JPS63283579A - 新規な加水分解酵素とその製造方法 - Google Patents

新規な加水分解酵素とその製造方法

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JPS63283579A
JPS63283579A JP29308387A JP29308387A JPS63283579A JP S63283579 A JPS63283579 A JP S63283579A JP 29308387 A JP29308387 A JP 29308387A JP 29308387 A JP29308387 A JP 29308387A JP S63283579 A JPS63283579 A JP S63283579A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は一般的に酵素、特にプソイドモナスプチダ(P
seudomonas putida) ATCC53
552から分離可能であって酵素的にほぼ純粋なペプチ
ドとして精製可能な新規な加水分解酵素とクローニング
による該加水分解酵素の製造方法に関するものである。
(従来の技術) プソイドモナスは短稈状細菌の一属である。P。
プチダを含む数種の株はモノオレイン酸ポリオキシエチ
レン(Atlas Chemicalより入手可能なr
Tveen 80J )を炭素源とする最少培地上では
限られた増殖能力を有することが明らかになっている(
Hove et al、、J、Gen M!crob1
o1..92(1)、pp、234−285(197B
))。プソイドモナス属に属する株について様々な使用
法が記載されている。
1983年5月24日発行の米国特許第4.385,1
12号(発明者Misaki et at )は日本の
たまねぎ畑に由来する土壌サンプルから分離されたプソ
イドモナス属に属する微生物株を様々なヌクレオシドに
関係する酵素反応に有用なヌクレオシドオキシダーゼの
製造に用いることを開示している。1984年2月7日
発行の米国特許第4,430.433号(発明者Haa
+mond et al)はプソイドモナスプチダ株を
分子量が約48.OQO〜eo、oooの間にあるアリ
ルアシルアミダーゼ酵素(アニリドからアニリンと脂肪
酸アニオンへの加水分解を触媒するもの)の製造に用い
ることを開示している。これらのアリルアシルアミダー
ゼはNアシル化された第一級芳香族アミンの分析方法に
有用であるといわれている。
1985年9月17日発行の米国特許第4.542.1
00号(発明者Hagedorn )はプソイドモナス
プチダ株に関連したP−クレゾールの製造方法を開示し
ている。1986年5月13日発行の米国特許第4.5
88.888号(発明者Maxvel l)はプソイド
モナスプチダ株を含んだバイオコンバージョン(bio
conversion)培地中におけるムコン酸の製造
方法を開示している。リンデン(Linden)とベニ
セック(Ben1sek)はプソイドモナスプチダバイ
オタイプBに由来するイソメラーゼを記載している(J
、Biol、Chet281、No、14.pp、84
54−6560.1988年5月15日)。
要するに、様々な応用のために様々な酵素を生産するプ
ソイドモナスプチダの新規な株が最近発見されている。
(発明の構成) 本発明は加水分解酵素活性を有す新規な酵素を提供する
。この加水分解酵素はプソイドモナスプチダATCC5
3552によって分泌されるものであり、酵素的にほぼ
純粋なペプチドとして分離可能である。また、本発明の
製造方法によれば、この新規な加水分解酵素を発現する
遺伝子を適当な発現ベクター中にクローニングし、この
加水分解酵素のための遺伝子を発現するように培養する
ことによって加水分解酵素が高い収量で得られる。本発
明の酵素は以下のアミノ酸配列: ala  val  ala  asn  phe  
asp  arg  ser  gly  pro  
tyr  thrthr  ser  ser  gl
n  ser  glu  glypro  Ser 
 eys  arg  lieglypro  ser
  thr  tyr  ala  gly  Ieu
  leu  ser  his  trpala  
ser  his  gly  phe vat  v
at  ala  ala  ala glu  th
rser  asn  ala  gly  thr 
 gly  arg  glu  met  leu 
 ala  cysgly  thr  ser  g
ly  his  ser  gln  gly  g
ly  gly  gly  ser11e  l1l
et  ala  gly  gin  asp  t
hr  arg  val  arg  thr  t
hrala  pro  lie  gin  pro
  tyr  thr  leu  gly  leu
  gly  hisala  gin  cys  
