてさ
らに詳細に説明する。
まず、指示位置が基本領域5672内であったかどうか
判定しくステップ3201)、基本領域外の場合は指示
位置に相手する領域は1つもないので指示エラーとする
。基本領域内だった場合は頁内の内部領域5673で最
も上位にある領域(頁内末尾領域)から順に指示位置が
当該内部領域内に有るかどうかを判定しくステップ32
02〜3205)、判定の結果、内部領域内にあれば、
オペレータの指示は内部領域に対する操作指示とみなし
て内部領域指示フラッグを1にセラ1−シておき(ステ
ップ3206)、また、最終的に指示位置は現在表示中
の真上にある内部領域内には無かった場合(内部領域指
示フラッグがOだった場合)はオペレータは基本領域を
指示したものとみなして処理する。さて、指示位置が内
部領域5673内にあった場合は次に当領域が既に対象
として指定されているかどうか、すなわち当該領域の番
号がすでに操作対象領域テーブルに登録されているかど
うか判定しくステップ3207)、既に対象指定されて
いた場合は次の領域(文書データ上では現在判定の対象
となっている領域の領域管理ブロックの前方ポインタ5
642により示される領域)をチェックする。また、ま
だ、指定されていなかった場合は当該領域が指定された
ものとみなして当該領域の番号を操作対象領域テーブル
に登録するが、この際、すでに基本領域が対象として指
定されていた場合(ステップ3208)は操作対象領域
テーブルの指定領域数5684を一旦Oクリアした後(
該基本領域に対する対象指定を解除した後)(ステップ
3209)、上記内部領域番号及び領域種別を操作対象
領域テーブルに登録し、さらに指定領域数5681を+
1する(ステップ3210)。なお、上記において基本
領域が操作対象として登録されていた場合は、該指定を
強制的に解除するのは後述するように、基本領域と内部
領域との同時に指定可能とした場合、これに該当する領
域編集は1つもなくなるためである。
また、以上の処理において、内部領域が登録されなかっ
た場合は内部領域指示フラッグがOかどうか判定しくス
テップ3212)、0の場合は指定位置上に内部領域が
1つも無くオペレータは基本領域を対象として指示した
ものとみなす。そして次に基本領域の番号をテーブルに
登録するが、この際、すでに当基本領域が対象として指
定されていたかどうか判定しくステップ3213)、指
定されていなかった場合は内部領域が対象として指定さ
れていたかどうか判定しくステップ3214)、指定さ
れていた場合は操作対象領域テーブルを一旦クリアした
後(ステップ3215)、上記基本領域番号及び領域種
別を操作対象領域テーブルに登録して指定領域数を1に
セットする(ステップ3216)。
さて、オペレータからの指示が対象指定中の領域の指定
解除指示であった場合には、その頁番号、頁内指示位置
と領域の設定位置からどの領域が指示されたかを文書デ
ータから判定し、その領域番号を操作対象領域テーブル
から削除する(第21図のステップ3005)。この時
の判定方法を第22d図のフローを用いてさらに詳細に
説明する。
まず、指示位置が基本領域内であったかどうか判定しく
ステップ3251)、基本領域外の場合は無条件に操作
対象領域テーブルをクリアする。
すなわち、テーブルに登録されているすべての領域の指
定を解除する(ステップ325 B)。一方、基本領域
内だった場合は頁内の最も上位にある領域(頁内末尾領
域)から順に指示位置が領域内に有るかどうかを判定し
くステップ3252 、3253)、判定の結果、領域
内にあれば当該領域が操作対象領域テーブルに登録され
ているかどうかを判定しく52) (ステップ3254)、登録されていれば当該領域番号
をテーブルから削除する(ステップ3257)。
一方、ステップ3253において指示位置が当該領域内
になかった場合、また、ステップ3254において当該
領域はテーブルに登録されていなかった場合には、ステ
ップ3255.3256を経て以降の領域に対して同様
の判定を行う。
さて、以上の領域の指定/解除操作に伴い実行できる領
域の編集操作が逐次変わるが、この際の領域操作に関す
