JPS63282364A - 炭素繊維の表面処理法 - Google Patents
炭素繊維の表面処理法Info
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- JPS63282364A JPS63282364A JP11701487A JP11701487A JPS63282364A JP S63282364 A JPS63282364 A JP S63282364A JP 11701487 A JP11701487 A JP 11701487A JP 11701487 A JP11701487 A JP 11701487A JP S63282364 A JPS63282364 A JP S63282364A
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Landscapes
- Reinforced Plastic Materials (AREA)
- Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(イ)産業上の利用分野
本発明は炭素繊維の、種々の液体に対する濡れ性や、接
着剤に対する接着性を改良する、表面処理法に関する。
着剤に対する接着性を改良する、表面処理法に関する。
本発明はPAN系炭素繊維に比べて酸化処理による表面
改質が進行し難いピッチ系炭素繊維に特に好適な表面処
理法に関する。
改質が進行し難いピッチ系炭素繊維に特に好適な表面処
理法に関する。
(ロ)従来の技術
従来から炭素繊維はその力学的、化学的、電気的諸特性
および軽量性などにより、航空・宇宙用構造材料、スポ
ーツ用品など各種の用途に広く使用されている。これら
の用途において、炭素繊維は一般に該炭素繊維と各種樹
脂とからなる複合材料の補強材料として用いられている
が、炭素繊維の特性、特にその力学的性質を複合材料に
反映さ−るためには、複合材料のマトリックスと炭素繊
維との接着性、一体化が重要である。炭素繊維はあらか
じめ何らかの表面処理を行わないとマトリックスに対す
る接着性が十分でなく、マトリックスからの「ずぬけ」
を生じ易く、補強効果を十分に発揮することができない
。
および軽量性などにより、航空・宇宙用構造材料、スポ
ーツ用品など各種の用途に広く使用されている。これら
の用途において、炭素繊維は一般に該炭素繊維と各種樹
脂とからなる複合材料の補強材料として用いられている
が、炭素繊維の特性、特にその力学的性質を複合材料に
反映さ−るためには、複合材料のマトリックスと炭素繊
維との接着性、一体化が重要である。炭素繊維はあらか
じめ何らかの表面処理を行わないとマトリックスに対す
る接着性が十分でなく、マトリックスからの「ずぬけ」
を生じ易く、補強効果を十分に発揮することができない
。
この現象は、特に複合材料中の補強繊維の方向に直交す
る方向の強度に対して顕著に影響し、炭素繊維とマトリ
ックスとの接着性の評価は、眉間剪断怖度を代表特性と
して実施されることが多い。
る方向の強度に対して顕著に影響し、炭素繊維とマトリ
ックスとの接着性の評価は、眉間剪断怖度を代表特性と
して実施されることが多い。
炭素繊維の表面処理法としては酸化剤による液相酸化法
、ヒートクリーニング、気相酸化法、ウィスカライジン
グおよび電解酸化法が知られている。これらの中でも液
相酸化法や電解酸化法、特に電解酸化法はその操業性が
優れていることから、広く保用されており、その技術は
たとえば特開昭55−12834号の特定の表面処理エ
ネルギーを用いる方法、特開昭56−128362号の
特定の電流密度など1の条件で硫酸塩水溶液で電解処理
する方法な箋 どh<i開示されている。
、ヒートクリーニング、気相酸化法、ウィスカライジン
グおよび電解酸化法が知られている。これらの中でも液
相酸化法や電解酸化法、特に電解酸化法はその操業性が
優れていることから、広く保用されており、その技術は
たとえば特開昭55−12834号の特定の表面処理エ
ネルギーを用いる方法、特開昭56−128362号の
特定の電流密度など1の条件で硫酸塩水溶液で電解処理
する方法な箋 どh<i開示されている。
これらの特許に開示されているように、従来は炭素繊維
の電解酸化処理にあたって、炭素繊維を陽極として直流
電流を流して実施されるのが普通であった。この場合、
プラス側の端子の代わりに、通常金属製のローラーを置
き、炭素繊維が密着するように、かなり長く接触させて
処理しているが、使用する電圧が低いため接触抵抗が変
動し易い問題がある。このため接触圧や屈曲の程度を小
