JPS63281168A - サーモトロピック液晶シェルによるカプセル化組成物 - Google Patents

サーモトロピック液晶シェルによるカプセル化組成物

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JPS63281168A
JPS63281168A JP63096668A JP9666888A JPS63281168A JP S63281168 A JPS63281168 A JP S63281168A JP 63096668 A JP63096668 A JP 63096668A JP 9666888 A JP9666888 A JP 9666888A JP S63281168 A JPS63281168 A JP S63281168A
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shell
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polymer
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マーセル フィリップ ブレトン
クリストファー ケイ オーバー
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は一般にカプセル化組成物に関し、さらに詳細に
は、農薬(agroches+1cal )および生薬
工業において、液晶ディスプレイにおいて、無カーボン
紙技術においておよび熱転写紙において有用であると信
する粒状組成物に関する。特に、本発明は界面重合法に
よって調製されたサーモドロピンク液晶シェル(外被)
内にカプセル化されたトナー組成物に関する。即ち、1
つの実施態様においては、本発明は高分子コア成分とそ
の上のサーモトロピック液晶高分子シェルを含む加熱定
着性トナー組成物に関する。また、60℃程の低いコア
溶融温度と90℃程の低いシェル溶融温度を有する本発
明のトナー組成物は、例えば、低定着エネルギーを使用
できる点、即ち、定着を120℃を越えない温度(定着
機のセツティング温度)で行うことができる点で静電写
真特に静電複写像形成方法で使用する定着ロールの寿命
延長を可能にし、さらに、本発明のトナー組成物はコア
に用いる顔料にかかわりなく約−25マイクロク一ロン
/g〜約+25マイクロクーロン/gまたは他の予じめ
選定した値に帯電させることができる。
本発明のトナー組成物に関して特に重要なことはシェル
がその特性を保持したままの、即ち、例えば、シェルが
早期に破壊しない、例えば、約り0℃〜約170℃好ま
しくは約90℃〜130℃でのシェル溶融を可能にする
ことである。さらにまた、本発明のサーモトロピック液
晶ポリマーシェルは他の重要な特性、例えば、その狭い
温度間隔での溶融性を有し、またコアに使用する樹脂の
溶融点より高い透明温度前における中間相溶融粘度の実
質的低減がある。これらのトナー組成物は静電像形成お
よび複写方法を包含する静電写真システムにおいて像の
現像を行うのに有用である。また、本発明の方法によっ
て調製したトナー組成物は上述したような望ましい溶融
温度を有するシェルを有し、かくして実質的に背景付着
物のない優れた解像力の像を与える。
〔従来の技術〕
コニシロクの特開昭60−198554号、第60−1
98555号およびキャノンの特開昭61−65260
号にはカプセル化トナーのシェルが有機溶媒と十分なガ
ラス転移温度を有する高融点高分子物質の使用を含むオ
ーバーコーテイング法によって調製されて良好なブロッ
キング特性を付与させた熱定着性カプセル化トナー組成
物が開示されている。本発明のトナー組成物は同様なコ
ア高分子成分、即ち、例えば、スチレンアクリレートお
よびスチレンメタクリレートポリマーを含み得るが、こ
れらのコアはサーモトロピック液晶ポリマー成分内にカ
プセル化されており、この成分は上述の特許公報には開
示されていない。従って、本発明のトナー組成物は、例
えば、サーモトロピック液晶シェル成分が高ガラス転移
温度と低溶点の組合せを有しそれによって低定着エネル
ギーと低減させた定着圧を与える点で上述したような利
点を有する。さらに、上記の公開公報に記載された各方
法と対照的に、本発明のシェルはトナーのコアとシェル
を同時に調製するという簡単化された連続ワンステップ
法での界面重合によって調製され、従って、この方法は
上記の従来技術方法よりも約10〜約30%低コストで
ある。
さらに従来技術に関しては、特開昭61−56352号
において、極めて高溶融温度のエポキシ−ウレアシェル
を有するその場でのフリーラジカル重合で調製されたコ
アを有する熱定着性カプセル化トナー組成物が開示され
ている。これらのトナーは通常低溶融特性を有しない、
即ち、120℃程の低い温度にセットされた定着機によ
っては熱定着させることができない。これに対し、本発
明のトナー組成物は、例えば100℃よりも高い軟化点
を有する高溶融性物質を使用し180℃までの定着温度
を必要とする通常の加熱定着像形成システム及びシェル
とコアを適宜調製できる低溶融用途の両方において使用
できる。また、本発明のトナー組成物は、使用する紙ま
たはプラスチックフィルムのような基体に対して受は入
れ可能な湿潤性を有するサーモドロピンク液晶シェルの
存在により、定着ロールからの改良されたはく離特性を
有するものと信じられる。
さらに、特開昭61−118758号、特開昭59−2
18460号、特開昭61−28957号、特開昭60
−175057号および特開昭60−166958号に
は、懸濁重合によって調製した加熱定着性トナー組成物
が開示されている。
これに対し、本発明のトナー組成物はこれらの公開公報
には開示されていないサーモトロピック液晶シェル成分
を含み前述したような利点を有する。
しかも、本発明のトナー組成物はこれら公開公報に開示
されている懸濁重合よりもむしろ界面重合法によって好
ましく調製される。
カラーフォトカプセルトナーを開示する特許の例には米
国特許第4.399.209号、第4,482.624
号、第4.483.912号および第4.397,48
3号がある。さらに詳細には、第4.397.483号
米国粋許には、感圧記録紙のような極めて特定の分野で
の用途を有するカプセル化トナー材料が開示されている
。この用途用に調製されたカプセルは、通常、カプセル
が調製されたエマルジョンから直接基体上にコーティン
グされ、困難性の伴うスプレー乾燥工程を有する。即ち
、本発明方法により調製したトナーでは回避した欠点を
有する。さらにまた、これらのカプセルはコア中に有機
液体を含み、この液体は、乾燥現像の形で使用するとき
、貧弱な定着特性をもたらし得るものである。また、こ
の従来技術方法で調製した粒度の範囲は静電写真現像系
には通常受は入れられない感圧記録粒子を形成する結果
となる。米国特許第4.399,209号、第4、48
2.624号および第4.483.912号においては
、費用高なカプセル化放射線感応性成分を含みそれによ
って像形成剤を必要とするトナー組成物が開示されてい
る。さらに、平坦紙上で現像し像形成できる本発明のト
ナー組成物に対して、これら従来技術で開示されたカプ
セルを用いる像形成法は例えば酸現像剤によって通常処
理されている紙または他の基層を必要としている。
さらにまた、米国特許第4.476、211号には、表
面電導性を有する静電写真トナー材料の調製が開示され
ている。特に、この米国特許においては、界面重合法に
よって調製したポリアミド、ポリウレアおよび他のタイ
プのシェル材料を含む冷間圧着性トナー組成物が開示さ
れている。これら組成物に使用する着色剤は一般に種々
の染料または顔料からなり、コアは着色剤をコア内に保
持しかつ支持体表面上に着色剤を定着させるのを促進す
るためのバインダーを含む高分子物質を含有している。
第4.476.211号米1特許の方法で使用する高沸
点液体の例はフタル酸エステル、リン酸エステルおよび
アルキルナフタレンのような180℃より高い温度で沸
騰するものがある。
さらにまた、米国特許第4.307.169号には、圧
着性コアと、ポリアミドのようなシェルが界面重合によ
り形成されている圧力破壊性シェルからなるカプセル化
物質とを含むマイクロカプセル静電マーキング粒子が開
示されている。さらに、米国特許第4.407.922
号には、界面重合法によって得られ、硬質成分としての
ある種のポリマー、および軟質成分としてのポリオクチ
ルデシルビニルエーテルーコー無水マレイン酸からなる
群から選ばれた2種の非混和性ポリマーのブレンドを含
む感圧性トナー組成物が開示されている。さらにまた、
米国特許出願第621,307/84号には、使用する
シェルを界面重合法によって調製できる単一成分冷間圧
着性トナー組成物が開示されている(この米国特許出願
の記載はすべて参考として本明細書に引用する)。同様
な教示は冷間圧着性トナーに関する米国特許出願第71
8.676号にも存在し、その記載もすべて参考として
本明細書に引用する。この米国特許出願においては、コ
アはマグネタイトと界面重合法により生成された高分子
シェル物質中にカプセル化された特定分子量のポリイソ
ブチレンとを含み得る。これらの米国出願においては、
サーモドロピンク液晶ポリマーシェルの使用に関する開
示はない。また、シェルの強じん性を架橋によって調整
しているこれらのトナー組成物に対して、本発明のトナ
ー組成物は強じんな未架橋サーモプラスチック液晶高分
子シェルの界面重合による形成を可能にしている。さら
にまた、加熱および極めて低圧(700プサイ以下)の
定着条件を含む像形成系では有効に使用することのでき
ない架橋機構を含むシェル組成物に対して、本発明のシ