るプルダウンメニューの有効/無効状態の切り換え処理
(第21図のステップ3014)について第22e図を
用いて説明する。
領域に対する編集操作は第26図に示すように操作の対
象として指定された領域の数に応じて3つに分類するこ
とができる。すなわち、まず、対象指定中の領域数を判
定しくステップ3301)、領域数がOの場合は領域新
規作成のプルダウンメニューのみを有効とし、その他の
領域編集は全て無効とする(ステップ3302)。また
、対象指定中の領域数が1の場合はとりあえず領域新規
作成のプルダウンメニューのみを無効とし、その他の領
域編集は全て有効とする(ステップ3303)。
また、対象指定中の領域数が2以上の場合は移動。
複写、削除のみを有効とし、その他の領域編集は全て無
効とする(ステップ3304)。また、対象指定数が1
の場合はさらに指定されている領域が基本領域かどうか
を判定しくステップ3305)、基本領域の場合は属性
変更、サイズ変更も無効にしくステップ3306)、次
に、指定されている領域のステータスが0以外かどうか
を判定しくステップ3307)、0以外の場合(当該領
域は現在既に編集中か、もしくは、当該領域を更新可能
な領域編集部がシステム中に存在しない場合)は更新も
無効とする(ステップ3308)。また、対象指定数が
1以上の場合は指定されている領域の中にステータスが
1の領域(現在編集中の領域)が存在するかどうか判定
しくステップ3309)、存在する場合は削除も無効と
する(ステップ3310)。
さて次に、オペレータからの指示が領域新規作成の指示
であった場合(第21図のステップ3006)について
第22f図のフローに基づいて説明する。
この場合、オペレータによる新規作成の指示はプルダウ
ンメニューにて表示されるデータ名称を指示することに
より行われるが、文書編集部561は入力制御部51か
ら渡されたプルダウンメニューの番号に従い前述のSF
MT(第27図)を元に対応するデータのプログラム番
号、データ種別番号を取得しくステップ3401)、ど
のデータに対する新規作成が指示されたかを判定する(
ステップ3402)。この際、指示されたデータが内部
領域として作成するデータであれは、次に領域のエリア
設定及び領域の属性設定を行う(ステップ3403)。
そして、以上の情報に基づいて領域管理ブロックを生成
しくステップ3404)、領域編集部を起動する。(ス
テップ3405)(起動処理については後述する) さて、オペレータからの指示が既作成領域の更新指示で
あった場合(第21図のステップ3007)は、第22
g図のように操作対象領域テーブル5686に登録され
ている領域の番号を取得しく55) (ステップ2411)、その番号からその領域管理ブロ
ックのデータ種別を元にSFMTよりプログラム番号を
取得しくステップ3412)、該当する領域編集部56
2をタスクとして起動する(ステップ4313)。
上記における領域編集部の起動においては、第22h図
のようにまず、取得したプログラム番号を元に文書編集
部561はシステム制御部53に対してタスクの生成要
求を行い(ステップ3451)、この結果返されるタス
ク番号及び該当する領域の番号を起動中編集タスク管理
テーブル(以下ETMTと略す)に登録する(ステップ
3452)。ETMTは第29図に示すように、上記タ
スク番号5688゜領域番号5689を対として保持し
、また、現在いくつの領域編集部を起動しているかを示
す起動タスク数5687を有する。そして該当する領域
が編集中であることを示すために領域管理ブロックのス
テータスを0から1に変更する(ステップ3453)。
以上の処理後、文書編集部561はシステム制御部53
に対してタスクの起動要求を行い(ステップ3454)
、また、起動パラメータを起動する領域編集部に対して
メツセージにて送信する(ステップ3455)。この際
、起動パラメータとして新規作成か領域更新かを示す起
動モード、文書編集部561のタスク番号及び起動する
領域編集部のタスク番号さらに新規作成の場合は領域の
サイズを送信する。
その他の編集操作、例えば領域の移動、削除や頁の挿入
