JPS63281583A - ビデオ信号再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はビデオ信号を再生するビデオ信号再生装置に関
するものである。

〔従来の技術〕

従来よりビデオカメラとビデオテープ・レコーダ（以下
ＶＴＲと記す）とを一体化した言わゆるカメラ一体型Ｖ
ＴＲという装置があるが、このカメラ一体型ＶＴＲにお
いてはＶＴＲカメラ部により被写体の光学的な情報をレ
ンズ等の光学系を介し、撮像素子の撮像面に結像させ、
これを光電変換する事により、被写体の光学画像に応じ
たビデオ信号を発生させ、このビデオ信号をテレビジョ
ン等の表示装置により表示したり、あるいはカメラ一体
型ＶＴＲのＶＴＲ部において、磁気テープ等の記録媒体
に記録し、また、記録媒体より記録されているビデオ信
号を再生し、前記表示装置により表示させたりしていた
。

また、上述の機能に応じて、カメラ一体型ＶＴＲにはカ
メラ部の信号処理回路系、ＶＴＲ部における記録時信号
処理回路系、再生時信号処理回路系といった３つの信号
処理回路系を独立的に具備しており、カメラ一体型ＶＴ
Ｒの動作に応じて夫々の信号処理回路を独立的に動作さ
せていた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上述の様に従来のカメラ一体型ＶＴＲにおいては３つの
信号処理回路系を有しているにもかかわらず、夫々の信
号処理回路系は独立的に使用されており、極めて効率の
悪いシステムと言える。

すなわち、カメラ部により撮像を行い、カメラ部より得
られたビデオ信号を表示装置に表示する場合には、カメ
ラ部の信号処理回路系のみが使用され、カメラ部により
撮像を行い、カメラ部より得られたビデオ信号を記録媒
体に記録媒体に記録する場合にはカメラ部の信号処理回
路系、記録時信号処理回路系が使用され、テレビチュー
ナ等の外部装置からのビデオ信号を記録媒体に記録する
場合には記録時信号処理回路系のみが使用され、また、
記録媒体からビデオ信号を再生する際には再生時信号処
理回路系のみが使用される様に構成されており、カメラ
部を用いた記録動作時にしか複数の信号処理回路系を使
用しておらず、３つの信号処理回路系を有しているにも
かかわらず多機能と言えるものではなかった。

本発明は上述の問題点に鑑みて為されたもので、簡単な
構成にて容易に多機能化を図る事ができるビデオ信号再
生装置を提供する事を目的とする。

〔問題を解決する為の手段〕

本発明のビデオ信号再生装置は被写体を撮像する事によ
り前記被写体の撮像情報に応じた第１のビデオ信号を発
生する撮像手段と、 記録媒体から第２のビデオ信号を再生し、出力する再生
手段と、 前記第１のビデオ信号の一部と第２のビデオ信号の一部
とが時分割的に多重された第３のビデオ信号を形成し出
力するビデオ信号形成手段と、前記ビデオ信号形成手段
における前記第１のビデオ信号の一部と第２のビデオ信
号の一部との多重割合を変化させる多重制御手段とを備
えたものである。

〔作　用〕

上述の構成により、被写体の撮像情報に応じた第１のビ
デオ信号の一部と記録媒体から再生される第２のビデオ
信号の一部とを時分割的に多重したビデオ信号を形成す
８際に前記第１のビデオ信号の一部と第２のビデオ信号
の一部との多重割合を変化させる事が出来る様になる。

〔実施例〕

以下、本発明を本発明の実施例を用いて説明する。

第１図及び第２図は本発明の一実施例として、本発明を
適用したカメラ一体型ＶＴＲの概略構成を示した図で、
第１図はＶＴＲ部、第２図はカメラ部の概略構成図であ
る。

まず、本実施例における記録時の動作について説明する
。

第２図において、記録時には被写体ｌの像は撮像レンズ
２を介し光学像として不図示のストライプフィルタを有
する撮像素子３の撮像面上に結像される。撮像素子３は
駆動回路４より出力される駆動パルスにより駆動され、
撮像面上に結像された被写体ｌの光学像に応じた信号が
カメラ部信号処理回路５に出力される。尚、前記駆動回
路４には記録動作時には図中のＲ側に接続されている切
換スイッチ６を介して同期信号発生回路７より水平及び
垂直同期信号５ｙｎｃＡが供給されており、該駆動回路
４からは該同期信号５ｙｎｃＡに同期した駆動パルスが
発生される様になっている。

