JPS63284176A - (1r,5r,6s)−6−〔(1r)−1−ヒドロキシエチル〕−1−メチルカルバペネム−3−カルボン酸誘導体の高立体選択的製造方法 - Google Patents

(1r,5r,6s)−6−〔(1r)−1−ヒドロキシエチル〕−1−メチルカルバペネム−3−カルボン酸誘導体の高立体選択的製造方法

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JPS63284176A
JPS63284176A JP62117135A JP11713587A JPS63284176A JP S63284176 A JPS63284176 A JP S63284176A JP 62117135 A JP62117135 A JP 62117135A JP 11713587 A JP11713587 A JP 11713587A JP S63284176 A JPS63284176 A JP S63284176A
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JP62117135A
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English (en)
Inventor
Osamu Shimada
修 嶋田
Masamichi Nagao
長尾 正通
Toshio Kumagai
熊谷 年夫
Sakae Aoyanagi
青柳 栄
Yuunosuke Nagase
長瀬 祐之助
Yoshimitsu Nagao
長尾 善光
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NIPPON REDARII KK
Pfizer Japan Inc
Original Assignee
NIPPON REDARII KK
Lederle Japan Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、l−置換−カルバペネム−3−カルボン酸誘
導体の製造法に関し、さらに詳しくは、カルバペネム系
抗生物質の重要な合成中間体である次式I 式中、R1はカルボキシ保護基を表わし、Rはアシル残
基を−表わす。
で示される立体配置を・有する(IR,5R,BS)−
13−[(IR)−1−ヒドロキシエチル]−1−メチ
ルカルバペネム−3−カルボン酸誘導体の立体配置が高
選択的にコントロールされた製造方法に関する。
これまで、種々の抗菌活性を目的として数多くのカルバ
ペネム化合物質が提案されてきており1例えば、イミベ
ネムに代表されるチェナマイシン系のカルバペネム化合
物には優れた抗菌作用をもつものがあることが認められ
、実際の医薬品として上布されつつある化合物も散見さ
れる。
しかしながら、これら開発途上にあるカルバペネム系抗
生物質は、生体内に投与された場合、腎デヒドロペプチ
ダーゼによる分解不活性化に対する抵抗性が弱く、その
ため抗菌作用に優れたイミペネムの実際の製品は、腎デ
ヒドロペプチダーゼ(以下、DHPと略記する)阻害剤
であるシラスタチンを配合したものとなっているという
のが現状である。
最近に至り、DhPに対する抵抗性を改善したカルバペ
ネム系抗生物質として、カルバペネム骨格の1位にアル
キル基、例えばメチル基を導入した化合物が種々提案さ
れている。このカルバペネム系抗生物質は基本的には次
式X 式中、Raは有機化合物残基を示す、 で示される構造を有するものであって、これら化合物は
下記反応式A 反応式A ”       (XIII IX) 式中、Rhはエステル残基を表わす、 で示される方法により製造されている。
したがって式X■で示される化合物はこの一連のカルバ
ペネム系抗生物質Xの重要な合成中間化合物となるもの
であるが、従来この化合物の立体選択的な製造方法はあ
まり詳細には検討されていない。
従来1式Xで示される化合物の製造法として、例えば下
記反応式Bに示すルートで行なうことが提案されている
(■11           (XIVI(XI 1 式中 Hbはエステル残基を表わし、RCは水酸基の保
護基を表わし、Xは脱g1基を表わす。
すなわち、式X■で示されるアゼチジノンカルボン酸を
出発原料として、その3位置換基の水酸基を保護し、式
Xffで示される化合物となし、ついで4位の酢酸エス
テル基のα−炭素をメチル化し1式XVで示される化合
物を得、加水分解後増炭反応に付して式X■で示される