ser  leu  cys  thr  ser  
leu  leu  trpjlier  val  
glyarg  arg  gly  Ieuを有して
いる。
この新規な加水分解酵素は細胞物質(クチン等)の分解
のためのバイオマス加工および洗濯や漂白のための酵素
的過加水分解等、様々な応用において有用である。
本発明の詳細な説明、実施例および特許請求の範囲等に
おいて本発明が適正に理解かつ解釈されるようにするた
め、本明細書中に用いられる用語の意味を以下に定義す
る。
「過加水分解(perhydrosis) Jとは過酸
と水とが形成される。選択された基質と過酸化物との反
応を意味する。
「酵素的過加水分解(enzymatic perhy
drolysis)」とは一般に加水分解酵素として分
類され、より詳細には以下のように同定される酵素によ
って助長もしくは触媒される過加水分解反応を意味する
新規な酵素(以下「加水分解酵素1」と称することもあ
る)はプソイドモナスプチダによって分泌され、それか
ら分離可能なものである。加水分解酵素1を分離するこ
とのできる新規なプソイドモナスプチダ株の培養物はM
FEP 808.1(P)に従ってアメリカンタイプカ
ルチャーコレクション(Awerican Type 
Cu1ture Co11ection、12301 
ParklawnDrive、Rockville、M
aryland 20852)の永久培養物コレクショ
ンに寄託され、ATCC53552と命名された。
本発明の微生物は上述のプソイドモナスプチダ株に限定
されるものではなく、その天然および人口突然変異体も
使用できる。プソイドモナスプチダATC058522
の突然変異体は環境的選択圧技術、U■照射、もしくは
突然変異誘発化学物質の使用によって得ることができる
。後述するように現存株の対応する遺伝子の他の細胞へ
の形質転換等、加水分解酵素の生産に応用可能な遺伝子
工学技術は加水分解酵素の商業的生産に好ましく応用で
きる。
しかしながら、プソイドモナスプチダ株は通常の培地中
で培養してもよい。また液体培地も固体培地も用いるこ
とができる。液内通気培養が好ましい。通常の栄養培地
を使用することもできる。
培養温度は微生物の所望の増殖速度に依存して変化し、
好ましくは25@〜35℃である。培養時間は所望に応
じて選択でき、15〜50時間である。培養は培地中に
最高濃度の加水分解酵素が存在した時点で終了させるこ
とができる。
加水分解酵素は発酵ブイヨン中に蓄積される。
生産された酵素のブイヨンからの抽出は以下のようにし
て行なうことができる。最初にマイクロ濾過および遠心
分離によって全細胞ブイヨン培地から細胞および細胞破
片を除去し、次いで限外濾過によって加水分解酵素を濃
縮する。次いで透析もしくは透析濾過によって余分な塩
および色を除去する。
次いで、この粗酵素溶液は精製することができる。酵素
の粉末は凍結乾燥によって得ることができ、様々な応用
が可能である。
加水分解酵素1は以下のアミノ酸配列:thr  se
r  ser  gln  ser  glu  gl
y  pro  ser  cys  arg  1i
eala  ser  his  gly  phe 
 val  vat  ala  ala  ala 
 glu  thrSer  aSn  ala  g
ly  thr  gly  arg  glu  m
et  leu  ala  cysala  pro
  11e  gln  pro  tyr  thr
  leu gly  Ieu gly  hisse
r  his  phe  glu  pro  va
l  gly  ser  gly  gly  al
a  tyrser  val  gly  arg 
 arg  glyleuを有している。
加水分解酵素は例えば、プラスミドDNAをマルチコピ
ー宿主に移すこと、あるいは加水分解酵素生産細菌の細
胞から加水分解酵素をコードする染色体遺伝子を切除し
た後に該遺伝子を適当なベクター分子中にクローニング
すること等の遺伝子操作技術によって好ましく生産され
る。加水分解酵素1を生産するための好ましい手段の1
つはクローニングである。
実施例9において詳述されるように、第1図はpsNE
4の4.3 kbのEcoRIフラグメントのマツプで
ある。斜線状の陰影を施したボックスはシグナルペプチ
ドコドン(コドン−22〜+1)を示し、点描領域は成
熟加水分解酵素1ポリペプチドコドン+1〜+258の
ためのコード領域を示している。
予想されるジスルフィド結合も示されている。スケール
はベースペア(bp)である。配列化された領域(13
63bpのsph 1フラグメント)は両矢印で示して
いる。ATG開始コドンおよびTAA終結コドンも示さ
れている。
加水分解酵素1は優れた加水分解活性を有しており、過
酸化物源の存在下において適当な基質(例えばトリオク
タノインのようなトリグリセリド)から過酸を生産する
ために用いることができる。一般に酵素の活性を阻害す
るアニオン性表面活性剤の存在下においてもこの加水分