カメラ部信号処理回路３はサンプルホールド回路及びマ
トリクス回路により構成される回路で、前記同期信号発
生回路７より供給されている同期信号５ｙｎｃＡに同期
して撮像素子３から出力された信号より、前記被写体ｌ
の光学像に応じた輝度信号Ｙ１色差信号Ｒ−Ｙ、Ｂ−Ｙ
を形成し、出力端子８ａ、８ｂ、８ｃより第１図に示す
ＶＴＲ部に供給する。また同期信号発生回路７より出力
される同期信号５ｙｎｃＡも出力端子８ｂより第１図に
示すＶＴＲ部に供給される。

前述の様に第２図に示したカメラ部において形成入力さ
れる。前記入力端子９ａ、９ｂ、９ｃより入力された各
信号はスイッチ回路１０に供給される。該スイッチ回路
ｌＯは制御回路１１より出力されるスイッチ制御信号Ｓ
ｗがロー（Ｌ）％レベルの時、入力端子ａ、ｂ、ｃより
入力されている信号を出力し、ハイ（Ｈ）レベルの時入
力端子ｄ、ｅ、ｆより入力される信号を出力する。

第３図は第１図の制御回路１１を詳細に説明する為の図
で、第１図において操作部１２からは記録動作時にはＨ
レベル、再生動作時にはＬレベルの動作指示信号Ｒ／Ｐ
が該制御回路１１に供給される様になっている為、記録
動作時にはＨレベルの動作指示信号Ｒ／Ｐが制御回路１
１に供給される。

前記Ｈレベルの動作指示信号Ｒ／Ｐは第３図に示す様に
フリップ・フロップ（ＦＦ）回路３７のリセット端子Ｒ
に供給される為、該ＦＦ回路３７からはＬレベルのスイ
ッチ制御信号Ｓｗが前記スイッチ回路ｌＯに供給される
為、スイッチ回路ｌＯからは入力端子ａ、ｂ、ｃに入力
されている信号が出力される事になる。

そしてスイッチ回路１０より出力された各信号は輝度信
号Ｙが周波数多重回路１３に供給され、色差信号Ｒ−Ｙ
、Ｂ−Ｙは直角二相変調回路１４に供給される。直角二
相変調回路には不図示の信号発生回路より搬送波信号ｆ
ｓｃが供給されており、この搬送波信号を色差信号Ｒ−
Ｙ、Ｂ−Ｙにより直角二相変調する事により搬送色信号
Ｃを形成し、この搬送波色信号Ｃは前記周波数多重回路
１３に供給される。

また、周波数多重回路１３には第２図のカメラ部におけ
る同期信号発生回路７から出力され、出力端子８ｄ、第
１図の入力端子９ｄを介して、同期信号５ｙｎｃＡが供
給されており、周波数多重回路１３においては前記輝度
信号Ｙ、搬送色信号Ｃ及び同期信号５ｙｎｃＡとを周波
数多重する事により例えばＮＴＳＣ方式のテレビジョン
信号を形成し、ローパスフィルタ（ＬＰＦ）１５．バン
ドパスフィルタ（ＢＰＦ）１６に供給する。

そして、ＬＰＦ、１５より輝度信号Ｙがまた、ＢＰＦ１
６より搬送色信号Ｃが分離され、分離された輝度信号Ｙ
はＦＭ変調回路１７において高域周波数帯域にＦＭ変調
され、ＦＭ変調輝度信号となった後、周波数多重回路１
８に供給され、また分離された搬送色信号Ｃは低域変換
回路１９において、低域周波数帯域に周波数変換され、
低域搬送色信号ＯＬとなりた後、周波数多重回路１８に
供給される。

周波数多重回路１８においては、供給されているＦＭ変
調輝度信号Ｙ　ＦＭ　、低域搬送色信号Ｃｔ、を周波数
多重する事により、記録信号を形成し、記録増幅回路２
０において増幅され、記録動作時には、図中のＲ側に接
続されている切換スイッチ２１を介し、磁気ヘッド２２
にて磁気テープ２３上に記録される。

以下、第１図に示した実施例における再生時の動作につ
いて説明する。

第１図において、操作部１２において再生動作が指示さ
れると、操作部１２からはＬレベルの動作指示信号Ｒ／
Ｐが該制御回路１１に供給され、第３図のＦＦ回路３７
のリセット状態は解除される。

