JPS63280931A - 粘性継手の組立方法 - Google Patents

粘性継手の組立方法

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JPS63280931A
JPS63280931A JP11218687A JP11218687A JPS63280931A JP S63280931 A JPS63280931 A JP S63280931A JP 11218687 A JP11218687 A JP 11218687A JP 11218687 A JP11218687 A JP 11218687A JP S63280931 A JPS63280931 A JP S63280931A
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clutch plate
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plate
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小川 信
Seiichi Hirai
誠一 平井
Masao Nitta
政雄 新田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A3発明の目的 (1)産業上の利用分野 本発明は粘性継手の組立方法、及びその方法の実施に使
用される、粘性継手用内、外側クラッチ板の重合供給装
置に関する。
(2)従来の技術 交互に重合される各複数枚の内、外側クラッチ板と;内
側クラッチ板の相互間または外側クラッチ板の相互間に
介装されてその間の間隔を規定する複数枚のガイドリン
グと;各内側クラッチ板を外周にスプライン結合した回
転軸と;この回転軸を回転可能に支持して該軸との間に
、各内、外側クラッチ板及びガイドリングが収容される
環状の粘性流体室を画成すると共に、内周には各外側ク
ラッチ板をスプライン結合した筒状ケースと;を有して
なる構造の粘性継手は公知である。
ところで従来、かかる粘性継手を組立てるに当っては、
先ず内、外側クラッチ板及びガイドリングを、粘性継手
の筒状ケース及び回転軸の何れか一方の部材に組付ける
ようにしており、その組付けに際しては3種類の環状体
、即ち内、外側クラッチ板及びガイドリングを一定の組
付順序で各一枚ずつ別々交互に手作業により組込むよう
にしている。
(3)発明が解決しようとする問題点 粘性継手において内、外側クラッチ板及びガイドリング
は使用個数(例えば外側クラッチ板34枚、内側クラッ
チ板33枚、ガイドリング32個)が多いので、それら
を一つずつ別々に前記筒状ケース或いは回転軸に組込ん
でいたのではその作業工数(内、外側クラッチ板及びガ
イドリングの総数と等しい)が非常に多くなり、その上
、それらの作業は、前記一定の組込順序を間違えないよ
うに一枚ずつ慎重に行う必要があるので、全体として作
業能率が非常に悪いという問題があった。
本発明は、かかる問題点を解決し得る粘性継手の組立方
法、及び粘性継手用内、外側クラッチ板の重合供給装置
を提供することを目的とする。
B0発明の構成 (1)  問題点を解決するための手段上記目的を達成
するために第1発明は、粘性継手の回転軸及びケースの
何れか一方の部材に内、外側クラッチ板及びガイドリン
グを組付けるに当り、各一枚の内、外側クラッチ板を予
め一定の積重ね順序で二枚重ねして形成した複合板を前
記一方の部材に組込む工程と、一個のガイドリングを前
記一方の部材に組込む工程とを交互に繰り返すことを特
徴とし、また第2発明は、外側クラッチ板及び内側クラ
ッチ板を所定方向に搬送し得る搬送コンベアと;この搬
送コンベアの搬送面上にその搬送方向に互いに間隔を存
して内、外側クラッチ板をそれぞれ一枚宛同時に供給し
得る内、外側クラッチ板供給装置と;前記搬送コンベア
の搬出部に隣接して設けられ、その搬出部より順次搬出
された内、外側クラッチ板をそれらの重合状態で受容し
得る受け台と;を備え、前記受け台の底面が、前記搬出
部における搬送面よりも低位に設定されることを特徴と
する。
(2)作 用 第1発明の構成によれば、回転軸及び筒状ケースの何れ
か一方の部材に各一枚の内、外側クラッチ板を−4めに
して同時に組付けることができるから、これらクラッチ
