JPS63281851A - インクジェット記録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （技術分野〕 本発明は記録ヘッドからインクを吐出させて記録を行う
インクジェット記録装置に関し、特に、該インクジェッ
ト記録装置のインクタンクから記録ヘッドへインクを給
送するインク供給系に関する。

〔従来技術〕

インクジェット記録装置は、インク吐出口ををする記録
ヘッドにインクを給送するとともに、インク吐出口のイ
ンク噴出手段を記録情報に応じて駆動することにより、
記録ヘッドから記録シート（用紙など）へ向かう飛翔的
インク滴を形成し、該インク滴を付着させてドツトパタ
ーンを形成してい（ものである。

ところで、この種のインクジェット記録装置では、従来
より、記録ヘッドのインク吐出口のメニスカス（インク
液面形状）を凹状にするために、インク吐出口の鉛直方
向位置をインクタンク内のインク液面より高（設定し、
両者をインク供給管で接続することが一般に行われてい
る。

第４図はこのインク供給系の従来の構成を例示する。

第４図において、ｌは前面に複数のインク吐出口１１が
設けられた記録ヘッド（インクジェットヘッド）、２は
記録に用いるインク６を貯蔵しているインクタンク、３
は記録ヘッド１のインク吐出口１１でのインク乾燥やほ
こり付着等を防止するためのキャップ装置、４はインク
タンク２から記録ヘッド１ヘインク６を給送するための
インク供給管である。

前記インク供給管４は、一端が記録へラドｌに接続され
、他の一端がインクタンク２のインク液面下に接続され
ている。

以上第４図で説明したインクジェット記録装置のインク
供給系にあっては、記録ヘッド１を交換する必要が生じ
た時は、記録へラドｌとインク供給管４との接続部を外
すことになる。

第５図は第４図のインク供給管４から外した時の状態を
示す。

第４図および第５図に示すとと（、従来のインクジェッ
ト記録装置では、一般に記録へラド１のインク吐出口１
１の鉛直方向位置がインクタンク２内のインク６液面１
２より高（設定されていたので、記録へラド１とインク
供給管４を分離すると、第５ｖ！！Ｊに示すごとく、記
録ヘッド１内のインクがキャップ装置３内へインク滴６
ａとして落下する他インク供給管４接続部からもインク
滴６ｂとしてインク経路外へ落下する可能性があり、し
たがって、記録ヘッド１の交換時などで記録装置内部を
インクで汚染しやすいという問題があった。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、上記従来技術の問題を解決でき、記録
ヘッドを交換（取外し）する際、インクの洩出を確実に
防止でき、記録装置内部の洩出インクによる汚染をな（
しうるインクジェット記録装置のインク供給系を提供す
ることである。

〔目的達成のための手段〕

本発明は、インクタンクから記録ヘッドへ至るインク供
給管の途中に分離接続可能なコネクターを設け、該コネ
クターのインク通過孔の鉛直方向位置がインクタンク内
のインク液面および記録ヘッドのインク吐出口のいずれ
よりも高（なるよう構成することにより、上記目的を達
成するものである。

〔作用〕

インク供給路中の鉛直方向最高位にコネクターを設け、
記録ヘッド交換時波コネクターを外して交換する。この
場合、前記コネクターが最高位にあるので、インク供給
内のインクはインクタンクおよび記録ヘッドへ向けて流
れ、インク供給路外へ洩れ出すことはない。

〔実施例〕

以下、第１図〜第３図を参照して本発明の詳細な説明す
る。

第１図および第２図は本発明によるインクジェット記録
装置の一実施例の要部を示し、第り図はインク供給路の
コネクター結合時を、第２図はコネクター外し時を示す
。

第１図および第２ＷＪにおいて、１はインク吐出口１１
を有する記録ヘッド、２は記録に用いるインク６を貯蔵
しているインクタンク、３ばＥｆｉ！ヘンドｌラドンク
吐出部をインク乾燥あるいはほこり付着などから保護す
るキャップ装置、４ａ１４ｂはインクタンク２から記録
ヘッド１ヘインク６を給送するためのインク供給管、５
ａ、５ｂはインク供給管４ａ、４ｂの間を結合または分
離するためのコネクターである。

インクタンク２内のインク６は、インク供給管４ａ→コ
ネクター→５ａ−コネクター５ｂ−インク供給管４ｂを
経て、記録ヘッド１へ給送され、前記コネクター５ａ、
５ｂはこのインク供給路の中で鉛直方向最高位に設けら
れている。