解酵素は過酸を生産することができる。漂白等に応用さ
れろ過酸を生産するためのこの新規な加水分解酵素の使
用は米国特許出願節     号に記載されている。
P、プチダ株の発酵によって生産された場合、加水分解
酵素1は、イオン交換およびゲル浸透クロマトグラフィ
ー等の公知の手段によって他の蛋白質から分離し精製し
て酵素的にほぼ純粋な加水分解酵素1を産出するように
することが好ましい。
その主たる理由は、P、プチダの粗発酵ブイヨンが加水
分解酵素1に加えて他の酵素(以下「加水分解酵素2」
)を含むことが発見されたことにある。
加水分解酵素1と加水分解酵素2とはクロマトグラフィ
ーのような公知の手段によって分離することができる。
これらはp−ニトロフェニルブチレートおよびp−,1
−トロフェニルカブリレートに対する異なった加水分解
速度によって区別することができる。
加水分解酵素1は当業者に既知の方法による、細菌、酵
母もしくは菌類のような宿主生物を通してこの酵素を発
現するためのクローニングによって製造することが好ま
しい。特に、以下詳述するように大腸菌中においてクロ
ーニングを行ない、次いでクローン化された加水分解酵
素1をカラムクロマトグラフィーにかけることによって
生産することが好ましい。本発明によるクローニングに
よる生産は驚異的な高収率を提供する。すなわち、実施
例9に記載されるように、プラスミドpSNtae■を
取り込んだ大腸菌株JM 101の発酵ブイヨンから回
収可能な収率は最高では約5.59/Q、、平均では約
3.49/9Jであると認められた。これらの収率は、
大腸菌発酵からの従来のペプチド回収量が約0.2〜0
.39/9.のオーダーであることに鑑みれば、驚異的
に高い。すなわち、本発明の方法によれば、一般に予想
されるよりも約10倍も高い収率で新規な加水分解酵素
を得ることができる。
加水分解酵素2も新規なものであり、グリセリド基質を
加水分解するものであって、消化を助けるための油脂加
工等に応用することができる。
以下の実施例の方法、材料および結果は本発明を説明す
る目的で記載されるものである。しかしながら、本発明
の範囲内における他の態様、利点および変更も本発明が
対象とする当業者には明らかであろう。
(実 施 例) 実施例1 (A)播種および発酵 0.6%の栄養ブイヨン(Dirco)および1%のグ
ルコース(PH8,5)を用いて播種培地を調製した。
この培地100 mを5001dのフエルンバッハフラ
スコ中で滅菌した。滅菌した各フラスコに栄養寒天で一
晩増殖させたP、プチダATCC53552の培養物を
白金耳1杯分播種し、37℃において12時間、250
rpmの二二一ブランズウィック(Newbrunsw
lck)シェーカー上に載置した。ついで、このインキ
ュベートした12時間培養物を適当な容量(1〜10%
v/v )で温度制御器およびRPM 、空気流および
圧力の制御器を備えた1z発酵器(実用容量250 m
)、159Jバイオラフイツト(Blolafitte
)発酵器(実用容ff112QJ)もしくは100 i
バイオラフイツト発酵器中に播種した。発酵器培地は0
.6%の栄養ブイヨン(Dirco) 、0.3%のり
んごクチンおよび0.2%の酵母抽出物(Dirco)
を含み、初期PHは6.5であった。この培地は播種前
にpHe、aに調節して40分間滅菌した。細菌増殖お
よび酵素生産は発酵器中において12〜15時間継続さ
せた。
(B)マイクロ濾過による酵素の回収 粗発酵培養物は最初に2枚のロミコン(Row i c
n)微孔膜(0,22u)を備えたアミコン(AIli
con)ユニットで濾過して細胞を除去した。クチン粒
子に結合した残存物中の残留酵素を遠心分離によって除
去した。総回収率は90%に達した。
アミコンユニットから回収した濾液は2つのロミコンP
a+10モジュールを備えたアミコン限外濾過ユニット
で容量39Jに濃縮した。次いで、この濃縮した濾液を
pH7,5の0.01Mリン酸バッファー20免によっ
て透析した塩および色を除去した。この段階における回
収率は平均的80%であった。この粗調整物の総括性は
8.68 X 106ユニツトであった。
加水分解酵素活性の1ユニツトは0.1vt%のトリト
ン(Trlton) X−100を含有する0、I M
、 pH8,0のトリス(Tris) −HC、Q、バ
ッファー中の2.0iM 1)−二トロフェニルブチレ
ートと共に25℃でインキュベートした際に415nm
において1.0/分の吸収増加をもたらす酵素量と定義
される。
実施例2 限外濾過および透析濾過後の加水分解酵素活性反応条件
を25℃、pH8,0の0.lvt%のトリトンx −
iooを含有する0、1M)リスとし、実施例1(C)
の粗調製物における3つのp−ニトロフェニル基質の結
合および転換反応速度を研究した。用いた基質はp−ニ
トロフェニルカブリレート、p−二トロフェニルラウレ
ート、およびp−ニトロフェニルパルミテートであった
。データを表11;示す。