板の組付作業能率が大幅に向上する。
また第2発明の構成によれば、搬送コンベアの搬送面上
にその搬送方向に間隔を存して同時に供給される各一枚
の内、外側クラッチ板は、搬送コンベアによって受け台
に順次に搬送され、その搬送順に従って受け台上で上下
に自動的に積重ねら、れるから、作業員は、受け台にお
いて常に一定の上下関係で二枚重ねされた内、外側クラ
ッチ板を受取ることができる。
(3)実施例 以下、図面により本発明の一実施例について説明すると
、第1図において粘性継手1は、ケース2と、このケー
ス2に回転自在に支承される回転軸3と、ケース2の内
周にスプライン結合される34枚の外側クラッチ板5と
、各外側クラッチ板5間に配置されると共に回転軸3外
周にスプライン結合される33枚の内側クラッチ板4と
、各内側クラッチ板4間に介挿されてその間の間隔を規
定する32個のガイドリング6とを備えている。
前記ケース2は、一端に端壁7を有する有底状の円筒体
8と、その円筒体8の開口端にシール部材10を介して
取付けられる閉塞板9とから成る。
回転軸3は、軸受11およびシール部材12を介゛  
して円筒体8の端壁7に同軸にかつ回転自在に支承され
るとともに、軸受13およびシール部材14.15を介
して閉塞板9に同軸にかつ回転自在に支承される。この
ケース2と回転軸3とにより環状の粘性流体室16が画
成される。
粘性流体室16に臨む部分で回転軸3には軸方向に間隔
をあけた位置にサークリップ17.18が嵌着、固定さ
れる。これらのサークリップ17゜18間で回転軸3に
は33枚の内側クラッチ板4の内周が、相互間にガイド
リング6をそれぞれ介在させてスプライン結合される。
また、外側クラッチ板5は、ガイドリング6で相互間の
間隔を規定された各内側クラッチ板4間、及び両端の内
側クラッチ板4の各外側に配置されており、それらの外
側クラッチ板5の外周はケース2における円筒体8の内
周にスプライン結合される。ガイドリング6は、外側ク
ラッチ板5の内径よりも小なる外径を有しており、外側
クラッチ板5の径方向内側で各内側クラッチ板4間に介
在せしめられる。
次にかかる粘性継手1を組立てるための組立装置Aの構
造を第2〜5図を参照して説明すると、組立装rIIA
は、固定の基台20と、この基台20上に設置されて内
、外側クラッチ板4.5を二枚重ねの状態で供給し得る
クラッチ板重合供給装置21と、同じく基台20上に設
置されたガイドリング支持柱22と、内、外側クラッチ
板4.5及びガイドリング6を回転軸3に組付けると共
にその後ケース2に組付けるための組付装置23とより
構成される。
前記クラッチ板重合供給装置21は、基台20上に設け
られてその左右方向にのびるベルト式の搬送コンベア2
4と、そのコンベア24の一側にその搬送方向に沿って
順次配列される外側クラッチ板供給装置P、及び第1〜
第5内側クラツチ板供給装置P、xpsと、搬送コンベ
ア24の搬出部24aに隣接して基台20上に固設され
、その搬出部24aより順次搬出された内、外側クラッ
チ板4.5をそれらの重合状態で受容し得る受け台25
とを備える。
前記外側クラッチ板供給装置P、は、第3図に示すよう
に搬送コンベア24に隣接して基台20上に立設される
マガジン26゜を有しており、このマガジン26゜内に
は多数の外側クラッチ板5が積層状態で収容され、また
そのマガジンの底面26a0は、搬送コンベア24のケ
ース側壁27に穿設されるスリット27a及びそのコン
ベア24の搬送面24bと略同じ高さに設定される。さ
らにマガジン26゜の、搬送コンベア24に隣接する側
壁には、外側クラッチ板5が一枚だけ通過し得るスリッ
ト26b、が設けられ、そのスリン)26boの下面と
マガジン26゜の底面26a。とは同一面に形成される
。マガジン26゜の−側において基台20上にはシリン
ダ28゜が固定され、このシリンダ28oのピストンロ
ッド29゜の先端は、マガジン26゜とシリンダ28゜
との間に連結橋架した一対のガイド棒30゜に摺動案内
されるブツシャ31oに連結される。このブツシャ31
゜の先部31a0は、外側クラッチ板5の板厚と同じか
それより僅少の厚みの偏平板状に形成されていて、マガ
ジン26゜の底面26a・に摺接しており、従ってシリ
ンダ2日。の作動によりブツシャ31oがマガジン26
゜側へ前進すると、そのブツシャ先部31a0はマガジ
ン26゜内の最下層の外側クラッチ板5を一枚だけスリ