ェル組成物は冷間圧着用途および加熱溶融用途の両方に
使用できる。
さらに、米国特許第4.543.313号においては、
サーモトロピック液晶ポリカーボネート、コポリカーボ
ネート、ポリウレタン、ポリエステルおよびコポリエス
テルからなる群より選ばれた樹脂粒子と顔料粒子を含む
トナー組成物が開示されている(該米国特許の記載はす
べて参考として本明細書に引用する)。上記のサーモト
ロピック液晶ポリマー、特に、ポリエステルとポリウレ
タンは本発明のトナー組成物のシェルとして有用である
しかしながら、該米国特許のトナー組成物はカプセル化
されてなく溶融ブレンド法および噴霧法のような通常の
方法で調製されており、一方、本発明のトナーはサーモ
トロピック液晶ポリマーの優れた性質と簡素化されたワ
ンステップコスト安調製方法の両方を組合せている。ま
た、米国特許第4、543.313号のトナー組成物に
おいては、サーモトロピック液晶樹脂はトナーの断面内
に均質な方法で混入されているのに対し、本発明のトナ
ー組成物においては、濃縮された液晶ポリマーが主とし
てトナー表面に存在する。
〔発明が解決しようとする課題〕
従って、通常のトナー材料よりも多くの場合価れた定着
性と像形成性を有する改良されたカプセル化トナー組成
物が求められている。また、早期の破壊なしに鋭敏な融
点を有する液晶サーモトロピックシェルを含むブラック
およびカラーカプセル化トナー組成物が求められている
。また、狭い温度間隔で溶融する液晶サーモトロピック
シェルを含み、トナー樹脂即ちコアに用いる樹脂の融点
よりも高い透明温度で溶融粘度が実質的に低減するカプ
セル化トナーも求められている。さらに、カプセル化ト
ナー組成物、特に、前述したような他の利点を有するサ
ーモトロピンクシエルを有する組成物の調製を可能にす
る簡単な経済的重合方法が求められている。また、静電
写真像形成および複写法における像の現像に有用であり
、得られた像が背影付着物のない優れた解像力を有する
カプセル化トナー組成物が求められている。さらにまた
、加工中および運搬中の機械的摩耗に耐える、例えば、
いくつかの従来技術シェルにおける場合のような架橋の
必要のない十分な強度を有するカプセル化液晶サーモト
ロピックシェルを有する粒子およびトナーが求められて
いる。また、加熱時に剪断力または圧力を殆んどまたは
全く必要とせずに流動でき、コア成分を多孔質基体に浸
透せしめて例えば実質的に永久定着像を与え得る未架橋
トナーシェルが求められている。また、本発明における
ように、シェルの溶融粘度が約10〜約100ボイス程
の低い粘度であり得てシェル材料により基体をより効果
的に湿潤させ得る、シリコーンはく離油を使用しない像
形成方法でトナーを使用できるようにする表面張力特性
を有する液晶サーモトロピックシェルを有するトナー組
成物も求められている。また、紙またはポリマーフィル
ムを最終基体として用い、例えば、約り20℃〜約15
0℃の定着機セツティング温度での静電像形成複写法に
おいて改良された定着性を有するトナー組成物が求めら
れている。
本発明の目的は界面重合法により調製されたサーモトロ
ピック液晶シェルでカプセル化されたコアを含む組成物
を提供することである。
また、本発明の目的は前述の利点を有する改良されたカ
プセル化トナー組成物を提供することである。
本発明の別の目的は界面重合法により調製されたサーモ
トロピック液晶シェルを有するカプセル化トナー組成物
を提供することである。
また、本発明のさらに別の目的は低溶融特性を有するカ
プセル化トナーを提供することである。
さらに、本発明の別の目的は界面重合法により調製され
たカプセル化ブラックまたはカラートナー組成物を提供
することである。
本発明あさらに別の目的は、トナーに必要な低定着温度
および低定着エネルギー即ち、いくつかの従来技術カプ
セル化トナー組成物と比較したとき約20〜50%好ま
しくは25〜35%低いエネルギーの使用により、定着
機寿命延長を可能にし定着機の耐摩耗性を改良するカプ
セル化トナーを提供することである。
本発明のさらに別の目的は加工および運搬中の望ましく
ない摩耗に耐えるカプセル化トナーを提供することで施
る。
本発明のさらに別の目的はシェルを架橋する必要のない
カプセル化トナーを提供することである。
さらにまた、本発明の別の目的はコア成分と米国特許第
4.543,313号に開示されているもののようなサ
ーモトロピック液晶高分子シェルとを含み、適当な定着
温度で剪断力または圧力を殆んどまたは全く必要としな
いで急速流動性を有し、コア成分が紙またはポリマーフ
ィルムのような像基体に浸透して実質的な永久定着像を
与えるトナー組成物を提供することである。
本発明のさらに別の目的はコア成分と米国特許第4,5
43.313号に開示されているような液晶サーモトロ
ピックシェルとを含み、静電写真像形成および複写法に
おいて使用できるトナー組成物を提供することである。
本発明のさらに別の目的はキャリヤー粒子をコア成分と
液晶高分子シェルとを含むトナー組成物と混合すること
によって調製し、コアに使用する顔料にかかわらず所定
の値に帯電させることができる現像剤組成物を提供する
ことである。
本発明のさらに別の目的はコア成分と液晶高分子シェル
を含み、像形成システムにおいて定着ロール上またはト
ナー自体内のシリコーン油のようないかなる形のはく離
機構またははく離削も必要としないで使用できるトナー
組成物を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の上記および他の目的はカプセル化トナー組成物
を提供することによって達成される。さらに詳細には、
本発明はコア成分とその上の界面重合により調製したサ
ーモトロピック液晶高分子シェルとを含むトナー組成物
に関する。さらに、本発明によれば、界面重合法によっ
て調製されたシェル内にカプセル化されたポリマーコア
またはポリマー混合物と顔料粒子を含むブラックまたは
カラートナー組成物が提°供され、上記シェルはサーモ
トロピック液晶ポリエステル、ポリカーボネート、ポリ
ウレタン、コポリカーボネートおよびコポリエステルか
らなる群より選ばれる(米国特許第4.543.313
号参照、その記載はすべて参考として本明細書に引用す
る)。従って、本発明の1つの特定の実施態様において
は、上記トナー組成物は顔料としてブラック、シアン、
マゼンタ、イエロー、レッド、マグネタイトおよびこれ
らの混合物からなる群より選ばれた成分を分散含有する
ポリマーコアとその上のサーモトロピック液晶高分子シ
ェルとを含む。また、エーロジル(Aerosil)類
を包むコロイド状シリカ、金属塩、またはステアリン酸
亜鉛を含む脂肪酸の金属塩のような約0.1〜約1.0
重量%の量での添加剤粒子も調製したカプセル化トナー
に添加することができる。さらにまた、本発明のトナー
組成物には、帯電促進添加剤も約1〜約20重量%の量
で混入して正帯電トナー組成物を与ることもでき、これ
らの添加剤としては、アルキルピリジニウムハライド類
(米国特許第4.298.672号参照、その記載は参
考としてすべて本明細書に引用する);硫酸塩およびス
ルホン酸塩化合物(米国特許第4.338.390号参
照、その記載はすべて参考として本明細書に引用する)
;およびジステアリルジメチルアンモニウムメチルサル
フェート(米国特許第4.560.635号参照、その
記載はすべて参考として本明細書に引用する)等がある
。さらにまた、本発明によれば、界面重合により得られ
るシェル成分が前述の特性を有する組成物の調製方法も
提供される。
本発明の好ましい特定の実施態様は約10〜約25重景
%の量で存在するポリエステルサーモトビツク液晶シェ
ルでもってカプセル化された、(1)トナーの約1〜約
30重量%の好ましくは約10〜約20重量%の量で存
在する約55℃のガラス転移温度を有する予備重合され
たスチレン−n −ブチルメタクリレートコポリマーと
約30〜約50重量%の量で存在するその場での重合ス
チレンポリマー、および(2)約1〜約60重量%好ま
しくは約1〜約30i量%のマグネタイトと約2〜約1
5重量%好ましくは約3〜約10重景%のカーボンブラ
ックとの混合物とのコアを含む。得られるトナーは約0
.05〜約1.0ミクロンのシェル厚を有するコア/シ
ェル構造を有する。さらにこの特定の組成物に関しては
、コア中にカーボンブラックまたはマグネタイトが、そ
れぞれ、約3〜約8%および約15〜約20%の量で存
在する。
約5〜約25重景%好ましくは約30〜約80重量%の
量の種々の特定の適当なポリマーまたは混合物(該混合
物は約1〜約30i量%の第1ポリマーと約90〜約1
0重量%の第2ポリマーを含む)を本発明の目的が達成
される限りにおいて本発明のトナー組成物中に混入させ
得る。
これらポリマーの具体的例にはポリスチレン、メタクリ
レート、アクリレート、ポリオレフィンおよびこれらの
混合物等ビニル化合物がある。特定のコアポリマー成分
にはスチレンとメチルメタクリレート、スチレンとメチ
ルアクリレート、スチレンとブタジェン(スチレン含有
量75重量%以上)およびスチレンとn−ブチルメタク
リレート等のコポリマーがある。本発明の好ましい実施
態様においては、ポリマーおよび/またはコポリマーコ
アはコアポリマー総量の約5〜約40重量%の最の溶解
ポリマーの存在下および使用顔料の存在下にフリーラジ
カル重合法によりその場で調製する。他のポリマーまた
はその混合物は本発明の目的が達成される限りにおいて
コアに使用できる。
上述したようなその場(in 5itu )でのフリー
ラジカル重合法とは有機相中に存在するラジカル重合性
上ツマ−をサーモトロピック液晶シェル内に有機相をカ
プセル化したのち重合させる方法を意味する。このその
場でのフリーラジカル重合は使用するモノマーの約0.