さくすることが困難であり、かなりの強度低下が避けら
れなかった。
の電解酸化処理にあたって、炭素繊維を陽極として直流
電流を流して実施されるのが普通であった。この場合、
プラス側の端子の代わりに、通常金属製のローラーを置
き、炭素繊維が密着するように、かなり長く接触させて
処理しているが、使用する電圧が低いため接触抵抗が変
動し易い問題がある。このため接触圧や屈曲の程度を小
さくすることが困難であり、かなりの強度低下が避けら
れなかった。
この問題点を解決するために、特開昭80−23952
1号には、その第1図に電解液の流動抵抗もしくは表面
張力による液の表面の膨らみを利用し、実質的(こ直線
状で電解処理が実施できる装置が開示されている。この
装置は炭素繊維と処理装置との接触や繊維の屈曲による
強度の低下がおさえられる利点を有しており、PAN系
の炭素繊維の場合には強度低下の防止に有効である。
1号には、その第1図に電解液の流動抵抗もしくは表面
張力による液の表面の膨らみを利用し、実質的(こ直線
状で電解処理が実施できる装置が開示されている。この
装置は炭素繊維と処理装置との接触や繊維の屈曲による
強度の低下がおさえられる利点を有しており、PAN系
の炭素繊維の場合には強度低下の防止に有効である。
しかし、最近の特に高い強度および弾性率の複合貨料に
対しては、メソフェースピッチ系の超高弾性率の炭素繊
維のような繊維が要求されるようになって来ている。そ
のような超高弾性率の炭素繊維の複合材料では接着性が
悪く、繊維強度の利用率が低い問題点が指摘されている
。
対しては、メソフェースピッチ系の超高弾性率の炭素繊
維のような繊維が要求されるようになって来ている。そ
のような超高弾性率の炭素繊維の複合材料では接着性が
悪く、繊維強度の利用率が低い問題点が指摘されている
。
メソフェースピッチ系の超高弾性率炭素繊維の場合には
、黒鉛の結晶が発達しているため、従来の1)AN系炭
素繊維に用いられている条件では表面処理効果が乏しい
問題点があることがわかった。メソフェースピッチ系の
炭素繊維の場合、大刀の黒鉛結晶と同様、酸化よりもイ
ンターカレーションの速度が大きいと推定され、繊維内
部が先に変質して、強度が低下し、脆くなる傾向が強い
のではないかと思われる。インターカレーシロンを起こ
すと黒鉛結晶は積層面に直交する方向に膨張し、結晶が
接触し合う箇所に割れ目を生じて、繊維自体が剪断破壊
に弱くなる問題点がある。
、黒鉛の結晶が発達しているため、従来の1)AN系炭
素繊維に用いられている条件では表面処理効果が乏しい
問題点があることがわかった。メソフェースピッチ系の
炭素繊維の場合、大刀の黒鉛結晶と同様、酸化よりもイ
ンターカレーションの速度が大きいと推定され、繊維内
部が先に変質して、強度が低下し、脆くなる傾向が強い
のではないかと思われる。インターカレーシロンを起こ
すと黒鉛結晶は積層面に直交する方向に膨張し、結晶が
接触し合う箇所に割れ目を生じて、繊維自体が剪断破壊
に弱くなる問題点がある。
(ハ)発明が解決しようとする問題点
1本発明は1″系炭素繊維・特に超高弾性率の炭素繊維
の電解酸化による接着性改良が困難である問題点を解決
する、電解酸化による表面処理法である。
の電解酸化による接着性改良が困難である問題点を解決
する、電解酸化による表面処理法である。
(ニ)問題点を解決する手段
本発明は炭素繊維を電解酸化する際に、液槽から電解液
をオーバーフローさせたものを陰陽の極とし、該陰極と
該陽極を多数交互に並べた上に、極の液面の膨れ上がっ
た部分を通して炭素繊維を走らせ、該炭素#a維が実質
的に液槽の縁取りで曲げられないようにして、該陽極と
該陰極の間にある炭素繊維および該炭素&a維に付着し
た電解液に直流電流を流し、かつ該陰陽の極の繊維走行
方向の長さを3膳−ないし300−一とし、該陰陽の極
の数を5個以上100個以下とすることを特徴とする炭
素繊維の表面処理法である。
をオーバーフローさせたものを陰陽の極とし、該陰極と
該陽極を多数交互に並べた上に、極の液面の膨れ上がっ
た部分を通して炭素繊維を走らせ、該炭素#a維が実質
的に液槽の縁取りで曲げられないようにして、該陽極と
該陰極の間にある炭素繊維および該炭素&a維に付着し
た電解液に直流電流を流し、かつ該陰陽の極の繊維走行
方向の長さを3膳−ないし300−一とし、該陰陽の極
の数を5個以上100個以下とすることを特徴とする炭
素繊維の表面処理法である。
本発明では多段に電解槽を並べて処理するため、一段の
処理当たりに使用する電気エネルギーが小さい特徴があ