化合物となしたのち、目的とする式x■で示される化合
物を得るものである。
上記反応式Bで示される製造法は、特に式Xffの化合
物へのメチル基の導入に際して必然的にメチル基の配位
がα−9β−混合物となり、したがって立体選択的な合
成法とはいえず、そのため薬理効果が優れたものである
とされているβ−配位化合物の収率は良くないという欠
点を有している。そのうえ、原料となる式Xmで示され
るアゼチジノンカルボン酸に関しても、所望の立体配置
を有する化合物を得るためにはM1雑な工程を要し、し
かも全合成工程での立体配置のコントロールもかなり困
難であるというのが現状である。
そこで本発明者らは、前記式X■で示される化合物のな
かで特に好ましい配置を有するものであるとされる前記
式Iで示される化合物の高選択的製造法を開発すべく鋭
意研究を行った結果、今回本発明を完成するに至った。
しかして、本発明によれば、次式1 式中、R1はカルボキシ保護基を表わし、Rはアシル残
基を表わす、 で示される立体配置を有する(IR,5R,6S)−8
−[(IR)−1−ヒドロキシエチル1−1−メチルカ
ルバペネム−3−カルポン酸誘導体を製造する方法であ
って、該方法は下記の工程: (a)次式■ 式中 )72およびR3は同一または相異なり、それぞ
れ水素原子、低級アルキル基、アリール基またはアルア
ルキル基を表わす。
で示される3−アシル−1,3−チアゾリジン−2−チ
オン化合物を塩基の存在下にスズ(II))リフレート
と反応させ、続いて次式■ υ 式中、R4は水酸基の保護基を表わし、Lは低級アルカ
ノイルオキシ基、低級アルキルスルホニル基またはアリ
ールスルホニル基を表わす、 で示されるアゼチジノン化合物と反応させ、次式式中、
R2、R3およびR4は前記定義のとおりである、 で示される化合物を得: (b)得られる弐■で示される化合物を、イミダゾール
の存在下に、次式 %式%) 式中、R1はカルボキシ保護基を表わす。
で示されるマグネシウムマロネート化合物と反応させ1
次式V 式中、R1およびR4は前記定義のとおりである、 で示される化合物を得: (C)得られる式Vで示される化合物を、保護基R3の
脱離反応に付し1次式■ 式中 R1は前記定義のとおりである、で示される化合
物を得: (d)次いで得られる式■で示される化合物を。
塩基の存在下にアジド化合物で処理し1次式■式中、R
1は前記定義のとおりである。
で示されるジアゾ化合物を得: (e) #9られる式■で示されるジアゾ化合物に対し
て、金属触媒の存在下に環化反応を行い1次式で示され
る2−オキソ−!−メチルメルバペナムー3−カルボン
酸化合物を得: (f)得られる式■で示される化合物を、塩基の存在下
に、次式■ ROH(IX) 式中、Rは前記定義のとおりである、 で示される酸の反応性誘導体(例えば、酸無水物、ハラ
イドなど)と反応させる、 ことからなり、これにより式1で示される立体配置を有
する化合物を高選択的コントロールされた状態で製造す
ることができる。
本発明の特徴は、出発化合物として式■で示される化合
物にすでに望ましい立体配置が保持されたものを選択し
、その化合物に式IIで示される3−アシルチアゾリジ
ン−2−チオンを反応させることによりアゼチジノン骨
格の4位を立体選択的に固定された式■で示される化合
物となし、このものから−気に重要な中間体である式■
で示される化合物を経由し、目的とする式Iで示される
化合物(IR,SR,BS)−8−[(IR)−1−ヒ
ドロキシエチル]−1−メチルカルバペネム−3−カル
ボンm誘導体へ誘導する点にある。
これら特定の立体配置を保持したままでのカルバペネム
系化合物の製造方法は従来なんら検討されておらず、し
たがって本発明は式■で表わされる化合物の新規な高立
体選択的な製造方法を提供するものである。
本明細書において、「低級」なる語は、この語が付され
た基又は化合物の炭素原子数が1〜7個、好ましくは1
〜4個であることを意味する。
「低級アルキル基」は直鎖状又は分岐鎖状のいずれであ
ってもよく、好ましくは1〜6個の炭素原子を有するこ
とができ、例えばメチル、エチル、n−プロピル、イソ
プロピル、n−ブチル、イソブチル、5ee−ブチル、
tert−ブチル、n−ペンチル、インペンチル、n−
ヘキシル、インヘキシル基等が包含される。
rカルボキシル保護基」としては、例えばエステル残基
を例示することができ、かかるエステル残基としてはメ