01〜約2重量%の量で存在するアゾタイプ開始剤によ
って開始する。好ましい開始剤の例には2.2′−アゾ
−ビス−イソブチロニトリル、2.2’−アゾ−ビス−
2゜4−ジメチル−バレロニトリル、およびバゾ(V 
a Z O%登録商標E、1.デュポン社より入手でき
る)である。また、開始剤の混合物もトナー組成物とし
ての使用に適する分子および物理的性質をコアポリマー
に与える量で使用できる。また、他の開始剤の例にはペ
ンウォルト社よりルパゾール(Lupersol)、ル
シドール(Lucidol) 、ルパーコ(Luper
co) 、アルパーオンクス(Alperox)および
デカノックス(Decanox)として入手できるもの
がある。重合速度および分子量の調整は重合反応の適当
な時間一温度条件と関連しての二官能性または多官能性
開始剤の使用により行い得る。さらにまた、ジアシルパ
ーオキサイドも前述のその場での重合法における100
℃以下の温度で活性である限り開始剤として使用できる
種々の有効量例えば約3〜70重量%の量で存在するコ
ア顔料即ち着色剤にはカーボンブラック、マグネタイト
およびこれらの混合物;マゼンタ、イエロー、シアンま
たはこれらの混合物;およびレッド顔料がある。トナー
中に約5〜約25重量%の量で存在する顔料の特定の例
にはBASF社より入手できるへりオゲンプル−L69
00、D6840.07020、スダンブルーO8;ボ
−ルアウリフヒ社より入手できるパイラムオイルイエロ
ー、ピグメントブルー1;同じくアウリッヒ社より入手
できるピグメントバイオレットLおよびピグメントレッ
ド48;オンタリオ州トロントのドミニオンカラーコー
ポレーション社より入手できるレモンクロムイエローD
CC1026およびボンレッドC;ベキスト社より入手
できるツババームイエローFGL、ホスタパームピンク
E;E、!、デュポン社より入手できるシンカシアマゼ
ンタニクロム顔料;モリプデートオレンジ;ベンジジン
イエロー;ハンザイエロー;タートラジンレーキ類;カ
ドミウムイエローおよびオレンジ;ジンクイエロー;鉛
丹:リトールレッド、トルイジンレッド;アリザリン顔
料、B、O,N、マルーン;タンゲスティテッドローダ
ミン;ファイア−レフト顔料;ヘリオボーデアウソクス
レッドおよびウオッチングレッドがある。また、顔料に
代るものとして、カナディアンファインカラー社より入
手できるゴム系印刷インクも使用でき、このインクはポ
リマーおよびある種の未公知の・安価な顔料を含むもの
と信じられている。
さらに、上述した顔料の代りに、オイルブルーA1パラ
サイツクオイルグリーン、スダンレッド、スダンイエロ
ー146、デュポンオイルブルーA1バッサインクオイ
ルレフト2144、オイルイエロー、スダンレッド7B
、オイルピンク312、ビラクロムピンクLX1’1l
OO、スダンブラックB1上レスブルーR1スダンディ
ープブラックおよびセラスブラックBNのような染料も
使用できる。染料は通常約1〜約401i量%の量好ま
しくは約15〜約25重量%の量で存在する。
コアはさらに金属石ケン、ワックス、シリコーン誘導体
および/または他のはく離削のような添加剤、即ち、像
形成静電複写装置の定着ロールへの最終トナーの接着を
低減させる添加剤を1〜約40重量%の量好ましくは約
1〜約15重量%の量で含み得る。さらに、カプセル化
後、本発明のトナー組成物は、例えば、トナーの流動性
を改善し電気的性質を調整する成分を添加し得る。これ
らの成分は例、えば約0.1〜約5重量%の量で存在し
、エーロジルR972のようなコロイド状シリカ、金属
塩、および/または脂肪酸の金属塩が包含される(米国
特許第3.590,000号、第3.655.374号
、第3.655.374号、第3.900,588号お
よび第3、983.045号参照、これら米国特許の記
載はすべて参考として本明細書に引用する)。
約5〜約50重量%の量で存在するシェル成分の例とし
ては、前述したサーモドロピンク液晶ポリマーを使用で
き、これらのポリマーは界面重合により調製される。シ
ェル調製に用いる界面重合法は、例えば、米国特許第4
,000,087号、第4、307.169号および第
3.429.827号に開示されており、これらの米国
特許の記載もすべて参考として本明細書に引用する。米
国特許第4,543.313号(その記載は参考として
すべて本明細書に引用する)には、本発明の組成物用の
サーモドロピンク液晶シェルとして使用できるシェルモ
ノマーの例が開示されている。シェルの特定の例にはサ
ーモドロピンク液晶ポリカーボネート、コポリカーボネ
ート、ポリウレタン、ポリエステル、およびコポリエス
テルがある。本発明の好ましい実施態様においては、ジ
(p−ヒドロキシメチルフェニル)テレフタレート、p
、p’−ビフェノール、テレフタロイルクロライド、メ
チル−ヒドロキノン、アゼロイルクロライド、セバコイ
ルクロライド、および他の脂肪族および芳香族ジ酸クロ
ライドを上記サーモトロピック液晶シェルの調製に使用
できる。
本発明のトナー組成物を調製する場合、水性相は、上述
の水溶性界面活性モノマー以外に、界面活性剤または界
面活性剤混合物、相転移剤、フリーラジカル重合抑制剤
、および水酸化カリウムまたは水酸化ナトリウムのよう
な塩基を含み得る。
また、本発明の方法で調製した粒子またはトナーの粒度
を調整することを主目的として、水性相で界面活性剤ま
たは界面活性剤混合物の使用が好ましい、界面活性剤は
またその場での重合相中で粒子を安定化し粒子の凝集を
防止する。水性相の約0.05〜約3重量%好ましくは
約0.05〜約1重量%の量で存在する界面活性剤の例
にはポリビニルアルコール、ポリエチレンスルホン酸塩
、カルボキシル化ポリビニルアルコール、水溶性ブロッ
クコポリマー、ヒドロキシプロピルセルロースまたはヒ
ドロキシエチルセルロース等のセルロース誘導体等のよ
うなイオン性またはノニオン性界面活性剤:およびポリ
リン酸三ナトリウム、ポリリン酸三カルシウム等の無機
界面活性剤がある。
また、前述したように、水性相中には水性相の約0.0
01〜約1重景%好ましくは0.01−0.5重量%の
量の相転移剤を存在させて液晶シェル生成の収率および
シェルの分子性状を改善し調整することができる。相転
移剤の例には(1)ベンジルトリエチルアンモニウムク
ロライド、ベンジルトリエチルアンモニウムブロマイド
またはテトラエチルアンモニアム塩のような他のアルキ
ル化アンモニウム塩等のようなアンモニウム塩;および
(2)ベンゾ−18−クラウン−6のようなりラウンエ
ーテルまたはクリブテートタイプの相転移剤がある。他
の相転移剤は相転移反応に関する解説書″Georg 
Thieme Verlag Stuttgart+ 
New York1986”に例示されており、その記
載はすべて参考として本明細書に引用する。
一般にフリーラジカル重合またはエマルジョン重合を抑
制する目的で主として使用し0.01〜1、0重量%好
ましくは0.01〜0.1重量%の量で存在する水性相
の他の成分は沃化カリウムのようなアルカリハライドが
ある。他の無機および有機のフリーラジカル捕捉剤も本
発明の目的が達成される限り沃化カリアムに代えて使用
できる。
本発明の加熱定着性トナー組成物は多くの適当な方法で
調製できる。1つの好ましい調製方法は、(°1)機械
的シェーカーにより激しく攪拌しながら、トナーの約2
〜約15重量%好ましくは約3  ′〜lO重量%の量
のカーボンブラックとトナーの約1〜約60重景%好ま
しくは1〜30重量%の量のマグネタイトとを、ガラス
転移温度約25℃〜約90℃好ましくは35〜70℃を
有しトナーの約1〜約30重量%好ましくは約3〜約1
0重量%の量で存在するスチレン−n−ブチルメタクリ
レートコポリマーを溶解しているトナーの約20〜約8
0重量%好ましくは40〜60重量%の量で存在するス
チレン、n−ブチルメタクリレートまたはその混合物の
ようなラジカル重合性モノマー中に、約0.1〜約5重
量%好ましくは0.1〜1重量%の量のセバコイルクロ
ライドの存在下に分散させ;(2)工程(1)で得られ
た着色コア分散体を約16時間1/2容量の5叩直径ボ
ールベアリングでボールミリングして良好分散顔料溶液
を得;(3)別の容器中で、水溶液中で約8〜約30重
量%好ましくは約10〜約20重量%の量のp、p’−
ビフェノールを過剰の、即ち、p、p’−ビフェノール
のモル数の約1.O1〜1〜約4ましくはp、p’−ビ
フェノールのモル数の約1.5〜約3倍の量の水酸化ナ
トリウムの存在下で溶解し;(4)上記のポルミリング
した溶液をボールの除去後100mmポリエチレンびん
に移し;(5)工程(4)で得られた顔料分散体に、(
a)2種類のフリーラジカル重合開始剤、即ち、モノマ