ット26ba、27aを通して搬送コンベア24の搬送
面24b上に押出すことができる。さらにマガジン26
゜には搬送コンベア24上に延びる支持片32゜が支持
されており、この支持片32゜には、外側クラッチ板5
が搬送面24b上に押出されたことを確認するための光
フアイバ式の押出し確認センサ33゜が設けられる。
第1〜第5内側クラツチ板供給装置P1〜P。
の構造も前記外側クラッチ板供給装置P、の構造と全く
同様であるので、その説明は省略する。尚、第1〜第5
内側クラツチ板供給装置P1〜P、の各マガジン261
〜26s内には後述するように互いに厚みの異なる内側
クラッチ板4がそれぞれ収容される。
前記受け台25は、第2.4図に示すように搬送コンベ
ア24の搬出部24aにおける搬送面よりも低位に配設
される方形の底壁34と、この底壁34の搬送コンベア
24に沿う一側縁及び同コンベア24と反対側の端縁よ
りそれぞれ立上る一側壁35及び端壁36とより構成さ
れ、底壁34の、搬送コンベア24に隣接する部分には
、該コンベア24より搬出される各クラッチ板4,5を
 ゛減速すると共にそのクラッチ板4.5が前記端壁3
6に衝突してコンベア24側に跳返るのを阻止するため
のゴム板37が固着され、このゴム板37と底壁34上
面との間には段差が形成される。
また底壁34の、前記端壁36に近い部分には、該底壁
34上にクラッチ板4.5が到達したこと及びそこから
作業員によって取出されたことを確認するための光フア
イバ式の到着取出確認センサ38が設けられる。
前記ガイドリング支持柱22は、前記受け台25に近接
して基台20上に立設される中空円筒体に形成され、上
下方向にのびるスリン)22aを有している。而してガ
イドリング支持柱22の外周には多数のガイドリング6
が積層状態で嵌合保持される。
前記組付装置23は、第5図に示すように基台20の底
部に一端が固着される横断面路コ字形の振動板39と、
この振動板39の他端と基台20間に介装されるゴムマ
ウント40と、同振動板39の中間部に固着されるバイ
ブレータ41とより構成され、振動板39上には、粘性
継手1の回転軸3を直立状態で支持するための治具42
が設けられる。この治具42には、回転軸3を着脱可能
にクランプするための操作ハンドル43が付設される。
さらに基台20には、操作ボックス44上の操作ボタン
45や前記各センサ33゜〜33%、38の検知信号を
受けて各クラッチ板供給装置P0〜P5及び搬送コンベ
ア24を自動運転制御するための制御盤46が設置され
る。この制御盤46の正面には、各クラッチ板供給装置
P0〜P、によるクラッチ板押出し回数を各別に表示す
る表示部47が設けられる。
次に前記組立装置Aを使用して粘性継手lを組立てる手
順について説明する。第1〜第4内側クラツチ板供給装
置P1〜P4のマガジン26.〜264には、例えば0
.6aum、0.7mm、0.9−11゜0LII11
の厚さの内側クラッチ板4がそれぞれ収容され、第5内
側クラッチ板供給装置P、のマガジン26、には、外側
クラッチ板5の板厚0.8 mと同じ板厚の内側クラッ
チ板4が収容されている。
先ず、粘性継手1の回転軸3を、それにサークリップ1
7を嵌着した状態で治具42により直立支持した後、そ
れをパイプレーク4の作動に応じて振動させる。
かかる状態で操作ボックス44上の起動スイッチを押す
と、外側クラッチ板供給装置P0及び第5内側クラッチ
板供給装置P、の各シリンダ286.285が作動して
対応するブツシャ31.。
31、を前進させ、該ブツシャ先部31ao、31as
がマガジン26゜、26.内の最下層のクラッチ板5,
4を搬送コンベア24の搬送面24b上に略同時に押出
す。その押出しが押出し確認センサ33゜、33.によ
りfl!認されると、その確認信号に基き搬送コンベア
24が自動的に起動して内、外側クラッチ板4.5を自
動搬送し、その搬出部24aより受け台25上に内、外
側クラッチ板4.5が順次到着する。而してその到着に
際して各クラッチ板4,5にはゴム板37との摩擦接触
によって適度なブレーキ作用が付与されるので、クラッ
チ板4.5は受け台25の端壁36に勢いよく衝突する
ことなくその底壁34上に載置され、また万一、端壁3
6との衝突によってクラッチ板4.5が跳返ってもゴム
板37に緩衝的に当たるので、底壁34上より飛び出す