、追加等が指示された場合にはそれぞれ該当する処理を
行い(第21図ステップ3008〜3011)、次のオ
ペレータの指示を待つ(ステップ3002)。
さてオペレータからの指示が表示頁切り換えの指示、例
えば前頁、次頁といった指示であった場合には(第21
図ステップ3012)、それぞれ該当する頁のレイアウ
トをウィンドウ内に再表示するがこのレイアラ1〜の表
示処理について第22i図を用いてさらに詳細に説明す
る。
このレイアウトの表示においては前述の文書データを元
に、まず、用紙枠やヘッダ、フッタ等の表示を行イ(ス
テップ3501.3502)、 以下頁内に設定されて
いる領域の内、優先度が最も低い領域(頁内先頭領域)
から順に表示する(ステップ3503〜3513.35
14)。この領域の表示においては、まず、領域枠の表
示を行い(ステップ3504)、次に当該領域のデータ
に対する編集プログラムが存在するがどうかを該当する
領域管理ブロック内のデータ種別番号及びSFMTより
判定しくステップ3505)、無い場合は当該領域管理
ブロックのステータスを2に変更すると共に(ステップ
3511)周領域に対する編集プログラムがシステム中
に存在しないことをオペレータに知らせるために領域内
を全黒で表示する(ステップ3512)。また、上記に
おいて存在する場合、次に当該領域に対する属性が透明
かどうかを判定しくステップ3506)、不透明の場合
は領域内を一旦クリアした後(ステップ3507)、領
域内データを表示する(ステップ3508)。さらに領
域表示後、当該領域に対するステータス情報に基づいて
当該領域が編集中かどうか(1かどうか)判定しくステ
ップ3509)、編集中の場合は島領域を現在編集中で
あることをオペレータに知らせるために領域全体を網か
け表示する(ステップ3510)。以下、同様の処理を
表示する頁内に存在する全ての領域に対して行う(ステ
ップ3513.3514)。
この他、後述するウィンドウの切り換え操作によるアク
ティベイト入力の場合についての処理(第21図ステッ
プ3013)については後述する。また、終了が指示さ
れた場合には文書の編集を終了するがこの処理(第21
図ステップ3015)内容についても後述する。
さて、以上において領域の新規作成もしくは更新により
文書編集部561が領域編集部562、例えば、図形デ
ータの編集部の起動を要求した場合、システム制御部5
3はこの要求に従い新たに図形データ編集部をタスクと
して起動する。
次にこの図形データ編集部の処理内容について第30図
の処理フローに基づいて説明する。
まず、図形データ編集部は、起動パラメータをメツセー
ジにて受信しくステップ4001)、起動モードが新規
作成か領域更新かを判定する(ステップ4002)。そ
して新規作成の場合はデータの初期化を行い(ステップ
4003)、また、更新の場合には更新対象となるデー
タを記憶部から呼び出す(ステップ4004. )。そ
して、ウィンドウをオープンしくステップ4005)、
ウィンドウ内に図形データを表示する(ステップ400
6)が、この際、ウィンドウのサイズは領域のサイズに
対応した大きさとし、また、ウィンドウのタイトルの一
部に起動元の文書編集部同様、起動元文書編集部のタス
ク番号を付加する。これにより複数の文書を同時に編集
し、また、各々そのなかのいくつかの領域を編集してい
るような場合、どの領域がどの文書に対する領域かは、
第32図に示すように、このウィンドウのタイトルの一
部として表示されたタスク番号254により簡単に識別
することができる。また、この時、画面の表示状態は第
31図(b)のようになる。さて、以降、図形データ編
集部は設定されたウィンドウ内においてオペレータから
の指示に従って図形データの作成2編集を行う(ステッ
プ4007〜4009)。
なお、図形データ編集部はオペレータから領域内の編集
終了が指示された場合は作成した図形データを記憶部3
に格納しくステップ4.010)、ウィンドウをクロー
ズしくステップ4011)、領域編集終了メツセージを
起動元の文書編集部561に送り(ステップ4.012
)、タスクを終了する(ステップ4013)。なお、こ