ーの約0.01〜約2重量%好ましくは約0.3〜約1
重量%の2,2′−アゾ−ビス−イソブチロニトリルと
モノマーの約0.1〜約3重量%好ましくは約0.5〜
約1.5重量%の2.2′−アゾ−ビス−2,4−ジメ
チル−バレロニトリル、およびb)4〜約°30重量%
好ましくは約10〜約25重量%の量のセバコイルクロ
ライドとを添加し: (6)冷水中で冷却しながら、工
程(5)で得られた混合物をPT−10STジエネレー
タープローブを備えたブリンクマンPT45/80ホモ
ゲナイザーでもって4.00 Orpmで1分間均質化
し; (7)均質化した混合物をPTA45/6Gプロ
ーブジェネレーターを備えたプリンタマンPT45/8
0ホモゲナイザーでもって、100、000rpmで2
0秒間、1%ヒドロキシル化ポリビニルアルコール60
0I111、ベンジルトリエチルアンモニウムクロライ
ド1.5g、2−デカノール0.5gおよび沃化カリウ
ム0.3gの水溶液中に分散させ; (8)工程(7)
で得た水分散体を機械的攪拌機、リフレックスコンデン
サーおよびその下の加熱浴を備えた1N反応器中に移し
;(9)この11反応器に工程(3)で得たp、p’−
ビフェール溶液を10分間に亘って添加し;(10)水
性相のpHを2時間の間15分間毎にモニターしてpH
を必要量の稀塩酸溶液を加えることによって8〜10に
維持し、その間に界面重合がセバコイルクロライドとp
、p’−ビフェノールの間に住じてサーモトロピック液
晶ポリエステルシェルを生成 し;(11)水分散体を
70℃で13時間加熱し;(12)得られたカプセル化
トナー粒子を冷却し、塩基溶液で3回洗浄し、次いで稀
塩酸で洗浄し、さらに蒸留水で3回追加洗浄し;そして
(13)得られた粒子をヤマトDL−41スプレードラ
イヤーで約130℃の入口温度で乾燥するかあるいはデ
ュロードライ (FTSシステム社)フリーズドライヤ
ーで乾燥して前述した像形成法で使用できる自由流動性
トナー粒子を得ることを含む。
本発明のトナー組成物と共に使用できるキャリヤー粒子
および光導電性像形成部材の例は米国特許第4.543
,313号に記載されており、その記載はすべて参考と
して本明細書に引用する。さらに詳しくは、本発明のト
ナー粒子と混合するのに使用できるキャリヤー粒子の具
体的例にはトナー粒子の極性と反対極性の電荷を摩擦電
気的に取得できるものがある。従って、本発明のキャリ
ヤー粒子は負または正極性を有するように選択して正ま
たは負帯電してキャリヤー粒子にまたはその周りに付着
するトナー粒子を得る。キャリヤー粒子の特定の例には
粒状ジルコン、粒状ケイ素、メチルメタクリレート、ガ
ラス、スチール、ニッケル、鉄フェライト、二酸化ケイ
素等がある。
キャリヤー粒子はコーティング有りあるいは無しで使用
でき、そのコーティングは一般にポリフフ化ビニリデン
のようなフルオロポリマー;スチレン、メチルメタクリ
レートおよびトリエトキシシランを含むシランとのタ−
ポリマー、テトラフルオロエチレン等を含む。
キャリヤー粒子の直径は変化し得る。しかしながら、一
般的には、約50〜約1000ミクロンを有し現像工程
中静電像への付着を回避するのに十分な密度と慣性を有
するようにする。キャリヤー粒子はトナー粒子と種々の
適当な組合せで混合できるが、最良の結果はトナー1部
当り約10〜約200重量部のキャリ、ヤーを混合した
ときに得られる。
使用できる公知の光導電性像形成部材の例には、無定形
セレン、セレン合金、米国特許第4.265.990号
に開示されているような多層型部材(該米国特許の記載
はすべて参考として本明細書に引用する)等がある。本
発明の粒子組成物に関しては、トナー粒子の調製に関し
て記載した方法のような多くの適当な方法によって調製
できる。粒子の各成分の性質および割合は粒子を使用す
る最終用途に関係する。例えば、粒子はコーティング用
途における充填材としての使用においてはコアなしで調
製できる。さらに詳細には、粒子はサーモトロピック液
晶シェル内にカプセル化された(1)ポリスチレン、ポ
リアクリレート、ポリメタクリレート等の有機ポリマー
; (2)シロキサン結合または他の結合用金属例えば
アルミニウム、チタン、錫またはほう素を含むもののよ
うな無機−有機ポリマー: (3)ケイ素−窒素、りん
−窒素またはほう素−窒素鎮系のものを包含する無機線
状ポリマー;および(4)金属錫アセトニルアセトネー
ト、金属ポリフクロシアニンのような金属キレートポリ
マー、またはビシクロペンタジェニルイオンのようなフ
ェロセン基を含むポリマーを含有し得る。
コアの一部として、粒子は顔料、染料、薬物、インク、
可塑剤および油のような不溶性の固形または液状添加剤
を含み得る。これらの添加剤および固形分散体く不溶性
添加剤の)は本発明の粒子に前述した分散法によりある
いは水から有機相への拡散法により導入する。ポリマー
分解、二量体化、固形表面上へのグラフト化、並びに前
述したその場でのフリーラジカル重合のような他の熱反
応はサーモトロピック液晶シェル内で起る。これらの粒
子は農薬技術、生薬技術、および無カーボン紙、液晶デ
ィスプレイふよび熱転写紙において有用である。
〔実施例〕
以下、実施例により本発明の種々の特徴をさらに明確に
する。これらの実施例は単に例示を目的とするものであ
り本発明の範囲を限定するものではない。また、部およ
びパーセントは特に断わらない限り重量による。
実施例1 加熱定着性カプセル化トナーを次のようにして調製した
: 500m1のポリエチレンビンに、スチレン(ポサイエ
ンス社より人手)70g、カーボンブラック(レーガル
330、登録商標)9g、MO−8029マグネタイト
(ファイザー社)27g、ガラス転移温度約55℃のス
チレン−n−プチルメククリレートコポリマ−20gお
よびセバコイルクロライド(アルドリッチ社)1gとを
加えた。
得られたポリマーコア溶液を16時間約1/3容蛍の5
mm直径ボールベアリングでもってボールミリングして
良好分散顔料溶液を調製した。別のびんで、水100m
l1中にp、p’−ビア エ/ −ル16.5g、水酸
化ナトリウム8.1g、およびベンジルトリエチルアン
モニウムクロライド1.5gを溶解させた。次に、上記
のボールミリングした溶液を100mfポリエチレンび
んに移しくボールなしで)、これにさらに20mAジク
ロロメタンを加えた。この混合物89.5 gに、セバ
コイルクロライド22gを加えた。得られた溶液を、次
いで、PT−10STジエネレータープローブを備えた
ブリンクマンPT45/80ホモゲナイザーでもって4
.00 Orpmで1分間均質化し、この溶液を冷水浴
で室温以下に保持した。その後、均質化した混合物をP
TA45/6Gプローブでもって20秒間、7. OO
Orpmで0.75%ポリビニルアルコール(サイエン
ティフィックポリマープロダクツ社製、88%ヒドロキ
シル化、分子量96、000) 600mj! (14
!ビーカー)、2−デカノール(アルドリッチ社)0.
5mLおよび沃化カリウム0.3gの水溶液中に分散さ
せた。続いて、この分散体を加熱浴を有し機械的攪拌器
および環流コンデンサーを備えたII2反応器中に移し
た。攪拌しながら、上記p、p’−ビフェノール溶液を
10分間に亘ってゆっくり加えた。この時点で、0.5
gのベンジルトリエチルアンモニウムクロライドをポリ
ビニルアルコール溶液に加えた。pHを最初の2時間1
5分毎にその後より少ない回数でモニターし、必要に応
じて、pHを水酸化ナトリウム溶液でもって8〜10に
調整した。分散体を、反応器に移したのち、1.5時間
室温に保った。この初期段階(その間に、界面重合がセ
バコイルクロライドとp、p’−ビフェノールとの間で
生じてポリエステルサーモトロピック液晶シェルを生成
する)の後、7.5mj7のアセトン中に溶解させた2
、2′−アゾ−ビス−イソブチロニトリル0.5gと2
,2′−アゾ−ビス(2,4−ジメチル−バレロニトリ
ル)2.0gを水混合物に加えた。分散体を65℃に1
時間、さらに12時間70℃に加熱した。得られた物質
を塩基性水酸化ナトリウム水溶液(pH= 10 )で
3回洗浄した(粒子を各洗浄毎に磁石で沈降させた)。
その後、水媒体を塩酸で酸性化(pH=3)L、洗浄を
さらに3回蒸留水で行った。続いて、洗浄した粒子を凍
結乾燥してコールタ−カウンターで測定したとき1.3
2の幾何学的標準偏差を有する平均粒度22ミクロンの
トナー粒子50gを得た。最終物質のマグネタイト含有
量そは粒子の飽和磁力モーメントの直接測定により測定
したとき16%であった。サーモトロピック液晶ポリエ
ステルシェル約22.5重量%中にカプセル化されたコ
アとしてのスチレンとスチレン−n−ブチルメタクリレ
ートコポリマー約56重量%、カーボンブラック約5.
