JPS63281372A - コネクタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 フラットケーブルとフレキシブル基板とを接続するコネ
クタであり、 フラットケーブルの被覆を突き破って心線に接続する第
１の接続部と、弾性変形でフレキシブル基板の導体層に
接続する第２の接続部とを有するコンタクトを第１の絶
縁体に植設し、第２の絶縁体が該第２の接続部に該導体
層を押し付けるように構成したことにより、 フラットケーブルとフレキシブル基板との接続を可能と
した新規コネクタである。

〔産業上の利用分野〕

本発明はフラットケーブルとフレキシブル基板とを接続
するコネクタ、特に圧接手段でフラ・ノドケーブルに接
続し零挿入力でフレキシブル基板に接続するコンタクト
を具えたコネクタの構成に関する。

〔従来の技術と発明が解決しようとする問題点〕複数本
の被覆線を横一列に接続形成したフラットケーブルおよ
び、可撓性を有する絶縁板に導体層をパターン形成した
フレキシブル基板において、フラットケーブルと回路基
板との接続および、フレキシブル基板と外部回路との接
続には、コンタクトを絶縁体に植設したコネクタが使用
されるが、フラットケーブルとフレキシブル基板とを直
接に接続するコネクタは製造されていなかった。　各種
電子機器に広く利用されるようになったフラットケーブ
ルは、複数本の被覆線を横一列に接続形成してなり、プ
リント配線板等に固着したコネクタを介し所望の回路に
接続される。

他方、電子部品を搭載するフレキシブル基板は、可撓性
を有するポリイミド等の絶縁板に導体層をパターン形成
してなり、該基板等に装着したコネクタを介し外部接続
されるが、該基板は通常の回路基板より非常に高価であ
るため特殊用途に限定されており、可撓性を有する回路
基板としての特徴が広く利用されていないという問題点
があった。

〔問題点を解決するための手段〕 本発明は可撓性を有するフレキシブル基板とフラットケ
ーブルとを接続させることにより、フレキシブル基板を
最小限に小型化し利用分野を広げるためのコネクタであ
り、第１図の実施例によれば、 心線を覆う被覆を突き破って該心線に接続する第１の接
続部３２．４２および、弾性変形可能な円弧形状に湾曲
する第２の接続部３３．４３が、板部３１．４１を介し
一体に形成されたコンタクト３，４　と、第２の接続部
３３．４３が上向きに湾曲する姿態に複数本のコンタク
ト３，４の板部３１、４１を上面に植設する第１の絶縁
体２と、 該植設させたコンタクト３，４の第２の接続部３３゜４
３を押圧する開閉動作可能に一方の端部が第１の絶縁体
２の側面に係合し、他方の端部に該押圧状態で該開閉を
係止する係止手段を有する第２の絶縁体５とを具えてな
ることを特徴とするものである。

〔作用〕

上記手段によれば、本発明によるコネクタを介しフレキ
シブル基板とフラットケーブルとを接続することで、高
価なフレキシブル基板を必要最小限度に小型化が可能と
なり、可撓性を有することで有利な回路構成を安価に提
供できるようになった。

〔実施例〕

以下に、図面を用いて本発明の実施例によるコネクタを
説明する。

第１図は本発明の一実施例によるコネクタの一部分を破
断した正面図（イ）と背面図（＋７）と側面図（ハ）お
よびカバーを取り除いた平面図（＝）、第２図は第１図
に示す絶縁基体の斜視図、第３図は第１図に示すコンタ
クトの斜視図、第４図１ま第１図のコネクタにフレキシ
ブル基板とフラットケーブルを接続し一部分を破断した
側面図である。

第１図において、コネクタ１は絶縁基体（第１の絶縁体
）２と、絶縁基体２の上面に植設した各プラスチックを
モールド形成した絶縁基体２は第２図に示すように、各
複数本のコンタクト３，４を交互に植設する溝７，８を
上面に設け、左右の端面にカバー５を開閉可能に支持す
るほぼ半円形断面の突起９と、カバー５の開閉動を係止
させる凹所１０と、カバー６を係止させる凹所１１とが
設けてなる。

