JPS63277895A - ポンプ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、異物による拘束や空運転等の異常運転におけ
るポンプ装置の保護に関する。

「従来の技術」 ポンプ装置は、異物が回転部分に入って回転が拘束され
たり、水がなくなって空運転となることがある。

そして、ポンプ装置は、この様な異常運転によってポン
プを駆動する電動機やポンプ事態に異常が発生すること
が必る。

すなわち、回転が拘束されるといかなる電動機の場合で
も加熱して焼損する恐れがあり、また、空運転の場合、
ポンプの軸封装置等の部品を破損したり、高温でバッキ
ングの破損が発生するなどの恐れがあった。

特に、整流子電動機等の無負荷で回転数が上昇する特性
を有する電動機を用いる場合は、この様な異常運転に際
し、短時間で破損する恐れがあった。

「発明が解決しようとする問題点」 従来のポンプ装置は、電動機の異常温度上昇を検出した
り、過負荷による過大な運転電流を検出して電動機を停
止させる、一種のヒユーズが備えられ保護装置としてい
たが、これでは、空運転による軸封装置等の破損が防止
できなかった。

本発明は、この様な事情に鑑みてなされたものでおり、
回転の拘束、あるいは空運転等の異常運転でも、安心し
て使用できるポンプ袋打を提供することを目的としてお
り、制御可能な電動機を用いることに着目してなされた
ものである。

「問題点を解決するための手段」 本発明は、回転数の制御可能な電動機でポンプを駆動し
、この電動機の回転数を検出して運転信号を形成し、こ
の運転信号と比較される基準信号を形成し、この基準信
号を前記ポンプの適性負荷範囲内とし、ざらにタイマー
を備えて前記運転信号が前記基準信号外となる状態が継
続した際前記電動機を停止させる停止信号部を形成する
ことによって問題点を解決している。

「作用」 ポンプが正常に運転している場合、一定の適性負荷とし
ての回転数を維持するが、ポンプに異物が入って回転が
拘束された場合、および水がなくなって空運転となった
場合、それぞれ回転が停止おるいは高速回転となり異常
運転となる。

この様な異常回転による運転信号が基準信号と比較され
タイマーにより一定の時間を経過することにより、停止
信号部により停止の信号を形成して電動機を停止させる
。

そして、基準信号をポンプの適性運転範囲内の信号とし
て形成しておくことにより、異常時の運転信号と容易に
比較でき、タイマーにより電動機の起動時の誤動作を回
避している。

「実施例」 この様な本発明を図面に示された一実施例に基づいて説
明すると、第１図は、本発明の一実施例ポンプ装置を構
成するブロック線図であり、第２図は、ポンプの特性を
示す図である。

第１図において、ポンプ装置は、ポンプ１が電動機２に
よって駆動されるように構成されており、電動機２には
、回転数が検出できる回転数検出器３が備えられている
。

そして、回転数検出器３は、比較器４に入力されており
、同時に比較器４には、基準信号５が入力されている。

さらに、比較器４の出力は、タイマー６に入力されてお
り、タイマー６の出力は、電動機２の停止信号部７に入
力されている。

第２図において、ポンプ装置の特性は、時間ｔと回転数
ｒｐｍの関係を表しており、線９は、ポンプ１の特性を
示している。

この様な構成において、ポンプ装置は、電動機２が起動
されると第２図に示される通り、短時間の内に回転数が
上昇し、ポンプ１に水があり適性負荷であれば、適性負
荷における回転数、第２図における５、ＯＯＯｒｐｍと
なる。

そこで、万一ポンプ１に異物があって電動機２が起動で
きない場合は、回転数がほぼＱｒｐｍとなり、この様な
状態が回転数検出器３によって検出され比較器４に入力
されると基準信号５と比較され、所定の出力が発せられ
る。

そして、比較器４の出力がタイマー６に与えられ一定の
時間が経過すると、タイマー６の出力は、停止信号部７
で電動機２の停止の信号を形成して電動機２を停止させ
る。

この様な電動機２の停止の信号は、ポンプ１の水がなく
なり、空運転となった場合にも、同じく回転数検出器３
が比較器４に基準信号５と比較される信号を与えること
になり、比較器４からの信号がタイマー６を介して停止
信号部７の動作を行わせる。

従って、ポンプ１の異常が一定時間経過することにより
、タイマー６が停止信号部７に電動機２の停止信号を発
生させることになり、電動機２を停止させることができ
る。

この様に電動機２がポンプ１の異常運転によって停止さ
れると、ポンプ１の破損が避けられ、また、電動機２の
焼損を防止することがきる。

「発明の効果」 本発明によれば、異物が入った場合、あるいは空運転等
の異常時に電動機が停止し、ポンプを保護することがで
きるため、空運転などによってポンプを破損することが
避けられ、安心して使用できるポンプ装置を１昇ること
ができ、その効果は極めて大きいものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例ポンプ装置を構成するブロ
ック線図でおり、第２図【よ、ポンプの特性を示す図で
おる。 １・・・ポンプ、　２・・・電動機、　３・・・回転数
検出器、　４・・・比較器、　５・・・基準信号、　６
・・・タイマー、　７・・・停止信号部。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 回転数の制御可能な電動機でポンプを駆動し、この電動
   機の回転数を検出して運転信号を形成し、この運転信号
   と比較される基準信号を形成し、この基準信号を前記ポ
   ンプの適性負荷範囲内とし、さらにタイマーを備えて前
   記運転信号が前記基準信号外となる状態が継続した際前
   記電動機を停止させる停止信号部を形成することを特徴
   とするポンプ装置。