JPS6328216Y2 - - Google Patents

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JPS6328216Y2
JPS6328216Y2 JP14268984U JP14268984U JPS6328216Y2 JP S6328216 Y2 JPS6328216 Y2 JP S6328216Y2 JP 14268984 U JP14268984 U JP 14268984U JP 14268984 U JP14268984 U JP 14268984U JP S6328216 Y2 JPS6328216 Y2 JP S6328216Y2
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JP
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traveler
rod
laminated
shaped
heat
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JP14268984U
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JPS6159677U (ja
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  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はリング精紡機、撚糸機に使用されるト
ラベラを、トラベラ嵌装器に装填することを容易
にした積層棒状体トラベラに関するものである。
従来の技術 リング精紡機、撚糸機に使用されるトラベラ
を、リングフランジに嵌装するためのトラベラ嵌
装器に装填するには、1個宛その開口部の向きを
揃えて装填し、多数を蓄積収容した後始めてトラ
ベラ嵌装器として使用出来るという煩わしさがあ
つた。
このため、トラベラをその開口部を揃えて挿嵌
棒に挿入し、その表面に非粘着性防錆テープ薄片
を巻きつけ、その上に粘着性テープ状薄片を互い
に反対方向へ適当な重ね代を保有して十字巻き
し、トラベラの積層棒状体としたものや(例え
ば、特公昭40−3620号公報)、トラベラを挿嵌棒
に、トラベラの開口部の向きを一定に揃えながら
挿嵌し、積層して棒状に密圧しつつ積層トラベラ
と同じ方向の収縮性の合成樹脂テープで包み、そ
の両側縁をトラベラ開口部に沿つて重着し、加熱
融着し、更に加熱、冷却して該テープを緊縮せし
めてトラベラの積層棒状体を形成したもの(例え
ば、特公昭46−4640号公報)がある。
発明が解決しようとする問題点 前者の積層棒状体では下巻きが非粘着性テープ
で、上巻きが粘着性テープの異なる2種のテープ
で巻いたものであるから、巻く時は適当な一定張
力で巻いたものでも、完成された包装棒状体は時
日の経過に伴つて巻張力差が生じてねじれ、この
ためトラベラの開口部が一直線にならずにねじれ
ているため、トラベラ嵌装器の芯棒に挿入する時
こじて挿入困難となる欠点がある。
また、後者の積層棒状体ではトラベラ開口部に
沿つて管状に包んだテープの両側縁を重ね合せ、
重ね部を加熱融着しているため、融着が確実に行
なわれていない時、この部分よりトラベラが脱落
し、保存、運搬時の取扱いが困難となる。また、
両側縁を重ねる時、重ね代が同じでないと、収縮
率は同じであるから、緊包されない部分が生じて
緩み、積層棒状体が彎曲したりテープの内部でト
ラベラが倒れたりして、トラベラ嵌装器の芯棒に
挿入できなくなるという欠点がある。
問題点を解決するための手段 本考案は上記欠点を除去するためになされたも
のであり、各個のトラベラの開口部の向きを一定
に揃えて積層し、棒状体となしたトラベラを、上
記トラベラより稍大きい内径を有する熱収縮性の
チユーブで被包し、上記チユーブを加熱収縮させ
ることによつて緊包し、積層棒状体としたトラベ
ラを得るものである。
実施例 以下、本考案の一実施例を図面に基いて説明す
る。
トラベラ1は通常鎖状に纒絡群塊をなしている
から、これを適宜の装置で1個ずつに分離し、一
定の向きに揃えて送り出される。
上記一定方向に揃つて送り出されたトラベラ1
は、第1図に示すように案内棒2の先端部で受挿
され、後方へ摺動送り込まれる。案内棒2にはリ
ブ3が全長に亘つて設けられ、このリブ3にトラ
ベラ1の開口部が柔く嵌合され、トラベラはその
正常向きが保持される。
案内棒2の後端部は、第2図に示される架台4
に設けられた挿嵌棒5の先端部に、夫々に設けら
れたリブ3,6が互いに一致するよう当接され、
案内棒2に受挿されたトラベラ1は順次送り出さ
れて挿嵌棒5に摺動送り込まれる。
架台4に複数本設けられた挿嵌棒5に順次トラ
ベラ1を挿入し、上記挿嵌棒に積層されたトラベ
ラに熱収縮性チユーブ7を被包する。
複数本の挿嵌棒5に夫々トラベラ1を挿入し、
積層されたトラベラに熱収縮性チユーブ7を被包
した状態で、架台4毎加熱炉内に入れ、所定の温
度で加熱して熱収縮チユーブ7を収縮させて積層
トラベラを緊包し、第3図に示すようなトラベラ
1の開口部8が揃つた積層棒状体トラベラ9を構
成する。
なお、本考案に使用する熱収縮チユーブ7は塩
化ビニル、架橋ポリオレフイン、架橋ポリエチレ
ン、エチレンプロピレンゴム、シリコーンゴム或
はフツ素樹脂を主原料として形成された熱収縮性
チユーブを用いる。
また、加熱炉の収縮温度としては上記各チユー
ブによつて夫々異なるが、全体として90℃〜300
℃の範囲で実施される。
さらに、熱収縮性チユーブの引裂強さは50Kg/
cm〜100Kg/cmが適している。
本考案の効果 本考案の積層棒状体トラベラは上記構成である
ため、トラベラの開口部が完全に一直線となり、
トラベラ嵌装器の芯棒への挿入が容易となる。
また、重ね部がないため緊縮が確実となり、チ
ユーブ内においてトラベラが倒れたり、トラベラ
が脱落したりすることがないので取扱いが容易と
なる等、その実用的効果は大きいものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は夫々本考案の積層棒状体トラ
ベラの製造工程の一部を示し、第1図は案内棒を
示す正面図、第2図は架台を示す正面図、第3図
は本考案の積層棒状体トラベラの一実施例を示す
正面図である。 1……トラベラ、2……案内棒、3,6……リ
ブ、4……架台、5……挿嵌棒、7……熱収縮チ
ユーブ、8……トラベラの開口部、9……積層棒
状体トラベラ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 各個のトラベラの開口部の向きを一定に揃えて
    積層して棒状体としたトラベラを、熱収縮性チユ
    ーブで被包し、上記チユーブを収縮させることに
    より緊包してなる積層棒状体トラベラ。
JP14268984U 1984-09-19 1984-09-19 Expired JPS6328216Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14268984U JPS6328216Y2 (ja) 1984-09-19 1984-09-19

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14268984U JPS6328216Y2 (ja) 1984-09-19 1984-09-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6159677U JPS6159677U (ja) 1986-04-22
JPS6328216Y2 true JPS6328216Y2 (ja) 1988-07-29

Family

ID=30701003

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JP14268984U Expired JPS6328216Y2 (ja) 1984-09-19 1984-09-19

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JPS6159677U (ja) 1986-04-22

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