惧れはない、またその底壁34は搬送コ、ンベア24の
搬送面24bよりも低位にあるので、内、外側クラッチ
板4.5を、受け台25上で内側クラッチ板4が常に下
側になるように上下に2枚重ねすることができる。かく
して内、外側クラッチ板4.5を二枚重ねしてなる複合
板Cが得られる。
かかる複合板Cを作業員が手に持ち、振動中の回転軸3
にその上端から嵌合降下させ、次いでガイドリング支持
柱22よりガイドリング6を一個だけ取出して、同回転
軸3にその上端より嵌合降下させる。
受け台25上に内、外側クラッチ板4,5が到着したこ
と、及びその受け台35から内、外側クラッチ板4,5
が取出されたことが到着取出lIf認センサ38によっ
て’fllLlされると、その確認信号に基き、搬送コ
ンベア24が停止すると共に、次の外側クラッチ板供給
装置P0及び第5内側クラッチ板供給装置PSの作動が
開始され、以下、前述と同様の作動が27回繰り返され
る。そしてその作動はカウントされ、そのカウント数が
28回に達すると、各クラッチ板供給装置P?、PSの
作動は停止する。
そこでパイブレーク41を一旦停止させ、作業員は、粘
性流体室16において残りの内、外側クラッチ板が占め
るべき最適のクリアランスを治具(図示せず)により計
測し、そのクリアランスに対応した、残り5枚の内側ク
ラッチ板4の厚みの組み合せを、操作ボックス44上の
操作ボタン45の選択操作によって適宜選定する。即ち
、操作ボックス44の表示部48には下記の表のように
、上記クリアランスと、そのクリアランスを埋めるのに
必要な5種類の厚みの内側クラッチ板4の組み合せ枚数
とが表示されており、そのクリアランスに対応した操作
ボタン45を選んで押すだけで、残り5枚の内側クラッ
チ板4を、その選定された組み合せに対応した内側クラ
ッチ板供給装置P1〜P、より必要な枚数だけ供給でき
るようになっている。
而して上記クリアランスが例えばl O,2msである
とすれば、漱8の操作ボタン45を押すことによって、
前述のような二枚重ねの内、外側クラッチ板4,5より
なる複合板Cの供給サイ・タルが都合5回繰り返され、
その際に搬送コンベア24上へは第3内側クラッチ板供
給装置P、より0.9 amの内側クラッチ板4が各供
給サイクル毎に一枚ずつ供給される。そしてかかる5回
の供給サイクルが終了すれば、その次には外側クラッチ
板供給装置Paのみが作動して受け台25上には一枚の
外側クラッチ板5だけが供給待機する。
ところで回転軸3が振動している状態で複合板Cを回転
軸3に嵌挿すると、複合板Cも振動し、回転軸3と内側
クラッチ板4とのスプライン位相が一致したときに回転
軸3′に沿って落下する。すなわち複合板Cを回転軸3
に嵌込んだときに該軸3と内側、クラッチ板4どのスプ
ライン位相を考慮していなくとも複合板Cの内側クラッ
チ板4は自動的に回転軸3にスプライン結合しながら落
下していくので、複合板Cの回転軸3に対する組付けを
極めて簡単に行うことができる。
そして上記のようにして各33枚の内、外側クラッチ板
4,5及び32個のガイドリング6を回転軸3に組付け
た状態で回転軸3にサークリップ18を嵌着して内挿集
合体19が完成する。
次に回転軸3を直立して振動させた状態のままで、内挿
集合体19の上方から、端壁7を上方にした鉛直状態の
円筒体8を徐々に降下させて被せる。この際、内挿集合
体19における外側クラッチ板5のスプライン位相は、
ばらばらであるが、円筒体8が対応する位置まで降下し
て来たときに、振動によりスプライン位相が次々に一致
していき、回転軸3がシール部材12を嵌着した端壁7
に挿入するまで円筒体8が降下する。そこで、円筒体8
の開口端側に、受け台25上に待機する唯一枚の外側ク
ラッチ板5をスプライン嵌合させ、さらにシール部材1
4.15および軸受13を装着した閉塞板9を取付ける
とともに、端壁7と回転軸3間にも軸受11を介挿する
このようにして粘性継手1の組立が終了するが、組付途
中で内側クラッチ板4および外側クラッチ板5のスプラ
イン位相に注意を払わずにすむので、組立が極めて容易
となる。
尚、前記実施例においては、押出しセンサ33゜;33
1〜33.によって内、外側クラッチ板4.5が搬送コ
ンベア24上にそれぞれ供給されたことを確認し、且つ
到着取出確認センサ38によって受け台25上に内、外
側クラッチ板4.5が到着したこと、及びそこから作業
