JPS63284412A - 角速度検出器 - Google Patents

角速度検出器

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JPS63284412A
JPS63284412A JP62118577A JP11857787A JPS63284412A JP S63284412 A JPS63284412 A JP S63284412A JP 62118577 A JP62118577 A JP 62118577A JP 11857787 A JP11857787 A JP 11857787A JP S63284412 A JPS63284412 A JP S63284412A
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Kenichi Tanaka
兼一 田中
Hiroshi Kobayashi
博 小林
Yoshimasa Yamashita
山下 義正
Jiro Inoue
二郎 井上
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Nissan Motor Co Ltd
Murata Manufacturing Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
Murata Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、角速度検出器に係り、特に振動方式の角速
度検出器に関する。
(従来の技術) この種の角速度検出器は、航空機、船舶のオートパイロ
ットシステム、自動車のオートナビゲーションシステム
、各種装置のオートスタビライザ等に利用されており、
第9ないし11図には、特開昭60−67815号公報
で示される従来の角速度検出器が示されている。
この従来の検出装置は、支持台1に一対の長方形の板状
の振動片2a、2bを互いの板面が平行になるように、
所定間隔保って片持梁状に支持されているとともに、そ
の一方の板面には、それぞれ振動素子3a、3bを有し
ている。
一方、振動片2a、2bの先端側の板幅の一側には、振
動片2a、2bの板面の向きと直交する向きの板面を持
つ検出片4a、4bを一体的に接続しているとともに、
それぞれの検出片4a、4bの板面の一面には、圧電体
からなる歪−電気変換機能を有する検出素子5a、5b
が設けられている。
この従来の角速度検出器においては、撮動素子3a、3
bに駆動回路6から印加すると、振動片2a、2bが振
動しこれに伴って検出片4a、4bが振動片2a、2b
の板面と直交する方向(矢印a)に一定振幅で振動する
。このとぎ両振動片2a、 2bの中心位置に想定され
る角速度入力軸bに、角速度ωrad/secが入力さ
れると、振動素子の振動による移動速度νcm/sec
と、検出片の質ffimQとの積に相当するコリオリカ
Fc (=ωXν×TrL)が発生する。このコリオリ
カは、検出素子の電荷変化を生じさせるので、これを検
出回路7で角速度に比例した電圧出力として検出できる
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上記角速度検出器にあっては、検出片に
固定される検出素子は、検出片の板厚が厚過ぎるとコリ
オリカを感度良く検出できないという問題点がある。こ
のため、検出片の板厚を極力薄くすることが考えられる
が、あまり薄過ぎると検出片の質量が小さくなり、この
ため、上記したように質量が小さくなるとこれに比例し
てコリリカも小さくなるという欠点が出てくる。
このよな欠点を解決するため、本発明者らは、第12図
に示すように、検出片4a、4bの先端部に接着剤8で
挿片9a、9bを固定することにより質量を増大させ、
または第13図に示すように各振動片2a、2bの先端
側の板幅の両方に、同一方向の検出片4a、4a=、4
b、4b=を設けた場合各検出片4a、4a−,4b、
4b−の先端部に挿片9a、9a’−、9b、9b′8
接着剤8により固定することにより質量を増大させて上
記欠点を解決できる知見を得た。
けれども、上記の角速度検出器にあっては、金属板から
なる平板から振動片と検出片とを展開した状態で一体的
に型取りを行なって裁断し、それを折曲げ加工により製
造しているので振動片2a。
2bの先端側の一側と検出片4a、4bの後端側の一側
を共通した状態で形成される。これを用いて角速度を検
出する場合には、角速度の入力時に、第11図に示すよ
うに、コリオリカFC,振動片2bの幅の2分の1の長
さ11および検出片4bの幅の2分の1の長さI!、2
の積にほぼ等しい捩じり力U+  (Fcx、g+ x
I!、2)が振動片2bの長手方向の中心線Cを支点と
して発生する。しかも、この捩じり力は、コリオリカF
Cに比例して大きくなる関係があるので、第12図およ
び第13図のように挿片を設けた場合、さらに大きくな
る。
特に、第13図に示したような同一方向に検出片を設け
た場合、捩じり力は倍加する。
このため、振動片全体が捩じり変位を示し、正確な角速
度の検出ができないという問題点があった。
(問題点を解決しようとするための手段)本発明は上記
問題点を解決するためになされたものであって、片持梁
状に支持された板状の振動片と、 上記振動片の先端側の板幅の一側に、上記振動片の板面
方向と直交する板面方向を有して設けられた検出片と、 前記振動片の先端側の板幅の他側に、前記検出片方向と
反対に伸びるバランス片を設けたことを特徴とするもの
である。
(作用) 本発明は、検出片の向きと逆になるようにバランス片が