チル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−1i
so−、5ec−、tert−ブチル、カーヘキシルエ
ステル等の低級アルキルエステル残基;ベンジル、p−
ニトロベンジル、0−ニトロベンジル、p−メトキシベ
ンジル等のアラアルキルエステル残基;アセトキシメチ
ル、プロピオニルオキシメチル、 n−1iso−、ブ
チリルオキシメチル、ピバロイルオキシメチル等の低級
脂肪族アシルオキシメチル残基等が挙げられる。
「アリール基」は単環式又は多環式のいずれであっても
よく、さらに環上に1個もしくはそれ以上の低級アルキ
ル基を有してもよく、例えば、フェニル、トリル、キシ
リル、α−ナフチル、β−ナフチル、ビフェニリル基等
が包含される。
「アラルキル基」はアルキル基が上記低級アルキル基で
あり且つアリール基が上記の意味を有するアリール置換
アルキル基であり、具体的には、ベンジル、フェネチル
、α−メチルベンジル、フェニルプロピル、ナフチルメ
チル基等を例示することができる。
さらにr*酸基の保護基ノとしては、例えばトリメチル
シリル、トリエチルシリル、tert−ブチルジメチル
シリル、ジフェニル−tert−ブチルシリル等のシリ
ル基:ベンジルオキシカルボニル基;p−ニトロベンジ
ルオキシカルボニル、0−ニトロベンジルオキシカルボ
ニル等の置換ベンジルオキシカルボニル基:その他通常
使用される水酸基の保護基が挙げられる。
また、「低級アルカノイルオキシ基」は低級アルキル部
分が前記の意味を有する低級アルキル■ −C−O−基であり、例えば、アセトキシ、プロピオニ
ルオキシ、ブチリルオキシ基等が挙げもれ、「アリール
スルホニル基」はアリール部分が前記の意味を有するア
リール−802−基であり。
例えば、ベンゼンスルホニル、トリルスルホニル、ナフ
チルスルホニル基等が包含され、「低級フルキルスルホ
ニル基」は低級アルキル部分が前記の意味を有する低級
アルキル−502−基であリ、具体的にはメタンスルホ
ニル、エタンスルホニル、プロパンスルホニル基等が例
示される。
次に本発明の高立体選択的製造方法を各工程毎に更に詳
しく説明する。
工程(a)は1式■のドアシル−1,3−チアゾリジン
−2−千オン誘導体を、塩基の存在下にスズ(■)トリ
フレートと反応させてエルレートを生成させ、次いでこ
れに弐■の化合物を反応させて、式■のアゼチジン−2
−オン誘導体を製造することからなる。
上記の式■のドアシル−1,3−チアゾリジン−2−チ
オン誘導体のスズ(II))リフレートによるエノール
化反応は、通常反応に不活性な溶媒中1例えば、ジエチ
ルエーテル、テトラヒドロフラン等のエーテル類;トル
エン、キシレン、シクロヘキサン等の炭化水素類ニジク
ロルメタン、クロロホルム等のハロゲン化炭化水素類な
ど、特にテトラヒドロフラン中で好適に実施することが
できる。
反応温度は厳密に制限されるものではなく、使用する出
発原料等に応じて広範に変えることができるが、一般に
は約−100℃ないしほぼ室温程度、好ましくは約−7
8℃〜約0℃の比較的低温が使用される。
式■の化合物に対するスズ(II))リフレートの使用
量は臨界的なものではないが、通常、式11の化合物1
モルに対するスズ(■)トリフレートは約1〜約2モル
、好ましくは1〜1.5モルの割合で使用することがで
きる。
上記エノール化反応は塩基の条件下に実施され、使用し
うる塩基としては、例えば、トリエチルアミン、ジイソ
プロピルエチルアミン、1.4−ジアザビシクロ[2,
2,2] オクタン、N−メチルモルホリン、トエチル
ビペリジン、ピリジン等の第三級アミン等が挙げられ、
中でもトエチルビベリジンが有利に用いられる。これら
の塩基は一般に式IIの化合物1モル当り約1〜約3当
量、好ましくは1〜2当量の割合で使用することができ
る。
上記エノール化反応は一般に約5分〜約4時間で終らせ
ることができ、これによってエルレートが得られる。
このエノール化反応に引続いてそのまま、生成するエル
レートに前記式■の化合物を反応せしめることができる
前記エルレートと弐mの化合物との間のアルキル化反応
は一般に、約−100℃ないしほぼ室温、好ましくは約
−78℃〜約10℃の温度において実施することができ
る。その際の式■の化合物の使用量は臨界的ではなく適
宜変更することができるが、通常、前記二ノール化反応
に用いた式11の化合物1モル当り約0.5〜約5モル
、好ましくは0゜5〜2モルの割合で用いるのが適当で
ある。
かかる条件下に反応は一般に約5分〜約5時+111.