5重量%、マグネタイト約16重量%の混合物を含むブ
ラックトナーを得た。
続いて、上記で調製したトナー組成物に、0.4重量%
のエーロジルR972を加えた。その後、3重量部の得
られたトナー組成物を100重量部のキャリヤー粒子と
混合した、キャリヤー粒子はキナール(Kynar) 
として商業的に人手できるポリフッ化ビニリデン樹脂の
コーティングを1.25%コーティング重量で有する酸
化鉄コアからなっていた。公知のファラディケージ装置
中で50%の相対湿度で測定したときのトナー上の摩擦
電荷は−35マイクロクーロン/gであった。さらに、
このトナーの電導性は1〇−目オーム−’ cm −’
であり、これはトナーを10ボルトの適用電圧の1cf
fI離れて置いたledの2つの電極を有する装置中に
入れ両電極間の電流を測定することによって測定した。
 ・ 上記で調製した現像剤組成物は正帯電潜像を表面に有す
るセレン光導電性像形成部材が存在する静電複写像形成
装置に組み入れて使用でき、加熱定着後、受は入れ可能
な解像力を有し実質的に背景付着物のない像を得ること
ができると信じている。
実施例2 加熱定着性カプセル化トナーを次の手順を用いて調製し
た: 500r*Ilのポリエチレンビンに、スチレン(ポリ
サイエンス社より入手)72.6g、カーボンブラック
(レーガル330、登録商標)9gSMO−8029マ
グネタイト(ファイザー社)27g、ガラス転移温度約
55℃のスチレン−n−ブチルメタクリレートコポリマ
ー20gおよびセバコイルクロライド(アルドリッチ社
)Igとを加えた。
得られたポリマーコア溶液を16時間約1/2容量の5
龍直径ボールベアリングでもってボールミリングして良
好分散顔料溶液を調製した。別のびんで、水100mj
!中にp、p’−ビフェノール16、5 g、水酸化ナ
トリウム8.1g、およびベンジルトリエチルアンモニ
ウムクロライド1.5gを溶解させた。上記のボールミ
リングした溶液に2゜2′−アゾ−ビス−イソブチロニ
トリル(ポリサイエンス社)0.5gと2.2′−アゾ
−ビス−(2,4−ジメチル−バレロニトリル)(ポリ
サイエンス社)2.0gを加えた。溶液を100mj2
のポリエチレンびんに移した(ボールなしで)。
この溶液103.46gにセバコイルクロライド22g
を加えた。得られた溶液をPT−10STジエネレータ
ープローブを備えたブリンクマンPT45/80ホモゲ
サイザーテ4.00 Orpm 1’1分間均質化した
。この溶液をこの工程の間冷水浴で冷却保持した。その
後、均質化した混合物をPTA45/6Gプローブでも
って20秒間、1.0.00 Orpmで1.0%ポリ
ビニルアルコール(サイエンティフィックポリマープロ
ダクツ社製、88%ヒドロキシル化、分子196.00
0) 600+l11(1j2ビーカー)、2−デカノ
ール(アルドリッチ社)0.5s/!、および沃化カリ
ウム0.3gの水溶液中に分散させた。続いて、得られ
た分散体を加熱浴を有し機械的攪拌器および環流コンデ
ンサーを備えた11反応器中に移した。攪拌しながら、
上記p、p’−ビフェノール溶液を10分間に亘ってゆ
っくり加えた。pHを最初の2時間15分毎にその後よ
り少ない回数でモニターし、必要に応じて、pHを水酸
化ナトリウム溶液でもって8〜10に調整した。分散体
を反応器に移したのち、1.5時間室温に保った。この
間に、界面反応がセバコイルクロライドとp、p’−ビ
フェノールとの間で生じポリエステルサーモトロピッ、
り液晶シェルを生成した。分散体を70℃に13時間加
熱し、得られた物質を塩基性水酸化ナトリウム水溶液(
pH=10)で3回洗浄した(粒子を各洗浄毎に磁石で
沈降させた)。その後、水媒体を塩酸で酸性化(pH=
3)L、洗浄をさらに3回蒸留水で行った。続いて、洗
浄した粒子を凍結乾燥してコールタ−カウンターで測定
したとき1.48の幾何学的標準偏差を有する平均粒度
16.8ミクロンのトナー粒子82,2gを得た。サー
モトロピック液晶ポリエステルシェル約22.5重量%
中にカプセル化されたコアとしてのスチレンとスチレン
−n−ブチルメタクリレートコポリマー約56重量%、
(約22%がコポリマー)、カーボンブラック約5.5
重量%、マグネタイト約16重量%の混合物を含むブラ
ンクトナーを得た。
次いで、トナー組成物にコロイド状シリカを加え、現像
剤組成物を実施例1の手順を繰返すことによって調製で
き、実質的に同様な結果を得ることができた。さらに、
この現像剤は実施例1で例示したような静電複写像形成
法において潜像を可視像とすることができるものと信じ
ている。
実施例3 加熱定着性カプセル化トナーを次の手順を用いて調製し
た: 50 (lnJのポリエチレンビンに、スチレン(ポリ
サイエンス社より入手)80g、カーボンブラック(レ
ーガル330、登録商標)9g、MO−8029マグネ
タイト(ファイザー社)27g、ガラス転移温度55℃
のスチレン−n−ブチルメタクリレート10gおよびセ
バコイルクロライド(アルドリッチ社)Igとを加えた
。得られたポリマーコア溶液を16時間約1/2容量の
5 ms直径ボールベアリングでもって一緒にボールミ
リングして良好分散顔料溶液を調製した。別のびんで、
水100n+J中にp、p’−ビフェノール16.5g
および水酸化ナトリウム8.1gを溶解させた。
次に、上記のボールミリングした溶液を100mlのポ
リエチレンびんに移した(ボールなしで)。
この混合物106.05gに、2,2′−アゾ−ビス−
イソブチロニトリル(ポリサイエンス社)1.0g、2
.2’−アゾ−ビス−(2,4−ジメチル−バレロニト
リル) (ポリサイエンス社)2.0gおよびセバコイ
ルクロライド22.56 gを加えた。続いて、得られ
た溶液をPT−105Tジエネレータープローブを備え
たブリンクマンPT45/80ホモゲナイザーで4.0
0 Orpmで1分間均質化した。この溶液を冷水浴で
もってこの工程の間冷却保持した。その後、均質化した
混合物を、PTA45/6Gプローブでもって20秒間
、10.00 Orpmで、1.0%ポリビニルアルコ
ール(サイエンティフィンクポリマーブロダクツ社製、
88%ヒドロキシル化、分子3196.000)600
mj!(11ビーカー)、ベンジルトリメチルアンモニ
ウムクロライド1.5g、2−デカノール(アルドリッ
チ社)0.5a+j!、および沃化カリウム0.3gの
水溶液中に分散させた。続いて、得られた分散体を加熱
浴を有し機械的攪拌器および環流コンデンサーを備えた
11反応器中に移した。
攪拌しながら、上記p、p’−ビフェノール溶液を10
分間に亘ってゆっくり加えた。pHを最初の2時間15
分毎にその後より少ない回数でモニターし、必要に応じ
て、pHを水酸化ナトリウム溶液でもって8〜10に調
整した。分散体を反応器に移したのち、1.5時間室温
に保った。この間に、界面反応がセバコイルクロライド
とp・ p′−ビフェノールとの間で生じてポリエステ
ルサーモトロピック液晶シェルを生成した。次に、分散
体を70℃に13時間加熱した。得られた物質を塩基゛
性水酸化ナトリウム水溶液(pH−10)で3回洗浄し
た(粒子を各洗浄毎に磁石で沈降させた)。
その後、水媒体を塩酸で酸性化(pH=3)L、洗浄を
さらに3回蒸留水で行った。続いて、洗浄した粒子を凍
結乾燥してコールタ−カウンターで測定したとき1.6
7の幾何学的標準偏差を有する平均粒度11.8ミクロ
ンのトナー粒子101.3gを得た。示差走査熱量測定
を用いて液晶シェルの溶融転移を測定した。この転移は
20°/分の加熱速度で200〜250’の間で生じた
。コアとしてスチレンとスチレン−n−ブチルメチクリ
レートコポリマー約54重量%(その内約11%がコポ
リマー)、カーボンブラック約6重量%、マグネタイト
約16重量%を含み、カプセル用シェルとしてサーモト
ロピック液晶ポリエステル約24重量%中を含むブラッ
クトナーを得た。
