JPH0412827A - Frp製タンクの成形方法 - Google Patents

Frp製タンクの成形方法

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Publication number
JPH0412827A
JPH0412827A JP2115846A JP11584690A JPH0412827A JP H0412827 A JPH0412827 A JP H0412827A JP 2115846 A JP2115846 A JP 2115846A JP 11584690 A JP11584690 A JP 11584690A JP H0412827 A JPH0412827 A JP H0412827A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mandrel
tape
round bar
heat resistant
rod
Prior art date
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Pending
Application number
JP2115846A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Kahata
加幡 博史
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Heavy Industries Ltd filed Critical Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Publication of JPH0412827A publication Critical patent/JPH0412827A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はFRP製タンクの成形方法に関するものである
。特に中央の直管部に比へて両端部の内径が小さいFR
P製タンクの成形方法に関するものである。
(従来技術) 従来は水溶性の材質を用いたマンドレルを製作し、この
マンドレルに含浸繊維を巻き付は加熱成形後、マンドレ
ルを溶出させていた。しかしこの方法を用いた場合、F
RPが吸湿するため、性能が低下する恐れがあった。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は溶剤等を用いずにマンドレルを脱芯することの
できるFRP製タンクの成形方法を提供することを目的
とする。
(課題を解決するための手段) 次の工程(a)〜(e)によってFRP製タンクを成形
するようにした。
(a)分割可能な丸棒マンドレルに耐熱繊維を外形がタ
ンク状になるよう巻き、該耐熱繊維の上に樹脂付着を防
止処理したテープを巻いたものをマンドレルとし、 (b)該マン1くレルに樹脂を含浸させた繊維を巻き取
り、加熱成形する。
(c)成形後中心部の丸棒マンドレルを引抜く。
(d)耐熱繊維を巻き戻す。
(e)テープを巻き戻す。
又前記分割可能な丸棒マンドレルを中心部の棒状体と、
該棒状体を取巻く2個の小部材と2個の大部材とで構成
し、加熱成形後の丸棒マンドレルの引抜く工程を、 まず棒状体を引抜き、 次に棒状体を取巻く小部材を引抜き、 最後に棒状体を取巻く大部材を引抜くようにした。
(実施例) (1)マンドレルの製作; 1)円周方向に分割された丸棒マンドレルに成形しよう
とする形状に金属あるいはセラミクス系等の耐熱繊維4
を巻く(第1図)。丸棒マンドレルは中心部の棒状体1
とこれを取巻く2個宛の断面円弧状をした部材2と3よ
りなっている。棒状体1を取巻く部材は2個の小型部材
2と、これら小型部材2の隣接部に位置する2個の大型
部材3よりなり、計4個の部材で外周が断面円形となる
よう構成されている。
2)耐熱繊維層の表面に第2図のようにテープ5を巻く
。これはフィラメントワインダでこの上に含浸繊維を巻
いて成形した際に、樹脂がマンドレルの耐熱繊維4の隙
間に入り込まないようにするためである。なおテープ5
は樹脂がつかないような処理を施したものを用いる。
(2)通常の手段でフィラメントワインダで含浸繊維6
を巻きつけて成形する。
(3)脱芯; 1)まず分割マンドレルの中心部となっている棒状体1
をはずす(第4図)。
2)次に小型部材2、大型部材3の順に脱芯する。
3)次にマンドレルを構成していた耐熱繊維4をボビン
8に巻き戻し最後にテープ5を外す。
以上の手順により、開口部の小さいタンクの成形が可能
となる。なおマンドレルとなる耐熱繊維4の端9(第1
図)、それに巻くテープ5の端10(第2図)は成形品
7の外側に出た状態としておく。
(効果) マンドレルに分割可能な丸棒マンドレルを使用し、これ
に耐熱性繊維とテープをタンク状に巻いたものをマンド
レルとしたので、加熱成形後にまず丸棒マンドレルを、
次にその外側の耐熱性繊維層をその端をひっばって取り
外し、さらにテープを同じく端を引っばって取外すこと
ができるので、開口部の小径なタンクの成形が容易とな
った。
特に丸棒マンドレルを中心の棒状体と、これを取巻く2
個宛の小部材と大部材で構成したので、成形後の脱芯作
業が容易となった。
【図面の簡単な説明】
第1図は丸棒マンドレルに耐熱繊維を外形がタンク状に
なるよう巻いた状態を示す。 第2図は第1図の状態にテープを巻いている状態を示す
。 第3図は完成したマンドレルに含浸繊維を巻いている状
態を示す。 第4図は脱芯作業のうち中心棒状体を引抜いている状態
を示す。 第5図は次に小部材を引抜いている状態を示す。 第6図は最後に耐熱性繊維を巻戻している状態を示す。 図において; 1 棒状体     2 小型部材 3 大型部材    4 耐熱繊維 5 テープ     6 含浸繊維 7 成形品      8 ボビン (耐熱繊維の)端 (テープの)端 以 上 出 願 人 住友重機械工業株式会社 復代理人

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)次の工程(a)〜(e)よりなるFRP製タンク
    の成形方法。 (a)円周方向に分割可能な丸棒マンドレルに耐熱繊維
    を外形がタンク状になるよう巻き、該耐熱繊維の上に樹
    脂付着を防止処理したテープを巻いたものをマンドレル
    とし、 (b)該マンドレルに樹脂を含浸させた繊維を巻き取り
    、加熱成形する。 (c)加熱成形後中心部の分割可能な丸棒マンドレルを
    引抜く。 (d)前記耐熱繊維を巻き戻す。 (e)前記テープを巻き戻す。
  2. (2)分割可能な丸棒マンドレルが中心部の棒状体と、
    該棒状体を取巻く2個の小部材と2個の大部材とからな
    り、加熱成形後の丸棒マンドレルの引抜く工程が、 (a)棒状体を引抜く工程、 (b)棒状体を取巻く小部材を引抜く工程、(c)棒状
    体を取巻く大部材を引抜く工程よりなることを特徴とす
    る請求項(1)記載のFRP製タンクの成形方法。
JP2115846A 1990-05-07 1990-05-07 Frp製タンクの成形方法 Pending JPH0412827A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019502067A (ja) * 2015-12-18 2019-01-24 ディーエスエム アイピー アセッツ ビー.ブイ.Dsm Ip Assets B.V. 圧力容器
CN113681938A (zh) * 2021-08-31 2021-11-23 敖丽亮 一种玻璃钢反应釜生产用内衬层及强化层敷设装置

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