より一般には5分〜約2時間程度で終了させることがで
きる。
前述のエノール化反応及び上記アルキル化反応は、必須
ではないが、不活性雰囲気下、例えば窒素ガス、アルゴ
ンガス雰囲気下に実施するのが望ましい。
最後に反応生成物は水で処理される0例えば、反応終了
後、PH7付近の燐酸緩衝液あるいはクエン酸水溶液を
加え攪拌し、不溶物を炉別したのち、式■の化合物を常
法により1例えば抽出、再結晶、クロマトグラフィー等
により分離精製することができる。
この工程(b)は、前記工程(a)で製造される式■で
示されるアゼチジン−2−オン誘導体を、イミダゾール
の存在下に式(R’OOCCH2CO2)2Mgで表わ
されるマグネシウムマロネート化合物と反応させ、式V
で表わされる化合物を得る工程である。
反応は好ましくは不活性有機溶媒中で行なわれ、例えば
エーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテ
ル系溶媒;トルエン、キシレン、シクロヘキサン等の炭
化水素系溶媒;ジクロルメタン、クロロホルム等のハロ
ゲン化炭化水素系溶媒;アセトニトリル等などを挙げる
ことができるが、特にアセトニトリルが好適に使用され
る。
反応温度は厳密に制限されるものではなく、使用する出
11.原料等に応じて広範に変えることができるが、一
般には約θ℃ないしほぼ100℃程度、好ましくは室温
付近の比較的低温が使用される。
式■の化合物に対するマグネシウムマロネート化合物の
使用量はほぼ等モル量が使用され1反応は50時間程度
、好ましくは20時間程度で完了する。
なお、使用するマグネシウムマロネート化合物としては
、例えば、パラニトロベンジルマグネシウムマロネート
、ペンジルマクネシウムマロネート、メチルマグネシウ
ムマロネート等を挙げることができるが、なかでもパラ
ニトロベンジルマグネシウムマロネートを用いるのが好
ましい。
工程CC)は、工程(b)で得られる式Vの化合物にお
いてR4で示される水酸基の保護基を脱離させる工程で
ある0例えば、R1がt−ブチルジメチルシリル基のよ
うなトリオルガノシリル基である保護基の除去は、式V
の化合物をメタノール、エタノール、テトラヒドロフラ
ン、ジオキサンなどのような溶媒中で、塩酸、硫酸、酢
酸などのような酸の存在下に、0〜100℃の温度で0
.5〜18時間酸性加水分解することにより実施するこ
とができる。(上記「トリオルガノシリル基」は、より
好ましくは低級アルキル基、フェニル基及びフェニルア
ルキル基から独立に選ばれる有機基で置換されたシリル
基を包含する。)かかる工程により、目的とする式■で
表わされる化合物を定量的に得ることができる。
工程(d)では、工程(C)で得られる式■で表わされ
る化合物を、塩基の存在下に、前記工程(b)で述べた
と同様の不活性有機溶媒中でアジド化合物で処理し、目
的とする式■のアジド化合物を得る。
使用されるアジド化合物としては1例えば、p−カルボ
キシベンゼンスルホニルアジド、トルエンスルホニルア
ジド、メタンスルホニルアジド、ドデシルベンゼンスル
ホニルアジドなどを挙げることができ、また、塩基とし
ては、トリエチルアミン、ピリジン、ジエチルアミンな
どの塩基を例示することができる。
反応は、好ましくはトリエチルアミンの存在下アセトニ
トリル中で、p−)ルエンスルホニルアジドを加え、0
〜100℃、好ましくは室温で1〜50時間処理するこ
とにより行なうことができ、これによって高収率で目的
とする式■のジアゾ化合物を得ることができる。
工程(e)は工程(d)で得られる式■のジアゾ化合物
を環化し、式■で示される二環式化合物とする工程であ
る。該工程は好適には、例えば式■の化合物を、ベンゼ
ン、トルエン、テトラヒドロフラン、シクロヘキサン、
酢酸エチル、ジクロルメタンなどのような不活性溶媒中