表   1 基 質 K m (UN)  V l1ax (Uモル
/分/lll5I蛋白質)PNPC214802 PNPL 167  214 PNPP 183  112 様々な実験に実施例1(C)の調製物を用いたが、この
調製物には「加水分解酵素1」および「加水分解酵素2
」と称される2つの酵素が含まれていた。加水分解酵素
1はより優れた過加水分解酵素である。実施例1(C)
の粗調製物の分離・精製は実施例3に記載され、加水分
解酵素1および加水分解酵素2の完全な分離(酵素的に
ほぼ純粋な加水分解酵素1を得ることが好ましい)は実
施例4に記載され、極めて純粋な(配列化に適した分析
上純粋な)加水分解酵素1調製物のサンプルは実施例5
に記載される。
実施例3 イオン交換およびゲル浸透クロマトグラフィーに的精製 最初にDEAEセファクリル(Sephacryl)ク
ロマトグラフィーにより、次いでセファデックス(Se
phadex) G−100ゲル浸透クロマトグラフイ
ーによってプソイドモナスプチダ発酵ブイヨンから加水
分解酵素1を部分的に精製した。DEAEカラムをpH
8の10111Mリン酸ナトリウムバッファーで平衡さ
せ、同じバッファー中のカラムに粗蛋白質を供給した。
カラムに保持されなかったPNB  Cp−ニトロフェ
ニルブチレート)加水分解酵素活性を加水分解酵素1に
関連づけた。DEAE段階からこのようにして得た加水
分解酵素1に対し、pH8の10mMリン酸ナトリウム
バッファー中においてセファデックスG−100による
クロマトグラフィーを行なった。加水分解酵素1はこの
カラムから分離したピークとして溶離し、PNB加水分
解酵素活性および過加水分解活性によって同定した。
実施例4 疎水性クロマトグラフィーによる加水分解酵素1疎水性
樹脂を用いたクロマトグラフィーによって加水分解酵素
1は加水分解酵素2から完全に分離することができる。
限外濾過および透析濾過の後、実施例1(c)の酵素溶
液は0.5MNa C9,に調整し、10o+M、 p
H8のトリス(CZ) 、 0.5MNa C免中にお
いて平衡させた0、8X7cI11オクチルセフアロー
スカラムに供給し、未結合の蛋白質を除去するために洗
浄した。以下の洗浄液: 101M、 pH8のトリス
(C込)、2Mの尿素;P)18,1011Mのリン酸
Na  ;pH8,1Oi+Hのリン酸、  0.5M
のNaC,Q。
を用いた。洗浄後、カラムを50%n−プロパツールに
至るリニアグランジエントによって展開した。
次いで酵素活性を明らかにするためにp−ニトロフェニ
ルブチレート(PNB)およびp−ニトロフェニルカブ
リレート(PNC)に対する活性に関してカラムフラク
ションを検定した。2つの酵素は明確に、PNB /P
NC比が4.6であるフラクション32とPNB /P
NC比が1.40であるフラクション51に分離した。
これらはそれぞれ加水分解酵素1および加水分解酵素2
と命名された。
このカラムに由来するフラクションはさらにSDSゲル
電気泳動によって分析した◎この分析により、2つの酵
素活性は原核生物酵素に特異的な分子ff130,00
0のバンドによって探知され、さらに加水分解酵素2は
二重に泳動した加水分解酵素1の単一バンドからは明確
に分離されることが明らかになった。配列分析に先立っ
て、逆相クロマトグラフィーによって、これら2つの部
分的に精製された酵素を高分子量および低分子量の夾雑
物から分離した。
実施例5 配列分析に先立って、部分的に精製された実施例3の物
質を4.8 X100 ttmのジンクロムバック(S
ynchromPak) C4逆相HPLCカラムのク
ロマトグラフィーによってさらに精製した。このシステ
ムは流速0.51111/分の0.05%トリエチルア
ミン(TEA)および0.05%トリフルオロ酢酸(T
PA) (溶媒A)中において平衡させた。100μg
〜l#vの加水分解酵素1をカラムに注入し、蛋白質は
溶媒Aおよび0.05%のTEAおよび0.05%のT
FAを含有するn−プロパノール(溶媒B)の複合グラ
ジェントによって溶離された。典型的なグラジェントは
0〜20%Bに対しては+5%B/分、次いで60%B
までは+0.5%B/分であった。全ての酵素はこのH
PLC溶媒システムによって不活性化された。約35%
の溶媒Bで溶離する蛋白質のピーク(加水分解酵素1)
および約39%の溶媒Bで溶離する蛋白質のピーク(加
水分解酵素2)を回収してさらに配列分析およびCNB
rフラグメントの調製のために用いた。
実施例6 以下のようにしてアミノ酸配列分析用の臭化シアンペプ
チドフラグメントを調製参精製した。プールした実施例
5の加水分解酵素のアリコート量をスピードヴアック(
SpeedVac)遠心分離機中において乾燥し、次い
で8Mの尿素を含む88%の蟻酸中に10m9/cdの
濃度で再懸濁させた。この溶液は蟻酸中において200
 m’j/rttlのCNBr 1容量部と混合し、暗
所において室温で2時間インキュベートした。次いで、
生成物は逆相分析に先立って、0.8×7cmのIBF