そして、不図示のトラッキング制御回路により磁気テー
プ２３上に形成された記録トラック上を磁気ヘッド２２
がトレースする様に制御され、磁気ヘッド２２より再生
信号が再生動作時には図中のＰ側に接続されている切換
スイッチ２１を介して再生増幅回路２４に供給され、こ
こで増幅された再生信号は高域周波数帯域にＦＭ変調さ
れているＦＭ変調輝度信号ＹＦ？１！がバイパスフィル
タ（ＨＰＦ）２５により分離され、低域周波数帯域に周
波数変換されている低域搬送色信号ＣＬはＬＰＦ２６に
より分離される。

分離されたＦＭ変調輝度信号ＹＦＭはＦＭ復調回路２７
に供給され、ここでＦＭ復調され、輝度信号Ｙとされた
後、輝度信号処理回路２８に供給される。輝度信号処理
回路２８にはＦＭ復調された輝度ロツブアウト補償を行
うドロップアウト補償回路及び信号のエツジ成分を強調
するエツジ強調回路等が含まれており、これらの回路に
より再生時の輝度信号処理を施こした後、輝度信号Ｙは
周波数多重回路２９に供給される。

一方、分離された低域搬送色信号Ｃｔは周波数変換回路
３０に供給され、周知のＡＰＣ−ＡＦＣ回路３１により
再生時に発生するジッタ！成分を含んだ基準信号を用い
て、低域搬送色信号ＣＬを搬送色信号ＣＬを搬送色信号
Ｃに周波数変換すると共に再生時に発生するジッター成
分を除去した後、周波数多重回路２９に供給される。

尚、ＡＦＣ−ＡＰＣ回路３１には基準信号発生回路３２
より発生される基準信号９周波数変換回路３０により周
波数変換された後の搬送色信号Ｃ及び再生信号が供給さ
れており、搬送色信号Ｃからバースト信号を、再生信号
からは水平同期信号を分離し、これらの信号を用いて周
知の方法でジッター成分を含んだ基準信号を形成する。

そして、周波数多重回路２９において、再生輝度信号Ｙ
と再生搬送色信号Ｃとが周波数多重され、再生ビデオ信
号として切換スイッチ３３の図中のＬ側に供給される。

切換スイッチ３３は操作部１２より出力されるワイプ動
作開始信号Ｗｓにより切換動作が制御される様になって
おり、前記ワイプ動作開始信号ＷｓがＬレベルの時切換
スイッチ３３は図中のＬ側に接続され、Ｈレベルの時は
図中のＨ側に接続される。

尚、操作部１２より出力されるワイプ動作開始信号Ｗｓ
は再生時にカメラ部より得られる画像を用いよって、上
述のワイプ動作が行われない場合には操作部１２からは
Ｌレベルのワイプ動作開始信号Ｗｓが切換スイッチ３３
に供給される為、切換スイッチ３３は図中のＬ側に接続
され、切換スイッチ３３の図中のＬ側に供給されている
再生ビデオ信号は出力端子３４より出力される。

ここで、本実施例のカメラ一体型ＶＴＲにおけるワイプ
動作について第４図を用いて説明する。

第４図は本実施例におけるワイプ動作により得られる効
果をテレビジョン・モニタ上での画面を用いて示した図
である。第４図において、カメラ部より得られた撮像画
面をＥＳＶＴＲ部より得られた再生画面をＶとすると、
最初画面全体が再生画面Ｖである状態から序々に撮像画
面がワイプして行き、最終的に画面全体が撮像画面Ｅと
なるものである。

尚、このワイプ動作は逆方向も可能である。

次に第１図に示した実施例における上述の様な再生時の
ワイプ動作について説明する。

第１図において、操作部１２により再生動作が選択され
ている場合、更にワイプ動作を行うと選択されると、操
作部１２よりＨレベルのワイプ動作開始信号Ｗｓが切換
スイッチ３３に供給され、切換スイッチ３３を図中のＨ
側に接続する。

また、磁気テープ２３から磁気ヘッド２２により再生さ
れた再生信号は前述した再生時の処理信号により輝度信
号処理回路２８から再生輝度信号Ｙとして、周波数変換
回路３０から再生搬送色信号Ｃとして出力され、該再生
輝度信号Ｙは前記スイッチ回路１０の入力端子ｄに供給
され、また、再生搬送色信号Ｃは復調回路３５に供給さ
れる。