次いで、トナー組成物にコロイド状シリカを加え、現像
剤組成物を実施例1の手順を繰返すことによって調製で
き、実質的に同様な結果を得ることができた。さらに、
調製した現像剤組成物は実施例1で例示したように方法
に従って静電潜像の現像に使用できるものと信じている
実施例4 加熱定着性カプセル化トナーを次の手順を用いて調製し
た: 500ml1のポリエチレンビンに、スチレン(
ポリサイエンス社より人手)80.0g。
カーボンブラック(レーガル330、登録商標)9gS
MO−8029マグネタイト(ファイザー社)27g、
ガラス転移温度55℃のスチレン−n−ブチルメタクリ
レート10g右よびセバコイルクロライド(アルドリッ
チ社)1gとを加えた。
得られたポリマーコア溶液を冷水中で1/2時間冷却し
、次いで室温にて16時間約172容量の5flIfi
l直径ボールベアリングでもってボールミリングして良
好分散顔料溶液を調製した。別のびんで、水100m1
中にp、p’−ビフェノール16.5gおよび水酸化ナ
トリウム8.1gを溶解させた。
次に、上記のボールミリングした溶液を100□!ポリ
エチレンびんに移した(ボールなしで)。この混合物9
9.74 gに、2,2′−アゾ−ビス−イソブチ・ロ
ニトリル(ポリサイエンス社)1.5g、2.2′−ア
ゾ−ビス(2,4−ジメチル−バレロニトリル) (ポ
リサイエンス社)2.0gおよびセバコイルクロライド
21.0gを加えた。得られた溶液を冷水浴中に10分
間置き、次いでPT−10STジエネレータープローブ
を備えたブリンクマンPT45/80ホモゲナイザーで
4.20 Orpmで1分間均質化した。その後、均質
化した混合物をPTA45/6Gプローブでもって20
秒間、10.00 Orpmで1.0%ポリビニルアル
コール(サイエンティフィンクポリマープロダクッ社型
、88%ヒドロキシル化、分子196,000)600
mg (11ビーカー)、ベンジルトリエチルアンモニ
ウムクロライド1.5g、2−デカノール(アルドリッ
チ社)0.5mIt、および沃化カリウム0.3gの水
溶液中に分散させた。続いて、得られた分散体を加熱浴
を有し機械的攪拌器および環流コンデンサーを備えた1
1反応器中に移した。
攪拌しながら、上記p、p’−ビフェノール溶液を10
分間に亘ってゆっくり加えた。pHを最初の2時間15
分毎にその後より少ない回数でモニターし°、必要に応
じて、pHを水酸化ナトリウム溶液でもって8〜10に
調整した。分散体を、反応器に移したのち、1.5時間
室温に保った。この間に、界面反応がセバコイルクロラ
イドとp、p’−ビフェノールとの間で生じてポリエス
テルサーモトロピック液晶シェルを生成した。分散体を
65℃に2時間加熱した。温度を65℃から85℃に1
172時間で上昇させ次いで85℃に10’/2時間保
った。得られた物質を塩基性水酸化ナトリウム水溶液(
pH=10)で3回洗浄した(粒子を各洗浄毎に磁石で
沈降させた)。その後、水媒体を塩酸で酸性化(pH=
3)L、洗浄をさらに3回蒸留水で行った。続いて、洗
浄した粒子をヤマトDL−41スプレードライヤーで入
口温度130℃、出口温度約55℃でスプレー乾燥させ
コールタ−カウンターで測定したとき1.74の幾何学
的標準偏差を有する平均粒度13.5 ミクロンのトナ
ー粒子83.36 gを得た。示差走査熱量測定を用い
て液晶シェルの溶融転移を測定した。この転移は20°
/分の加熱速度で200〜250℃の間で起った。コア
ーとしてスチレンとスチレン−n−ブチルメタクリレー
トコポリマーの混合物54重量%(その内約11%がコ
ポリマー)、カーボンブラック6重量%、マグネタイト
16重量%を含み、シェルとしてサーモトロピック液晶
ポリエステル約24重量%を含むブラックトナーを得た
次いで、トナー組成物にエーロジルR972を加え、現
像剤組成物を実施例1の手順を繰返すことによって調製
でき、実質的に同様な結果を得ることができた。さらに
、この現像剤組成物は実施例1で例示したような潜像を
可視像とすることができるものと信じている。
実施例5 加熱定着性カプセル化トナーを次の手順を用いて調製し
た:500m1のポリエチレンビンに、スチレン(ポリ
サイエンス社より入手)80.0g。
カーボンブラック(レーガル330、登録商標)9g、
MO−8029マグネタイト(ファイザー社)27g、
ガラス転移温度55℃のスチレン−n−ブチルメタクリ
レート10gおよび2,2′−アゾ−ビス−(2,4−
ジメチル−バレロニトリル(ポリサイエンス社)0.5
gとを加えた。得られたポリマーコア溶液を冷水中で1
/2時間冷却し次いで室温にて16時間約1/2容量の
5 mm直径ボールベアリングでもってボールミリング
して良好分散顔料溶液を調製した(ボールミリング処理
によりわずかに加熱する)。別のびんで、水100m#
中にp、p’−ビフェノール16.5 gおよび水酸化
ナトリウム8.1 g ;およびベンジルトリエチルア
ンモニウムクロライド1.5gを溶解させた0次に、上
記のボールミリングした溶液を100w1tポリエチレ
ンびんに移した(ボールなしで)。この混合物98.0
 gに、2.2′−アゾ−ビス−イソブチロニトリル(
ポリサイエンス社)2.0g、2.2’−アゾ−ビス(
2,4−ジメチル−バレロニトリル)(ポリサイエンス
社)1.5gおよびセバコイルクロライド(アルドリッ
チ社、+99%)2LOgを加えた。得られた溶液を、
次いで、PT−103Tジエネレータープローブを備え
たブリンクマンPT45/80ホモゲナイザーでもって
4. OOOrpmで1分間均質化した。
次いで、均質化した混合物をPTA45/6Gプローブ
でもって20秒間、9.00 Orpmで1.33%ポ
リビニルアルコール(サイエンティフィックポリマープ
ロダクツ社製、88%ヒドロキシル化、分子量10,0
00)600ml(LAビーカー)、ベンジルトリエチ
ルアンモニウムクロライド15g1および2−デカノー
ル(アルドリッチ社)Q、5mj!の水溶液中に分散さ
せた。続いて、この分散体を加熱浴を有し機械的攪拌器
および環流コンデンサーを備えた21反応器中に移した
。攪拌しながら、上記p、p’−ビフェノール溶液を1
0分間に亘ってゆっくり加えた。pHを最初の2時間1
5分毎にその後より少ない回数でモニターし、必要に応
じて、pHを水酸化ナトリウム溶液でもって8〜10に
調整した。分散体を、反応器に移したのち、1時間室温
に保った。この間に、界面重合がセバコイルクロライド
とp、p’−ビフェノールとの間で生じてポリエステル
サーモトロピック液晶シェルを生成した。続いて、2.
0gの沃化カリウムを分散体に加え、65℃に2時間加
熱した。温度を65℃から85℃に1172時間で上昇
させ次いで70℃に12時間低下させた。得られた物質
を塩基性水酸化ナトリウム水溶液(pH−10)で3回
洗浄した(粒子を各洗浄毎゛に磁石で沈降させた)。そ
の後、水媒体を塩酸で酸性化(pH=3)L、洗浄をさ
らに3回蒸留水で行った。続いて、洗浄した粒子をヤマ
)DL−41スプレードライヤーで入口温度130℃、
出口温度約55℃でスプレー乾燥させてコールタ−カウ
ンターで測定したとき1.41の幾何学的標準偏差を有
する平均粒度7.5ミクロンのトナー粒子89.3gを
得た。実施例4におけるように、示差走査熱量測定デー
タはサーモトロピック液晶シェルが形成されていること
を示した。。コアとしてスチレンとスチレン−n−ブチ
ルメタクリレートコポリマーの混合物約54重量%(そ
のうち約11%がコポリマー)、カーボンブラック6重
量%、マグネタイト約16重量%を含み、シェルとして
サーモトロピック液晶ポリエステル約24重量%を含む
ブラックトナーを得た。
次いで、トナー組成物にコロイド状シリカを加え、現像
剤組成物を実施例10手順を繰返すことによって調製で
き、実質的に同様な結果を得ることができた。この現像