振動片に接続されているので、検出片への捩じり力は相
殺される。
(実施例の説明) 本発明に係わる角速度検出器を図示の実施例に基づいて
説明する。なお、従来と同じ構成要素には同一符号を付
して説明する。
第1ないし3図は、本発明の第1の実施例を示すもので
、第1図は斜視図、第2図は第1図の矢印X方向平面図
、および第3図は捩じり力の発生状態を示す説明図であ
る。
図において2a、2bは長方形の金属製の板状の振動片
で、これらは下端を共通にしており、この共通部分を各
振動片2a、2bの板面が平行になるように折曲げて、
はぼU字状を呈するように形成されている。この折曲げ
部分は、図示しないが支持台に片持梁状に支持される。
各振動片2a。
2bの一面には、圧電体からなる振動素子3a。
3bが接着剤により固定されている。
ざらに、各振動片2a、2bの先端側の板幅の一側には
、板面の向きを各振動片2a、2bの板面の向きと直交
するようにした長方形の板状の検出片4a、4bが設け
られている。これら検出片4a、4bは互いに反対方向
に位置して向いているとともに、同一形状をしており、
各検出片4a。
4bの一板面には、それぞれ、圧電体からなる歪−電気
変換機能を持つ検出素子5a、5bが接着剤により固定
されている。
一方、各振動片2a、2bの先端側の板幅の他側には、
上記検出片4a、4bと同一形状のバランス片10a、
10bが互いに向合う方向に設けられている。
上述の振動片、検出片およびバランス片は、1枚の金属
板、例えばFe−Co−Nt金合金らなる厚ざQ、5m
m程度の金属板に振動片と検出片とを展開した状態で型
取りをして、これを振動片と検出片の接続部を折曲げる
ことにより成形することができる。
上述の実施例からなる角速度検出器において、振動素子
3a、3bに図示しない駆動回路から印加すると、振動
片2a、2bが振動し、これに伴って各検出片4a、4
bが矢印a方向に一定幅で撮動する。この際、両振動片
2a、 2b間に想定される角速度入力軸すに角速度ω
/ Secが入力されると、振動素子3a、3bによる
移動速度νcm/secと、検出片の質ff1mとから
、これに相当するコリオリカFc (=ω×νXm>が
発生する。このコリオリカは、検出素子4の電荷変化を
生じさせ、これを図示しない検出回路により角速度に比
例した電圧出力として検出する。これにより、この電圧
出力から角速度を検出する。
上述の角速度検出器を、第3図をもとにさらに説明する
。この図は上記第2図とは説明の関係上上下逆にしたも
ので、振動片全体の捩じれ変化の状態を示すものである
。図示から明らかなように、コリオリカFcと振動片2
bの幅の上半分、すなわち振動片の幅の2分の1の長さ
!、および検出片4bの幅!2の積にほぼ等しい捩じり
力U1(=FCXU+ X122>が、反時計方向に振
動片2bの長手方向中心線Cを支点として発生する。
一方、バランス片10bの存在により、コリオリカFc
と振動片2bの幅の下半分、すなわち振動片の幅の2分
の1の長さI?、1およびバランス片10bの幅I!、
2の積にほぼ等しい捩じり力U2(=FC+!、XI?
、2)が、振動片2bの長手方向中心線Cを支点として
、上述の捩じり力U1と逆向き(時計方向)に発生する
。従って捩じり力U1とU2とが相殺され、全体として
の捩じり力は消失する。
なお、振動片2aの捩じり力については、上述した振動
片2bと同様なので説明を省略するが、この振動片2a
の捩じり力も相殺される。
以上の実施例においては振動片の板幅の両側に同一形状
の検出片とバランス片とを逆向きに設けたので、捩じり
力の発生がなく正確な角速度を検出することができる。
第4.5図は本発明の第2の実施例を示すもので、上記
第1の実施例における検出片4a、4bとバランス片1
0a、10bの先端部に同一質量の挿片9a、9a−,
9b、9b−を接着剤8により固定した構成をしている
このように、検出片に挿片を設けると、検出片の質量m
と挿片の質量m′の和によりコリオリカFc (=ωX
vX (m+m−))が得られるので、感度の良い角速
度を検出することができる。ざらに、バランス片にも検
出片と同様に挿片が設けられているので、上述したよう
な捩じり力の発生は防止されるので、正確でしかも感度
良く角速度を検出することができる。
なお、上述の実施例では、検出片およびバランス片への
錘片の固着は、接着剤8により行なったが、これを第6
図に示すような手段で固定したり、あるいは挿片を構成
させることもできる。
すなわち、第6図(a>は挿片9をスポット溶接可能な
ものとし、検出片4またはバランス片10にスポット溶
接11で固定したものである。
また、同図(b)は挿片9と検出片4またはバランス片
10に開口12.13を設け、この開口にボルト14と
ナツト15でネジ止めにより゛固定したものである。
ざらに、同図(C)は、上記(b)と同様に挿片9と検
出片4またはバランス片10に開口12゜13を設け、
ここに逆止片を有するフック16を挿入して固定したも
のである。
また同図(d)は、上述の開口12.13に、リベット
17を挿入して挿片9を固定したものである。
さらに同図(e)は、検出片4またはバランス片10に
2つの開口13.13”を設け、挿片9には、この開口
13.13″に対応した突起14゜14′を設けて挿入
し、突起先端をカシメて固定したものである。
また同図(f>は、検出片4またはバランス片10の先
端近くに凹条部15を作り、ここにU字状の錘片9をカ
シメ加工により固定したものである。
さらに同図(q)は、検出素子4またはバランス片10
の先端部の一部を折曲げ加工により肉厚にし、この肉厚