員によって取り出されたことを確認してからでないと、
次のクラッチ板供給装置Po1P+〜P、の作動が開始
しないので、誤組防止に有効である。
C0発明の効果 以上のように第1発明によれば、粘性継手の回転軸及び
ケースの何れか一方の部材に内、外側クラッチ板及びガ
イドリングを組付けるに当り、各一枚の内、外側クラッ
チ板を予め一定の積重ね順序で二枚重ねして形成した複
合板を前記一方の部材に組込む工程と、一個のガイドリ
ングを前記一方の部材に組込む工程とを交互に繰り返す
ようにしたので、前記一方の部材に各一枚の内、外側ク
ラッチ板を−4めにして同時に組付けることができ、し
たがって、従来方法の如く内、外側クラッチ板を別々に
一枚ずつ組付けるものに比べてクラッチ板の組付作業能
率を大幅に向上させることができる。
また第2発明によれば、粘性継手の外側クラッチ板及び
内側クラッチ板を所定方向に搬送し得る搬送コンベアと
;この搬送コンベアの搬送面上にその搬送方向に互いに
間隔を存して内、外側クラッチ板をそれぞれ一枚宛同時
に供給し得る内、外側クラッチ板供給装置と;前記搬送
コンベアの搬出部に隣接して設けられ、その搬出部より
順次搬出された内、外側クラッチ板をそれらの重合状態
で受容し得る受け台と;を備え、前記受け台の底面が、
前記搬出部における搬送面よりも低位に設定されるので
、搬送コンベアの搬送面上にその搬送方向に間隔を存し
て同時に供給される各一枚の内、外側クラッチ板は、搬
送コンベアによって受け台に順次に搬送されて、その搬
送順にしたがって受け台上で上下に自動的に積重ねられ
、その結果、作業員は、受け台上において常に一定の上
下関係で二枚重ねされた内、外側クラッチ板を受取るこ
とができて便利である。また内、外側クラッチ板を一定
の上下関係で積重ねるために内、外側クラッチ板供給装
置の供給タイミングを相互に異ならせる必要はないから
、それら供給装置の制御が容易である上、供給タイミン
グの差による時間的なロスがなく、内、外側クラッチ板
を受け台に能率よく供給し得る。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は粘性継
手の縦断面図、第2図は組立装置の全体斜視図、第3図
は第2図のlll−1線拡大断面図、第4図は第2図の
IV−IV線拡大断面図、第5図は第2図の■矢視拡大
図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)交互に重合される各複数枚の内、外側クラッチ板
    と;内側クラッチ板の相互間または外側クラッチ板の相
    互間に介装されてその間の間隔を規定する複数枚のガイ
    ドリングと;各内側クラッチ板を外周にスプライン結合
    した回転軸と;この回転軸を回転可能に支持して該軸と
    の間に、各内、外側クラッチ板及びガイドリングが収容
    される環状の粘性流体室を画成すると共に、内周には各
    外側クラッチ板をスプライン結合した筒状ケースと;を
    有してなる粘性継手の組立方法において、前記回転軸及
    びケースの何れか一方の部材に前記内、外側クラッチ板
    及びガイドリングを組付けるに当り、各一枚の内、外側
    クラッチ板を予め一定の積重ね順序で二枚重ねして形成
    した複合板を前記一方の部材に組込む工程と、一個のガ
    イドリングを前記一方の部材に組込む工程とを交互に繰
    り返すことを特徴とする粘性継手の組立方法。
  2. (2)粘性継手のケース内周にスプライン結合される外
    側クラッチ板、及びそのケースに支承した回転軸外周に
    スプライン結合される内側クラッチ板を所定方向に搬送
    し得る搬送コンベアと;この搬送コンベアの搬送面上に
    その搬送方向に互いに間隔を存して内、外側クラッチ板
    をそれぞれ一枚宛同時に供給し得る内、外側クラッチ板
    供給装置と;前記搬送コンベアの搬出部に隣接して設け
    られ、その搬出部より順次搬出された内、外側クラッチ
    板をそれらの重合状態で受容し得る受け台と;を備え、
    前記受け台の底面は、前記搬出部における搬送面よりも
    低位に設定されてなる、粘性継手用内、外側クラッチ板
    の重合供給装置。
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