JPS63283875A

JPS63283875A - アンカー用取付工具

Info

Publication number: JPS63283875A
Application number: JP63102879A
Authority: JP
Inventors: ハインツ・ビスピング; エリッヒ・ライブハルト; ペテル・マウセ
Original assignee: Hilti AG
Current assignee: Hilti AG
Priority date: 1987-04-28
Filing date: 1988-04-27
Publication date: 1988-11-21
Also published as: EP0289455A2; FI881967A; EP0289455A3; NO881840L; US4895055A; NO881840D0; DK230488A; DK230488D0; FI881967A0; DE3714102A1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、取付方向とは反対側の端部にねじ山を設けた
取付けるべき固着素子の前記ねじ山に対応するねじ山と
、取付工具の固着素子に対するねじ込みを制限する止部
材とを設けたアンカー用取付工具に関するものである。

この種の取付工具は、例えばドイツ特許第２１３４７８
１号に記載されており、いわゆる粘着アンカーまたは連
結アンカーを取付けるのに使用される。

ボルトまたはねじスリーブをねじ山により取付工具に連
結し、例えば硬化可能な物質を充填した穴に打ち込む。

この打ち込みは、一般的に取付工具の回転の下に行い、
この回転によりアンカー型を破壊しまたは大向に保持し
た成分を混合する。部分的にアンカーの打ち込みは回転
打撃運動の下で行われる。

固着素子の回転後には取付工具は固着素子から再びゆる
めてねじ戻さなければならないが、取付工具と固着素子
との間のねじ連結が強固であるためこのことは極めて困
難である。ゆるめるためには、ねじ回しを使用して取付
工具により偏心軸として構成した止め部材を回転しなけ
ればならない。

この場合、ねじ戻しにより固着素子も穴から回転して抜
は出ることがあり、作業を中断しなければならなくなる
。

本発明の目的は、固着素子をねじ込むための取付工具で
あり、固着素子のねじ込み後にこの固着素子から簡単に
ゆるめて取外すことができる取付工具を得るにある。

この目的を達成するため、本発明アンカー用取付工具は
、前記止め部材をボールにより構成し、ボールの直径よ
りも小さい軸線方向の長さを有して取付方向に開口する
収容空間にこのボールを配置したことを特徴とする。

ボールによれば、固着素子との接触を点接触とし、従っ
て取付工具のゆるめるのを阻止する摩擦モーメント・を
大きくすることがない。更に、ボールとして標準化した
また焼入れした素子を使用することができ、このことは
極めてコストを低減することができ、また摩耗が少なく
なる。ボールの直径よりも小さい軸線方向の長さの収容
空間によればボールを収容空間から軸線方向に突出させ
、固着素子とボールとを軸線方向に関して接触させるこ
とができる。

収容空間の取付方向前端の内径をボールの直径よりも小
さくすると好適である。この場合、ボールは収容空間内
に保持され、取付工具との連結状態が失われることがな
い。

好適な実施例においては、取付工具の収容空間内にボー
ルを回転自在に配置する。回転自在のボールによれば取
付工具の固着素子に対するねじ込みを停止させるととも
に休止した取付工具に対し回転することができる。更に
点接触を生じているため、取付工具をゆるめるときに打
ち勝つべき摩擦モーメントは極めて小さくなる。

本発明の好適な実施例においては、ボールのための収容
空間は、雄ねじ部を設けた軸部の取付方向側の端部に配
置する。このような取付工具はねじスリーブの取付けに
使用される。この取付工具はボールがスリーブの穴の底
部に衝合する。取付工具がスリーブ穴の底部に衝合する
ことにより固着素子の後端が取付工具″により損傷を受
けるのを阻止する。このことは、固着素子の後端面に電
気絶縁および／または防食の作用を行う合成材料のカバ
ーを設けである場合に特に有利である。

更に、本発明の好適な実施例においては、ボールのため
の収容空間は、取付方向側端部に開口するねじ孔の取付
方向とは反対側の端部に配置する。

このような取付工具はボルトの取付けに使用される。ボ
ルトはボルトの後端がボールに軸方向に衝合するまで取
付工具のねじ孔にねじ込まれる。ボールとボルトの後端
面との接触は中心において点接触となる。

ボールと取付工具との間の摩擦またはボールと固着素子
との間の摩擦を減少するためボールを配置する収容空間
にグリースを充填することができる。このようなグリー
スはボールの外面全体に塗布される。これにより摺動摩
擦が−Ｎ減少する。

次に、図面につき本発明の好適な実施例を説明する。

第１および２図に示すように、本発明による取付工具は
、軸部１と、スリーブ２と、ボール３とにより構成する
。この軸部は、六角ヘッド１ａと、ねじ孔に対応したね
じ山部１ｂと、取付側の端部に設けた栓状部１ｃとを有
する。スリーブ２は栓状部ｌｃに圧嵌し、軸部１ととも
にボール３のための収容空間２ａを構成する。収容空間
２ａの取付方向側の端部の内径はボール３の直径よりも
小さくし、これによりボール３を回転自在に保持する。

第２図は、取付工具を取付けるべきアンカースリーブ５
にねじ込んだ状態を示す。このアンカースリーブ５は、
穴５ａと、ねじ山部１ｂに対応の雌ねじ部５ｂとを有す
る。この取付工具は、ボール３が穴５ａの底壁５ｃに衝
合するまでアンカースリーブ５内にねじ込む。ボール３
は収容空間２ａ内に回転自在に保持されているため、ア
ンカースリーブ５との摩擦モーメントの方が高いため締
め込んでもボール３は静止しようとする。このためボー
ル３が軸部１の前端に点接触することにより軸部ｌは回
転を生ずる。このときの摩擦は極めて小さい。軸部１の
六角ヘッド１ａはアブブタ７の六角形の収容部７ａに掛
合させる。アダプタ７は手または図示しないねじ回し、
ドリル工具により駆動することができる。アダプタ７に
より、異なるねじ山を有するが同じ六角ヘッドを有する
種々の取付工具も利用することができる。