、好ましくはトルエン中で、25〜110℃の温度にお
いて1〜5時間、ビス(アセチルアセトナト) Cu 
(II)、Cu5Oa、銅粉末、Rh2(OCOCH3
)a、ロジウムオクタノエートまたはPd(OCOCH
3)4のような金属カルボキシレート化合物などの金属
触媒の存在下で処理することにより実施される。一方別
の方法として、上記環化工程はまた式■の化合物を、ベ
ンゼン、ジエチルエーテルなどのような溶媒中で、O〜
250 ”0の温度において0.5〜2時間、パイレッ
クスフィルター(波長は300nmより大)を通して光
を照射することにより実施することができる。
工程(f)は、工程(e)で得られる式■の化合物を、
式■の酸の反応性誘導体(例えば、酸無水物、ハライド
など)と反応させることにより、本発明の式!で示され
る化合物とする工程である。
かかる酸の反応誘導体としては、例えば、無水酢酸、ア
セチルクロリド、プロピオニルクロリド、p−トルエン
スルホン酸無水物%p−ニトロベンゼンスルホン酸無水
物、2,4.8− )リイソプロビルベンゼンスルホン
酸無水物、メタンスルホン酸無水物、トリフルオロメタ
ンスルホン酸無水物、ジフェニルリン酸クロリド、トル
エンスルホニルクロリド、p−ブロモベンゼンスルホニ
ルクロリドなどが挙げられ、特にジフェニルリン酸クロ
リド(R=ニジフェニルホスホリル)が好適である。
この場合の式■の化合物と上記酸の反応性誘導体との反
応は、通常のアシル化法と同様にして行なうことができ
、例えば、メチレンクロリド、アセトニトリル、ジメチ
ルホルムアミド等の不活性溶媒中で、適宜ジイソプロピ
ルエチルアミン、トリエチルアミン、4−ジメチルアミ
ノピリジン等の塩基の存在下に一20〜40℃の温度で
約30分〜約24時間処理することにより行なうことが
できる。
かくして目的とする式Iで示される(IR,5R,$5
)−8−((IR)−1−ヒドロキシエチル]−1−メ
チルカルバペネム−3−カルボン酸誘導体を製造するこ
とができる。
以上に述べた本発明の方法によれば、カルバペネム骨格
の1位がR配置のメチル基で置換され、これらに5位な
らびに6位がそれぞれR及びS配置であり、また6位の
ヒドロキシエチル基の水酸基がR配置を有する特定の立
体配置を有する式Iで示される化合物を高立体選択的に
製造することができ、従来の方法がラセミ体でしか製造
し得なかった点を考慮すると特に優れた製造方法という
ことができる。
かくして製造される本発明の式1で示される(lR,5
R,BS)−61−[(IR)−1−ヒドロキシ−Zチ
jL、] −1−メチルカルバペネム−3−カルボン酸
誘導体は、優れた抗菌活性を有する2位にメルカプト置
換分を有する(IR)−1−置換力ルバペネム−3−カ
ルボン酸誘導体へ誘導することができる。
以下に本発明を実施例により更に説明するが。
本発明の範囲はこれに限定するものではない。
なお、実施例中の記号は以下の意味を有する。
ACニアセチル:  Et:エチル PNB:パラニトロベンジル 実施例 l スズトリフレー) 3.712gを窒素ガス気流下、無
水テトラヒドロフラン1(1+glに溶解し、0℃に冷
却したのち、トエチルピペリジン1.31および化合物
(2) 1.2.の無水テトラヒドロフラン71溶液を
加え、同温度にて2時間攪拌した0次いで化合物(1)
1.42.の無水テトラヒドロフラン21溶液を加え、
1時間攪拌する0反応終了後、クロロホルム1001を
加え、 10%クエン酸水溶液で洗節し、有機層をMg
SO4にて乾燥し溶媒を留去する。残留物をシリカゲル
クロマトグラフィー(溶出液:n−ヘキサン−酢酸エチ
ル=2〜1:1 )により精製し、黄色固型物として化
合物(3)を1.133g(137%)得た。
NMR(δ、、CDC13):0.0?(8H,t) 
、 0.88(f3H,+) 、 1.21(3)1.
