JPS63278489A - リモ−トコントロ−ル装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野〕 この発明は、リモートコントロール装置に関し、特にセ
キュリティ（防犯）を考慮したリモートコントロール装
置に関するものである。

〔従来の技術〕

第２図は従来のリモートコントロール（以下リモコンと
略す）装置を示すブロック図であり、図において１はリ
モコン送信機、２はリモコン送信機１より送信されるリ
モコン信号、３はリモコン信号２を受信しこれを処理す
るリモコン受信機、７は本リモコン装置により制御され
る被制御装置、４．５．６はリモコン受信機３内の機能
ブロックで、４はリモコン信号受信部、５は受信信号判
別部、６は受信信号復号部である。

第３図はリモコン信号の構成を示す図で、図中１０は機
器識別コード、１１は命令コードである。

次に動作について説明する。まず、リモコン送信機１よ
りリモコン信号２が送信され、次にこのリモコン信号２
をリモコン受信機３のリモコン信号受信部４が受信する
。リモコン信号受信部４はリモコン信号２の情報を電気
信号に変換し、受信信号判別部５に送る。受信信号判別
部５では、受信信号が自分のシステムが採用している信
号フォーマントであるかどうか、例えば全体のビット数
、各ビットのビット構成、全体のワード構成、“Ｈ”“
Ｌ”の時間区分等をチェックし、受信信号が自分のシス
テムの信号フォーマットでなければそれ以上の処理は行
わず、受信信号が自分のシステムの信号フォーマットで
あれば受信信号を受信信号復号部６へ送る。

受信信号復号部６は、まず、リモコン信号２に含まれる
機器識別コードを解読し、もし、この識別コードが自分
の機器に割当てられた識別コードと違っていれば以後の
処理を行わず、もし、この識別コードが自分の識別コー
ドと一致すれば次に命令コードを解読する。命令コード
解読後その命令に対応する指示を被制御装置７へ出す。

〔発明が解決しようとする問題点〕

従来のリモコン装置は以上のように構成されていたので
、リモコンをセキエリティシステムに応用した場合（例
えば、ドア用のリモコン錠など）、そのシステム固有の
リモコン信号フォーマットが知られていれば、リモコン
信号の機器識別コードを自動的に連続して生成し送信で
きる送信機（作成は比較的容易と考えられる）により第
３者にもそのリモコン装置が操作可能となり、防犯性が
著しく失われるという問題があった。

この発明は上記のような問題点を解決するためになされ
たもので、上記のような機器識別コードを変化できるリ
モコン送信機に対して防犯性の高いセキュリティシステ
ムを構成できるリモコン装置を得ることを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明に係るリモコン装置は、そのリモコンシステム
固有の信号フォーマットでありかつ機器識別コードのみ
異なるリモコン信号を受信した場合には、その後の一定
期間内は受信処理を行わないようにする制御手段を備え
たものである。

〔作用〕

この発明におけるリモコン装置は、受信側において機器
識別コードを解読し、これが自分に割り当てられたコー
ドと異なる場合には、タイマを作動させ、このタイマが
所定の時間を計測し終わるまで受信処理の一部又は全部
を行わない構成としたから防犯性の高いセキュリティシ
ステムを実現できる。

〔実施例〕

以下、この発明の一実施例を図について説明する。第１
図において、１はリモコン送信機、２はリモコン信号、
３はリモコン受信機、４．５．６はリモコン受信機３内
の機能ブロックで、４はリモコン信号受信部、５は受信
信号判別部、６は受信信号復号部であり、８は受信信号
復号部６から出されるスタート信号によりカウントを開
始するタイマ、７は被制御装置である。

次に動作について説明する。まず、リモコン送信機より
リモコン信号２が送信され、次にこのリモコン信号２を
リモコン受信機３のリモコン信号受信部４が受信する。

リモコン信号受信部４はリモコン信号２の情報を電気信
号に変換し、受信信号判別部５に送る。受信信号判別部
５では、受信信号が自分のシステムが採用している信号
フォーマットであるかどうか（例えば全体のビット数。