を挿片9としたものである。
また同図(h)は、検出素子としてバイモルフ圧電素子
16を補強用金属板17にサンドイツヂ状に配置して検
出片4を構成した場合の挿片9の固定手段を示すもので
、検出片4の先端部分を補強用金属板17のみが突出す
るようにし、この金属部分に接着剤8により固着する。
または、上述の(a)〜(f)の手段で固着しても良く
、場合によっては、上記(q)のように突出した補強用
金属板17を折曲げ加工を行ない、挿片を構成しても良
い。
いずれにしても、検出片への挿片の固定は振動を伴うの
で、これに充分耐えるようにすることが必要である。
第7および8図は、本発明の第3の実施例を示すもので
、上述した実施例と相違する点は、検出片4a、4bお
よびバランス片10a、10bの向きが相違しているの
みで、他は同一である。
すなわち、この実施例における検出片と振動片の位置関
係は、第8図の矢印X方向平面図の第7図から明らかな
ように、振動片2a、2bに接続される検出片4a、4
bは同一方向に、またバランス片10a、10bは検出
片4a、4bとは逆向きの同一方向に折曲げて構成され
ている。しかも、このバランス片ioa、iobには検
出素子5a=、5b′が設けられていて、これら検出素
子からも角速度の検出ができるようになっている。
また、角検出片とバランス片の先端部に錘片が設けられ
ている。
この実施例においても、上述した実施例と同様に、全体
としての捩じり力は相殺されるとともに、挿片を有して
いるのでコリオリカを大きくすることができるので、高
感度に正確な角速度検出が可能となる。
なお、この第3の実施例からも明らかなように、バラン
ス片にも検出素子を設けることにより検出片としての機
能を持たせることが可能である。この場合、バランス片
に対しては検出片がバランス片の役目を果していること
になる。従って、本発明においてバランス片というとき
には、バランス片にも検出機能を持たせた場合、一方の
検出片に対しては他方の検出片が、また他方の検出片に
対しては一方の検出片がバランス片であると理解しなけ
ればならない。
(効果) 本発明は、振動片の両側に振動片の面と直交するように
互いに逆向きに検出片とバランス片を設けたので、捩じ
り力の発生がなく正確な角速度を検出することができる
【図面の簡単な説明】
第1ないし3図は本発明に係わる角速度検出器の第1の
実施例を示すもので、第1図はその斜視図、第2図は第
1図のX方向平面図、第3図は捩じり力を説明するため
の説明図、第4,5図は本発明の第2の実施例を示すも
ので、第4図はその斜視図、第5図は第4図のv−v線
断面拡大図、第6図は挿片の固定の仕方を示す断面図、
第7゜8図は本発明の第3の実施例を示すもので、第7
図はその斜視図、第8図は第7図のX方向平面図、第9
ないし11図は従来例を示すもので、第9図はその斜視
図、第10図は検出手段の概略を示す説明図、第11図
は捩じり力を説明するための説明図、および第12.1
3図は検出片に挿片を付加した斜視図である。 2a、 2b・・・振動片 3a、3b・・・娠動素子 4a、4b・・・検出片 5a、5a′、5b、5b−・−検出索子9a、9a′
、9b、9b−・・・挿片10a、10b・・・バラン
ス片 特許出願人 日産自動車株式会社 第1図 第2図   4゜ 第6図 (a)            (b)       
    (c)(d)          (e)  
       (f)第7図 第8図 第9図 第1O図 b 第11図 c

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)片持梁状に支持された板状の振動片と、上記振動
    片の先端側の板幅の一側に、上記振動片の板面方向と直
    交する板面方向を有して設けられた検出片と、 前記振動片の先端側の板幅の他側に、前記検出片方向と
    反対に伸びるバランス片を設けたことを特徴とする角速
    度検出器。
JP62118577A 1987-05-15 1987-05-15 角速度検出器 Granted JPS63284412A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62118577A JPS63284412A (ja) 1987-05-15 1987-05-15 角速度検出器

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JP62118577A JPS63284412A (ja) 1987-05-15 1987-05-15 角速度検出器

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JPS63284412A true JPS63284412A (ja) 1988-11-21
JPH0562930B2 JPH0562930B2 (ja) 1993-09-09

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ID=14740033

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0285315U (ja) * 1988-12-20 1990-07-04

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0285315U (ja) * 1988-12-20 1990-07-04

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