d) 、  1.213(38,d) 、 3.30(
IH,dd) 、  3.28(2H。
t) 、3.134(IH,dd) 、 4.55(2
H,t) 、 8.24(IH,bs)。
実施例 2 スズトリフレー)5?、Ogを窒素ガス気流下、無水テ
トラヒドロフラン1641に溶解し、0モに冷却したの
ち、N−エチルピペリジン19.9mlおよび化合物(
4)21.71gの無水テトラヒドロフラン123層l
溶液を加え、同温度にて1.5時間攪拌した0次いで化
合物(1)1.42gの無水テトラヒドロフラン123
1溶液を加え、1時間攪拌する0反応終了後、クロロホ
ルムを加え、 10%クエン酸水溶液、食塩水にて洗浄
し、有機層をMgSO4にて乾燥し溶媒を留去する。残
留物をシリカゲルクロマトグラフィー(溶出液:n−ヘ
キサン−酢酸エチル= 2:1)により精製し、融点8
5.5〜86.5℃の黄色固型物として化合物(4)を
33.57g(98%)得た。
NMR(δ、CDCh):0.0?(8)1.s) 、
 0.90(9H,s) 、 1.00(3H,t) 
、 1.23(3H,d) 、 1.28(3H,d)
 、 2.90(IH,dd) 、 3.50(IH,
dd)、8.10(IH,bs)。
【αI2S = + 233.8°(C−0,7? 、
 ClCl5)実施例 3 +1)             (61スズトリフレ
ート1.954gを窒素ガス気流下、無水テトラヒドロ
フラン3.3鳳1に溶解し、−5〜O℃に冷却後2トエ
チルピペリジン0.7層1および化合物(8)0.84
gを加え、同温度にて2時間攪拌した。
ついで化合物(1)0.749gを加え、−5〜0℃に
て1時間攪拌後、ジクロロメタン201と10%クエン
酸水溶液の混液に注加し、不純物を枦去する。有機層を
分液し、飽和食塩水で洗浄し、無水Na2SO4で乾燥
後、溶媒を留去する。残留物をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィー(溶出液:n−ヘキサン−酢酸エチル;3
〜2:l)で精製し、黄色固形物として化合物(7)を
0.90g(80,2%)得た。
NMR(δ、CDC13):0.07(EiH,s) 
、 0.87(9H,s) 、 1.21(3H,d)
 、 1.23(3H,d) 、 1.58(jH,s
) 、 IJ3(3H。
s) 、 3.11(IH,dd)、 3,15及び3
.27(2H,ABq)、4.01 (IH,dd)、
 4.1−4.5(2H,m)、 5.95(IH,8
g)。
実施例4 実施例2で得た化合物(5) 3G、Ei8gの無水ア
セトニトリル7401溶液に、イミダゾール12.13
gを加え、窒素ガス気流、室温下に5.5時間攪拌した
次いでMg(02CCI2C02PNB)253.39
gを加え、60℃にて一夜攪拌した0反応液を200m
1までに減圧濃縮し、酢酸エチル1文を加え、有機層を
IN−MCI水溶液、5%NaHCO3水溶液ならびに
食塩水にて順次洗浄し、 MgSO4で乾燥した。溶媒
を留去し、残留物をシリカゲル800gを用いたカラム
クロマトグラフィーにて精製し、無色油状物として化合
物(7)37゜47gを得た。
NMR(δ、CDC1a):0.0B(OH,s) 、
 0.87(9H,s) 、 1.18(3H,d) 
、 1.20(3H,d) 、 3.63(2H,s)
 、 5.27(2H。
g) 、 5.92(IH,bs) 、  ?、5e 
、 8.24(4H芳香環プロトン)。
実施例 5 実施例4で得た化合物(7) 37.47gのメタノー
ル3921溶液に、 C−IC+ 19.θmlを加え
、室温にて1゜5時間攪拌した0次いで反応液を約10
0m1まで減圧濃縮し、酢酸エチル800m1を加え、