各ビットのビット構成、全体のワード構成、“Ｉ］”。

“Ｌ′の時間区分等）をチェックし、受信信号が自分の
システムの信号フォーマットでなければそれ以上の処理
は行わず、受信信号が自分のシステムの信号フォーマッ
トであれば受信信号を受信信号復号部６へ送る。

受信信号復号部６は、まず、リモコン信号２に含まれる
機器識別コード１０を解読し、もし、この識別コードが
自分の機器に割り当てられた識別コードと一敗していれ
ば、次に命令コードを解読し、この命令に対応する指示
を被制御袋Ｔ１７へ出す。ここでもし、解読した識別コ
ードが自分のコ−ドと違っていれば、命令コードの解読
、被制御装置７への指示は行わず、代わりにタイマ８へ
起動信号を出しタイマ８を作動させ時間を計らせる。

タイマ８は、動作し始めてから一定時間を計時し終わる
までの間、リモコン信号受信部４．受信信号判別部５．
受受信号復号部６の全部又はそのうちのひとつ以上に各
々の機能を停止させる停止信号を出す、これにより、こ
の一定時間内は受信機３はリモコン信号を受は付けない
か受けてもその処理は行わない、タイマ８が上記一定時
間を計時し終わると上記の停止信号を解除し、受信機３
を再び動作状態（受信処理可能な状Ｂ）とする。また同
時に、タイマ８自身は計時をやめ、計数値をリセットす
る。

なお上記実施例では、−回でも機器識別コードが異なる
リモコン信号を受信したら、タイマ８が動作し始め一定
時間は受信機３の機能が停止するとしたが、例えば、受
信信号復号部６とタイマ８の間にカウンタを設け、この
カウンタにより機器識別コードが異なるリモコン信号を
連続して受信した回数を計数し、これがある値以上にな
ったらタイマを動作させるようにしてもよい。

〔発明の効果〕

以上のようにこの発明によれば、リモートコントロール
装置において受信機側に機器識別コードが自分の機器に
割当てられた識別コードと異なるリモコン信号を受信し
た場合には、その後の一定時間は受信処理を行わないよ
うにする制御手段を備えた構成としたから、リモコン信
号中の機器識別コードを連続して自動的に生成し送信で
きる送信機に対して極めてセキュリティ性の高いものが
得られる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例によるリモコン装置のブロ
ック図、第２図は従来のリモコン装置のブロック図、第
３図はリモコン信号の構成図である。 １はリモコン送信機、２はリモコン信号、３はリモコン
受信機、４はリモコン信号受信部、５は受信信号判別部
、６は受信信号復号部、７は被制御装置、８はタイマ、
１０は機器識別コード、１１は命令コード。 なお図中同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）　システム固有のフォーマットで構成され、少な
   くとも個々の被制御機器識別用コードを有するリモート
   コントロール信号を用いるリモートコントロール装置に
   おいて、 該リモートコントロール装置の受信側において上記シス
   テム固有のフォーマットでかつ上記機器識別用コードが
   該受信機に割り当てられた機器識別コードと異なるリモ
   ートコントロール信号を所定回数連続して受信した場合
   には、該リモートコントロール信号受信後の一定期間は
   、リモートコントロール信号の受信、受信信号の判別・
   判定・復号、あるいは被制御装置の制御の受信処理の全
   部又は一部を行わないようにする制御手段を備えたこと
   を特徴とするリモートコントロール装置。
2. （２）　上記所定回数が１回に設定されていることを特
   徴とする特許請求の範囲第１項記載のリモートコントロ
   ール装置。
3. （３）　上記所定回数が２回以上のいずれかの回数に設
   定されていることを特徴とする特許請求の範囲第１項記
   載のリモートコントロール装置。