る。一段の処理で使用する電気エネルギーが大きいと、
酸化が繊維の表面ばかりンターカレーションが生じて黒
鉛結晶に歪みを与え、゛繊維にひび割れを形成するため
か、強度低下が大きく、接着強度の増加が少ない。さら
に電解処理により炭素繊維の表面に繊維から離れやすい
黒鉛酸化物が出来、これが接着性の改良を妨げるように
思われる。
処理当たりに使用する電気エネルギーが小さい特徴があ
る。一段の処理で使用する電気エネルギーが大きいと、
酸化が繊維の表面ばかりンターカレーションが生じて黒
鉛結晶に歪みを与え、゛繊維にひび割れを形成するため
か、強度低下が大きく、接着強度の増加が少ない。さら
に電解処理により炭素繊維の表面に繊維から離れやすい
黒鉛酸化物が出来、これが接着性の改良を妨げるように
思われる。
本発明においては陽極に液槽を用いるため、陽極から水
素を発生しており、この中を通過するため酸化がそのた
びに停止し、深部への酸化の進行が抑制され、強度低下
が生じなくなるものと思われる。またこの過程で黒鉛酸
化物が還元され、繊維の表面から効率的に除去されるた
め、接着性の改良が進むものと・推定される。
素を発生しており、この中を通過するため酸化がそのた
びに停止し、深部への酸化の進行が抑制され、強度低下
が生じなくなるものと思われる。またこの過程で黒鉛酸
化物が還元され、繊維の表面から効率的に除去されるた
め、接着性の改良が進むものと・推定される。
本発明において個々の電極は繊維の走行方向に対して短
い事が好ましい。これは一段での電解酸化の程度が少な
いことによるばかりでなく、メソフェースピッチ系の炭
素繊維では、繊維の電解酸化が殆ど電極を形成する液槽
の縁取りの付近で行われ 液槽の中央部の存在価値が少
ないため、並び:に電解生成物のインターカレーション
が進行していうちに陽極槽での還元を行うためであると
推定される。電極は繊維が液に浸かっている長さで3+
mmないし300鵬■、好ましぐは15m−ないし20
0鵬■である。電極を形成する液槽の縁取りは、とくに
電極の一維走行方向の長さが短い場合、液が流下し易い
形にすることが望ましいが、一般的には上端部が滑らか
な形を持ち、硬度が高く、摩擦係数の低い材料で作られ
ることが好ましい。電気伝導性がある材料の場合、漏れ
る電流によって電解酸化を受け、腐食する事があり、セ
ラミック材料のような電気絶縁物の方が優れているよう
に思われる。
い事が好ましい。これは一段での電解酸化の程度が少な
いことによるばかりでなく、メソフェースピッチ系の炭
素繊維では、繊維の電解酸化が殆ど電極を形成する液槽
の縁取りの付近で行われ 液槽の中央部の存在価値が少
ないため、並び:に電解生成物のインターカレーション
が進行していうちに陽極槽での還元を行うためであると
推定される。電極は繊維が液に浸かっている長さで3+
mmないし300鵬■、好ましぐは15m−ないし20
0鵬■である。電極を形成する液槽の縁取りは、とくに
電極の一維走行方向の長さが短い場合、液が流下し易い
形にすることが望ましいが、一般的には上端部が滑らか
な形を持ち、硬度が高く、摩擦係数の低い材料で作られ
ることが好ましい。電気伝導性がある材料の場合、漏れ
る電流によって電解酸化を受け、腐食する事があり、セ
ラミック材料のような電気絶縁物の方が優れているよう
に思われる。
電極が長過ぎる場合には、接着性の改良効果が少なくな
る問題の外に、工程通過性の低下、ロスの増大などの発
生がある。
る問題の外に、工程通過性の低下、ロスの増大などの発
生がある。
電解酸化に用いる液は、アルカリ、酸、塩類を電解可能
な程度に含宵する水溶液を用いるが、黒鉛結晶へのイン
ターカレーションを少なくする短く、そのため一段の大
形の電解酸化槽を用いる場合に比べて、工程特性として
電解液に概してかなり速い流れがあっても良く、流速を
上げて、繊維が巻き込む気泡や、電解液の濃度むらなど
による処理むらを少なく出来る利点がある。
な程度に含宵する水溶液を用いるが、黒鉛結晶へのイン
ターカレーションを少なくする短く、そのため一段の大
形の電解酸化槽を用いる場合に比べて、工程特性として
電解液に概してかなり速い流れがあっても良く、流速を
上げて、繊維が巻き込む気泡や、電解液の濃度むらなど
による処理むらを少なく出来る利点がある。
実施例 l
メソフェースピッチ系の炭素繊維(直径10μ口、繊維
本数2000本、強度302kg/am”、弾性率60
,000kg/a−” )を電解酸化により表面処理し
た。
本数2000本、強度302kg/am”、弾性率60
,000kg/a−” )を電解酸化により表面処理し
た。