 −トリスアクリルGFO5C祖)カラムによって40
%の溶媒B:50%の溶媒A(上述)に脱塩した。ペプ
チドは最初に逆相による加水分解酵素1の精製のために
上記と同様の手順によって分離した。しかしながら、溶
媒Bは35%のプロパノール二65%のアセトニトリル
(TEA #−よびTFAを含有)に変えた。また、ク
ロマトグラフィー後の最初のダイジェストおよびピーク
をSDS /尿素/ピリジンゲルおよびそれに続く銀染
色法によって分析した。
2つのピークをクロマトグラムから選択し、上述の条件
を用い、今回は0.48X25ciのジンクロムパック
04カラムにより、再びクロマトグラフィーにかけた。
再クロマトグラフィー後、精製したペプチドは配列分析
用に保持した。
実施例7 ラグメント (実施例4と同様の)オクチルセファロースカラムに由
来する加水分解酵素1および加水分解酵素2に由来する
精製フラクションを3容量部の溶媒A (0,05%の
トリエチルアミンおよび0.05%のトリフルオロ酢酸
)で希釈し、(実施例5と同様に)クロマトグラフィー
にかけた。実施例4に記載したように、精製した蛋白質
はSDSゲル電気泳動によって分析し、次いで加水分解
酵素1および加水分解酵素2のCNBrフラグメントお
よびN末端アミノ酸配列を比較するために個別にプール
した。
実施例8 加水分解酵素1の比活性 実施例4と同様に精製した酵素を用いて加水分解酵素1
の比活性を測定した。酵素的にほぼ純粋な加水分解酵素
1の有する実施例1(c)で定義されたような比活性は
3750ユニット/Itg蛋白質であった。
実施例9 大腸菌中におけるクローン化した加水分解酵素1の調製 プソイドモナスプチダの加水分解酵素1遺伝子のクロー
ニング プソイドモナスプチダ株(ATCC53552)を20
0dのLB (Luria Broth)培地中で37
℃において一晩増殖させた。細胞は遠心分離によって採
取し、バーンボイム等(Birnbois et al
、、Nuclelc Ac1d Res、7.pi)、
1513−1523(1979))によって概説された
標準的な方法に忠実に従って高分子量総DNAを調製し
た。このDNAはEcoRIに完全に消化させ、T4D
NAリガーゼによって連結させることにより、EcoR
Iに消化させ、細菌のアルカリホスファターゼによって
脱リン酸化されたプラスミドpBR322(ATCC3
7017)を調製した。DNAの操作に用いた全ての酵
素は製造物(New England Blolabs
もしくはBethesda Re5earch Lab
oratorles)の指示に従って用いた。連結した
DNAは大腸菌294(ATCC31445)を形質転
換するために使用し、アンピシリン耐性(Aipr)コ
ロニーを選択した。このようにして、約2X10’個(
約5X103個/プレート)の形質転換体を得た。プレ
ートには4−メチルウンベリフェリルブチレート(pH
8,0)5hMト!j スーHCz中においてlosM
)の溶液を満たし、次いで紫外線ランプ(波長3400
厘)を照射した。基質を加水分解して高度蛍光原化合物
4−メチルウンベリフェロンを遊離するコロニーは強い
青色を呈した。
この方法を用いて13個の陽性コロニーを得た。これら
陽性コロニーの各々から前述のバーンボイム記載のアル
カリ溶菌法によってプラスミド微小調製物を調製した。
各プラスミドはEcoRIに消化させ、得られたフラグ
メントはマニアチス等(Maniatis et al
)、  r分子クローニング:実験マニュアル(Nol
ecu far Clonlng;A Laborat
ory Manual)J、コールドスプリングハーバ
−ラボラトリ−(ColdSpring Harbor
 Laboratory、Co1d Spring N
ew York) (1982)の記載に従ってポリア
クリルアミドゲルミ気泳動によって分離した。殆どのプ
ラスミドは4.3kbの単一の挿入されたフラグメント
を含んでいた。他のものはこのフラグメントに加えて他
のフラグメントを含んでいた。この結果、全ての陽性コ
ロニーは4Jkbフラグメント上に含まれる共通のクロ
ーン化された遺伝子の発現の結果として発生することが
示唆された。4.3kbフラグメントのみを含むプラス
ミドの1つをpSNE4と命名し、詳細な分析のために
選択した。
6bpの認識配列を有する様々な制限酵素にプラスミド
psNE4を消化させた。これらの酵素は単独もしくは
対で使用した。これらの実験から得られたフラグメント
サイズの分析によってpsNE4の4゜3kb Eco
RI挿入部の予備制限エンドヌクレアーゼ切断地図を得
た。この地図を第1図に示す。
プラスミドpSNE4のEcoRI挿入部の少なくとも
840bpの数個のサブフラグメントを、その中に機能
遺伝子が含まれているかを調べるために、pBR322
中にサブクローン化した。機能加水分解酵素遺伝子を含
むと認められたプラスミドの中には、pSNE4のEc
oRI挿入部由来の2Jkb EcoRI / 5al