ところで、再生動作時には前記ＡＦＣ−ＡＰＣ回路３１
からは再生信号から得られる同期信号５ｙｎｃＣ及びバ
ースト信号Ｂｃが出力されており、該同期信号５ｙｎｃ
Ｃは制御回路１１に供給され、バースト信号Ｂｃは制御
回路１１及び復調回路３５に供給されている。

復調回路３５では供給されている再生搬送色信号Ｃを同
じ（供給されているスイッチ回路ｌＯの入力端子ｅにバ
ースト信号Ｂｃを用いて色差信号Ｒ−Ｙ。

Ｂ−Ｙに復調し、Ｒ−Ｙ信号を、入力端子ｆにＢ−Ｙ信
号を供給する。

一方、制御回路１１では前記ＡＦＣ−ＡＰＣ回路３１よ
り供給された同期信号Ｃ，バースト信号Ｂｃを用いてワ
イプ動作時における各種信号を形成する。

以下第３図及び第３図に示した制御回路１１より出力さ
れる各種信号のタイミングチャートを示す第５図を用い
て制御回路１１の動作について説明する。

第５図（Ｃ）に示す同期信号５ｙｎｃＣは制御回路１１
内のモノマルチバイブレーク（ＭＭ）　３６．３８及び
外部から時定数を変える事により遅延時間が制御可能な
可変ＭＭ４０に供給される。同期信号５ｙｎｃＣが供給
されたＭＭ３８では該同期信号５ｙｎｃＣの立下りトリ
ガーを検知し、該立下りトリガーを時間Ｔ１だけ遅延し
、更にＭＭ３９によりＭＭ３８から供給される立下りト
リガーを検知し、時間Ｔ２後に立上りトリガーを出力さ
せる事により第５図（ｄ）に示す様な同期信号３ｙｎｃ
Ｄを形成し、第２図に示すカメラ部の切換スイッチ６の
Ｐ側に供給する。ところで、この切換スイッチ６は再生
時には図中のＰ側に接続されている為、撮像素子３は駆
動回路４により同期信号３ｙｎｃＤに同期して駆動され
、カメラ部信号処理回路５からは該同期信号５ｙｎｃＤ
に同期して第５図（ｂ）に示す様な撮像ビデオ信号が出
力され第１図のスイッチ回路１０の入力端子ａ、ｂ、ｃ
に供給される。また、スイッチ回路１０の入力端子ｄ。

ｅ、ｆには前述の様に第５図（ａ）に示す様な再生ビデ
オ信号が供給されている。

尚、スイッチ回路１０の入力端子にはカメラ部あるいは
ＶＴＲ部の再生系から輝度信号Ｙ１色差信号Ｒ−Ｙ、Ｂ
−Ｙが夫々パラレルにコンポーネント信号の状態で供給
されているが、第５図（ａ）、（ｂ）　ｉこ示す再生ビ
デオ信号、撮像ビデオ信号は説明を簡下りとが一致する
様に時間Ｔ、が設定される様に時定数が決定され、また
ＭＭ３９により設定されている時間Ｔ２は撮像ビデオ信
号における同期信号のパルス幅と一致するものである。

可変ＭＭ４０は第１図に示す操作部１２における不図示
のボリューム等を操作する事により、操作部１２より出
力される該ボリュームの設定値に応じたワイプ・コント
ロール信号に対応して、時定数の設定が変化する為、遅
延時間が変化するものである。該可変ＭＭ４０には前記
同期信号５ｙｎｃＣが供給されており、同期信号５ｙｎ
ｃＣの立下りトリガーを検知し、該立下りトリガーを時
間Ｔ、遅延する。

尚時間Ｔ３は前述の様に操作部１２より供給されるワイ
プ◆コントロール信号Ｗｃに応じて可変するものである
。そして、可変ＭＭ４０により遅延された立下りトリガ
ー信号はＭＭ４１，４２．４４に供給される。