の終了メツセージには、起動した文書編集部がどの領域
の編集が終了したか判定できるようにするために領域内
の編集終了を示す終了コード、図形編集部自身のタスク
番号をセットする。
以上のようにして、文書全体及び各領域内の作成2編集
を行うことができるが次にウィンドウ操作による編集部
の切り換えの操作方法及び処理内容について第31図、
及び第17図を用いて説明する。
まず、第31図(b)ならびに(c)に示すように、図
形領域内を編集中に文書レイアウトの編共に切り換える
場合には、前述した操作対象の指定と同様に文書編集部
561のウィンドウ上へマウスカーソル30を移動し、
マウスの実行ボタンを押下する。この入力指示により、
まず、入力制御部51が指示位置がそれまで編集中であ
った図形編集部のウィンドウ外であることを判定し、こ
の入力を図形編集部でなくウィンドウ管理部52へ引き
渡す。ウィンドウ管理部52はマウスによる指示位置な
らびにウィンドウ管理テーブルから文書編集部561の
ウィンドウが指示されたことを判定しくステップ153
1)、それまで最上位だったウィンドウを使用している
タスク、すなわち、図形編集部を一旦中断させ(ステッ
プ1532)、また、最上位ウィンドウの表示イメージ
を表示バッファに退避する(ステップ1533)。更に
、マウスにより指示された時点の入力状態情報を最上位
ウィンドウのWCBの入力状態情報格納エリア5229
に退避する(ステップ1534)。そして、新たに指示
された文書編集部のウィンドウを最上位に表示しくステ
ップ1535)、WCBの重なり順を更新しくステップ
1536)、さらにWCBに退避されていた入力状態情
報を回復して書体モード等を設定しなおしくステップ1
537)、WCBの文字データ格納位置情報52.30
から表示制御部55で利用するRAM31に文字データ
を格納する(ステップ1538)。また、新たに処理を
再開する文書編集部に対してウィンドウが切り換えられ
たことを知らせるためにアクティベイ1〜コードを該ウ
ィンドウ使用タスクに返しくステップ1539)、該ウ
ィンドウを使用しているタスク、すなわち、文書編集部
を再開する(ステップ154.0)。これによりウィン
ドウの切り替えにより自動的に人力状態情報を切り替え
る前の状態に戻すことができ、また、ウィンドウ独自の
文字データをRAM31に回復することができる。
なお、上記における編集部の中断、再開はシステム制御
部53において処理される。以下、第12e図及び第1
2f図のフローに基づいて中断。
再開の処理について説明する。
タスクの中断要求が発生した場合、システム制両部53
は指定されたタスクに対応するTCBの中断フラグをセ
ットしくステップ114.1)、該タスクがREADY
状態かどうか判定しくステップ1142) 、READ
Y状態であれば対応するTCBをREADYキューから
外してディスパッチャによりCPUが割り当てられない
ようにする(ステップ1143)。
タスクの再開要求に対しては指定されたに対応するTC
Bの中断フラグをリセットしくステップ1151)、該
タスクがREADY状態かどうか判定しくステップ11
52) 、READY状態であれば再びREADYキュ
ーに接続する(ステップ1153)。TCBの中断フラ
グがセラ1へされている場合、タスクディスパッチャで
は該当タスクを起動させず、READYキューから外す
また、第31図(C)の状態から今度は基本領域の更新
を行えば画面は、第31図(d)に示したように変化す
る。この状態しこおいて、各編集部の切り換えはテキス
ト、図形、レイアウト、各々相互の間で前述と同様の操
作方法により任意に行うことができる。例えば、領域編
集部間、すなわちテキストから図形に切り換えると画面
の表示状態は第31図(e)に示すようになる。
前述のウィンドウの切り換えを行うとウィンドウ管理部
から再開されるタスクに対し、入力としてアクティベイ
トコードが返される。例えば前述の例において、図形編
集部から文書編集部561に切り換えた場合、文書編集
部561は再開後に上記アクティベイト入力を受は取り
、これに従って以下の処理を行う(第22図Jtk図)