電解液は0.2%NaOH水溶液、温度は25℃で、循
環型は2&/分であった。槽はPVC製で、縁取りの部
分のみアルミナ製であった。この条件で繊維が液槽を通
過する長さは98mmであった。陽極槽を16個、陰極
槽を15個、交互に配置して繊維の通過速度を1.5+
s/分で処理した。この結果を表1に示す。
環型は2&/分であった。槽はPVC製で、縁取りの部
分のみアルミナ製であった。この条件で繊維が液槽を通
過する長さは98mmであった。陽極槽を16個、陰極
槽を15個、交互に配置して繊維の通過速度を1.5+
s/分で処理した。この結果を表1に示す。
なおI LSSの測定は、得られたv&維をエポキシ樹
脂(シェル化学製エピコート828を100部とボロン
トーンフルオライドのモノアミン3部の混合物)に含1
浸し、金型内に積層し、3kg/cs”の圧力でプレス
した状態で100℃から170℃まで昇温し、1時間加
熱して一方向強化複合物(繊維含有率60容量%、厚み
2麿鳳、スパン長8−膳)を作り、実施した。
脂(シェル化学製エピコート828を100部とボロン
トーンフルオライドのモノアミン3部の混合物)に含1
浸し、金型内に積層し、3kg/cs”の圧力でプレス
した状態で100℃から170℃まで昇温し、1時間加
熱して一方向強化複合物(繊維含有率60容量%、厚み
2麿鳳、スパン長8−膳)を作り、実施した。
表1 多段電解酸化処理結果
比較例 1
実施例 lの電解酸化処理前の炭素繊維を、炭素繊維を
陽極として長さ500m5の陰極槽1個を用いて電解酸
化処理した。電解液組成、処理速度は実施例 lと同じ
とした。
陽極として長さ500m5の陰極槽1個を用いて電解酸
化処理した。電解液組成、処理速度は実施例 lと同じ
とした。
処理した結果を表2に示す。表かられかるように、電流
密度を大きくするにつれて繊維が劣化し、強度、弾性率
とも低下の傾向を示す。ま本接着性の改良効果も実施例
1にやや劣っている。
密度を大きくするにつれて繊維が劣化し、強度、弾性率
とも低下の傾向を示す。ま本接着性の改良効果も実施例
1にやや劣っている。
とくにl LSSの変動率が大きく、処理が不均一に行
われたことを示唆する。
われたことを示唆する。
表21段電解酸化処理結果
実施例 2
実施例 lの電解酸化処理前の炭素繊維を、陽極槽及び
陰極槽の数を変更し、処理時の電気量を4ク一ロン/g
、電流を32〜34mA、処理速度を1.5膳/分とし
て電解酸化処理した。得られた炭素繊維を実施例 lと
同様にして引張強度、引張弾性率、エポキシ樹脂複合物
の眉間剪断強度を測定した。
陰極槽の数を変更し、処理時の電気量を4ク一ロン/g
、電流を32〜34mA、処理速度を1.5膳/分とし
て電解酸化処理した。得られた炭素繊維を実施例 lと
同様にして引張強度、引張弾性率、エポキシ樹脂複合物
の眉間剪断強度を測定した。
その結果を表3に示す。
表3 段数を変えた電解酸化処理結果
実施例 3
実施例 1の電解酸化処理前の炭素繊維を、陽極槽及び
陰極槽の繊維走行方向の長さ変更し、陰極槽の数を15
個とし、処理時の電気量を4ク一ロン/g、 ii流を
32〜34羨A1処理速度を1.5m/分として電解酸
化処理した。得られた炭素繊維を実施例1と同様にして
引張強度、引張弾性率、エポキシ樹脂複合物の眉間剪断
強度を測定した。その結果を表4に示す。
陰極槽の繊維走行方向の長さ変更し、陰極槽の数を15
個とし、処理時の電気量を4ク一ロン/g、 ii流を
32〜34羨A1処理速度を1.5m/分として電解酸
化処理した。得られた炭素繊維を実施例1と同様にして
引張強度、引張弾性率、エポキシ樹脂複合物の眉間剪断
強度を測定した。その結果を表4に示す。
表4 槽長さを変えた電解酸化処理結果(ホ)発明の効
果 本発明により表面処理された炭素繊維は繊維強化複合物
とした時、マトリックスとの接着性が優れており、摸合
物の繊維と交差する方向の強度が大きく、耐疲労性が優
れている。
果 本発明により表面処理された炭素繊維は繊維強化複合物
とした時、マトリックスとの接着性が優れており、摸合
物の繊維と交差する方向の強度が大きく、耐疲労性が優
れている。
本発明はPAN系炭素炭素繊維較して表面処理効果の小
さいピッチ系炭素繊維に対して効果が優れている。
さいピッチ系炭素繊維に対して効果が優れている。
以上
凰頒人″ 椋民公社へトカ
Claims (1)
- 炭素繊維を電解酸化する際に、液槽から電解液をオーバ
ーフローさせたものを陰陽の極とし、該陰極と該陽極を
多数交互に並べた上に、該陰陽の極の液面の膨れ上がっ
た部分を通して炭素繊維を走らせ、該炭素繊維が実質的