第３および４図に示す取付工具は六角形外面１１ａを有
するブツシュ１１と、閉鎖ねじ１２と、ボール１３とに
より構成する。

ブツシュ１１は、取付方向前方部にねじ孔１１ｂを有し
、また後方部に雌ねじ部１１ｃを有する。雌ねじ部１１
ｃには円筒形の皿穴ｌｉｄを設け、これにより肩部ｌｉ
ｅを生ずる。閉鎖ねじ１２は雌ねじ部１１ｃに対応する
ねじ山１２ａを有し、また内側六角穴１２ｂ並びにカラ
ー１２ｃを設ける。閉鎖ねじ１２をねじ込むとカラー１
２ｃはブツシュ１１の肩部ｌｉｅに衝合する。ボール１
３は閉鎖ねじ１２に対して軸線方向に僅かな遊びを持っ
て雌ねじ部１１ｃの中心孔により構成される収容空間１
１ｆに回転自在に保持される。

第４図には、アンカーボルト１５をブツシュ１１のねじ
孔１１ｂにねじ込み、このアンカーボルトの後端がボー
ル１３に衝合した状態を示す。ボール１３はアンカーボ
ルト１５の軸線方向の止部を構成する。

ボール１３は閉鎖ねじ１２およびアンカーボルト１５に
対して一点支持を行う。従って、アンカーボルト１５の
ねじ込みに見られる摩擦モーメントは極めて小さい。ア
ンカーボルトの取付は後は取付工具はアンカーボルトか
らねじ戻すことができる。

ブツシュ１１は、第４図に示すように、ブツシュの六角
外面と同様のアダプタ７の六角収容孔７ａに嵌合させる
。六角外面１１ａと六角ヘッド１ａの径は同一であるた
めアダプタ７１体はアンカースリーブのみならずアンカ
ーボルトにも適用することができる。異なる径のねじ孔
１１ｂを有するブツシュ１１を異なる直径のアンカーボ
ルトに取付けることができる。アンカーポル）１５の取
付方向前端部を鋭端にする。

摩擦および摩擦モーメントを一層減少するため取付工具
のボール３．１３を収容する収容空間２ａ。

１１ｆにグリースを充填することができ、これによりボ
ール３，１３が回転するとグリースがボールの外面全体
に塗布される。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明取付工具の第１の実施例の一部断面とす
る側面図、第２図は第１図の取付工具をアンカースリーブとしての
固着素子に取付けた状態を示す一部断面とする側面図、第３図は本発明取付工具の第２の実施例の一部断面とす
る側面図、第４図は第３図の取付工具をアンカーボルトとしての固
着素子に取付けた状態を示す一部断面とする側面図であ
る。１・・・軸部　　　　　　　１ａ・・・六角ヘッド１ｃ
・・・栓状部　　　　　　２・・・スリーブ２ａ・・・
収容空間　　　　　３・・・ボール５・・・アンカース
リーブ　５ａ・・・穴５ｂ・・・雌ねじ部　　　　　５
Ｃ・・・底壁７・・・アダプタ　　　　　７ａ・・・収
容部１１・・・ブツシュ　　　　　１１ａ・・・六角形
外面１１ｂ・・・ねじ孔　　　　　１１ｃ・・・雌ねじ
部ｌｉｄ・・・皿穴　　　　　　ｌｉｅ・・・肩部１１
ｆ・・・収容空間　　　　１２・・・閉鎖ねじ１２ａ・
・・ねじ山　　　　　１２ｂ・・・内側六角穴１２ｃ・
・・カラー　　　　　１３・・・ボール１５・・・アン
カーボルト　　１５ａ・・・鋭端３　　　、、、、、ホ
゛−ル　　　　　１　ｌ　ｂ　、、、、、本ヒ孔Ｓ　　
、、、、、アワカー助−７’　　１１ｃ、、、、、１鼠
ねＵ唱ｐＳａ、：、、、穴　　　　１１　ｄ　、、、、
、二穴ｓｂ、、、、、雌仙部　　１１　ｅ　、、、、、
局部１２　ｃ　　、、、、、カラー１３　　、、、、、ボ゛−ル

Claims

【特許請求の範囲】１、取付方向とは反対側の端部にねじ山を設けた取付け
るべき固着素子の前記ねじ山に対応するねじ山（１ｂ、
１１ｂ）と、取付工具の固着素子に対するねじ込みを制
限する止部材とを設けたアンカー用取付工具において、前記止め部材をボール（３、１３）により構成し、ボー
ル（３、１３）の直径よりも小さい軸線方向の長さを有
して取付方向に開口する収容空間（２ａ、１１ｆ）にこ
のボールを配置したことを特徴とするアンカー用取付工
具。２、収容空間（２ａ、１１ｆ）の取付方向前端の内径を
ボール（３、１３）の直径よりも小さくした請求項１記
載のアンカー用取付工具。３、取付工具の収容空間（２ａ、１１ｆ）内にボール（
３、１３）を回転自在に配置した請求項１または２記載
のアンカー用取付工具。４、ボール（３）のための収容空間（２ａ）は、雄ねじ
部（１ｂ）を設けた軸部（１）の取付方向側の端部に配
置した請求項１乃至３のうちのいずれか一項に記載のア
ンカー用取付工具。５、ボールのための収容空間（１１ｆ）は、取付方向側
端部に開口するねじ孔（１１ｂ）の取付方向とは反対側
の端部に配置した請求項１乃至３のうちのいずれか一項
に記載のアンカー用取付工具。