JPS6328113Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6328113Y2 JPS6328113Y2 JP1981164976U JP16497681U JPS6328113Y2 JP S6328113 Y2 JPS6328113 Y2 JP S6328113Y2 JP 1981164976 U JP1981164976 U JP 1981164976U JP 16497681 U JP16497681 U JP 16497681U JP S6328113 Y2 JPS6328113 Y2 JP S6328113Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bottle
- hakama
- peripheral wall
- wall
- fitted
- Prior art date
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- Expired
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 20
- CURLTUGMZLYLDI-UHFFFAOYSA-N Carbon dioxide Chemical compound O=C=O CURLTUGMZLYLDI-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 6
- 229910002092 carbon dioxide Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000001569 carbon dioxide Substances 0.000 description 3
- 238000000071 blow moulding Methods 0.000 description 1
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本案は近時液体充填に用いられている袴付きの
二軸延伸壜に係る。
二軸延伸壜に係る。
[従来の技術]
この種壜として例えば実開昭55−164134号記載
の壜が知られている。該壜は、球面状底壁を有す
る壜の底部に有底の袴を嵌着させたもので、袴と
壜との嵌着部に凹凸部嵌合による抜止め手段を施
したものである。
の壜が知られている。該壜は、球面状底壁を有す
る壜の底部に有底の袴を嵌着させたもので、袴と
壜との嵌着部に凹凸部嵌合による抜止め手段を施
したものである。
[考案が解決しようとする問題点]
上記従来の袴付き壜は、高圧状態での炭酸ガス
含有液体充填等により壜が膨張することによる壜
底部からの袴の離脱を、上記凹凸部嵌合による抜
止め手段により防止するものであるが、その凹凸
部の嵌合が浅いと、上記壜膨張時に壜底壁が袴の
底壁を押圧する等の理由で袴の離脱を完全には防
止できなかつた。
含有液体充填等により壜が膨張することによる壜
底部からの袴の離脱を、上記凹凸部嵌合による抜
止め手段により防止するものであるが、その凹凸
部の嵌合が浅いと、上記壜膨張時に壜底壁が袴の
底壁を押圧する等の理由で袴の離脱を完全には防
止できなかつた。
本案は上記欠点の除去するものである。
[問題点を解決するための手段]
壜底部2を球面状に下方へ膨出すると共に、該
壜胴部の下部に壜起立用袴3の上部周壁3aを嵌
着させた袴付きの二軸延伸壜において、上記袴を
上下両面開口の筒状にすると共に、上部周壁3a
に比して下部周壁3bを大内径化させ、かつ上部
周壁の内周方向に適当数の窓孔4を適宜間隙をお
いて穿設して、その窓孔に面する壜壁部分を窓孔
内へ張出しさせた。
壜胴部の下部に壜起立用袴3の上部周壁3aを嵌
着させた袴付きの二軸延伸壜において、上記袴を
上下両面開口の筒状にすると共に、上部周壁3a
に比して下部周壁3bを大内径化させ、かつ上部
周壁の内周方向に適当数の窓孔4を適宜間隙をお
いて穿設して、その窓孔に面する壜壁部分を窓孔
内へ張出しさせた。
[作用]
壜1内へ例えば高圧状態で炭酸ガス含有液体を
充填し、密閉すると、袴3の上部周壁3aは壜胴
部の下部に嵌着させてあり、かつ袴の下部周壁3
bは上部周壁3aよりも大内径化させてあつて、
かつ袴は底壁を有しないから、壜が膨張すると、
相対的に上記上部周壁は壜胴部に喰い込むことと
なり、従つて壜内への高圧液体充填によつて、非
充填時よりもかえつて袴は外れ難くなる。
充填し、密閉すると、袴3の上部周壁3aは壜胴
部の下部に嵌着させてあり、かつ袴の下部周壁3
bは上部周壁3aよりも大内径化させてあつて、
かつ袴は底壁を有しないから、壜が膨張すると、
相対的に上記上部周壁は壜胴部に喰い込むことと
なり、従つて壜内への高圧液体充填によつて、非
充填時よりもかえつて袴は外れ難くなる。
[実施例]
1は底壁2を球面状に膨出させた二軸延伸壜
で、該壜下部には、壜起立用の袴3を嵌着させて
いる。該袴3は、第2図第3図が明確に示すよう
に、上下両端面開口の筒状をなすもので、かつ上
部周壁3aに比べて下部周壁3bをやや大内径化
させている。その上部周壁には適当数の窓孔4…
が円周方向に適当間隔をおいて穿設させてある。
該窓孔は、後述のように壜壁部分をその窓孔内に
張出させて壜下部に袴を嵌着させるためのもので
るから、上部周壁をあまり弱めない程度に大きく
穿設させる。
で、該壜下部には、壜起立用の袴3を嵌着させて
いる。該袴3は、第2図第3図が明確に示すよう
に、上下両端面開口の筒状をなすもので、かつ上
部周壁3aに比べて下部周壁3bをやや大内径化
させている。その上部周壁には適当数の窓孔4…
が円周方向に適当間隔をおいて穿設させてある。
該窓孔は、後述のように壜壁部分をその窓孔内に
張出させて壜下部に袴を嵌着させるためのもので