剤組成物は実施例1の手順を繰返すことによって静電潜
像を可視像とすることができる。
実施例6 サーモトロピック液晶シェルを有する粒子を次の手順に
よって調製した:250m1のポリエチレンびん中で、
スチレン(アルドリッチ社、99%)90g中にガラス
転移温度約55℃のスチレン−n−ブチルメタクリレー
トコポリマー14gを溶解した。この溶液に2.2′−
アゾ−ビス−イソブチロニトリル(ポリサイエンス社H
,5gと2.2′−アゾ−ビス=(2,4−ジメチル−
バレロニトリル(ポリサイエンス社)1.5gとを加え
た。別のびんで、水200mf!中にp、p’−ビフェ
ノール16.5 gと水酸化ナトリウム8.1gを溶解
した。上記スチレン溶液に、セバコイルクロライド(ア
ルドリッチ社、99+%)21.0gを加えた。次いで
、スチレン溶液を1.33%のポリビニルアルコール(
サイエンティフィックポリマープロダクツ、社、88%
加水分解、分子量10、000 )溶液600mβ(こ
の溶液にはベンジルトリエチルアンモニウムクロライド
1.5gと2−デカノール(アルドリッチ社) 0.5
 gを溶解させている)中にPT八へ5/4Gプローブ
ジェネレーターを備えたブリンクマンホモゲナイザーP
T45/80で分散させた。均質化時間は20秒であり
速度は8.00 Orpmであった。その後、分散体を
機械的攪拌機、還流コンデンサーおよび加熱浴を備えた
21反応器中に移した。攪拌しながら、上記p、p’−
ビフェノール溶液を30秒で加えた。1.5時間後、上
記混合物のpHを稀塩酸溶液で約9.5に調整し、沃化
カリウム2.5gを分散体に加えた。最初の1.5時間
の間に、界面重合がセバコイルクロライドとp、p’ 
−ビフェノールの間で生じサーモトロピック液晶シェル
を生成した。次いで、温度を1時間65℃に上昇させ、
この時点で200mm!の水を反応器に加えた。加熱を
同じ温度で14時時間待した。得られた物質を塩基性水
酸化ナトリウム水溶液(pH=10)で3回洗浄した(
粒子は各回毎に重力により沈降させた)。次に、水媒体
を塩酸で酸性化(pH−3)し、洗浄を蒸留水でさらに
3回行った。洗浄した粒子をヤマトDL−41スプレー
ドライヤーで入口温度130℃、出口温度約55℃でス
プレー乾燥させて、コールタ−カウンターで測定したと
き1.57の幾何学的標準偏差を有する平均粒度8.7
ミクロンの粒子約50gを得た。得られた粒子はコアポ
リマーとしてのスチレンとスチレン−n−ブチルメタク
リレートコポリマーの混合物約73重量%くその内14
%がスチレン−n−ブチルメタクリレートコポリマーで
あった)とシェルとしてのサーモトロピック液晶ポリエ
ステル約27重量%を含んでいた。
実施例7 サーモトロピック液晶シェルを有する粒子を次の手順に
よって調製した:250+wI!のポリエチレンびん中
で、スチレン(アルドリッチ社、99%)90g中にガ
ラス転移温度約55℃のスチレン−n−ブチルメタクリ
レートコポリマー14gを溶解した。この溶液に2,2
′−アゾ−ビス−イソブチロニトリル(ポリサイエンス
社)1.5gと2.2’−’アゾービス(2,4−ジメ
チル−バレロニトリル)(ポリサイエンス社)1.5g
とを加えた。この混合物を約7℃に一夜冷却した。別の
びんで、水200m1中にp、p’−ビフェノール22
.35gと水酸化ナトリウム11.6gを溶解した。上
記p、p’−ビフェノール溶液も同じ温度に一夜冷却し
た。また、1.33%のポリビニルアルコール(サイエ
ンティフィンクポリマープロダクツ社、88%加水分解
、分子1tlO,000)溶液600a+J(この溶液
にはベンジルトリエチルアンモニウムクロライド1.5
gと2−デカノール0.5mj!を溶解させている)も
−夜冷部した。
冷却したスチレン溶液に、セバコイルクロライド(アル
ドリッチ社、99+%)7.17gと3−メチルアジポ
イルクロライド(アルドリッチ社、97%)を加えた。
この混合物を上記ポリビニルアルコール溶液にPTA3
5/4Gプローブジェネレーターを備えたブリンクマン
ホモゲサイダーPT45/8 Qで分散させた。均質化
時間は20秒であり速度は8.000rpa+であった
。その後、分散体を機械的攪拌機、還流コンデンサーお
よび加熱浴を備えた21反応器中に移した:攪拌しなが
ら、上記p、p’−ビフェノール溶液を30秒で加えた
。分散体の温度は、この添加の後、11.5℃であり、
ゆっくり昇温させて15分後14.0℃、30分後に1
6.5℃とした。1.5時間後、上記混合物のpHを稀
塩酸溶液で約9.5に調整し、沃化カリウム2.5gを
分散体に加えた。最初の1.5時間の間に、界面重合が
セバコイルクロライド、3−メチルアジポイルクロライ
ド、およびp、p’−ビフェノールの間で生じサーモト
ロピック液晶シェルを生成した0次いで、温度を4時間
で65゜℃に上昇させた。さらに、85℃に10時間で
上昇させた。この時間スケーシェルの最初の2時間後に
、室温水210mA!を熱分散体に加えて発泡を調整し
た。得られた物質を塩基性水酸化ナトリウム水溶液(p
H−10)で3回洗浄した(粒子は各回毎に重力により
沈降させた)。次に、水媒体を塩酸で酸性化(pH=3
)L、洗浄を蒸留水でさらに3回行った。洗浄した粒子
をヤマトDL−41スプレードライヤーで入口温度13
0℃、出口温度約55℃でスプレー乾燥させて、コール
タ−カウンターで測定したとき1.44の幾何学的標準
偏差を有する平均粒度7.6ミクロンの粒子約94gを
得た。示差走査熱量測定データは20℃/分の加熱速度
で約175℃で溶融転移を示している。得られた粒子は
コポリマーとしてのスチレンとスチレン−n−ブチルメ
タクリレートコポリマーの混合物約81tJt%(その
内14%がスチレソーn−ブチルメタクリレートコポリ
マーであった)とシェルとしてのサーモトロピック液晶
ポリエステル約19重量%を含んでいた。
実施例8 サーモトロピック液晶シェルを有する粒子を次の手順を
用いて調製した:250m1のポリエチレンびん中で、
ジクロロメタン(カナダ、オンタリオ州、ジョージタウ
ンのカレドンラボラトリー社)100g中にガラス転移
温度約55℃のスチレン−〇−ブチルメタクリレートコ
ポリマー30gを溶解した。この溶液にセバコイルクロ
ライド(アルドリッチ社、99+%)4.78gを加え
た。
別のびんで、水100+4!中にp、p’−ビフェノー
ル7.45gと水酸化カリウム5.5gを溶解させた。
p、p’−ビフェノールとジクロロメタン溶液は室温で
用いた。0.5%ポリビニルアルコール(サイエンティ
フィンクポリマープロダクツ社、88%加水分解、分子
1t10.ooo)溶液600m1  (この)容液に
はベンジルトリエチルアンモニウムクロライド1.5g
と2−デカノール(アルドリッチ社) 0.5 gを溶
解させている)を17℃に冷却した。ジクロロメタン溶
液をポリビニルアルコール溶液中にPTA35/4Gプ
ローブジェネレーターを備えたブリンクマンホモゲナイ
ザーPT45/80で分散させた。均質化時間は20秒
であり速度は8.00Orpmであった。この時点での
分散体の温度は約20℃であった。分散体を機械的攪拌
機、還流コンデンサーおよび加熱浴を備えた21反応器
中心移した。攪拌しながら、上記p。
p′−ビフェノール溶液を30秒で加えた。2時間後、
pHを稀塩酸溶液で約9.5に調整した。この間に、界
面重合がセバコイルクロライドとp゛。
p′−ビフェノールの間で生じサーモトロピック液晶シ
ェルを生成した。次いで、温度を1時間55℃に上昇さ
せ、その温度に16時間保った。
得られた物質を塩基性水酸化ナトリウム水溶液(pH=
10)で3回洗浄した(粒子は各回毎に重力により沈降
させた)。次に、水媒体を塩酸で酸性化(pH=3)L
、洗浄を蒸留水でさらに3回行った。洗浄した粒子(光
学顕微鏡で測定したとき約8ミクロンの粒度)を約50
℃でオープ′中(部°分真空適用)で乾燥させて25.