。すなわち、まず、現在表示中の頁内に編集中の領域が
あるか否かを文書データより判定しくステップ3601
)、ある場合にはその領域の内容が編集によって更新さ
れている可能性があるので、表示フラグを1にセットし
くステップ3602)、ない場合には表示フラグを0に
セットしくステップ3603)、以下のメツセージ処理
後にレイアウトの再表示処理を行う。次に、システム制
御部53に対してメツセージの受信要求を行い、メツセ
ージがあれば該当する領域編集部の終了処理として次の
処理を行う(ステップ3604〜3606)。
すなわち、まず、メツセージ中に格納された領域編集部
のタスク番号及びETMT<第29図)より領域番号を
取得しくステップ3651)、該当する領域管理ブロッ
クのステータスを0にリセッ1へしくステップ3652
)、当該タスクに関する情報をETMT (第29図)
より削除しくステップ3653)、最後に当該タスクそ
のものを削除する(ステップ3654)。上記において
メツセージがもうなかった場合、表示フラグが1にセラ
1〜されているかどうかを判定しくステップ3607)
、セットされていれば当該頁のレイアウト再表示を行う
(ステップ3608)。
最後に文書編集部561における終了処理について第2
21図及び第12g図を用いて説明する。
オペレータから終了を指示された場合には、前述のET
MT (第29図)に基づいて起動中の編集タスクがあ
るかどうか判定しくステップ3702)、ある場合はE
TMT (第29図)よりタスク番号、領域番号を取得
しくステップ3703 ) 、 当該領域のステータス
を0にリセットした後(ステップ3704)、システム
制御部53に対してタスクの強制終了要求を行う(ステ
ップ3705)。これに従って、システム制御部53は
第12g図に示すように、まず、指定されたタスクが使
用していた資源を解放しくステップ1161)、ウィン
ドウ管理に強制終了処理要求を行い(ステップ1162
)、ウィンドウ管理では第16図に示すクローズ処理と
同様の処理を行う。そして指定されたタスク番号に基づ
き対応するTCBがREADYキューに接続されていれ
ばREADYキュー533より外し、TCBの状態をD
ORMANT状態とする(ステップ1163)。以上の
強制終了処理後に文書編集部は当該タスクを削除する(
ステップ3706)。
以上の処理を起動中の編集タスクに対して繰返し行い(
ステップ3707)、起動中のタスクの強制終了が全て
終了したならば文書データを登録しくステップ3708
)、文書編集部自らオープンしていたウィンドウをクロ
ーズしくステップ3709)、システム管理部に対して
処理が終了した旨をメツセージにて送信しくステップ3
710)、タスクを終了する(ステップ3711)。
このようにして文書編集部に対して終了要求があると編
集中の領域編集部を一括して終了させることができる。
〔発明の効果〕
以上述べてきたように本発明の文書作成装置では、編集
部(ウィンドウ)の切り換えの際に、各各の編集部(ウ
ィンドウ)ごとに独立して使用可能な文字情報を記憶部
に回復するため、各編集部(ウィンドウ)の文字情報全
てを常時記憶部に記憶する必要がないので、安価なシス
テムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の適用可能な装置の構成を示すブロック
図、第2図はその表示部における表示画面の例を示す図
、第3図はマウスボタンの構成を示す図、第4図はアイ
コン管理テーブルの構成図、第5図はプログラム制御テ
ーブルの構成図、第6図はデータ名称定義テーブルの構
成図、第7図はウィンドウ管理テーブルの構成図、第8
図はタスク制御テーブルの構成図、第9図はREADキ
ューを示す図、第10図はメツセージ制御テーブルの構
成図、第11図はメツセージ受信待ち行列を示す図、第
12図はシステム制御部の処理を示す図、第12a図は
タスク生成の処理を示す図、第り終了の処理を示す図、
第12e図はタスク中断の処理を示す図、第12f図は
タスク再開の処理を示す図、第12g図はタスク強制終
了の処理を示す図、第1.2 h図はメツセージ送信の