水、食塩水にて洗浄し、MgSO4乾燥した。溶媒を減
圧留去し、無色油状物として化合物(8)を得た。
NMR(δ、CDC13):1.25(3B、d) 、
 1.30(3H,d) 、 2.90(2H,+s)
 、 3.85(2H,s) 、 3.83(IH,m
) 、 4.15(IH。
El) 、 5.27(2H,a)、 8.03(IH
,bs) 、 7.55 、8.27(4H芳香環プロ
トン)。
次いで上記化合物(8)をそのまま無水アセトニトリル
408m1に溶解し、ドデシルベンゼンスルホニルアジ
ド13.8mlおよびトリエチルアミン9.21を加え
、室温にて20分間撹拌し、溶媒を留去する。残留物を
シリカゲル800gを用いたカラムクロマトグラフィー
(溶出液:クロロホルム−アセトン=2:1 )にて精
製し、無色油状物として化合物(9) 21.57g 
(実施例2,4および5の全収率として69.4%)を
得た。
IR(CHCI3)cry −’  : 2150 、
 1?50 、 1720 、 185ONMR(δ、
CDCl5):1.23(3H,d) 、  1.30
(3H,d) 、 2.92(IH,m) 、 3.5
0〜4.30(3H,m) 、 5.38(2H,s)
、8.40(IH,bs) 、 7.57 、8.30
(4H、芳香環プロトン) 【α121  =−41,8°(C−3,1、CH2C
l2)実施例 6 実施例2で得た化合物(5) 80.0gの無水アセト
ニトリル1.200m1溶液に、イミダゾール15.2
4gを加え、窒素ガス気流、室温下にて一夜攪拌した。
これに、別途モレキュラシーブ40gで2時間脱水還流
したMg(02CCI2CO2PNB)2・2H201
08,Ogの無水アセトニトリル溶液800m1を加え
、70℃にて2時間攪拌した0反応液を6001まで減
圧濃縮し、酢酸エチル1500 anを加え、有機層を
IN−MCI水溶液520tJL、水ついで食塩水にて
順次洗浄し、 MgSO4で乾燥した。溶媒を留去し、
残留物170.0gを得た。これをメタノール300腸
見に溶解し、c−CHI 12ranを加え、室温にて
0.5時間攪拌した。この反応液に塩化メチレンBOO
履lを加え、水、食塩水にて洗浄し、 8gSO4で乾
燥した。溶媒を留去し、残留物129.Ogを得た。°
次いで、これを無水アセトニトリル600謹fir溶解
し、ドデシルへ7ゼンスルホニルアジド45.0g、ト
リエチルアミン18.Otanを加え、窒素ガス気流下
室温にて0.5時間攪拌した。溶媒を留去し、残留物1
74.0gを得た。これをシリカゲル1.5Kgを用い
たカラムクロマトグラフィー(溶出液;クロロホルム−
アセトン=3:1)にて精製し、無色油状物として化合
物(9)38.0g(収率85.1%)を得た。
実施例 7 実施例5あるいは実施例6で得た化合物(9)21゜5
78を酢酸エチル1341に溶解し、ロジウムオクタノ
エートO,OG5gを加え、80℃にて0.5時間攪拌
した0次いで溶媒を留去し、乾燥し、化合物(10)を
固型物として得た。
IR(CHCL3)cm  −’  :  2950 
 、 2925  、 18B0  、 183ONM
R(δ、CDC1a):1.22(3H,d、J−8,
0Hz) 、1.37(3H,d。
J−El、0Hz) 、 2.40(IH,bs) 、
 2.83(IH,q、J−8,0Hz)。
3.28(IH,dd) 、 4.00〜4.50(2
H,m) 、 4.75(IH。
s) 、 5.28及び5.39(2H,ABq、J−
12Hz) 、 7.58 。
8.24(4H,芳香環プロトン)。
実施例 8 実施例°7で得た化合物(10) 18.8gの無水ア
セトニトリル2001溶液に、水冷下ジフェニルリン酸