この第１図のインクジェット記録装置において、記録ヘ
ッド１を交換する必要が生じたときは、第２図に示すよ
うに、コネクター５ａとコネクター５ｂを分離する。

この時、コネクター５３およびコネクター５ｂのインク
通過孔１３ａ、１３ｂは、インク６が大気に開放されて
いる部分すなわち記録へラドｌのインク吐出口１１並び
にインクタンク２のインク液面１２のいずれよりも鉛直
方向上方の位置に新たな大気開放口を形成することにな
り、その結果、インク６はインク供給管４ａ、４ｂの内
部へ（インクタンク２あるいは記録ヘッド１の方へ）導
入され、従来装置で問題になっていた記録装置内部ヘの
インク６の落下による汚染は殆どなくなった。

また、コネクター５ａ、５ｂを分離した後、記録ヘッド
１内に存在していたインク６がキャップ装置３の方へ充
分に流出した後に記録ヘッド１とインク供給管４ｂを分
離すれば、前述と同様インク洩出による汚染を生じるこ
とな（記録へ、ド１のみを取外すことができる。

なお、キャップ装置３の内部は、第り図および第２図に
示すごとく、インク溜まり部３ａを有する形状になって
おり、したがって、コネクター５ａ、５．ｂを分離する
と記録ヘッド１内に充填されていたインク６は前記イン
ク溜まり部３ａに溜まることになる。

第３図はキャップ装置３内を外気に対し密閉したままイ
ンク６を排出する手段を示す断面図である。

第３図において、キャップ装置３の底部に内外に所定長
さ突出する排出ダク）３Ｇが形成され、キャップ装置３
内の該排出ダクト３Ｃのまわりにインク溜まり部３ａが
形成され、該インク溜まり部３ａにはインク６上に浮き
かつ前記排出ダクト３Ｃの入口のまわりを被うふた３ｂ
が設けられている。

このように前記ふた３ｂと前記排出ダク）３Ｇでチキン
フィードを形成し、該排出ダクト３Ｃの外側突出端に接
続されたチューブ７を通して排出インクをボトル８内に
溜めるよう構成されている。

すなわち、第３図に示すチキンフィード式のインク排出
系を設けることにより、キャップ装置３内を外気から密
閉（密封）したまま、該キャップ装置内へ流出したイン
クを外部へ排出することが可能である。

以上説明した実施例構造によれば、記録へラド１とイン
クタンク２を結ぶインク供給管４ａ、４ｂの途中で、か
つ記録へフド１のインク吐出口１１並びにインクタンク
２内のインク液面１２のいずれよりも鉛直方向上方の位
置に、結合分離可能なコネクター５ａ、５ｂを設けたの
で、′ＷＢｉｉな構造で、記録へソド１の交換などに際
してもインク洩出を効果的に防止することができ、記録
装置内をインクで汚染することがないインクジェット記
録装置が得られた。

また、記録へソドｌの交換などを行う作業者の手などの
汚染も最小限に抑えることが可能になった。

〔発明の効果〕

以上の説明から明らかなどと（、本発明によれば、記録
ヘッドと、インクタンクと、インク供給管と、該インク
供給管を途中で分離結合するコネクターと、前記記録ヘ
ッドのインク吐出口を被うキャップ装置とを具備し、前
記コネクターのインク通過孔が前記インクタンクおよび
前記インク吐出口のいずれよりも鉛直方向上方に配置す
る構成にしたので、簡単な構造で、記録ヘッドの交換な
どに際してのインク洩出を防止でき、記録装置内部の汚
染や作業者の手などの汚れを最小限に抑えうるインクシ
エンド記録装置が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるインクジェット記録装置の一実施
例の要部の模式的縦断面図、第２図は第１図でコネクタ
ーを分離した状態を示す模式的縦断面図、第３図は第１
図のキャップ装置のインク排出手段の１例の模式的縦断
面図、第４図は従来のインクジェット記録装置のインク
供給系の模式的縦断面図、第５図は第４図で記録ヘッド
とインク供給管の間を分離した状態の模式的縦断面図で
ある。 １・−・−・−記録ヘッド、２−・−・−−−一−イン
クタンク、３・−−−−−−−・−キャップ装置、４ａ
、４ｔｌ−・−・−・−・・インク供給管、５ａ、５ｂ
−−一−−・−−−−−−コネクター、６−−−−−−
−−−インク。 代理人　弁理士　　大　音　康　毅 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）インクを吐出し記録を行う記録ヘッドと、インク
   を貯蔵するインクタンクと、該インクタンクから前記記
   録ヘッドへインクを給送するインク供給管と、該インク
   供給管を途中で分離接続するコネクターと、前記記録ヘ
   ッドのインク吐出部の乾燥を防止するキャップ装置とを
   具備し、前記コネクターのインク通過孔が前記インクタ
   ンクおよび前記インク吐出部のいずれよりも鉛直方向上
   方に位置することを特徴とするインクジェット記録装置
   。