処理を示す図、第12i図はメツセージ受信の処理を示
す図、第12j図はディスパッチャの処理を示す図、第
13図は入力制御部の処理を示す図、第14図はメニュ
ー管理テーブル、プルダウンメニューテーブルの構成、
及び、関連を示す図、第15図はウィンドウオープンの
処理を示す図、第16図はウィンドウクローズの処理を
示す図、第17図はウィンドウ切り換えの処理を示す図
、第18図はシステム管理部の処理を示す図、第19図
はファイル編集部の処理を示す図、第20図は操作対象
文書テーブルの構成図、第21図は文書編集部の処理を
示す図、第22a図は文書編集部の初期処理を示す図、
第22b図は文書編集部の初期処理におけるサポート領
域管理テーブル作成処理を示す図、第22c図は文書編
集部の領域指定処理を示す図、第22d図は文書編集部
の指定解除処理を示す図、第22e図は文書編集部のプ
ルダウンメニューの有効無効状態切り換え処理を示す図
、第22f図は文書編集部の領域新規作成処理を示す図
、第22g図は文書編集部の領域更新処理を示す図、第
22h図は文書編集部の領域新規作成、領域更新処理に
おける領域編集部起動処理を示すイト処理を示す図、第
22に図は文書編集部のアクティベイト処理における領
域編集部終了処理を示す図、第22Q図は文書編集部の
編集終了処理を示す図、第23図は文書編集部のメニュ
ーテーブルの構成図、第24図は文書データの構成図、
第25図は頁の構成を示す図、第26図は操作対象とし
て指定された領域数と実行可能な領域編集操作との関連
を示す図、第27図はサポート領域編集部管理テーブル
の構成図、第28図は操作対象領域テーブルの構成図、
第29図は起動編集タスク管理テーブルの構成図、第3
0図は図形データ編集部の処理を示す図、第31図は本
発明を用いた文書編集操作の画面、第32図は識別名表
示の画面表示例を示す図、第33図はウィンドウオープ
ン待ち状態の画面表示例を示す図、第34図は文字デー
タの構成図、第35図は文字データを利用した画面表示
例を示す図である。 1・入力部、2・・・表示部、3・・記憶部、4・・印
刷部、5・制御部、51・・・入力制御部、S2・・・
ウィンドウ管理部、53・・・システム制御部、54・
・・印刷制御部、55 ・表示制御部、56・・編集部
、57 ・システム管理部、58 ファイル編集部、5
61・・文書編集部、562・・・領域編集部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、文書中に記載する記載要素を領域毎に入力する入力
    部と、入力された記載要素を記憶する記憶部と、前記記
    憶手段に記憶された各種記載要素を表示する表示部と、
    各領域内のデータを作成、編集する領域編集部と、作成
    文書の頁レイアウトを前記表示部により表示し該表示に
    従つて領域の編集を行い、さらに作成、更新を指示され
    た領域に対する領域編集部を起動する文書編集部と、前
    記各編集部の内容をそれぞれ個別の表示エリアに表示す
    るウィンドウ表示手段と、前記各編集部間で情報の連絡
    を行う情報連絡手段と、前記各編集部による編集を切り
    換える編集部切り換え手段とを備えた文書作成装置にお
    いて、前記ウィンドウごとに独立して使用可能な文字情
    報及び格納位置の登録手段と、該文字の表示手段と編集
    部切り換え時に前記格納位置より該当ウィンドウの文字
    情報を回復する文字情報回復手段を前記表示部に具備せ
    しめたことを特徴とする文書作成装置。
JP62120590A 1987-05-18 1987-05-18 文書作成装置 Pending JPS63284665A (ja)

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JP62120590A JPS63284665A (ja) 1987-05-18 1987-05-18 文書作成装置

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