Iフラグメントを含有するpsNEslがあった。(こ
のフラグメントの位置については第1図参照。)psN
Eslの挿入されたフラグメントはさらに他の制限酵素
に消化させ、得られた小フラグメントをサンガー等(S
anger et al、、Proc、Natl、Ac
ad、Sci、USA 74.1)I)、5483−5
467(1977))のジデオキシチェーンターミネー
ション法による配列化のためにロバーツ(Robert
s、Nucleic Ac1ds Res、、12.増
補r87−r204(19g4乃記載のバクテリオファ
ージM13ベクター中にサブクローン化した。Sph 
1位間の1゜36kbのDNA配列(第1図参照)は、
予想される全ての読み取り枠中において翻訳された際に
、直接アミノ酸配列化によって決定されるような蛋白質
のNH2末端アミノ酸残基(残基1〜1B)を含んだ大
きなオープン読み取り枠を顕在化させた。また、このオ
ープン読み取り枠は2つの他の直接配列化されたペプチ
ド(残基94〜105および残基173〜190)のた
めのコードを含んでいる。−22位のメチオニンは、記
号ペプチドに典型的な高度疎水性領域のためのコードを
開始するものであるため、開始コドンであると推測され
ている。この信号ペプチドは一1位のアラニンの後の分
泌工程の間におそらく切断されるものと考えられる。オ
ープン読み取り枠は259位で終ることから、エンコー
ドされた成熟蛋白質は258個の残基を有することが示
唆される。
大腸菌中におけるP、プチダ加水分解酵素遺伝子の調節
された発現を達成するために、バクテリオファージMl
B中においてアデルマン等(Adelmanet al
、、DNA 2.pp、183−193(1983))
の特定部位の突然変異誘発により、Xba 1位を最初
にATG開始コドンの前に導入し、修飾した遺伝子は次
いでデボーア等(de Boer et al、、Pr
oc、Natl、Sci、LISA 80、p、212
5(1983))の強力なtac IIプロモーターを
含む発現ベクター中にクローン化した。これは最初にp
sNEslをsph 1に消化させることによって行な
った。
全ての加水分解酵素コーディング配列を含んだ2.4k
bのsph Iフラグメントを分離し、M 13mp1
9の複製型(RF)のSph 1位に連結し、混合物は
大腸菌JM 1ot(ATCC3387B)をトランス
フェクトするために用いた。透明プラークを採取し、s
ph Iフラグメントが時計回りに配向して存在するバ
クテリオファージ(テンプレート)DNAを調製した。
加水分解酵素I ATC開始コドン5′に隣接するxb
a、1位を含んだ、50個のヌクレオチドからなる部分
的に補完性の一重鎖DNAフラグメントを合成した。こ
れは、−27ヌクレオチド位(ATG開始コドンの前)
から−9位まで、および+1位(ATGのA)から+2
0位までテンプレートDNAを補完する。
しかしながら、−9位と+1位の間においては天然加水
分解酵素プロモーター領域の5’ −AACCTCG−
3′はtac Uプロモーターの5’ −TATCTA
GAATT−3’ に変化させねばならなかった。突然
変異誘発が行なわれた。
変化領域に及ぶ32pでラベルした合成オリゴヌクレオ
チド(5’ −ATGAGGTATCTAGAATTA
G −3’ )とのハイブリダイゼーションによって、
300個のプラークをスクリーニングした。陽性ハイブ
リダイジングクローンのRFを調製し、Xba Iおよ
び5phlで切断した。遺伝子を含んだlkbのXba
l/sph Iフラグメントを分離し、前述のデボーア
記載のpHGH907tac IIをXba Iおよび
sph Iに消化させてtac nプロモーターを含ん
だ4.3kbのXba1/5phIフラグメントおよび
アンピシリン耐性遺伝子を分離することによって得たー
ベクター中に連結した。次いでJM 101細胞をこの
連結混合物で形質転換した。アンピシリン耐性コロニー
(プラスミドpsNtacIIを含む、第2図参照)を
選択した。
大腸菌によって合成されるクローン化された加水分解酵
素1のレベルを測定するため、11Mのイソプロピル−
β−D−チオガラクトシド(IPTG)を付加した20
ateのLB培地中で37℃において10時間JM 1
01/ psNtacI[を増殖させた。陰性の対照と
しては294 /pBR322を用いた。細胞は遠心分
離によって培養上澄液から分離し、次いで上述のコツシ
ュランド(Koshland)によるペリプラズム成分
および膜/細胞質成分に分別した。各フラクションはp
−ニトロフェニルブチレート加水分解によって活性を試
験した。またグレイ等(Gray et at、、Pr
oc、Natl、Acad、Sc1.USA 81.p
p、2845−2649(1984))により、細胞分
別法の効果を確認するためにβ−ラクターゼ(ペリプラ
ズマのマーカー)およびβ−ガラクトサーゼ(細胞質の
マーカー)をiUJ定した。
加水分解酵素1の活性の殆ど(74%)が培養上澄液中