に液槽の縁取りで曲げられないようにして、該陽極と該
陰極の間にある炭素繊維および該炭素繊維に付着した電
解液に直流電流を流し、かつ該陰陽の極の繊維走行方向
の長さを3mmないし300mmとし、該陰陽の極の数
を5個以上100個以下とすることを特徴とする炭素繊
維の表面処理法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11701487A JPS63282364A (ja) | 1987-05-15 | 1987-05-15 | 炭素繊維の表面処理法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11701487A JPS63282364A (ja) | 1987-05-15 | 1987-05-15 | 炭素繊維の表面処理法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63282364A true JPS63282364A (ja) | 1988-11-18 |
JPH0433907B2 JPH0433907B2 (ja) | 1992-06-04 |
Family
ID=14701311
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11701487A Granted JPS63282364A (ja) | 1987-05-15 | 1987-05-15 | 炭素繊維の表面処理法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63282364A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02269867A (ja) * | 1989-04-11 | 1990-11-05 | Nippon Steel Corp | 高弾性炭素繊維トウの表面電解酸化処理法 |
WO2005024119A1 (ja) * | 2003-09-02 | 2005-03-17 | Nagoya Oilchemical Co., Ltd. | 難燃性シートおよびその成形物 |
JP2010013772A (ja) * | 2008-07-04 | 2010-01-21 | Toho Tenax Co Ltd | 炭素繊維及びその製造方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60239521A (ja) * | 1984-05-14 | 1985-11-28 | Toray Ind Inc | 優れたコンポジツト物性を示すアクリル系炭素繊維束およびその製造法 |
JPS62149964A (ja) * | 1985-12-18 | 1987-07-03 | 東レ株式会社 | 超高強度炭素繊維の製造方法 |
-
1987
- 1987-05-15 JP JP11701487A patent/JPS63282364A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60239521A (ja) * | 1984-05-14 | 1985-11-28 | Toray Ind Inc | 優れたコンポジツト物性を示すアクリル系炭素繊維束およびその製造法 |
JPS62149964A (ja) * | 1985-12-18 | 1987-07-03 | 東レ株式会社 | 超高強度炭素繊維の製造方法 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02269867A (ja) * | 1989-04-11 | 1990-11-05 | Nippon Steel Corp | 高弾性炭素繊維トウの表面電解酸化処理法 |
WO2005024119A1 (ja) * | 2003-09-02 | 2005-03-17 | Nagoya Oilchemical Co., Ltd. | 難燃性シートおよびその成形物 |
JP2010013772A (ja) * | 2008-07-04 | 2010-01-21 | Toho Tenax Co Ltd | 炭素繊維及びその製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0433907B2 (ja) | 1992-06-04 |
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