JPS6327811Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6327811Y2
JPS6327811Y2 JP4542384U JP4542384U JPS6327811Y2 JP S6327811 Y2 JPS6327811 Y2 JP S6327811Y2 JP 4542384 U JP4542384 U JP 4542384U JP 4542384 U JP4542384 U JP 4542384U JP S6327811 Y2 JPS6327811 Y2 JP S6327811Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
shaft cylinder
presser
spiral groove
coating material
Prior art date
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Expired
Application number
JP4542384U
Other languages
English (en)
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JPS60155981U (ja
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Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP4542384U priority Critical patent/JPS60155981U/ja
Publication of JPS60155981U publication Critical patent/JPS60155981U/ja
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Publication of JPS6327811Y2 publication Critical patent/JPS6327811Y2/ja
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  • Pens And Brushes (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は軸筒内に配置された押圧変形可能な塗
布材収納室を押圧することにより、該塗布材収納
室に収納される化粧液、インキ等の塗布材をペン
先に供給するようにした塗布具に関するものであ
る。
(従来の技術) 従来この種塗布具としては実公昭50−10925号
公報に開示される如く、前軸と回動自在となした
後軸を回転させることで螺子杆を前軸の螺子孔に
沿つて前進させ、この螺子杆先端部のピストンで
前軸内に収納される塗布材を軸筒先端部のペン先
に供給するようにしたものが知られている。
(考案が解決しようとする問題点) しかし乍らこの種構造では、塗布具の全長が螺
子杆の可動ストロークの倍近く必要な為塗布具自
体が長く大型になつてしまうという不具合があ
る。この点については、前記構造を相対的に変
え、即ち、前軸と回転自在となした後軸に螺子杆
を一体に設け、この螺子杆の回転でこの螺子杆と
螺合する前軸内のピストンを前進させるようにす
れば、螺子杆は定位置で回転するのみであるから
塗布具の全長もさほど長くならずに済む訳だが、
この構造でも、螺子杆とピストンの螺合部分が前
軸内の塗布材と接触することになるので、作動不
良を生じ易いという欠点がある。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上述せる問題に鑑みなされたものであ
つて、内壁に螺旋溝を設けてなる軸筒と、該軸筒
内に回転自在に配置され長手方向のスリツトを有
する回転子と、該回転子を回転させる軸筒後端よ
り突出した操作体と、その突片を回転子のスリツ
ト内に位置するとともに、前記螺旋溝に係合して
なる押圧子と、該押圧子で押圧変形可能であつて
前記軸筒先端部に取り付けられたペン先と連通す
る塗布材収納室とにより構成される塗布具を要旨
とすることにより、塗布具自体が長く大型になら
ないことは勿輪のこと、作動不良を生じにくく、
かつ、安定した塗布材の供給を行うことのできる
塗布具を提供せんとするものである。
(作用) 軸筒後端より突出した操作体を操作して、回転
子を回転すれば、この回転子のスリツト内に突片
を位置し、かつ、その突片を軸筒内壁の螺旋溝に
係合している押圧子は螺旋溝に沿つて回転しなが
ら前進する。そして、この押圧子の前進により塗
布材収納室は押圧されて変形し、収納されている
塗布材はペン先に供給される。
(実施例) 以下本考案を添付図面に示す実施例に基づき詳
細に説明する。
参照符号1は先端部に合成繊維束、天然繊維
束、ウレタン、スポンジ等の毛細管作用を有する
ペン先2が嵌合、接着等の適宜手段又はホルダー
を用いて取り付けられた軸筒であつて、該軸筒1
の内壁には螺旋溝3が一体又は別体で設けられて
いる。4は長手方向のスリツト5が適宜数(図中
は2箇所)形成されてなる回転子であり、該回転
子4は軸筒1の内面にその端部を回転自在に支持
され、かつ、その後部を軸筒1後端より突出して
配置された一体もしくは別体形成(図中は別体)
による操作体13に接続している。6は押圧子で
あつて、該押圧子6は、前記回転子4のスリツト
5内に位置するとともに前記軸筒1の螺旋溝3と
係合する適宜数(図中は2箇所)の突片7を有し