ＭＭ４１は可変ＭＭ４０より供給された立下りトリガー
を検知し、時間Ｔ４後に立上りトリが−を出力するもの
で、ＭＭ４１からの出力信号は第５図（ｅ）に示すよ様
な同期信号Ｂを形成する。この同期信号５ｙｎｃＢはワ
イプ処理が施こされた出力ビデオ信号の同期信号となる
もので、第１図の周波数多重５１に供給される。尚、Ｍ
Ｍ４１により設定されている時ｆａｌ　Ｔ　４は再生ビ
デオ信号における同期信号のノ（ルス幅と一致するもの
である。ＭＭ４２は可変ＭＭ４０より供給された立下り
トリガーを検知し、該立下りトリガーを時間ＴＳ遅延し
、更にＭＭ４３はＭＭ４２からの立下りトリガーを検知
し、時間Ｔ６後に立上りトリガーを出力する事により、
第５図（ｆ）に示す様なブランクパルス信号ＢＬＫを形
成し、第１図がＨレベルの間はブランキング期間として
入力信号をゲートし、Ｌレベルの間は入力信号をそのま
ま出力する。

尚、ＭＭ４２において設定されている遅延時間Ｔ、は再
生ビデオ信号のブランキング期間に相当し、ＭＭ４３に
おいて設定されている遅延時間Ｔ６は再生ビデオ信号の
映像信号期間に相当する。

また、ＭＭ４４は可変ＭＭ４０より供給された立下りト
リガーを検知し、時間１丁後に立上りトリガーを出力し
、更にＭＭ４５はＭＭ４４からの立上りトリガーを検知
し、時間Ｔ、後に立下りトリガーを出力する事により、
第５図（ｇ）に示す様なノく−ストゲートパルス信号Ｂ
ｂを形成し、第３図に示すパーストゲート回路４８に供
給する。第３図に示す様に第１図のＡＦＣ−ＡＰＣ回路
３１より供給されているバースト信号Ｂｃは制御回路ｌ
ｌ内の位相比較回路４６に供給される。位相比較回路４
６のもう一方の入力端子からは電圧制御信号発生回路（
ＶＣＯ）４７から出力されるバースト信号と同じ周波数
の出力信号Ｂｄが供給されており、位相比較回路４６は
これら２つの入力信号の位相が一致する様に位相ずれ分
を制御電圧として前記ＶＣＯ４７の出力信号の位相を制
御する。そして、前述の様に位相制御が行われたＶＣＯ
４７の出力信号Ｂｄはパーストゲート回路４８に供給さ
れる。パーストゲート回路４８には前述の様に第５図（
ｇ）に示すバーストゲ−トノくル大信号Ｂｂが供給され
ており、該パーストゲート回路４８は該パーストゲート
パルス信号ＢｂがＬレベルの時、供給されている信号Ｂ
ｄをゲートし、Ｈレベルの時、信号Ｂｄを通過させ第１
図の直角二相変調回路５０及び周波数多重回路５１に供
給される。

尚、ＭＭ４４により設定されている時間Ｔ７は再生ビデ
オ信号における同期信号の立下りからバースト信号の始
まりの期間と一致し、ＭＭ４５により設定されている時
間Ｔ８は再生ビデオ信号におけるバースト信号の挿入さ
れている期間と一致している。

また、制御回路１１に供給されている同期信号５ｙｎｃ
ＣはＭＭ３６に供給されており、ＭＭ３６では同期信号
５ｙｎｃＣの立下りトリガーを時間Ｔ、遅延し、ＭＭ３
６により遅延された立下りトリガーをＦＦ回路３７のセ
ット端子Ｓに供給する事によりＦＦ回路３７の出力信号
をハイレベルの状態にセットする。また、該ＦＦ回路３
７のリセット端子Ｒには前記ブランクパルス信号ＢＬＫ
が供給されており、該ＦＦ回路３７の出力信号はブラン
クパルス信号ＢＬＫの立上りトリガーによりリセットさ
れローレベルとなる為、ＦＦ回路３７の出力信号は第５
図（ｉ）に示すスイッチ制御信号Ｓｗとなる。そして、
このスイッチ制御信号Ｓｗはスイッチ回路１０に供給さ
れ、スイッチ回路ｌＯの切換動作を制御する。つまり、
スイッチ制御信号ＳｗがＬレベルの期間は入力端子ａ、
ｂ、ｃに供給されているカメラ部からの輝度信号Ｙ及び
色差信号Ｒ−Ｙ、Ｂ−Ｙが出力され、Ｈレベルの期間は
入力端子ｄ、ｅ、ｆに供給されているＶＴＲ部の再生系
からの輝度信号Ｙ及び色差信号Ｒ−Ｙ、Ｂ−Ｙが出力さ
れる。