クロライド11 ranおよびジイソプロピルエチルア
ミン で反応液を濃縮後、残留物をシリカゲルカラムクロマト
グラフィーにより精製し、化合物(11)を白色固体と
して25.2g得た。
NMR(δ,CDG13):1.24(3H,d) 、
 1.34(3H,d) 、 3.30(18,q) 
 、  3.52(IH,m)  、  4.10〜4
.40C2H,膳) 、5、20,5.32(2H,q
)  、  7.29(108,履)  、  7.5
8  、8.18(4)1,d ) 。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、次式 I ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 式中、R^1はカルボキシ保護基を表わし、Rはアシル
    残基を表わす、 で示される立体配置を有する(1R,5R,6S)−6
    −[(1R)−1−ヒドロキシエチル]−1−メチルカ
    ルバペネム−3−カルボン酸誘導体を製造する方法にお
    いて、(a)次式II ▲数式、化学式、表等があります▼(II) 式中、R^2およびR^3は同一または相異なり、それ
    ぞれ水素原子、低級アルキル基、アリール基またはアル
    アルキル基を表わす、 で示される3−アシル−1,3−チアゾリジン−2−チ
    オン化合物を塩基の存在下にスズ(II)トリフレートと
    反応させ、続いて次式III ▲数式、化学式、表等があります▼(III) 式中、R^4は水酸基の保護基を表わし、Lは低級アル
    カノイルオキシ基、低級アルキルスルホニル基またはア
    リールスルホニル基を表わす、 で示されるアゼチジノン化合物と反応させ、次式IV ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) 式中、R^2、R^3およびR^4は前記定義のとおり
    である、 で示される化合物を得: (b)得られる式IVで示される化合物を、イミダゾール
    の存在下に、次式 Mg(OOCCH_2COOR^1)_2 式中、R^1はカルボキシ保護基を表わす、で示される
    マグネシウムマロネート化合物と反応させ、次式V ▲数式、化学式、表等があります▼(V) 式中、R^1およびR^4は前記定義のとおりである、 で示される化合物を得: (c)得られる式Vで示される化合物を、保護基R^4
    の脱離反応に付し、次式VI ▲数式、化学式、表等があります▼(VI) 式中、R^1は前記定義のとおりである、 で示される化合物を得: (d)次いで得られる式VIで示される化合物を、塩基の
    存在下にアジド化合物で処理し、次式VII▲数式、化学
    式、表等があります▼(VII) 式中、R^1は前記定義のとおりである、 で示されるジアゾ化合物を得: (e)得られる式VIIで示されるジアゾ化合物に対し、
    金属触媒の存在下に環化反応を行い、次式VIII▲数式、
    化学式、表等があります▼(VIII) で示される2−オキソ−1−メチルメルバペナム−3−
    カルボン酸化合物を得: (f)得られる式VIIIで示される化合物を、塩基の存在
    下に、次式IX ROH(IX) 式中、Rは前記定義のとおりである、 で示される酸の反応性誘導体と反応させる、ことを特徴
    とする前記式 I で示される立体配置を有する(1R,
    5R,6S)−6−[(1R)−1−ヒドロキシエチル
    ]−1−メチルカルバペネム−3−カルボン酸誘導体の
    高立体選択的製造方法。
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