に存在していた。細胞に関連づけられた酵素の殆どは細
胞洗浄フラクション中に存在しく合計17%)、ペリプ
ラズムフラクション(2%)および細胞質/膜フラクシ
ョン(7%)中にはより小量存在することが認められた
。陰性の対照である294 /pBR322培養物のい
かなるフラクションにも加水分解酵素1の活性は存在し
なかった。前述の8つの醗酵物(10!Q、発酵器)中
における加水分解酵素1の収量は1.59/9!、〜5
.5 g、’9Jの間により、平均収量は3.4 g/
9Jであった。
プラスミドpsNtacnを包含した大腸菌JM 10
1株の発酵に由来するブイヨンは0.5MNa C9J
に調節し、プロバノールグラジェーションを省略したこ
とおよび溶離をPH8の10dリン酸Na 、 0.5
MNaC9J中の20%アセトニトリルによって達成し
たことを除いてはP、プチダの発酵に関しての記載(実
施例4)とほぼ同様にオクチルセファロースによって精
製した。分離した生成物(酵素を発現する遺伝子からク
ローン化したもの)をSDSゲルによって分析したとこ
ろ、元のプソイドモナスプチダ株から分離された加水分
解酵素1生産物と同様に泳動した。
実施例10 クローン化した加水分解酵素1に由来する臭化シアンフ
ラグメントを以下のようにして調製した。
クローン化した生成物のオクチルセファロース精製に由
来する生成物(実施例9)を、プソイドモナスプチダか
ら分離された加水分解酵素1および加水分解酵素2に関
して記載したように、3容量部の溶媒Aで希釈し、短い
C4HPLCカラムにより精製した。生成物はSOSゲ
ル上で分析した。
実施例11 P、プチダ由来の加水分解酵素1のCNBrフラグメン
トと大腸菌中のクローン化された加水分解酵素1由来の
CNBrフラグメントを比較した。プソイドモナス由来
のHPLCで精製した加水分解酵素1および2とクロー
ン化した加水分解酵素1をそれぞれ上述した実施例6に
記載されたようにCNBrによって加水分解した。生成
物はSDS /尿素/ピリジン電気泳動により分析した
。その結果、クローン化された蛋白質は明らかに加水分
解酵素1であることが示された。(実施例4〜5のよう
に)P。
プチダから分離された加水分解酵素1は以下の観点から
、大腸菌より分離したクローン化された加水分解酵素1
と同一であることが明らかとなった。
すなわち(a)いずれの生物に由来する加水分解酵素1
も(実施例4のような)同一のクロマトグラフィー法に
よって分離され;(b)いずれの生物から分離された加
水分解酵素1のN末端のアミノ酸配列も同一であり; 
(c)CNBrフラグメントパターンによれば、加水分
解酵素1および加水分解酵素2は明確に識別でき、P、
プチダおよび大腸菌のいずれに由来する加水分解酵素1
のCNBrフラグメントも同一であることが明らかにな
り;(d)両細閑源に由来する加水分解酵素1のp−ニ
トロフェニルブチレートとp−ニトロフェニルカブリレ
ートとの基質活性比は同一であり;(e)どちらの生物
から分離された加水分解酵素についてもトリカブリリン
を基質とした場合の加水分解酵素/過加水分解比は同一
である。
分離されると加水分解酵素1および加水分解酵素2はp
−ニトロフェニルブチレートおよびp−二トロフェニル
カプリレートに対して全く異なった加水分解速度(加水
分解活性)を有することが認められた。したがって、実
施例12に説明するように、これら2つの新規な酵素は
それらのp−ニトロフェニルブチレート/p−ニトロフ
ェニルカブリレート加水分解比によって識別することが
できる。
実施例12 反応はpH8の0.1MトリスHClおよび0.1wt
%のトリトンX−100非イオン性界面活性剤(Roh
g+&Haasより入手可能)を含有するサンプル中で
25℃において行なった。(実施例3に由来するような
)加水分解酵素1における2、On+Mのp−ニトロフ
ェニルブチレート(PNB)の加水分解速度は0゜80
 (OD 415nm/分)であるのに対し、2.0m
Mのp−ニトロフェニルカブリレー) (PNC)のそ
れは0゜09であり、PNB /PNC比は7であった
。これに対し、同一濃度における加水分解酵素2のPN
B加水分解速度は0.54、同一濃度におけるPNC加
水分解速度は0.44であって、PNB /PNC比は
1であった。
実施例13 加水分解酵素1を用いたしみ抜きの研究以下のようにク
リスタルバイオレットでじみを付けた綿100%の布サ
ンプルを用いてオキシダント作用を分析評価した。クリ
スタルバイオレット(0,125SF)を1.25免の
蒸留水に添加した。100枚の2インチ×2インチ(約
51×5α)の綿100%の無染色布サンプルをこの溶
液に入れ、8時間撹拌した。(クリスタルバイオレット
で染色された)綿布サンプルは染色溶液から取り出し、
流出液が殆ど透明となるまで冷たい水道水で繰り返しす
すいだ。次いでじみの付いた布サンプルは個別にアルミ
フォイル上に配し、ペーパータオルでぬぐい、空気乾燥
した。
加水分解酵素1を使用した製剤を対応する対照組成物と