尚、ＭＭ３６において設定されている時間Ｔ、は再生ビ
デオ信号のブランキング期間に相当する。

以上、説明した様にして、制御回路１１により形成され
た各種信号は第５図に示した様なタイミングで各回路に
供給され、スイッチ回路１０に供給される再生ビデオ信
号と撮像ビデオ信号とは制御回路１１より供給されるス
イッチ制御信号Ｓｗによりワイプ動作時には時分割的に
ブランキング回路４９に供給され、該ブランキング回路
４９では供給される間を形成し、出力されるビデオ信号
のうち色差信号Ｒ−Ｙ、Ｂ−Ｙは直角二相変調回路５０
において制御回路１１より供給されるバースト信号Ｂｄ
を用いて直角二相変調され搬送色信号Ｃとなり、輝度信
号Ｙと共に周波数多重回路５１に供給され、該周波数多
重回路５１において、前記ブランキング期間中に制御回
路１１より供給される同期信号５ｙｎｃＢ及びバースト
信号Ｂｄが挿入され、第５図（Ｄに示す様な、ワイプ処
理が施こされビデオ信号が形成され前述の様に図中のＨ
側に接続されている切換スイッチ３３を介して出力端子
３４より出力される。

尚、出力端子３４より出力されるビデオ信号により得ら
れる画面において、再生画面に対応するビデオ信号と撮
像画面に対応するビデオ信号との時分割多重の割合の制
御は制御回路１１より出力されるスイッチ制御信号Ｓｗ
により制御されるが、該スイッチ制御信号Ｓｗは前記制
御回路１１において同期信号５ｙｎｃＢに応じて形成さ
れ、更に該同期信号５ｙｎｃＢは操作部において不図示
のボリューム等を操作する事により、該ボリュームの設
定値に応じたワイプコントロール信号Ｗｓ対応して第５
図（ｅ）に示す遅延時間Ｔ３が設定される為、操作部１
２の不図示のボリューム等を操作する事により再生画面
に対応したビデオ信号と撮像画面に対応したビデオ信号
との時分割多重割合を任意に設定し出力する事が出来る
。

以上、カメラ一体型ＶＴＲにおいて、ＶＴＲ部における
再生時にカメラ部を作動させ、カメラ部において形成さ
れた撮像ビデオ信号とＶＴＲ部において形成された再生
ビデオ信号とを時分割に多重し、更に該時分割多重の割
合を制御する事により再生出力されるビデオ信号に対し
て簡単に特殊効果を演出する事が出来る。

また、本実施例においてはカメラ一体化ＶＴＲを例に説
明して来たが本発明はこれに限らず、カメラ一体型スチ
ルビデオ装置等にも適用する事が可能である。

〔発明の効果〕

以上説明して来た様に本発明により、簡単な構成にて容
易に多機能化を図る事ができるビデオ信号再生装置を提
供する事が出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例として、本発明を適用したカ
メラ一体型ＶＴＲにおけるＶＴＲ部の概略構成図である
。 第２図は本発明の一実施例として本発明を適用したカメ
ラ一体型ＶＴＲにおけるカメラ部の概略構成図である。 第３図は第１図における制御回路を詳細に説明する為の
図である。 第４図は本実施例におけるワイプ動作により得られる効
果をテレビジョンモニタ上での画面を用いて示した図で
ある。 第５図は第３図に示した制御回路より出力される各種信
号のタイミングチャートを図した図である。 １０・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・スイッチ回路１１・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・−・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・制御回路１２・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・操作部３３・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
切換スイッチ４９・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・ブランキング回路。 爵ら口

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 被写体を撮像する事により前記被写体の撮像情報に応じ
   た第１のビデオ信号を発生する撮像手段と、記録媒体か
   ら第２のビデオ信号を再生し、出力する再生手段と、 前記第１のビデオ信号の一部と第２のビデオ信号の一部
   とが時分割的に多重された第３のビデオ信号を形成し出
   力するビデオ信号形成手段と、 前記ビデオ信号形成手段における前記第１のビデオ信号
   の一部と第２のビデオ信号の一部との多重割合を変化さ
   せる多重制御手段とを備えた事を特徴とするビデオ信号
   再生装置。