ている。8は前記押圧子6で押圧変形可能であつ
て軸筒1内に配置されるゴム、軟質樹脂等からな
る塗布材収納室であり、該塗布材収納室8は前記
軸筒1のペン先2と連通している。尚、図示した
例では塗布材収納室8を蛇腹状のものをもつて示
したが、形状はその他種々採用できる。
次に上記実施例に示す塗布具の使用方法につい
て説明する。
軸筒1の後端より突出せる操作体13を回転す
れば、該回転子4のスリツト5内に突片7を位置
するとともにその突片7を軸筒1の螺旋溝3に係
合している押圧子6は螺旋溝3に沿つて回転しな
がら前進することになる。この押圧子6の回転前
進でペン先2と連通せる塗布材収納室8が押圧さ
れて変形し収納される塗布材がペン先2に供給さ
れる。
上述せる構造の塗布具にあつては、螺旋溝3と
押圧子6の突片7との係合状態如何では塗布材収
納室8の復元性で押圧子6が逆転し後退すること
も考えられるので、このような場合には図面に例
示した如くの逆転防止機構を設けると良い。該逆
転防止機構は、回転子4のキー4aを遊動クラツ
チ9のキー溝9aに係合することで該遊動クラツ
チ9と回転子4とを一体に回転するようにすると
ともに該遊動クラツチ9をスプリング10で前方
に付勢して軸筒1に固定される固定クラツチ11
に圧接噛合して構成されている。両クラツチ9,
10の噛合部分の歯形は一方向のみ回転が許容さ
れるようなされているから、たとえ押圧子6が後
方に付勢された場合でも逆転して後退することは
ない。又、この機構を採用すれば回転子4の回転
量を遊動クラツチ9の回転移動歯数で数えること
もできるので、ペン先2への塗布材の供給量の調
節が容易に行い得る。
尚、本考案では押圧子の前進後退機構とペン先
とを分離して構成できるので、軸筒1を12の部分
で取り外し可能となせば、塗布材収納室のみ或い
はペン先と塗布材収納室を交換するようなしたカ
ートリツジ化にも適するものである。
(考案の効果) 以上の如く本考案では、軸筒内壁の螺旋溝に係
合する押圧子を回転により前進させ、該押圧子で
軸筒内に配置した塗布材収納室を押圧変形させて
ペン先に塗布材を供給するようになしたので、塗
布具自体が長く大型になるといつた不具合や作動
不良を生じ易い従来の欠点を排除でき、コンパク
トで安定した塗布材の供給を行うことのできる塗
布具を提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
縦断面図、第2図、第3図は各々第1図のA−A
線、B−B線断面図である。 1……軸筒、2……ペン先、3……螺旋溝、4
……回転子、5……スリツト、6……押圧子、7
……突片、8……塗布材収納室、13……操作
体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内壁に螺旋溝3を設けてなる軸筒1と、該軸筒
    1内に回転自在に配置され長手方向のスリツト5
    を有する回転子4と、該回転子4を回転させる軸
    筒1後端より突出した操作体13と、その突片7
    を回転子4のスリツト5内に位置するとともに、
    前記螺旋溝3に係合してなる押圧子6と、該押圧
    子6で押圧変形可能であつて前記軸筒1先端部に
    取り付けられたペン先2と連通する塗布材収納室
    8とにより構成される塗布具。
JP4542384U 1984-03-29 1984-03-29 塗布具 Granted JPS60155981U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4542384U JPS60155981U (ja) 1984-03-29 1984-03-29 塗布具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4542384U JPS60155981U (ja) 1984-03-29 1984-03-29 塗布具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60155981U JPS60155981U (ja) 1985-10-17
JPS6327811Y2 true JPS6327811Y2 (ja) 1988-07-27

Family

ID=30558912

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4542384U Granted JPS60155981U (ja) 1984-03-29 1984-03-29 塗布具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60155981U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102223082B1 (ko) * 2019-10-02 2021-03-03 장상훈 접힘식 실리콘 용기 및 이를 이용한 실리콘 자동 투입기

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102223082B1 (ko) * 2019-10-02 2021-03-03 장상훈 접힘식 실리콘 용기 및 이를 이용한 실리콘 자동 투입기

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60155981U (ja) 1985-10-17

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