りん青銅板よりプレス成形したコンタクト３および４は
第３図に示すように、板部３１、４１の後端から直立す
る第１の接続部３２．４２と、板部３１、４１の前端か
ら延長し上方に向は円弧状に湾曲する第２の接続部３３
　、４３とが一体に形成してなる。

プラスチックをモールド形成しほぼコ字形断面のカバー
５は側面に、突起９が嵌合し後方に向けて開口する切り
欠き５１と、凹所１０に係止する突起５２を有する。

プラスチックをモールド形成しほぼコ字形断面のカバー
６は側面に、凹所１１に嵌合しカバー６を絶縁基体２に
結合させる突起６１を有する。

かかるコネクタ１において、切り欠き５１に突起９を嵌
合させたカバー５は、該嵌合部を軸とする開閉可能であ
り、突起５２を凹所１０に係止させたとき、絶縁基体２
に対向する平面が円弧状の接続部３３．４３を押し潰す
ようになる。

従って、カバー６を取り外した状態でフラットケーブル
の端部を上方より接続部３２．４２に押圧すると、第４
図に示すように、二股状かつ先端実説に形成した接続部
３２．４２がフラットケーブル２１の絶縁被覆２２を突
き破り、並列するフラットケーブル２１の各心線２３は
接続部３２．４２の中心に形成した溝に圧入される。

次いで、カバー５の突起５２を側方に開くようにして上
方へ持ち上げると、カバー５は前方で開口する開状態と
なる。そこで、各接続部３３．４３とフレキシブル基板
の導体層が対向するように、フレキシブル基板を挿入し
、カバー５の前端部を押下すると第４図に示すように、
フレキシブル基板２４の複数の導体層２５はそれぞれが
対向する接続部３３゜４３と、接続部３３．４３が有す
る弾性力で接触し、突起５２が凹所１０に係合すること
で該接触を維持するようになる。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によるコネクタは、フレキシ
ブル基板と零挿入力で接続しフラットケーブルと圧接で
接続するため、高価なフレキシブル基板を必要最小限度
に小型化が可能、かつ、機械的に強くないフレキシブル
基板の導体層を損傷することなく接続されることになり
、可撓性を有することで有利な回路構成を安価に提供で
きるようになった高価がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例によるコネクタの主要構成図
、 第２図は第１図に示す絶縁基体の斜視図、第３図は第１
図に示すコンタクトの斜視図、第４図は第１図に示すコ
ネクタにフレキシブル基板とフラットケーブルを接続し
一部分を破断した側面図、 である。 図中において、 ■はコネクタ、 ２は絶縁基体（第１の絶縁体）、 ３．４はコンタクト、 ５はカバー（第２の絶縁体）、 ９、５２．６１は突起、 １０、１１　は凹所、 ２１はフラットケーブル、 ２２は被覆、 ２３は心線、 ２４はフレキシブル基板、 ２５は導体層、 ３１．４１は板部、 ３２、４２は第１の接続部、 ３３．４３は第２の接続部、 ５１は切り欠き、 を示す。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 心線を覆う被覆を突き破って該心線に接続する第１の接
   続部（３２、４２）および、弾性変形可能な円弧形状に
   湾曲する第２の接続部（３３、４３）が、板部（３１、
   ４１）を介し一体に形成されたコンタクト（３、４）と
   、 該第２の接続部（３３、４３）が上向きに湾曲する姿態
   に複数本の該コンタクト（３、４）の該板部（３１、４
   １）を上面に植設する第１の絶縁体（２）と、 該植設コンタクト（３、４）の第２の接続部（３３、４
   ３）を押圧する開閉動作可能に一方の端部が該第１の絶
   縁体（２）の側面に係合し、他方の端部に該押圧状態で
   該開閉を係止する係止手段を有する第２の絶縁体（５）
   とを具えてなることを特徴とするコネクタ。