るから、上部周壁をあまり弱めない程度に大きく
穿設させる。
上記袴の窓孔4…内には、各窓孔に面する壜壁
部分5…を張出させて嵌合させる。その壜壁部分
外面は、袴の下部周壁の外面とほぼ面一に形成さ
せるとよい。
部分5…を張出させて嵌合させる。その壜壁部分
外面は、袴の下部周壁の外面とほぼ面一に形成さ
せるとよい。
壜下部に対する袴の嵌着は第3図のように行
う。既ち、吹込み成形用金型6内に袴3を予め嵌
合させておき、該金型のキヤビテイ7内にパリソ
ン8を入れ、二軸延伸する。該延伸により袴の窓
孔内に壜壁部分5…が入るから、冷却を待つて壜
を取出せばよい。
う。既ち、吹込み成形用金型6内に袴3を予め嵌
合させておき、該金型のキヤビテイ7内にパリソ
ン8を入れ、二軸延伸する。該延伸により袴の窓
孔内に壜壁部分5…が入るから、冷却を待つて壜
を取出せばよい。
[考案の効果]
本案は上記構成とするもので、袴の上部周壁に
適当数の窓孔4…を穿設させておき、その窓孔内
に壜壁部分を張出させて嵌合させるから、液体を
充填しない状態にあつても壜に対して袴は一体に
確実に嵌着されることとなり、又上記袴の下部周
壁3bは上部周壁よりも大内径化させてあるか
ら、例えば高圧状態での炭酸ガス含有液体充填に
より壜が膨張すると、袴の上部周壁3aに嵌合さ
れた壜胴部部分は上部周壁内面に圧接するだけで
その嵌合部分から外れた上下両部分だけが膨張す
ることとなるため、相対的に袴の上部周壁が壜胴
部に喰込むこととなつて、非充填時によりもかえ
つて袴を外れ難くすることが出来る。更に袴は下
面開口で底壁を有しないから、底壁を有する従来
の袴の場合のように、壜膨張時に壜底壁外面が袴
の底壁内面に圧接して押下げ、このため壜下部か
ら袴が外れることも全くない。
適当数の窓孔4…を穿設させておき、その窓孔内
に壜壁部分を張出させて嵌合させるから、液体を
充填しない状態にあつても壜に対して袴は一体に
確実に嵌着されることとなり、又上記袴の下部周
壁3bは上部周壁よりも大内径化させてあるか
ら、例えば高圧状態での炭酸ガス含有液体充填に
より壜が膨張すると、袴の上部周壁3aに嵌合さ
れた壜胴部部分は上部周壁内面に圧接するだけで
その嵌合部分から外れた上下両部分だけが膨張す
ることとなるため、相対的に袴の上部周壁が壜胴
部に喰込むこととなつて、非充填時によりもかえ
つて袴を外れ難くすることが出来る。更に袴は下
面開口で底壁を有しないから、底壁を有する従来
の袴の場合のように、壜膨張時に壜底壁外面が袴
の底壁内面に圧接して押下げ、このため壜下部か
ら袴が外れることも全くない。
第1図は本案壜の側面図、第2図は本案壜に嵌
着させる袴の斜視図、第3図は本案壜の成形方法
を示す説明図である。 1……二軸延伸壜、3……袴。
着させる袴の斜視図、第3図は本案壜の成形方法
を示す説明図である。 1……二軸延伸壜、3……袴。
Claims (1)
- 壜底部2を球面状に下方へ膨出すると共に、該
壜胴部の下部に壜起立用袴3の上部周壁3aを嵌
着させた袴付きの二軸延伸壜において、上記袴を
上下両面開口の筒状にすると共に、上部周壁3a
に比して下部周壁3bを大内径化させ、かつ上部
周壁の内周方向に適当数の窓孔4を適宜間隙をお
いて穿設して、その窓孔に面する壜壁部分を窓孔
内へ張出しさせたことを特徴とする二軸延伸壜。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16497681U JPS5870334U (ja) | 1981-11-05 | 1981-11-05 | 袴付き二軸延伸壜 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16497681U JPS5870334U (ja) | 1981-11-05 | 1981-11-05 | 袴付き二軸延伸壜 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5870334U JPS5870334U (ja) | 1983-05-13 |
JPS6328113Y2 true JPS6328113Y2 (ja) | 1988-07-29 |
Family
ID=29957187
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16497681U Granted JPS5870334U (ja) | 1981-11-05 | 1981-11-05 | 袴付き二軸延伸壜 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5870334U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0285151A (ja) * | 1989-08-04 | 1990-03-26 | Kirin Brewery Co Ltd | 耐熱,耐圧壜容器 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS588675Y2 (ja) * | 1977-12-10 | 1983-02-16 | 株式会社吉野工業所 | 袴状脚部を嵌合させた飽和ポリエステル樹脂製壜 |
JPS5758116Y2 (ja) * | 1977-12-12 | 1982-12-13 | ||
JPS55164134U (ja) * | 1979-05-11 | 1980-11-26 |
-
1981
- 1981-11-05 JP JP16497681U patent/JPS5870334U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5870334U (ja) | 1983-05-13 |
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