同様に調製した。両組酸物はそれぞれ、じみの付いた綿
布サンプルを洗浄するのに用い、それぞれのしみ抜き能
力を評価した。その能力の結果を表2にまとめる。
表   2 加水分解酵素1を用いた組成物 0.08vt、%トリオクタノイン       80
.40.04vt6%ドデシル硫酸ナトリウム200p
pl fiz  Oz 1μg/I11加水分解酵素1 2OUM EDTA (pH−10,5) 対照組成物 0.08vt、%トリオクタノイン       B9
.80.04vt、%ドデシル硫酸ナトリウム200p
pm H202 200M EDTA (PH−10,5) 表2のデータから認められるように、対照組成物も過酸
化水素成分を含んでいるのにもかがゎらず、加水分解酵
素1を含んだ組成物は対照組成物よりも優れたしみ抜き
効果をもたらした。この改善されたしみ抜きは、多くの
公知の市販された酵素を阻害する陰イオン性表面活性剤
の存在下で起こる点において特に顕著である。
本発明は特定の実施例に関連して説明したが、一般に本
発明の範囲を逸脱することなく、当業者に公知の方法等
によって様々な変更が可能なものである。。
【図面の簡単な説明】
第1図はpsNE4と名付けられたプラスミドの4゜3
kbEcoRIフラグメントの地図を示す模式図であり
、斜線領域は信号ペプチドコドン(コドン−22〜+1
)を示し、点描領域は加水分解酵素1と名付けられた成
熟ポリペプチドのためのコーディング領域(コドン+1
〜+258)を示し、またATG開始コドンおよびTA
A終結コドンも標識するものであり、 第2図はプソイドモナスの加水分解酵素1遺伝子のため
の大腸菌発現ベクターを示す模式図であり、点描領域は
22個のアミノ酸からなる加水分解酵素信号配列のため
のコーディング領域を示し、斜線領域は成熟加水分解酵
素のためのコーディング領域を示し、矢印の方向に沿っ
てATG開始コドンから転写が始まりTAA終結コドン
まで進むようになっており、両側の色の濃い領域は5′
−および3′−の非翻訳領域を示すものである。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)以下に示すアミノ酸配列を有する実質的に酵素と
    して純粋な加水分解酵素。 【アミノ酸配列があります】
  2. (2) 【アミノ酸配列があります】 から成るアミノ酸配列を有する加水分解酵素を製造する
    に当たり、 該加水分解酵素のための遺伝子を発現するように、該加
    水分解酵素を発現する該遺伝子を含む組換え型プラスミ
    ドを含有する宿主生物形質転換細胞を培養し、 前記発現した加水分解酵素を単離し精製する各工程から
    成る高収率で加水分解酵素を製造する方法。
  3. (3)宿主生物がバクテリアである特許請求の範囲第2
    項記載の方法。
  4. (4)宿主生物形質転換細胞がイー・コリである特許請
    求の範囲第3項記載の方法。
  5. (5)宿主生物がイーストである特許請求の範囲第2項
    記載の方法。
  6. (6)宿主生物が菌類である特許請求の範囲第2項記載
    の方法。
  7. (7)発現した加水分解酵素の精製がカラムクロマトグ
    ラフィを含む特許請求の範囲第2項記載の方法。
  8. (8) 【アミノ酸配列があります】 から成るアミノ酸配列を有するペプチドに対するDNA
    配列コーディング、およびペプチドを生成するように形
    質転換宿主生物のペプチドの発現を指示するため前記D
    NA配列に有効に結合した発現信号、を含むベクターに
    よって、形質転換した形質転換宿主生物を栄養培地で培
    養する工程を含む機能ペプチドの製造方法。
  9. (9)宿主生物がバクテリアである特許請求の範囲第8
    項記載の方法。
  10. (10)ベクターがイー・コリで複製できるプラスミド
    である特許請求の範囲第8項記載の方法。
  11. (11)宿主生物がイーストである特許請求の範囲第8
    項記載の方法。
  12. (12)宿主生物が菌類である特許請求の範囲第8項記
    載の方法。
  13. (13)さらにペプチドを単離する工程を含む特許請求
    の範囲第8項記載の方法。
  14. (14)さらに単離したペプチドを精製し、蛋白質mg
    当り約3850単位の比酵素活性を有する実質的に酵素
    として純粋な量のペプチドを得る工程を含み、その際に
    1単位は、HLB13.5の0.1重量%のオクチルフ
    ェノールエトキシレート非イオン性界面活性剤を含む0
    .1MのpH8.0のトリス−HCl緩衝液中、2.0
    mMのp−ニトロフェニルブチレートを用いて25℃で
    酵素を培養する場合に、415nmで1.0/分で吸光
    度が増加する酵素の分量である特許請求の範囲第13項
    記載の方法。
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