2 gの粒子を得た。示差走査熱量測定データは20℃
/分の加熱速度で約195℃での第1溶融転移(ピーク
最大)を示している。コアポリマーとしてガラス転移温
度約55℃のスチレン−n−ブチルメタクリレートコポ
リマー約78!1ffi%、およびシェルとしてサーモ
トロピック液晶ポリエステル約22重量%を含む粒子を
得た。
実施例9 サーモトロピック液晶シェルと空隙コアを有する粒子を
次の手順を用いて調製した:250mJのポリエチレン
ビンにジクロロメタン(カナダ、オンタリオ州ジョージ
タウン、カレドンラボラトリーズ社)100gを秤量し
た。この溶液にセバコイルクロライド(アルドリッチ社
、99+%)4.82gを加えた。別のびんで、水10
0+ji中にp、p’−ビフェノール7、52 gと水
酸化カリウム5.4gを溶解させた。p、p’−ビフェ
ノールとジクロロメタンの各溶液は室温で用いた。
0.5%のポリビニルアルコール(サイエンテイフィン
クポリマープロダクツ社、88%加水分解、分子110
.000)溶液600 l1ll(この溶液にはベンジ
ルトリエチルアンモニウムクロライド0.5gと2−デ
カノール(アルドリッチ社)0.5111を溶解させて
いる)を15℃に冷却した。ジクロロメタン溶液をポリ
ビニルアルコール溶液中にPTA35/4Gプローブジ
ェネレーターを備えたプリンタマンホモゲナイザーPT
45/80で分散させた。均質化時間は20秒であり、
速度は4.00Orpmであった。分散体の温度はこの
時点で20℃であった。
分散体を機械的攪拌機、還流コンデンサーおよび加熱浴
を備えた21反応器中心移した。攪拌しながら、上記p
、p’−ビフェノール溶液を30秒で加えた。室温で2
時間後、pHを稀塩酸溶液で約9.5に調整した。この
間に、界面重合がセバコイルクロライドとp、p’−ビ
フェノールの間で生じサーモドロピンク液晶シェルを生
成した。
次いで、温度を55℃にゆっくり上昇させ、その温度に
16時間保った。得られた物質を塩基性水酸化ナトリウ
ム水溶液(pH=10)で3回洗浄したく粒子は各回毎
に重力により沈降させた)。
次に、水媒体を塩酸で酸性化(pH=3)!、、洗浄を
蒸留水でさらに3回行った。洗浄した粒子を約50℃で
オーブン中(部分真空適用)で乾燥させて2.3gの粒
子を得た。低収量は洗浄工程による。示差走査熱量測定
データは20℃/分の加熱速度で約185℃での第1溶
融転移(ピーク最大)を示している。コアなしでシェル
としてサーモトロピック液晶ポリエステルを有する空隙
粒子が得られた。
実施例10 サーモトロピック液晶シェルと空隙シェルを有するカプ
セルを次の手順を用いて調製した8250m1lのポリ
エチレンびん中にジクロロメタン(カナダ、オンタリオ
州ジョージタウン、カレドンラボラトリーズ社)100
gを秤量した。この溶液にセバコイルクロライド(アル
ドリッチ社、99+%)2.70g(45モル%)、と
3−メチルアジポイルクロライド(アルドリッチ社、9
7%)2゜75g(55モル%)を加えた。別のびんで
、水100mβ中にp、p’−ビフェノール9.31g
と水酸化カリウム6.7gを溶解させた。p、 p ’
−ビフェノールとジクロロメタンの各溶液は室温で用い
た。0.5%ポリビニルアルコール(サイエンティフィ
ックポリマープロダクツ社、88%加水分解、分子量1
0.000)溶液600m1(この溶液にはベンジルト
リエチルアンモニウムクロライド0.5gと2−デカノ
ール(アルドリッチ社)0.5+nj!を溶解させてい
る)を15℃に冷却した。
ジクロロメタン溶液をポリビニルアルコール溶液にPT
A35/4Gプローブジェネレーターを備えたブリンク
マンホモゲナイザーPT45/80で分散させた。均質
化時間は20秒であり速度は4.00Orpmであった
。その後、分散体を機械的攪拌機、還流コンデンサーお
よび加熱浴を備えた2I2反応器中に移した:攪拌しな
がら、上記p。
p′−ビフェノール溶液を30秒で加えた。分散体の温
度はこの時点で22℃であった。室温での2時間後、p
Hを稀塩酸溶液で約9.5に調整した。
この間に界面重合がセバコイルクロライドとp。
p′−ビフェノールの間で生じサーモトロピック液晶シ
ェルを生成した。次いで、温度を55℃に上昇させこの
温度に8時間保った。得られた物質を塩基性水酸化ナト
リウム水溶液(pH=10)で3回洗浄した(粒子は各
回毎に重力により沈降させた)。次に、水媒体を塩酸で
酸性化(pH=3)し、洗浄を蒸留水でさらに3回行っ
た。洗浄した粒子を約50℃でオーブン中(部分真空適
用)で乾燥させて5.1gの白色粉末を得た。示差走査
熱量測定データは1℃/分の加熱速度(高速度からの推
定)で約133℃での第1溶融転移(ピーク最大)を示
している。20℃/分では、転移温度は約143℃であ
った。コアなしでシェルとしてサーモトロピック液晶ポ
リエステルを有する空隙粒子を得た。
本発明の上記以外の変形は当業者ならば本明細書の記載
に基づいて容易になし得るものであり、これらの変形は
本発明の範囲に属するものとする。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、サーモトロピック液晶高分子シェル内にカプセル化
    されたコアを含むトナー組成物。 2、コアが液晶シェル形成後のモノマー重合により得ら
    れたポリマーを含む請求項1記載のトナー組成物。 3、サーモトロピック液晶高分子シェル内にカプセル化
    された顔料粒子およびポリマーを含有するコアを含むト
    ナー組成物。 4、ポリマーと、カーボンブラック、マグネタイト、シ
    アン、マゼンタ、レッド、イエローおよびこれらの混合
    物からなる顔料粒子とを含有するコアを含み、このコア
    が界面重合法により調製されたサーモトロピック液晶高
    分子シェル内にカプセル化されているトナー組成物。 5、シェルがサーモトロピック液晶ポリカーボネート、
    コポリカーボネート、ポリウレタン、ポリエステル、コ
    ポリエステル、ポリアミド、コポリアミドおよびポリエ
    ステルアミドからなる群より選ばれる請求項4記載のト
    ナー組成物。 6、シアン顔料がスダンブルーである請求項4記載のト
    ナー組成物。 7、マゼンタ顔料がホスタパームピンクEである請求項
    4記載のトナー組成物。 8、イエロー顔料がノバパームイエローFGLである請
    求項4記載のトナー組成物。 9、ポリマーが約40〜約85重量%の量で存在し、顔
    料成分が約3〜約60重量%の量で存在し、シェルが約
    15〜約30重量%の量で存在する請求項4記載のトナ
    ー組成物。 10、ポリマーコアがポリスチレン、ポリ(スチレン−
    アクリレート)コポリマー、ポリ(スチレン−メタクリ
    レート)コポリマー、ポリ(スチレン−ブタジエン)コ
    ポリマー、ポリアクリレート、ポリメタクリレート、ポ
    リシアノアクリレート、ポリシアノメタクリレート、ポ
    リ(β−メチルアルコイルビニルエーテル)、ポリ(イ
    ソプレニルメチルケトン)およびこれらの混合物からな
    る群より選ばれる請求項4記載のトナー組成物。 11、混合物中のポリマーの1種が約1〜約40%の予
    じめ調製されたポリマーの存在下でのその場でのフリー
    ラジカル重合によって調製され、上記予じめ調製された
    ポリマーが上記その場で調製されたポリマーと異なる疎
    水性を有する請求項10記載のトナー組成物。 12、ポリマー用のモノマーがスチレン、α−メチルス
    チレン、ビニルトルエン、n−アルキルメタクリレート
    、n−アルキルアクリレート、枝分れアルキルメタクリ
    レート、枝分れアルキルアクリレート、および塩素化オ
    レフィンからなる群より選ばれる請求項11記載のトナ
    ー組成物。 13、コロイド状でシリカ、金属塩、および脂肪酸の金
    属塩からなる群より選ばれる添加剤粒子をさらに含む請
    求項4記載のトナー組成物。 14、添加剤がステアリン酸亜鉛である請求項13記載
    のトナー組成物。 15、シェルがp,p′−ビフェノール、メチル−p−
    ベンゾキノン、および脂肪酸クロリドとの界面重合によ
    り調製される請求項1記載のトナー組成物。 16、シェルが約90〜約180℃の軟化点を有する請
    求項1記載のトナー組成物。 17、請求項1記載のトナー組成物とキャリヤー粒子を
    含む現像剤組成物。 18、請求項2記載のトナー組成物とキャリヤー粒子と
    を含む現像剤組成物。 19、請求項3記載のトナー組成物とキャリヤー粒子と
    を含む現像剤組成物。 20、請求項4記載のトナー組成物とキャリヤー粒子と
    を含む現像剤組成物。 21、キャリヤー粒子がその上にコーティングを含んで
    いる請求項20記載の現像剤組成物。 22、コーティングがポリマーを含み、キャリヤーのコ
    アがフェライトまたはスチールを含む請求項21記載の
    現像剤組成物。 23、ポリマーがフッ素化ポリマー、ポリスチレン、お
    よびスチレン、ブチルメタクリレートとオルガノトリエ
    トキシシランとのタ−ポリマーからなる群より選ばれる
    請求項22記載の現像剤組成物。 24、ポリマーコーティングがポリフッ化ビニリデンで
    ある請求項23記載の現像剤組成物。 25、静電潜像を光導電性像形成部材上に形成し、次い
    でのこの像を請求項1記載のトナー組成物現像し、その
    後像を適当な基体に転写し、像を基体に永久的に定着さ
    せることを含む像の現像方法。 26、静電潜像を光導電性像形成部材上に形成し、次い
    でこの像を請求項2記載のトナー組成物で現像し、その
    後像を適当な基体に転写し、像を基体に永久的に定着さ
    せることを含む像の現像方法。 27、静電潜像を光導電性像形成部材上に形成し、次い
    でこの像を請求項3記載のトナー組成物で現像し、その
    後像を適当な基体に転写し、像を基体に永久的に定着さ
    せることを含む像の現像方法。 28、静電潜像を光導電性像形成部材上に形成し、次い
    でこの像を請求項4記載のトナー組成物で現像し、その
    後像を適当な基体に転写し、像を基体に永久的に定着さ
    せることを含む像の現像方法。 29、顔料粒子がカーボンブラックを含む請求項4記載
    のトナー組成物。 30、顔料粒子がマグネタイトを含む請求項4記載のト
    ナー組成物。 31、シェルがサーモトロピック液晶ポリカーボネート
    、コポリカーボネート、ポリウレタン、ポリエステル、
    コポリエステル、ポリアミド、コポリアミド、およびポ
    リエステルアミドからなる群より選ばれる請求項1記載
    のトナー組成物。 32、シェルがサーモトロピック液晶ポリカーボネート
    、コポリカーボネート、ポリウレタン、ポリエステル、
    コポリエステル、ポリアミド、コポリアミド、およびポ
    リエステルアミドからなる群より選ばれる請求項2記載
    のトナー組成物。 33、シェルがサーモトロピック液晶ポリカーボネート
    、コポリカーボネート、ポリウレタン、ポリエステル、
    コポリエステル、ポリアミド、コポリアミド、およびポ
    リエステルアミドからなる群より選ばれる請求項3記載
    のトナー組成物。
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